JP2004176693A - タイヤの振動を利用した発電システム - Google Patents
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Abstract
【目的】夜間、自転車に乗り夜間照明を点燈するための電気エネルギーを、できるだけ自転車の搭乗者にとって負担にならないように発電してその発電した電気を利用するシステムを確立することを目的としている。
【構成】人が自転車に乗って道路を走る時、自転車のタイヤ1の凹凸と地面の凹凸2によって自転車の車軸3に上下の振動エネルギー4が発生する。この振動エネルギー4によって自転車に取り付けられた振り子板5が回転6を起こして回転軸7および歯車Aを回転させる。この歯車Aの回転がベルト9などにより発電機11に取り付けられた歯車Bを回転させて電気を起こす。この発電機11によって発生した電気を充電器12に蓄えてライト13の点燈用に利用する。
【選択図】 図2
【構成】人が自転車に乗って道路を走る時、自転車のタイヤ1の凹凸と地面の凹凸2によって自転車の車軸3に上下の振動エネルギー4が発生する。この振動エネルギー4によって自転車に取り付けられた振り子板5が回転6を起こして回転軸7および歯車Aを回転させる。この歯車Aの回転がベルト9などにより発電機11に取り付けられた歯車Bを回転させて電気を起こす。この発電機11によって発生した電気を充電器12に蓄えてライト13の点燈用に利用する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
現在、自転車に乗る時の夜間照明としては大きく分けて2つの方法が使われている。1つは乾電池を利用した夜間照明で、この方式の長所は夜間照明のスイッチをオンにしても自転車の走行に余計な負荷がかからず夜間照明のスイッチがオフの時と同じように快適に走行できる。ただ大きな短所としては、乾電池の寿命が短いことと、しばらくの間使用しないと放電を起こしてしまい必要な時に使用できないといった欠点がある。2つ目の方法は、今一番利用されているが、発電機を取り付けていて、夜間照明のスイッチをオンにすると発電機に取り付けられた歯車が自転車のタイヤに接触をして、タイヤの回転エネルギーを発電機に取り込んで電気を起こしてその電気を照明として利用している。この方式の長所は、発電機を取付けているので走行中いつでも点燈できることである。ただ大きな短所としては、夜間照明のスイッチをオンにすると自転車に接触した歯車によって発電機を動かすための負荷が自転車のタイヤに掛り、自転車の搭乗者にとって自転車のペタルをこぐのに余計なエネルギーを必要とする。
【0002】
夜、町を歩くと無燈で走っている自転車の多い事に驚かされる。法律では夜間の走行中は点燈を義務付けているはずであるが、上記の理由によって無燈で走る自転車が多く、その為の事故も後を絶たない。
【0003】
この度の発明は、自転車が走る時の自転車のタイヤの凹凸と道路の凹凸とによって発生する振動エネルギーを電気エネルギーに変えて、夜間、自転車の夜間照明を点燈しても搭乗者に余計な負荷がかからず、且つ、いつでも夜間照明を点燈できるように考えられたシステムである。
【0004】
振動エネルギーを振り子板などを利用して回転軸を回転させる原理はよく知られている。人が自転車に乗って道路を走ると、自転車の車軸にはタイヤの凹凸と道路の凹凸によって上下の振動エネルギーが発生する。この振動エネルギーを振り子板などを利用して回転軸を回転させ、この回転軸に付いた歯車の回転をベルトなどを通して発電機に伝え、この発電機によって発生した電気を充電器に充電して、この充電器に蓄えられた電気を自転車の夜間照明などに利用しようと言うものである。
【0005】
このシステムは、人が自転車に乗り道路を走るとき必ず発生する振動を利用して電気を発生させる方式なので、自転車に乗る人にとって夜間照明を点燈するための余計なエネルギーをほとんど必要としないだけでなく、蓄電器に充電された電気エネルギーをいつでも取り出すことが出来る。このことにより、電池が切れていたり、夜間照明を点燈すると自転車が必要以上に重くなるので点燈をしないということが無くなる。
【0006】
また、常に蓄電器に充電が行われているので夜間の前方への点燈だけでなく後方への点燈なども可能となるので、夜間の自転車と自動車との事故も減少するものと思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】は
人が自転車に乗って道路を走った時の自転車の車軸に発生する振動エネルギーと、その振動エネルギーによって振り子板が回転を起こして発電機を動かして電気を起こし、その電気が充電器に蓄えられてライトを点燈させるまでのシステムを表している。
【符号の説明】
1 自転車のタイヤ
2 地面の凹凸
3 自転車の車軸
4 振動エネルギー
5 振り子板
6 回転
7 回転軸
8 歯車A
9 ベルト
10 歯車B
11 発電機
12 充電器
13 ライト
現在、自転車に乗る時の夜間照明としては大きく分けて2つの方法が使われている。1つは乾電池を利用した夜間照明で、この方式の長所は夜間照明のスイッチをオンにしても自転車の走行に余計な負荷がかからず夜間照明のスイッチがオフの時と同じように快適に走行できる。ただ大きな短所としては、乾電池の寿命が短いことと、しばらくの間使用しないと放電を起こしてしまい必要な時に使用できないといった欠点がある。2つ目の方法は、今一番利用されているが、発電機を取り付けていて、夜間照明のスイッチをオンにすると発電機に取り付けられた歯車が自転車のタイヤに接触をして、タイヤの回転エネルギーを発電機に取り込んで電気を起こしてその電気を照明として利用している。この方式の長所は、発電機を取付けているので走行中いつでも点燈できることである。ただ大きな短所としては、夜間照明のスイッチをオンにすると自転車に接触した歯車によって発電機を動かすための負荷が自転車のタイヤに掛り、自転車の搭乗者にとって自転車のペタルをこぐのに余計なエネルギーを必要とする。
【0002】
夜、町を歩くと無燈で走っている自転車の多い事に驚かされる。法律では夜間の走行中は点燈を義務付けているはずであるが、上記の理由によって無燈で走る自転車が多く、その為の事故も後を絶たない。
【0003】
この度の発明は、自転車が走る時の自転車のタイヤの凹凸と道路の凹凸とによって発生する振動エネルギーを電気エネルギーに変えて、夜間、自転車の夜間照明を点燈しても搭乗者に余計な負荷がかからず、且つ、いつでも夜間照明を点燈できるように考えられたシステムである。
【0004】
振動エネルギーを振り子板などを利用して回転軸を回転させる原理はよく知られている。人が自転車に乗って道路を走ると、自転車の車軸にはタイヤの凹凸と道路の凹凸によって上下の振動エネルギーが発生する。この振動エネルギーを振り子板などを利用して回転軸を回転させ、この回転軸に付いた歯車の回転をベルトなどを通して発電機に伝え、この発電機によって発生した電気を充電器に充電して、この充電器に蓄えられた電気を自転車の夜間照明などに利用しようと言うものである。
【0005】
このシステムは、人が自転車に乗り道路を走るとき必ず発生する振動を利用して電気を発生させる方式なので、自転車に乗る人にとって夜間照明を点燈するための余計なエネルギーをほとんど必要としないだけでなく、蓄電器に充電された電気エネルギーをいつでも取り出すことが出来る。このことにより、電池が切れていたり、夜間照明を点燈すると自転車が必要以上に重くなるので点燈をしないということが無くなる。
【0006】
また、常に蓄電器に充電が行われているので夜間の前方への点燈だけでなく後方への点燈なども可能となるので、夜間の自転車と自動車との事故も減少するものと思われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】
【図2】は
人が自転車に乗って道路を走った時の自転車の車軸に発生する振動エネルギーと、その振動エネルギーによって振り子板が回転を起こして発電機を動かして電気を起こし、その電気が充電器に蓄えられてライトを点燈させるまでのシステムを表している。
【符号の説明】
1 自転車のタイヤ
2 地面の凹凸
3 自転車の車軸
4 振動エネルギー
5 振り子板
6 回転
7 回転軸
8 歯車A
9 ベルト
10 歯車B
11 発電機
12 充電器
13 ライト
Claims (1)
- 自転車のタイヤと道路の凹凸とによって発生する振動エネルギーを利用して発電機を動かして発電することを特徴とした発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378364A JP2004176693A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | タイヤの振動を利用した発電システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002378364A JP2004176693A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | タイヤの振動を利用した発電システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004176693A true JP2004176693A (ja) | 2004-06-24 |
Family
ID=32708310
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002378364A Pending JP2004176693A (ja) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | タイヤの振動を利用した発電システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004176693A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103043154A (zh) * | 2012-10-10 | 2013-04-17 | 赵全文 | 一种创新型震动漂浮自产自供电力电动车 |
CN105909486A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-08-31 | 芜湖美智空调设备有限公司 | 能量回收装置、压缩机降噪组件和制冷设备 |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002378364A patent/JP2004176693A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103043154A (zh) * | 2012-10-10 | 2013-04-17 | 赵全文 | 一种创新型震动漂浮自产自供电力电动车 |
CN105909486A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-08-31 | 芜湖美智空调设备有限公司 | 能量回收装置、压缩机降噪组件和制冷设备 |
CN105909486B (zh) * | 2016-06-06 | 2019-04-19 | 芜湖美智空调设备有限公司 | 能量回收装置、压缩机降噪组件和制冷设备 |
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