JP2004164981A - 組電池 - Google Patents

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    • Y02E60/10Energy storage using batteries

Abstract

【課題】単電池の使用本数の変化にも素早く対応でき、安全かつ簡易に組立作業を行なうことができる組電池を提供する。
【解決手段】組電池は、単電池2が2本ずつ並列に接続され、並列接続された7組の単電池2が上下を逆にして直列接続された構造を有しており、2本の単電池2の正極キャップ上に配置されたプレート3は、組電池の外周からはみ出さず、谷状空間29に向けて半円状突起が突設されている。また、プレート3上にT字状、十字状金属ブスバ5、6がそれぞれ配置され単電池2の正、負極端子にスポット溶接されており、正方状窪みに四角ナットを挿入して出力リード線19の圧着丸端子がボルト・ナット締結されている。組電池は熱収縮シュリンクチューブで被覆されている。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、組電池に係り、特に、2個の柱状単電池を機械的、電気的に接続し正極性を持つ面に電気絶縁性樹脂製のプレートを配置した組電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数個の単電池を組み合わせた組電池では、単電池が直列及び/又は並列に組電池内に接続されている。例えば、3本の柱状単電池が隣接し上下を逆にして並置した組電池では、単電池の端子間が板状の金属製接続ブスバで直列接続されており、組電池における両端には外部出力端子が接続され、組電池全体を電気絶縁樹脂製の外装ケースで抱持したり、熱収縮シュリンクチューブ等で被覆して電気的絶縁性を確保している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
組電池全体を熱収縮シュリンクチューブで被覆する場合に、単に熱収縮シュリンクチューブで被覆しただけでは、被覆前の組電池から突出する鋭いエッジや突起部分より熱収縮時にチューブが破れ易いので、電気絶縁紙等でエッジ部を隠していた。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−157982号公報(図1、図2、図3、段落番号「0024」、「0025」)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、単電池に、例えば、高性能2次電池であるリチウム電池を使用する場合に、上述した電気絶縁紙を単に組電池上に配置すると、各リチウム電池は充放電管理のために電圧を全て測定する必要があるので、配線作業が煩雑となり、単電池を接続する全ブスバが完全に露出している状態では、作業の安全性及び効率が悪い、という問題点がある。また、組電池の使用本数や直並列接続に変更がある場合には、型等の新規作製や変更に時間が掛かり、顧客のニーズに素早く対応することは難しかった。
【0006】
本発明の上記事案に鑑み、単電池の使用本数の変化にも素早く対応でき、安全かつ簡易に組立作業を行なうことができる組電池を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、2個の柱状単電池を機械的、電気的に接続し正極性を持つ面に電気絶縁性樹脂製のプレートを配置した組電池において、前記プレートは、前記組電池の外周より小さく、前記単電池間の谷状空間に多角形状の窪みを有する突起が突設されており、前記プレートの表面に前記単電池間を機械的、電気的に接続する金属ブスバが配置されている。
【0008】
本発明では、プレートが組電池の外周より小さいため、目視による配置でもプレートが組電池の外周からはみ出すことがないので、安全性を確保することができ(例えば、組電池を熱収縮シュリンクチューブで覆う場合にプレートが組電池の外周からはみ出すと、エッジがでるため熱収縮シュリンクチューブの破損に繋がり、接続箇所が露出する。)、単電池間の谷状空間に多角形状の窪みを有する突起が突設されているため、多角形状の窪みに例えば接続部材を配置することで単電池とリード線との接続が可能となる。
【0009】
本発明において、プレートの金属ブスバと単電池との接続部に開口を形成すれば、金属ブスバと単電池とを容易に機械的、電気的に接続することができると共に、開口以外は電気絶縁樹脂製のプレートによって覆われているため、電気的な短絡を気にすることなく接続作業を行うことができるので、作業性及び安全性が向上する。また、プレートが単電池の正極キャップと電池容器とで形成された単電池端部の溝に沿う円弧状の位置決め突起を有するようにすれば、単電池を配設する際に、位置決め突起が単電池端部の溝に沿って配設され単電池2本単位で位置決めされていき、互いに動きを牽制しあうことで組電池全体として各単電池の動きが規制されるため、組立て時の治具が不要となり、作業性及びコスト面で有利である。更に、プレートが長手方向両端部表面に円弧状の突起を有していれば、例えばハンダによる正極キャップと電池容器との短絡を抑制することができる。
【0010】
また、金属ブスバが、各単電池を正方直交状に配設した状態において、単電池の中央まで腕を伸ばした十字型の形状を有していれば、金属ブスバの各腕が各単電池に均等に接続された安定した構造となり、各単電池の重量を十字型の金属ブスバの中央で受け止めることで、各腕へ重量がほぼ平均に分散されるため、金属ブスバ接続後の強度を確保することができると共に、正方直交に配設する単電池数を変更することで、使用電池の本数や直並列接続構造に変更がある場合でも素早い対応を図ることができる。更に、十字型の金属ブスバの中央にリード線を接続するための接続部を形成すれば、接続部にリード線を接続をすることができるため、作業性が向上する。
【0011】
更にまた、金属ブスバが、組電池の出力端部に配置されて、単電池間を接続する腕部と谷状空間に向かって伸びた脚部とを有するT字型の形状を有していれば、単電池間の谷状空間はデットスペースであるため、デットスペースを電気出力のための接続空間とすることで組電池の体積効率を向上させることができ、脚部が腕部より一段下がった面を有していれば、組電池からの飛び出しを抑制して安全性を向上させることができ、一段下がった面に貫通穴を形成すれば、貫通穴を介して電気的接続を確保することができ、作業の最終で貫通穴を介して接続することで、安全性が向上し、溶接の必要がないため作業性も向上する。
【0012】
また更に、組電池が熱収縮シュリンクチューブに覆われており、前記熱収縮シュリンクチューブに引出線を導出するための開口を形成すれば、単電池間は金属ブスバで電気的、機械的に接続されているが、耐振動という意味では各単電池の固定が不足しているため、組電池全体を熱収縮シュリンクチューブで被覆することで絶縁性が高まり、持ち運び等の作業性を向上させることができると共に、熱収縮シュリンクチューブの開口から引出線を導出することができる。そして、金属ブスバを接続する前においてはプレートだけでは組電池の単電池位置を制限することが難しく、ワークの移動に関しても支障をきたしてしまうため、単電池を、組電池の外周に沿って固定テープで保持するようにすれば、単電池の遊動がなくなりワーク移動における単電池位置のバラツキが減少するため、作業効率を向上させることができる。
【0013】
【発明の実施形態】
以下、図面を参照して、本発明が適用可能な組電池の実施の形態について説明する。
【0014】
(構成)
図1に示すように、本実施形態の組電池1は、熱収縮シュリンクチューブ21で全体が被覆されており、長手方向両側には開口27が形成されている。図2は、熱収縮シュリンクチューブ21で被覆される前の組電池を示している。図2に示すように、組電池1には、14本の柱状単電池2が用いられている。
【0015】
図3に示すように、単電池2は、マンガン酸リチウム等を正極合剤の主要構成材料とし、非晶質炭素等を負極合剤の主要構成材料とした高性能リチウム二次電池であり、正極端子31が突出した正極キャップ24を熱伝導性に優れる電池缶でカシメ封口し、側周面は樹脂製絶縁チューブ4で被覆されている。
【0016】
単電池2の正極側には、正極端子31と電池缶端部30とで画定された断面略U字状の単電池端部溝35が形成されている。組電池1は、単電池2が2本ずつ並列接続されており、並列接続された7組の単電池2が上下を逆にして直列接続された構造を有している。単電池2間には円弧で構成された略V字の谷状空間29が形成される。2本の単電池2同士は、それぞれの正極キャップ24上に配置された電気絶縁性樹脂製のプレート3によりカップリングされている。
【0017】
図2及び図3に示すように、プレート3は、長手方向に交差する幅方向が単電池2の外径より小さくかつ長手方向にカップリングされた2個の単電池2の外径より小さく(プレート3が組電池の外周からはみ出さず)、長手方向両端部が円弧状の形状を有している。また、プレート3の両端部には、2本の単電池2の正極端子31を機械的、電気的に接続するために、略円形の開口23が形成されている。プレート3の長手方向両端部の上部かつ開口23の周部には、円弧状突起22が突設されている。プレート3の中央部一側には、谷状空間29に向けて半円状突起8が突設されている。半円状突起8の中央部には、正方状窪み11が形成されており、正方状窪み11内には、図示を省略した四角ナットが挿入されている。プレート3の上面中央部の開口23側の縁は、後述する金属ブスバがフィットするジグザク状とされている。一方、プレート3の下面かつ開口23の周部には、単電池端部溝35に沿う円状の位置決め突起16が突設されている。位置決め突起16は、上述した単電池端部溝35に配置されている。単電池2の正極キャップ24は、正極端子31を除いてプレート3に覆われている。
【0018】
図4(A)に示すように、組電池1の長手方向一端(図2の右側)に配置された単電池2の正極端子31は、T字状金属ブスバ5により機械的、電気的に接続されている。T字状金属ブスバ5は、正極端子31間を接続する2本の腕部と谷状空間29に向かって伸びたT字状ブスバ脚部9とを有している。2本の腕部は、それぞれほぼ等しい長さとされており、腕部中央に腕端部をT字状金属ブスバ5の中央より一段下げる段差を有している。また、腕端部には、十字状の溶接穴が形成されており、この溶接穴を介して正極端子31とT字状金属ブスバ5とがスポット溶接されている。T字状ブスバ脚部9は、直角に屈曲してT字状金属ブスバ5の中央より一段下がった脚端部25を有している。脚端部25の中央には、丸穴10が形成されている。T字状ブスバ脚部9は、組電池1の外周に突出しないように、半円状突起8内に収められている。図示を省略した四角ナットは、組電池1の出力を取り出す出力リード線の先端に固着された圧着丸端子及び脚端部25を挟んで六角ボルト20でボルト・ナット締結されている。なお、図2に示すように、六角ボルト20は、組電池1の内側に配置されている。
【0019】
図4(B)に示すように、組電池1の長手方向一端の1組の単電池2を除いて単電池2の正極端子31同士は、十字状金属ブスバ6により機械的、電気的に接続されている。十字状金属ブスバ6は、単電池2の中央まで伸びた腕を4本有している。4本の腕は、それぞれほぼ等しい長さとされており、各腕端部を十字状金属ブスバ6の中央より一段下げる段差7が腕中央に形成されている。また、各腕端部には、十字状の溶接穴が形成されている。4本の腕のうち2本の腕の腕端部は、プレート3の開口23の形成位置に合わせて、腕端部に形成された十字状の溶接穴を介して2本の単電池2の正極端子31にそれぞれスポット溶接されている。
【0020】
図2及び図4(B)に示すように、上下を逆に配置された1組の単電池2の負極端子(電池缶底面)同士は、十字状金属ブスバ6の4本の腕のうち残りの2本の腕の腕端部に十字状の溶接穴を介してそれぞれスポット溶接されている。他の上下を逆に配置された単電池2の負極端子同士も同様にスポット溶接されている。従って、十字状金属ブスバ6の4本の腕の腕端部の水平高さは、ほぼ同じとなり、プレート3の半円状突起8は、十字状金属ブスバ6により覆われる。また、十字状金属ブスバ6の中央には、M3ネジのタップが螺設されたネジ穴14が形成されており、十字状金属ブスバ6の中央は、電圧を検出する電圧検出線13の一端の圧着丸端子をネジ締結するナットと同様の機能を有している。電圧検出線13の圧着丸端子は、ネジでネジ穴14に締結されており、電圧検出線13の他端にはコネクタが接続されている。
【0021】
図2及び図4(C)に示すように、上下を逆にして組電池1の下側に配置される1組の単電池2は、半円状突起8が露出する以外は図4(B)に示した1組の単電池2と同様に正極端子31が十字状金属ブスバ6に十字状の溶接穴を介してスポット溶接されている。
【0022】
図2に示すように、組電池1の下側では、組電池1の長手方向他端の1組の単電池2を除いて、組電池1の上側と同様に十字状金属ブスバ6によりスポット溶接されていると共に、電圧検出線13がネジ締結されている。組電池1の長手方向他端に配置された1組の単電池2の負極端子は、プレート3を介さずに、T字状金属ブスバ5の腕端部に十字状の溶接穴を介してそれぞれ機械的、電気的に接続されている。このT字状金属ブスバ5の脚部は、長手方向他端の1組の単電池2に隣接する単電池2をカップリングしているプレート3の半円状突起8に重なって収められている。また、組電池1の(負極)出力リード線19の先端には、圧着丸端子が固着されている。圧着丸端子は、不図示の六角状ボルト及び四角ナットによりボルト・ナット締結されている。
【0023】
図2に示すように、各単電池2の中央部は組電池1の外周に沿って固定テープ17で巻き付けられている。図1に示すように、熱収縮シュリンクチューブ21の開口27からは電圧検出線13及び出力リード線19が導出されている。なお、組電池1を単体として使用する場合には出力リード線19は負荷に接続され、組電池1を直並列に接続して電池モジュールとして使用する場合には出力リード線19同士を直並列に接続して負荷に接続される。また、電圧検出線13が集結されたコネクタは図示を省略したコントローラ(組電池1を制御する機器)に接続される。
【0024】
(組電池の作製)
次に、本実施形態の組電池1の作製手順について説明する。
【0025】
図5に示すように、まず、予め折り曲げられ他端にコネクタが接続された電圧検出線13を準備しておく。次に、2本の単電池2の正極キャップ24上に電気絶縁性樹脂製のプレート3を配置し、2本ずつ単電池2を7組カップリングする。このとき、半円状突起8の向きに関して方向性はなく、単電池端部溝35に位置決め突起16を配置する。
【0026】
次いで、十字状金属ブスバ6の2本の腕の腕端部をプレート3の開口23の形成位置に合わせて配置し、2本の腕の腕端部と、正極端子31とをそれぞれスポット溶接する。このとき、図4(B)、(C)に示すように、十字状金属ブスバ6が半円状突起8を覆う1組の単電池2と、十字状金属ブスバ6が半円状突起8を露出させる1組の単電池2とをそれぞれ3個ずつ作製する。
【0027】
次に、図4(A)に示すように、T字状金属ブスバ5の丸穴10を半円状突起8に合わせてプレート3上にT字状金属ブスバ5を配置し、正極端子31とT字状金属ブスバ5の腕端部とをそれぞれスポット溶接する。なお、T字状金属ブスバ5をプレート3上に配置する際に、予めプレート3の正方状窪み11内に四角ナットを挿入しておく。
【0028】
次いで、図4(B)、(C)に示す1組の単電池2をそれぞれ交互に上下を逆に配設し、図4(B)に示す未接続の十字状金属ブスバ6の2本の腕の腕端部を、図4(C)に示す負極端子にスポット溶接し、6直列接続状態にする。次に、組電池1の長手方向の一端に図4(A)に示す1組の単電池2を配置し、図4(A)に示す1組の単電池2の負極端子に、十字状金属ブスバ6の未接続の2本の腕の腕端部をスポット溶接する。そして、組電池1の長手方向他端の単電池2の負極端子に、プレート3を介さずにT字状金属ブスバ5の腕端部をスポット溶接する。このとき、予め長手方向他端の1組の単電池2に隣接する単電池2をカップリングしているプレート3の正方状窪みに四角ナットを挿入しておく。
【0029】
次に、図5に示すように、十字状金属ブスバ6のネジ穴14に、電圧検出線13の圧着丸端子を合わせ、ネジで電圧検出線13の圧着丸端子を締結する。電圧検出線13の接続終了後、図2に示すように、7組の単電池2の位置ずれを防ぐために、7組の単電池2の外周に沿って固定テープ17を巻きつけて、全体を固定する。次に、出力リード線19の圧着丸端子を組電池1の長手方向一端及び他端に配置されたT字状金属ブスバ5の丸穴10に合わせ、六角ボルト20で締結し、(負極)出力リード線19を谷状空間29を利用して固定テープ17の内側に通す。これにより、電圧検出線13の他端に接続されたコネクタ及び2本の出力リード線19は組電池1の長手方向一端に集結され、図2に示す状態となる。
【0030】
そして、筒状の熱収縮シュリンクチューブ21に組電池全体を挿入する。次いで、熱収縮シュリンクチューブ21を加熱して収縮させる。これにより、組電池は熱収縮シュリンクチューブ21で被覆・絶縁され、組電池1の長手方向両端に開口27が形成される。従って、上述した電圧検出線13の他端のコネクタ、2本の出力リード線19は組電池1の長手方向一端の開口27から導出され、図1の状態となる。
【0031】
(作用等)
次に、本実施形態の組電池1の作用等について説明する。
【0032】
本実施形態の組電池1は、14本の単電池2が2本ずつ並列に7直列となるように配列され、プレート3の長手方向に交差する幅方向が単電池2の外径より小さくかつ長手方向にカップリングされた2個の単電池2の外径より小さいため、目視による配置でもプレート3が組電池1の外周からはみ出すことがない(エッジがでない)ので、熱収縮シュリンクチューブ21の破損を抑制し、溶接箇所が露出することを防止して安全性を確保することができる。
【0033】
また、本実施形態の組電池1では、強電部分には自由度の高い出力リード線19を使用する訳であるが、T字状金属ブスバ5と出力リード線19と接続する際に、カシメ接続の場合には、カシメ治具やカシメ条件とその信頼性の問題があり、溶接の場合には溶接方法(この場合は超音波溶接で形状をそろえ抵抗溶接)、溶接治具、溶接条件とその信頼性の問題が発生し、コスト高となると共に開発に関しても時間がかかる。本実施形態では、最も一般的なボルト・ナット締結を用いるために、T字状金属ブスバ5とその受け皿となるプレート3に細工した方が遥かに効率がよい。
【0034】
更に、本実施形態の組電池1では、プレート3は、組電池1の外周に半円状突起8が突出しないように谷状空間29に向けて半円状突起8が突設されている。このため、谷状空間29を利用して体積効率を高めることができると共に、熱収縮シュリンクチューブ21の破損を防止して安全性を確保することができる。また、半円状突起8の中央部に正方状窪み11が形成されているため、正方状窪み11に四角ナットを挿入して、T字状金属ブスバ5に出力リード線19の先端に固着された圧着丸端子を六角ボルト20でボルト・ナット締結することができる。
【0035】
また、本実施形態の組電池1では、T字状金属ブスバ5、十字状金属ブスバ6と、正極端子31とを機械的・電気的に接続するために、プレート3の両端部に開口23が形成されており、開口23以外の正極キャップ24はプレート3によって覆われている。従って、電気的な短絡を気にすることく単電池2と、T字状金属ブスバ5、十字状金属ブスバ6とを容易に接続することができるので、作業性及び安全性が向上する。
【0036】
更に、本実施形態の組電池1では、プレート3の長手方向両端部の上部かつ開口23の周部に円弧状突起22が突設されているので、ハンダによる正極キャップ24と電池缶端部30との短絡を抑制することができると共に、円弧状突起22が溶接治具代わりとなって、T字状金属ブスバ5、十字状金属ブスバ6の位置決めが容易となり、作業効率が向上する。また、プレート3の上面中央部の開口23側の縁は、T字状金属ブスバ5、十字状金属ブスバ6がフィットするジクザク状とされている。このため、T字状金属ブスバ5、十字状金属ブスバ6をプレート3にフィットさせて溶接の安定性を確保することができる。
【0037】
また更に、本実施形態の組電池1では、プレート3が下面かつ開口23の周部に単電池端部溝35に沿う位置決め突起16が突設されている。このため、正極キャップ24上にプレート3を配置した場合に、位置決め突起16が単電池端部溝35(デッドスペース)に配置されるので、単電池2本単位で位置決めされていき、互いに動きを牽制しあうことで、各単電池2の動きが規制される。従って、組立て時の治具が不要となり、作業性及びコスト面で有利である。
【0038】
更にまた、本実施形態の組電池1では、単電池2が2本ずつ並列に7直列となるように配列されている訳であるが、2本の単電池2が電気的に同極性を有す形状(2本ずつ並列)であり4本の単電池2を基本として考えると、各単電池2の中央までの距離が4本共にほぼ等距離でなければ、十字状金属ブスバ6に流れる電気量が異なって発熱バランスが崩れ、一方の単電池2に接続された部分のみが他方よりも発熱して最悪の場合は溶断に至る。
【0039】
本実施形態の組電池1では、十字状金属ブスバ6は、単電池2の中央まで伸びた腕を4本有している。このため、十字状金属ブスバ6と各単電池2との溶接の安定性を確保することができ、単電池2の重量を十字の中央で受け止めることで、各腕へ重量がほぼ平均に分散されるため、溶接後の強度を確保することができる。また、十字状金属ブスバ6の4本の腕の長さがほぼ同じとされている。このため、発熱バランスを保持して十字状金属ブスバ6の溶断を防止することができる。更に、十字状金属ブスバ6の腕には、十字状金属ブスバ6の中央より腕端部を一段下げる段差7が腕中央に形成されている。このため、単電池2の位置ずれ補正や単電池2に加わる外部衝撃を金属ブスバの板バネ機能で吸収することができる。また更に、十字状金属ブスバ6の腕端部には、十字状の溶接穴が形成されているため、溶接穴を介して単電池2の正負極端子と、腕端部とをスポット溶接することができる。
【0040】
また、本実施形態の組電池1では、2本(又は4本)の単電池2を単位として組電池1が構成されている。このため、使用電池の本数や直並列接続構造に変更がある場合でも、単電池2の個数を変更して素早い対応を図ることができる。
【0041】
更に、本実施形態の組電池1では、十字状金属ブスバ6には各単電池2の電圧を測定する電圧検出線13の接続が不可欠であるが、各単電池2を電気的、機械的に接続した後では電圧検出線13の接続方法が限定され極めて困難である。組電池1では、電圧検出線13の圧着丸端子と十字状金属ブスバ6とを接続するために、十字状金属ブスバ6の中央にネジ穴14が形成されている。従って、十字状金属ブスバ6に電圧検出線13の圧着丸端子をネジ締結することができるので、作業性が向上する。また、電圧検出線13の圧着丸端子をネジ締結する段階で、ハンダや溶接などの接続がなく、ネジ締結のみの作業であり、電圧検出線13の他端自体も予めコネクタに接続されているため、電気的な安全性も高い。
【0042】
また更に、本実施形態の組電池1では、十字状金属ブスバ6の4本の腕の腕端部の水平高さは、ほぼ同じとされている。このため、スポット溶接の信頼性を確保することができると共に、組立作業性を向上させることができる。
【0043】
更にまた、本実施形態の組電池1では、4本の単電池2が基準となっているため、組電池1の長手方向一端では2本の単電池2が未接続になってしまう。そこで、この2本の単電池2同士を接続し組電池1の出力端子とするために金属ブスバの形状はT字状となる。プレート3の半円状突起8と同様に、T字状ブスバ脚部9は、半円状突起8に重なって収められており、谷状空間29はデットスペースであるため、デットスペースを電気出力のための接続空間とすることで、組電池1の体積効率を向上させることができる。
【0044】
また、本実施形態の組電池1では、谷状空間29に向かって伸びたT字状ブスバ脚部9は、T字状金属ブスバ5の中央より一段下がった脚端部25を有している。このため、組電池1の六角ボルト20が組電池1から飛び出すことを防止して、安全性を確保することができる。更に、脚端部25に丸穴10が形成されている。このため、出力リード線19の先端に固着された圧着丸端子を、丸穴10を介して六角ボルト20で四角ナットに締結することができる。また、組電池1組立作業の最終(金属ブスバの溶接、電圧検出線13のネジ締結作業の後)で出力リード線19の先端に固着された圧着丸端子をボルト・ナット締結することで、安全性を向上させることができ、出力リード線19の先端に固着された圧着丸端子が六角ボルト20及び図示を省略した四角ナットのみでボルト・ナット締結されるため配線作業性も向上する。また更に、十字状金属ブスバ6と同様に、T字状金属ブスバ5の腕端部には、十字状の溶接穴が形成されている。このため、溶接穴を介して単電池2の正負極端子と、腕端部とをそれぞれスポット溶接することができる。また、T字状金属ブスバ5の2本の腕部は、腕部中央に腕端部をT字状金属ブスバ5の中央より一段下げる段差を有している。このため、十字状金属ブスバ6と同様に、単電池2の位置ずれ補正や単電池2に加わる外部衝撃を金属ブスバの板バネ機能で吸収することができる。
【0045】
更に、本実施形態の組電池1は、熱収縮シュリンクチューブ21に覆われており、熱収縮シュリンクチューブ21に出力リード線19、電圧検出線13を導出するための開口27が形成されている。従って、開口27から出力リード線19、電圧検出線13を導出することができる。また、開口27が組電池1の長手方向両端に形成されており、長手方向一端の開口27から出力リード線19、電圧検出線13が導出されている。このため、組電池1を制御する機器への接続距離が短くなり取りまわしがし易く作業性も向上する。また、単電池2間のデッドスペースが生じる位置に出力リード線19、電圧検出線13を引き出すことができるので、体積効率が向上する。
【0046】
また、本実施形態の組電池1では、単電池2間は金属ブスバで電気的、機械的に接続されているが、耐振動という意味では各単電池2の固定が不足している。このため、組電池1全体を熱収縮シュリンクチューブ21で被覆することで絶縁性を高め、全体を一体とすることで持ち運び等の作業性を向上させている。
【0047】
そして、本実施形態の組電池1では、プレート3だけでは組電池1の長手方向の単電池2位置を制限することが難しく、ワークの移動に関しても支障をきたしてしまうが、電圧検出線13を十字状金属ブスバ6のネジ穴14に締結した後に、単電池2を組電池1の外周に沿って固定テープ17で保持している。このため、単電池2及び電圧検出線13の遊動を抑制しワーク移動における単電池2及び電圧検出線13の位置のバラツキが減少するため、作業効率が向上する。
【0048】
なお、本実施形態では、プレート3の中央部一側に半円状突起8が突設されている例を示したが、突起の形状は半円状に限定されず、例えば、略矩形状にしても同様に出力リード線19をボルト・ナット締結することができる。また、半円状突起8の中央部に正方状窪み11が形成されている例を示したが、例えば、六角状窪みを形成するようにしても出力リード線19を接続することができる。
【0049】
更に、本実施形態では、プレート3の長手方向両端部の上部かつ開口23の周部に円弧状突起22が突設されている例を示したが、更に、プレート3の上面中央部にT字状、十字状金属ブスバ5、6に沿う窪みを形成するようにしてもよい。これにより、T字状、十字状金属ブスバ5、6の位置決めを更に容易とすることができる。
【0050】
また、本実施形態では、十字状金属ブスバ6の中央にM3ネジのタップが螺設されているネジ穴14が形成されている例を示したが、タップを螺設せずに、例えば、バーリング部に打ち込みナット等を打ち込んで同様に電圧検出線13の圧着丸端子を接続することができる。
【0051】
更に、本実施形態では、電圧検出線13を十字状金属ブスバ6のネジ穴14に締結した後に、固定テープ17で組電池1を固定する例を示したが、十字状金属ブスバ6で7組の単電池2同士を溶接する前に、各単電池2の外周に固定テープ17を巻いても組立作業性を向上させることができる。また、図4(B)、(C)に示した1組の単電池2をそれぞれ3個ずつ作製する例を示したが、図4(C)に示した1組の単電池2を少なくとも1個作製し、組電池1の長手方向他端の1組の単電池2に隣接する単電池2とすることで、同様に組電池を得ることができる。
【0052】
また、本実施形態では、熱収縮シュリンクチューブ21の長手方向両側に開口27が形成されている例を示したが、熱収縮シュリンクチューブ21の長手方向一側(組電池1の長手方向一端)だけに開口27が形成されている熱収縮シュリンクチューブを用いてもよい。このようにしても、同様に電圧検出線13及び出力リード線19を導出することができる。
【0053】
更に、本実施形態では、電圧検出線13及び出力リード線19を組電池1の長手方向一端の開口27から導出する例を示したが、例えば、長手方向一端の開口27から出力リード線19、長手方向他端の開口27から電圧検出線13を導出してもよい。これにより、組電池1を長手方向に複数個配設するときの配線作業性を向上させることができる。
【0054】
また更に、本実施形態では、電圧検出線13の他端にコネクタが接続されている例を示したが、組電池1の温度を測定するサーミスタ等の温度センサからの導出線もコネクタに接続されるようにしてもよい。これにより、温度センサからの導出線の取り扱いが容易となる。
【0055】
更にまた、本実施形態では、単電池2をT字状、十字状金属ブスバ5、6、固定テープ17及び熱収縮シュリンクチューブ21により接続、固定した例を示したが、例えば、単電池2同士を配設するときに、単電池2の側周面に接着剤を塗布して、単電池2同士を接着してもよい。これにより、組電池1の構造強度が向上し、T字状、十字状金属ブスバ5、6と単電池2の正、負極端子との溶接箇所の負荷を軽減することできる。
【0056】
そして、本実施形態では、単電池2が2本並列に接続され、並列接続された7組の単電池2が直列接続された組電池1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、単電池2を2本並列に接続し、並列接続した10組の単電池2を直列接続する場合にも適用可能であり、単電池2の本数を増減しても適用できることは云うまでもない。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、プレートが組電池の外周より小さいため、目視による配置でもプレートが組電池の外周からはみ出すことがないので、安全性を確保することができ、単電池間の谷状空間に多角形状の窪みを有する突起が突設されているため、多角形状の窪みに例えば接続部材を配置することで単電池とリード線との接続が可能となる、という効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な実施形態の組電池の外観斜視図である。
【図2】組電池の熱収縮シュリンクチューブ被覆前の外観斜視図である。
【図3】プレート配置前の単電池の外観斜視図である。
【図4】金属ブスバの配置・接続状態を示し、(A)はT字状金属ブスバをプレートの形状に合わせて配置した状態、(B)は十字状金属ブスバが半円状突起を覆う接続状態、(C)は十字状金属ブスバが半円状突起を露出させる接続状態を示す。
【図5】単電池の配列状態と電圧検出線との関係を示す外観斜視図である。
【符号の説明】
1 組電池
2 単電池
3 プレート
5 T字状金属ブスバ
6 十字状金属ブスバ
8 半円状突起(突起)
9 T字状ブスバ脚部(脚部)
10 丸穴(貫通穴)
11 正方状窪み(窪み)
13 電圧検出線(リード線、引出線)
14 ネジ穴(接続部)
16 位置決め突起
17 固定テープ
19 出力リード線(引出線)
20 六角ボルト
21 熱収縮シュリンクチューブ
22 円弧状突起(突起)
23、27 開口
24 正極キャップ
25 脚端部
29 谷状空間
30 電池缶端部
31 正極端子
35 単電池端部溝(溝)

Claims (9)

  1. 2個の柱状単電池を機械的、電気的に接続し正極性を持つ面に電気絶縁性樹脂製のプレートを配置した組電池において、前記プレートは、前記組電池の外周より小さく、前記単電池間の谷状空間に多角形状の窪みを有する突起が突設されており、前記プレートの表面に前記単電池間を機械的、電気的に接続する金属ブスバが配置されていることを特徴とする組電池。
  2. 前記プレートは、前記金属ブスバと前記単電池との接続部に開口が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の組電池。
  3. 前記プレートは、前記単電池の正極キャップと電池容器とで形成された単電池端部の溝に沿う円弧状の位置決め突起を有していることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の組電池。
  4. 前記プレートは、長手方向両端部表面に円弧状の突起を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の組電池。
  5. 前記金属ブスバは、各単電池を正方直交状に配設した状態において、該単電池の中央まで腕を伸ばした十字型の形状を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の組電池。
  6. 前記十字型の金属ブスバの中央には、リード線を接続するための接続部が形成されていることを特徴とする請求項5に記載の組電池。
  7. 前記金属ブスバは、前記組電池の出力端部に配置されており、前記単電池間を接続する腕部と前記谷状空間に向かって伸びた脚部とを有するT字型の形状を有しており、前記脚部が前記腕部より一段下がり貫通穴が形成された面を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の組電池。
  8. 前記組電池は更に全体が熱収縮シュリンクチューブに覆われており、前記熱収縮シュリンクチューブには引出線を導出するための開口が形成されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれか1項に記載の組電池。
  9. 前記組電池は、前記組電池の外周に沿って固定テープで保持されたことを特徴とする請求項8に記載の組電池。
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