JP2004165910A - 撮像装置を備えた機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】・カラーフィルタ層が傷付かないようにする
・カラーフィルタ層の紫外光による退色を防ぐ
・絞り層を光学的に有利な位置に配置する
【解決手段】従来、撮像装置の光学ガラスに形成していたカラーフィルタ層、赤外カット層、絞り層を、撮像装置を取り付ける機器の保護ガラスに形成する。その際、傷や紫外光に弱いカラーフィルタ層とレンズに近い位置に配置したい絞り層を内側面に、赤外光・紫外光を反射する赤外カット層は外側面に形成することで、耐久性があり光学性能も優れた撮像装置を備えた機器を実現できる。
【選択図】 図1
・カラーフィルタ層の紫外光による退色を防ぐ
・絞り層を光学的に有利な位置に配置する
【解決手段】従来、撮像装置の光学ガラスに形成していたカラーフィルタ層、赤外カット層、絞り層を、撮像装置を取り付ける機器の保護ガラスに形成する。その際、傷や紫外光に弱いカラーフィルタ層とレンズに近い位置に配置したい絞り層を内側面に、赤外光・紫外光を反射する赤外カット層は外側面に形成することで、耐久性があり光学性能も優れた撮像装置を備えた機器を実現できる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光電変換装置を有する撮像装置を備えた携帯電話や情報端末機器などの機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年CMOSセンサ、CCDセンサに撮像レンズを一体的に設けた小型の撮像装置が携帯電話や情報端末機器を中心に実用化されている。そして、携帯電話や情報端末機器の小型化に伴い、撮像装置の更なる小型化が求められている。中でも、液晶表示のバックライトの裏に撮像装置を入れる必要性などから、薄型化は強く求められている。
【0003】
薄型化を実現するための撮像装置として、複眼レンズ型の撮像装置が特開平2001−78213に開示されている。この撮像装置は、色別に設けられた光学系を有し、色別に撮像された画像を合成することでカラー画像を生成することができる。そして、通常の光学系に比べて焦点距離を略1/2にできるという利点を持っている。したがって、小型かつ薄型の撮像モジュールを実現できる。
【0004】
従来の撮像装置を図5に示す。1は光学ガラス、2は光学ガラス1上に形成されたレンズ部である。光学ガラス1上には4眼レンズ部3が形成され、それぞれ色別の光を結像する。なお、図5の断面図には4眼レンズのうち2眼のみが表現される。光学レンズ1の上面側には赤外カット層7、絞り層9の間には、4眼レンズ部32に対応したカラーフィルタ層37を備える。
【0005】
光学ガラス1は保持部材5によって保持される。図5に示すように保持部材5の土手部11に接着剤6を塗布し、光学ガラスは光学調整された後、保持部材5に接着される。保持部材5は接着剤15を介してフレキシブル配線基板12に接着固定されている。16は受光領域17を有するセンサチップで、センサチップ16の周辺部に設けられた電極パッド18上には金バンプ19が形成されている。そして、異方性導電ペーストを介してフレキシブル配線基板12と電気的に接合される。
【0006】
図7はこの光学ガラス1を下面側からみた図で、4眼レンズ部3の4つのレンズ部33、34、35、36と、1つのベース部4を備える。そして、例えばレンズ部33が赤色、レンズ部34、35が緑色、レンズ部36が青色に対応した形状となっており、それぞれ色別の透過波長に合わせて最適化された形状となっている。
【0007】
図8は光学ガラス1を上面側からみた図で4眼レンズ部32に対応した絞り層9の4つの開口部38、39、40、41が観察される。そして、図中点線で示す4つの四角がカラーフィルタ層37のフィルタ部42、43、44、45である。ここで、レンズ部33が開口部39、フィルタ部43に、レンズ部34が開口部38、フィルタ部42に、レンズ部35が開口部41、フィルタ部45に、レンズ部36が開口部40、フィルタ部44にそれぞれ対応している。
【0008】
光学ガラス1の下面に形成されたレンズ部33、34、35、36は、センサチップ16の異なる領域に、それぞれ色別の光学像を結像する。色別に撮像された画像を合成することでカラー画像を生成することができる。
【0009】
従来の撮像装置では、以下のような問題点が存在する。光学ガラス1と保持部材5の接着には、紫外線硬化型接着剤を用いる。そのため、光学調整が終わった光学レンズ1は、上面から紫外線光を照射して接着剤を硬化させる必要がある。しかし、光学ガラスの上面には赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37があるため、上面から照射して紫外線を接着剤まで透過させるのは非常に困難である。そこで赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37は光学ガラス1上にないことが望ましい。
【0010】
撮影レンズの外側に配置される光学部材の外面に、透過光の波長を限定するフィルタをつけることを特徴とする携帯情報端末装置が特開2001−236172に開示されている。これを従来の撮像光学系に適用すると、撮像装置が取り付けられる機器の保護ガラスの外側に赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37を取り付けることが考えられる。このような撮像装置を備えた機器の構成を図6に示す。機器の筐体20に保護ガラス10が取り付けられている。撮像装置はこの保護ガラスの内側に配置される。赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37は光学ガラス1ではなく、保護ガラス10の外側面に形成される。これにより、光学調整した光学ガラス1を保持部材5に接着する際、上面から照射して紫外線を接着剤まで透過させることが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の撮像装置を備えた機器では以下のような問題がある。
【0012】
▲1▼カラーフィルタ層37は傷つきやすく、保護ガラス10の外側面についていると、すぐに傷がついてしまう。
【0013】
▲2▼カラーフィルタ層37は紫外光による退色を起こしやすく、外光に直接当たると外光に含まれる紫外光の影響で退色してしまう。
【0014】
▲3▼光学性能を出すためには、絞り層9はレンズ部33、34、35、36の、球面中心近くに位置することが望ましいが、保護ガラス10の外側では球面中心から遠くなってしまう。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明は、撮像装置を備えた機器において、前記機器の筐体には前記撮像装置に光束を導くための貫通穴部があり、前記貫通穴部は筐体外装面と略同一面上に配置された透光性部材を有し、前記透光性部材の第1面には第1の波長選択フィルタが形成され、前記透光性部材の第2面には第1の波長選択フィルタとは波長選択特性が異なる第2の波長選択フィルタが形成されていることを特徴とする撮像装置を備えた機器を提供することを目的とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
まず、請求項と実施例の語句の対応関係について説明する。実施例中の撮像装置50が請求項中の撮像装置に、機器の筐体20が請求項中の筐体に、穴部23が請求項中の貫通穴部に、筐体外装面24が請求項中の筐体外装面に、保護ガラス10が透光性部材に、赤外カット層7が第1の波長選択フィルタに、カラーフィルタ層37が第2の波長選択フィルタに、絞り層9が絞りに、それぞれ対応している。
【0017】
図1は本発明の実施例を示す、撮像装置を備えた機器を側面側からみた概略断面図である。1は光学ガラス、2は光学ガラス1上に形成されたレンズである。光学ガラス1は、従来例のパッケージ用の光学ガラスとしての役割も兼ねるため、その材料はセンサチップのカバーガラスとして使用されているパッケージ用の光学ガラスを選択する必要がある。光学ガラス1上には4眼レンズ部3が形成され、それぞれ色別の光を結像する。なお、図1の断面図には4眼レンズのうち2眼のみが表現される。レンズ2は、4眼レンズ部3とベース部4からなり、レプリカ成形などの手段により光学ガラス1上に容易に形成することが可能である。レプリカ成形を用いた場合、アクリルもしくはエポキシ製の光硬化型樹脂で成形されることが一般的である。なお、このようにして成形されたレンズ2は、光学ガラス1との体積比差が大きいため、線膨張係数は光学ガラス1の特性が支配的であり、周囲の環境が変化しても高精度に4眼レンズ部3の形状を維持することができる。
【0018】
5はレンズ2が形成された光学ガラスを保持する保持部材で、接着剤6により光学ガラス1を接着保持している。図1に示すように保持部材5の土手部11に接着剤6を塗布し、光学ガラスは光学調整された後、保持部材5に接着される。接着剤6はレンズ2には接触しないよう形成されている。これは、接着剤6がレンズ2に接触すると、周囲の環境が変化した際に、接着剤6が収縮、膨張してレンズ2に無理な応力を与えてしまうからである。
【0019】
保持部材5は接着剤15を介してフレキシブル配線基板12に接着されている。フレキシブル配線基板12は、ベース材の絶縁シート、銅箔パターンにより構成されている。絶縁シートとしては、一般的にポリイミド・ポリアミド・ポリエステル、またはフェノール・ガラスエポキシ樹脂等と紙・ガラス基材の複合基板が用いられる。16は受光領域17を有するセンサチップで、センサチップ16の周辺部に設けられた電極パッド18上には金バンプ19が形成されている。そして、異方性導電ペーストを介してフレキシブル配線基板12と電気的に接合される。
【0020】
図3、図4はフレキシブル配線基板12とセンサチップ16の接合を理解しやすくするための図で、図3はフレキシブル配線基板を図1において下面側から、図4はセンサチップ16を図1において上面側からみた図である。センサチップ16の受光領域17には、多数の画素部が形成され、それぞれの画素部ごとにマイクロレンズ、受光部を有する構成となっている(不図示)。これらの図において、フレキシブル配線基板12は中央に開口部21を有し、レンズ2の光路を確保している。そして、この開口部21の四辺付近には複数の銅箔パターン14が形成されている。一方、センサチップ16にも銅箔パターン14に対応して、複数の電極パッド18が設けられている。この電極パッド18上にはそれぞれ金バンプ19が形成される。そして、銅箔パターン14と金バンプ19とを位置合わせして、異方性導電ペーストを介して電気的に接続される。ここで、フレキシブル配線基板12の銅箔パターン14のうち配線を引き回しているのは上下の二辺のみであるが、左右の二辺にもダミーの銅箔パターン、電極パッドを設けるようにした。こうすることで、フレキシブル配線基板12とセンサチップ16の電気的接合の信頼性を向上させることができる。
【0021】
異方性導電ペーストは、銅箔パターン14の接合部、電極パッド18の周囲を取り囲むように広がる。従って、異方性導電ペーストは、単に銅箔パターン14と金バンプ19の電気的接合を行うのみでならず、電気的に接合された各金バンプ19間の中空部を埋め、外気が内部に侵入してくるのを防ぐ役割も担っている。
【0022】
図1において、22はセンサチップ16まわりを封止している封止剤で、センサチップ16の表面が外気に触れ劣化するのを防ぐ役割を果たす。本実施例では異方性導電ペーストにより外気を遮断しているが、より信頼性を向上させるため封止剤22により封止する構造とした。なお、その他の接着剤6および接着剤15についても撮像モジュール内部に外気が侵入するのを防ぐために完全に封止された構造となっている。
【0023】
以上説明したセンサチップ16から光学ガラス1まで組みあがったモジュールを、撮像装置50と総称することにする。
【0024】
20は撮像装置50が取り付けられる機器の筐体である。機器の筐体20には、撮像装置に入射する光の光路を確保するために穴部23がある。この穴部23には、筐体外装面24と略同一面上に配置された保護ガラス10が取り付けられ、外部からのゴミの浸入や人の手の油脂が光学ガラス1に付着することを防いでいる。保護ガラス10は透光性部材のため、撮像装置に入射する光束を透過することができる。
【0025】
保護ガラス10の内側面にはカラーフィルタ層37と絞り層9が形成されており、外側面には赤外カット層7が形成されている。図2は保護ガラス10を下面側からみた図で4眼レンズ部32に対応した絞り層9の4つの開口部38、39、40、41が観察される。そして、図中点線で示す4つの四角がカラーフィルタ層37のフィルタ部42、43、44、45である。ここで、レンズ部33が開口部39、フィルタ部43に、レンズ部34が開口部38、フィルタ部42に、レンズ部35が開口部41、フィルタ部45に、レンズ部36が開口部40、フィルタ部44にそれぞれ対応している。図中フィルタ部42〜45は開口部38〜41より大きく形成されている。これは、カラーフィルタ層37が4眼レンズ部32の瞳面近傍に形成されているため平面性が極めて重要であり、開口部38〜41ぎりぎりに形成すると周辺部のダレにより平面性が悪化してしまうためである。カラーフィルタ層37上面の絞り層9の開口部38、39、40、41は、凹凸のない平面に形成することとなり、製造歩留まりを向上させることができる。絞り層9は印刷により容易に光学ガラス上に形成することはできるが、液晶のブラックマトッリクス作製に用いられるフォトリソ工程を利用すればより高精度な円形開口を得ることが可能である。
【0026】
赤外カット層7は多層膜コーティングにより形成され、赤外光及び紫外光を反射する。カラーフィルタ層37は染料あるいは顔料タイプ印刷により形成され、所定波長を吸収する。
【0027】
図7はこの光学ガラス1を下面側からみた図で、4眼レンズ部3の4つのレンズ部33、34、35、36と、1つのベース部4を備える。そして、例えばレンズ部33が赤色、レンズ部34、35が緑色、レンズ部36が青色に対応した形状となっており、それぞれ色別の透過波長に合わせて最適化された形状となっている。
【0028】
光学ガラス1の仮面に形成されたレンズ部33、34、35、36は、センサチップの異なる領域に、それぞれ色別の光学像を結像する。色別に撮像された画像を合成することでカラー画像を生成することができる。
【0029】
保護ガラス10は、筐体外装面24と略同一面上に配置されるため、筐体外装面24と区別がつきにくく、機器の使用者が誤って保護ガラス10を触ってしまいやすい。しかし保護ガラス10に形成するカラーフィルタ層37は傷つきやすく、保護ガラス10の外側面に露出しているとすぐに傷がついてしまう。また、カラーフィルタ層37は紫外線による退色を起こしやすく、外光に直接当たると外光に含まれる紫外光の影響で退色してしまう。
【0030】
しかし本発明における撮像装置を備えた機器では、カラーフィルタ層37は保護ガラスの内側に形成されているため、傷を防ぐことができる。また、カラーフィルタ層37は赤外カット層7より内側に配置されているため、外部から到達する光は赤外カット層7で赤外光成分と紫外光成分が除去されており、退色を防ぐことができる。これにより、耐久性に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができる。
【0031】
また、光学性能を出すためには、絞り層9は、レンズ部33、34、35、36の、球面中心近くに位置することが望ましい。本発明における撮像装置を備えた機器では、絞り層9は保護ガラス10の内側面に形成されているため、絞り層9は、レンズ部33、34、35、36の、中心付近の近似球面の球面中心近くに位置することができ、光学性能に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の撮像装置によれば以下のような効果が得られる。
【0033】
▲1▼カラーフィルタ層37は保護ガラスの内側面に形成されているため、傷を防ぐことができた。
【0034】
▲2▼カラーフィルタ層37は赤外カット層7より内側に配置されているため、外部から到達する光は赤外カット層7で赤外光成分と紫外光成分が除去されており、退色を防ぐことができた。
【0035】
上記▲1▼▲2▼により、耐久性に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができた。
【0036】
▲3▼絞り層9は保護ガラス10の内側面に形成されているため、絞り層9は、レンズ部33、34、35、36の、球面中心近くに位置することができ、光学性能に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す撮像装置50を側面側から見た概略断面図
【図2】保護ガラス10を図1において下面側から見た図
【図3】フレキシブル配線基板12を図1において下面側から見た図
【図4】センサチップ16を図1において上面側から見た図
【図5】従来の撮像装置
【図6】従来の撮像装置に特開2001−236172に開示されている方式を適用した場合
【図7】光学ガラス1を図5において下面側から見た図
【図8】光学ガラス1を図5において上面側から見た図
【符号の説明】
1 光学ガラス
2 レンズ部
5 保持部材
6 接着剤
7 赤外カット層
9 絞り層
12 フレキシブル配線基板
15 接着剤
16 センサチップ
18 電極パッド
19 金バンプ
20 保護ガラス
22 封止材
23 穴部
24 筐体外装面
32 4眼レンズ部
37 カラーフィルタ層
63 絞り
【発明の属する技術分野】
本発明は、光電変換装置を有する撮像装置を備えた携帯電話や情報端末機器などの機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年CMOSセンサ、CCDセンサに撮像レンズを一体的に設けた小型の撮像装置が携帯電話や情報端末機器を中心に実用化されている。そして、携帯電話や情報端末機器の小型化に伴い、撮像装置の更なる小型化が求められている。中でも、液晶表示のバックライトの裏に撮像装置を入れる必要性などから、薄型化は強く求められている。
【0003】
薄型化を実現するための撮像装置として、複眼レンズ型の撮像装置が特開平2001−78213に開示されている。この撮像装置は、色別に設けられた光学系を有し、色別に撮像された画像を合成することでカラー画像を生成することができる。そして、通常の光学系に比べて焦点距離を略1/2にできるという利点を持っている。したがって、小型かつ薄型の撮像モジュールを実現できる。
【0004】
従来の撮像装置を図5に示す。1は光学ガラス、2は光学ガラス1上に形成されたレンズ部である。光学ガラス1上には4眼レンズ部3が形成され、それぞれ色別の光を結像する。なお、図5の断面図には4眼レンズのうち2眼のみが表現される。光学レンズ1の上面側には赤外カット層7、絞り層9の間には、4眼レンズ部32に対応したカラーフィルタ層37を備える。
【0005】
光学ガラス1は保持部材5によって保持される。図5に示すように保持部材5の土手部11に接着剤6を塗布し、光学ガラスは光学調整された後、保持部材5に接着される。保持部材5は接着剤15を介してフレキシブル配線基板12に接着固定されている。16は受光領域17を有するセンサチップで、センサチップ16の周辺部に設けられた電極パッド18上には金バンプ19が形成されている。そして、異方性導電ペーストを介してフレキシブル配線基板12と電気的に接合される。
【0006】
図7はこの光学ガラス1を下面側からみた図で、4眼レンズ部3の4つのレンズ部33、34、35、36と、1つのベース部4を備える。そして、例えばレンズ部33が赤色、レンズ部34、35が緑色、レンズ部36が青色に対応した形状となっており、それぞれ色別の透過波長に合わせて最適化された形状となっている。
【0007】
図8は光学ガラス1を上面側からみた図で4眼レンズ部32に対応した絞り層9の4つの開口部38、39、40、41が観察される。そして、図中点線で示す4つの四角がカラーフィルタ層37のフィルタ部42、43、44、45である。ここで、レンズ部33が開口部39、フィルタ部43に、レンズ部34が開口部38、フィルタ部42に、レンズ部35が開口部41、フィルタ部45に、レンズ部36が開口部40、フィルタ部44にそれぞれ対応している。
【0008】
光学ガラス1の下面に形成されたレンズ部33、34、35、36は、センサチップ16の異なる領域に、それぞれ色別の光学像を結像する。色別に撮像された画像を合成することでカラー画像を生成することができる。
【0009】
従来の撮像装置では、以下のような問題点が存在する。光学ガラス1と保持部材5の接着には、紫外線硬化型接着剤を用いる。そのため、光学調整が終わった光学レンズ1は、上面から紫外線光を照射して接着剤を硬化させる必要がある。しかし、光学ガラスの上面には赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37があるため、上面から照射して紫外線を接着剤まで透過させるのは非常に困難である。そこで赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37は光学ガラス1上にないことが望ましい。
【0010】
撮影レンズの外側に配置される光学部材の外面に、透過光の波長を限定するフィルタをつけることを特徴とする携帯情報端末装置が特開2001−236172に開示されている。これを従来の撮像光学系に適用すると、撮像装置が取り付けられる機器の保護ガラスの外側に赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37を取り付けることが考えられる。このような撮像装置を備えた機器の構成を図6に示す。機器の筐体20に保護ガラス10が取り付けられている。撮像装置はこの保護ガラスの内側に配置される。赤外カット層7、絞り層9、カラーフィルタ層37は光学ガラス1ではなく、保護ガラス10の外側面に形成される。これにより、光学調整した光学ガラス1を保持部材5に接着する際、上面から照射して紫外線を接着剤まで透過させることが可能となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の撮像装置を備えた機器では以下のような問題がある。
【0012】
▲1▼カラーフィルタ層37は傷つきやすく、保護ガラス10の外側面についていると、すぐに傷がついてしまう。
【0013】
▲2▼カラーフィルタ層37は紫外光による退色を起こしやすく、外光に直接当たると外光に含まれる紫外光の影響で退色してしまう。
【0014】
▲3▼光学性能を出すためには、絞り層9はレンズ部33、34、35、36の、球面中心近くに位置することが望ましいが、保護ガラス10の外側では球面中心から遠くなってしまう。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために本発明は、撮像装置を備えた機器において、前記機器の筐体には前記撮像装置に光束を導くための貫通穴部があり、前記貫通穴部は筐体外装面と略同一面上に配置された透光性部材を有し、前記透光性部材の第1面には第1の波長選択フィルタが形成され、前記透光性部材の第2面には第1の波長選択フィルタとは波長選択特性が異なる第2の波長選択フィルタが形成されていることを特徴とする撮像装置を備えた機器を提供することを目的とする。
【0016】
【発明の実施の形態】
まず、請求項と実施例の語句の対応関係について説明する。実施例中の撮像装置50が請求項中の撮像装置に、機器の筐体20が請求項中の筐体に、穴部23が請求項中の貫通穴部に、筐体外装面24が請求項中の筐体外装面に、保護ガラス10が透光性部材に、赤外カット層7が第1の波長選択フィルタに、カラーフィルタ層37が第2の波長選択フィルタに、絞り層9が絞りに、それぞれ対応している。
【0017】
図1は本発明の実施例を示す、撮像装置を備えた機器を側面側からみた概略断面図である。1は光学ガラス、2は光学ガラス1上に形成されたレンズである。光学ガラス1は、従来例のパッケージ用の光学ガラスとしての役割も兼ねるため、その材料はセンサチップのカバーガラスとして使用されているパッケージ用の光学ガラスを選択する必要がある。光学ガラス1上には4眼レンズ部3が形成され、それぞれ色別の光を結像する。なお、図1の断面図には4眼レンズのうち2眼のみが表現される。レンズ2は、4眼レンズ部3とベース部4からなり、レプリカ成形などの手段により光学ガラス1上に容易に形成することが可能である。レプリカ成形を用いた場合、アクリルもしくはエポキシ製の光硬化型樹脂で成形されることが一般的である。なお、このようにして成形されたレンズ2は、光学ガラス1との体積比差が大きいため、線膨張係数は光学ガラス1の特性が支配的であり、周囲の環境が変化しても高精度に4眼レンズ部3の形状を維持することができる。
【0018】
5はレンズ2が形成された光学ガラスを保持する保持部材で、接着剤6により光学ガラス1を接着保持している。図1に示すように保持部材5の土手部11に接着剤6を塗布し、光学ガラスは光学調整された後、保持部材5に接着される。接着剤6はレンズ2には接触しないよう形成されている。これは、接着剤6がレンズ2に接触すると、周囲の環境が変化した際に、接着剤6が収縮、膨張してレンズ2に無理な応力を与えてしまうからである。
【0019】
保持部材5は接着剤15を介してフレキシブル配線基板12に接着されている。フレキシブル配線基板12は、ベース材の絶縁シート、銅箔パターンにより構成されている。絶縁シートとしては、一般的にポリイミド・ポリアミド・ポリエステル、またはフェノール・ガラスエポキシ樹脂等と紙・ガラス基材の複合基板が用いられる。16は受光領域17を有するセンサチップで、センサチップ16の周辺部に設けられた電極パッド18上には金バンプ19が形成されている。そして、異方性導電ペーストを介してフレキシブル配線基板12と電気的に接合される。
【0020】
図3、図4はフレキシブル配線基板12とセンサチップ16の接合を理解しやすくするための図で、図3はフレキシブル配線基板を図1において下面側から、図4はセンサチップ16を図1において上面側からみた図である。センサチップ16の受光領域17には、多数の画素部が形成され、それぞれの画素部ごとにマイクロレンズ、受光部を有する構成となっている(不図示)。これらの図において、フレキシブル配線基板12は中央に開口部21を有し、レンズ2の光路を確保している。そして、この開口部21の四辺付近には複数の銅箔パターン14が形成されている。一方、センサチップ16にも銅箔パターン14に対応して、複数の電極パッド18が設けられている。この電極パッド18上にはそれぞれ金バンプ19が形成される。そして、銅箔パターン14と金バンプ19とを位置合わせして、異方性導電ペーストを介して電気的に接続される。ここで、フレキシブル配線基板12の銅箔パターン14のうち配線を引き回しているのは上下の二辺のみであるが、左右の二辺にもダミーの銅箔パターン、電極パッドを設けるようにした。こうすることで、フレキシブル配線基板12とセンサチップ16の電気的接合の信頼性を向上させることができる。
【0021】
異方性導電ペーストは、銅箔パターン14の接合部、電極パッド18の周囲を取り囲むように広がる。従って、異方性導電ペーストは、単に銅箔パターン14と金バンプ19の電気的接合を行うのみでならず、電気的に接合された各金バンプ19間の中空部を埋め、外気が内部に侵入してくるのを防ぐ役割も担っている。
【0022】
図1において、22はセンサチップ16まわりを封止している封止剤で、センサチップ16の表面が外気に触れ劣化するのを防ぐ役割を果たす。本実施例では異方性導電ペーストにより外気を遮断しているが、より信頼性を向上させるため封止剤22により封止する構造とした。なお、その他の接着剤6および接着剤15についても撮像モジュール内部に外気が侵入するのを防ぐために完全に封止された構造となっている。
【0023】
以上説明したセンサチップ16から光学ガラス1まで組みあがったモジュールを、撮像装置50と総称することにする。
【0024】
20は撮像装置50が取り付けられる機器の筐体である。機器の筐体20には、撮像装置に入射する光の光路を確保するために穴部23がある。この穴部23には、筐体外装面24と略同一面上に配置された保護ガラス10が取り付けられ、外部からのゴミの浸入や人の手の油脂が光学ガラス1に付着することを防いでいる。保護ガラス10は透光性部材のため、撮像装置に入射する光束を透過することができる。
【0025】
保護ガラス10の内側面にはカラーフィルタ層37と絞り層9が形成されており、外側面には赤外カット層7が形成されている。図2は保護ガラス10を下面側からみた図で4眼レンズ部32に対応した絞り層9の4つの開口部38、39、40、41が観察される。そして、図中点線で示す4つの四角がカラーフィルタ層37のフィルタ部42、43、44、45である。ここで、レンズ部33が開口部39、フィルタ部43に、レンズ部34が開口部38、フィルタ部42に、レンズ部35が開口部41、フィルタ部45に、レンズ部36が開口部40、フィルタ部44にそれぞれ対応している。図中フィルタ部42〜45は開口部38〜41より大きく形成されている。これは、カラーフィルタ層37が4眼レンズ部32の瞳面近傍に形成されているため平面性が極めて重要であり、開口部38〜41ぎりぎりに形成すると周辺部のダレにより平面性が悪化してしまうためである。カラーフィルタ層37上面の絞り層9の開口部38、39、40、41は、凹凸のない平面に形成することとなり、製造歩留まりを向上させることができる。絞り層9は印刷により容易に光学ガラス上に形成することはできるが、液晶のブラックマトッリクス作製に用いられるフォトリソ工程を利用すればより高精度な円形開口を得ることが可能である。
【0026】
赤外カット層7は多層膜コーティングにより形成され、赤外光及び紫外光を反射する。カラーフィルタ層37は染料あるいは顔料タイプ印刷により形成され、所定波長を吸収する。
【0027】
図7はこの光学ガラス1を下面側からみた図で、4眼レンズ部3の4つのレンズ部33、34、35、36と、1つのベース部4を備える。そして、例えばレンズ部33が赤色、レンズ部34、35が緑色、レンズ部36が青色に対応した形状となっており、それぞれ色別の透過波長に合わせて最適化された形状となっている。
【0028】
光学ガラス1の仮面に形成されたレンズ部33、34、35、36は、センサチップの異なる領域に、それぞれ色別の光学像を結像する。色別に撮像された画像を合成することでカラー画像を生成することができる。
【0029】
保護ガラス10は、筐体外装面24と略同一面上に配置されるため、筐体外装面24と区別がつきにくく、機器の使用者が誤って保護ガラス10を触ってしまいやすい。しかし保護ガラス10に形成するカラーフィルタ層37は傷つきやすく、保護ガラス10の外側面に露出しているとすぐに傷がついてしまう。また、カラーフィルタ層37は紫外線による退色を起こしやすく、外光に直接当たると外光に含まれる紫外光の影響で退色してしまう。
【0030】
しかし本発明における撮像装置を備えた機器では、カラーフィルタ層37は保護ガラスの内側に形成されているため、傷を防ぐことができる。また、カラーフィルタ層37は赤外カット層7より内側に配置されているため、外部から到達する光は赤外カット層7で赤外光成分と紫外光成分が除去されており、退色を防ぐことができる。これにより、耐久性に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができる。
【0031】
また、光学性能を出すためには、絞り層9は、レンズ部33、34、35、36の、球面中心近くに位置することが望ましい。本発明における撮像装置を備えた機器では、絞り層9は保護ガラス10の内側面に形成されているため、絞り層9は、レンズ部33、34、35、36の、中心付近の近似球面の球面中心近くに位置することができ、光学性能に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができる。
【0032】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の撮像装置によれば以下のような効果が得られる。
【0033】
▲1▼カラーフィルタ層37は保護ガラスの内側面に形成されているため、傷を防ぐことができた。
【0034】
▲2▼カラーフィルタ層37は赤外カット層7より内側に配置されているため、外部から到達する光は赤外カット層7で赤外光成分と紫外光成分が除去されており、退色を防ぐことができた。
【0035】
上記▲1▼▲2▼により、耐久性に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができた。
【0036】
▲3▼絞り層9は保護ガラス10の内側面に形成されているため、絞り層9は、レンズ部33、34、35、36の、球面中心近くに位置することができ、光学性能に優れた撮像装置を備えた機器を実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す撮像装置50を側面側から見た概略断面図
【図2】保護ガラス10を図1において下面側から見た図
【図3】フレキシブル配線基板12を図1において下面側から見た図
【図4】センサチップ16を図1において上面側から見た図
【図5】従来の撮像装置
【図6】従来の撮像装置に特開2001−236172に開示されている方式を適用した場合
【図7】光学ガラス1を図5において下面側から見た図
【図8】光学ガラス1を図5において上面側から見た図
【符号の説明】
1 光学ガラス
2 レンズ部
5 保持部材
6 接着剤
7 赤外カット層
9 絞り層
12 フレキシブル配線基板
15 接着剤
16 センサチップ
18 電極パッド
19 金バンプ
20 保護ガラス
22 封止材
23 穴部
24 筐体外装面
32 4眼レンズ部
37 カラーフィルタ層
63 絞り
Claims (3)
- 撮像装置を備えた機器において、前記機器の筐体には前記撮像装置に光束を導くための貫通穴部があり、前記貫通穴部は筐体外装面と略同一面上に配置された透光性部材を有し、前記透光性部材の第1面には第1の波長選択フィルタが形成され、前記透光性部材の第2面には第1の波長選択フィルタとは波長選択特性が異なる第2の波長選択フィルタが形成されていることを特徴とする撮像装置を備えた機器。
- 前記第1の波長選択フィルタは赤外光を反射する赤外カットフィルタで、前記第2の波長選択フィルタは所定波長を吸収する染料あるいは顔料タイプのカラーフィルタで、前記第2の波長選択フィルタは撮像装置側に配置されていることを特徴とする。
- 前記撮像装置は、撮影レンズを具備し、前記透光性部材の第2面には該撮影レンズに入射する光束を制限する絞りが形成されていることを特徴とする。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007136061A1 (ja) * | 2006-05-22 | 2007-11-29 | Kyocera Corporation | 撮像装置 |
WO2011010510A1 (ja) * | 2009-07-24 | 2011-01-27 | Jsr株式会社 | 撮像レンズ |
CN112771851A (zh) * | 2018-10-04 | 2021-05-07 | 索尼公司 | 图像处理装置、图像处理方法和程序 |
-
2002
- 2002-11-12 JP JP2002328361A patent/JP2004165910A/ja not_active Withdrawn
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