JP2004160611A - 研掃材循環使用装置 - Google Patents

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Hiroyuki Yasuyoshi
裕之 安吉
Hiroyuki Murato
博之 村戸
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Abstract

【課題】新しい研掃材を補給する場合に混在しやすい不要な大きさの粒子の分離除去にも対応することができ、循環使用される研掃材の状態を的確かつ効率的に維持しながら、目詰りを防いで長時間良好な分離機能を確保し得る研掃材循環使用装置を提供する。
【解決手段】使用後の研掃材を貯留するホッパ7から噴射ノズル4に連結する研掃材循環路に異物を分離する分離手段を設けた研掃材循環使用装置において、第1分離手段10の下流側に流路切換手段12,13を介して前記研掃材循環路から分岐して再び前記研掃材循環路に戻るバイパス路14を設けるとともに、そのバイパス路14に前記第1分離手段10より小さめ又は軽めの異物を分離する第2分離手段11を設け、目詰りを生じやすい小さめ又は軽めの異物を分離する第2分離手段11の使用を必要時だけに減らして目詰りの頻度を低減する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プラズマディスプレイパネルのリブ形成などの精密加工に使用されるブラスト装置等に好適な、研掃材循環使用装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ブラスト装置などに使用される研掃材は、その粒子の大きさが加工の結果に与える影響が大きいことから、その粒子の大きさに関する管理が重要であることはいうまでもない。特に、プラズマディスプレイパネルのリブ形成などの加工のように高度の加工精度が要求される場合はその影響が大きい。ところで、研掃材の粒子の大きさに関するばらつきは、特に新しい研掃材を使用する場合に大きい。新しい研掃材の場合には、種々の大きさの粒子が所定の分布状態で混在していることが多いからである。したがって、研掃材循環使用装置においても、循環している研掃材の総量が減って新しい研掃材を補給する場合に問題が起りやすく、従来技術では、新しい研掃材を予めふるいにかけて所定の範囲内に入る大きさのものを選んで補給するといった手法が採用されていた。この手法の場合には、研掃材循環使用装置における異物の分離手段のほかに、予め粒子を大きさにより分級するふるい等が別途必要とされた。
【0003】
また、従来の研掃材循環使用装置において、使用済みの研掃材を含む被処理気体中に混在する異物を分離除去するための手段として、フィルタとサイクロンを組合わせて使用したものが知られている(特許文献1、特許文献2)。しかしながら、これらの従来技術においては、前述の新しい研掃材を補給する場合に種々の大きさの粒子が混在するという観点では特段の対応がとられてこなかった。このため、新しい研掃材に含まれる大きめの粒子によって加工精度が害されるといった技術的問題や、それらの加工精度を害するおそれのある大きさの粒子を的確に分離除去するために網目の異なる複数のフィルタを使用する場合には、網目の比較的小さいフィルタに目詰りが生じやすいといった技術的問題があった。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−117639号公報
【特許文献2】
特開2000−108037号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、以上のような従来の技術的状況に鑑みて開発したものであり、新しい研掃材を補給する場合に混在しやすい不要な大きさの異物の分離除去にも簡便に対応することができ、循環使用される研掃材の状態を的確かつ効率的に維持しながら、目詰りを防いで長時間良好な分離機能を確保し得る研掃材循環使用装置を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1の発明では、使用後の研掃材を貯留するホッパから噴射ノズルに連結する研掃材循環路に異物を分離する分離手段を設けた研掃材循環使用装置において、第1分離手段の下流側に流路切換手段を介して前記研掃材循環路から分岐して再び前記研掃材循環路に戻るバイパス路を設け、そのバイパス路に前記第1分離手段より小さい異物を分離する第2分離手段を設けるという技術手段を採用した。また、請求項2の発明では、前記第2分離手段として、粒子の大きさによる分離に代え、第1分離手段より軽い異物を分離し得る分離手段を採用した。以上の発明によれば、第1分離手段に関しては、その具体的構成を目詰りが生じにくい仕様に設定することが可能である。他方、第1分離手段より小さめ又は軽めの異物を分離する目詰りのおそれの大きい第2分離手段はバイパス路中に配設した結果、新しい研掃材の補給時等の必要なときだけに第2分離手段を使用するという運転形態が可能なことから、その目詰りを大幅に低減することが可能である。しかも、第2分離手段に目詰りが生じた際には、バイパス路中に配設したことから、運転を止めることなく、その目詰りを直したり第2分離手段自体を交換したりすることが可能である。なお、請求項3の発明では新しい研掃材を補給したときに前記流路切換手段を介してバイパス路側に切換えるように構成し、請求項4の発明では設定時間が経過したときに前記流路切換手段を介してバイパス路側に切換えるように構成した。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、プラズマディスプレイパネルのリブ形成などの精密加工に使用されるブラスト装置等の研掃材循環使用装置として好適であるが、例えば研掃材の噴射を伴う洗浄装置などの研掃材循環使用装置としても有効である。なお、第1分離手段及び第2分離手段としては、粒子の大きさに着目して、網目を通過した粒子と通過しない粒子とに分離するフィルタ等を用いるものや、粒子の重さ(比重を含む)に着目して、空気等の流体の流れの中に粒子を分散させ、そのときの移動距離などの各粒子の挙動に応じて粒子を分離する流体分級手段など、異物の分離に有効なものであれば採用が可能である。なお、第1分離手段と第2分離手段とは、同じ形式の分離手段を採用してもよいし、異なる形式の分離手段を採用してもよい。要するに、本発明は、第1分離手段として比較的目詰りの起りにくい大きめ又は重めの異物を分離除去する分離手段を採用し、第2分離手段として比較的目詰りが起りやすい小さめ又は軽めの異物を分離除去する分離手段を採用した場合に有効である。
【0008】
【実施例】
以下、本発明の実施例に関して説明する。図1は本発明をブラスト装置に適用した実施例の要部を示した概略構成図である。図中1はブラスト装置で、内部のブラスト加工室2には、ワーク3に対して研掃材を吹付けるための噴射ノズル4を配設している。噴射ノズル4には、使用済みの研掃材と異物を含んだ被処理気体から異物を除去して得た研掃材を再使用するための研掃材送給管5と加圧エアを送給する加圧エア送給管6とを接続し、加圧エアの高速流により研掃材を吸引しながら、エアと研掃材の混合流をワーク3へ向けて噴射するように構成した。ワーク3の下方にはホッパ7を設けて使用済みの研掃材を回収する。
【0009】
前記ホッパ7の底部の排出部8に溜った使用済の研掃材は、加工屑等の異物と共に被処理気体として回収管9を経て先ず途中に配設した、本実施例ではフィルタを用いた第1分離手段10に送給し、その第1分離手段10において大きな異物を分離して除去する。この第1分離手段10のフィルタの網目の大きさは、目詰りが頻繁に起らない程度に大きな網目に設定する。これにより、大きな異物の混入による加工精度の低下を予防するとともに、目詰りによる支障を回避する。
【0010】
前記第1分離手段10を通過した被処理気体は、次の第2分離手段11に送給される。この第2分離手段11は、前後に流路切換手段12,13を介して研掃材循環路としての回収管9から分岐して再び該回収管9に戻るバイパス路14中に配設し、新しい研掃材の補給時など、場合に応じて流路切換手段12,13を切換えて被処理気体を第2分離手段11に送給し得るように構成した点で特徴を有する。本実施例では、第2分離手段11としてフィルタを使用しており、その網目の大きさは、再使用する研掃材の大きさの近傍に設定して、第2分離手段11を通過する被処理気体から再使用を予定している大きさ以上の粒子は異物として除去する。したがって、新しく補給した研掃材中に混在する設定値以上の大きさの粒子は異物として排除されることになる。そして、ホッパ7からの研掃材中に含まれる異物が除去されたら流路切換手段12,13を切換え、バイパス路14を通らずに回収管9のみを通過する通常の流路に復帰させるようにする。因みに、第2分離手段11に使用するフィルタとしては比較的小さな網目のものが採用され、目詰りのおそれを避けることは技術的に困難となるが、以上のように第2分離手段11をバイパス路14中に配設した結果、新しい研掃材の補給時等の必要なときだけに第2分離手段11を使用することにより目詰りを大幅に低減することが可能である。しかも、第2分離手段11に目詰りが生じた際には、流路切換手段12,13によりバイパス路14への流通を遮断した状態において、目詰りを直したり第2分離手段11自体を交換したりすることにより、運転を止めることなく対応することが可能である。
【0011】
さらに、上述のように場合に応じて第2分離手段11を通過させた被処理気体は、流入口15を介してサイクロン16に吸引される。サイクロン16内に吸引した使用済みの研掃材を含んだ被処理気体は、サイクロンの分離作用により、上方の異物排出口17から軽い異物を排除し、目的の研掃材を下方の研掃材回収口18から回収し、前記研掃材送給管5を介して循環使用するように構成した。なお、上方の異物排出口17より排除された軽い異物は、本実施例では集塵機19により除去した上、残りの気体を排気するように構成した。因みに、以上の実施例の説明では、第1分離手段10及び第2分離手段11としてフィルタを用い、被処理気体中に含まれる研掃材や異物の大きさに着目して分離する場合に関して説明したが、流体分級手段等を用いて処理気体中に含まれる研掃材や異物の重さに着目して分離する分離手段を採用することも可能である。
【0012】
【発明の効果】
本発明によれば、大きめ又は重めの異物を分離除去する第1分離手段に関しては、その具体的構成を目詰りが生じにくい仕様に設定することが可能であるとともに、第1分離手段より小さめ又は軽めの異物を分離する目詰りのおそれのある第2分離手段は、バイパス路中に配設した結果、新しい研掃材の補給時等の必要なときだけに第2分離手段を使用するという運転形態が可能なことから、その目詰りを大幅に低減することが可能である。しかも、第2分離手段に目詰りが生じた際には、バイパス路中に配設したことから、運転を止めることなく、その目詰りを直したり第2分離手段自体を交換したりすることが可能である。すなわち、本発明では、大きめ又は重めの異物を分離除去する第1分離手段、及び第1分離手段より小さめ又は軽めの異物を除去する第2分離手段、さらに場合に応じて軽い異物を分離除去するサイクロンを組合わせ、第2分離手段をバイパス路中に配設することにより、循環使用する研掃材を運転を止めることなく常に良好な状態に維持し得るように構成した点で特徴を有する。なお、新しい研掃材を補給したときや、設定時間が経過したときに流路切換手段を介してバイパス路側に自動的に切換えて第2分離手段が機能するように構成することにより自動化も可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をブラスト装置に適用した実施例の要部を示した概略構成図である。
【符号の説明】
1…ブラスト装置、2…ブラスト加工室、3…ワーク、4…噴射ノズル、5…研掃材送給管、6…加圧エア送給管、7…ホッパ、8…排出部、9…回収管、10…第1分離手段、11…第2分離手段、12,13…流路切換手段、14…バイパス路、15…流入口、16…サイクロン、17…異物排出口、18…研掃材回収口、19…集塵機

Claims (4)

  1. 使用後の研掃材を貯留するホッパから噴射ノズルに連結する研掃材循環路に異物を分離する分離手段を設けた研掃材循環使用装置において、第1分離手段の下流側に流路切換手段を介して前記研掃材循環路から分岐して再び前記研掃材循環路に戻るバイパス路を設け、そのバイパス路に前記第1分離手段より小さい異物を分離する第2分離手段を設けたことを特徴とする研掃材循環使用装置。
  2. 使用後の研掃材を貯留するホッパから噴射ノズルに連結する研掃材循環路に異物を分離する分離手段を設けた研掃材循環使用装置において、第1分離手段の下流側に流路切換手段を介して前記研掃材循環路から分岐して再び前記研掃材循環路に戻るバイパス路を設け、そのバイパス路に前記第1分離手段より軽い異物を分離する第2分離手段を設けたことを特徴とする研掃材循環使用装置。
  3. 新しい研掃材を補給したときに前記流路切換手段を介してバイパス路側に切換えるように構成した請求項1又は2に記載の研掃材循環使用装置。
  4. 設定時間が経過したときに前記流路切換手段を介してバイパス路側に切換えるように構成した請求項1又は2に記載の研掃材循環使用装置。
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