JP2004171713A - 磁気ディスク装置 - Google Patents

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JP2004171713A
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Katsuyoshi Masuda
勝義 増田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】乱流によるアクチュエータアームの振動を抑制する事により 位置決め精度の高い磁気ディスク装置を提供する。
【解決手段】ディスクの高速回転に伴ってディスク表面を流れる旋回空気流に対してアクチュエータアームを迂回する分岐流路と分岐流路に空気流を導く2つの壁を上下流部に設ける事により、旋回空気流の大部分を分岐流路に迂回させ、アクチュエータアームに対する空気流量を減少させた。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、磁気ディスク装置において、ディスクの高速回転により発生する旋回空気流により発生するアーム及びヘッドの振動を低減することにより、ヘッドのディスクに対する位置決め精度を向上させる為の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の機構としては、例えば、特許文献1の中の第1図に示されたスポイラやシュラウドによりディスク回転により発生する旋回空気流の減速及び整流効果により、ヘッドの位置決め精度に対する風乱の影響を低減させることが提案されていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−184154号公報(第3〜4頁、第1図)
【0004】
【本発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の構成では、結局アクチュエータアーム及びヘッドは旋回空気流の流路中に配置された構造をとっているために、スポイラにより向きを変えられた空気流の位置にアクチュエーターアームを移動させたときヘッドの位置決め精度が低下する。また、旋回流中に配置されたスポイラとアクチュエータアームにより生じた空気流の乱れがアクチュエータアームを振動させ、ヘッドの位置決め精度を低下させる。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記従来の課題を解決する為に、ディスク回転により発生する旋回空気流の流路中に分岐流路を設け、アクチュエーターアームへの空気流量自体を減少させる事により、風乱によるヘッドの位置決め精度の低下を防止させるものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、旋回空気流の流路中にアーム部を迂回する分岐流路を設け、旋回空気流の一部または大部分を分岐流路で迂回させることにより、正味のアームとヘッドへの空気流量を減少させる。
【0007】
請求項2に記載の発明は、旋回空気流に対してアームの上流側と下流側に分岐流路に空気流を導くための壁を設ける事により、アームへの空気流量を効果的に減少させる事が出来る。請求項6と請求項8と請求項9に記載の発明は、壁の形状を旋回空気流の向きに対して滑らかに分岐流路に導く事により、旋回空気流の分岐部及び合流部における圧損を減少させる事が出来る。
【0008】
請求項7に記載の発明は、分岐流路の流路面積を旋回空気流の流路面積と同じ大きさにする事により空気流の流速の変動を抑制する事が出来る。
【0009】
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態について、図1〜5を参照しながら説明する。
【0010】
図1、図2は本発明の第1の実施形態を示すもので、図2は図1の断面A−Aを示す。本発明の磁気ディスク装置はハウジング1と、スピンドルモータ2の回転軸3上に積層され高速で回転するディスク4〜7と、ディスク4〜7に対して情報を読み書きをするヘッド8を支持するアーム9と、アーム回転軸10を中心にアーム9を揺動駆動させるボイスコイルモータ11と、後述する分岐流路12と壁13〜18とから構成されている。
【0011】
本発明の特徴は、ディスク4〜7の回転に伴い各ディスク面上に発生する強い旋回空気流19を迂回させるための分岐流路12と壁13〜18を設けた点である。
【0012】
実施形態1では分岐流路12はディスク外周部の壁20を取り囲むように設けられている。上流側壁13と下流側壁14〜18は、積層されたディスク4〜7の間及び固定壁面21、22とディスク4、7の間に挿入した状態でハウジング1にスクリュウ23、24にて固定される。(図の簡略化のために上流側壁13について断面図を省略したが、壁13も図2に示した下流側壁14〜18に相当する複数の壁を持つ。)壁13、14〜18の先端部25、26は旋回空気流19の方向に平行な面を持ち、分岐流路12の外壁27に対して円弧等の滑らかな曲線により接続されている。迂回流路12への流量を増やすために、壁13、14〜18は可能な限り各ディスク面及び固定壁面21、22に接近させる。上流側壁13はアーム9が最内周側に移動したときのアーム左側面近傍に配置される。下流側壁14〜18はアーム9を最内周から最外周に移動させたときのヘッド8先端部が描く軌跡の外側近傍に配置される。
【0013】
以上の様に構成された壁13、14〜18によりディスク4〜7により生じた旋回空気流19の大部分を分岐流路12を経由して分岐空気流28〜30の様に迂回させる事が出来る。従って、アーム9及びヘッド8へ向かって流れる正味の空気流量はおおよそ壁13、14〜18に囲まれたディスク4〜7への投影面積に比例して一様に減少させる事ができる。その結果、アーム9及びヘッド8に対する風乱による振動が減少し、ヘッド8の位置決め精度が向上する。
【0014】
図3は本発明の第2の実施形態を示すものである。前述の第1の実施形態との大きな違いは分岐流路31をボイスコイルモータ32を取り囲むように配置している点である。分岐流路30中の分岐空気流33〜37の向きをディスク38の高速回転に伴い発生する旋回空気流39の向きから大きく変えずに再び39に合流させる事ができるため、第1の実施形態による効果に加えてディスク面上における空気流の整流効果を付加しディスク38の面外振動であるフラッターを抑制することができ、更にヘッド40の位置決め精度を向上することが出来る。
【0015】
図4、5は本発明の第3の実施形態を示すものである。図5は図4におけるA−A断面図を示す。前述の実施形態1、実施形態2との大きな違いは分岐流路41をディスク42、43の間に設ける事により、平面方向の面積の制約のため平面方向に分岐流路を設けることのできない製品において本発明を実施する事が可能となる。
【0016】
分岐流路41は後述するように一部を切り欠いた2枚の円盤44、45をディスク42、43の間に42、43に対して平行に挿入することにより形成される。圧力変動により各円盤44、45ならびにディスク42、43の振動を抑制するために、各円盤44、45はディスク42、43との隙間が1対2対1になるように挿入する。円盤44、45はディスク42、43を取り囲むシュラウド部46と一体化されており、ハウジング47にスクリュウ48〜50で固定される。円盤44、45はスピンドルモータ51の外周部と干渉しない程度に小隙間を取って接近している。円盤44、45は切り欠き52、53を持ち、壁54、55と対向する。上流側壁54は、アクチュエータアーム56が最内周位置に移動したときに当たらない位置に可能な限り接近させて配置する。下流側壁55は、ヘッド57を最内周から最外周に移動させたときにヘッド57先端が描く軌跡に当たらない程度に接近させて配置する。各壁54、55の側面58、59、及び、円盤44、45の切り欠き52、53は旋回空気流60〜63に対して所定の角度を持ち、滑らかに旋回空気流60〜63を分岐流路41に導く。以上のように構成された壁54、55及び分岐流路41により、旋回空気流60〜63の大部分を分岐流路41を経由して、分岐空気流64〜67の様に迂回させることが出来る。従って、アクチュエータアーム56及びヘッド57への正味の空気流量を減少させ、アクチュエータアーム56及びヘッド57に対する風乱による振動を低減することが出来る。結果として、ヘッド57の位置決め精度を向上することが出来る。
【0017】
【発明の効果】
以上のように、請求項1〜9に記載の発明によれば、高速回転するディスクにより発生する旋回空気流によるアクチュエータアーム及びヘッドに対する空気流量を減少させる事により、風乱によるヘッドの位置決め精度の低下を防止する事ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1における磁気ディスク装置の構成を示す平面図及び空気流を示す図
【図2】本発明の実施形態1における磁気ディスク装置の構成を示す横断面図
【図3】本発明の実施形態2における磁気ディスク装置の構成を示す平面図および空気流を示す図
【図4】本発明の実施形態3における磁気ディスク装置の構成を示す平面図
【図5】本発明の実施形態3における磁気ディスク装置の構成を示す横断面図及び空気流を示す図
【符号の説明】
1 ハウジング
2 スピンドルモータ
4 ディスク
5 ディスク
6 ディスク
7 ディスク
8 ヘッド・アクチュエータアーム
10 ボイスコイルモータ
11 ボイスコイルモータ
12 分岐流路
13 上流側壁
14 下流側壁
15 下流側壁
16 下流側壁
17 下流側壁
18 下流側壁
19 旋回空気流
20 シュラウド
21 固定壁
22 固定壁
23 スクリュウ
24 スクリュウ
28 分岐空気流
29 分岐空気流
30 分岐空気流
31 分岐流路
32 ボイスコイルモータ
33 分岐空気流
34 分岐空気流
35 分岐空気流
36 分岐空気流
37 分岐空気流
38 ディスク
39 旋回空気流
41 分岐流路
42 ディスク
43 ディスク
44 円盤
45 円盤
46 シュラウド
47 ハウジング
48 スクリュウ
49 スクリュウ
50 スクリュウ
51 スピンドルモータ
54 上流側壁
55 下流側壁
56 アクチュエータアーム
57 ヘッド
60 スクリュウ
61 スクリュウ
62 スクリュウ
63 スクリュウ
64 分岐空気流
65 分岐空気流
66 分岐空気流
67 分岐空気流

Claims (7)

  1. 回転軸上に位置するディスクと、前記ディスクに対して情報の読み出しまたは書き込みを行うヘッドと、前記ヘッドを支持しかつ移動させるアクチュエータアームと、前記アクチュエータアームを駆動させるボイスコイルモーターとがハウジング内に収容されているディスク装置において、
    前記ディスクの回転によって生じる旋回空気流を前記アクチュエータアームに対して前記旋回空気流の上流側から前記旋回空気流の下流側に迂回させる分岐流路を前記ハウジングとの間に設け、前記アクチュエータアームの上流側と下流側において前記旋回空気流を前記分岐流路に導くための壁を前記ディスク表面上でかつ前記ディスク面と所定の距離を有し、前記アクチュエータアームの上流側及び下流側に設けた事を特徴とする磁気ディスク装置。
  2. 請求項1に記載の分岐流路の少なくとも一部は、前記ディスクより前記ディスクの半径方向に離れた位置に配置した事を特徴とする磁気ディスク装置。
  3. 請求項1に記載の分岐流路の少なくとも一部は、前記ディスクの垂直面上に配置された事を特徴とする磁気ディスク装置。
  4. 請求項1に記載の分岐流路の少なくとも一部は、前記ボイスコイルモーターと前記ハウジングの間にあって、前記旋回空気流を前記アクチュエータアームの上流側から下流側に導くものである事を特徴とする磁気ディスク装置。
  5. 請求項2と請求項4に記載の前記壁は、少なくともその一部が湾曲して形成された曲面を有する事を特徴とする磁気ディスク装置。
  6. 前記ディスクが2枚で構成される際に、請求項3に記載の分岐流路の前記ディスク面側の壁は、前記ディスク面に平行な2枚の円盤により構成され、前記円盤により前記2枚分のディスクを両側より挟むように配置され、前記1枚目の円盤と1枚目のディスク面と他の1枚のディスク面と他の円盤とのそれぞれの距離の比率が、1対2対1の比率からなる隙間を有して固定される事を特徴とする磁気ディスク装置。
  7. 請求項1に記載の分岐流路の少なくとも一部は、前記ディスクの垂直面上かつ前記ディスクより前記ディスクの半径方向に離れた両方の位置に配置された事を特徴とする磁気ディスク装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009245570A (ja) * 2008-03-31 2009-10-22 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv ベースの製造方法及びディスク・ドライブ装置の製造方法
US7929246B2 (en) 2006-06-05 2011-04-19 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands B.V. Magnetic disk drive with spoiler

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