JP2004161753A - アルカン及び/またはアルケンからの不飽和カルボン酸及び不飽和カルボン酸エステルの調製 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】不飽和カルボン酸のエステルの生成方法であって、気体アルカン、分子酸素、及び気体アルコールを反応器に送ることであって、前記反応器には、前記アルカンの、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;前記反応器が、500℃〜1000℃の温度で操作され、反応器の滞留時間が100ミリ秒を超えないことを含む方法。
【選択図】なし
Description
気体アルカン、分子酸素、及び気体アルコールを反応器に送ることであって、この反応器には、アルカンの、その対応不飽和カルボン酸とアルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
この反応器が、500℃〜1000℃の温度で操作され、反応器の滞留時間が、100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法を提供する。
アルカンと分子酸素とを含む第一気体ストリームを反応器に送ること;
アルコールを含む第二気体ストリームを反応器に送ること;
この反応器には、アルカンの、その対応不飽和カルボン酸とアルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
1つまたはそれ以上の酸化触媒は、アルカンの、その対応アルケンへの酸化に対して効果的な第一触媒と、アルケンの、アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸とアルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な第二触媒とを含むこと;
第一触媒が、第一反応域に配置されること;
第二触媒が、第二反応域に配置されること;
第一反応域が、反応器を通る第一気体ストリームの流れ方向に対して第二反応域の上流に配置されること;
第二気体ストリームが、第一反応域と第二反応域との中間で反応器に供給されること;
第一反応域が、500℃〜1000℃の温度で操作され、第一反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
第二反応域が、100℃〜300℃の温度で操作され、第二反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法を提供する。
アルカンと分子酸素とを含む第一気体ストリームを反応器に送ること;
アルコールを含む第二気体ストリームをこの反応器に送ること;
この反応器には、アルカンの、その対応不飽和カルボン酸とアルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
1つまたはそれ以上の酸化触媒は、アルカンの、その対応不飽和アルデヒドへの酸化に対して効果的な第一触媒と、不飽和アルデヒドの、アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸とアルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な第二酸化触媒とを含むこと;
第一酸化触媒が、第一反応域に配置されること;
第二酸化触媒が、第二反応域に配置されること;
第一反応域が、この反応器を通る第一気体ストリームの流れ方向に対して第二反応域の上流に配置されること;
第二気体ストリームが、第一反応域と第二反応域との中間で反応器に供給されること;
第一反応域が、500℃〜1000℃の温度で操作され、第一反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
第二反応域が、100℃〜300℃の温度で操作され、第二反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法を提供する。
アルカンと分子酸素とを含む第一気体ストリームを反応器に送ること;
アルコールを含む第二気体ストリームを反応器に送ること;
この反応器には、アルカンの、その対応不飽和カルボン酸とアルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
1つまたはそれ以上のこの酸化触媒は、アルカンの、その対応アルケンへの酸化に対して効果的な第一触媒、アルケンの、その対応不飽和アルデヒドへの酸化に対して効果的な第二触媒、及び不飽和アルデヒドの、アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸とアルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な第三触媒を含むこと;
第一触媒が、第一反応域に配置されること;
第二触媒が、第二反応域に配置されること;
第三触媒が、第三反応域に配置されること;
第一反応域が、反応器を通る第一気体ストリームの流れ方向に対して第二反応域の上流に配置されること;
第二反応域が、反応器を通る第一気体ストリームの流れ方向に対して第三反応域の上流に配置されること;
第二気体ストリームが、第二反応域と第三反応域との中間で反応器に供給されること;
第一反応域が、500℃〜1000℃の温度で操作され、第一反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
第二反応域が、200℃〜400℃の温度で操作され、第二反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
第三反応域が、100℃〜300℃の温度で操作され、第三反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法を提供する。
不飽和アルデヒドとアルコールとを反応させてアセタールを形成すること;
このように形成されたアセタールと分子酸素とを含む気体ストリームを反応器に送ることであって、この反応器には、アセタールのその対応エステルへの酸化に対して効果的な少なくとも1つの触媒が入っていること;
この反応器が、200℃〜500℃の温度で操作され、反応器の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法を提供する。
アルカンと分子酸素とを含む気体ストリームを反応器に送ることであって、この反応器には、アルカンの、その対応不飽和カルボン酸への酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
この反応器が、500℃〜1000℃の温度で操作され、反応器の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法を提供する。
同様に、アルケンに対応する不飽和アルデヒドは、アルケンと同数の炭素原子及びアルケンと同じ炭素鎖構造を有するα,β−不飽和アルデヒドであり、例えばアクロレインは、プロペンに対応する不飽和アルデヒドであり、メタクロレインは、イソブテンに対応する不飽和アルデヒドである。
第1B族は、Cu、Ag、及びAuを含む。
第3A族は、B、Al、Ga、In、及びTlを含む。
第3B族は、Sc、Y、La、及びAcを含む。
第4A族は、C、Si、Ge、Sn、及びPbを含む。
第4B族は、Ti、Zr、及びHfを含む。
第5A族は、N、P、As、Sb、及びBiを含む。
第5B族は、V、Nb、及びTaを含む。
第6B族は、Cr、Mo、及びWを含む。
第7B族は、Mn、Tc、及びReを含む。
第8族は、Fe、Ru、Os、Co、Rh、Ir、Ni、Pd、及びPtを含む。
MoaVbMcNdQeXfOg
(式中、
Mは、TeとSbとからなる群から選択される元素であり、
Nは、Nb、Ta、W、Ti、Al、Zr、Cr、Mn、B、In、As、Ge、Sn、Li、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Hf、及びPからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、
Qは、元素周期表の第8族から選択される少なくとも1つの元素であり、
Xは、PbとBiとからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、
a、b、c、d、e、f、及びgは、これらの元素の相対的な原子の量を表わし、a=1である時、b=0.01〜1.0、c=0.01〜1.0、d=0.01〜1.0、e=0.001〜0.1、f=0.001〜0.1であり、gは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含むことができる。
(A)実験式:
MoaVbMcNdOe
(式中、
Mは、TeとSbとからなる群から選択され、
Nは、Nb、Ta、W、Ti、Al、Zr、Cr、Mn、B、In、As、Ge、Sn、Li、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Hf、及びPからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、
a、b、c、d、及びeは、元素の相対的な原子の量を表わし、
a=1である時、b=0.01〜1.0、c=0.01〜1.0、d=0.01〜1.0であり、eは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含む触媒;または
(B)実験式:
MoaSbbOc
(式中、
a、b、及びcは、元素の相対的な原子の量を表わし、
a=1である時、b=0.01〜1.0であり、cは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含む触媒;または
(C)実験式:
MoaSbbBicOd
(式中、
a、b、c、及びdは、元素の相対的な原子の量を表わし、
a=1である時、b=0.01〜1.0、c=0.01〜1.0であり、dは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含む触媒。
(a)元素周期表の第1B族から選択された少なくとも1つの元素で促進された、元素周期表第5B、6B、7B、及び8族からなる群から選択される少なくとも1つの元素+ビスマス酸化物酢酸塩を含む担持触媒;
(b)ルテニウムを含む触媒;または
(c)担体上のPdとBiとを含む触媒;
(d)Pd、ならびに元素周期表の第3A、4A、5A、及び6B族の元素からなる群から選択される少なくとも1つの元素、ならびに元素周期表の第3B及び4B族の元素からなる群から選択される少なくとも1つの元素を含む担持触媒;
(e)Pdと、元素周期表の第1B族の少なくとも1つの元素とを含む担持触媒;
(f)PdとPbとを含む担持触媒;または
(g)Pdと、Ba、Au、La、Nb、Ce、Zn、Pb、Ca、Sb、K、Cd、V、及びTeからなる群から選択される少なくとも1つの元素とを含む担持触媒。
Mo12BiaFebX1 cX2 dX3 eX4 fOn
(式中、
X1は、ニッケルまたはコバルトであり、
X2は、タリウム、アルカリ金属、またはアルカリ土類金属であり、
X3は、リン、砒素、ホウ素、アンチモン、錫、セリウム、鉛、ニオブ、またはタングステンであり、
X4は、ケイ素、アルミニウム、チタン、またはジルコニウムであり、
a〜f及びnは、各々の元素の原子比を表わし、
aは、0.5〜5.0であり、
bは、0.01〜3.0であり、
cは、3.0〜10.0であり、
dは、0.02〜2.0であり、
eは、0〜5.0であり、
fは、0〜10であり、
nは、酸素以外の元素の原子価及び含量によって決定される)
の混合金属酸化物;
または式:
MoaBibNicCodFeeNafMngBhKiSijOx
(式中、
a〜j及びxは、各々の元素の原子比を表わし、
aが12である時、
bは、4〜7であり、
cは、0.05〜5であり、
dは、0.05〜5であり、
eは、0.05〜2であり、
fは、0〜1であり、
gは、0〜1であり、
f+gは、0.01〜1であり、
hは、0.02〜2であり、
iは、0〜1であり、
jは、6〜48であり、
xは、酸素以外の元素の原子価を満足させる数である)
の混合金属酸化物が用いられてもよい。
水中のH2PtCl6の8重量%溶液(アルドリッチ(Aldrich)#262587、ロット#ds14224mq、分析証明書:3.8〜4重量%Pt、分子量=409.82)21.0081g中SnCl4・5H2O(アルドリッチ#244678、ロット#ci13817ci、分析証明書:37重量%Sn、分子量=350.58)0.2377gの飽和塩溶液を調製する。充填前(pre−load)(風袋)重量を得るために、α−Al2O3モノリスの重量を測る。下記の表1に特定されているように、溶液中にモノリスを浸漬する。溶液からモノリスを取り出し、湿潤浸漬重量を記録し、下記の表1に特定されているように、N2下@100℃で乾燥のためにこれらをるつぼに入れる。モノリスの重量を再び測り、乾燥重量を記録する。N2下@250℃で4時間、塩を分解し、表2に示されているように、塩を含まない重量を記録する。るつぼにカバーをし、1時間あたり5標準立方フィートの乾燥ハウスエア(dried house air)ストリーム下に温度を周囲温度から600℃まで10℃/分で上昇させ、600℃に1時間保持することによって焼成し、ついで冷まし、表2に示されているように焼成重量を記録する。表2に示されているように、モノリス上に充填された混合金属酸化物(MMO)の重量を測定する。表3に示されているように、焼成後、XRFによって金属充填について分析する。
手順A
Pt/Rh/Sn(酸化物)触媒の調製のための担体として、白金/ロジウム80メッシュスクリーンを用いた。担体(ジョンソン・マッテイ(Johnson Matthey)は、白金90%とロジウム10%とからできており、これは、11プライ0.003インチ直径ワイヤからなっている。この担体を、周囲温度で30分間、25%王水(濃HCl及びHNO3の3:1容積比)中SnCl2の飽和溶液中に浸漬した。ついでこの処理されたガーゼを、540℃で1時間加熱すると、結果としてPt/Rh表面上に0.45%Sn(及び/または酸化錫)の充填を生じた。
上記特徴を有するPt/Rhスクリーンをまず、40℃で10分間王水で処理した。ついでこの担体を水で洗浄し、120℃で30分間乾燥させた。表面調製工程の結果、Pt/Rh金属の1.8重量%損失を生じた。この処理された触媒を、塩化トリフェニル錫(アルドリッチ)の30%テトラヒドロフラン溶液中に24時間浸漬し、ついで450℃で2時間加熱した。この手順は、Sn(及び/または酸化物)の0.215%充填を生じた。
Claims (15)
- 不飽和カルボン酸のエステルの生成方法であって、
気体アルカン、分子酸素、及び気体アルコールを反応器に送ることであって、前記反応器には、前記アルカンの、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
前記反応器が、500℃〜1000℃の温度で操作され、反応器の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと
を含む方法。 - 前記アルカンの、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な前記1つまたはそれ以上の酸化触媒が、実験式:
MoaVbMcNdQeXfOg
(式中、
Mは、TeとSbとからなる群から選択される元素であり、
Nは、Nb、Ta、W、Ti、Al、Zr、Cr、Mn、B、In、As、Ge、Sn、Li、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Hf、及びPからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、
Qは、元素周期表の第8族から選択される少なくとも1つの元素であり、
Xは、PbとBiとからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、a、b、c、d、e、f、及びgは、これらの元素の相対的な原子の量を表わし、a=1である時、b=0.01〜1.0、c=0.01〜1.0、d=0.01〜1.0、e=0.001〜0.1、f=0.001〜0.1であり、gは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含む、請求項1に記載の方法。 - 不飽和カルボン酸のエステルの生成方法であって、
アルカンと分子酸素とを含む第一気体ストリームを反応器に送ること;
アルコールを含む第二気体ストリームを前記反応器に送ること;
前記反応器には、前記アルカンの、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
前記1つまたはそれ以上の酸化触媒は、前記アルカンの、その対応アルケンへの酸化に対して効果的な第一触媒と、前記アルケンの、前記アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な第二触媒とを含むこと;
前記第一触媒が、第一反応域に配置されること;
前記第二触媒が、第二反応域に配置されること;
前記第一反応域が、前記反応器を通る前記第一気体ストリームの流れ方向に対して前記第二反応域の上流に配置されること;
前記第二気体ストリームが、前記第一反応域と前記第二反応域との中間で前記反応器に供給されること;
前記第一反応域が、500℃〜1000℃の温度で操作され、第一反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
前記第二反応域が、100℃〜300℃の温度で操作され、第二反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法。 - 前記アルカンの、その対応アルケンへの酸化に対して効果的な前記第一触媒が、三次元担持構造上に担持された、元素周期表第8族から選択される金属で促進されている還元性金属酸化物を含む、請求項3に記載の方法。
- 前記第8族プロモータ金属が、Pt、Pd、Rh、Ir、Ru、及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項4に記載の方法。
- 前記還元性金属酸化物が、Cu、Cr、V、Mn、Nb、Mo、W、Re、Ga、Ge、In、Sn、Sb、Tl、Pb、Bi、Te、As、Se、Zn、Y、Zr、Ta、Ce、Pr、Nd、Pm、Sm、Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Lu、及びこれらの混合物からなる群から選択される金属の酸化物である、請求項4に記載の方法。
- 前記アルカンの、その対応アルケンへの酸化に対して効果的な前記第一触媒が、三次元構造上に担持された白金及び錫を含む、請求項3に記載の方法。
- 前記アルカンの、その対応アルケンへの酸化に対して効果的な前記第一触媒が、白金、ロジウム、及び錫及び/または錫酸化物を含む、請求項3に記載の方法。
- 前記アルケンの、前記アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な前記第二触媒は、
(A)実験式:
MoaVbMcNdOe
(式中、
Mは、TeとSbとからなる群から選択され、
Nは、Nb、Ta、W、Ti、Al、Zr、Cr、Mn、B、In、As、Ge、Sn、Li、Na、K、Rb、Cs、Fr、Be、Mg、Ca、Sr、Ba、Hf、及びPからなる群から選択される少なくとも1つの元素であり、
a、b、c、d、及びeは、これらの元素の相対的な原子の量を表わし、
a=1である時、b=0.01〜1.0、c=0.01〜1.0、d=0.01〜1.0であり、eは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含む触媒;
(B)実験式:
MoaSbbOc
(式中、
a、b、及びcは、これらの元素の相対的な原子の量を表わし、
a=1である時、b=0.01〜1.0であり、cは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含む触媒;
(C)実験式:
MoaSbbBicOd
(式中、
a、b、c、及びdは、これらの元素の相対的な原子の量を表わし、
a=1である時、b=0.01〜1.0、c=0.01〜1.0であり、dは、酸素以外の元素の酸化状態に応じる)
を有する混合金属酸化物を含む触媒、
からなる群から選択される、請求項3に記載の方法。 - 前記アルケンの、前記アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な前記第二触媒は、
(a)元素周期表の第1B族から選択される少なくとも1つの元素で促進された、元素周期表第5B、6B、7B、及び8族の元素からなる群から選択される少なくとも1つの元素+ビスマス酸化物酢酸塩を含む担持触媒;
(b)ルテニウムを含む触媒;
(c)担体上のPdとBiとを含む触媒;
(d)Pd、及び元素周期表の第3A、4A、5A、及び6B族の元素からなる群から選択される少なくとも1つの元素、及び元素周期表の第3B及び4B族の元素からなる群から選択される少なくとも1つの元素を含む担持触媒;
(e)Pdと、元素周期表の第1B族の少なくとも1つの元素とを含む担持触媒;
(f)PdとPbとを含む担持触媒;及び
(g)Pdと、Ba、Au、La、Nb、Ce、Zn、Pb、Ca、Sb、K、Cd、V、及びTeからなる群から選択される少なくとも1つの元素とを含む担持触媒、
から成る群から選択される、請求項3に記載の方法。 - 不飽和カルボン酸のエステルの生成方法であって、
アルカンと分子酸素とを含む第一気体ストリームを反応器に送ること;
アルコールを含む第二気体ストリームを前記反応器に送ること;
前記反応器には、前記アルカンの、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
前記1つまたはそれ以上の酸化触媒は、前記アルカンの、その対応不飽和アルデヒドへの酸化に対して効果的な第一触媒と、前記不飽和アルデヒドの、前記アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な第二触媒とを含むこと;
前記第一触媒が、第一反応域に配置されること;
前記第二触媒が、第二反応域に配置されること;
前記第一反応域が、前記反応器を通る前記第一気体ストリームの流れ方向に対して前記第二反応域の上流に配置されること;
前記第二気体ストリームが、前記第一反応域と前記第二反応域との中間で前記反応器に供給されること;
前記第一反応域が、500℃〜1000℃の温度で操作され、第一反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
前記第二反応域が、100℃〜300℃の温度で操作され、第二反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法。 - 不飽和カルボン酸のエステルの生成方法であって、
アルカンと分子酸素とを含む第一気体ストリームを反応器に送ること;
アルコールを含む第二気体ストリームを前記反応器に送ること;
前記反応器には、前記アルカンの、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること;
前記1つまたはそれ以上の酸化触媒は、前記アルカンの、その対応アルケンへの酸化に対して効果的な第一触媒、前記アルケンのその対応不飽和アルデヒドへの酸化に対して効果的な第二触媒、及び前記不飽和アルデヒドの、前記アルコールの存在下における、その対応不飽和カルボン酸と前記アルコールとのエステルへの酸化に対して効果的な第三触媒を含むこと;
前記第一触媒が、第一反応域に配置されること;
前記第二触媒が、第二反応域に配置されること;
前記第三触媒が、第三反応域に配置されること;
前記第一反応域が、前記反応器を通る前記第一気体ストリームの流れ方向に対して前記第二反応域の上流に配置されること;
前記第二反応域が、前記反応器を通る前記第一気体ストリームの前記流れ方向に対して前記第三反応域の上流に配置されること;
前記第二気体ストリームが、前記第二反応域と前記第三反応域との中間で前記反応器に供給されること;
前記第一反応域が、500℃〜1000℃の温度で操作され、第一反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
前記第二反応域が、200℃〜400℃の温度で操作され、第二反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと;
前記第三反応域が、100℃〜300℃の温度で操作され、第三反応域の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法。 - 不飽和カルボン酸のエステルの生成方法であって、
不飽和アルデヒドとアルコールとを反応させてアセタールを形成すること;
このように形成されたアセタールと分子酸素とを含む気体ストリームを反応器に送ることであって、前記反応器には、前記アセタールのその対応エステルへの酸化に対して効果的な少なくとも1つの触媒が入っていること;
前記反応器が、200℃〜500℃の温度で操作され、反応器の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法。 - 前記不飽和アルデヒドが、
アルカンと分子酸素とを含む気体ストリームを反応器に送ることであって、前記反応器には、前記アルカンの、その対応不飽和アルデヒドへの酸化に対して効果的な少なくとも1つの触媒が入っていることを含む方法によって得られる、
請求項13に記載の方法。 - 不飽和カルボン酸の生成方法であって、
アルカンと分子酸素とを含む気体ストリームを反応器に送ることであって、前記反応器には、前記アルカンの、その対応不飽和カルボン酸への酸化に対して累積的に効果的な1つまたはそれ以上の酸化触媒が入っていること、前記反応器が、500℃〜1000℃の温度で操作され、反応器の滞留時間が100ミリ秒を超えないこと、
を含む方法。
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