JP2004177003A - ファンコンベクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】本体の前面から遠赤外線による熱を輻射することのできるファンコンベクタを提供する。
【解決手段】本体の前面パネル2と本体内に設けられた仕切板3との間に平板状の放射板9を設けるとともに前記前面パネル2に複数の放射孔2aを穿設し、前記仕切板3の下端と前記前面パネル2との間の開口部11に、第一の状態で吹出口6を開放し前記開口部11を閉鎖する一方、第二の状態で前記吹出口6を閉鎖し前記開口部11を開放する開閉板10を回動自在に設ける。
【選択図】 図1
【解決手段】本体の前面パネル2と本体内に設けられた仕切板3との間に平板状の放射板9を設けるとともに前記前面パネル2に複数の放射孔2aを穿設し、前記仕切板3の下端と前記前面パネル2との間の開口部11に、第一の状態で吹出口6を開放し前記開口部11を閉鎖する一方、第二の状態で前記吹出口6を閉鎖し前記開口部11を開放する開閉板10を回動自在に設ける。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファンコンベクタに関わり、より詳細には、温風を利用して前面パネルから輻射熱を輻射できるようにした構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のファンコンベクタは、例えば図2で示すように、前面が開放された後部パネルと、これに装着される後面が開放された前面パネルとで本体を構成し、同本体の背面上部に吸込口31を、前面下部に上下風向偏向板32aと左右風向偏向板32bとを備えた吹出口32を設けている。前記吸込口31と前記吹出口32とを結ぶ空気通路には、温水が循環する放熱器33と、その下流側には送風ファン34とが設けられており、前記放熱器33により加熱された空気は前記送風ファン34により前記吹出口32から温風となって室内に送出されるようになっている。。(特許文献1参照)
【0003】
しかしながら、室内を暖房するのは前記吹出口32から送出される温風に限定され、また前記放熱器31での温水と吸込まれた空気との間で行われる熱交換効率には限界があり、温水の熱エネルギを充分に有効利用できる改善が求められていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−018628号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、前記放熱器で加熱された空気の熱エネルギを輻射熱に変換し、暖房効果を向上させたファンコンベクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、本体の背面上部に吸込口を、前面下部に吹出口を夫々設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、前記吸込口に臨むように吸込まれた空気を加熱する放熱器と、加熱された空気を前記吹出口から室内に送出する送風ファンとを設けるとともに、本体前面と前記放熱器との間に仕切板を設けてなるファンコンベクタにおいて、
前記本体前面に複数の放射孔を穿設するとともに、同本体前面と前記仕切板との間に、同仕切板より小さい平板状の放射板を設け、前記仕切板下端と前記本体前面との間に形成された開口部に、第一の状態で同開口部を閉鎖し前記吸込孔を開放する一方、第二の状態で前記開口部を開放し、前記吹出口を閉鎖する開閉板を設けてなり、
前記第二の状態で前記開口部を開放し前記吹出口を閉鎖することにより、前記送風ファンから送出された高温の温風を前記開口部を介して前記放射板側に導びき、同放射板を加熱しながらこれの周縁を通過させて前記放射孔から前方に放出する一方、加熱された前記放射板からの輻射熱を前記放射孔から前方に輻射してなる構成となっている。
【0007】
また、前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するセラミックス材、あるいはセラミックコーティングを施したアルミ板からなる構成となっている。
【0008】
また、前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルミ板からなる構成となっている。
【0009】
また、前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルマイト処理を施したアルミ板からなる構成となっている。
【0010】
また、前記放射板が、表面に遠赤外線放射塗料を塗布したアルミ板からなる構成となっている。
【0011】
また、前記開閉板が、前記吹出口の上縁裏面に設けられた支軸部により回動自在に設けられ、下方に回動すると前記吹出口を閉鎖し、上方に回動すると前記吸込孔を閉鎖してなる構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明によるファンコンベクタを示す断面図であり、図2は従来例を示す断面図である。
本発明によるファンコンベクタは、図1で示すように、前面が開放された後部パネル1と、同後部パネル1に枠体を介して装着される後面が開放された前面パネル2とで本体を構成し、これをベース4により床面上に支持している。本体の背面上部には複数の横桟により吸込口5が、前面下部には吹出口6が夫々設けられ、前記吸込口5の裏面には吸込まれた空気に含有された塵埃を除去する不織布からなるフィルター5aが着脱自在に装着されている。
【0013】
前記吸込口5と前記吹出口6とを結ぶ空気通路には、前記吸込口5に臨むように、並設された多数のフィンと、同フィンに直交するように蛇行状に配設された伝熱管とからなる放熱器7が設けられ、同放熱器7の下流側には前記吹出口6から温風を送出する送風ファン8が設けられており、また前面パネル2と前記放熱器7の間には、断面逆L字状の仕切板3が設けられている。前記吸込口5から吸込まれた室内の空気は、前記フィルター5aにより含有する塵埃を除去された後、温水が循環する前記放熱器7との間で熱交換を行い加熱される。加熱された空気は続いて下流側に設けられた前記送風ファン8により前記吹出口6から再び室内に送出されるようになっている。
【0014】
前記前面パネル2と前記仕切板3との間には、同仕切板3よりも面積が小さい放射板9が設けられている。同放射板9は、セラミックス材あるいはセラミックコーティングを施した鋼板からなり、所定の温度に達すると表面から波長が4μm〜1mmの範囲の遠赤外線を放射するようになっている。また、前記放射板9の材質は、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルミ板、あるいは表面に酸化皮膜を生成させるアルマイト処理を施したアルミ板、あるいは表面に遠赤外線放射塗料を塗布したアルミ板に代替させることもできる。
【0015】
前記仕切板3の下端と前記前面パネル2との間に形成された開口部11には、同開口部11を開閉する開閉板10が設けられている。前記吹出口6の上縁裏面には、前記開閉板10を回動自在に軸支する支軸部10aが設けられており、前記開閉板10が前記支軸部10aにより回動すると、第一の状態で前記吹出口6を開放し前記開口部11を閉鎖する一方、第二の状態で前記吹出口6を閉鎖し前記開口部11を開放するようになっている。
【0016】
次に、動作について説明する。前記開閉板10が前記開口部11を閉鎖した状態では、前記吸込口5から吸込まれた室内の空気は、前記放熱器7により加熱され、約20〜30℃の温風となって前記吹出口6から室内に送出されるようになっている。
【0017】
前記開閉板10を上記した第二の状態となるように下方に回動させ前記吹出口6を閉鎖する一方、前記開口部11を開放する。また前記送風ファンを低速運転に切換える。前記吸込口5から吸込まれた空気は低速で前記放熱器7を通過することにより同放熱器7内を循環する約80℃のの温水により約70℃近傍まで加熱される。加熱された温風は前記送風ファン8を経て前記開口部11に流入し、前記放射板9側に導びかれて同放射板9を加熱するようになっている。加熱されて徐々に温度が上昇した前記放射板9は約60℃前後の所定の温度に達すると、波長が4μm〜1mmの範囲の遠赤外線を前面パネル2に穿設された複数の前記放射孔2aから前面に向かい輻射するようになっている。また加熱しおえた温風も前記放射板9の周縁を通り前記放射孔2aから前面に向かい放出されるようになっている。
【0018】
上記したように、前記前面パネル2から温風を送出する一方、前記放射板9から遠赤外線による熱を輻射することにより、前記放熱器7に循環する温水の熱エネルギを有効に利用することのできるファンコンベクタとすることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、本体前面と仕切板との間に平板状の放射板を設けるとともに本体前面に複数の放射孔を穿設し、前記仕切板の下端と本体前面との間に開口された開口部に、第一の状態で吹出口を開放し前記開口部を閉鎖する一方、第二の状態で前記吹出口を閉鎖し前記開口部を開放する開閉板を設けることにより、必要に応じ本体前面から温風を送出する一方、前記放射板からの遠赤外線による熱を輻射することができ、放熱器に循環する温水の熱エネルギを有効に利用することのできるファンコンベクタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファンコンベクタを示す断面図である。
【図2】従来例によるファンコンベクタを示す断面図である。
【符号の説明】
1 後部パネル
2 前面パネル
2a 放射孔
3 仕切板
4 ベース
5 吸込口
5a フィルター
6 吹出口
7 放熱器
8 送風ファン
9 放射板
10 開閉板
10a 支軸部
11 開口部
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファンコンベクタに関わり、より詳細には、温風を利用して前面パネルから輻射熱を輻射できるようにした構成に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のファンコンベクタは、例えば図2で示すように、前面が開放された後部パネルと、これに装着される後面が開放された前面パネルとで本体を構成し、同本体の背面上部に吸込口31を、前面下部に上下風向偏向板32aと左右風向偏向板32bとを備えた吹出口32を設けている。前記吸込口31と前記吹出口32とを結ぶ空気通路には、温水が循環する放熱器33と、その下流側には送風ファン34とが設けられており、前記放熱器33により加熱された空気は前記送風ファン34により前記吹出口32から温風となって室内に送出されるようになっている。。(特許文献1参照)
【0003】
しかしながら、室内を暖房するのは前記吹出口32から送出される温風に限定され、また前記放熱器31での温水と吸込まれた空気との間で行われる熱交換効率には限界があり、温水の熱エネルギを充分に有効利用できる改善が求められていた。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−018628号
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記問題点に鑑み、前記放熱器で加熱された空気の熱エネルギを輻射熱に変換し、暖房効果を向上させたファンコンベクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するため、本体の背面上部に吸込口を、前面下部に吹出口を夫々設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、前記吸込口に臨むように吸込まれた空気を加熱する放熱器と、加熱された空気を前記吹出口から室内に送出する送風ファンとを設けるとともに、本体前面と前記放熱器との間に仕切板を設けてなるファンコンベクタにおいて、
前記本体前面に複数の放射孔を穿設するとともに、同本体前面と前記仕切板との間に、同仕切板より小さい平板状の放射板を設け、前記仕切板下端と前記本体前面との間に形成された開口部に、第一の状態で同開口部を閉鎖し前記吸込孔を開放する一方、第二の状態で前記開口部を開放し、前記吹出口を閉鎖する開閉板を設けてなり、
前記第二の状態で前記開口部を開放し前記吹出口を閉鎖することにより、前記送風ファンから送出された高温の温風を前記開口部を介して前記放射板側に導びき、同放射板を加熱しながらこれの周縁を通過させて前記放射孔から前方に放出する一方、加熱された前記放射板からの輻射熱を前記放射孔から前方に輻射してなる構成となっている。
【0007】
また、前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するセラミックス材、あるいはセラミックコーティングを施したアルミ板からなる構成となっている。
【0008】
また、前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルミ板からなる構成となっている。
【0009】
また、前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルマイト処理を施したアルミ板からなる構成となっている。
【0010】
また、前記放射板が、表面に遠赤外線放射塗料を塗布したアルミ板からなる構成となっている。
【0011】
また、前記開閉板が、前記吹出口の上縁裏面に設けられた支軸部により回動自在に設けられ、下方に回動すると前記吹出口を閉鎖し、上方に回動すると前記吸込孔を閉鎖してなる構成となっている。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付図面に基づいた実施例として詳細に説明する。
図1は本発明によるファンコンベクタを示す断面図であり、図2は従来例を示す断面図である。
本発明によるファンコンベクタは、図1で示すように、前面が開放された後部パネル1と、同後部パネル1に枠体を介して装着される後面が開放された前面パネル2とで本体を構成し、これをベース4により床面上に支持している。本体の背面上部には複数の横桟により吸込口5が、前面下部には吹出口6が夫々設けられ、前記吸込口5の裏面には吸込まれた空気に含有された塵埃を除去する不織布からなるフィルター5aが着脱自在に装着されている。
【0013】
前記吸込口5と前記吹出口6とを結ぶ空気通路には、前記吸込口5に臨むように、並設された多数のフィンと、同フィンに直交するように蛇行状に配設された伝熱管とからなる放熱器7が設けられ、同放熱器7の下流側には前記吹出口6から温風を送出する送風ファン8が設けられており、また前面パネル2と前記放熱器7の間には、断面逆L字状の仕切板3が設けられている。前記吸込口5から吸込まれた室内の空気は、前記フィルター5aにより含有する塵埃を除去された後、温水が循環する前記放熱器7との間で熱交換を行い加熱される。加熱された空気は続いて下流側に設けられた前記送風ファン8により前記吹出口6から再び室内に送出されるようになっている。
【0014】
前記前面パネル2と前記仕切板3との間には、同仕切板3よりも面積が小さい放射板9が設けられている。同放射板9は、セラミックス材あるいはセラミックコーティングを施した鋼板からなり、所定の温度に達すると表面から波長が4μm〜1mmの範囲の遠赤外線を放射するようになっている。また、前記放射板9の材質は、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルミ板、あるいは表面に酸化皮膜を生成させるアルマイト処理を施したアルミ板、あるいは表面に遠赤外線放射塗料を塗布したアルミ板に代替させることもできる。
【0015】
前記仕切板3の下端と前記前面パネル2との間に形成された開口部11には、同開口部11を開閉する開閉板10が設けられている。前記吹出口6の上縁裏面には、前記開閉板10を回動自在に軸支する支軸部10aが設けられており、前記開閉板10が前記支軸部10aにより回動すると、第一の状態で前記吹出口6を開放し前記開口部11を閉鎖する一方、第二の状態で前記吹出口6を閉鎖し前記開口部11を開放するようになっている。
【0016】
次に、動作について説明する。前記開閉板10が前記開口部11を閉鎖した状態では、前記吸込口5から吸込まれた室内の空気は、前記放熱器7により加熱され、約20〜30℃の温風となって前記吹出口6から室内に送出されるようになっている。
【0017】
前記開閉板10を上記した第二の状態となるように下方に回動させ前記吹出口6を閉鎖する一方、前記開口部11を開放する。また前記送風ファンを低速運転に切換える。前記吸込口5から吸込まれた空気は低速で前記放熱器7を通過することにより同放熱器7内を循環する約80℃のの温水により約70℃近傍まで加熱される。加熱された温風は前記送風ファン8を経て前記開口部11に流入し、前記放射板9側に導びかれて同放射板9を加熱するようになっている。加熱されて徐々に温度が上昇した前記放射板9は約60℃前後の所定の温度に達すると、波長が4μm〜1mmの範囲の遠赤外線を前面パネル2に穿設された複数の前記放射孔2aから前面に向かい輻射するようになっている。また加熱しおえた温風も前記放射板9の周縁を通り前記放射孔2aから前面に向かい放出されるようになっている。
【0018】
上記したように、前記前面パネル2から温風を送出する一方、前記放射板9から遠赤外線による熱を輻射することにより、前記放熱器7に循環する温水の熱エネルギを有効に利用することのできるファンコンベクタとすることができる。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によると、本体前面と仕切板との間に平板状の放射板を設けるとともに本体前面に複数の放射孔を穿設し、前記仕切板の下端と本体前面との間に開口された開口部に、第一の状態で吹出口を開放し前記開口部を閉鎖する一方、第二の状態で前記吹出口を閉鎖し前記開口部を開放する開閉板を設けることにより、必要に応じ本体前面から温風を送出する一方、前記放射板からの遠赤外線による熱を輻射することができ、放熱器に循環する温水の熱エネルギを有効に利用することのできるファンコンベクタとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるファンコンベクタを示す断面図である。
【図2】従来例によるファンコンベクタを示す断面図である。
【符号の説明】
1 後部パネル
2 前面パネル
2a 放射孔
3 仕切板
4 ベース
5 吸込口
5a フィルター
6 吹出口
7 放熱器
8 送風ファン
9 放射板
10 開閉板
10a 支軸部
11 開口部
Claims (6)
- 本体の背面上部に吸込口を、前面下部に吹出口を夫々設け、前記吸込口と前記吹出口とを結ぶ空気通路に、前記吸込口に臨むように吸込まれた空気を加熱する放熱器と、加熱された空気を前記吹出口から室内に送出する送風ファンとを設けるとともに、本体前面と前記放熱器との間に仕切板を設けてなるファンコンベクタにおいて、
前記本体前面に複数の放射孔を穿設するとともに、同本体前面と前記仕切板との間に、同仕切板より小さい平板状の放射板を設け、前記仕切板下端と前記本体前面との間に形成された開口部に、第一の状態で同開口部を閉鎖し前記吸込孔を開放する一方、第二の状態で前記開口部を開放し、前記吹出口を閉鎖する開閉板を設けてなり、
前記第二の状態で前記開口部を開放し前記吹出口を閉鎖することにより、前記送風ファンから送出された高温の温風を前記開口部を介して前記放射板側に導びき、同放射板を加熱しながらこれの周縁を通過させて前記放射孔から前方に放出する一方、加熱された前記放射板からの輻射熱を前記放射孔から前方に輻射してなることを特徴とするファンコンベクタ。 - 前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するセラミックス材、あるいはセラミックコーティングを施したアルミ板からなることを特徴とする請求項1に記載のファンコンベクタ。
- 前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルミ板からなることを特徴とする請求項1に記載のファンコンベクタ。
- 前記放射板が、所定の温度に達すると遠赤外線を放射するアルマイト処理を施したアルミ板からなることを特徴とする請求項3に記載のファンコンベクタ。
- 前記放射板が、表面に遠赤外線放射塗料を塗布したアルミ板からなることを特徴とする請求項3に記載のファンコンベクタ。
- 前記開閉板が、前記吹出口の上縁裏面に設けられた支軸部により回動自在に設けられ、下方に回動すると前記吹出口を閉鎖し、上方に回動すると前記吸込孔を閉鎖してなることを特徴とする請求項1に記載のファンコンベクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002344047A JP2004177003A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | ファンコンベクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002344047A JP2004177003A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | ファンコンベクタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004177003A true JP2004177003A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32705674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002344047A Pending JP2004177003A (ja) | 2002-11-27 | 2002-11-27 | ファンコンベクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004177003A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109323335A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调器的室内机及空调器 |
CN109323336A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调器的室内机及空调器 |
-
2002
- 2002-11-27 JP JP2002344047A patent/JP2004177003A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109323335A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调器的室内机及空调器 |
CN109323336A (zh) * | 2018-11-02 | 2019-02-12 | 青岛海尔空调器有限总公司 | 一种空调器的室内机及空调器 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051031 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070417 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070821 |