JP2004172727A - 電子メールサーバ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クライアント装置から電子メールサーバ装置に対して電子メールを送信しても、送信状態の照会や変更、取り消しなどの処理を実行することができる電子メールサーバ装置を提供する。
【解決手段】電子メールサーバ装置50は、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置であって、主制御部101は、所定の指定された種類の電子メールを受信して例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、送信キューメモリ108aに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行し、ここで、主制御部101は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信する。
【選択図】 図4
【解決手段】電子メールサーバ装置50は、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置であって、主制御部101は、所定の指定された種類の電子メールを受信して例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、送信キューメモリ108aに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行し、ここで、主制御部101は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信する。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信した電子メールを送信して転送する電子メールサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の電子メールサーバ装置は、例えば、複数のクライアント装置が接続されたLANに接続され、クライアント装置からSMTP手順で送信される電子メールを受信した後、SMTP手順で宛先の電子メールサーバ装置に送信する。一方、外部の電子メールサーバ装置から受信した電子メールは一旦電子メールサーバ装置内のメール格納メモリに格納され、クライアント装置からのPOP手順によるアクセスに応答して格納されている電子メールをクライアント装置に送信する。
【0003】
例えば、特許文献1においては、「クライアントから通信ネットワークを介して、送信先となる電子メールアドレスを指定したデータを受信して送信指示を受けたときには、上記電子メールアドレスを送信先とし、受信したデータを上記通信ネットワークに接続されるメールサーバに対して送信し、その送信結果を上記クライアントに通知するファクシミリサーバ」が開示されている。このファクシミリサーバによれば、受信したデータを通信ネットワークに接続されるメールサーバに対して送信したときには、その送信結果をクライアントに通知するので、クライアントでは、送信指示をしたデータが、正常にメールサーバに届いたかを容易に確認することができるという効果を有している。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−352424号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クライアント装置から電子メールサーバ装置に対して一旦送信された電子メールは、送信状態の照会や変更、取り消しなどの処理を実行することができないという問題点があった。
【0006】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、クライアント装置から電子メールサーバ装置に対して電子メールを送信しても、送信状態の照会や変更、取り消しなどの処理を実行することができる電子メールサーバ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子メールサーバ装置は、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置において、所定の指定された種類の電子メールを受信して所定の時間だけ送信キューメモリに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、上記送信キューメモリに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、上記電子メールサーバ装置において、上記制御手段は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信することを特徴とする。
【0009】
さらに、上記電子メールサーバ装置において、上記コマンドに対応した処理は、
(a)電子メールの送信状態の照会通知と、
(b)電子メールの送信指定時刻の変更と、
(c)電子メールの送信の取り消しと、
(d)電子メールの宛先の変更と、
(e)電子メールの宛先の追加と、
(f)電子メールの宛先の削除と、
のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る一実施形態である、電子メールサーバ装置50及びクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−Nを備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。この実施形態に係るLANシステムは、複数N台のクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−N(以下、総称して符号30を付す。)と、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置50と、インターネット90に接続されたルータ装置60とがLAN70を介して接続されて構成される。
【0012】
この実施形態に係る電子メールサーバ装置50の主制御部101は、所定の指定された種類の電子メールを受信して例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、送信キューメモリ108aに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行し、ここで、主制御部101は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリ108aに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信することを特徴としている。ここで、上記コマンドに対応した処理は、電子メールの送信状態の照会通知と、電子メールの送信指定時刻の変更と、電子メールの送信の取り消しと、電子メールの宛先の変更と、電子メールの宛先の追加と、電子メールの宛先の削除等である。
【0013】
図2は図1の電子メールサーバ装置50の構成を示すブロック図である。図2において、電子メールサーバ装置50は、インターネット40を介した電子メールの転送機能に加えて、クライアントパーソナルコンピュータ30からの指示コマンドに応答して、対応する電子メールに対して、電子メールの送信状態の照会通知と、電子メールの送信指定時刻の変更と、電子メールの送信の取り消しと、電子メールの宛先の変更と、電子メールの宛先の追加と、電子メールの宛先の削除等の処理を実行するコマンド実行機能を備えている。主制御部101は具体的にはCPUで構成されており、バス113を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。表示部104は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該電子メールサーバ装置50の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。操作部105は、当該電子メールサーバ装置50を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部104をタッチパネル方式とすることにより、この操作部105の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0014】
ROM106は、当該電子メールサーバ装置50の動作に必要であって主制御部101によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。RAM107は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。ここで、RAM107は詳細後述するアドレス/番号対応テーブル107aを格納する。なお、RAM107としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。ハードディスクドライブ108は、受信した電子メールやその添付ファイル(画像データを含む)を格納する送信キューメモリ108aと、送信キューメモリ108aに格納した電子メールを管理するためのデータであって、受信した電子メールの発信元、宛先、電子メールのサイズ、格納アドレス、格納開始時刻などの管理データを格納する送信キュー管理テーブル108bとを含む。さらに、LANインターフェース112は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0015】
以上のように構成された電子メールサーバ装置50は、インターネット40を介した電子メールの転送機能に加えて、以下のコマンド実行機能を備えている。すなわち、電子メールサーバ装置50は、クライアントパーソナルコンピュータ30からのSMTP手順による電子メールの下記のコマンドに応答して、対応する処理を実行した後、指示元のクライアントパーソナルコンピュータ30に対して下記の実行結果の電子メールをSMTP又はPOP手順で返信する。
【0016】
【表1】
【0017】
図3は、図1のクライアントパーソナルコンピュータ30の構成を示すブロック図である。図3において、クライアントパーソナルコンピュータ30は、公知のパーソナルコンピュータであって、画像データ、文字データ又は電子メールの生成や記録などの処理を実行する。本実施形態においては、クライアントパーソナルコンピュータ30は、一例として、例えば画像データを含む電子メールを送信し又は受信する端末装置として用いられる。主制御部201は具体的にはCPUで構成されており、バス213を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。このクライアントパーソナルコンピュータ30において、画像読取部202及び画像記録部203はオプションで設けられ、画像読取部202は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。画像記録部203は例えば電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリサーバ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録したり、文字データを記録する。表示部204は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該クライアントパーソナルコンピュータ30の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。操作部205は、例えばキーボードであり、文字データや指示コマンドを入力するためのものである。
【0018】
ROM206は、当該クライアントパーソナルコンピュータ30の動作に必要であって主制御部201によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。また、RAM207は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部201のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。さらに、ハードディスクドライブ208は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、実行するアプリケーションプログラムや画像メモリを格納する。LANインターフェース212は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0019】
図4は、図1のLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。図4において、電子メールサーバ装置50は、LANシステム内のクライアントパーソナルコンピュータ30からLAN70を介して電子メールをSMTP手順で受信し、これに応答して、受信した電子メールを送信キューメモリ108aに格納し、発信元のクライアントパーソナルコンピュータ30に対してメール送信受付通知を含む電子メールをSMTP又はPOP手順で返信するとともに、受信した電子メールがMIME形式で符号化された画像データを含むなど指定された種類の電子メールであるときは、例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納して保持する。この保持期間において、電子メールサーバ装置50は、クライアントパーソナルコンピュータ30からのSMTP手順による電子メールの表1に示すコマンドを受信したときは、これに応答して、対応する処理を実行した後、指示元のクライアントパーソナルコンピュータ30に対して対応する表1の実行結果の電子メールをSMTP又はPOP手順で返信する。そして、上記保持期間が終了すれば、送信キューメモリ108aに保持しておいた電子メールをSMTP手順で、宛先の電子メールサーバ装置に対してインターネット90を介して送信する。すなわち、コマンドでの処理は上記保持期間に限定される。
【0020】
さらに、本実施形態においては、送信受付通知の電子メール、送信ジョブ内容照会の電子メールなどのコマンドメールおよびコマンドに対する応答メールは例えばスレッド表示などで関連付けて表示している。具体的には、以下の表に示すように、電子メールにおけるMessage−ID、In−Reply−To/Referenceヘッダを使用する。
【0021】
【表2】
【0022】
図8は、図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。図8から明らかなように、総数1の電子メールに関する「メールの送信要求を受け付けました」の旨のコメントと、それに対して可能な処理のコマンドの一例が記載されている。なお、送信ジョブに対して所定のジョブ番号が付与され、その送信ジョブの各宛先に対して当該ジョブ番号を用いたIDが付与されている。
【0023】
図9は、図1の電子メールサーバ装置50から送信される同報のメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。図9から明らかなように、総数2の同報の電子メールに関する「メールの送信要求を受け付けました」の旨のコメントと、それに対して可能な処理のコマンドの一例が記載されている。
【0024】
図10は、図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信結果通知の電子メールの一例を示す図である。図10から明らかなように、ジョブ番号、送信時刻、宛先、送信ジョブの結果が記載されている。
【0025】
以上説明したように、本実施形態によれば、電子メールサーバ装置50の主制御部101は、所定の指定された種類の電子メールを受信して例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、送信キューメモリ108aに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行する。従って、一旦送信を指示した電子メールに対しても、送信状態の照会や取消しなどの処理が可能となり、クライアントパーソナルコンピュータ30での電子メール処理に対する操作性を大幅に向上できる。
【0026】
また、主制御部101は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリ108aに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信する。従って、電子メールサーバ装置50が送信ジョブを受けつけたことを確かに確認できる。
【0027】
<変形例>
図5は変形例に係るLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。当該変形例では、電子メールサーバ装置50がWWWサーバ(ウエブサーバ)機能と電子メールサーバ機能を有していることを特徴としている。電子メールサーバ装置50はクライアントパーソナルコンピュータ30からSMTP手順で送信メールを受信すると、その送信メールを特定することが出来るメッセージID(メールの識別情報)を記述した送信受付通知の電子メールをSMTP手順で返信するとともに、受信した電子メールを送信キューメモリ108aに格納して保持する。この保持期間において、クライアントパーソナルコンピュータ30は送信受付通知メール中のメール識別情報を利用して、以下に示すようにWEBブラウザでその送信ジョブの状態や結果を確認できる。
【0028】
図11は変形例に係る電子メールサーバ装置50から送信されるHTTP用メール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。図11から明らかなように、例えば総数2の電子メールに関する「メールの送信要求を受け付けました」の旨のコメントと、この送信ジョブの確認・消去等の処理を実行できるURLが記載されており、これをユーザがクリックすることにより、当該URLに移行し、ウエブを立ち上げて所定のコマンド実行処理を実行できる。
【0029】
図6は、上記変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送受信の指示画面の一例を示す図であり、図7は、上記変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送信ジョブの確認画面の一例を示す図である。図6から明らかなように、当該画面の左側に、受信、受信トレイ、送信、ごみ箱の選択を行うためのフレームが提供されており、そのフレームの右側に、受信を選択したときのフレームが提供されている。この右側のフレームでは、メール送信受付通知をクリックすることによりその電子メールの内容を確認することができ、その下側のジョブ結果をクリックすることにより、図7に示すように、実行結果の内容を確認することができる。この画面において、送信ジョブの詳細を見る、編集、消去などの処理、送信ジョブの宛先の編集、送信結果、消去などの処理を見ることができる。なお、お知らせ及び回覧は、電子メールサーバ装置50からの一般的なお知らせや、所定のグループ内での回覧の内容を見ることができるデータである。
【0030】
以上の実施形態においては、ファクシミリサーバ装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網やインターネットに接続された、例えば電話機、データ通信装置、サーバ装置などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る電子メールサーバ装置によれば、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置において、所定の指定された種類の電子メールを受信して所定の時間だけ送信キューメモリに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、上記送信キューメモリに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行する制御手段を備える。従って、一旦送信を指示した電子メールに対しても、送信状態の照会や取消しなどの処理が可能となり、クライアント装置での電子メール処理に対する操作性を大幅に向上できる。
【0032】
また、上記電子メールサーバ装置において、上記制御手段は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信する。従って、従って、電子メールサーバ装置が送信ジョブを受けつけたことを確かに確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態である、電子メールサーバ装置50及びクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−Nを備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子メールサーバ装置50の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のクライアントパーソナルコンピュータ30の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。
【図5】変形例に係るLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。
【図6】変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送受信の指示画面の一例を示す図である。
【図7】変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送信ジョブの確認画面の一例を示す図である。
【図8】図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。
【図9】図1の電子メールサーバ装置50から送信される同報のメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。
【図10】図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信結果通知の電子メールの一例を示す図である。
【図11】変形例に係る電子メールサーバ装置50から送信されるHTTP用メール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。
【符号の説明】
30,30−1乃至30−N…クライアントパーソナルコンピュータ、
50…電子メールサーバ装置、
60…ルータ装置、
90…インターネット、
101…主制御部、
104…表示部、
105…操作部、
106…ROM、
107…RAM、
108…ハードディスクドライブ、
108a…送信キューメモリ、
108b…送信キュー管理テーブル、
112…LANインターフェース、
113…バス、
201…主制御部、
202…画像読取部、
203…画像記録部、
204…表示部、
205…操作部、
206…ROM、
207…RAM、
208…ハードディスクドライブ、
212…LANインターフェース、
213…バス。
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信した電子メールを送信して転送する電子メールサーバ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来技術の電子メールサーバ装置は、例えば、複数のクライアント装置が接続されたLANに接続され、クライアント装置からSMTP手順で送信される電子メールを受信した後、SMTP手順で宛先の電子メールサーバ装置に送信する。一方、外部の電子メールサーバ装置から受信した電子メールは一旦電子メールサーバ装置内のメール格納メモリに格納され、クライアント装置からのPOP手順によるアクセスに応答して格納されている電子メールをクライアント装置に送信する。
【0003】
例えば、特許文献1においては、「クライアントから通信ネットワークを介して、送信先となる電子メールアドレスを指定したデータを受信して送信指示を受けたときには、上記電子メールアドレスを送信先とし、受信したデータを上記通信ネットワークに接続されるメールサーバに対して送信し、その送信結果を上記クライアントに通知するファクシミリサーバ」が開示されている。このファクシミリサーバによれば、受信したデータを通信ネットワークに接続されるメールサーバに対して送信したときには、その送信結果をクライアントに通知するので、クライアントでは、送信指示をしたデータが、正常にメールサーバに届いたかを容易に確認することができるという効果を有している。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−352424号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、クライアント装置から電子メールサーバ装置に対して一旦送信された電子メールは、送信状態の照会や変更、取り消しなどの処理を実行することができないという問題点があった。
【0006】
本発明の目的は以上の問題点を解決し、クライアント装置から電子メールサーバ装置に対して電子メールを送信しても、送信状態の照会や変更、取り消しなどの処理を実行することができる電子メールサーバ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る電子メールサーバ装置は、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置において、所定の指定された種類の電子メールを受信して所定の時間だけ送信キューメモリに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、上記送信キューメモリに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0008】
また、上記電子メールサーバ装置において、上記制御手段は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信することを特徴とする。
【0009】
さらに、上記電子メールサーバ装置において、上記コマンドに対応した処理は、
(a)電子メールの送信状態の照会通知と、
(b)電子メールの送信指定時刻の変更と、
(c)電子メールの送信の取り消しと、
(d)電子メールの宛先の変更と、
(e)電子メールの宛先の追加と、
(f)電子メールの宛先の削除と、
のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
【0011】
図1は、本発明に係る一実施形態である、電子メールサーバ装置50及びクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−Nを備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。この実施形態に係るLANシステムは、複数N台のクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−N(以下、総称して符号30を付す。)と、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置50と、インターネット90に接続されたルータ装置60とがLAN70を介して接続されて構成される。
【0012】
この実施形態に係る電子メールサーバ装置50の主制御部101は、所定の指定された種類の電子メールを受信して例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、送信キューメモリ108aに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行し、ここで、主制御部101は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリ108aに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信することを特徴としている。ここで、上記コマンドに対応した処理は、電子メールの送信状態の照会通知と、電子メールの送信指定時刻の変更と、電子メールの送信の取り消しと、電子メールの宛先の変更と、電子メールの宛先の追加と、電子メールの宛先の削除等である。
【0013】
図2は図1の電子メールサーバ装置50の構成を示すブロック図である。図2において、電子メールサーバ装置50は、インターネット40を介した電子メールの転送機能に加えて、クライアントパーソナルコンピュータ30からの指示コマンドに応答して、対応する電子メールに対して、電子メールの送信状態の照会通知と、電子メールの送信指定時刻の変更と、電子メールの送信の取り消しと、電子メールの宛先の変更と、電子メールの宛先の追加と、電子メールの宛先の削除等の処理を実行するコマンド実行機能を備えている。主制御部101は具体的にはCPUで構成されており、バス113を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。表示部104は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該電子メールサーバ装置50の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。操作部105は、当該電子メールサーバ装置50を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部104をタッチパネル方式とすることにより、この操作部105の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0014】
ROM106は、当該電子メールサーバ装置50の動作に必要であって主制御部101によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。RAM107は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。ここで、RAM107は詳細後述するアドレス/番号対応テーブル107aを格納する。なお、RAM107としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。ハードディスクドライブ108は、受信した電子メールやその添付ファイル(画像データを含む)を格納する送信キューメモリ108aと、送信キューメモリ108aに格納した電子メールを管理するためのデータであって、受信した電子メールの発信元、宛先、電子メールのサイズ、格納アドレス、格納開始時刻などの管理データを格納する送信キュー管理テーブル108bとを含む。さらに、LANインターフェース112は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0015】
以上のように構成された電子メールサーバ装置50は、インターネット40を介した電子メールの転送機能に加えて、以下のコマンド実行機能を備えている。すなわち、電子メールサーバ装置50は、クライアントパーソナルコンピュータ30からのSMTP手順による電子メールの下記のコマンドに応答して、対応する処理を実行した後、指示元のクライアントパーソナルコンピュータ30に対して下記の実行結果の電子メールをSMTP又はPOP手順で返信する。
【0016】
【表1】
【0017】
図3は、図1のクライアントパーソナルコンピュータ30の構成を示すブロック図である。図3において、クライアントパーソナルコンピュータ30は、公知のパーソナルコンピュータであって、画像データ、文字データ又は電子メールの生成や記録などの処理を実行する。本実施形態においては、クライアントパーソナルコンピュータ30は、一例として、例えば画像データを含む電子メールを送信し又は受信する端末装置として用いられる。主制御部201は具体的にはCPUで構成されており、バス213を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。このクライアントパーソナルコンピュータ30において、画像読取部202及び画像記録部203はオプションで設けられ、画像読取部202は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。画像記録部203は例えば電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリサーバ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録したり、文字データを記録する。表示部204は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該クライアントパーソナルコンピュータ30の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。操作部205は、例えばキーボードであり、文字データや指示コマンドを入力するためのものである。
【0018】
ROM206は、当該クライアントパーソナルコンピュータ30の動作に必要であって主制御部201によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納する。また、RAM207は、SRAM、DRAM、SDRAM等で構成され、主制御部201のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。さらに、ハードディスクドライブ208は、記録媒体を内蔵する記憶装置であり、実行するアプリケーションプログラムや画像メモリを格納する。LANインターフェース212は、LAN70に接続され、LAN70からの信号やデータを受信する一方、LAN70に対して信号やデータを送信して信号変換やプロトコル変換などのインターフェース処理を実行する。
【0019】
図4は、図1のLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。図4において、電子メールサーバ装置50は、LANシステム内のクライアントパーソナルコンピュータ30からLAN70を介して電子メールをSMTP手順で受信し、これに応答して、受信した電子メールを送信キューメモリ108aに格納し、発信元のクライアントパーソナルコンピュータ30に対してメール送信受付通知を含む電子メールをSMTP又はPOP手順で返信するとともに、受信した電子メールがMIME形式で符号化された画像データを含むなど指定された種類の電子メールであるときは、例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納して保持する。この保持期間において、電子メールサーバ装置50は、クライアントパーソナルコンピュータ30からのSMTP手順による電子メールの表1に示すコマンドを受信したときは、これに応答して、対応する処理を実行した後、指示元のクライアントパーソナルコンピュータ30に対して対応する表1の実行結果の電子メールをSMTP又はPOP手順で返信する。そして、上記保持期間が終了すれば、送信キューメモリ108aに保持しておいた電子メールをSMTP手順で、宛先の電子メールサーバ装置に対してインターネット90を介して送信する。すなわち、コマンドでの処理は上記保持期間に限定される。
【0020】
さらに、本実施形態においては、送信受付通知の電子メール、送信ジョブ内容照会の電子メールなどのコマンドメールおよびコマンドに対する応答メールは例えばスレッド表示などで関連付けて表示している。具体的には、以下の表に示すように、電子メールにおけるMessage−ID、In−Reply−To/Referenceヘッダを使用する。
【0021】
【表2】
【0022】
図8は、図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。図8から明らかなように、総数1の電子メールに関する「メールの送信要求を受け付けました」の旨のコメントと、それに対して可能な処理のコマンドの一例が記載されている。なお、送信ジョブに対して所定のジョブ番号が付与され、その送信ジョブの各宛先に対して当該ジョブ番号を用いたIDが付与されている。
【0023】
図9は、図1の電子メールサーバ装置50から送信される同報のメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。図9から明らかなように、総数2の同報の電子メールに関する「メールの送信要求を受け付けました」の旨のコメントと、それに対して可能な処理のコマンドの一例が記載されている。
【0024】
図10は、図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信結果通知の電子メールの一例を示す図である。図10から明らかなように、ジョブ番号、送信時刻、宛先、送信ジョブの結果が記載されている。
【0025】
以上説明したように、本実施形態によれば、電子メールサーバ装置50の主制御部101は、所定の指定された種類の電子メールを受信して例えば1時間程度など所定の時間だけハードディスクドライブ108内の送信キューメモリ108aに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、送信キューメモリ108aに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行する。従って、一旦送信を指示した電子メールに対しても、送信状態の照会や取消しなどの処理が可能となり、クライアントパーソナルコンピュータ30での電子メール処理に対する操作性を大幅に向上できる。
【0026】
また、主制御部101は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリ108aに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信する。従って、電子メールサーバ装置50が送信ジョブを受けつけたことを確かに確認できる。
【0027】
<変形例>
図5は変形例に係るLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。当該変形例では、電子メールサーバ装置50がWWWサーバ(ウエブサーバ)機能と電子メールサーバ機能を有していることを特徴としている。電子メールサーバ装置50はクライアントパーソナルコンピュータ30からSMTP手順で送信メールを受信すると、その送信メールを特定することが出来るメッセージID(メールの識別情報)を記述した送信受付通知の電子メールをSMTP手順で返信するとともに、受信した電子メールを送信キューメモリ108aに格納して保持する。この保持期間において、クライアントパーソナルコンピュータ30は送信受付通知メール中のメール識別情報を利用して、以下に示すようにWEBブラウザでその送信ジョブの状態や結果を確認できる。
【0028】
図11は変形例に係る電子メールサーバ装置50から送信されるHTTP用メール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。図11から明らかなように、例えば総数2の電子メールに関する「メールの送信要求を受け付けました」の旨のコメントと、この送信ジョブの確認・消去等の処理を実行できるURLが記載されており、これをユーザがクリックすることにより、当該URLに移行し、ウエブを立ち上げて所定のコマンド実行処理を実行できる。
【0029】
図6は、上記変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送受信の指示画面の一例を示す図であり、図7は、上記変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送信ジョブの確認画面の一例を示す図である。図6から明らかなように、当該画面の左側に、受信、受信トレイ、送信、ごみ箱の選択を行うためのフレームが提供されており、そのフレームの右側に、受信を選択したときのフレームが提供されている。この右側のフレームでは、メール送信受付通知をクリックすることによりその電子メールの内容を確認することができ、その下側のジョブ結果をクリックすることにより、図7に示すように、実行結果の内容を確認することができる。この画面において、送信ジョブの詳細を見る、編集、消去などの処理、送信ジョブの宛先の編集、送信結果、消去などの処理を見ることができる。なお、お知らせ及び回覧は、電子メールサーバ装置50からの一般的なお知らせや、所定のグループ内での回覧の内容を見ることができるデータである。
【0030】
以上の実施形態においては、ファクシミリサーバ装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網やインターネットに接続された、例えば電話機、データ通信装置、サーバ装置などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明に係る電子メールサーバ装置によれば、受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置において、所定の指定された種類の電子メールを受信して所定の時間だけ送信キューメモリに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、上記送信キューメモリに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行する制御手段を備える。従って、一旦送信を指示した電子メールに対しても、送信状態の照会や取消しなどの処理が可能となり、クライアント装置での電子メール処理に対する操作性を大幅に向上できる。
【0032】
また、上記電子メールサーバ装置において、上記制御手段は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信する。従って、従って、電子メールサーバ装置が送信ジョブを受けつけたことを確かに確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施形態である、電子メールサーバ装置50及びクライアントパーソナルコンピュータ30−1乃至30−Nを備えたLANシステムの構成を示すブロック図である。
【図2】図1の電子メールサーバ装置50の構成を示すブロック図である。
【図3】図1のクライアントパーソナルコンピュータ30の構成を示すブロック図である。
【図4】図1のLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。
【図5】変形例に係るLANシステムにおけるメールの送信並びにメールに対する確認及び指示を行う通信手順を示すタイミングチャートである。
【図6】変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送受信の指示画面の一例を示す図である。
【図7】変形例に係るクライアントパーソナルコンピュータ30におけるメール送信ジョブの確認画面の一例を示す図である。
【図8】図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。
【図9】図1の電子メールサーバ装置50から送信される同報のメール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。
【図10】図1の電子メールサーバ装置50から送信されるメール送信結果通知の電子メールの一例を示す図である。
【図11】変形例に係る電子メールサーバ装置50から送信されるHTTP用メール送信受付通知の電子メールの一例を示す図である。
【符号の説明】
30,30−1乃至30−N…クライアントパーソナルコンピュータ、
50…電子メールサーバ装置、
60…ルータ装置、
90…インターネット、
101…主制御部、
104…表示部、
105…操作部、
106…ROM、
107…RAM、
108…ハードディスクドライブ、
108a…送信キューメモリ、
108b…送信キュー管理テーブル、
112…LANインターフェース、
113…バス、
201…主制御部、
202…画像読取部、
203…画像記録部、
204…表示部、
205…操作部、
206…ROM、
207…RAM、
208…ハードディスクドライブ、
212…LANインターフェース、
213…バス。
Claims (3)
- 受信した電子メールを宛先に送信する電子メールサーバ装置において、所定の指定された種類の電子メールを受信して所定の時間だけ送信キューメモリに格納し、所定の指示コマンドを含む電子メールを受信したとき、上記送信キューメモリに格納された電子メールに対して当該指示コマンドに対応した処理を実行する制御手段を備えたことを特徴とする電子メールサーバ装置。
- 上記制御手段は、上記指定された種類の電子メールを受信して送信キューメモリに格納したとき、発信元に対してメール送信受付通知を含む電子メールを返信することを特徴とする請求項1記載の電子メールサーバ装置。
- 上記コマンドに対応した処理は、
(a)電子メールの送信状態の照会通知と、
(b)電子メールの送信指定時刻の変更と、
(c)電子メールの送信の取り消しと、
(d)電子メールの宛先の変更と、
(e)電子メールの宛先の追加と、
(f)電子メールの宛先の削除と、
のうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1又は2記載の電子メールサーバ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002333512A JP2004172727A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 電子メールサーバ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002333512A JP2004172727A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 電子メールサーバ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2004172727A true JP2004172727A (ja) | 2004-06-17 |
Family
ID=32698204
Family Applications (1)
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JP2002333512A Pending JP2004172727A (ja) | 2002-11-18 | 2002-11-18 | 電子メールサーバ装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2004172727A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008116419A1 (fr) * | 2007-03-26 | 2008-10-02 | Tencent Technology (Shenzhen) Company Limited | Système de suivi de courrier électronique et procédé et serveur apparentés |
JP2014041562A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | 送受信装置、情報送受信システム、送受信装置の制御方法、管理装置、管理装置の制御方法、送受信装置のプログラム、及び、管理装置のプログラム |
-
2002
- 2002-11-18 JP JP2002333512A patent/JP2004172727A/ja active Pending
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JP2014041562A (ja) * | 2012-08-23 | 2014-03-06 | Konami Digital Entertainment Co Ltd | 送受信装置、情報送受信システム、送受信装置の制御方法、管理装置、管理装置の制御方法、送受信装置のプログラム、及び、管理装置のプログラム |
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