JP2004163200A - 三次元形状計測装置 - Google Patents

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Taku Honda
卓 本田
Naoya Sudo
直也 須藤
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Abstract

【課題】本発明の目的は、被計測物の三次元形状を遠隔地の管理センタにおいてリアルタイムで認識することができる三次元形状計測装置を提供することにある。
【解決手段】三次元形状の被計測物100にレーザ光を照射し形状測定を行うレーザ光走査型三次元計測装置1で測定された形状データをデータ処理装置3に入力する。データ処理装置3は前回測定値と今回測定値を比較して形状変化分を求め、形状データの前回測定値と今回測定値の形状変化分に関する形状データだけを管理センタ6に通信回線5を介して送信する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は三次元形状の被計測物形状をレーザ光走査型三次元計測装置を用いて計測した形状データを遠隔地の管理センタに通信回線を介して送信する三次元形状計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
【特許文献1】特開2002−39749号公報
石仏、岩盤などの物体(被計測物)の形状を三次元で把握し、遠隔地の管理センタでその形状情報をリアルタイムに得ることができれば、災害対策など多くの利用が考えられる。
例えば、岩盤や土砂などの崩落の危険がある場合には、適時に岩盤や土砂の立体形状変化を計測し、安全な遠隔地の管理センタでリアルタイムに変化状況を認識、評価することができる。しかし、従来は映像などの二次元情報であり、全形状の変化を三次元で把握することは難しい状況にある。
一方、三次元形状を計測することに関しては、現地において三次元形状物体の形状をレーザ光走査型三次元計測装置を用いて計測し、得られた形状データを処理することが知られている。このことは、例えば、上述の特許文献1に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
レーザ光走査型三次元計測装置で計測した三次元形状データは一般にデータ規模が極めて大きく1GB(ギガバイト)以上になり、このような大規模データを通信回線を介して遠隔地の管理センタにリアルタイムに送信できないという問題点を有する。
本発明の目的は、被計測物の三次元形状を遠隔地の管理センタにおいてリアルタイムで認識することができる三次元形状計測装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の特徴とするところは、三次元形状の被計測物にレーザ光を照射し形状測定を行うレーザ光走査型三次元計測装置で測定された形状データを入力し、前回測定値と今回測定値を比較して形状変化分を求め、形状データの前回測定値と今回測定値の形状変化分に関する形状データだけを管理センタに通信回線を介して送信するようにしたことにある。
換言すると、本発明はレーザ三次元計測装置で測定された形状データの前回測定値と今回測定値を比較して基準位置に対する位置座標の差分を求め、位置座標の差分に関する形状データだけを管理センタに送信するものである。
本発明は形状データの前回測定値と今回測定値の形状変化分に関する形状データだけを管理センタに通信回線を介して送信するようにしているので、被計測物の三次元形状を遠隔地の管理センタにおいてリアルタイムで認識することができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図を用いて説明する。
図1に本発明の一実施例を示す。図1は岩盤、土砂などの崩落危険場所を被計測物とした例を示している。
図1において、レーザ光走査型三次元計測装置1は被計測物100にレーザ光を走査しながら照射し三次元形状を計測する。三次元計測装置1で計測された形状データはデータ入出力装置2を介してデータ処理装置3に入力される。データ処理装置3で処理された形状データは通信回線4を介して送信される。データ処理装置3で送信した形状データはデータ入力装置5に入力された後に管理センタ6に受信される。
【0006】
管理センタ6は、点群比較処理部61と、形状変化特定処理部62と、形状変化率演算処理部63と、形状変化予知演算処理部64と、記憶処理部65と、点群データベース66とで構成される。
【0007】
レーザ光走査型三次元計測装置1は、被計測物100、例えば岩盤、土砂などの崩落危険場所に対して、数十m〜数百mの範囲にレーザ光を走査し、その反射光をCCD(電荷結合素子)に受光し、三角測量あるいはレーザ光の飛行時間を計測して被計測物の三次元形状を三次元座標をもつ点群として得る。データ入出力装置2はレーザ光走査型三次元計測装置1を用いて得られた三次元点群(三次元形状データ)をデータ処理装置3に入力する。
【0008】
データ処理装置3は、点群分割処理部(形状データ分割処理部)31、点群比較処理部(形状比較処理部)32、差分検出処理部(形状変化分検出処理部)33、差分出力処理部34、点群更新処理部(形状データ更新処理部)35および点群データベース(形状データデータベース)36とで構成される。
【0009】
図2にデータ処理装置3の詳細構成図を示す。
点群分割処理部31は、データ入出力装置2から入力された三次元点群を所定のデータ規模毎に分割しデータ入出力装置2に出力する。点群比較処理部32はデータ入出力装置2から入力された三次元点群を点群データベース36に保存されている三次元点群と比較する。具体的には、今回の計測で得られた三次元点群(三次元形状)を前回測定値(点群)と比較し、両者の違いの有無を調べる。
【0010】
差分検出処理部33は点群比較処理部32により得られた三次元点群の差分、すなわち、新規のデータと保存データの異なる部分のデータを検出する。差分出力処理部34は、差分検出処理部33により得られた差分データをデータ入出力装置2に出力する。点群更新処理部35は、差分検出処理部33の結果を受けて、点群データベース36に保存されている三次元点群(三次元形状データ)を新規のデータに更新する。
【0011】
図3に管理センタ6の詳細構成図を示す。
点群比較処理部61はデータ入力装置5から入力された三次元点群を点群データベース66に保存されている三次元点群と比較する。形状変化特定処理部62は点群比較処理部61の結果から形状変化を生じた部分を特定する。形状変化率演算処理部63は、形状変化特定処理部62により特定された部分の形状の時間変化率を計算する。
【0012】
形状変化予知演算処理部64は、形状変化率演算処理部63で得られた形状の時間変化データを数式化することにより、当該部分の今後の時間変化を計算する。記憶処理部65は、点群比較処理部61と、形状変化特定処理部62と、形状変化率演算処理部63と、形状変化予知演算処理部64とで得られた結果を点群データベース66に記憶する。
【0013】
以下、三次元計測の具体的な計測事例について説明する。
被計測物100は高さ20m、幅10m程度の岩盤である。レーザ光走査型三次元計測装置1は岩盤100から約100m離して設置する。位置座標の基準となるマーカは、この範囲内で変化しない箇所に3箇所設置する。マーカの形状は中心座標が容易に求められる球(直径30cm程度)である。各球の中心位置座標は予めトータルステーションなどを用いて計測して公共座標との関係を明らかにしている。レーザ光の走査範囲は水平方向±20度、垂直方向±20度以上、計測ピッチは0.01度以下、測定レートは1000点/秒以上である。
【0014】
最初の1回目の計測時点で岩盤100を基準球を含めて計測し、三次元点群を取得する。このデータサイズは大きいので、分割して通信回線4を介して管理センタ6に送信する。管理センタ6は受信した原形状を表す三次元点群データ(三次元形状データ)として点群データベース66に保存する。その後、所定周期毎に岩盤100と基準球を計測する。この計測周期は岩盤100の形状変化の度合により変動する。計測した結果は保存されている。
【0015】
2回目以降の計測では、データ処理装置3は今回計測値と保存されている三次元点群の前回計測値と比較して違いの有無を認識し、違いが生じた部分のデータのみを送信すると共に、原形状データを新しい形状データに更新する。この処理を計測周期毎に繰返し実行する。
【0016】
管理センタ6では、原データからの変化を読み取り、時間変化率などから危険性を判断する。近い時点で崩落の危険があると判断された場合は、現場並びに関係方面にその旨を連絡する。
【0017】
このようにして三次元形状の被計測物の形状計測を行うのであるが、形状データの前回測定値と今回測定値の形状変化分に関する形状データだけを管理センタに通信回線を介して送信するようにしているので、被計測物の三次元形状を遠隔地の管理センタにおいてリアルタイムで認識することができる。
【0018】
【発明の効果】
本発明は形状データの前回測定値と今回測定値の形状変化分に関する形状データだけを管理センタに通信回線を介して送信するようにしているので、被計測物の三次元形状を遠隔地の管理センタにおいてリアルタイムで認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】図1のデータ処理装置の詳細構成図である。
【図3】図1の演算処理装置の詳細構成図である。
【符号の説明】
1…レーザ光走査型三次元計測装置、2…データ入出力装置、3…データ処理装置、31…点群分割処理部、32…点群比較処理部、33…差分検出処理部、34…差分出力処理部、35…点群更新処理部、36…点群データベース、4…通信回線、5…データ入力装置、6…管理センタ、61…点群比較処理部、62…形状変化特定処理部、63…形状変化率演算処理部、64…形状変化予知処理部、65…記憶処理部、66…点群データベース。

Claims (2)

  1. 三次元形状の被計測物にレーザ光を照射し形状測定を行うレーザ光走査型三次元計測装置と、前記三次元計測装置で測定された形状データを入力し、前回測定値と今回測定値を比較して形状変化分を求めるデータ処理装置と、前記データ処理装置から通信回線を介して前記被計測物の形状データを送信される管理センタとを具備し、前記データ処理装置は三次元計測装置で測定した形状データの前回測定値と今回測定値の形状変化分に関する形状データだけを前記管理センタに送信するようにしたことを特徴とする三次元形状計測装置。
  2. 三次元形状の被計測物にレーザ光を照射し、基準位置に対する位置座標によって形状測定を行うレーザ光走査型三次元計測装置と、前記三次元計測装置で測定された形状データを入力し、前回測定値と今回測定値を比較して基準位置に対する位置座標の差分を求めるデータ処理装置と、前記データ処理装置から通信回線を介して前記被計測物の形状データを送信される管理センタとを具備し、前記データ処理装置は三次元計測装置で測定した形状データの前回測定値と今回測定値の前記基準位置に対する位置座標の差分に関する形状データだけを前記管理センタに送信するようにしたことを特徴とする三次元形状計測装置。
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