JP2004159527A - 移植機案内用の作溝装置 - Google Patents

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正俊 薮内
Nobuaki Hiraoka
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Abstract

【課題】誘導部を有する移植機を直進走行させるための案内溝を作業工程を増やすことなく好適に形成する。
【解決手段】圃場にレール状に形成された案内溝Mに移植機100の誘導部102を嵌めて、移植機100の進行方向を案内溝Mに沿ってガイドして植え付けを行うための案内溝Mを圃場Hに形成する装置であって、トラクタTに取り付けられた耕耘整地装置30の後方に着脱自在に取り付けられると共に、整地された圃場Hに案内溝Mを形成する溝付け材18とを備え、トラクタTを走行させ、耕耘・整地された圃場に溝付け材18でレール状に案内溝Mを形成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、移植機案内用の作溝装置に関し、詳しくは、移植機の誘導部を嵌めて進行方向をガイドする案内溝を正しく、かつ、効率良く形成するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圃場への苗の植付作業に用いる移植機として、図8に示すものが実公平2−29848号公報で提案されている。
上記公報に開示された移植機1は、前輪2と後輪3を具備する走行部の後方に移植部4が配置されており、前方には移植機1の進行方向をガイドする誘導輪5を設けていると共に、移植部4の側方には圃場に案内溝を凹設するマーカー6を備えている。
上記移植機1は、圃場に予め直線状に凹設されたレール状の案内溝(図示せず)に誘導輪5を嵌めた状態で走行させることにより、移植機1が案内溝に沿って真っ直ぐ走行でき、移植部4により苗を真っ直ぐに植え付けることができる。また、移植機1の走行と同時にマーカー6で次に植付作業を行う隣のレーンに案内溝を形成することができ、圃場の端部まで植え付けを行いUターンして隣のレーンに植付作業を行う際に、誘導輪5を先にマーカー6で形成した案内溝に嵌めて走行する。
【0003】
【特許文献1】
実公平2−29848号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記案内溝は移植機1のマーカー6により形成されるもので、移植機1が走行する前には圃場に案内溝が形成されていないので、第1列目の植付作業を行う際は、真っ直ぐに植付作業を行うと同時に隣のレーンにマーカー6で真っ直ぐな案内溝を凹設するべく、移植機1が直進走行するよう運転者が慎重に操作せねばならない。
しかし、実際の移植機1の運転は、運転者が苗箱を移植部4に適時補給せねばならないこともあり、案内溝のない状態での第1列目の植付作業で真っ直ぐに走行させるのは困難で、植え付けられた苗の列が蛇行してしまうとと共にマーカー6で形成される案内溝も蛇行してしまう。
【0005】
このように、植え付けられた苗の列が蛇行すると、除草・防虫等の管理作業や収穫作業の作業能率が悪くなる問題がある。また、マーカー6で形成される案内溝が蛇行すると、移植機1の誘導輪5がその案内溝にガイドされて走行するため、次列の植付作業も蛇行してしまう。
【0006】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、誘導部を有する移植機を直進走行させるための案内溝を作業工程を増やすことなく好適に形成する作溝方法および装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、トラクタに取り付けた耕耘整地装置の後部に対して直接に、あるいは該耕耘整地装置に取り付けられる付設材に対して、着脱自在に取り付けられると共に、整地された圃場に案内溝を形成する溝付け材を備え、
上記トラクタを走行して、耕耘・整地された圃場に上記溝付け材でレール状に移植機用案内溝を形成する移植機案内用の作溝装置を提供している。
【0008】
上記構成とすると、上記移植機による植付作業の前に、上記トラクタで牽引する上記耕耘整地装置により行われる耕耘・整地作業において、耕耘整地装置の後方に取り付けられた上記作溝装置で圃場に案内溝を形成することができる。この場合、トラクタの運転者は、移植機の運転者のように苗箱の補給作業等を行うことはなく運転に専念できるので、トラクタを真っ直ぐに走行させ易く、案内溝を真っ直ぐに形成することできる。よって、次工程の植付作業で、移植機を第1列目の植え付けから真っ直ぐな案内溝に誘導されて確実に直進走行させることができる。
【0009】
また、移植機で案内溝を形成する場合には植付作業が同時に行われているのでやり直しができないが、本発明では、万が一、トラクタを直進走行させることができなかった場合があっても、耕耘・整地作業を行っているだけであるので再度やり直しすることが可能となる。
さらに、上記作溝装置による案内溝の形成工程は、トラクタに牽引された耕耘整地装置による耕耘・整地作業と同一工程で行うことができるので、作業工程を増やさずに実現することができる。
【0010】
上記耕耘整地装置の後部に直接取り付ける取付部は、該耕耘整地装置のカバーの後端部の左右方向の任意の位置に外嵌固定するクランプ部と、該クランプ部より立設する支柱部と、該支柱部に昇降自在に外嵌固定するスライド筒とを備え、該スライド筒より後方下向きに保持枠が突出し、該保持枠の先端に上記溝付け材となる溝付け輪を取り付けている。
【0011】
上記構成によると、作溝装置を着脱自在に上記耕耘整地装置に対して左右方向の任意の位置に取付可能としているので、作業者の意図する位置に案内溝が形成されるように取り付けることができる。また、土中に沈めて案内溝を形成する上記溝付け輪は上記スライド筒を上記支柱部に対して昇降させるのに伴なって昇降可能であるので、案内溝の深さを自在に調節できると共に、案内溝を形成する必要の無い時には地表より高く位置させればよい。
さらに、上記溝付け材は左右方向に揺動可能な遊びを設けていると、左右方向の揺れ・振動等を吸収することができ、カーブを走行する際でも滑らかな案内溝を形成することができる。
【0012】
上記耕耘整地装置の後部に、上記付設材となる左右に横断する鎮圧ローラーを取り付け、該鎮圧ローラの外周に上記溝付け材となる溝付けリングを外嵌して取り付けている。
【0013】
上記構成とすると、上記耕耘整地装置で耕して整地された土壌を上記鎮圧ローラで圧縮することができる。このように、耕耘整地装置での耕耘・整地された圃場を鎮圧ローラで鎮圧することで、圃場が傾斜地である場合の移植機のスリップ等が防がれ走行性が良好になることや強風による表土飛散などが防止できる。この鎮圧ローラに上記溝付けリングを外嵌しておくことで、耕耘・整地作業および鎮圧作業と同時に案内溝の形成作業も行うことができ、作業効率が良好となる。なお、上記溝付けリングは、半環状の部材を2つ組み合せて形成してもよいし、環状の1部材で構成してもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1および図2は第1実施形態の作溝装置10を示し、トラクタTの後部に取り付けられた耕耘整地装置30のカバー36の後端に取り付けて使用される。
【0015】
作溝装置10は、上下方向に配された支柱部11と、該支柱部11の下端に設けられ開口12aを前方に向けた断面コ字状であって後述する耕耘整地装置30のカバー36に取り付けるクランプ部(取付部)12と、該支柱部11にスライド自在に外嵌されるスライド筒部13と、該スライド筒部13の後面に設けられた平板状の停止壁14と、該停止壁14の軸受部(図示せず)に軸ピン16を介して左右方向に回転自在に取り付けられた保持枠15と、該保持枠15の後端に回転軸17を介して回転自在に取り付けられた算盤玉形状の溝付け輪(溝付け材)18と、該スライド筒部13の前面に突出した円筒部19と、該円筒部19にスライド自在に内嵌されたスライド円柱部20とを備えている。
【0016】
クランプ部12は、上壁に調整ネジ23を貫通させており、後述するように、開口12aに挟み込まれた耕耘整地装置30の一端を調整ネジ23で締め付けることにより、作溝装置10を耕耘整地装置30に取り付けることができる構成としている。
スライド筒部13は、その側面に調整ネジ21を貫通させており、調整ネジ21を締め付けることで、その先端が支柱部11に押圧されて位置決めされる一方、調整ネジ21を緩めることで、スライド筒部13が支柱部11に対して上下にスライドする構成としている。
【0017】
保持枠15は、前壁部15bの上端中央より前方に軸受部15aを突出していると共に、前壁部15bの両端より後方に2本のアーム部15cを突出している。前壁部15bと停止壁14との間には、図3に示すように、所要の空間が設けられていると共に、前壁部15bを貫通する2本の当接ネジ24を軸受部15aの両側で停止壁14に対向して突出させている。即ち、保持枠15は、軸ピン16を回転軸とし、当接ネジ24の先端が停止壁14に当接するのを限度として、左右に揺動可能な遊びを設けている。
【0018】
スライド円柱部20は、前端にフランジ状の当接端20aを備え、円筒部19を貫通する調節ネジ22を締め付けることで、その先端がスライド円柱部20に押圧されて位置決めされる一方、調整ネジ22を緩めることで、スライド円柱部20が円筒部19に対して前後にスライドする構成としている。
【0019】
耕耘整地装置30は、図2に示すように、トラクタTのPTO軸に接続されるPTO接続部31を中央に有する横軸部32と、横軸部32の両端より斜め下方に垂下されたチェーンケース33と、土壌を耕すための耕耘爪(図示せず)を覆うスカート状のロータリーカバー36と、該ロータリーカバー36の側方を覆う側面カバー35とを備えている。
横軸部32の内部にはPTO軸から動力を得る回転軸(図示せず)を収容しており、チェーンケース33の内部には該回転軸と接続された伝達チェーン(図示せず)が収容されている。ロータリーカバー36の内部にはチェーンケース33の下端同士を連結し該伝達チェーンに接続されたシャフト(図示せず)を備え、該シャフトには上記耕耘爪が設けられている。即ち、ロータリーカバー36の内部に配された上記耕耘爪をPTO軸より動力を得て回転させて土壌を耕している。
ロータリーカバー36は、土の飛散を防ぐスカート形状で、後端部を水平方向に屈曲された整地板部36aとして地表高さとなるように設けていると共に、該整地板部36aは上記作溝装置10のクランプ部12の取付箇所としている。
【0020】
次に、作溝装置10の耕耘整地装置30への取付手順について説明する。
作溝装置10のクランプ部12の開口12aを、耕耘整地装置30のロータリーカバー36の後端の整地板部36aの左右方向任意の位置に挟み込み、調整ネジ23を締め付けることにより挟持固定する。そして、調整ネジ22を緩めた状態でスライド円柱部20を前後にスライドさせて、当接端20aがロータリーカバー36の表面に当接した状態で調整ネジ22を締め付けて位置決めする。即ち、作溝装置10は、クランプ部12と当接端20aとの2点支持でロータリーカバー36に取り付けられている。
次いで、調節ネジ21を緩めた状態でスライド筒部13を上下にスライドさせることで、連結された溝付け輪18の圃場Hへの沈み込み深さを調整し、調整ネジ21を締め付けて位置決めする。
【0021】
次に、作溝装置10による作溝作業について説明すると、トラクタTを走行させることで、耕耘整地装置30の耕耘爪(図示せず)により圃場Hを耕すと共に、図3(A)に示すように、ロータリーカバー36の整地板部36aにより平坦に整地する。そして、その整地された圃場Hを、図3(A)(B)に示すように、作溝装置10の溝付け輪18により、次工程での移植機100の直進走行のための案内溝Mがレール状に凹設される。
この際、保持枠15に連結された溝付け輪18は、左右方向に揺動可能な遊びを設けているので、左右方向の揺れ・振動等を吸収することができ、滑らかな案内溝Mを形成することができる。また、溝付け輪18は算盤玉形状で外周端が先細形状であるので、土中に差込み易く案内溝Mが抵抗なく形成できると共に、案内溝Mを崩れにくい断面略V字形状に形成することができる。
【0022】
さらに、トラクタTの運転者は、移植機100の運転者のように苗箱の補給作業等を行うことはなく運転に専念できるので、トラクタTを真っ直ぐに走行させ易く、案内溝Mを真っ直ぐに形成することできる。また、従来のように移植機で案内溝を形成する場合には植付作業が同時に行われるためやり直しができないが、この場合は、万が一、トラクタTを直進走行させることができなかった場合があっても、圃場を耕耘・整地しているだけなので再度やり直しすることが可能となる。さらに、作溝装置10による案内溝Mの形成工程は、トラクタTに牽引された耕耘整地装置30による耕耘・整地作業と同時に行うことができるので、作業工程を増やすことなく行うことができる。
【0023】
次に、次工程で行われる移植機100による苗の植付作業について概説する。移植機100は、図4に示すように、前輪103と後輪104とで機体105を支持し、圃場Hに苗Aを植え付ける植付装置106を備えており、機体105の後方で側方に延出して溝付け輪107−1、107−2を備えていると共に、前輪103の前方に延出して誘導輪(誘導部)102を有する案内装置101を備えている。
【0024】
前工程において作溝装置10で形成した案内溝Mに、移植機100の案内装置101の誘導輪102を嵌め込んだ状態で、移植機100を走行させることにより、移植機100は真っ直ぐに凹設された案内溝Mにガイドされて直進走行することができ、苗Aを蛇行せずに真っ直ぐに植え付けることができる。
また、その際、Uターンして植付作業を行う隣の列に溝付け輪107−1で案内溝M’を同時に形成しているが、移植機100が案内溝Mにガイドされて真っ直ぐに走行するので、並列して形成される案内溝M’も真っ直ぐに形成することができる。
【0025】
以上のようにトラクタTで牽引する耕耘整地装置30により行われる耕耘・整地作業において、耕耘整地装置30の後方に取り付けられた作溝装置10で圃場Hに案内溝Mを形成することにより、次工程の移植機100による植付作業で、移植機100を第1列目の植え付けから確実に直進走行させることができる。
なお、本実施形態では、作溝装置10に設けられる溝付け材として回転する溝付け輪18を使用しているが、該形態に限定されるものではなく、案内溝を形成できるものであれば、ソリ状のものや爪状のものでも構わない。
【0026】
図5および図6は第2実施形態を示す。
第1実施形態のトラクタTの後部に設けられた耕耘整地装置30の後方に、付設材となる鎮圧ローラ40を設けて、該鎮圧ローラ40の外周に溝付けリング50を取り付けている。
【0027】
鎮圧ローラ40は、左右に横断する円柱形状で圃場を鎮圧できるだけの重量を有しており、その両端面の回転軸上に回転自在に連結されたコ字状の保持フレーム41を連結フレーム42を介してロータリーカバー36に接続されている。
溝付けリング50は、図6に示すように、2つの半環部材51を組み合せてリング形状を構成するもので、半環部材51は、円弧状に湾曲した半円環形状の円弧部51aと、該円弧部51aの両端に設けられた半円板形状の固定端部51bとを備えている。円弧部51aは、内面51a−1が断面直線状で、外面51a−2が断面半円形状となっており、固定端部51bは2つのボルト孔51b−1を穿設している。
【0028】
2つの半環部材51を鎮圧ローラ40の所定の位置に外嵌して固定端部51b同士を対向して張り合わせ、合致したボルト孔51b−1に夫々ボルトBを貫通してナットNで固定して溝付けリング50が形成される。
この状態でトラクタTを走行させることにより、耕耘整地装置30で耕耘・整地された圃場を鎮圧ローラ40で平坦に圧縮することができると同時に、溝付けリング50により圃場に案内溝を凹設することができる。
他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
【0029】
なお、鎮圧ローラ40で圃場の鎮圧を行うことにより、▲1▼圃場が傾斜地である場合の移植機の横流れ・スリップ等が防ぐことができ、▲2▼表土が圧縮されることで土壌の乾燥が防止され活着が良好になり、▲3▼強風時の表土飛散が防がれ移植機の植付姿勢が安定して保持でき、▲4▼火山灰土質の軽い土の場合も、移植機の走行性が良くなり植付姿勢が安定保持できる。
【0030】
また、図7は鎮圧ローラ60の変形例を示し、両側の円盤部63の間に複数本のロッド62を周状に間隔をあけて配置することで仮想円筒を形成し、円盤部63の回転中心にコ字状の保持フレーム61を回転自在に連結している。
このように、鎮圧ローラ60をカゴ状にすることで、圃場を平坦に圧縮すると共に、砕土する効果も得ることができる。
なお、言うまでもないが、このカゴ状の鎮圧ローラ60への溝付けリング50の取り付け方は、周方向に配置された複数本のロッド62で形成された仮想円筒に外嵌して取り付ける。
また、鎮圧ローラ40、60の保持フレーム41、61に溝付け材を取り付ける構成とても構わない。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、上記トラクタで牽引する上記耕耘整地装置の後方に上記作溝装置を取り付けることで、耕耘・整地作業と同工程で案内溝が形成されるので、次工程の植付作業で移植機を第1列目の植え付けから案内溝に誘導させて直進走行させることができる。また、トラクタの運転者は、移植機の運転者のように苗箱の補給作業等を行う必要がなく運転に専念できるので、直進走行させ易く案内溝を真っ直ぐに形成することできる。しかも、万が一、案内溝を真っ直ぐに形成できなかった場合があっても、移植機で作溝を行う場合と異なり、再度やり直しすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の作溝装置の斜視図である。
【図2】作溝装置の取付状態を示す斜視図である。
【図3】(A)は作溝装置による作溝作業の上面図、(B)は断面図である。
【図4】移植機による植付作業を示す上面図である。
【図5】第2実施形態の作溝装置の取付状態を示す斜視図である。
【図6】溝付けリングの分解斜視図である。
【図7】変形例の鎮圧ローラの斜視図である。
【図8】従来の移植機の側面図である。
【符号の説明】
10 作溝装置
11 支柱部
12 クランプ部(取付部)
13 スライド筒部
14 停止壁
15 保持枠
15a 軸受部
15b 前壁部
15c アーム部
16 軸ピン
17 回転軸
18 溝付け輪(溝付け材)
19 円筒部
20 スライド円柱部
20a 当接端
21、22、23 調整ネジ
24 当接ネジ
30 耕耘整地装置
31 PTO接続部
36 ロータリーカバー
36a 整地板部
40、60 鎮圧ローラ(付設材)
41、61 保持フレーム
50 溝付けリング(溝付け材)
51 半環部材
51a 円弧部
51b 固定端部
51b−1 ボルト孔
100 移植機
102 誘導輪(誘導部)
B ボルト
H 圃場
M 案内溝
N ナット

Claims (3)

  1. トラクタに取り付けた耕耘整地装置の後部に対して直接に、あるいは該耕耘整地装置に取り付けられる付設材に対して、着脱自在に取り付けられると共に、整地された圃場に案内溝を形成する溝付け材を備え、
    上記トラクタを走行して、耕耘・整地された圃場に上記溝付け材でレール状に移植機用案内溝を形成する移植機案内用の作溝装置。
  2. 上記耕耘整地装置の後部に直接取り付ける取付部は、該耕耘整地装置カバーの後端部の左右方向の任意の位置に外嵌固定するクランプ部と、該クランプ部より立設する支柱部と、該支柱部に昇降自在に外嵌固定するスライド筒とを備え、該スライド筒より後方下向きに保持枠が突出し、該保持枠の先端に上記溝付け材となる溝付け輪を取り付けている請求項1に記載の移植機案内用の作溝装置。
  3. 上記耕耘整地装置の後部に、上記付設材となる左右に横断する鎮圧ローラーを取り付け、該鎮圧ローラの外周に上記溝付け材となる溝付けリングを外嵌して取り付けている請求項1に記載の移植機案内用の作溝装置。
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