JP2004167551A - レーザ加工装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】厚板加工用の耐久性の高いカッティングプレートと、薄板加工における裏面傷の低減を可能にしたカッティングプレートを共存させたレーザ加工装置の提供。
【解決手段】ワークテーブル3に支持されたワークWをX軸方向へ移動位置決め自在のワーク位置決め手段7と、前記ワークの表面にレーザ光を集光照射可能なレーザ加工ヘッド33と、該レーザ加工ヘッドを前記X軸に直交するY軸方向へ移動位置決めするレーザ加工ヘッド位置決め手段とを備えたレーザ加工装置において、前記レーザ加工ヘッドをX軸方向に離隔する第1加工位置47と第2加工位置49とに位置決め可能に設け、前記第1加工位置における前記ワークテーブルに一対の厚板用カッティングプレートを設け、前記第2加工位置における前記ワークテーブルに一対の薄板用カッティングプレートを設けたことを特徴とするレーザ加工装置。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレーザ加工装置に関する。さらに詳細には1軸光軸移動、1軸材料移動型のレーザ加工装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、Y軸光軸移動−X軸材料移動型のレーザ加工装置においては、ワークテーブルに光軸移動方向(Y軸方向)に沿って延伸する細長い切欠き溝を設け、この切欠き溝の両側にワーク移動方向(X軸方向)にのみ回転自在なローラ(いわゆるカッティングローラ)を設けたものがある(例えば、特許文献1参照)。また、厚板加工用にはローラの代わりにプレート(いわゆるカッティングプレート)を使用したものもある。
【0003】
また、前記ワークテーブルに切欠き溝部を備えたワークシュータテーブルをワークテーブルより下方へ開閉自在に設ける場合もある(例えば、特許文献2参照)。なお、上述の切欠き溝の下方には、切断で生じた切断屑を収納するスクラップボックスが配置してある。
【0004】
【特許文献1】
実開平5−289号公報
【0005】
【特許文献2】
特開2002−187042号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のローラ(カッティングローラ)は通常は金属製であり、切断加工時に発生するスパッターやスラッグなどがローラ表面に付着してワーク裏面に傷をつける原因となる。特に亜鉛メッキ鋼板、ステンレス鋼板、アルミ板などはローラ表面に付着したスパッターやスラッグによって傷つきやすい。
【0007】
ローラ(カッティングローラ)には、ワークのX軸方向への移動に同期して回転するように回転駆動機構が設けてあるが、回転駆動機構が故障して回転不良になるとやはり傷がつく。
【0008】
また、ローラ(カッティングローラ)上で、厚板(4.5t〜9.0t)を連続して切断すると、切断時に生じた金属溶融物がローラ表面に堆積して、ローラ表面が溶融したり、穴があくなどローラ自体の損傷が激しく、その交換作業には時間を要すると共に費用もかかるという問題がある。
【0009】
厚板を主として切断するユーザには、上述の如きローラ(カッティングローラ)の損傷を考慮して、ローラの代わりにプレート(いわゆるカッティングプレート)にフリーベアリングを埋設したものを使用することも行われている。
【0010】
しかし、耐久性が向上し、フリーベアリングなどの消耗品の交換も簡単にはなるが、薄板切断時には逆に傷が多くなるという問題もある。
【0011】
一方、薄板(3.2t以下)を主として切断するユーザには、一方向に回転する前記ローラ(カッティングローラ)ではなく、方向に関係なく自由に回転するポリテトラフロロエチレン製のローラをワークテーブルに設けた前述の切欠き溝の周囲に多数配置することも行われている。
【0012】
このポリテトラフロロエチレン製のフリーローラは、回転不良の発生もほとんど無く、材料裏面の傷の発生を低減することができる。しかし、高温のスパッターやスラッグが多量に発生する厚板切断には、ポリテトラフロロエチレン製のフリーローラは消耗が激しく耐久性がないという問題がある。
【0013】
本発明は上述の如き問題を解決するためになされたものであり、本発明の課題は、厚板加工用の耐久性の高いカッティングプレートと、薄板加工における裏面傷の低減を可能にしたカッティングプレートを共存させたレーザ加工装置を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決する手段として請求項1に記載のレーザ加工装置は、ワークテーブル上に支持されたワークをX軸方向へ移動位置決め自在のワーク位置決め手段と、前記ワークの表面にレーザ光を集光照射可能なレーザ加工ヘッドと、該レーザ加工ヘッドを前記X軸に直交するY軸方向へ移動位置決めするレーザ加工ヘッド位置決め手段とを備えたレーザ加工装置において、前記レーザ加工ヘッドをX軸方向に離隔する第1加工位置と第2加工位置とに位置決め可能に設け、前記ワークテーブル上の前記第1加工位置にY軸方向へ延伸する一対の厚板用カッティングプレートを設け、前記ワークテーブル上の前記第2加工位置にY軸方向へ延伸する一対の薄板用カッティングプレートを設けたことを要旨とするものである。
【0015】
請求項2に記載のレーザ加工装置は、請求項1に記載のレーザ加工装置において、前記一対の薄板用カッティングプレートの一方を前記ワークテーブル側に固定して設け、他方のカッティングプレートを前記ワークテーブルに設けた開閉可能な小型ワークシュータ側に設け、前記一対の厚板用のカッティングプレートを前記ワークテーブルに設けた開閉可能な大型ワークシュータに設けたことを要旨とするものである。
【0016】
請求項3記載のレーザ加工装置は、請求項2に記載のレーザ加工装置において、前記厚板用カッティングプレートにワーク裏面を支持する複数個の第1フリーベアリング69を設けると共に、前記大型ワークシュータにワーク裏面を前記第1フリーベアリングと同一水準に支持可能な複数個の第2フリーベアリング71を設け、該第2フリーベアリングと前記厚板用カッティングプレートとを同期して昇降可能に設け、前記一対の薄板用カッティングプレート上にワーク裏面を支持する複数個の第1フリーローラ55を設けると共に、前記ワークテーブルにワーク裏面を前記第1フリーローラと同一水準で支持可能な複数個の第2フリーローラ57を設け、かつ前記ワークテーブルに前記第1、第2フリーローラより上方位置または下方位置へ昇降可能な第3フリーベアリング59を設けたことを要旨とするものである。
【0017】
請求項4に記載のレーザ加工装置は、請求項3に記載のレーザ加工装置において、前記第1フリーベアリング69と第2フリーベアリング71の上限または下限位置を前記第1フリーローラ55および第2フリーローラ57とがワークを支持する水準より上方位置または下方位置へ昇降可能に設けたことを要旨とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面によって説明する。
【0019】
図1、図2に示すように、レーザ加工装置1はY軸光軸移動−X軸材料移動型のレーザ加工装置であって、X軸方向へ延伸したワークテーブル3と、このワークテーブル3のX軸方向のほぼ中央部上方をY軸方向へ跨いだ門型の本体フレーム5とを備えている。ワークテーブル3には、ワークテーブル3に支持されたワークWをX軸方向へ移動位置決め自在のワーク位置決め手段7が設けてある。
【0020】
上述のワーク位置決め手段7は、例えば、前記ワークテーブル3の右側にX軸方向へ延伸するX軸ガイドレール(図示省略)を設け、このX軸ガイドレールにX軸キャリッジ9を移動自在に設けると共に、NC装置(図示省略)の制御の下に回転駆動されるモータと送り機構(図示省略)を介して、X軸キャリッジ9が移動位置決めされるようになっている。なお、X軸キャリッジ9には、前記ワークテーブル3上に支持されたワークWをクランプする複数のワーククランプ11が装着してある。
【0021】
図1〜図3に示すように、前記本体フレーム5はワークテーブル3の左右に立設したコラム5a,5bとこのコラム5a,5bの上部を水平に連結した梁部材5cとからなっている。この梁部材5c上にはワークWの表面にレーザ光を集光照射可能なレーザ加工ヘッド33を前記X軸に直交するY軸方向へ移動位置決めするレーザ加工ヘッド位置決め手段が設けてある。以下にこのレーザ加工ヘッド位置決め手段の構成を説明する。
【0022】
前記梁部材5cの上面に一対のY軸ガイドレール13(a,b)を敷設し、このY軸ガイドレール13(a,b)に係合する直線運動軸受け17を備えたY軸キャリッジベース15が移動自在に設けてある。
【0023】
前記Y軸ガイドレール13aと13bのほぼ中間には、ボールねじからなる送りねじ19の軸端が梁部材5cに設けた一対の軸受け21により回転自在に軸支されており、この送りねじ19の一端には、梁部材5cに固定したY軸駆動モータ23が連結してある。前記Y軸キャリッジベース15の下面にはナット部材24が設けてあり、このナット部材24に前記送りねじ19が螺合させてある。
【0024】
したがって、Y軸駆動モータ23によって送りねじ19を適宜な回転数だけ回転駆動すれば、Y軸キャリッジベース15をY軸方向の適宜な位置へ移動させることができる。
【0025】
また、前記Y軸キャリッジベース15上には、係合部を上向きにした複数個の直線運動軸受け25がX軸と平行にかつ一直線上に配置してある。この直線運動軸受け25に係合するガイドレール27を下面に備えたサブキャリッジベース29が前記直線運動軸受け25にガイドされてX軸方向へ移動自在に設けてある。
【0026】
図3に示すように、上述のサブキャリッジベース29の左方には、前記本体フレーム5の前側(図3では左側)に、ほぼ垂直に垂下するZ軸ガイド支持部31が一体的に設けてあり、このZ軸ガイド支持部31にレーザ加工ヘッド33を備えたZ軸キャリッジ35がZ軸ガイド(図示省略)を介して昇降可能に設けてある。
【0027】
図4に示すように、前記Y軸キャリッジベース15上には前記サブキャリッジベース29をX軸方向へ進退させる駆動手段として、空圧または油圧で作動する流体圧シリンダ37が設けてある。流体圧シリンダ37のピストンロッド39の先端は、サブキャリッジベース29の側方に一体的に設けたブラケット41に連結固定してある。
【0028】
また、サブキャリッジベース29上には、レーザ発振器43からのレーザビームLBを前記レーザ加工ヘッド33の集光用光学系(図示省略)へ伝達する第4ベンドミラーBM4が設けてあり、前記Y軸キャリッジベース15上にはレーザ発振器43からのレーザビームLBを第4ベンドミラーBM4に伝達する第3ベンドミラーBM3が設けてある。
【0029】
また、前記レーザ発振器43から出射されたレーザビームLBは、第1ベンドミラーBM1、BM2を介して第3ベンドミラーBM3に伝達されるようになっている。なお、各ベンドミラーの間および第4ベンドミラーBM4とレーザ加工ヘッド33との間には安全のために伸縮自在の蛇腹などの光路カバー45が取り付けてある。
【0030】
上記構成において、流体圧シリンダ37を作動させることにより、サブキャリッジベース29に設けたレーザ加工ヘッド33を第1加工位置47または第2加工位置49へ移動させることができる。
【0031】
第2加工位置49は、薄板を加工するときに使用する加工位置であって、前記本体フレーム5寄りに設定してある。第1加工位置47は、第2加工位置49から−X方向へ距離L(実施例では300mm)だけ離隔した位置に設定してある。
【0032】
なお、レーザ加工ヘッド33を第1加工位置47または第2加工位置49へ位置決めするため、サブキャリッジベース29の前進位置と後退位置を規制するストッパー(図示省略)がY軸キャリッジベース15に設けてある
上記構成において、流体圧シリンダ37を前進または後退作動させれば、レーザ加工ヘッド33を第1加工位置47または第2加工位置49に位置決めすることができる。
【0033】
したがって、前記ワーク位置決め手段7のX軸方向の加工基準位置を第1加工位置47または第2加工位置49のいずれかに選択して、レーザ加工ヘッド33を第1加工位置47または第2加工位置49へ移動させることにより、第1加工位置47または第2加工位置49を使用したレーザ加工を行うことができる。
【0034】
図2および図5に示すように、前記第2加工位置49における前記ワークテーブル3には、Y軸方向へ延伸した2枚の薄板用カッティングプレート51(a,b)が設けてある。そのうちの一枚の薄板用カッティングプレート51(a)は、前記第1加工位置47寄りのワークテーブル3に固定してあり、残る一枚の薄板用カッティングプレート51(b)は前記本体フレーム5寄りのワークテーブル3上面の中心線54を回転中心として下方へ開閉可能に設けた小型ワークシュータ53上に設けてある。
【0035】
なお、薄板用カッティングプレート51(a,b)の間にはレーザビームLBおよびスパッター等が通過可能な長方形の開口56が設けてある。
【0036】
また薄板用カッティングプレート51(a,b)には、ワークWの裏面を支持する複数個のポリテトラフロロエチレン製第1フリーローラ55を設けると共に、前記ワークテーブル3および小型ワークシュータ53には、この第1フリーローラ55と同一水準でワークWを支持可能な複数個のポリテトラフロロエチレン製第2フリーローラ57が設けてある。
【0037】
また、前記小型ワークシュータ53の後方のワークテーブル3には、前記第1、第2フリーローラ(55,57)より上方位置または下方位置へ昇降可能な第3フリーベアリング59が設けてある。なお、前記第1および第2フリーローラ(55,57)はX軸方向にのみ回転可能となっている。
【0038】
前記第1加工位置47における前記ワークテーブル3には、ワークテーブル3上面の中心線61を回転中心として下方へ開閉可能な大型ワークシュータ63が設けてある。この大型ワークシュータ63には、Y軸方向へ延伸した2枚の厚板用カッティングプレート65(a,b)が設けてある。なお、厚板用カッティングプレート65(a,b)の間にはレーザビームLBおよびスパッター等が通過可能な長方形の開口67が設けてある。
【0039】
上述の厚板用カッティングプレート65(a,b)には、ワークWの裏面を支持する複数個の第1フリーベアリング69を設けると共に、前記大型ワークシュータ63にはワーク裏面を前記第1フリーベアリング69と同一水準に支持可能な複数個の第2フリーベアリング71が設けてある。さらに、第2フリーベアリング71と前記厚板用カッティングプレート65(a,b)とを同期して昇降可能に設けてある。
【0040】
なお、上述の厚板用カッティングプレート65(a,b)と第2フリーベアリング71との昇降範囲は、薄板用の前記第1フリーローラ55と第2フリーローラ57がワークWを支持するときの水準よりも若干量(約2mm)上方位置または下方位置へ昇降可能に設けてある。
【0041】
上記構成において、薄板の加工を行う場合には薄板加工用の第2加工位置49を選択することになる。加工位置の選択はNC装置が入力された加工条件から厚板加工か薄板加工かを自動的に判断して薄板加工モード(第2加工位置49)または厚板加工モード(第1加工位置47)が自動的に選択される。なお、加工モードは手動で設定することも可能である。
【0042】
薄板加工モード(第2加工位置49)が選択されると、大型ワークシュータ63における、厚板用カッティングプレート65(a,b)と第2フリーベアリング71のワーク支持水準(パスライン)が、小型ワークシュータにおける第1フリーローラ55と第2フリーローラ57のワーク支持水準(パスライン)よりも若干量(約2mm)下方位置に下降して、薄板用のパスラインに自動的に変更されるようになっている。
【0043】
したがって、ワークWが厚板支持用の第1フリーベアリング69と第2フリーベアリング71に干渉することが回避される。
【0044】
また、ワークWをワークテーブル3上に搬入するときには、小型ワークシュータ側の第3フリーベアリング59を第1、第2フリーローラ(55,57)より上方位置に上昇させた状態にすることで、ワークWが任意の方向への移動が容易となるのでワーククランプ11の基準位置へ容易に移動させてクランプすることができる。
【0045】
ワークWをワーククランプ11にクランプしたら、上述の第3フリーベアリング59を下降させて、ワークWを前記第2フリーローラ(55,57)で支持し、前記ワーク位置決め手段7によって、X軸方向の適宜な位置へ移動位置決めを行うと同時に、前記レーザ加工ヘッド33をY軸駆動モータ23を適宜に回転駆動することにより、ワークWの所望の加工位置にレーザ加工を行うことができる。
【0046】
なお、上述のワークWとレーザ加工ヘッド33の位置決めはNC装置(図示省略)の制御の下に行われるものである。
【0047】
次に、厚板の加工を行う場合には、厚板加工モード(第1加工位置47)が選択される。大型ワークシュータ63における、厚板用カッティングプレート65(a,b)と第2フリーベアリング71のワーク支持水準(パスライン)が、小型ワークシュータにおけるワーク支持水準(パスライン)よりも若干量(約2mm)上昇した状態で加工が行われる。
【0048】
したがって、ワークWの移動を第1、第2フリーローラ(55,57)に接触することなく行うことができる。
【0049】
また、厚板加工は薄板用の第2加工位置49から300mmほど離れた厚板用の第1加工位置47で行うので、薄板用のポリテトラフロロエチレン製の第1、第2フリーローラ(55,57)が加工部からの熱で損傷することがない。
【0050】
なお、小型ワークシュータ53と大型ワークシュータ63との開閉方向を反対方向にしてあるので厚板製品と薄板製品を仕分けをすることも可能である。
【0051】
【発明の効果】
請求項1〜請求項4の発明によれば、厚板加工時には第1加工位置に設けた耐久性の高いカッティングプレートを選択して使用し、薄板加工時には第2加工位置に設けた裏傷が発生しにくいカッティングプレートを選択して使用するので、薄板加工時には裏傷が低減可能となると共に、厚板加工時にはカッティングプレートの早期消耗を防止することが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るレーザ加工装置の説明図(正面図)。
【図2】本発明に係るレーザ加工装置の説明図(平面図)。
【図3】図2におけるA−A断面図。
【図4】図3におけるB矢視図。
【図5】図2におけるC矢視部の拡大説明図。
【符号の説明】
1 レーザ加工装置
3 ワークテーブル
5 本体フレーム
5a,5b コラム
5c 梁部材
7 ワーク位置決め手段
9 X軸キャリッジ
11 ワーククランプ
13(a,b) Y軸ガイドレール13
15 Y軸キャリッジベース
17 直線運動軸受け
19 送りねじ
21 軸受け
23 Y軸駆動モータ
24 ナット部材
25 直線運動軸受け
27 ガイドレール
29 サブキャリッジベース
31 Z軸ガイド支持部
33 レーザ加工ヘッド
35 Z軸キャリッジ
37 流体圧シリンダ
39 ピストンロッド
41 ブラケット
43 レーザ発振器
45 光路カバー
47 第1加工位置
49 第2加工位置
51(a,b) 薄板用カッティングプレート
53 小型ワークシュータ
54 中心線
55 第1フリーローラ
56 開口
57 第2フリーローラ
59 第3フリーベアリング
61 中心線
63 大型ワークシュータ
65(a,b) 厚板用カッティングプレート
67 開口
69 第1フリーベアリング
71 第2フリーベアリング
BM1〜BM4 第1〜第4ベンドミラー
LB レーザビーム
W ワーク

Claims (4)

  1. ワークテーブル上に支持されたワークをX軸方向へ移動位置決め自在のワーク位置決め手段と、前記ワークの表面にレーザ光を集光照射可能なレーザ加工ヘッドと、該レーザ加工ヘッドを前記X軸に直交するY軸方向へ移動位置決めするレーザ加工ヘッド位置決め手段とを備えたレーザ加工装置において、前記レーザ加工ヘッドをX軸方向に離隔する第1加工位置と第2加工位置とに位置決め可能に設け、前記第1加工位置における前記ワークテーブルに一対の厚板用カッティングプレートを設け、前記第2加工位置における前記ワークテーブルに一対の薄板用カッティングプレートを設けたことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 請求項1に記載のレーザ加工装置において、前記一対の薄板用カッティングプレートの一方を前記ワークテーブル側に設け、他方のカッティングプレートを前記ワークテーブルに設けた開閉可能な小型ワークシュータ側に設け、前記一対の厚板用のカッティングプレートを前記ワークテーブルに設けた開閉可能な大型ワークシュータに設けたことを特徴とするレーザ加工装置。
  3. 請求項2に記載のレーザ加工装置において、前記厚板用カッティングプレートにワークを支持する複数個の第1フリーベアリングを設けると共に、前記大型ワークシュータに前記第1フリーベアリングと同一水準でワークを支持可能な複数個の第2フリーベアリングを設け、該第2フリーベアリングと前記厚板用カッティングプレートとを同期して昇降可能に設け、前記一対の薄板用カッティングプレート上にワークを支持する複数個の第1フリーローラを設けると共に、前記ワークテーブルに前記第1フリーローラと同一水準でワークを支持可能な複数個の第2フリーローラを設け、かつ前記ワークテーブルに前記第1、第2フリーローラより上方位置または下方位置へ昇降可能な第3フリーベアリングを設けたことを特徴とするレーザ加工装置。
  4. 請求項3に記載のレーザ加工装置において、前記第1フリーベアリングと第2フリーベアリングの上限または下限位置を前記第1フリーローラおよび第2フリーローラとがワークを支持する水準より上方位置または下方位置へ昇降可能に設けたことを特徴とするレーザ加工装置。
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