JP2004176252A - Stainless steel flooring structure - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステンレス張り床構造に関し、特に溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生防止及び裏側への水廻り阻止を確立したステンレス張り床構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート床面が一般的な食品加工場、厨房等では、無臭性、抗菌性、防水性といった様々な性能が求められると同時に、使用される原料、糖分、油、酢、醤油、果汁等によってコンクリートが侵され、特に、澱粉、糖分は強い酸性である蟻酸となることからコンクリートがボロボロに浸食され、粉塵やカビの発生原因になっていた。又、工場や研究所では、製造や実験及び洗浄の過程において、高温水、酸、アルカリ等が多く使用されたり、搬送に使用されるフォークリフト等による衝撃荷重を操り返し受けるという過酷な環境の下で使用されていた。
【0003】
このために、セメント系材料から形成している床材は、表面を合成樹脂系の塗り床、無機質系の塗り床或いはペイント系のもので構成されているが、このような塗床は、形成に時間や手間がかかるだけでなく、床の使用条件が過酷であるためにコンクリート床面をコーティングしている樹脂コーティング材、樹脂モルタル等は、塗床のふくれ・はがれ・クラックが発生し易く、熱湯や衝撃のために樹脂が劣化、損傷して剥離する問題点を有していることから、最近ではステンレス板を使用していた。
【0004】
一方、ステンレス板は、耐酸性、耐熱性、耐水性、耐摩耗性に優れているものの、コンリートを打設した後の面上にステンレス板を溶接しながら敷設していく後貼り工法では、ジョイント部分となる現場溶接が困難であるために防水性能に対する信頼性が低いと共に、水溜りや挨溜りとなる不陸を生じる可能性が高くなっていた。
【0005】
そして、ステンレス板張りを機械的工法で行うには、その厚さを2mm以上にする必要性からコストが高くなり、接着剤を用いて施工するには、温度変化による伸縮に対して接着剤が追従できないこと、長期間に亘って加熱一冷却を繰り返す激しい温度条件下では端部のシール部分が剥難すること等を問題点として抱えていた。
【0006】
これらステンレス板の問題点を解決するために、これまでも以下のような多くの提案がなされている。
【0007】
【特許文献―1】
特開平7−133662号公報(第3頁、段落記号「0015」、図4参照)
【0008】
図4に示す本例は、コンクリート床40にステンレスシート41を施工した状態を断面図で示しており、コンクリートの上面に両面粘着テープ42を四角形に貼り付け、テープ42で囲まれた内側に接着剤44を塗布した後に、ステンレスシート41をこれらの上面に被せるように載せて押圧することで接着するものであって、所定枚数接着した後にローラで均一に均すことで施工を完了している。
【0009】
シール材45は、ステンレスシート41を接着する前に、両面粘着テープ42の外周に塗布して置いても、ステンレスシート41を貼着した後に両シート41間に設けた隙間(目地)から加圧注入する方法によって充填してもよいものである。
【0010】
しかるに、本例では、目地にシール材を用いているので耐久性に問題がある。又、細かく区分した複数枚のステンレスシート41をコンクリート床40に接着剤44を塗布して個々に貼着しながら目地処理して行くものであるから、施工効率が悪いという問題点が残されていた。
【0011】
【特許文献―2】
特開2000−291193号公報(第3頁、段落記号「0022」〜「0024」、図3参照)
【0012】
図5のステンレスー体型プレキャスト版46は、成形されたプレキャスト版として搬送されて架構体の梁47の上に敷設して結合金具によって固定している。
【0013】
ステンレス一体型プレキャスト版46は水勾配が付けられており、相互間は、長辺側と水上の短辺側49にシーリング48を取付け、水下の短辺側49には、ハット型長尺板50を取り付けて排水溝51を形成しており、排水溝蓋52を設けることで床が形成されている。
【0014】
しかるに、本例は、ステンレス一体型プレキャスト版46を工場等で別途に製造した後に現場まで搬送してくる必要があることから、既設コンクリート床には適用できないことや、設置のためには揚重装置が必要になる等によってコスト的に嵩張ることが問題点として指摘されている。
【0015】
【特許文献―3】
特開2002−180648号公報(第5頁、段落記号「0045」〜「0047」、図7参照)
【0016】
図6の事例では、ステンレス板53、53を支持片54でコンクリート下地55に保持しながら、その下面外縁に対応させて漏出防止部材56を周設しており、供給ホース57のホース先端58をステンレス板間の間隙59や漏出防止部材の開口部から下方に臨ませた状態でモルタルを吐出させて、下地55とステンレス板53との間にモルタルが充填させているので、ステンレス板53は、下地55に一`体化されてステンレス板の厚みを簿くして低コストに構築すると共に、溶接部分からの水漏れを防止して防水性を向上させている。又、ホース先端58のみを間隙や開口部から臨ませるので、支持片54の高さを低く保つことでステンレス床の高さを低くしている。
【0017】
しかるに、本例は、コンクリートとステンレス板53との間の狭隘な間隙にモルタルを充填するという繁雑な作業を要するという問題点を抱えている。
【0018】
以上のように、無臭性、抗菌性、防水性等の性能確保や高温水、酸、アルカリ等を多く使用したり、衝撃荷重を操り返し受けるという過酷な環境の下で使用されることの多い食品加工場等の工場や研究所及び厨房では、コンクリート床面にステンレス板を適用させるために各種の提案がなされているものの、いずれの場合も耐久性等の品質面や施工効率面で依然として改善を求められているのが実態であった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上の状況に鑑みてその改善策を提案するものであり、ステンレス板が基本的に問題視されてきた溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生防止及び裏側への水廻り阻止等の品質を向上すると共に、施工性の向上を図ることの出来るステンレス張り床構造の提供を目的にしている。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明によるステンレス張り床構造は、基本的に、コンクリート床と、コンクリート床上の所定位置に配置されるジョイント金物と、ジョイント金物の間に詰められる下地モルタルと、端部をジョイント金物に嵌め込んで下地モルタル上に敷設されるステンレス板及びステンレス板の端部をジョイント金物に押圧固定する押え縁から構成されており、具体的には、ジョイント金物を直交する排水路に接合することで排水路として兼用したり、ステンレス板に裏打ち材を備えることを特徴としている。
【0021】
これによって、本発明のステンレス張り床構造は、溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生を防止し、裏側への水廻りを阻止すると共に、施工性の向上を図っている。
【0022】
【発明の実施の形態】
本発明によるステンレス張り床構造は、コンクリート床上の所定位置にジョイント金物を配置して、ジョイント金物の間には下地モルタルを詰めて成り、ステンレス板を下地モルタル上に敷設しながらその端部をジョイント金物に嵌め込み、押え縁でジョイント金物に押圧固定することを基本構造にしており、ジョイント金物が、直交する排水路に接合することで排水路として兼用し、ステンレス板に裏打ち材を備えることで具体化している。
以下に、本発明によるステンレス張り床構造の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明のステンレス張り床構造を斜視図で示す実施の形態図であり、裏打ちステンレス板の一部を破断することで全体構造を示している。
【0024】
本発明によるステンレス張り床構造1は、図示のように、コンクリート床2の上に裏打ちステンレス板3を敷設し、裏打ちステンレス板3の端部を図示されていないジョイント金物に嵌め込みながら、押え縁4で押圧固定することで構成されている。
【0025】
従って、本発明のステンレス張り床構造1は、コンクリート床2の上に裏打ちステンレス板3を敷設するのに、ステンレス板相互間の溶接によって加工していないことから、従来の問題点であった溶接時に発生するステンレス板の歪みを防止できると同時に、裏打ちステンレス板3の端部を嵌め込むジョイント金物を後述するように直交する排水路に接合することで排水路として兼用することによって、裏打ちステンレス板3の裏側への水廻りを阻止すると共に、総合的な施工性の向上を可能にしている。
【0026】
又、従来例におけるコンクリート床とステンレス板との間では、熱伝導率の差に基づく熱伸縮によるステンレス板の浮きの発生が懸念されるところであるが、本発明では、裏打ちステンレス板3の端部に発生するこの熱伸縮を、下記に詳述されるところの押え縁4とジョイント金物とで構成される押圧固定機構で吸収することによって防止している。
【0027】
図2は、図1を(A)−(A)矢視した断面図(a)と(B)−(B)矢視した断面図(b)であり、裏打ちステンレス板3及び押え縁4とジョイント金物5で構成されている押圧固定機構とこれに直交する排水路とを明示している。
【0028】
本実施の形態における裏打ちステンレス板3は、図2(a)に示すように、厚さ1.2mmのステンレス板6を短手方向の両端部7、7において下方に所定の角度の傾斜面8を形成させるように折り曲げており、その先端9は、折り返されることで凸部10を形成している。
【0029】
ステンレス板6は、液体のスムーズな流れを実現すると共に作業者のスリップ防止のために、ロールエンボシング仕上、ダル仕上、HL仕上等の表面仕上加工したステンレス鋼板を使用することが好適である。そして、ステンレス板6の裏側には硬質ゴム、硬質樹脂もしくはモルタル等による裏打ち材11が適宜に貼設されて裏打ちステンレス板3を形成している。
【0030】
裏打ちステンレス板3を構成するステンレス板6と裏打ち材11との貼設は、PM200あるいはPM210(セメダイン(株)製、商品名)のような接着性、熱伸縮追随性、化学的・動的耐久性等に優れた弾性マスチック接着剤等を使用する。ステンレス板6の成形加工後には、ロールコーター等によって接着剤をステンレス板6に連続的に塗布しつつ、ステンレス板6と裏打ち材11及びL型鋼等によって圧着しながら、不陸が発生しないように貼付け、裏打ちステンレス板3を構成する。そして、本接着剤は、常温硬化させても良いが、加熱により接着硬化時間の短縮が可能である。
【0031】
尚、本実施の形態における裏打ちステンレス板3は、その長さを10数m以内の大きさに規制して、コンクリート床2上に仕上げられたモルタル下地12に接着材によって安定的に敷設されている。
【0032】
押圧固定機構13は、押え縁4とジョイント金物5とから構成されているが、押え縁4は、ステンレス製であり、裏打ちステンレス板3と同一表面を形成する上面部14を有している。
【0033】
押え縁4の上面部14は、その両端部17、17において下方に所定角度の傾斜面18を形成させて、裏打ちステンレス板3の端部7に形成された傾斜面8と剛結することなく、可動的に押えることができるようにその端部を内側上方に折り曲げることで押え片15を形成している。押え片15は、上面部14と平行に配置された平板15−1の両端部に形成されて、裏打ちステンレス板3の端部7に形成されている凸部10と係合してこれを固定する係合片15−2を押えている。
【0034】
ジョイント金物5は、上面19を開口させた溝型鋼20から構成されており、その内側中央部に支持台21を配置している。支持台21は、その中央部にネジ穴22を設けることで押え縁4を螺合機構16で一体的に組み立て螺合できるように構成されており、上面19で裏打ちステンレス板3の端部7を支持すると共に、内部に配置した支持台21と上記係合片15−2とで端部7に形成されている凸部10を挟持することによって、押え縁4の傾斜面18と裏打ちステンレス板3の傾斜面8とを相互に移動させると同時に、裏打ちステンレス板3の凸部10が支持台21の上を摺動出来るように支持している。
【0035】
又、ジョイント金物5は、支持台21の側面と溝型鋼20の側面との間に裏打ちステンレス板3の凸部10から流れ込んでくる液体を受けるように構成されることで、排水機能を発揮できるように機能を発揮している。又、溝型鋼20の底部23には、取付板24が配置されており、コンクリート床2の所定位置に植設されているアンカーボルト25に位置決めすることができる。
【0036】
そして、溝型鋼20の側面に設けられているL型鋼26は、裏打ちステンレス板3の裏打ち材11を受けて支持すると同時に、同じく裏打ちステンレス板3の敷設を受けるコンクリート床2上のモルタル下地12を打設して仕上げる際の目安にして、裏打ちステンレス板3をコンクリート床2の上に安定的に敷設しており、フォークリフト等による衝撃荷重を操り返し受けるという過酷な環境の下でも充分に対応できるように構成することを可能にしている。
【0037】
さらに、ジョイント金物5は、図2(b)に示す実施の形態の排水路にその端部を接合することで排水路としても兼用されるものであり、その内部に溜まっている液体を留めること無く建屋の外部に排出出来るように構成されている。
【0038】
本実施の形態における排水路27は、図2(b)に示すように上面を開放させたコ字状に形成されており、ジョイント金物5と直交状態に結合された状態でコンクリート床2に形成された排水溝29の内部に設置されている。
【0039】
裏打ちステンレス板3の長手方向における端部28は、排水路27の開口に臨ませており、排水溝29の側部に、L型鋼30の一辺側フランジ30−1をアンカーボルト31によって固着させながら、他辺側30−2をL型鋼材30’の他辺側フランジ30’−2とフランジ同士で背中合わせに結合させているL型鋼材30’の一辺側フランジ30’−1に、上記端部28を螺合止めさせることで固定している。
【0040】
L型鋼材30’ には、一辺側フランジ30’−1の表面に案内板32を設け、他辺側フランジ30’−2に支持金具33を設けてこれに排水路27の両側面27−1、27−1’を固着させている。そして、各案内板32は排水路27の両側面27−1、27−1’の内側に当接させているので、裏打ちステンレス板3の表面上を流下している各種液体を、裏打ちステンレス板3の裏側に水廻りさせることなく排水路27に導いている。
【0041】
又、排水路27は、排水溝29の底部において下部支保材34で支持されながら、アンカーボルト35によって固定されているが、下部支保材34は、本実施の形態では図示のように上述した裏打ちステンレス板3の支持機構と同様に、互いに背中合わせに結合させているL型鋼で構成されている。
【0042】
本発明によるステンレス張り床構造は、以上の実施形態のように構成されることによって、建屋内で使用される原料、糖分、油、酢、醤油、果汁等の酸性或いはアルカリ性の液体や高温水等を、裏打ちステンレス板3の裏側に水廻りするのを確実に阻止することでコンクリートに接触させることなく排出処置することで、コンクリートの浸食やカビの発生を確実に回避している。
【0043】
図3は、本発明によるステンレス張り床構造について、その施工工程(a)〜(d)を順次に示している。
【0044】
図3(a)に示す工程は、コンクリート床の上にジョイント金物を設置する施工状態を示している。
【0045】
裏打ちステンレス板3を敷設するためのコンクリート床2の上には、予め所定の位置にアンカーボルト25を植設することで施工されている。裏打ちステンレス板3を固定している押圧固定機構13のジョイント金物5は、このアンカーボルト25に載置されるものであり、アンカーボルト25に螺合されているナットを適宜に調整することによって、ジョイント金物5の高さ位置を所望の値に定めてから固定されることになる。
【0046】
図3(b)に示す工程は、ジョイント金物の間とコンクリート床の上にモルタルを打設して、下地を形成する施工状態を示している。
【0047】
施工は、コンクリート床2の上及び位置決めして設置されたジョイント金物5の間やその下側にモルタルを詰め、しかる後に全体を金ごて等によって表面仕上げをするものであり、モルタル下地12の表面を精度良く仕上げることで、裏打ちステンレス板3の裏打ち材11を均一に貼設支持出来るように構成している。
【0048】
図3(c)に示す工程は、表面をモルタル下地で仕上げたコンクリート床の上に裏打ちステンレス板を敷設する施工状態を示している。
【0049】
本実施の形態の裏打ちステンレス板3は、所定厚のステンレス板6をその裏側に裏打ち材11を適宜に貼設して別途に成形加工することで、予め製造している。
【0050】
別途の成形加工は、最初に、裏打ちステンレス板3をセッティングするモルタル床ベース面上に接着剤をローラー、クシベラ等によって塗布するものであり、次いで、ローラーコンベア・真空吸盤具等を用いて搬入した裏打ちステンレス板3を溝形鋼20及び排水路部のL型鋼30’をガイドにしながら落とし込むことでセッティングして、しかる後に裏打ちステンレス板3を加圧接着している。
【0051】
そして、裏打ちステンレス板3の長手方向の端部には、図2(b)で示した排水路内部案内板32をビスあるいはリベットによって固定したうえでシールを打設する。
【0052】
図3(d)に示す工程は、裏打ちステンレス板の端部をジョイント金物に嵌め込みながら、押え縁で押圧固定する施工状態を示している。
【0053】
裏打ちステンレス板3を押圧固定する押圧固定機構13は、押え縁4とジョイント金物5とから構成され押え縁4の螺合機構16によって堅牢に結合されているので、裏打ちステンレス板3は、コンクリート床2の上にジョイント金物5と排水路27とに接合されることで確実に敷設されることになる。
【0054】
従って、ステンレス板3の表面から凸部10を経由して流れ込んでくる液体は、係合片15−2と凸部10及び支持台21の上面との間がメタルタッチになっているので、その隙間を通過して排水路を兼用しているジョイント金物5に受けられることによって、裏打ちステンレス板3の裏側に水廻りすることなく排水路27に導かれている。
【0055】
以上のように、本発明によるステンレス張り床構造は、上記実施の形態で説明したように構成されているので、従来から問題視されてきた溶接時の歪みや熱伸縮による浮きの発生を防止し、裏側への水廻りを阻止すると共に、施工性の向上を図っている。
【0056】
以上、本発明によるステンレス張り床構造を実施の形態に基づいて詳細に説明してきたが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものでなく、ステンレス板の材料等に関しては、クラッド鋼板、チタン鋼板等のように表面が耐食性を有しておれば他の材料でも代替可能であるように、発明の趣旨を逸脱しない範囲において各種の変更が可能であることは当然のことである。
【0057】
【発明の効果】
本発明によるステンレス張り床構造は、コンクリート床と、コンクリート床上の所定位置に配置されるジョイント金物と、ジョイント金物の間に詰められる下地モルタルと、端部をジョイント金物に嵌め込んで下地モルタル上に敷設されるステンレス板及びステンレス板の端部をジョイント金物に押圧固定する押え縁から構成することを基本的にして、ジョイント金物を直交する排水路に接合することで排水路として兼用したり、ステンレス板に裏打ち材を備えることを具体的な特徴としているので、以下の効果を発揮している。
【0058】
▲1▼ ステンレス板は、その端部をジョイント金物や排水路上に位置させることで溶接を回避しているので、溶接時の歪みを回避している。
【0059】
▲2▼ 各ステンレス板は、その端部を他の部材に剛接されていないので、熱伸縮による浮きの発生を防止している。
【0060】
▲3▼ ステンレス板の表面を流下している液体は、排水路を兼用しているジョイント金物路を通じて排水路に結合されるので、ステンレス板の裏側への水廻りを阻止してコンクリートの浸食やカビの発生を回避している。
【図面の簡単な説明】
【 図1】本発明によるステンレス張り床構造の実施の形態を示す斜視図
【 図2】本発明によるステンレス張り床構造の断面図
【 図3】本発明によるステンレス張り床構造の施工状態を示す工程図
【 図4】従来のステンレス張り床構造の事例図
【 図5】従来のステンレス張り床構造を示す他の事例図
【 図6】従来のステンレス張り床構造を示す他の事例図
【符号の説明】
1 ステンレス張り床構造、 2 コンクリート床、
3 裏打ちステンレス板、 4 押え縁、 5 ジョイント金物、
6 ステンレス板、 7 端部、 8 傾斜面、 9 先端、 10 凸部、
11 裏打ち材、 12 モルタル下地、 13 押圧固定機構、
14 上面部、 15 押え片、 15−1 平板、 15−2 係合片、
16 螺合機構、 17 端部、 18 傾斜面、 19 上面、
20 溝型鋼、 21 支持台、 22 ネジ穴、 23 底部、
24 取付板、 25 アンカーボルト、 26 L型鋼、 27 排水路、
27−1、27−1’ 側面、 28 端部、 29 排水溝、
30、30’ L型鋼、 30−1、30’−1 一辺側フランジ、
30−2、30’−2 他辺側フランジ、 31 アンカーボルト、
32 案内板、 33 支持金具、 34 下部支保材、
35 アンカーボルト、 40 コンクリート床、
41 ステンレスシート、 42 両面粘着テープ、 44 接着材、
45 シール材、 46 ステンレス一体型プレキャスト版、 47 梁、
48 シーリング、 49 短辺側、 50 ハット型長尺板、
51 排水溝、 52 排水溝蓋、 53 ステンレス板、
54 支持片、 55 コンクリート下地、 56 漏出防止部材、
57 供給ホース、 58 ホース先端、 59 間隙、[0001]
TECHNICAL FIELD OF THE INVENTION
The present invention relates to a stainless steel floor structure, and more particularly, to a stainless steel floor structure that prevents floating from occurring due to distortion or thermal expansion and contraction during welding and prevents water from flowing to the back side.
[0002]
[Prior art]
In food processing plants and kitchens where the concrete floor is generally used, various performances such as odorlessness, antibacterial properties, and waterproofness are required. In particular, starch and sugars become formic acid, which is strongly acidic, so that concrete was eroded into tatters, causing dust and mold. Also, in factories and laboratories, in the harsh environment where high temperature water, acid, alkali, etc. are used a lot in the process of manufacturing, testing and cleaning, or the impact load from forklifts used for transportation is returned. Was used in
[0003]
For this reason, the flooring made of a cement-based material has a surface made of a synthetic resin-based coated floor, an inorganic-based coated floor, or a paint-based floor. Not only takes time and effort, but also the resin coating material, resin mortar, etc. that coat the concrete floor surface due to the severe use conditions of the floor are likely to cause blistering, peeling and cracking of the coated floor, Recently, there has been a problem that the resin is degraded, damaged and peeled off due to hot water or impact, so a stainless steel plate has recently been used.
[0004]
On the other hand, although the stainless steel plate is excellent in acid resistance, heat resistance, water resistance, and abrasion resistance, the post-pasting method in which the stainless steel plate is welded and laid on the surface after the concrete is cast The reliability of the waterproof performance is low due to the difficulty of on-site welding, which is a part, and the possibility of occurrence of non-land, which is a pool or a pool, is high.
[0005]
In order to perform the stainless steel sheeting by a mechanical method, the thickness is required to be 2 mm or more, which increases the cost, and when using an adhesive, the adhesive follows expansion and contraction due to a temperature change. There are problems such as the inability to perform, and the difficulty in peeling off the sealing portion at the end under severe temperature conditions where heating and cooling are repeated for a long period of time.
[0006]
In order to solve these problems of the stainless steel plate, there have been many proposals as follows.
[0007]
[Patent Document-1]
JP-A-7-133662 (
[0008]
4 shows a state in which a
[0009]
Even if the sealing
[0010]
However, in this example, there is a problem in durability because the seal material is used for the joint. In addition, since a plurality of finely divided
[0011]
[Patent Document-2]
JP-A-2000-291193 (
[0012]
The stainless
[0013]
The stainless-steel-integrated
[0014]
However, in this example, since it is necessary to separately produce the stainless integrated
[0015]
[Patent Document-3]
JP 2002-180648 A (
[0016]
In the example of FIG. 6, while holding the
[0017]
However, this example has a problem that complicated work of filling mortar into a narrow gap between the concrete and the
[0018]
As described above, it is often used in harsh environments such as ensuring odorlessness, antibacterial properties, waterproofness, etc., using high temperature water, acids, alkalis, etc., and repeatedly receiving impact loads. In factories, research laboratories, and kitchens such as food processing plants, various proposals have been made to apply stainless steel plates to concrete floor surfaces, but in each case, improvements in quality, such as durability, and construction efficiency still remain. It was the actual situation that was required.
[0019]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention proposes an improvement measure in view of the above situation, and prevents the occurrence of floating due to distortion and thermal expansion and contraction at the time of welding, which has basically been regarded as a problem with stainless steel plates, and prevents water from flowing to the back side. The purpose of the present invention is to provide a stainless steel floor structure that can improve the quality and the workability.
[0020]
[Means for Solving the Problems]
The stainless steel floor structure according to the present invention basically includes a concrete floor, a joint hardware arranged at a predetermined position on the concrete floor, a base mortar packed between the joint hardware, and an end portion fitted into the joint hardware. It is composed of a stainless steel plate laid on the base mortar and a press edge that presses and fixes the end of the stainless steel plate to the joint hardware.Specifically, as a drainage channel, the joint hardware is joined to an orthogonal drainage channel. It is also characterized by a double use or a stainless steel plate with a backing material.
[0021]
Thus, the stainless steel floor structure of the present invention prevents the occurrence of floating due to distortion or thermal expansion and contraction during welding, prevents water from flowing to the back side, and improves workability.
[0022]
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
The stainless steel floor structure according to the present invention is formed by arranging a joint metal at a predetermined position on a concrete floor and filling a base mortar between the joint hardware, and laying the stainless steel plate on the base mortar and joining the ends thereof. The basic structure is to fit into the hardware and press and fix it to the joint hardware with the holding edge.The joint hardware is also used as a drainage channel by joining to the orthogonal drainage channel, and the stainless steel plate is provided with a backing material. Is becoming
Hereinafter, an embodiment of a stainless steel floor structure according to the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0023]
FIG. 1 is a perspective view of a stainless steel floor structure according to an embodiment of the present invention, showing the entire structure by cutting a part of a backing stainless steel plate.
[0024]
As shown in the drawing, a stainless steel floor structure 1 according to the present invention has a lining
[0025]
Therefore, in the stainless steel floor structure 1 of the present invention, the lining
[0026]
Further, between the concrete floor and the stainless steel plate in the conventional example, there is a concern that the stainless steel plate may float due to thermal expansion and contraction based on the difference in thermal conductivity. This thermal expansion and contraction caused by the above is prevented by being absorbed by a pressing and fixing mechanism composed of a holding
[0027]
FIG. 2 is a sectional view (a) of FIG. 1 as viewed in the direction of arrows (A)-(A) and a sectional view (b) of FIG. 1 as viewed in the direction of arrows (B)-(B). The pressing and fixing mechanism constituted by the
[0028]
As shown in FIG. 2 (a), the backing
[0029]
As the stainless steel plate 6, it is preferable to use a stainless steel plate which has been subjected to a surface finishing such as a roll embossing finish, a dull finish, and an HL finish in order to realize a smooth flow of the liquid and prevent a worker from slipping. A
[0030]
Bonding of the stainless steel plate 6 and the
[0031]
In addition, the length of the backing
[0032]
The pressing and fixing
[0033]
The upper surface portion 14 of the holding
[0034]
The
[0035]
In addition, the
[0036]
The L-shaped
[0037]
Further, the
[0038]
The
[0039]
The
[0040]
The L-shaped steel member 30 'is provided with a
[0041]
In addition, the
[0042]
The stainless steel stretched floor structure according to the present invention is configured as in the above embodiment, so that raw materials used in the building, sugar or oil, vinegar, soy sauce, acidic or alkaline liquid such as fruit juice, high-temperature water, etc. Is reliably prevented from flowing around the back side of the backing
[0043]
FIG. 3 sequentially shows the construction steps (a) to (d) of the stainless steel floor structure according to the present invention.
[0044]
The step shown in FIG. 3A shows a construction state in which a joint hardware is installed on a concrete floor.
[0045]
On the
[0046]
The step shown in FIG. 3 (b) shows a construction state in which mortar is cast between joint hardware and on a concrete floor to form a foundation.
[0047]
In the construction, mortar is packed on the
[0048]
The step shown in FIG. 3 (c) shows a construction state in which a lining stainless steel plate is laid on a concrete floor whose surface is finished with a mortar base.
[0049]
The backing
[0050]
The separate forming process is to first apply an adhesive to the mortar floor base surface on which the lining
[0051]
Then, a drainage passage
[0052]
The step shown in FIG. 3D shows a construction state in which the end of the lining stainless steel plate is pressed and fixed by the holding edge while being fitted into the joint hardware.
[0053]
The pressing and fixing
[0054]
Therefore, the liquid flowing from the surface of the
[0055]
As described above, since the stainless steel floor structure according to the present invention is configured as described in the above embodiment, it is possible to prevent the occurrence of floating due to distortion and thermal expansion and contraction during welding, which has been conventionally regarded as a problem. In addition, it prevents water from flowing to the back side and improves the workability.
[0056]
As described above, the stainless steel floor structure according to the present invention has been described in detail based on the embodiment. However, the present invention is not limited to the above embodiment. Naturally, various changes can be made without departing from the gist of the invention so that other materials can be substituted as long as the surface has corrosion resistance such as a titanium steel plate.
[0057]
【The invention's effect】
The stainless steel floor structure according to the present invention comprises a concrete floor, a joint metal member arranged at a predetermined position on the concrete floor, a base mortar packed between the joint metal members, and an end portion inserted into the joint metal member to form a joint on the base metal mortar. Basically, the stainless steel plate to be laid and the holding edge that presses and fixes the end of the stainless steel plate to the joint hardware are used. Since the specific feature is to provide a backing material on the plate, the following effects are exhibited.
[0058]
{Circle around (1)} Since the stainless plate avoids welding by locating its end on a joint hardware or a drainage channel, distortion during welding is avoided.
[0059]
{Circle around (2)} Since the end of each stainless steel plate is not rigidly connected to another member, the occurrence of floating due to thermal expansion and contraction is prevented.
[0060]
(3) The liquid flowing down the surface of the stainless steel plate is connected to the drainage channel through the joint hardware channel which also serves as the drainage channel, preventing water from flowing to the back side of the stainless steel plate and eroding concrete. Avoids mold.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an embodiment of a stainless steel floor structure according to the present invention. FIG. 2 is a cross-sectional view of a stainless steel floor structure according to the present invention. FIG. Fig. 4 Fig. 4 is an example of a conventional stainless steel floor structure. Fig. 5 is another example of a conventional stainless steel floor structure. Fig. 6 is another example of a conventional stainless steel floor structure. ]
1 stainless steel floor structure, 2 concrete floor,
3 Backing stainless steel plate, 4 Pressing edge, 5 Joint hardware,
6 stainless plate, 7 end, 8 slope, 9 tip, 10 convex,
11 backing material, 12 mortar base, 13 pressure fixing mechanism,
14 upper surface part, 15 holding piece, 15-1 flat plate, 15-2 engaging piece,
16 screwing mechanism, 17 end, 18 inclined surface, 19 upper surface,
20 channel steel, 21 support base, 22 screw hole, 23 bottom,
24 mounting plate, 25 anchor bolt, 26 L-shaped steel, 27 drainage channel,
27-1, 27-1 'side, 28 end, 29 drain,
30, 30 'L-shaped steel, 30-1, 30'-1 flange on one side,
30-2, 30'-2 other side flange, 31 anchor bolt,
32 guide plate, 33 support bracket, 34 lower support material,
35 anchor bolts, 40 concrete floors,
41 stainless sheet, 42 double-sided adhesive tape, 44 adhesive,
45 sealing material, 46 stainless steel precast plate, 47 beams,
48 sealing, 49 short side, 50 hat long plate,
51 drain gutter, 52 drain gutter lid, 53 stainless steel plate,
54 support pieces, 55 concrete ground, 56 leakage prevention members,
57 supply hose, 58 hose end, 59 gap,
Claims (3)
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002339816A JP2004176252A (en) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | Stainless steel flooring structure |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2002339816A JP2004176252A (en) | 2002-11-22 | 2002-11-22 | Stainless steel flooring structure |
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JP2004176252A true JP2004176252A (en) | 2004-06-24 |
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ID=32702681
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---|---|---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004176252A (en) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015059299A (en) * | 2013-09-17 | 2015-03-30 | Toto株式会社 | Anchor pin and kit comprising the same, and method for forming floor surface from large-sized ceramic board |
RU175828U1 (en) * | 2017-03-10 | 2017-12-21 | Хубэй Юни Метал Флооринг ЛТД | STAINLESS STEEL METAL FLOORING |
CN110080489A (en) * | 2019-05-15 | 2019-08-02 | 北京建工四建工程建设有限公司 | It is a kind of for bearing the stainless steel plate ground structure and its construction method of larger load |
-
2002
- 2002-11-22 JP JP2002339816A patent/JP2004176252A/en active Pending
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