JP2004159202A - 多周波共用アンテナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】f1の周波数の電波を放射する第1のアンテナ素子と、前記f1の周波数よりも高域のf2(f2>f1)の周波数の電波を放射する第2のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子に対して、励振電力を供給する給電線路とを備える多周波共用アンテナであって、前記給電線路は、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子との間に、前記f2の周波数において前記給電線路を高周波的に接地する先端開放線路を有する。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、多周波共用アンテナに係わり、特に、各周波数別のアンテナ素子に励振電力を供給する給電線路を共用する多周波共用アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】
図11は、従来の多周波共用アンテナを説明するための概念図である。
同図において、3は、f1の周波数の電波を放射する第1の半波長ダイポールアンテナ素子(以下、単に、ダイポールアンテナ素子という)、4は、f1の周波数よりも高域のf2(f2>f1)の周波数の電波を放射する第2のダイポールアンテナ素子である。
第1および第2のダイポールアンテナ素子(3,4)には、1本の給電線路5により、それぞれ励振電力が供給される。即ち、図11に示す多周波共用アンテナでは、第1および第2のダイポールアンテナ素子に励振電力を供給する給電線路5が共用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前述の図11に示す従来の多周波共用アンテナでは、給電線路5を共用しているため、f1の周波数とf2の周波数との間に、f2≒2×f1の関係があると、f2の周波数が第1のダイポールアンテナ素子3においても共振し、f2の周波数の電波が、第1のダイポールアンテナ素子3からも放射され、その結果として、f2の周波数の水平面内指向特性が乱れ、f2の周波数の水平面内指向特性として所望の特性が得られないという欠点があった。
例えば、移動体通信システムでは、800MHz帯の周波数と、2GHz帯の周波数とを使用している。
このような移動体通信システムにおける基地局アンテナとして、前述の図11に示す従来の多周波共用アンテナを使用し、第1のダイポールアンテナ素子3から800MHz帯の周波数の電波を、また、第2のダイポールアンテナ素子4から2GHz帯の周波数の電波を放射する場合に、第1のダイポールアンテナ素子3において2GHz帯の周波数も共振し、その結果として、2GHz帯の周波数の水平面内指向特性として、所望の特性が得られない場合があった。
【0004】
本発明は、前記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、各周波数別のアンテナ素子に励振電力を供給する給電線路を共用する多周波共用アンテナにおいて、所定の周波数が他の周波数のアンテナ素子で励振されるのを防止して、所定の周波数における水平面内指向特性として、所望の特性が得ることが可能となる技術を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、下記の通りである。
即ち、本発明は、f1の周波数の電波を放射する第1のアンテナ素子と、前記f1の周波数と異なるf2の周波数の電波を放射する第2のアンテナ素子と、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子に対して、励振電力を供給する給電線路とを備える多周波共用アンテナであって、前記給電線路における、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子との間に、前記f2の周波数において前記給電線路を高周波的に接地する先端開放線路を設けたことを特徴とする。
ここで、λ2を前記f2の周波数の波長とするとき、前記先端開放線路の長さ(L)は、0.8×λ2/4≦L≦1.2×λ2/4を満足する。
【0006】
また、本発明では、前記f2の周波数は、前記f1の周波数よりも高域の周波数(f2>f1)であり、一対の前記第1のアンテナ素子、一対の前記第2のアンテナ素子、一対の前記給電線路、および一対の前記先端開放線路を有し、前記一対の第1のアンテナ素子、前記一対の第2のアンテナ素子、前記一対の給電線路、および前記一対の先端開放線路は、前記分配器を中心にして線対称に配置される。
また、本発明では、前記第2のアンテナ素子は、前記f2の周波数の電波と、前記f1の周波数よりも高域で、前記f2の周波数とは異なるf3(f3>f1)の周波数の電波の、2つの電波を放射する。
また、本発明では、前記第1および第2のアンテナ素子は、それぞれ第1および第2の半波長ダイポールアンテナ素子であって、前記第1および第2の半波長ダイポール素子が第1の面に形成される誘電体基板を備え、前記給電線路および先端開放線路は、前記誘電基板の第1の面と反対側の面に形成される。
【0007】
前記手段によれば、f1の周波数の電波を放射する第1のアンテナ素子と、前記f1の周波数と異なるf2の周波数(例えば、f1の周波数よりも高域のf2(f2>f1)の周波数)の電波を放射する第2のアンテナ素子とに励振電力を供給する給電線路を共用する場合に、第1のアンテナ素子と第2のアンテナ素子との間の給電線路に、f2の周波数において給電線路を高周波的に接地する先端開放線路を設け、f2の周波数の励振電力が、第1のアンテナ素子に供給されないようにしたので、f2の周波数が第1のアンテナ素子において共振することがなくなり、その結果として、f2の周波数において所望の水平面内指向特性を得ることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の形態1の多周波共用アンテナを説明するための概念図である。
同図において、3は、f1の周波数の電波を放射する第1のダイポールアンテナ素子、4は、f1の周波数よりも高域のf2(f2>f1)の周波数の電波を放射する第2のダイポールアンテナ素子である。
本実施の形態の多周波共用アンテナは、給電線路5における、第1のダイポールアンテナ素子3と、第2のダイポールアンテナ素子4との間に、前記f2の周波数において、給電線路5を高周波的に接地する先端開放線路9を設けた点で、前述の図11に示す多周波共用アンテナと相違する。
ここで、λ2をf2の周波数の波長とするとき、この先端開放線路9は、長さ(L)が、0.8×λ2/4≦L≦1.2×λ2/4とされる。
これにより、f2の周波数の励振電力が、第1のダイポールアンテナ素子3に供給されなくなるので、f2の周波数が第1のダイポールアンテナ素子3で共振することがなくなり、そのため、f2の周波数において所望の水平面内指向特性を得ることが可能となる。
なお、図1では、第2のダイポールアンテナ素子4が、f1の周波数よりも高域のf2(f2>f1)の周波数の電波を放射する場合について説明したが、第1のダイポールアンテナ素子3から放射される電波は、第2のダイポールアンテナ素子4から放射される電波の周波数f2よりも高域の周波数f1(f1>f2)の電波であってもよい。
【0009】
図2は、本発明の実施の形態1の多周波共用アンテナの概略構成を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は、同図(a)のA−A’接続線に沿った断面構造を示す断面図である。
同図において、1は反射板、2は誘電体基板であり、本実施の形態では、反射板1の反射面に対して、誘電体基板2が直交するように配置される。
図3は、図2に示す誘電体基板2を説明するための図である。
第1のダイポールアンテナ素子3、および第2のダイポールアンテナ素子4は、誘電体基板2の一方の面(裏面または表面)に設けられる。
ここで、第1のダイポールアンテナ素子3を構成する導体の長さは、λ1/2の長さ(λ1は、周波数f1の自由空間波長)、第2のダイポールアンテナ素子4を構成する導体の長さは、λ2/2の長さ(λ2は、周波数f2の自由空間波長)とされる。また、誘電体基板2の一方の面には、接地導体6も形成される。
図3に示すように、接地導体6には、長手方向のスロット21と、スロット22とが設けられる。
ダイポールアンテナ素子3は、接地導体6に形成されたスロット21により分離される2つの導体部(61,62)に接続され、また、ダイポールアンテナ素子4は、接地導体6に形成されたスロット22により分離される2つの導体部(63,64)に接続される。
そして、導体部63は、ダイポールアンテナ素子4を超えて、長手方向に延長された後、導体幅が幅広に形成され、この部分に、スロット21により分離される2つの導体部(61,62)が形成される。
【0010】
誘電体基板2の他方の面(表面または裏面)には、給電線路7が形成される。
図3に示すように、給電線路7は、導体部61と導体部63が形成される領域に沿って形成されるとともに、先端部が折り曲げられ、この折り曲げられた部分71が、ダイポールアンテナ素子3に沿って延長される。
また、給電線路7には、一端が、給電線路7の一部に接続され、ダイポールアンテナ素子4、および導体部64が形成される領域に沿って折り返されて延長される折り返し部分72が形成される。
折り曲げられた部分71を含む給電線路7は、接地導体6の一部(導体部61,62)とともに分岐導体による平衡−不平衡変換回路(マイクロストリップ線路による平衡−不平衡変換回路)を構成し、また、折り返し部分72を含む給電線路7は、接地導体6の一部(導体部63,64)とともに、分岐導体による平衡−不平衡変換回路(マイクロストリップ線路による平衡−不平衡変換回路)を構成する。
図2、図3には図示していないが、誘電体基板2の裏面には、同軸接栓が設けられ、その内部導体は、誘電体基板2の裏に穿った孔に挿入され、接地導体6と電気的に接続される恐れがないようにして、給電線路7に接続され、同軸接栓の外部導体は、接地導体6に接続される。
【0011】
本発明の特徴とする先端開放線路9は、給電線路7における、給電線路7の折り曲げられた部分71と、折り返し部分72との間に形成される。
図4は、先端開放線路9を有しない、従来の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフである。
図5は、本実施の形態の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフであり、図4に示すグラフを測定した従来の多周波共用アンテナにおいて、先端開放線路9を設けた場合の、f2の周波数における水平面内指向特性を示すグラフである。
図4に示すように、従来の多周波共用アンテナでは、f2の周波数が、ダイポールアンテナ素子3に共振し、f2の周波数が、第1のダイポールアンテナ素子3からも放射されるので、ビーム幅が130°となっていることが分かる。
しかしながら、図5に示すように、先端開放線路9を設けることにより、f2の周波数の励振電力が、第1のダイポールアンテナ素子3に供給されなくなるので、f2の周波数が第1のダイポールアンテナ素子3で共振することがなくなり、そのため、ビーム幅が115°となっていることが分かる。なお、ビーム幅とは、相対利得が−3dB以下となる範囲の角度である。
【0012】
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2の多周波共用アンテナを説明するための概念図である。
同図において、31,32は第1のダイポールアンテナ素子、41,42は第2のダイポールアンテナ素子、51,52は給電線路、91,92は先端開放線路、25は分配器である。
本実施の形態の多周波共用アンテナは、一対の第1のダイポールアンテナ素子(31,32)、一対の第2のダイポールアンテナ素子(41,42)、一対の給電線路(51,52)、および一対の先端開放線路(91,92)を、分波器25を中心にして線対称に設けたものである。
図7は、本発明の実施の形態2の多周波共用アンテナの概略構成を示す図であり、同図(a)は正面図、同図(b)は、同図(a)のA−A’接続線に沿った断面構造を示す断面図である。
同図において、1は反射板、2は誘電体基板であり、本実施の形態では、反射板1の反射面に対して、誘電体基板2が平行に配置される。
【0013】
図8は、図7に示す誘電体基板2を説明するための図である。
誘電体基板2の一方の面(裏面または表面)には、第1のダイポールアンテナ素子(31,32)、第2のダイポールアンテナ素子(41,42)、接地導体(61,62)が設けられる。
接地導体61には、長手方向のスロット211、221が設けられ、接地導体62には、長手方向のスロット212、222が設けられる。
また、誘電体基板2の他方の面(表面または裏面)には、給電線路(71,72)、および先端開放線路(91,92)が形成される。
なお、第1のダイポールアンテナ素子(31,32)、第2のダイポールアンテナ素子(41,42)、接地導体(61,62)、給電線路(71,72)、および先端開放線路(91,92)の構成は、図3と同じであるので、その説明は省略する。
但し、図8に示すように、給電線路(71,72)は、インピーダンス整合を図るために、その幅が一部狭くなっている。
また、図7、図8には図示していないが、誘電体基板2の裏面には、同軸接栓が設けられ、その内部導体は、誘電体基板2の裏に穿った孔に挿入され、接地導体(61,62)と電気的に接続される恐れがないようにして、給電線路(71,72)に接続され、同軸接栓の外部導体は、接地導体(61,62)に接続される。
【0014】
図9は、先端開放線路9を有しない、従来の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフである。
図10は、本実施の形態の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフであり、図9に示すグラフを測定した従来の多周波共用アンテナにおいて、先端開放線路9を設けた場合の、f2の周波数における水平面内指向特性を示すグラフである。
図9に示すように、従来の多周波共用アンテナでは、f2の周波数が、ダイポールアンテナ素子(31,32)に共振し、f2の周波数が、第1のダイポールアンテナ素子(31,32)からも放射されるので、ビーム幅が27°となっていることが分かる。
しかしながら、図10に示すように、先端開放線路(91,92)を設けることにより、f2の周波数の励振電力が、第1のダイポールアンテナ素子(31,32)に供給されなくなるので、f2の周波数が第1のダイポールアンテナ素子(31,32)で共振することがなくなり、そのため、ビーム幅が55°となっていることが分かる。
【0015】
なお、前述の各実施の形態では、第2のダイポールアンテナ素子(4,41,42)から、f2の周波数の電波を放射する場合について説明したが、f3を、f1の周波数よりも高域で、f2の周波数とは異なる周波数、λ3を、周波数f3の自由空間波長とするとき、第2のダイポールアンテナ素子(4,41,42)の長さを、(λ2+λ3)/4として、第2のダイポールアンテナ素子(4,41,42)から、f2の周波数の電波と、f3の周波数の電波の、2つの電波を放射するようにしてもよい。
移動体通信システムにおける基地局アンテナとして、前述の各実施の形態の多周波共用アンテナを使用する場合には、第1のダイポールアンテナ素子(3,31,32)から800MHz帯の周波数の電波を放射し、第2のダイポールアンテナ素子(4,41,42)から2GHz帯の周波数の電波を放射する。
この場合に、第1のダイポールアンテナ素子(3,31,32)において、2GHz帯の周波数が共振することがないので、2GHz帯の周波数の水平面内指向特性として、所望の特性を得ることができる。
【0016】
さらに、第2のダイポールアンテナ素子(4,41,42)の長さを、(λ2+λ3)/4として、第2のダイポールアンテナ素子(4,41,42)から、2GHz帯の周波数の電波と、1.5GHz帯の周波数の電波を放射するようにしてもよい。
なお、前述の実施の形態では、ダイポールアンテナ素子を使用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、本発明は、ダイポールアンテナ素子以外の他のアンテナ素子を使用する場合にも適用可能であることはいうまでもない。
以上、本発明者によってなされた発明を、前記実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は、前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能であることは勿論である。
【0017】
【発明の効果】
本願において開示される発明のうち代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである。
本発明によれば、各周波数別のアンテナ素子に励振電力を供給する給電線路を共用する多周波共用アンテナにおいて、所定の周波数が他の周波数のアンテナ素子で励振されるのを防止して、所定の周波数における水平面内指向特性として、所望の特性が得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の多周波共用アンテナを説明するための概念図である。
【図2】本発明の実施の形態1の多周波共用アンテナの概略構成を示す図である。
【図3】図2に示す誘電体基板を説明するための図である。
【図4】従来の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフである。
【図5】本発明の実施の形態1の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフである。
【図6】本発明の実施の形態2の多周波共用アンテナを説明するための概念図である。
【図7】本発明の実施の形態2の多周波共用アンテナの概略構成を示す図である。
【図8】図7に示す誘電体基板を説明するための図である。
【図9】従来の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフである。
【図10】本発明の実施の形態2の多周波共用アンテナのf2の周波数における水平面内指向特性の一例を示すグラフである。
【図11】従来の多周波共用アンテナを説明するための概念図である。
【符号の説明】
1…反射板、2…誘電体基板、3…第1の半波長ダイポールアンテナ素子、4…第2の半波長ダイポールアンテナ素子、5,7…給電線路、6…接地導体、9…先端開放線路、21,22…スリット、25…分配器、61,62,63,64…導体部、71…折り曲げ部分、72…折り返し部分。
Claims (4)
- f1の周波数の電波を放射する第1のアンテナ素子と、
前記f1の周波数と異なるf2の周波数の電波を放射する第2のアンテナ素子と、
前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子に対して、励振電力を供給する給電線路とを備える多周波共用アンテナであって、
前記給電線路は、前記第1のアンテナ素子と前記第2のアンテナ素子との間に、前記f2の周波数において前記給電線路を高周波的に接地する先端開放線路を有することを特徴とする多周波共用アンテナ。 - 前記f2の周波数は、前記f1の周波数よりも高域の周波数(f2>f1)であり、
一対の前記第1のアンテナ素子、一対の前記第2のアンテナ素子、一対の前記給電線路、および一対の前記先端開放線路を有し、
前記一対の第1のアンテナ素子、前記一対の第2のアンテナ素子、前記一対の給電線路、および前記一対の先端開放線路は、分配器を中心にして線対称に配置されることを特徴とする請求項1に記載の多周波共用アンテナ。 - 前記第2のアンテナ素子は、前記f2の周波数の電波と、前記f1の周波数よりも高域で、前記f2の周波数とは異なるf3(f3>f1)の周波数の電波の、2つの電波を放射することを特徴とする請求項2に記載の多周波共用アンテナ。
- 前記第1および第2のアンテナ素子は、それぞれ第1および第2の半波長ダイポールアンテナ素子であって、
前記第1および第2の半波長ダイポール素子が第1の面に形成される誘電体基板を備え、
前記給電線路および先端開放線路は、前記誘電基板の第1の面と反対側の面に形成されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の多周波共用アンテナ。
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