JP2004163127A - 紙おむつの性能検査用ダミー人形 - Google Patents

紙おむつの性能検査用ダミー人形 Download PDF

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Abstract

【課題】紙おむつの各種性能を検証するのに使用するダミー人形において、従来のダミー人形では、動きやサイズの変更ができない構造であったので、紙おむつに対してきめ細かな性能検証ができなかった。
【解決手段】人型ボディー2と2本の脚部ボディー22,22とを有する人型ボディー2を撓曲又は/及び伸縮可能な柔軟材で形成することにより、紙おむつに対してきめ細かな性能検査を行うことができるようにした。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、紙おむつを装着させて該紙おむつの各種性能を検査するためのダミー人形に関するものである。
【0002】
【発明の背景及び従来の技術】
紙おむつは、例えば試作段階において、各種の性能検査を行って品質の確認作業が行われる。紙おむつの性能検査としては、例えば、装着状態において紙おむつがうまく肌にフィットしているか?、紙おむつ内に放尿したときに液体が漏れないか?、吸収体が必要液量をうまく吸収できるか?、吸収体で吸収した液体が漏れ出さないか(逆流しないか)?、紙おむつ内で蒸れないか?、等がある。
【0003】
ところで、このような紙おむつの性能検査は、紙おむつを人体に装着した状態で、実際の生活中に起こる色々な動作(例えば、歩行動作、這い動作、しりもち動作等)を行わせた後に行うことが好ましいが、検査段階で紙おむつを実際に人体に装着することは現実的でない。
【0004】
そこで、本願発明者等は、紙おむつの各種性能検査を行うのにダミー人形を使用しているが、従来では紙おむつの性能検査用ダミー人形として、プラスチック材料で人型に成形したものを使用している。尚、紙おむつの性能検査用ダミー人形としては、胴部ボディーと2本の脚部ボディーがあればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来から使用している紙おむつの性能検査用ダミー人形は、人の動きに近い動きを行わせる構造にはなっていない。従って、従来では、紙おむつの性能検査時に、紙おむつを静止状態のダミー人形に装着させるだけなので、人の動きに伴う変化まで検証できなかった。即ち、例えば幼児では、生活中に歩行動作、這い(ハイハイ)動作、しりもち動作等が頻繁に行われ、紙おむつを装着した状態でそれらの動作が行われると、紙おむつが人体に対して位置ずれしたり、紙おむつの吸収体に圧縮作用や捩れ作用が働くことがあるが、従来から使用されているダミー人形では、そのような動作を行わせた後の状態を検査することができない。このように、従来のダミー人形では、紙おむつの性能検査を大ざっぱにしかできず、従って精度の低い性能検査しかできなかった。
【0006】
又、紙おむつは、例えば幼児用のものであっても「大、中、小」等の各種サイズのものが製作されているが、各種サイズの紙おむつをそれぞれ正確(精密)に性能検査するには、紙おむつをダミー人形に適正にフィットさせた状態で装着させることが望まれる。
【0007】
ところが、従来から使用している紙おむつの性能検査用ダミー人形は、体型が不変であるので、各種サイズの紙おむつをそれぞれ適正にフィットさせた状態で装着しようとすると、各紙おむつのサイズに合わせて体型の異なる複数種類(太め、標準、細め)のダミー人形を用意しておく必要がある。この場合、コスト高になるとともに保管管理が繁雑になるという問題があった。
【0008】
又、紙おむつ使用者は、実際の生活中に、身体を動かしたり呼吸をしたりすることで胴径が変化し(特に腹部が変化する)、その胴径の変化によって紙おむつの装着状態が微妙に変化するが、従来のダミー人形では、紙おむつを装着した状態で胴径を変化させることができないため、使用者が実際に使用する場合に発生する胴径変化に対応したきめ細かな性能検査は行えなかった。
【0009】
又、紙おむつを実際に人体に装着すると、人の体温(36〜37℃)により紙おむつ内が温められ、該紙おむつ内で蒸れることがある。特に、紙おむつ内で放尿したときには、吸収体に吸収された液体が体温で温められて、紙おむつ内が一層蒸れ易くなる。
【0010】
ところが、従来から使用している紙おむつの性能検査用ダミー人形では、性能検査時において人型ボディーの温度が実際の人の体温(36〜37℃)よりかなり低い状態(例えば室温と同じ18℃程度)で行われるので、紙おむつの吸収体に液体を吸収させていても、人型ボディーが室温程度の温度(例えば18℃程度)では、紙おむつ内で蒸れるという現象はほとんど起こらない。このように、従来の紙おむつの性能検査用ダミー人形では、紙おむつを実際の人体に装着したときに発生する蒸れ現象を再現できず、従って紙おむつ内での蒸れ検査を行うことができなかった。
【0011】
本願発明は、上記した従来の問題点に鑑み、精度の高い紙おむつの性能検査を行え、さらに単一のものでサイズの異なる複数の紙おむつに適用できるようにした紙おむつの性能検査用ダミー人形を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記課題を解決するための手段として次の構成を有している。尚、本願発明は、紙おむつの性能検査用ダミー人形を対象にしているが、以下の説明では、本願の紙おむつの性能検査用ダミー人形を単にダミー人形ということがある。
【0013】
本願請求項1の発明
本願請求項1の発明のダミー人形は、胴部ボディーと2本の脚部ボディーとを有する人型ボディーを撓曲又は/及び伸縮可能に柔軟材で形成している。
【0014】
人型ボディーを形成している柔軟材は、撓曲できるだけのもの、又は伸縮できるだけのもの、あるいは撓曲と伸縮の両方ができるもの、等のいずれかの性状を有している。
【0015】
そして、撓曲できる人型ボディーでは、例えば胴部ボディーに対して脚部ボディーを前後に動かすことができ、伸縮できる人型ボディーでは、例えば胴部ボディーの胴径を太め・細めに変化させることができる。
【0016】
尚、このダミー人形は、幼児用の大きさのものと大人用の大きさのものとを用意するとよい。又、人型ボディーは、人肌程度の弾力及び滑らかさを持たせるとよい。
【0017】
この請求項1のダミー人形は、紙おむつを所定位置に装着させた状態(場合によっては吸収体に液体を適量含浸させた状態)で、人型ボディーが撓曲できるものでは、該人型ボディーを人の動きに近い動作(例えば、歩行動作)を行わせたり、人型ボディーが伸縮できるものでは、検査すべき紙おむつのサイズに合わせて、胴部ボディー部分を太め・細めに変化させて使用することができる。
【0018】
本願請求項2の発明
本願請求項2の発明は、請求項1のダミー人形において、人型ボディーを撓んでも自在に復元できる柔軟材で形成している。又、胴部ボディーの内部には胴部骨格を設ける一方、各脚部ボディー内にはそれぞれ脚部骨格を設けている。尚、胴部骨格及び各脚部骨格には、金属あるいは硬質プラスチック等の硬質材が使用される。
【0019】
各脚部骨格は、胴部骨格に対して前後に動かせるように取付けているが、この各脚部骨格はそれぞれ個別に前後に動かせることができるようにすることが好ましい。即ち、各脚部骨格の上端部を、胴部骨格の下端部左右位置においてそれぞれ軸受構造あるいはピン枢着構造等によって、各脚部骨格が個別に前後に動くようにするとよい。又、各脚部骨格の下部は、各脚部ボディーから下方に突出させている。尚、この各脚部骨格は、実際の人体のように、前後とともに左右にも動かせるようにすることもできる。
【0020】
そして、この請求項2のダミー人形は、各脚部骨格を前後に動かすことにより各脚部ボディーを胴部ボディーに対して前後に動かせるようにしている。尚、各脚部ボディーは、胴部ボディーに対して、前方側には角度90°〜100°程度まで屈曲させ得るようにし、後方側には角度40°〜50°程度まで屈曲させ得るようにするとよい(この各屈曲可能角度は特に限定するものでなく、適宜に変化させることができる)。
【0021】
この請求項2のダミー人形は、紙おむつを所定位置に装着させた状態で、作動装置により人の動きに近い動作(例えば、歩行動作、這い動作、しりもち動作等)を行わせることができる。即ち、歩行動作を行わせる場合には、胴部ボディーを鉛直姿勢に固定した状態で、各脚部骨格をそれぞれ作動装置(この場合は前後運動装置)により所定角度範囲(例えば角度50°〜80°の範囲)づつ個別に前後運動させる。又、這い動作時には、胴部ボディーを前傾姿勢(例えば鉛直姿勢から角度60°〜70°程度前傾させた姿勢)で固定した状態で、同様に各脚部骨格の下端部をそれぞれ前後運動装置により所定角度範囲(例えば角度50°〜80°の範囲)づつ個別に前後運動させる。さらに、しりもち動作時には、各脚部ボディーを胴部ボディーに対してそれぞれ前側に角度90°程度屈曲させて固定した状態で、ダミー人形全体を上下運動装置で上下動させてダミー人形の尻部を受台上に落とす動作を繰り返す。
【0022】
このように、請求項2のダミー人形では、人型ボディー内に胴部骨格と各脚部骨格とを設けて人(幼児)の動きに近い動作を行わせることができるようになっており、従って、紙おむつを装着させた状態でダミー人形を動作させることにより、現実的な動きを加味した紙おむつの性能検査が行える。
【0023】
本願請求項3の発明
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2のダミー人形において、胴部ボディーを伸縮可能な弾性材で形成するとともに、胴部ボディーの体積を膨張・縮小させることができる膨縮装置を備えている。
【0024】
胴部ボディーの材料(弾性材)としては、例えばゴム系のものや発砲ウレタン系のものが使用できる。胴部ボディーは、内部が中空になっており、胴部ボディーの内面に内方から圧力が加わると、その圧力で胴部ボディーの壁面が外方に押し出されるようになっている。
【0025】
膨縮装置としては、胴部ボディー内の空所に設置される膨縮袋と、該膨縮袋内に圧力流体を供給するポンプとが使用できる。圧力流体としては、圧縮空気が一般的であるが水を使用することもできる。
【0026】
そして、この請求項3の発明のダミー人形は、検査すべき紙おむつのサイズに合わせて、胴部ボディー部分の体積を膨張・縮小させることにより、単一のものでも体型を変化(太め、細め)させ得るようになっている。又、この請求項3のダミー人形では、紙おむつを装着した状態(性能検査中)でも、胴部ボディーを繰り返して膨張・縮小させることができる。
【0027】
本願請求項4の発明
本願請求項4の発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項のダミー人形において、人型ボディーにおけるおむつ装着部付近を人の体温程度まで加温する加温装置を備えている。
【0028】
加温装置としては、電気ヒータ線が一般的であるが、細チューブ内に温水を循環させるようにしたものでもよい。この電気ヒータ線(又は細チューブ)は、人型ボディーの材料中(肉厚さ内)に埋め込んだり、あるいは人型ボディーの内面に接着させた状態で配設することができる。又、この電気ヒータ線(又は細チューブ)は、おむつ装着部付近を均一に加温するために、適宜小間隔のジグザグ状に配置するとよい。尚、電気ヒータ線(又は細チューブ)は可撓性を有しており、人型ボディーが撓曲するとそれに対応して電気ヒータ線(又は細チューブ)も撓曲するようになる。
【0029】
この請求項4の発明のダミー人形では、加温装置によって人型ボディーのおむつ装着部付近を人の体温程度(例えば37℃程度)まで加温させることにより、温度面で人体に近づけることができる。尚、このように、人型ボディーのおむつ装着部付近を人の体温程度まで加温させた状態で性能検査を行うと、実際に人体に装着した場合に近い条件で、紙おむつ内の蒸れ具合(特に吸収体に液体を含浸させた場合の蒸れ具合)を検証できる。
【0030】
【発明の効果】
本願請求項1の発明の効果
本願請求項1の発明のダミー人形は、人型ボディーを撓曲又は/及び伸縮可能な柔軟材で形成しているので、紙おむつを所定位置に装着させた状態で、人型ボディーを人の動きに近い動作を行わせたり、検査すべき紙おむつのサイズに合わせて胴部ボディー部分を太め・細めに変化させて使用できる。
【0031】
従って、この請求項1のダミー人形を使用すると、紙おむつに対してきめ細かな性能検査(例えば、位置ずれ検査、液漏れ検査等)を行うことができるという効果がある。尚、検査の結果、不都合が確認できた場合には、その原因を考察し、品質の改善に役立たせることができる。
【0032】
本願請求項2の発明の効果
本願請求項2の発明のダミー人形は、各脚部骨格を前後に動かせることにより、各脚部ボディーを胴部ボディーに対して前後に動かせるようになっているので、このダミー人形を人の動きに近い状態で動作(例えば、幼児の場合は歩行動作、這い動作、しりもち動作等)させることができる。
【0033】
従って、この請求項2のダミー人形に紙おむつを装着させて動作させると、紙おむつに対して実際の人体に装着した場合と同様な変化を与えることができ、紙おむつの性能検査(例えば、位置ずれ検査、液漏れ検査等)をより一層きめ細か(高精度)に行うことができるという効果がある。
【0034】
本願請求項3の発明の効果
本願請求項3の発明は、上記請求項1又は2のダミー人形において、胴部ボディーを伸縮可能な弾性材で形成するとともに、胴部ボディーの体積を膨張・縮小させることができる膨縮装置を備えている。
【0035】
従って、この請求項3の発明のダミー人形では、膨縮装置によりダミー人形の胴径を太め・細めに変化させることができるので、上記請求項1又は2の効果に加えて、単一のダミー人形でサイズの異なる紙おむつの検査に利用できるという効果がある。又、このダミー人形では、紙おむつを装着した状態で胴部ボディーの胴径を繰り返して変形させることで、使用者が実際に装着した状態を模擬でき、よりきめ細かな検証ができるという効果もある。
【0036】
本願請求項4の発明の効果
本願請求項4の発明は、上記請求項1〜3のいずれか1項のダミー人形において、人型ボディーにおけるおむつ装着部付近を人の体温程度まで加温する加温装置を備えている。このように、加温装置を備えると、人型ボディーのおむつ装着部付近を人の体温程度まで加温させることができるので、ダミー人形を温度面でも人体に近づけることができる。
【0037】
従って、この請求項4のダミー人形では、人型ボディーのおむつ装着部付近を人の体温程度まで加温させることができるので、上記請求項1〜3の効果に加えて、このダミー人形を、紙おむつ内の蒸れ具合(特に吸収体に液体を含浸させた場合の蒸れ具合)の検証に利用できるという効果がある。
【0038】
【発明の実施の形態】
図1〜図11を参照して本願実施形態のダミー人形を説明すると、図1〜図7には本願第1実施形態が示され、図8及には本願第2実施形態が示され、図9には本願第3実施形態が示され、図10及び図11は本願第4実施形態が示されている。尚、この各実施形態のダミー人形1は、紙おむつを装着して紙おむつの各種性能を検査するために使用されるものである。
【0039】
第1実施形態
図1〜図7に示す第1実施形態のダミー人形1は、胴部ボディー21と2本の脚部ボディー22,22とを有する人型ボディー2と、人型ボディー2内に設けた骨格3と、胴部ボディー21の体積を膨張・縮小させる膨縮装置4と、人型ボディー2におけるおむつ装着部付近を加温する加温装置5とを備えて構成されている。
【0040】
人型ボディー2は、可撓性と伸縮性を有する弾性材(例えば発砲ウレタン)で、胴部ボディー21と2本の脚部ボディー22,22とを一体成型して形成されている。この人型ボディー2の表面は、人肌の感触に近い滑らかさと弾力を有している。胴部ボディー21は胸部付近までの高さで、各脚部ボディー22,22は太もも部までの長さに設定している。胴部ボディー21の上部には、硬質の台板9が取付けられている。尚、胴部ボディー21の上面は台板9の下面に適宜の手段で(例えば接着剤で接着して)固着させておくとよい。
【0041】
この人型ボディー2は、肉厚さが例えば10〜30mm程度(特に限定するものではない)で、胴部ボディー21及び各脚部ボディー22,22の内部を中空としたものを採用している。尚、この人型ボディー2は、自然状態で保形性を有している。
【0042】
骨格3は、胴部ボディー21内に設けられた胴部骨格31と、各脚部ボディー22,22内に設けられた2本の脚部骨格32,32とを有している。胴部骨格31及び各脚部骨格32,32は、鋼材や硬質プラスチックのような硬質材で形成されている。
【0043】
胴部骨格31は、四角パイプ状のものが採用されている。この胴部骨格31は、胴部ボディー21内の背側寄り位置において縦向きに設置されている。胴部骨格31の上端は台板9を貫通して該台板9の上面に露出させており、胴部骨格31の下端は臀部付近の高さに達している。この胴部骨格31の四角パイプ内には、後述する電気コード51と細チューブ8とが挿通されている。尚、電気コード51は、加温用の電気ヒータ線52に給電するためのものであり、細チューブ8は、模擬放尿させるためのものである。
【0044】
胴部骨格31の下端部には、左右2つの軸受33,33が取付けられている。この各軸受33,33には、それぞれ軸34,34が左右外向きに取付けられている。
【0045】
各脚部骨格32,32は、ロッド状のものが採用されている。この各脚部骨格32,32の上端部32a,32aは、それぞれ上記各軸34,34の先端部にピン35,35で枢着されている。従って、この各脚部骨格32,32は、軸受33によって前後に動かせるとともに、ピン35によって左右にも動かせるようになっている。
【0046】
各脚部骨格32,32の下端部32b,32bは、それぞれ各脚部ボディー22,22の下端面から所定小長さ(例えば100mm程度)だけ下方に突出させている。尚、各脚部骨格32,32は、各脚部ボディー22,22に対して前後・左右にガタつきのない状態で挿通させている。従って、各脚部骨格32,32の下端部32b,32bを前後又は左右に動かすと、それに連れて各脚部ボディー22,22も前後又は左右に動かせることができるようになっている。尚、各脚部ボディー22,22が前後に動かされるときには、胴部ボディー21に対して脚部ボディー22の付け根部分で屈曲するようになる。又、各脚部ボディー22,22は、胴部ボディー21に対して、前方側には少なくとも角度90°程度まで屈曲でき、後方側には角度45°程度まで屈曲できる。
【0047】
胴部ボディー21に対する膨縮装置4は、この第1実施形態では、胴部ボディー21内に収容した膨縮袋41と、該膨縮袋41内に圧縮空気Aを供給する空気ポンプ43とを有している。
【0048】
膨縮袋41は、伸縮ゴム製の袋が採用されている。この膨縮袋41は、胴部ボディー21の腹部21aに対応する位置に設置している。膨縮袋41の後面には裏当て板42が接合されており、膨縮袋41内に圧縮空気Aを注入すると、該膨縮袋41が図3及び図4に符号41′で示すように主として前方に膨張するようになっている。尚、裏当て板42は胴部骨格31の前面に固定しており、膨縮袋41の前面側が胴部ボディー21の腹部21aを押圧したときに、裏当て板42が後退しないようにしている。
【0049】
空気ポンプ43からの圧縮空気Aは、ホース44を介して膨縮袋41内に供給される。ホース44の途中には、切換弁45が設けられている。この切換弁45は、3位置切換弁が使用されており、該切換弁45の切換位置によって、膨縮袋41内を大気に開放させたり、空気ポンプ43からの圧縮空気Aを膨縮袋41内に供給したり、膨縮袋41を膨らませた状態(図3及び図4に符号41′で示す鎖線図示状態)で維持させたりすることができるようになっている。
【0050】
そして、切換弁45を大気開放状態にすると、膨縮袋41内が大気に開放されて該膨縮袋41が自己の収縮力で縮小し(図3及び図4の実線図示状態)、膨縮袋41の前面が胴部ボディー21の腹部21a内面から離間する。このとき、胴部ボディー21の腹部21aは自己弾性力によって収縮しており、胴部ボディー21の胴径は「小」の状態となる。又、切換弁45を空気ポンプ接続側に位置させると、該空気ポンプ43からの圧縮空気Aが膨縮袋41内に注入され、膨縮袋41の前面側が図3及び図4に鎖線図示(符号41′)するように前方に膨張して、胴部ボディー21の腹部21aを鎖線図示(符号21a′)するように前方に押し出すようになる(胴部ボディー21の胴径が「大」の状態となる)。尚、膨縮袋41を膨張させたままで切換弁45を遮断状態にすると、膨縮袋を膨張状態(符号41′の状態)のままで維持させることができる。
【0051】
このダミー人形1には、人型ボディー2におけるおしめ装着部付近を人の体温程度(例えば37℃程度)まで加温するための加温装置5を使用している。この第1実施形態では、加温装置5として電気ヒータ線52が採用されている。この電気ヒータ線52は、胴部ボディー21の下部寄り周囲と、各脚部ボディー22,22の付け根部周囲とにそれぞれジグザグ状に配置している。又、電気ヒータ線52は、人型ボディー2の弾性材中に埋め込んでいる。この電気ヒータ線52には、胴部骨格(四角パイプ)31内を挿通させた電気コード51を介して給電される。そして、この電気ヒータ線52への通電は、図示しない温度制御器によって制御されて、人型ボディー2の紙おむつ装着部付近の温度を人の体温程度(例えば37℃程度)に維持させるようにしている。尚、電気ヒータ線52は可撓性を有しており、人型ボディー(胴部ボディー21及び各脚部ボディー22,22)が撓曲するとそれに対応して電気ヒータ線52も撓曲するようになっている。
【0052】
胴部骨格(四角パイプ)31内には、模擬放尿させるための細チューブ8が挿通されている。この細チューブ8の先端(模擬放尿口となる)8aは、人型ボディー2の股部に開口させている。そして、細チューブ8の基端側から水Wを注入すると、その水が細チューブ8を通ってその先端8aからあたかも実際に放尿したように放出されるようになっている。尚、この細チューブ先端(模擬放尿口)8aは、図3に示すようにダミー人形1に装着させた紙おむつ10の吸収体11部分に対応しており、該細チューブ先端8aから放出された液体は紙おむつ10の吸収体11に吸収されるようになっている。
【0053】
この第1実施形態のダミー人形1は、図1及び図2に示す前後運動装置6や図7に示す上下運動装置7によって、人(幼児)の動きに似せた動作を行わせ得るようになっている。
【0054】
図1及び図2に示す前後運動装置6は、上部にダミー人形1の台板9を支持・固定する取付台60を有するとともに、各脚部骨格32,32の下端部32b,32bをそれぞれ個別に前後動させる左右一対のクランク機構61,61を有している。各クランク機構61,61は、共通のモータ62で駆動される。尚、取付台60は、図1〜図3及び図5に示す水平姿勢と図6に示す垂直に近い傾斜姿勢との間で変位させ得るようになっている。
【0055】
図7に示す上下運動装置7は、ダミー人形1の台板9を支持して昇降する昇降台70を有するとともに、該昇降台70を昇降させるクランク機構71とを有している。昇降用のクランク機構71はモータ72で駆動される。尚、ダミー人形1の取付位置の下方には、しりもち動作時にダミー人形1の尻部を受ける受台73を設けている。
【0056】
ところで、図5の使用例は、ダミー人形1を直立姿勢で歩行動作させるものであり、図6の使用例は、ダミー人形1を前傾させた姿勢で這い動作させるものである。尚、図5の歩行動作及び図6の這い動作は、それぞれ図1及び図2に示す前後運動装置6を使用する。又、図7の使用例は、ダミー人形1をしりもち動作させるものであり、この場合は上下運動装置7を使用する。
【0057】
図5の使用例では、前後運動装置6の取付台60を水平にした状態で、該取付台60にダミー人形1の台板9を固定し、次に各脚部骨格32,32の下端部32b,32bを図1及び図2に示すようにそれぞれ連結ロッド63,63で各側のクランク機構61,61に連結する。各連結ロッド63,63は、両クランク機構61,61が作動したときに各脚部骨格32,32が相互に前後逆方向に揺動するように連結する。尚、ダミー人形1には紙おむつ10を装着させるが、パンツ式の紙おむつ10では、ダミー人形1を前後運動装置6にセットする前(脚部骨格32の下端部32bに連結ロッド63を連結する前)に装着させておく。又、紙おむつ10をダミー人形1に装着させるときに、該紙おむつのサイズに応じて膨縮装置4により胴部ボディー21の胴径を調整しておく。
【0058】
図5のセット状態では、ダミー人形1の胴部ボディー21の軸線が鉛直方向に向いている。そして、紙おむつ10の性能検査の内容が単に装着状態での位置ずれや変形等の検証である場合には、この状態で前後運動装置6を作動させる。すると、左右の脚部骨格32,32が各軸34,34を中心にして前後逆向きに揺動せしめられ、このとき、各脚部骨格32,32の揺動に伴って各脚部ボディー22,22も鎖線図示(符号22′、22″)するように前後に揺動せしめられる。このように、各脚部ボディー22,22が前後に揺動する(歩行動作が行われる)と、該脚部ボディー22の付け根部付近で紙おむつ10の一部が擦れて、紙おむつ10が位置ずれしたり変形したりすることがある。そして、所定時間歩行動作を行わせた後、前後運動装置6を停止させ、そのときの紙おむつ10の装着状態(位置ずれや変形の程度)を検証する。尚、検証の結果、紙おむつ10の位置ずれや変形の程度が大きい場合には、その原因を考察することで、品質の改善に役立てることができる。
【0059】
又、紙おむつ装着状態での紙おむつ10の位置ずれや変形の検証は、図6に示す這い動作や、図7に示すしりもち動作についても行うことができる。
【0060】
即ち、図6に示す這い動作では、ダミー人形1に紙おむつ10を装着させた状態で、胴部ボディー21部分を例えば角度60°〜70°程度だけ前傾させた姿勢で固定し、前後運動装置6により各脚部ボディー22(各脚部骨格32)を図5の場合と同様に鉛直方向位置の前後に所定角度範囲(例えば22′の位置と22″の位置の範囲)で揺動させる。又、図7に示すしりもち動作では、各脚部ボディー22(各脚部骨格32)を胴部ボディー21に対して角度90°近くまで屈曲させた状態(お座り状態)で昇降台70に固定しておき、該昇降台70をダミー人形1とともに上下運動装置7で繰り返し昇降させて、下動時に鎖線図示(符号1′)するようにダミー人形1の尻部を受台73上面に押し当てる。
【0061】
このように、這い動作(図6)やしりもち動作(図7)においても、装着している紙おむつ10が位置ずれしたり変形したりすることがあり、それらを検証して、品質の改善に役立てる。
【0062】
他方、液漏れについての検査を行うときには、細チューブ(模擬放尿管)8の基端側から所定量の液体Wを注入して、紙おむつ10の吸収体11に液体を吸収させる。このとき、注入した液体(模擬放尿液)がうまく吸収体11に吸収されるかどうか(液漏れが起こらないかどうか)を検証できる。又、吸収体11に液体を吸収させた状態で、上記と同様に前後運動装置6を作動させて歩行動作(図5)を行わせたり、這い動作(図6)を行わせたり、しりもち動作(図7)を行わせたりすると、紙おむつ10の吸収体11部分に捩れ作用や圧縮作用が働くが、このときに吸収体11に吸収している液体が漏れ出す(逆流する)かどうかを検証できる。このように、液漏れについての検証の結果、不都合がある場合には、その原因を考察し、品質の改善に役立てることができる。
【0063】
さらに、紙おむつ装着状態での蒸れ具合を検査するときには、加温装置5を用いて(電気ヒータ線52に通電して)人型ボディー2の紙おむつ装着部付近を人の体温程度(例えば37℃程度)まで加温しておく。すると、紙おむつ10の内部が温められて、実際に人体に装着した場合に近い条件で、紙おむつ10内の蒸れ具合を検証できる。又、この蒸れ検査の際に、紙おむつ10の吸収体11に液体を含浸させた状態で行うと、紙おむつ10内に放尿したときの蒸れ状態を検証できる。尚、この蒸れ具合の検証は、歩行動作(図5)、這い動作(図6)、しりもち動作(図7)等を行った後に行うこともできる。
【0064】
又、この第1実施形態のダミー人形1は、紙おむつ10を装着させた状態で、膨縮装置4により胴部ボディー21を繰り返して膨張・縮小させることができ、そのときの紙おむつ10の位置ずれや弛み具合を検証できる。この場合、胴部ボディー21の膨張・縮小動作は、前後運動装置6又は上下運動装置7を停止させた状態でも、あるいは作動させながらでも行える。
【0065】
第2実施形態
図8に示す第2実施形態のダミー人形1は、上記第1実施形態の変形例を示したもので、この第2実施形態では、脚部骨格を省略して、脚部ボディー22を特に動かさない構成にしている。尚、この第2実施形態におけるその他の構成は第1実施形態のものと同じであり、膨縮装置4による胴部ボディー21の膨縮機能や、加温装置5による加温機能はそれぞれ第1実施形態のものと同じである。
【0066】
第3実施形態
図9に示す第3実施形態のダミー人形1は、上記第2実施形態の変形例を示したもので、この第3実施形態では、膨縮装置4に使用する圧力流体として水を使用している。そして、この第3実施形態の膨縮装置4では、タンク46内の水を水ポンプ47でホース48及び切換弁49を介して膨縮袋41内に供給し得るようにしている。切換弁49は、3位置切換弁が使用されており、該切換弁49の切換位置によって、水ポンプ47からの高圧水Bを膨縮袋41内に供給したり、膨縮袋41を水Bで膨らませた状態(符号41′で示す鎖線図示状態)で維持させたり、膨縮袋41の収縮力によって該膨縮袋41内の水Bを矢印Bで示すようにタンク46側に戻したりすることができるようになっている。尚、この第3実施形態の膨縮装置4は、第1実施形態及び第2実施形態の各膨縮装置が圧力流体として空気を使用しているのに対して水を使用しているところが異なり、その他の基本的構成は第1実施形態及び第2実施形態のものと同じである。
【0067】
第4実施形態
図10及び図11に示す第4実施形態のダミー人形1は、上記第1実施形態の変形例を示したもので、この第4実施形態では、加温装置5として、電気ヒータ線にかえて温水を循環させる細チューブ56を使用している。即ち、この第4実施形態で使用されている加温装置5は、人型ボディー2における紙おむつ装着部付近に弾性材中に細チューブ56をジグザグ状に配設し、タンク53内の温水Cをポンプ55で細チューブ56中を循環させるようにしている。尚、タンク53内の温水Cは電気ヒータ54で加熱することができる。又、ポンプ55の作動は、図示しない温度制御器によって制御されて、人型ボディー2の紙おむつ装着部付近の温度を人の体温程度(例えば37℃程度)に維持させるようにしている。尚、この第4実施形態におけるその他の構成は、第1実施形態のものと同じなので、該第1実施形態の説明を援用する。
【0068】
図10及び図11に示す第4実施形態のダミー人形1でも、加温装置5の温水Cにより人型ボディー2の紙おむつ装着部付近を人の体温程度まで加温でき、上記第1実施形態と同様に紙おむつ10内の蒸れ検査を高精度で行うことができる。尚、この加温装置5の細チューブ56は可撓性を有しており、人型ボディー2が膨縮するとそれに対応して該細チューブ56も撓曲するようになっている。
【0069】
又、図10及び図11に示す第4実施形態の加温装置5は、上記図8の第2実施形態、あるいは上記図9の第3実施形態に組み込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第1実施形態の紙おむつの機能検査用ダミー人形の正面図である。
【図2】図1のダミー人形の右側面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】図1のIV−IV断面図である。
【図5】図1のダミー人形を歩行動作させる場合の使用説明図である。
【図6】図1のダミー人形を這い動作させる場合の使用説明図である。
【図7】図1のダミー人形をしりもち動作させる場合の使用説明図である。
【図8】本願第2実施形態の紙おむつの機能検査用ダミー人形の図3相当図である。
【図9】本願第3実施形態の紙おむつの機能検査用ダミー人形の図3相当図である。
【図10】本願第4実施形態の紙おむつの機能検査用ダミー人形の図1相当図である。
【図11】図10のXI−XI断面図である。
【符号の説明】
1はダミー人形、2は人型ボディー、3は骨格、4は膨縮装置、5は加温装置、6は前後運動装置、7は上下運動装置、8は細チューブ(模擬放尿管)、10は紙おむつ、11は吸収体、21は胴部ボディー、21aは胴部ボディーの腹部、22は脚部ボディー、31は胴部骨格、32は脚部骨格、32bは脚部骨格の下端部、41は膨縮袋、43は空気ポンプ、47は水ポンプ、52は電気ヒータ線である。

Claims (4)

  1. 胴部ボディー(21)と2本の脚部ボディー(22,22)とを有する人型ボディー(2)を撓曲又は/及び伸縮可能な柔軟材で形成したことを特徴とする紙おむつの性能検査用ダミー人形。
  2. 請求項1において、
    人型ボディー(2)を撓んでも自在に復元できる柔軟材で形成し、
    胴部ボディー(21)の内部に胴部骨格(31)を設ける一方、各脚部ボディー(22,22)内にそれぞれ脚部骨格(32,32)を設け、
    前記各脚部骨格(32,32)は、前記胴部骨格(31)に対して前後に動かせるように取付けるとともに、該各脚部骨格(32,32)の下部を前記各脚部ボディー(22,22)から下方に突出させて、
    前記各脚部骨格(32,32)を前後に動かすことにより前記各脚部ボディー(22,22)を前記胴部ボディー(21)に対して前後に動かせるようにしている、
    ことを特徴とする紙おむつの性能検査用ダミー人形。
  3. 請求項1又は2において、
    胴部ボディー(21)を伸縮可能な弾性材で形成するとともに、該胴部ボディー(21)の体積を膨張・縮小させることができる膨縮装置(4)を備えた、
    ことを特徴とする紙おむつの性能検査用ダミー人形。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項において、
    人型ボディー(2)におけるおむつ装着部付近を人の体温程度まで加温する加温装置(5)を備えた、
    ことを特徴とする紙おむつの性能検査用ダミー人形。
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