JP2004172851A - 通信端末並びに撮影倍率の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】携帯通信端末において、画像を撮影するカメラと、筐体と、この筐体に設けられ、ユーザの指の位置又は移動量を検出する検出手段と、この検出手段によって検出された位置又は移動量に追従して、カメラの撮影倍率を増減する制御手段とを備える。また、指紋認識用のイメージスキャナによって指の移動量又は位置を読取り、検出された移動量又は位置に基づいて撮影倍率を変更する。
【選択図】 図2
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、カメラを有する携帯通信端末並びにその制御をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カメラ付きの携帯電話が普及し、携帯電話で画像を撮影することができるようになった(特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−354233号公報(第0022項、図1)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記のような従来の携帯電話機では撮影された画像の拡大縮小表示を行うことができるが、撮影の際のズームやワイドについては考慮されておらず、また、ディスプレイにメニューを表示しボタン操作で撮影倍率を変更するのは、手間がかかり使いづらいという問題があった。
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたもので、撮影倍率が変更しやすい通信端末並びにプログラムを得ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この発明による通信端末においては、画像を撮影するカメラと、筐体と、この筐体に設けられ、ユーザの指の位置又は移動量を検出する検出手段と、この検出手段によって検出された位置又は移動量に従って、カメラの撮影倍率を制御する制御手段と、を備えたものである。
【0006】
また、この発明によるプログラムにおいては、カメラを備えた電子機器の筐体表面におけるユーザの指の位置又は移動量を検出する検出ステップと、位置の変化量又は移動量が第1の値よりも小さい第2の値であるとき、第1の値に対応して変更される撮影倍率の変化量より、少ない変化量で前記カメラの撮影倍率を変更する倍率変更ステップと、この倍率変更ステップで変更された撮影倍率で、画像を撮影する撮影ステップと、を備えたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この実施の形態1の携帯電話機を示す図であり、(a)は正面、(b)は背面を示している。この携帯電話機は、筐体側面に指紋読み取り用として機能するスキャナ15を有する。また、背面には、カメラ5を備え画像を撮影することができる。
図2は、図1の携帯電話機の使用例を示す図である。この図2を用いて、この実施の形態の撮影倍率変更処理について説明する。
ユーザは撮影モードにおいて、指紋読み取り用のスキャナ15をなぞるようにして指を移動する。例えば、図2(a)のように指が上に移動したとき(図1のY軸において+方向に移動したとき)、スキャナ15がこの動きを検出し、携帯電話機に内蔵されたMPU1(Micro Processing Unit)が移動量に応じて倍率を現在の倍率からより低い倍率へ変更する。一方、図2(b)のように指が下に移動したとき(図1のY軸において−方向に移動したとき)は、MPU1はスキャナ15によって検出された移動量に基づいて、撮影倍率をより高い倍率へ変更する。
【0008】
以上のように、指紋読み取り用に設けられたスキャナ15は、撮影時に指紋認証用の画像読み取り手段から倍率変更のための入力手段としてその機能が変更される。そのため、複数のボタン操作を何度も行うような複雑な操作をせず、撮影中に手軽に倍率を変更することができる。また、ユーザが指を動かす量に応じて倍率を変更するため、ユーザの感覚に直接訴える優れたインタフェースを提供することができる。
【0009】
次に、この実施の形態1の携帯電話機を詳細に説明する。
図3は、この実施の形態の携帯電話機の詳細を示す機能ブロック図である。MPU1は、各デバイスの動作を制御する機能を持ち、バスを介してビデオ回路2、ビデオデコーダ/エンコーダ、I/O(Input Output)コントローラ6、メモリ9、送受信回路10、音声デコーダ/エンコーダ12に接続されている。ビデオ回路2は、図示しないビデオメモリを備え、液晶表示装置3a、3bを電気的に駆動する。なお、2つめの液晶表示装置3bは、オプションの装置である。また、以下の説明において、液晶表示装置3aを主表示装置と呼び、液晶表示装置3bを副表示装置と呼ぶ。
【0010】
ビデオ回路2は主表示装置3a及び副表示装置3bをそれぞれ独立に制御することができる。主表示装置3a及び副表示装置3bは、ビデオ回路2からの制御信号に従って文字、静止画像、動画などの映像を表示する。ビデオデコーダ/エンコーダ4は、カメラ5で撮像された映像をMPEG4(Moving Picture Experts Group 4)等のエンコード方式に従って圧縮データにエンコードするエンコーダと、アンテナ11及び送受信回路10を介して受信したエンコードされたデータをデコードし、元の映像に復元するデコードとを有する回路である。このビデオデコーダ/エンコーダ4として、例えば、市販されているMPEGデコーダ/エンコーダ用ICを使用できる。また、最近はMPU1の処理能力が向上し画像の処理を高速に行えるようになったため、ビデオデコーダ/エンコーダ4は専用のICではなく、MPU1で実行されるソフトウェアを用いることもできる。なお、動画を撮影する必要のない場合には、動画のエンコード/デコード機能は不要であり、静止画を非圧縮形式或いはJPEG(Joint Photographic Coding Experts Group)等の圧縮形式(画像フォーマットの種類は問わない)で保存することができればよい。
【0011】
I/Oコントローラ6は、各種デバイスから入力信号をMPU1へ送信し、またMPU1から各種デバイスへの出力信号を送信する入出力処理を行うコントローラである。開閉センサ7は、実施の形態2で説明するような二つ折りタイプの携帯電話機に設けられ、筐体が開状態であるか閉状態であるかを検出するセンサである。このセンサの取り付けはオプションであり、必要に応じて設けられる。複数の操作ボタン8は、それぞれ対応する機能や文字が割り付けられており、それぞれ入力デバイスとして使用される。メモリ9は各種プログラム及びデータを記憶する。メモリの種類(揮発性メモリ、不揮発性メモリ等)は、データの種類に応じて適切なものを使用する。
【0012】
送受信回路10は、アンテナ11を介した音声やデータの通信を行う回路である。送受信回路10は様々な種類の回路が知られており、既に広く普及しているPDC(Personal Digital Cellular)、GSM(Global System for Mobile Communications)、CDMA(Code Division Multiple Access)方式、或いは、これから広く普及するであろう次世代の通信方式、W−CDMA(Wide−band Code Division Multiple Access)、cdma2000方式等の通信方式用の送受信回路を使用することができる。音声デコーダ/エンコーダ12は、マイク14により取得された音声信号を符号化するエンコーダと、送受信回路10で受信した符号化されたデータを音声信号にデコードするデコーダとを有する回路である。音声の符号化方式としては、CELP(Code Exited Linear Prediction)方式の符号化方式が広く知られている。音声デコーダ/エンコーダ12でデコードされた音声信号は、スピーカ13を介して再生される。なお、スピーカ13は、音声信号に限らず、図示しないシンセサイザ回路で生成された電気信号によって音楽、効果音を再生する。
【0013】
指紋読み取り用のスキャナ15は、画像を光学的に読み取るセンサであり、格子状に複数の読み取り素子を並べ二次元の画像を一度に読み取るセンサや、一列に素子を配置したラインセンサを使用することができる。
【0014】
次に、図4を用いて、図3の携帯電話機の動作を説明する。
まず、ユーザがボタン8の操作等により、メニュー選択、指紋読み取り、又は撮影モードを選択すると、MPU1は図4の処理を呼び出す。そして、MPU1は現在どのモードにあるかを検出する(ステップS1)。
【0015】
・指紋読取モード
【0016】
ステップS1で指紋読取モードにあると判断された場合には、MPU1はスキャナ15に指紋の読み取りを指示する。スキャナ15は、この指示に従って画像を読み取りメモリ9に記録する(ステップS2)。次に、MPU1はメモリ9に記録された画像と予め記録された認証パターンとをマッチング処理により照合し、指紋認証を行う(ステップS3)。この認証結果はメモリ9に記録され、電子商取引等のユーザ確認を必要とするアプリケーションに使用される。
【0017】
・撮影モード
【0018】
一方、ステップS1でMPU1が撮影モードにあると判断した場合には、MPU1はスキャナ15に画像の読み取りを指示する。スキャナ15はこの指示に基づき、所定間隔で画像の読み取りを行い、複数の画像をメモリ9に記録する。MPU1は、タイミングtで記録された画像I(t)と次のタイミングt+1で記録された画像I(t+1)とを比較し、画像の移動量を検出する(ステップS4)。移動量は、例えば、次のように検出することができる。
【0019】
図5及び6は、画像I(t)及びI(t+1)のビットイメージを示している。
例えば、移動量がゼロであるかを調べる場合、図5のような処理を実行する。図5のI(t)shift0は、画像I(t)でビットシフト処理がされていないデータである。MPU1は、例えば、このI(t)shift0の各ビットとI(t+1)の各ビットの差分を算出し、それぞれ絶対値をとる。この例の場合、ビットパターンがかなり異なるので、各差分値の絶対値の合計を計算すると7という数字になり、移動量がゼロでないことが分かる。
一方、移動量が図1のY軸上でマイナス方向に2ドット移動したかを調べる場合には、図6のように画像I(t)を左に2ビットシフトし(I(t)shift−2)、このI(t)shift−2と次の時点の画像I(t+1)を上述図5で説明したように比較する。その結果、シフトした分の最下位2ビット分以外は一致し、差分がゼロとなるため、この合計が0となる。これにより、MPU1は、移動量が2であると判断することができる。なお、合計が0でなくとも、様々なシフトデータI(t)shift+nとI(t+1)との比較結果において、最も合計値が少なく、かつ、この合計値が所定の閾値以下である場合には、その移動量が真値と判断される。
なお、ここで説明した例は、光学画像読み取りセンサを使用した場合の移動量検出方法の一例であるが、移動量が検出できる方法であればとのような方法を用いてもよい。
【0020】
移動量を検出すると、MPU1は検出した移動量に基づいて、カメラ5の撮影倍率を変更する(ステップS6)。例えば、移動量に比例して撮影倍率を変更することもできるし、倍率が1、1.5、2、4、8と段階的な設定となっている場合に、累積移動量が所定値以上となった場合に、次の段階の倍率に変更するというようにすることもできる。例えば、この倍率変更ステップS6では、MPU1は、検出された位置の変化量又は移動量が第1の値(例えば、50)よりも小さい第2の値(例えば、20)であるとき、前記第1の値に対応して変更される撮影倍率の変化量(例えば、1→4倍の変化又は3段階アップの変化)より、少ない変化量(例えば、1→2倍又は2段階アップの変化)で前記カメラの撮影倍率を変更する。
カメラ5の倍率変更は、デジタルカメラの撮影倍率を変更する公知の技術を用いる。例えば、カメラ5が光学的倍率変更装置を備える場合には、MPU1がモータを制御し、撮像面に対するレンズの位置を移動する。一方、デジタルズームの場合には、MPU1は、倍率に応じた大きさの部分画像を撮影された画像から切りだし、1つのドットを倍率に応じた複数のドットに拡大するデジタル処理によって、ズームされた画像を生成する。
【0021】
撮影倍率が設定されると、MPU1は、ユーザが撮影指示を行ったかを判断する(ステップS6)。もし、撮影指示がない場合には、MPU1はステップS4からの倍率変更処理を繰り返す。
撮影指示は、例えば、撮影ボタン8aが押下されたかをMPU1が検出することによって行う。また、より操作が簡単な方法として、また、MPU1はユーザが撮影ボタンを押さない場合でも、図1に示すようにY軸とは異なるX軸方向の指の移動量を検出し、このX軸方向の移動量が予め定められた値以上となった場合には、ユーザによる撮影指示が有ったと判断する。X軸方向の移動量を検出するために、スキャナはY軸方向だけでなくX軸方向にも複数の読取素子を持つようにするとよい。後は、上述のように時系列的に読み取った画像のパターンを比較していくことにより、X軸の移動量を検出することができる。
従って、この実施の形態の携帯電話機は、複数の座標軸に対する移動量検出し、ユーザが指を一方の軸方向に移動したときに倍率変更処理を行い、他方の軸方向に移動したときに撮影処理を行うため、ユーザは簡単に倍率変更と撮影を行うことができる。
【0022】
ステップS6で撮影指示が有ったと判断されると、MPU1はカメラ5によって撮影されメモリ9に一次的に記録された画像データを、メモリ9上の保管データ領域に記録する(ステップS7)。この際、MPU1は撮影日やインデックス等の付加情報を画像データに追加して記録する(ステップS7)。
【0023】
・メニュー選択モード
【0024】
ステップS1でメニュー選択モードであると判断された場合には、MPU1はステップS4と同様に指の移動量を検出する(ステップS8)。そして、この移動量に基づいて、図7のように一画面に表示しきれないメニューをスクロールする処理、若しくは図8のようなリストをスクロールする処理を行う(ステップS9)。また、スクロールするだけでなく、現在仮選択されている選択肢(フォーカスされた選択肢)の移動をすることもできる。この場合、まず、MPU1は検出された移動量に応じてフォーカスFを移動し、フォーカスFが画面の上限又は下限(又は、上限又は下限から予め定められた位置)に来たときに、スクロールを開始するように処理する。スクロール又はフォーカス移動処理は、携帯電話やコンピュータで広く使われている公知の処理を使用することができる。例えば、スクロールが発生する度に、MPU1は、スクロールに応じた所定範囲のメニューに書き直す処理を行う。また、ビデオ回路2に仮想画面の機能がある場合には、MPU1はビデオ回路2に表示範囲を指定する信号を出力することにより、スクロールの処理を行うことができる。
【0025】
次に、MPU1はユーザからの選択指示を検出する(ステップS10)。ここで選択指示がなかったと判断した場合には、MPU1はステップS8の処理に戻り、スクロールやフォーカス移動の処理を繰り返す。
ユーザからの選択指示の検出は、上述ステップS6と同様に行うことができ、ボタン8aの押下やX軸方向の移動量に基づいて検出される。
【0026】
ステップS10で選択指示があったと判断した場合には、MPU1は現在フォーカスのあたっている選択肢を検出し、この選択肢に対応した処理を実行する(ステップS11)。例えば、メニューの場合には、MPU1はその選択肢に関連付けられた処理ルーチンを呼び出す。
【0027】
以上、指紋読取モード、撮影モード、メニュー選択モードについて説明した。上述の処理が終了すると、MPU1は図4の処理を呼び出す前に実行していた処理を再開し、図4の処理を終了する。
【0028】
図9は、この実施の形態1の携帯電話機の使用例を示した図である。スキャナ15は筐体側面に設けられているため、ユーザは撮影をする際、図9(a)のように順手で筐体を持って、例えば、人差し指でスキャナ15に触れ、倍率変更を行うことができる。また、筐体を逆手で持った場合(図9(b))又は筐体を横にして持った場合(図9(c))にも同様に、人差し指や親指で倍率変更をすることができ、片手で操作する場合でも非常に操作性がよい。
【0029】
なお、上述の説明では倍率を変更する指示を受け付ける入力デバイスとして、指紋読取用のスキャナを用いたが、指の移動量を検出できるものであればどのような入力デバイスを用いてもよい。例えば、他の光学センサや、静電式又は感圧式の位置検出センサ(例えば、トラックパッドと呼ばれるもの)も使用することできる。
【0030】
実施の形態2.
実施の形態2では、携帯電話機の筐体が折り畳み型の場合について説明する。なお、倍率変更についての基本的な動作は実施の形態1と同様である。
【0031】
図10は、この実施の形態2の携帯電話機の正面及び側面を示している。図10において、図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表しており、また、内部回路も図3で説明した通りである。この携帯電話機は、ヒンジ16を軸に主表示装置3aを有する上部筐体とボタン8を有する下部筐体が回動自在に接続されている。また、筐体側面には、図10(b)に示すように、撮影ボタン8dが設けられている。この撮影ボタン8dは、撮影時にボタン8aと同様の機能を持ち、ユーザがこのボタン8dを押下した場合、撮影ボタン8dが電気信号を出力し、MPU1によってこの信号が検出される。これにより、上述図4で説明したように、撮影が行われる。
【0032】
図11は、図10に示した携帯電話機の斜視図である。背面には、カメラ5とともに副表示装置3bが設けられている。この副表示装置3bは、撮影時にファインダーに映った映像を表示する。そのため、ユーザはカメラ5の撮影範囲を知ることができる。
この実施の形態2の携帯電話機でも図4を用いて実施の形態1で説明したように、倍率の変更が行える。特に、スキャナ15が筐体側面に設けられているため、筐体を閉じた状態でも、図12に示すように倍率変更や撮影を行うことができる。
【0033】
実施の形態3.
つぎに、検出手段で位置を検出することにより、カメラの撮影倍率を変更する実施の形態について説明する。
図13は、筐体背面にポインティングデバイス15aを備える携帯通信端末を示している。このポインティングデバイス15aは、図3の位置センサ15の一例であり、位置又は移動量を検出する検出手段として機能する。この実施の形態では、検出手段として、トラックパッドと呼ばれるような静電式の位置センサを用いているが、感圧式、電磁式、光学式等位置を検出できる手段であれば、どのようなものを用いてもよい。また、この携帯通信端末はフラッシュ17も備えており、MPU1がカメラ5に撮影を指示したタイミングに同期して、光を発する。
【0034】
次に、図14を用いて、制御手段(MPU1)がカメラの撮影倍率を変更する処理について説明する。なお、この図14において、図4と同一の符号は同一又は相当の処理を示している。
【0035】
・撮影モード
撮影モードでは、まず、ポインティングデバイス15aが、ユーザの指の位置を検出する(ステップS4a)。検出された位置情報に基づき、MPU1はカメラ5の撮影倍率を変更する(ステップS5a)。例えば、ポインティングデバイス15aが、X軸及びY軸の二次元座標(X1,Y1)を出力する場合、MPU1はY軸座標に予め対応付けられた倍率を撮影倍率として決定し、デジタルズームを用いた倍率変更、もしくは、レンズを移動させるモータに制御信号を出力することにより、光学的な撮影倍率を変更する。Y軸座標と倍率との対応は、Y1の関数である計算式で倍率を求めてもよいし、メモリ9にY軸座標の一部の範囲と対応する倍率とを組として記憶するようにしてもよい。
【0036】
次に、MPU1はX軸の位置に基づいて撮影機能を変更する処理を行う(ステップS12)。例えば、MPU1はX1が予め定められた範囲である場合には、メニューを主表示装置3aに表示する。メニューの内容は、カメラの機能設定であり、例えば、ホワイトバランスの設定、フラッシュの有無、撮影サイズ(画像の縦横の画素数、例えば、640×240ピクセルと320×120)の切り替え、画像エフェクトの切り替え(セピア、モザイク等)などがある。
【0037】
図15はポインティングデバイス15aを示しており、特にポインティングデバイスの領域と機能設定との対応関係を示している。この例の場合、MPU1は検出された位置(X1,Y1)がフラッシュ設定に割り当てられた領域152内であるとき、主表示装置3aに、「フラッシュオン/オフ」と表示する。ユーザがこの領域152内で指を離したことを検知した場合、MPU1は現在のフラッシュ17の発光設定が「オン」のときは「オフ」に、「オフ」のときは「オン」に切り替える。また、他の領域153、154も同様に、領域内でユーザの手が離れた場合に、MPU1はポインティングデバイス15aからの信号に基づいて、その領域に対応する設定処理を実行する。この設定処理は上述の設定のトグル切り替えに限らず、主表示装置3a上に新たなメニューを表示し、そのメニューの選択肢をユーザに選択させることを行ってもよいし、Y軸に沿って複数の領域をさらに設定し、その領域に割り当てられた設定値を設定するようにしてもよい。例えば、撮影サイズ設定に関し、Y1が0〜127までは撮影サイズ640×320ピクセル、Y1が128〜255までは、撮影サイズ320×160ピクセルの設定値を割り当て、領域153内(X1:171〜213)でかつY1が0〜127の領域でユーザの指が離れた場合には、MPU1は、撮影サイズの設定値として640×320ピクセルを設定し、メモリ9に記憶する。
なお、ユーザの指が領域151にある場合には、ステップS5aの倍率変更を行うが、ステップS12の設定値の変更処理は行わない。
【0038】
次に、MPU1は、撮影ボタンが押されたかを検知して、押された場合には撮影を行い(ステップS7)、押されなかった場合にはステップS4aからの処理を繰り返す。
【0039】
・メニュー選択モード
一方、メニュー選択モードでは、ポインティングデバイスが指の位置を検出し(ステップS8a)、MPU1がこの位置情報を受け取る。そして、図4のステップS9と同様にメニューの表示を行い、位置情報中のY軸の位置に基づいてスクロール又はフォーカスの移動を行う(ステップS9a)。なお、ここではX軸の位置が所定範囲に入った場合にMPU1がユーザからの指示があったと判断するが、図4のステップS9と同様に移動量に基づいて判断してもよい。また、判断の方法はこれらに限定されず、スクロール又は/及びフォーカスの移動操作と区別することができる他のいかなる判断方法を用いてもよい。以降、MPU1は、ボタン又はX軸の位置に基づき選択指示を検出し、指示があるまでステップS8aからの処理を繰り返す。また、選択指示があった場合には、MPU1は選択された選択肢に対応した処理を実行する(ステップS11)。
【0040】
以上のように、この実施の形態の携帯通信端末によれば、位置の情報に基づいて倍率変更を行うことができ、ユーザは倍率変更の操作を直感的に行うことができるという効果がある。
【0041】
以上、この発明の実施の形態1〜3を説明したが、この発明はこれらに限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、当業者はいかなる変更をも行うことができる。
例えば、図1ではいわゆるストレートタイプの筐体、図10では二つ折りタイプの筐体を説明したが、筐体が複数に分離する分離型の筐体にも適用できる。
図3では、機能ブロックの一例を示したが、携帯電話、パーソナルコンピュータ、固定線のテレビ電話等の公知の回路を使用することができる。また、プロセッサの処理能力が向上するとともに、各機能ブロックは専用の回路ではなく、プロセッサと各機能を有するソフトウェアによって実現されるようになっており、各機能はソフトウェアで実現されてもよい。さらに、この発明は将来の世代の携帯電話、携帯情報端末にも適用できることはいうまでもない。
また、撮影する画像は静止画に限らず、動画でもよい。従って、固定電話にテレビ電話機能がある場合には、テレビ電話の撮影倍率も変更することができる。
【0042】
また、検出手段は、X軸及びY軸の位置又は移動量を取得したが、1軸の位置又は移動量を検出すれば倍率変更は可能である。従って、複数軸の位置情報等を取得することはオプションである。
制御手段は、撮影倍率を位置又は移動量の変化に追従して変更するが、変化量に対して倍率変更の段階を線形に変更するようにしてもよい(例えば、倍率変更が連続的で段階がない場合には、変化量又は移動量に比例して倍率を変更する。また、段階的に倍率を変更する場合には、変化量が予め定められた値上下する度に倍率を一段階上下させる)。
また、制御手段は倍率の段階的変更を変化量と非線形な対応関係で行うこともできる(例えば、倍率変更が複数段階ある場合に、初期の段階からの段階変更が小さい第1の変更では、変化量の大きな第1の変化量があった場合に次の段階へ倍率を上下させ、初期の段階からの段階変更が上述第1の段階変更よりも大きい第2の段階変更の場合には、上述第1の変化量よりも小さい第2の変化量があった場合に次の段階へ倍率を上下させる。すなわち、倍率変更が1→1.5→2→4→8と段階的に変化する場合、撮影モードになったときの初期倍率を第2段階目の1.5倍とすると、1.5倍→2倍への倍率変更(初期倍率からみて+1段階、第1の変更)は、50の移動量(第1の変化量)を閾値として倍率変更し、4倍→8倍への変更(初期倍率からみて+3段階、第2の変更)は、10の移動量を閾値として倍率変更する。また、倍率変更が連続的である場合には、位置又は移動量の非線型関数として倍率を変更する)。
【0043】
また、図3の表示装置3a、3bは、2つである必要はなく、倍率変更に関しては表示装置がなくともよく、また、1又は2つ以上であってもかまわない。また、表示装置は液晶表示装置に限らず、EL素子を用いた表示装置、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、プラズマディスプレイ等、文字又は図形を表示できるものであればどのような表示手段を用いてもよい。
記憶手段としてのメモリ9は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、ハードディスク等の磁気記憶装置、光学記憶装置であってもよいし、内蔵型、外付け型、さらには、取り外し可能な記憶媒体でもよい。
図4及び図14に示したフローチャートは、制御手段(MPU1はその一例)によって処理されるが、この処理がコンピュータによって実行される場合には、これらのフローチャートによって示された処理は、コンピュータプログラムで記述され、記憶媒体に記録することができる。なお、このプログラムは記録媒体として流通するだけでなく、コンピュータネットワーク、無線通信を介して配信することもできる。
【0044】
検出手段は、筐体表面の指の動きを検知できるものであれば、どこに設けられてもよく、筐体側面、筐体背面の他、筐体正面に設けられてもよい。また、検出手段は、筐体表面に露出していてもよいし、筐体内部に配置されていてもかまわない。筐体正面にボタン等の操作部がある場合には、その操作部の下部又は上部に静電式の位置センサを重ねて配置し、ボタン操作と位置又は移動量情報の入力操作を共に行える。また、表示装置の周縁部に検出手段(光学式スキャナ、静電式位置センサ、感圧式位置センサ)を設けることもでき、表示装置の上部側又は下部側に重ねて、検出手段を設けることもできる。
【0045】
また、倍率変更に関する限り通信機能はなくともよく、本発明は様々なタイプのカメラ付き携帯電子機器に適用することができる。
また、検出手段としてのスキャナは、移動量を検出するだけでなく位置を検出し、実施の形態3で説明したように、制御手段は位置に基づいた倍率変更処理を行ってもよい。逆に、位置センサを用いて移動量を検出し、実施の形態1で説明したような移動量に基づく倍率変更処理を行ってもよい。他の撮影指示の検出、選択肢の選択処理(例えば、文字又は画像を表示する表示手段に表示したメニューのフォーカス移動等)についても、同様に位置センサ又はスキャナ等の検出手段を用いて位置又は移動量の情報を取得し、制御手段がこの情報に基づいて選択処理を実行することができる。
【0046】
なお、各図において、同一の符号は同一又は相当の部分を表している。
【0047】
【発明の効果】
この発明は、以上に説明したように構成されているので、カメラの倍率変更を容易に変更することができ、優れたユーザインタフェースを提供することができる。
【0048】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1による携帯電話機の概観図である。
【図2】この発明の実施の形態1の携帯電話機の操作例を示す正面図である。
【図3】この発明の実施の形態による携帯電話機の機能ブロック図である。
【図4】この発明の実施の形態による複数の処理モードを示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施の形態による移動量検出処理を説明する図である。
【図6】この発明の実施の形態による移動量検出処理を説明する図である。
【図7】この発明の実施の形態によるメニュー操作の画面を示す図である。
【図8】この発明の実施の形態によるリスト表示の画面を示す図である。
【図9】この発明の実施の形態による携帯電話機の操作例を示す図である。
【図10】この発明の実施の形態2による携帯電話機の概観図である。
【図11】この発明の実施の形態2による携帯電話機の斜視図である。
【図12】この発明の実施の形態2による携帯電話機の操作例を示す図である。
【図13】この発明の実施の形態3による携帯電話機の概観図である。
【図14】この発明の実施の形態3による複数の処理モードを示すフローチャートである。
【図15】この発明の実施の形態3による検出手段を示す図である。
【符号の説明】
1 MPU、 2 ビデオ回路、 3a・b 液晶表示装置、 4 ビデオデコーダ/エンコーダ、 5 カメラ、 6 I/Oコントローラ、 7 開閉センサ、 8 操作ボタン、 9 メモリ、 10 送受信回路、 11 アンテナ、 12 音声デコーダ/エンコーダ、 13 スピーカ、 14 マイク、 15 指紋読取スキャナ/位置センサ、16 ヒンジ、 17 フラッシュ
Claims (7)
- 画像を撮影するカメラと、
筐体と、
この筐体に設けられ、ユーザの指の位置又は移動量を検出する検出手段と、
この検出手段によって検出された位置又は移動量に追従して、前記カメラの撮影倍率を増減する制御手段と、
を備えた通信端末。 - 前記制御手段は、前記位置の座標値の増減又は移動量の増減に従って、前記カメラの撮影倍率を増減させることを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
- 前記検出手段は、指紋パターンの読み取りを行うスキャナであることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
- 前記検出手段は、指の置かれた座標値を読み取る入力デバイスであることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信端末。
- 画像を記憶する記憶手段を備え、
前記検出手段は、2次元の座標軸それぞれに対して、位置座標又は移動量を検出し、
前記制御手段は、前記2次元の座標軸のうち一方の座標軸の位置又は移動量に従って、前期カメラの撮影倍率を制御し、他方の座標軸の位置又は移動量に基づいて、撮影を行い撮影画像を前記記憶手段に保存することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通信端末。 - 前記検出手段は、2次元の座標軸それぞれに対して、位置座標又は移動量を検出し、
前記制御手段は、前記2次元の一方の座標軸の位置又は移動量に従って、前期カメラの撮影倍率を制御し、他方の座標軸の位置又は移動量に基づいて、複数の選択肢から1つの選択肢を選択することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の通信端末。 - カメラを備えた電子機器の筐体表面におけるユーザの指の位置又は移動量を検出する検出ステップと、
前記位置の変化量又は移動量が第1の値よりも小さい第2の値であるとき、前記第1の値に対応して変更される撮影倍率の変化量より、少ない変化量で前記カメラの撮影倍率を変更する倍率変更ステップと、
この倍率変更ステップで変更された撮影倍率で、画像を撮影する撮影ステップと、
を備えた撮影倍率の制御方法をコンピュータに実行させるプログラム。
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