JP2004176252A - Stainless steel flooring structure - Google Patents

Stainless steel flooring structure Download PDF

Info

Publication number
JP2004176252A
JP2004176252A JP2002339816A JP2002339816A JP2004176252A JP 2004176252 A JP2004176252 A JP 2004176252A JP 2002339816 A JP2002339816 A JP 2002339816A JP 2002339816 A JP2002339816 A JP 2002339816A JP 2004176252 A JP2004176252 A JP 2004176252A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stainless steel
steel plate
concrete floor
joint
joint hardware
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002339816A
Other languages
Japanese (ja)
Inventor
Yasunori Uno
康則 宇野
Isao Takeno
勲 竹野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YAMAKI KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
YAMAKI KOGYO KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YAMAKI KOGYO KK, Shimizu Construction Co Ltd, Shimizu Corp filed Critical YAMAKI KOGYO KK
Priority to JP2002339816A priority Critical patent/JP2004176252A/en
Publication of JP2004176252A publication Critical patent/JP2004176252A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Floor Finish (AREA)

Abstract

<P>PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a stainless steel flooring structure capable of reducing a construction cost and improving construction efficiency by securely preventing welding strain, swelling, or preventing water from turning around to the back side due to welding thermal expansion/contraction which have hitherto been considered as basic problems. <P>SOLUTION: The stainless flooring structure 1 is constituted of a concrete floor 2, a joint metal fitting 5 arranged in a specified position on the concrete floor, substrate mortar filled between the joint metal fittings 5, and bracing edges 4 with ends fit into the joint metal fittings 5 and fixedly pressing the stainless plate 3 laid on the substrate mortar and ends of the stainless plate 3. By jointing the joint metal fitting to the orthogonally crossing drain channel 27, it is used for a drain passage in common, and a lining material 11 is provided in the stainless plate. <P>COPYRIGHT: (C)2004,JPO

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステンレス張り床構造に関し、特に溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生防止及び裏側への水廻り阻止を確立したステンレス張り床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート床面が一般的な食品加工場、厨房等では、無臭性、抗菌性、防水性といった様々な性能が求められると同時に、使用される原料、糖分、油、酢、醤油、果汁等によってコンクリートが侵され、特に、澱粉、糖分は強い酸性である蟻酸となることからコンクリートがボロボロに浸食され、粉塵やカビの発生原因になっていた。又、工場や研究所では、製造や実験及び洗浄の過程において、高温水、酸、アルカリ等が多く使用されたり、搬送に使用されるフォークリフト等による衝撃荷重を操り返し受けるという過酷な環境の下で使用されていた。
【0003】
このために、セメント系材料から形成している床材は、表面を合成樹脂系の塗り床、無機質系の塗り床或いはペイント系のもので構成されているが、このような塗床は、形成に時間や手間がかかるだけでなく、床の使用条件が過酷であるためにコンクリート床面をコーティングしている樹脂コーティング材、樹脂モルタル等は、塗床のふくれ・はがれ・クラックが発生し易く、熱湯や衝撃のために樹脂が劣化、損傷して剥離する問題点を有していることから、最近ではステンレス板を使用していた。
【0004】
一方、ステンレス板は、耐酸性、耐熱性、耐水性、耐摩耗性に優れているものの、コンリートを打設した後の面上にステンレス板を溶接しながら敷設していく後貼り工法では、ジョイント部分となる現場溶接が困難であるために防水性能に対する信頼性が低いと共に、水溜りや挨溜りとなる不陸を生じる可能性が高くなっていた。
【0005】
そして、ステンレス板張りを機械的工法で行うには、その厚さを2mm以上にする必要性からコストが高くなり、接着剤を用いて施工するには、温度変化による伸縮に対して接着剤が追従できないこと、長期間に亘って加熱一冷却を繰り返す激しい温度条件下では端部のシール部分が剥難すること等を問題点として抱えていた。
【0006】
これらステンレス板の問題点を解決するために、これまでも以下のような多くの提案がなされている。
【0007】
【特許文献―1】
特開平7−133662号公報(第3頁、段落記号「0015」、図4参照)
【0008】
図4に示す本例は、コンクリート床40にステンレスシート41を施工した状態を断面図で示しており、コンクリートの上面に両面粘着テープ42を四角形に貼り付け、テープ42で囲まれた内側に接着剤44を塗布した後に、ステンレスシート41をこれらの上面に被せるように載せて押圧することで接着するものであって、所定枚数接着した後にローラで均一に均すことで施工を完了している。
【0009】
シール材45は、ステンレスシート41を接着する前に、両面粘着テープ42の外周に塗布して置いても、ステンレスシート41を貼着した後に両シート41間に設けた隙間(目地)から加圧注入する方法によって充填してもよいものである。
【0010】
しかるに、本例では、目地にシール材を用いているので耐久性に問題がある。又、細かく区分した複数枚のステンレスシート41をコンクリート床40に接着剤44を塗布して個々に貼着しながら目地処理して行くものであるから、施工効率が悪いという問題点が残されていた。
【0011】
【特許文献―2】
特開2000−291193号公報(第3頁、段落記号「0022」〜「0024」、図3参照)
【0012】
図5のステンレスー体型プレキャスト版46は、成形されたプレキャスト版として搬送されて架構体の梁47の上に敷設して結合金具によって固定している。
【0013】
ステンレス一体型プレキャスト版46は水勾配が付けられており、相互間は、長辺側と水上の短辺側49にシーリング48を取付け、水下の短辺側49には、ハット型長尺板50を取り付けて排水溝51を形成しており、排水溝蓋52を設けることで床が形成されている。
【0014】
しかるに、本例は、ステンレス一体型プレキャスト版46を工場等で別途に製造した後に現場まで搬送してくる必要があることから、既設コンクリート床には適用できないことや、設置のためには揚重装置が必要になる等によってコスト的に嵩張ることが問題点として指摘されている。
【0015】
【特許文献―3】
特開2002−180648号公報(第5頁、段落記号「0045」〜「0047」、図7参照)
【0016】
図6の事例では、ステンレス板53、53を支持片54でコンクリート下地55に保持しながら、その下面外縁に対応させて漏出防止部材56を周設しており、供給ホース57のホース先端58をステンレス板間の間隙59や漏出防止部材の開口部から下方に臨ませた状態でモルタルを吐出させて、下地55とステンレス板53との間にモルタルが充填させているので、ステンレス板53は、下地55に一`体化されてステンレス板の厚みを簿くして低コストに構築すると共に、溶接部分からの水漏れを防止して防水性を向上させている。又、ホース先端58のみを間隙や開口部から臨ませるので、支持片54の高さを低く保つことでステンレス床の高さを低くしている。
【0017】
しかるに、本例は、コンクリートとステンレス板53との間の狭隘な間隙にモルタルを充填するという繁雑な作業を要するという問題点を抱えている。
【0018】
以上のように、無臭性、抗菌性、防水性等の性能確保や高温水、酸、アルカリ等を多く使用したり、衝撃荷重を操り返し受けるという過酷な環境の下で使用されることの多い食品加工場等の工場や研究所及び厨房では、コンクリート床面にステンレス板を適用させるために各種の提案がなされているものの、いずれの場合も耐久性等の品質面や施工効率面で依然として改善を求められているのが実態であった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の状況に鑑みてその改善策を提案するものであり、ステンレス板が基本的に問題視されてきた溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生防止及び裏側への水廻り阻止等の品質を向上すると共に、施工性の向上を図ることの出来るステンレス張り床構造の提供を目的にしている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明によるステンレス張り床構造は、基本的に、コンクリート床と、コンクリート床上の所定位置に配置されるジョイント金物と、ジョイント金物の間に詰められる下地モルタルと、端部をジョイント金物に嵌め込んで下地モルタル上に敷設されるステンレス板及びステンレス板の端部をジョイント金物に押圧固定する押え縁から構成されており、具体的には、ジョイント金物を直交する排水路に接合することで排水路として兼用したり、ステンレス板に裏打ち材を備えることを特徴としている。
【0021】
これによって、本発明のステンレス張り床構造は、溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生を防止し、裏側への水廻りを阻止すると共に、施工性の向上を図っている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明によるステンレス張り床構造は、コンクリート床上の所定位置にジョイント金物を配置して、ジョイント金物の間には下地モルタルを詰めて成り、ステンレス板を下地モルタル上に敷設しながらその端部をジョイント金物に嵌め込み、押え縁でジョイント金物に押圧固定することを基本構造にしており、ジョイント金物が、直交する排水路に接合することで排水路として兼用し、ステンレス板に裏打ち材を備えることで具体化している。
以下に、本発明によるステンレス張り床構造の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明のステンレス張り床構造を斜視図で示す実施の形態図であり、裏打ちステンレス板の一部を破断することで全体構造を示している。
【0024】
本発明によるステンレス張り床構造1は、図示のように、コンクリート床2の上に裏打ちステンレス板3を敷設し、裏打ちステンレス板3の端部を図示されていないジョイント金物に嵌め込みながら、押え縁4で押圧固定することで構成されている。
【0025】
従って、本発明のステンレス張り床構造1は、コンクリート床2の上に裏打ちステンレス板3を敷設するのに、ステンレス板相互間の溶接によって加工していないことから、従来の問題点であった溶接時に発生するステンレス板の歪みを防止できると同時に、裏打ちステンレス板3の端部を嵌め込むジョイント金物を後述するように直交する排水路に接合することで排水路として兼用することによって、裏打ちステンレス板3の裏側への水廻りを阻止すると共に、総合的な施工性の向上を可能にしている。
【0026】
又、従来例におけるコンクリート床とステンレス板との間では、熱伝導率の差に基づく熱伸縮によるステンレス板の浮きの発生が懸念されるところであるが、本発明では、裏打ちステンレス板3の端部に発生するこの熱伸縮を、下記に詳述されるところの押え縁4とジョイント金物とで構成される押圧固定機構で吸収することによって防止している。
【0027】
図2は、図1を(A)−(A)矢視した断面図(a)と(B)−(B)矢視した断面図(b)であり、裏打ちステンレス板3及び押え縁4とジョイント金物5で構成されている押圧固定機構とこれに直交する排水路とを明示している。
【0028】
本実施の形態における裏打ちステンレス板3は、図2(a)に示すように、厚さ1.2mmのステンレス板6を短手方向の両端部7、7において下方に所定の角度の傾斜面8を形成させるように折り曲げており、その先端9は、折り返されることで凸部10を形成している。
【0029】
ステンレス板6は、液体のスムーズな流れを実現すると共に作業者のスリップ防止のために、ロールエンボシング仕上、ダル仕上、HL仕上等の表面仕上加工したステンレス鋼板を使用することが好適である。そして、ステンレス板6の裏側には硬質ゴム、硬質樹脂もしくはモルタル等による裏打ち材11が適宜に貼設されて裏打ちステンレス板3を形成している。
【0030】
裏打ちステンレス板3を構成するステンレス板6と裏打ち材11との貼設は、PM200あるいはPM210(セメダイン(株)製、商品名)のような接着性、熱伸縮追随性、化学的・動的耐久性等に優れた弾性マスチック接着剤等を使用する。ステンレス板6の成形加工後には、ロールコーター等によって接着剤をステンレス板6に連続的に塗布しつつ、ステンレス板6と裏打ち材11及びL型鋼等によって圧着しながら、不陸が発生しないように貼付け、裏打ちステンレス板3を構成する。そして、本接着剤は、常温硬化させても良いが、加熱により接着硬化時間の短縮が可能である。
【0031】
尚、本実施の形態における裏打ちステンレス板3は、その長さを10数m以内の大きさに規制して、コンクリート床2上に仕上げられたモルタル下地12に接着材によって安定的に敷設されている。
【0032】
押圧固定機構13は、押え縁4とジョイント金物5とから構成されているが、押え縁4は、ステンレス製であり、裏打ちステンレス板3と同一表面を形成する上面部14を有している。
【0033】
押え縁4の上面部14は、その両端部17、17において下方に所定角度の傾斜面18を形成させて、裏打ちステンレス板3の端部7に形成された傾斜面8と剛結することなく、可動的に押えることができるようにその端部を内側上方に折り曲げることで押え片15を形成している。押え片15は、上面部14と平行に配置された平板15−1の両端部に形成されて、裏打ちステンレス板3の端部7に形成されている凸部10と係合してこれを固定する係合片15−2を押えている。
【0034】
ジョイント金物5は、上面19を開口させた溝型鋼20から構成されており、その内側中央部に支持台21を配置している。支持台21は、その中央部にネジ穴22を設けることで押え縁4を螺合機構16で一体的に組み立て螺合できるように構成されており、上面19で裏打ちステンレス板3の端部7を支持すると共に、内部に配置した支持台21と上記係合片15−2とで端部7に形成されている凸部10を挟持することによって、押え縁4の傾斜面18と裏打ちステンレス板3の傾斜面8とを相互に移動させると同時に、裏打ちステンレス板3の凸部10が支持台21の上を摺動出来るように支持している。
【0035】
又、ジョイント金物5は、支持台21の側面と溝型鋼20の側面との間に裏打ちステンレス板3の凸部10から流れ込んでくる液体を受けるように構成されることで、排水機能を発揮できるように機能を発揮している。又、溝型鋼20の底部23には、取付板24が配置されており、コンクリート床2の所定位置に植設されているアンカーボルト25に位置決めすることができる。
【0036】
そして、溝型鋼20の側面に設けられているL型鋼26は、裏打ちステンレス板3の裏打ち材11を受けて支持すると同時に、同じく裏打ちステンレス板3の敷設を受けるコンクリート床2上のモルタル下地12を打設して仕上げる際の目安にして、裏打ちステンレス板3をコンクリート床2の上に安定的に敷設しており、フォークリフト等による衝撃荷重を操り返し受けるという過酷な環境の下でも充分に対応できるように構成することを可能にしている。
【0037】
さらに、ジョイント金物5は、図2(b)に示す実施の形態の排水路にその端部を接合することで排水路としても兼用されるものであり、その内部に溜まっている液体を留めること無く建屋の外部に排出出来るように構成されている。
【0038】
本実施の形態における排水路27は、図2(b)に示すように上面を開放させたコ字状に形成されており、ジョイント金物5と直交状態に結合された状態でコンクリート床2に形成された排水溝29の内部に設置されている。
【0039】
裏打ちステンレス板3の長手方向における端部28は、排水路27の開口に臨ませており、排水溝29の側部に、L型鋼30の一辺側フランジ30−1をアンカーボルト31によって固着させながら、他辺側30−2をL型鋼材30’の他辺側フランジ30’−2とフランジ同士で背中合わせに結合させているL型鋼材30’の一辺側フランジ30’−1に、上記端部28を螺合止めさせることで固定している。
【0040】
L型鋼材30’ には、一辺側フランジ30’−1の表面に案内板32を設け、他辺側フランジ30’−2に支持金具33を設けてこれに排水路27の両側面27−1、27−1’を固着させている。そして、各案内板32は排水路27の両側面27−1、27−1’の内側に当接させているので、裏打ちステンレス板3の表面上を流下している各種液体を、裏打ちステンレス板3の裏側に水廻りさせることなく排水路27に導いている。
【0041】
又、排水路27は、排水溝29の底部において下部支保材34で支持されながら、アンカーボルト35によって固定されているが、下部支保材34は、本実施の形態では図示のように上述した裏打ちステンレス板3の支持機構と同様に、互いに背中合わせに結合させているL型鋼で構成されている。
【0042】
本発明によるステンレス張り床構造は、以上の実施形態のように構成されることによって、建屋内で使用される原料、糖分、油、酢、醤油、果汁等の酸性或いはアルカリ性の液体や高温水等を、裏打ちステンレス板3の裏側に水廻りするのを確実に阻止することでコンクリートに接触させることなく排出処置することで、コンクリートの浸食やカビの発生を確実に回避している。
【0043】
図3は、本発明によるステンレス張り床構造について、その施工工程(a)〜(d)を順次に示している。
【0044】
図3(a)に示す工程は、コンクリート床の上にジョイント金物を設置する施工状態を示している。
【0045】
裏打ちステンレス板3を敷設するためのコンクリート床2の上には、予め所定の位置にアンカーボルト25を植設することで施工されている。裏打ちステンレス板3を固定している押圧固定機構13のジョイント金物5は、このアンカーボルト25に載置されるものであり、アンカーボルト25に螺合されているナットを適宜に調整することによって、ジョイント金物5の高さ位置を所望の値に定めてから固定されることになる。
【0046】
図3(b)に示す工程は、ジョイント金物の間とコンクリート床の上にモルタルを打設して、下地を形成する施工状態を示している。
【0047】
施工は、コンクリート床2の上及び位置決めして設置されたジョイント金物5の間やその下側にモルタルを詰め、しかる後に全体を金ごて等によって表面仕上げをするものであり、モルタル下地12の表面を精度良く仕上げることで、裏打ちステンレス板3の裏打ち材11を均一に貼設支持出来るように構成している。
【0048】
図3(c)に示す工程は、表面をモルタル下地で仕上げたコンクリート床の上に裏打ちステンレス板を敷設する施工状態を示している。
【0049】
本実施の形態の裏打ちステンレス板3は、所定厚のステンレス板6をその裏側に裏打ち材11を適宜に貼設して別途に成形加工することで、予め製造している。
【0050】
別途の成形加工は、最初に、裏打ちステンレス板3をセッティングするモルタル床ベース面上に接着剤をローラー、クシベラ等によって塗布するものであり、次いで、ローラーコンベア・真空吸盤具等を用いて搬入した裏打ちステンレス板3を溝形鋼20及び排水路部のL型鋼30’をガイドにしながら落とし込むことでセッティングして、しかる後に裏打ちステンレス板3を加圧接着している。
【0051】
そして、裏打ちステンレス板3の長手方向の端部には、図2(b)で示した排水路内部案内板32をビスあるいはリベットによって固定したうえでシールを打設する。
【0052】
図3(d)に示す工程は、裏打ちステンレス板の端部をジョイント金物に嵌め込みながら、押え縁で押圧固定する施工状態を示している。
【0053】
裏打ちステンレス板3を押圧固定する押圧固定機構13は、押え縁4とジョイント金物5とから構成され押え縁4の螺合機構16によって堅牢に結合されているので、裏打ちステンレス板3は、コンクリート床2の上にジョイント金物5と排水路27とに接合されることで確実に敷設されることになる。
【0054】
従って、ステンレス板3の表面から凸部10を経由して流れ込んでくる液体は、係合片15−2と凸部10及び支持台21の上面との間がメタルタッチになっているので、その隙間を通過して排水路を兼用しているジョイント金物5に受けられることによって、裏打ちステンレス板3の裏側に水廻りすることなく排水路27に導かれている。
【0055】
以上のように、本発明によるステンレス張り床構造は、上記実施の形態で説明したように構成されているので、従来から問題視されてきた溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生を防止し、裏側への水廻りを阻止すると共に、施工性の向上を図っている。
【0056】
以上、本発明によるステンレス張り床構造を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、ステンレス板の材料等に関しては、クラッド鋼板、チタン鋼板等のように表面が耐食性を有しておれば他の材料でも代替可能であるように、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の変更が可能であることは当然のことである。
【0057】
【発明の効果】
本発明によるステンレス張り床構造は、コンクリート床と、コンクリート床上の所定位置に配置されるジョイント金物と、ジョイント金物の間に詰められる下地モルタルと、端部をジョイント金物に嵌め込んで下地モルタル上に敷設されるステンレス板及びステンレス板の端部をジョイント金物に押圧固定する押え縁から構成することを基本的にして、ジョイント金物を直交する排水路に接合することで排水路として兼用したり、ステンレス板に裏打ち材を備えることを具体的な特徴としているので、以下の効果を発揮している。
【0058】
▲1▼ ステンレス板は、その端部をジョイント金物や排水路上に位置させることで溶接を回避しているので、溶接時の歪みを回避している。
【0059】
▲2▼ 各ステンレス板は、その端部を他の部材に剛接されていないので、熱伸縮による浮きの発生を防止している。
【0060】
▲3▼ ステンレス板の表面を流下している液体は、排水路を兼用しているジョイント金物路を通じて排水路に結合されるので、ステンレス板の裏側への水廻りを阻止してコンクリートの浸食やカビの発生を回避している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明によるステンレス張り床構造の実施の形態を示す斜視図
【 図2】本発明によるステンレス張り床構造の断面図
【 図3】本発明によるステンレス張り床構造の施工状態を示す工程図
【 図4】従来のステンレス張り床構造の事例図
【 図5】従来のステンレス張り床構造を示す他の事例図
【 図6】従来のステンレス張り床構造を示す他の事例図
【符号の説明】
1 ステンレス張り床構造、 2 コンクリート床、
3 裏打ちステンレス板、 4 押え縁、 5 ジョイント金物、
6 ステンレス板、 7 端部、 8 傾斜面、 9 先端、 10 凸部、
11 裏打ち材、 12 モルタル下地、 13 押圧固定機構、
14 上面部、 15 押え片、 15−1 平板、 15−2 係合片、
16 螺合機構、 17 端部、 18 傾斜面、 19 上面、
20 溝型鋼、 21 支持台、 22 ネジ穴、 23 底部、
24 取付板、 25 アンカーボルト、 26 L型鋼、 27 排水路、
27−1、27−1’ 側面、 28 端部、 29 排水溝、
30、30’ L型鋼、 30−1、30’−1 一辺側フランジ、
30−2、30’−2 他辺側フランジ、 31 アンカーボルト、
32 案内板、 33 支持金具、 34 下部支保材、
35 アンカーボルト、 40 コンクリート床、
41 ステンレスシート、 42 両面粘着テープ、 44 接着材、
45 シール材、 46 ステンレス一体型プレキャスト版、 47 梁、
48 シーリング、 49 短辺側、 50 ハット型長尺板、
51 排水溝、 52 排水溝蓋、 53 ステンレス板、
54 支持片、 55 コンクリート下地、 56 漏出防止部材、
57 供給ホース、 58 ホース先端、 59 間隙、
[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stainless steel floor structure, and more particularly, to a stainless steel floor structure that prevents floating from occurring due to distortion or thermal expansion and contraction during welding and prevents water from flowing to the back side.
[0002]
[Prior art]
In food processing plants and kitchens where the concrete floor is generally used, various performances such as odorlessness, antibacterial properties, and waterproofness are required. In particular, starch and sugars become formic acid, which is strongly acidic, so that concrete was eroded into tatters, causing dust and mold. Also, in factories and laboratories, in the harsh environment where high temperature water, acid, alkali, etc. are used a lot in the process of manufacturing, testing and cleaning, or the impact load from forklifts used for transportation is returned. Was used in
[0003]
For this reason, the flooring made of a cement-based material has a surface made of a synthetic resin-based coated floor, an inorganic-based coated floor, or a paint-based floor. Not only takes time and effort, but also the resin coating material, resin mortar, etc. that coat the concrete floor surface due to the severe use conditions of the floor are likely to cause blistering, peeling and cracking of the coated floor, Recently, there has been a problem that the resin is degraded, damaged and peeled off due to hot water or impact, so a stainless steel plate has recently been used.
[0004]
On the other hand, although the stainless steel plate is excellent in acid resistance, heat resistance, water resistance, and abrasion resistance, the post-pasting method in which the stainless steel plate is welded and laid on the surface after the concrete is cast The reliability of the waterproof performance is low due to the difficulty of on-site welding, which is a part, and the possibility of occurrence of non-land, which is a pool or a pool, is high.
[0005]
In order to perform the stainless steel sheeting by a mechanical method, the thickness is required to be 2 mm or more, which increases the cost, and when using an adhesive, the adhesive follows expansion and contraction due to a temperature change. There are problems such as the inability to perform, and the difficulty in peeling off the sealing portion at the end under severe temperature conditions where heating and cooling are repeated for a long period of time.
[0006]
In order to solve these problems of the stainless steel plate, there have been many proposals as follows.
[0007]
[Patent Document-1]
JP-A-7-133662 (page 3, paragraph symbol "0015", see FIG. 4)
[0008]
4 shows a state in which a stainless steel sheet 41 is applied to a concrete floor 40 in a cross-sectional view, and a double-sided adhesive tape 42 is stuck on the upper surface of the concrete in a square shape, and the inside is surrounded by the tape 42. After application of the agent 44, the stainless steel sheet 41 is placed on the upper surface thereof and pressed to be bonded, and after applying a predetermined number of sheets, the stainless steel sheet 41 is uniformly leveled with a roller, thereby completing the construction. .
[0009]
Even if the sealing material 45 is applied to the outer periphery of the double-sided adhesive tape 42 before the stainless steel sheet 41 is bonded, the sealing material 45 is pressed from the gap (joint) provided between the two sheets 41 after the stainless steel sheet 41 is bonded. It may be filled by an injection method.
[0010]
However, in this example, there is a problem in durability because the seal material is used for the joint. In addition, since a plurality of finely divided stainless steel sheets 41 are subjected to joint treatment while applying an adhesive 44 to the concrete floor 40 and individually applying the adhesives 44, there remains a problem that construction efficiency is poor. Was.
[0011]
[Patent Document-2]
JP-A-2000-291193 (page 3, paragraph symbols "0022" to "0024", see FIG. 3)
[0012]
The stainless steel precast plate 46 shown in FIG. 5 is conveyed as a molded precast plate, laid on a beam 47 of a frame body, and fixed by a coupling bracket.
[0013]
The stainless-steel-integrated precast plate 46 is provided with a water gradient, and a ceiling 48 is attached between the long side and the short side 49 above the water, and a hat-shaped long plate is provided on the short side 49 below the water. A drain 51 is formed by attaching 50, and a floor is formed by providing a drain lid 52.
[0014]
However, in this example, since it is necessary to separately produce the stainless integrated precast plate 46 in a factory or the like and then transport it to the site, it cannot be applied to the existing concrete floor, and it must be lifted for installation. It is pointed out that the cost is increased due to the necessity of a device or the like as a problem.
[0015]
[Patent Document-3]
JP 2002-180648 A (page 5, paragraph symbols “0045” to “0047”, see FIG. 7)
[0016]
In the example of FIG. 6, while holding the stainless steel plates 53, 53 on the concrete base 55 with the support pieces 54, the leakage prevention member 56 is provided around the outer edge of the lower surface thereof. The mortar is discharged while facing downward from the gap 59 between the stainless steel plates and the opening of the leakage prevention member, and the mortar is filled between the base 55 and the stainless steel plate 53. The stainless steel plate is integrated with the base 55 so that the thickness of the stainless steel plate is reduced and the cost is reduced. In addition, water leakage from the welded portion is prevented to improve waterproofness. Further, since only the hose tip 58 is exposed from the gap or opening, the height of the stainless steel floor is reduced by keeping the height of the support piece 54 low.
[0017]
However, this example has a problem that complicated work of filling mortar into a narrow gap between the concrete and the stainless steel plate 53 is required.
[0018]
As described above, it is often used in harsh environments such as ensuring odorlessness, antibacterial properties, waterproofness, etc., using high temperature water, acids, alkalis, etc., and repeatedly receiving impact loads. In factories, research laboratories, and kitchens such as food processing plants, various proposals have been made to apply stainless steel plates to concrete floor surfaces, but in each case, improvements in quality, such as durability, and construction efficiency still remain. It was the actual situation that was required.
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention proposes an improvement measure in view of the above situation, and prevents the occurrence of floating due to distortion and thermal expansion and contraction at the time of welding, which has basically been regarded as a problem with stainless steel plates, and prevents water from flowing to the back side. The purpose of the present invention is to provide a stainless steel floor structure that can improve the quality and the workability.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
The stainless steel floor structure according to the present invention basically includes a concrete floor, a joint hardware arranged at a predetermined position on the concrete floor, a base mortar packed between the joint hardware, and an end portion fitted into the joint hardware. It is composed of a stainless steel plate laid on the base mortar and a press edge that presses and fixes the end of the stainless steel plate to the joint hardware.Specifically, as a drainage channel, the joint hardware is joined to an orthogonal drainage channel. It is also characterized by a double use or a stainless steel plate with a backing material.
[0021]
Thus, the stainless steel floor structure of the present invention prevents the occurrence of floating due to distortion or thermal expansion and contraction during welding, prevents water from flowing to the back side, and improves workability.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The stainless steel floor structure according to the present invention is formed by arranging a joint metal at a predetermined position on a concrete floor and filling a base mortar between the joint hardware, and laying the stainless steel plate on the base mortar and joining the ends thereof. The basic structure is to fit into the hardware and press and fix it to the joint hardware with the holding edge.The joint hardware is also used as a drainage channel by joining to the orthogonal drainage channel, and the stainless steel plate is provided with a backing material. Is becoming
Hereinafter, an embodiment of a stainless steel floor structure according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 1 is a perspective view of a stainless steel floor structure according to an embodiment of the present invention, showing the entire structure by cutting a part of a backing stainless steel plate.
[0024]
As shown in the drawing, a stainless steel floor structure 1 according to the present invention has a lining stainless steel plate 3 laid on a concrete floor 2, and an end of the lining stainless steel plate 3 is fitted into a joint hardware (not shown) while holding a pressing edge 4. It is configured by pressing and fixing with.
[0025]
Therefore, in the stainless steel floor structure 1 of the present invention, the lining stainless steel plate 3 is laid on the concrete floor 2 without being processed by welding between the stainless steel plates. At the same time, it is possible to prevent the distortion of the stainless steel plate that may occur at the same time, and at the same time, joint the metal fittings into which the ends of the backing stainless steel plate 3 are fitted to the orthogonal drainage channels, as described later, to also serve as the drainage channels. In addition to preventing water from flowing to the back side of No. 3, it is possible to improve overall workability.
[0026]
Further, between the concrete floor and the stainless steel plate in the conventional example, there is a concern that the stainless steel plate may float due to thermal expansion and contraction based on the difference in thermal conductivity. This thermal expansion and contraction caused by the above is prevented by being absorbed by a pressing and fixing mechanism composed of a holding edge 4 and a joint hardware, which will be described in detail below.
[0027]
FIG. 2 is a sectional view (a) of FIG. 1 as viewed in the direction of arrows (A)-(A) and a sectional view (b) of FIG. 1 as viewed in the direction of arrows (B)-(B). The pressing and fixing mechanism constituted by the joint hardware 5 and the drainage channel orthogonal thereto are clearly shown.
[0028]
As shown in FIG. 2 (a), the backing stainless steel plate 3 in the present embodiment is configured such that a stainless steel plate 6 having a thickness of 1.2 mm Is formed, and the front end 9 forms a convex portion 10 by being folded back.
[0029]
As the stainless steel plate 6, it is preferable to use a stainless steel plate which has been subjected to a surface finishing such as a roll embossing finish, a dull finish, and an HL finish in order to realize a smooth flow of the liquid and prevent a worker from slipping. A backing material 11 made of hard rubber, hard resin, mortar, or the like is appropriately attached to the back side of the stainless steel plate 6 to form the backing stainless steel plate 3.
[0030]
Bonding of the stainless steel plate 6 and the backing material 11 constituting the backing stainless steel plate 3 is performed by adhesion such as PM200 or PM210 (trade name, manufactured by Cemedine Co., Ltd.), heat expansion / contraction followability, chemical / dynamic durability. Use an elastic mastic adhesive or the like having excellent properties. After the stainless steel plate 6 is formed, the adhesive is continuously applied to the stainless steel plate 6 by a roll coater or the like, and the stainless steel plate 6 is pressed against the backing material 11 and the L-shaped steel, etc. The stainless steel plate 3 to be pasted and backed is constituted. The present adhesive may be cured at room temperature, but the adhesive curing time can be shortened by heating.
[0031]
In addition, the length of the backing stainless steel plate 3 in the present embodiment is regulated to a size of not more than 10 m, and is stably laid with a bonding material on the mortar base 12 finished on the concrete floor 2. I have.
[0032]
The pressing and fixing mechanism 13 includes the pressing edge 4 and the joint hardware 5, and the pressing edge 4 is made of stainless steel and has an upper surface portion 14 that forms the same surface as the backing stainless steel plate 3.
[0033]
The upper surface portion 14 of the holding edge 4 has a slope 18 formed at a predetermined angle downward at both ends 17, 17, and is not rigidly connected to the slope 8 formed at the end 7 of the lining stainless steel plate 3. The holding piece 15 is formed by bending the end of the holding member 15 upward so as to be movable. The holding pieces 15 are formed at both ends of a flat plate 15-1 arranged in parallel with the upper surface section 14, and are engaged with and fixed to the projections 10 formed at the ends 7 of the backing stainless steel plate 3. The engaging piece 15-2 is pressed.
[0034]
The joint metal member 5 is made of a channel steel 20 having an upper surface 19 opened, and a support base 21 is arranged at a central portion on the inner side thereof. The support base 21 is provided with a screw hole 22 at the center thereof so that the holding edge 4 can be integrally assembled and screwed by the screwing mechanism 16, and the end 7 of the backing stainless steel plate 3 on the upper surface 19. And the support 10 disposed inside and the engaging piece 15-2 sandwich the projection 10 formed at the end 7 so that the inclined surface 18 of the holding edge 4 and the lining stainless steel plate are supported. At the same time as the inclined surface 8 of the backing 3 is moved relative to each other, the projection 10 of the backing stainless steel plate 3 is supported so as to slide on the support 21.
[0035]
In addition, the joint fitting 5 is configured to receive the liquid flowing from the convex portion 10 of the lining stainless steel plate 3 between the side surface of the support base 21 and the side surface of the channel steel 20, thereby exhibiting a drainage function. It is functioning as follows. A mounting plate 24 is disposed on the bottom 23 of the channel steel 20, and can be positioned on an anchor bolt 25 planted at a predetermined position on the concrete floor 2.
[0036]
The L-shaped steel 26 provided on the side surface of the channel steel 20 receives and supports the lining material 11 of the lining stainless steel plate 3, and at the same time, the mortar base 12 on the concrete floor 2 on which the lining stainless steel plate 3 is laid. As a guide for casting and finishing, the lining stainless steel plate 3 is stably laid on the concrete floor 2 so that it can sufficiently cope with a severe environment in which the impact load from a forklift or the like is repeatedly returned. It is possible to configure as follows.
[0037]
Further, the joint hardware 5 is also used as a drainage channel by joining its end to the drainage channel of the embodiment shown in FIG. 2B, and retains the liquid accumulated inside the drainage channel. It is configured so that it can be discharged to the outside of the building.
[0038]
The drainage channel 27 in the present embodiment is formed in a U-shape having an open upper surface as shown in FIG. 2B, and is formed on the concrete floor 2 in a state of being orthogonally connected to the joint hardware 5. It is installed inside the drainage groove 29 that has been set.
[0039]
The end 28 in the longitudinal direction of the lining stainless steel plate 3 faces the opening of the drainage channel 27, and the one side flange 30-1 of the L-shaped steel 30 is fixed to the side of the drainage groove 29 by the anchor bolt 31. The other end 30-2 of the L-shaped steel member 30 'is connected to the other side flange 30'-2 of the L-shaped steel member 30' back-to-back with the other side 30-2. 28 is fixed by screwing.
[0040]
The L-shaped steel member 30 'is provided with a guide plate 32 on the surface of one side flange 30'-1 and a support bracket 33 on the other side flange 30'-2. , 27-1 'are fixed. Since each guide plate 32 is in contact with the inside of both sides 27-1 and 27-1 ′ of the drainage channel 27, various liquids flowing down on the surface of the lining stainless steel plate 3 are removed. 3 is led to the drainage channel 27 without being circulated.
[0041]
In addition, the drainage channel 27 is fixed by an anchor bolt 35 while being supported by a lower support member 34 at the bottom of the drainage groove 29. In the present embodiment, the lower support member 34 is, as shown in FIG. Like the support mechanism of the stainless steel plate 3, it is composed of L-shaped steels joined to each other back to back.
[0042]
The stainless steel stretched floor structure according to the present invention is configured as in the above embodiment, so that raw materials used in the building, sugar or oil, vinegar, soy sauce, acidic or alkaline liquid such as fruit juice, high-temperature water, etc. Is reliably prevented from flowing around the back side of the backing stainless steel plate 3 to discharge the concrete without coming into contact with the concrete, thereby reliably avoiding erosion of the concrete and generation of mold.
[0043]
FIG. 3 sequentially shows the construction steps (a) to (d) of the stainless steel floor structure according to the present invention.
[0044]
The step shown in FIG. 3A shows a construction state in which a joint hardware is installed on a concrete floor.
[0045]
On the concrete floor 2 on which the lining stainless steel plate 3 is laid, the anchor bolts 25 are previously planted at predetermined positions. The joint hardware 5 of the pressing and fixing mechanism 13 for fixing the lining stainless steel plate 3 is mounted on the anchor bolt 25, and by appropriately adjusting the nut screwed to the anchor bolt 25, It is fixed after setting the height position of the joint hardware 5 to a desired value.
[0046]
The step shown in FIG. 3 (b) shows a construction state in which mortar is cast between joint hardware and on a concrete floor to form a foundation.
[0047]
In the construction, mortar is packed on the concrete floor 2 and between and below the joint fittings 5 positioned and positioned, and then the entire surface is finished with a metal iron or the like. By finishing the surface with high precision, the backing material 11 of the backing stainless steel plate 3 can be uniformly attached and supported.
[0048]
The step shown in FIG. 3 (c) shows a construction state in which a lining stainless steel plate is laid on a concrete floor whose surface is finished with a mortar base.
[0049]
The backing stainless steel plate 3 according to the present embodiment is manufactured in advance by appropriately attaching the backing material 11 to the stainless steel plate 6 having a predetermined thickness on its back side and separately forming the same.
[0050]
The separate forming process is to first apply an adhesive to the mortar floor base surface on which the lining stainless steel plate 3 is to be set by a roller, a kushibera, or the like, and then carry in using a roller conveyor, a vacuum sucker, or the like. The lining stainless steel plate 3 is set by dropping it while using the channel steel 20 and the L-shaped steel 30 'of the drainage channel as a guide, and then the lining stainless steel plate 3 is pressure-bonded.
[0051]
Then, a drainage passage inner guide plate 32 shown in FIG. 2B is fixed to the end of the backed stainless steel plate 3 in the longitudinal direction with screws or rivets, and a seal is formed.
[0052]
The step shown in FIG. 3D shows a construction state in which the end of the lining stainless steel plate is pressed and fixed by the holding edge while being fitted into the joint hardware.
[0053]
The pressing and fixing mechanism 13 for pressing and fixing the lining stainless steel plate 3 is composed of the pressing rim 4 and the joint hardware 5 and is firmly connected by the screwing mechanism 16 of the pressing rim 4. By being joined to the joint hardware 5 and the drainage channel 27 on the base 2, it is surely laid.
[0054]
Therefore, the liquid flowing from the surface of the stainless steel plate 3 via the convex portion 10 has a metal touch between the engagement piece 15-2 and the upper surface of the convex portion 10 and the support base 21. By passing through the gap and being received by the joint hardware 5 which also serves as a drainage channel, it is guided to the drainage channel 27 without flowing to the back side of the lining stainless steel plate 3.
[0055]
As described above, since the stainless steel floor structure according to the present invention is configured as described in the above embodiment, it is possible to prevent the occurrence of floating due to distortion and thermal expansion and contraction during welding, which has been conventionally regarded as a problem. In addition, it prevents water from flowing to the back side and improves the workability.
[0056]
As described above, the stainless steel floor structure according to the present invention has been described in detail based on the embodiment. However, the present invention is not limited to the above embodiment. Naturally, various changes can be made without departing from the gist of the invention so that other materials can be substituted as long as the surface has corrosion resistance such as a titanium steel plate.
[0057]
【The invention's effect】
The stainless steel floor structure according to the present invention comprises a concrete floor, a joint metal member arranged at a predetermined position on the concrete floor, a base mortar packed between the joint metal members, and an end portion inserted into the joint metal member to form a joint on the base metal mortar. Basically, the stainless steel plate to be laid and the holding edge that presses and fixes the end of the stainless steel plate to the joint hardware are used. Since the specific feature is to provide a backing material on the plate, the following effects are exhibited.
[0058]
{Circle around (1)} Since the stainless plate avoids welding by locating its end on a joint hardware or a drainage channel, distortion during welding is avoided.
[0059]
{Circle around (2)} Since the end of each stainless steel plate is not rigidly connected to another member, the occurrence of floating due to thermal expansion and contraction is prevented.
[0060]
(3) The liquid flowing down the surface of the stainless steel plate is connected to the drainage channel through the joint hardware channel which also serves as the drainage channel, preventing water from flowing to the back side of the stainless steel plate and eroding concrete. Avoids mold.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a stainless steel floor structure according to the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a stainless steel floor structure according to the present invention. FIG. Fig. 4 Fig. 4 is an example of a conventional stainless steel floor structure. Fig. 5 is another example of a conventional stainless steel floor structure. Fig. 6 is another example of a conventional stainless steel floor structure. ]
1 stainless steel floor structure, 2 concrete floor,
3 Backing stainless steel plate, 4 Pressing edge, 5 Joint hardware,
6 stainless plate, 7 end, 8 slope, 9 tip, 10 convex,
11 backing material, 12 mortar base, 13 pressure fixing mechanism,
14 upper surface part, 15 holding piece, 15-1 flat plate, 15-2 engaging piece,
16 screwing mechanism, 17 end, 18 inclined surface, 19 upper surface,
20 channel steel, 21 support base, 22 screw hole, 23 bottom,
24 mounting plate, 25 anchor bolt, 26 L-shaped steel, 27 drainage channel,
27-1, 27-1 'side, 28 end, 29 drain,
30, 30 'L-shaped steel, 30-1, 30'-1 flange on one side,
30-2, 30'-2 other side flange, 31 anchor bolt,
32 guide plate, 33 support bracket, 34 lower support material,
35 anchor bolts, 40 concrete floors,
41 stainless sheet, 42 double-sided adhesive tape, 44 adhesive,
45 sealing material, 46 stainless steel precast plate, 47 beams,
48 sealing, 49 short side, 50 hat long plate,
51 drain gutter, 52 drain gutter lid, 53 stainless steel plate,
54 support pieces, 55 concrete ground, 56 leakage prevention members,
57 supply hose, 58 hose end, 59 gap,

Claims (3)

コンクリート床、該コンクリート床上の所定位置に配置されるジョイント金物、該ジョイント金物の間に詰められる下地モルタル、端部を該ジョイント金物に嵌め込んで該下地モルタル上に敷設されるステンレス板及びステンレス板の端部をジョイント金物に押圧固定する押え縁から構成されるステンレス張り床構造。Concrete floor, joint hardware arranged at a predetermined position on the concrete floor, base mortar packed between the joint hardware, stainless steel plate and stainless steel plate laid on the base mortar by fitting the ends to the joint hardware Stainless steel floor structure consisting of a presser edge that presses and fixes the end of the joint to the joint hardware. ジョイント金物が、直交する排水路に接合されることで排水路として兼用されることを特徴とする請求項1に記載のステンレス張り床構造。The stainless steel floor structure according to claim 1, wherein the joint hardware is also used as a drainage channel by being joined to an orthogonal drainage channel. ステンレス板が、裏打ち材を備えて成ることを特徴とする請求項1又2に記載のステンレス張り床構造。The stainless steel floor structure according to claim 1 or 2, wherein the stainless steel plate is provided with a backing material.
JP2002339816A 2002-11-22 2002-11-22 Stainless steel flooring structure Pending JP2004176252A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002339816A JP2004176252A (en) 2002-11-22 2002-11-22 Stainless steel flooring structure

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002339816A JP2004176252A (en) 2002-11-22 2002-11-22 Stainless steel flooring structure

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004176252A true JP2004176252A (en) 2004-06-24

Family

ID=32702681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002339816A Pending JP2004176252A (en) 2002-11-22 2002-11-22 Stainless steel flooring structure

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004176252A (en)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015059299A (en) * 2013-09-17 2015-03-30 Toto株式会社 Anchor pin and kit comprising the same, and method for forming floor surface from large-sized ceramic board
RU175828U1 (en) * 2017-03-10 2017-12-21 Хубэй Юни Метал Флооринг ЛТД STAINLESS STEEL METAL FLOORING
CN110080489A (en) * 2019-05-15 2019-08-02 北京建工四建工程建设有限公司 It is a kind of for bearing the stainless steel plate ground structure and its construction method of larger load

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015059299A (en) * 2013-09-17 2015-03-30 Toto株式会社 Anchor pin and kit comprising the same, and method for forming floor surface from large-sized ceramic board
RU175828U1 (en) * 2017-03-10 2017-12-21 Хубэй Юни Метал Флооринг ЛТД STAINLESS STEEL METAL FLOORING
CN110080489A (en) * 2019-05-15 2019-08-02 北京建工四建工程建设有限公司 It is a kind of for bearing the stainless steel plate ground structure and its construction method of larger load

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20040078106A (en) Adhesive-edge building panel and method of manufacture
CN110593492A (en) Compact foam glass heat-insulating waterproof device and integrated construction method thereof
KR101393616B1 (en) Outer material assembly of building and method for finishing outer wall of building using the same
CN111236567A (en) Cross construction method for outer wall decoration integrated plate and dry hanging stone
JP2004176252A (en) Stainless steel flooring structure
CN112095983B (en) Floor structure of metal substrate and installation method
CN110847434B (en) Toughened glass partition mounting structure and method
CN2871702Y (en) External-wall thermal-insulating decorative board
KR20090055805A (en) Insulated stone panel method
SE533596C2 (en) Procedure and board fixture for mounting of building boards
CN215760131U (en) Modularization assembled kitchen shingle nail
US20040187396A1 (en) Flashing system and method of installation
CN213710209U (en) Floor structure of metal substrate
JP5758748B2 (en) Joining structure of solar panel fixing jig and roof
KR102576717B1 (en) Fixing part of sheet for side wall waterproofing and waterproofing method using the same
JPH07217155A (en) Installation of tile
CN212295232U (en) Stone material articulates structure
CN213868718U (en) Floor block, wall panel, floor system and wall system
CN116856646B (en) Anti-cracking construction method for passive heat-insulating sound-insulating terrace of building
JP5755073B2 (en) Mounting structure for connecting metal fittings in mineral panels
CN212896869U (en) Color steel plate connecting structure for clean operating room
CN216076071U (en) Large-size plate type building decoration structure
CN212534909U (en) Floor block
FR2796592A1 (en) Manufacture of mosaic piece applies layers of resins and reinforcing fabric to ceramic pieces whose decorative faces are adhered to sheet of paper
JP7518600B2 (en) Waterproofing structure and construction method

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Effective date: 20040712

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050602

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050602

A521 Written amendment

Effective date: 20050602

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

A977 Report on retrieval

Effective date: 20070827

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A02 Decision of refusal

Effective date: 20080108

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02