JP2004158085A - サーボ情報の書き込み方法、データ記憶装置、プログラム - Google Patents

サーボ情報の書き込み方法、データ記憶装置、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】自己サーボ書き込み方式を採用した場合にも、より適正なトラック・ピッチで記憶媒体にサーボ情報を書き込む。
【解決手段】リード・ヘッドRとライト・ヘッドWとの間のリード・ライト・オフセットRWoffsetを利用してリード・ヘッド幅WRとライト・ヘッド幅WWとのヘッド幅比WR/WWを求め、求められたヘッド幅比WR/WWに基づいて得られたAPCおよびトラック・ピッチTPによって磁気ディスク2にサーボ情報を書き込む。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録媒体に対してサーボ情報を書き込む方法等に係り、特に、サーボ情報を自己書き込みする方法等に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンピュータ装置等のデータ記憶装置として広く用いられるハード・ディスク・ドライブは、磁気ディスクに記憶されているユーザ・データを読み出し、または磁気ディスクにユーザ・データを書き込むための磁気ヘッドを備えている。磁気ヘッドは、VCM(Voice Coil Motor)によって揺動するアクチュエータに装着されている。磁気ヘッドがユーザ・データの読み取りまたはユーザ・データの書き込みを行う場合、アクチュエータを駆動することにより、磁気ヘッドを特定のトラック(ターゲット・トラック)に移動させ且つ位置決めさせる。磁気ヘッドは、磁気ディスク上に記憶されたサーボ情報を手がかりに所定の位置への移動制御がなされる。近年のハード・ディスク・ドライブでは、記録密度の向上に伴って、磁気抵抗効果を応用したMR(Magneto Resistive)ヘッドまたはGMR(Giant Magneto Resistive)ヘッド等の磁気抵抗素子を読み取り専用のリード・ヘッドに用い、トランスデューサー誘導型ヘッドを書き込み専用のライト・ヘッドに用いるようになってきている。これら二つのヘッドは、同一のアクチュエータに所定距離だけ離間して装着され、複合型の磁気ヘッドを構成する。
【0003】
ハード・ディスク等の磁気ディスクには、同心円状に複数のデータ・トラックが形成されていると共に、磁気ディスクの半径方向に沿って識別情報およびバースト・パターンを予め記憶させたサーボ・トラックが形成されている。この識別情報およびバースト・パターンが、上述したサーボ情報を構成する。識別情報は、各データ・トラックのトラック・アドレスを表す情報であり、リード・ヘッドによって読み取られた識別情報に基づいて、リード・ヘッドあるいはライト・ヘッドがどのデータ・トラックに対応する位置にいるかを判断できる。また、バースト・パターンは、各々信号が記憶された領域が磁気ディスクの半径方向に沿って一定間隔で配列され互いに信号記憶領域の位相が異なる複数のバースト・パターン列で構成されている。リード・ヘッドからバースト・パターンに応じて出力される信号(Position Error Signal:PES)に基づいて、目標とするデータ・トラックに対し、リード・ヘッドあるいはライト・ヘッドの位置がどの程度ずれているかに関する偏差を検出できる。
【0004】
サーボ情報は、ハード・ディスク・ドライブを製品として出荷する前の製造工程において磁気ディスクに書き込まれる。ユーザ・データを正確に読み取りまたは書き込むためには、基準となるサーボ情報を精度よく書き込む必要がある。従来、磁気ディスクに対するサーボ情報の書き込みは、STW(Servo Track Writer)と呼ばれる専用の装置を用いて行われてきたが、最近では、ハード・ディスク・ドライブ自身による自己サーボ書き込み(Self Servo Write:SSW)方式が提案され、また実用化されてきている(特許文献1、2参照)。
【0005】
【特許文献1】
特開平11−45405号公報(第9−10頁)
【特許文献2】
特開2002−8331号公報(第3頁)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の自己サーボ書き込み方式では、絶対的なトラック・ピッチ(一つのトラックのトラック・センターと隣接する次のトラックのトラック・センターとの間の距離)の決定が困難であるという問題がある。このような問題を解決するため、例えば、適当なトラック・ピッチで磁気ディスクの内周(ID)から外周(OD)まで一度自己サーボ書き込みを行い、その結果得られた磁気ディスクの半径方向の距離を絶対的な長さとして、所望の規定長さのトラック・ピッチとなるように再度自己サーボ書き込みを行うことが考えられる。
【0007】
しかしながら、このような手法を採用した場合には、次のような問題が生じる。
例えば、書き込まれたトラック・ピッチに対してリード・ヘッドのヘッド幅が著しく狭い場合には、リード・ヘッドがトラック・ピッチに対応して形成されたすべてのバースト・パターンの変化を読み取れない領域(不感帯という)を生じてしまい、この不感帯におけるサーボ制御が不安定となってしまう。
また、書き込まれたトラック・ピッチに対してライト・ヘッドのヘッド幅が著しく広い場合には、ライト・ヘッドがターゲット・トラックに加えてこのターゲット・トラックに隣接するトラックにまでデータを書き込んでしまう、つまり、隣接するトラックのデータを上書きしてしまうおそれがある。
さらに、二度磁気ディスクの全面にわたって自己サーボ書き込みを行わなければならない分、サーボ情報の書き込み工程が長時間化し、ハード・ディスク・ドライブの製造効率が低下してしまうという問題もある。
【0008】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、自己サーボ書き込み方式を採用した場合にも、より適正なトラック・ピッチで記憶媒体にサーボ情報を書き込むことにある。
また、本発明の他の目的は、自己サーボ書き込みにおけるサーボ情報の書き込み時間を短時間化することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
従来の自己サーボ書き込み方式では、リード・ヘッドやライト・ヘッドのヘッド幅とは無関係に一律にトラック・ピッチを決定していたため、上述したような問題が発生していた。そこで、本発明者は、リード・ヘッドあるいはライト・ヘッドのヘッド幅に基づいてトラック・ピッチを決定すればよいという着想に到達した。そして、トラック・ピッチの決定に当たっては、リード・ヘッドとライト・ヘッドとの距離(リード・ライト・オフセット)を利用することが容易且つ効果的であるという知見を得、本発明を案出するに至った。
【0010】
すなわち、本発明のサーボ情報の書き込み方法は、ディスク状記憶媒体にデータを書き込むライト・ヘッドとディスク状記憶媒体に記憶されたデータを読み取るリード・ヘッドとの間の距離であるリード・ライト・オフセットを利用して、ディスク状記憶媒体にサーボ情報を書き込むための送りピッチを決定するステップと、決定された送りピッチに基づいて、ライト・ヘッドによりディスク状記憶媒体にサーボ情報を書き込むステップとを含んでいる。
【0011】
ここで、送りピッチを決定するステップは、リード・ライト・オフセットを利用して、ライト・ヘッドのライト幅とリード・ヘッドのリード幅との相関を求め、求められた相関に基づいて送りピッチを決定するようにしたり、ライト・ヘッドにより予備書き込みピッチで所定のプロパゲーション・パターンを書き込み、リード・ヘッドによりプロパゲーション・パターンを読み取り、読み取られたプロパゲーション・パターンに基づいて送りピッチを決定するようにしたりすることができる。
そして、後者については、第一の予備書き込みピッチでディスク状記憶媒体に第一のプロパゲーション・パターンを書き込むと共に、リード・ライト・オフセット間に存在する第一のプロパゲーション・パターンの数をカウントし、第二の予備書き込みピッチでディスク状記憶媒体に第二のプロパゲーション・パターンを書き込むと共に、リード・ライト・オフセット間に存在する第二のプロパゲーション・パターンの数をカウントし、第一のプロパゲーション・パターンのカウント数および第二のプロパゲーション・パターンのカウント数を用いて送りピッチを決定することができる。
【0012】
また、本発明のデータ記憶装置は、データを読み取るリード・ヘッドと、リード・ヘッドによって読み取られるデータを記憶すると共に、リード・ヘッドのヘッド幅に応じて、隣接するトラックの間隔であるトラック・ピッチが決定されるディスク状記憶媒体とを含んでいる。ここで、トラック・ピッチは、サーボ情報が記憶されるサーボ・トラックのピッチであることを特徴とすることができる。
また、リード・ヘッドに対して所定距離だけ離間して配置されると共に、ディスク状記憶媒体にデータを書き込むライト・ヘッドをさらに備え、サーボ情報は、ライト・ヘッドによって書き込まれることを特徴とすることができる。この場合、リード・ヘッドは磁気抵抗素子からなり、ライト・ヘッドはトランスデューサー誘導素子からなることを特徴とすることができる。
【0013】
さらに、本発明のデータ記憶装置は、データを記憶する第一の記憶面と、第一の記憶面に記憶されたデータを読み取る第一のリード・ヘッドと、第一の記憶面とは異なる面にてデータを記憶する第二の記憶面と、第二の記憶面に記憶されたデータを読み取る第二のリード・ヘッドとを備え、第一のリード・ヘッドのヘッド幅に応じ、隣接するトラックの間隔である第一のトラック・ピッチが第一の記憶面内にて設定され、第二のリード・ヘッドのヘッド幅に応じ、隣接するトラックの間隔である第二のトラック・ピッチが第二の記憶面内にて設定されることを特徴としている。ここで、第一の記憶面および第二の記憶面が、一枚のディスク状記憶媒体の表裏に形成されることを特徴とすることができる。そして、第一の記憶面におけるトラック・ピッチは同一であり、第二の記憶面におけるトラック・ピッチは同一であることを特徴とすることができる。
【0014】
また、第一のリード・ヘッドのヘッド幅をWR1、第二のリード・ヘッドのヘッド幅をWR2、第一のトラック・ピッチをTP1、第二のトラック・ピッチをTP2、としたとき、
TP1=αWR1
TP2=αWR2
(ただし、αは定数)
なる関係を有していることを特徴とすることができる。
さらに、第一のリード・ヘッドのヘッド幅をWR1、第二のリード・ヘッドのヘッド幅をWR2、第一のトラック・ピッチをTP1、第二のトラック・ピッチをTP2、としたとき、
WR1>WR2、且つ、TP1>TP2
なる関係を有していることを特徴とすることができる。
【0015】
また、本発明は、上述した方法の発明における各ステップを機能で表現したプログラムの発明として把握することもできる。
これらのコンピュータに実行させるプログラムは、このコンピュータが読み取り可能に記憶した記憶媒体に格納される形態がある。この記憶媒体としては、例えばCD−ROM媒体等が該当し、コンピュータにおけるCD−ROM読取装置によってプログラムが読み取られ、例えば、コンピュータにおけるハードディスク等の各種メモリにこのプログラムが格納され、実行される形態が考えられる。また、これらのプログラムは、例えば、プログラム伝送装置によってネットワークを介してノートPCや携帯端末に提供される形態が考えられる。このようなプログラム伝送装置としては、プログラムを格納するメモリと、ネットワークを介してプログラムを提供するプログラム伝送手段とを備えていれば足りる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
図1は、実施の一形態に係るハード・ディスク・ドライブ1の主要部を示すブロック図である。このハード・ディスク・ドライブ1は、磁気ディスク(ディスク状記憶媒体)2、スピンドル・モータ3、磁気ヘッド4、アクチュエータ5、VCM(Voice Coil Motor)6、VCMドライバ7、DAC(Digital/Analog Converter)8、リード/ライト回路11、MPU(Micro Processing Unit)12、HDC(Hard Disc Controller)13、ROM(Read Only Memory)14、RAM(Random Access Memory)15を有しており、HDC13を介してコンピュータ装置30に接続されている。なお、磁気ディスク2は、必要に応じて単数または複数搭載されるが、図1においては単数の例を示している。
【0017】
磁気ディスク2は、ハード・ディスク・ドライブ1が動作しているとき、スピンドル・モータ3のスピンドル軸を中心にして回転駆動され、ハード・ディスク・ドライブ1が非動作のとき、回転停止(静止)する。
【0018】
磁気ヘッド4は、アクチュエータ5の先端部に磁気ディスク2の表裏面に対応してそれぞれ配置されている。この表裏面が、それぞれ記憶面を構成する。
図2は、磁気ディスク2、磁気ヘッド4、アクチュエータ5およびVCM6を上面から見た図である。磁気ヘッド4は、磁気ディスク2に対してデータの書き込みを行うライト・ヘッドWおよび磁気ディスク2からデータを読み出すリード・ヘッドRを有している。リード・ヘッドRは、磁気ディスク2に記憶されているサーボ情報も読み取る。ライト・ヘッドWはライト・ヘッド幅WWを有している。リード・ヘッドRはライト・ヘッドWよりも磁気ディスク2の中心側に対して相対的に内側に取り付けられており、ライト・ヘッド幅WWよりも狭いリード・ヘッド幅WRを有している。つまり、リード・ヘッドRおよびライト・ヘッドWは、所定距離だけ離間して配置される。リード・ヘッドRの幅方向中央部とライト・ヘッドWの幅方向中央部との間の距離を、リード・ライト・オフセット(RWoffset)という。本実施の形態では、ライト・ヘッドWとしてトランスデューサー誘導型ヘッドを用い、リード・ヘッドRとしてGMR(Giant Magneto Resistive)ヘッドを用いている。なお、リード・ヘッドRとしては、GMRヘッドの他、MR(Magneto Resistive)ヘッドやTMR(Tunneling Magneto Resistive)ヘッド等の磁気抵抗素子を用いることができる。
磁気ヘッド4は、アクチュエータ5と一体となって磁気ディスク2の半径方向に移動する。アクチュエータ5の側部には、磁気ディスク2の中心側に対するアクチュエータ5の移動を制限するクラッシュ・ストップ9が配設されており、磁気ヘッド4のスピンドル等への衝突を防止している。また、磁気ディスク2よりも外方には、磁気ヘッド4が駆動されない場合に待避するためのランプ(図示せず)が配置されている。
【0019】
磁気ディスク2の表面には、磁気ディスク2の半径方向に沿って複数の位置情報(サーボ情報)記憶領域20が放射状に形成されており、他の領域にはデータ記憶領域21が形成されている。なお、図2には三つの位置情報記憶領域20およびこれらに挟まれたデータ記憶領域21を例示しているが、実際には、磁気ディスク2の円周方向にさらに多くの位置情報記憶領域20およびデータ記憶領域21が形成される。この位置情報記憶領域20に格納されたサーボ情報をリード・ヘッドRが読み取ることにより、リード・ヘッドRあるいはライト・ヘッドWの位置を知ることができる。サーボ情報は、トラック識別データとバースト・パターンとから構成される。トラック識別情報は、各データ・トラックのトラック・アドレスを表す情報である。磁気ヘッド4がこのトラック識別情報を読み取ることにより、磁気ヘッド4の現在位置するトラック位置が判断可能となる。バースト・パターンは、各々信号が記憶された領域が磁気ディスク2の半径方向に沿って一定間隔で配列されたもので、互いに信号記憶領域の位相が異なる複数の信号記憶領域列で構成されている。このバースト・パターンから出力される信号に基づいて、データ・トラックに対する磁気ヘッド4のずれ量が判定可能となる。
【0020】
アクチュエータ5は、VCM6によって駆動される。したがって、VCM6が磁気ヘッド4を駆動するということもできる。VCM6は、コイルを要素とする可動子と永久磁石を要素とする固定子とから構成されており、このコイルに所定の電流をVCMドライバ7から供給することにより、可動子を駆動させ、磁気ヘッド4を磁気ディスク2上で移動あるいは停止させる。
【0021】
リード/ライト回路11は、データの読み/書き処理を実行する。つまり、HDC13を介してコンピュータ装置30から転送された書き込みデータを書き込み信号(電流)に変換して磁気ヘッド4のライト・ヘッドWに供給する。ライト・ヘッドWは、この書き込み電流に基づいて磁気ディスク2に対してデータの書き込みを実行する。一方、磁気ヘッド4のリード・ヘッドRによって磁気ディスク2から読み出した読み出し信号(電流)を、デジタル・データに変換してHDC13を介してコンピュータ装置30に出力する。このデジタル・データには、サーボ情報も含まれる。
【0022】
HDC13は、ハード・ディスク・ドライブ1のインターフェースとしての機能を有している。その機能の一つとして、コンピュータ装置30から転送された書き込みデータを受け取ると共にリード/ライト回路11に転送する。また、リード/ライト回路11から転送される読み出しデータをコンピュータ装置30に転送する。さらに、コンピュータ装置30からの指示コマンド等を受けて読み出しデータをMPU12に転送する。
【0023】
MPU12は、ハード・ディスク・ドライブ1の制御を担う。MPU12は、サーボコントローラとしての機能を有しており、磁気ヘッド4の移動制御を実行する。MPU12は、ROM14に格納されたプログラムを解釈、実行する。MPU12は、リード/ライト回路11から転送されたサーボ情報に基づいて磁気ヘッド4の位置を判断し、判断した磁気ヘッド4の位置と目標位置との偏差に基づいて磁気ヘッド4の速度制御値をDAC8に向けて出力する。磁気ヘッド4の移動指令としての速度制御値は、サーボ情報が磁気ヘッド4のリード・ヘッドRで読み出されるたびに出力される。
【0024】
DAC8は、磁気ヘッド4から出力された速度制御値をアナログ信号(電圧信号)に変換すると共に、VCMドライバ7に出力する。
VCMドライバ7は、DAC8から受けた電圧信号を駆動電流に変換してVCM6に供給する。
【0025】
コンピュータ装置30は、CD−ROM、DVD−ROM(DVD Read Only Memory)等のディスク媒体に記録されたプログラムやデータを読み取るディスクドライブ30a、外部のネットワークと通信や各種プログラムのダウンロードを行うためのネットワークインターフェース(NI/F)30bを有している。
【0026】
本実施の形態にかかるハード・ディスク・ドライブ1では、製造中に、自己サーボ書き込み方式によって、磁気ディスク2に対するサーボ情報の書き込みが行われる。なお、本実施の形態では、サーボ情報やデータが書き込まれていない新の状態のハード・ディスク・ドライブ1にコンピュータ装置30を取り付け、取り付けたコンピュータ装置30よりハード・ディスク・ドライブ1に対して所定のプログラムを送信することにより、自己サーボ書き込みを行わせるようになっている。
【0027】
次に、本実施の形態における自己サーボ書き込み方式の詳細について説明する。自己サーボ書き込み方式におけるトラック・ピッチ(TP)は、次の式で決定される。
【0028】
【数1】
Figure 2004158085
【0029】
(1)式において、max(WW,WR)はライト・ヘッド幅WWまたはリード・ヘッド幅WRのうち、大きい方のヘッド幅である。min(WW,WR)はライト・ヘッド幅WWまたはリード・ヘッド幅WRのうち、小さい方のヘッド幅である。通常はWW>WRである。APC(A Plus C)は、磁気ディスク2にプロパゲーション・パターン(サーボ情報を書き込むために磁気ディスク2に形成される予備的なサーボ・パターン)やサーボ情報を書き込む際の指標であり、その詳細については後述する。
(1)式より、ライト・ヘッド幅WWおよびリード・ヘッド幅WRが決まると、トラック・ピッチTPはAPCのみに依存する形となり、トラック・ピッチTPを広くする(大きくする)にはAPCを小さくすればよく、トラック・ピッチTPを狭くする(小さくする)にはAPCを大きくすればよいことが理解される。
【0030】
次に、APCについて説明する。図3は、磁気ディスク2上に形成されるプロパゲーション・パターンPPの一例を示している。プロパゲーション・パターンPPは、ライト・ヘッドWで書き込まれる磁気パターンであり、したがってライト・ヘッド幅WWと同じ幅を有している。プロパゲーション・パターンPPは、磁気ディスク2の内周(ID)側から外周(OD)側に向かって順次形成されるもので、少しずつ位置を外側にずらしながら書き込まれた八つのプロパゲーション・パターンPPを一組としている。
そして、APCは、隣接する三つのプロパゲーション・パターンPPをリード・ヘッドRで読み出したときの出力から、次の式で規定されるものである。
【0031】
【数2】
Figure 2004158085
【0032】
図4および図5は、APCとプロパゲーション・パターンPPとの関係を示す図である。例えば、図4(a)は、APC=2.0の場合の隣接する三つのプロパゲーション・パターンPP(PPA,PPB,PPC)と、リード・ヘッドRで読み出された出力OA,OB,OC(それぞれ、プロパゲーション・パターンPPA,PPB,PPCに対応する)との関係を示している。図中、出力OAと出力OCとがクロスする箇所に符号◇を付してあるが、この部位における出力OA,OB,OCの関係より(2)式に示したAPCが求められる。つまりAPCは、0〜2の範囲の値をとることができる。図4および図5より、APCが大きい場合にはプロパゲーション・パターンPPの進み量が小さくなり、APCが小さい場合にはプロパゲーション・パターンPPの進み量が大きくなることが容易に理解される。
【0033】
では次に、APCが0〜2より任意の値をとることができるのかどうかについて検討してみる。上述したとおり、磁気ヘッド4はライト・ヘッドWおよびリード・ヘッドRを有しており、両者の間にはRWoffsetが存在する。ここで、磁気ディスク2のあるところに対してライト・ヘッドWで書き込んだプロパゲーション・パターンPPは、RWoffsetだけ進んだときにリード・ヘッドRで読めなければならない(プロパゲーション・パターンPPの中心にリード・ヘッドRが位置しなければならない)という拘束条件が存在する。この拘束条件は、次の式で表される。
【0034】
【数3】
Figure 2004158085
【0035】
つまり、(3)式を満足する整数n+1(Track count of RW offset)が存在することになる。
図6は、リード・ライト・オフセット中に存在するプロパゲーション・パターンの数(Track count of RW offset)とAPCとの関係を示したグラフ図である。なお、ここでは、ライト・ヘッド幅WWを0.30μm、RWoffsetを4.0μmとし、リード・ヘッド幅WRをパラメータとして0.15〜0.25μmまで振っている。同図から明らかなように、APCは連続値ではなく離散値をとることがわかる。
【0036】
磁気ディスク2に最終的に書き込まれるサーボ情報(特にバースト・パターン)にとっては、トラック・ピッチTPとリード・ヘッド幅WRとの関係が重要であり、これら両者の比が一定であることが望ましい。これを実現するには、自己サーボ書き込みにおけるトラック・ピッチTPが(1)式で決まることから、ライト・ヘッド幅WWとリード・ヘッド幅WRとの比(ヘッド幅比:WR/WW)が事前にわかっていればよい。但し、各ハード・ディスク・ドライブ1のライト・ヘッド幅WWやリード・ヘッド幅WRを事前に実測してひも付けをしておくことは、効率から考えて好ましくない。ヘッド幅比WR/WWを他の何らかの手法で知ることができれば、容易に(1)式からライト・ヘッド幅WWを消去することが可能となるため、リード・ヘッド幅WRに基づいたトラック・ピッチTPで自己サーボ書き込みを行うことが可能となる。
【0037】
APCを大きく二通りに振ったケース(例えばAPC=1.5とAPC=0.5とする)を考えてみる。WW>WRの場合、(1)式はそれぞれ次のように表される。
【0038】
【数4】
Figure 2004158085
【0039】
一方、(3)式は、それぞれ次のように表される。
【0040】
【数5】
Figure 2004158085
【0041】
これら(4A),(4B),(5A),(5B)式より、RWoffset,TP(1.5),TP(0.5)を消去してまとめると、次の式が得られる。
【0042】
【数6】
Figure 2004158085
【0043】
(6)式より、n(1.5)とn(0.5)とがわかれば、WR/WWを得られることが理解される。また、n(1.5)およびn(0.5)に限らず、異なるAPCにおける二つのnを知ることができれば、WR/WWを得られることが理解される。
【0044】
次に、上述したnを得る手法について説明する。まず、任意のAPC(例えば1.5や0.5)でライト・ヘッドWを用いて磁気ディスク2にプロパゲーション・パターンPPを書き込む。次に、プロパゲーション・パターンの書き込みをあるタイミングで終了させる。そして、プロパゲーション・パターンの書き込みを終了させた時点から、リード・ヘッドRが何回シークしたところでプロパゲーション・パターンが読めなくなる(なくなる)かを調べれば、上述したnを知ることができる。図7はAPC=1.5の場合の、また、図8はAPC=0.5のときの、プロパゲーション・パターンPP、ライト・ヘッドW、リード・ヘッドRの関係を示している。なお、ここでは、ライト・ヘッド幅WWを0.30μm、リード・ヘッド幅WRを0.20μm、RWoffsetを4.0μmとしている。この例では、図7からわかるようにAPC=1.5のときのn(1.5)が39、図8からわかるようにAPC=0.5のときのn(0.5)が19となる。これらの値を(5)式に代入すると、WR/WW=2/3となり、実際のWR/WW=0.20/0.30=2/3と一致する。
【0045】
そして、(6)式と(1)式よりライト・ヘッド幅WWを消去してAPCについてまとめると次の式が得られる。
【0046】
【数7】
Figure 2004158085
【0047】
したがって、(7)式より、ライト・ヘッドWのヘッド幅WWやリード・ヘッドRのヘッド幅WRを実測することなくWR/WWを知ることができ、所望のWR/TPとなるようにAPCを決定すればよいことになる。上述した例では例えば、WR/TP=0.75としたい場合、n(1.5)=39、n(0.5)=19であるため、APC=1.17となる。
【0048】
このようにして得られたAPCの値(この例ではAPC=1.17)を用いて、ライト・ヘッドWにより磁気ディスク2に最終的なサーボ情報(トラック識別データおよびバースト・パターン)の書き込みを行う。この例では、(1)式あるいはWR/TP=0.75の関係からリードヘッド幅WR(0.20μm)よりも大きいTP≒0.267μmとなる。
図9は、このようにして書き込みが行われたサーボ情報(ここではバースト・パターン:バーストA,バーストB,バーストC,バーストD)と、リード・ヘッドRからの出力との関係を示している。上述した手法を用いて得られたAPCに基づいて、磁気ディスク2に最終的なサーボ情報の書き込みを行うことにより、バースト・パターンA,B,C,Dの配置間隔とリード・ヘッド幅WRとの関係が適切なものとなり、不感帯(バースト・パターンA,B,C,Dすべてが変化しない領域)が存在しなくなることが理解される。
【0049】
また、本実施の形態では、磁気ディスク2の両面が記憶面として使用されているが、両面共に、WR/TP=0.75の関係が満たされるようににサーボ情報が書き込まれる。したがって、磁気ディスク2の表面側のリード・ヘッドRのヘッド幅をWR1、裏面側のリード・ヘッドのヘッド幅をWR2、表面側のトラック・ピッチをTP1、裏面側のトラック・ピッチをTP2、としたとき、
TP1=WR1/0.75
TP2=WR2/0.75
なる関係を有することになる。
【0050】
さらに、本実施の形態では、リード・ヘッドRのリード・ヘッド幅WRに比例してトラック・ピッチTPが設定されることになる。したがって、磁気ディスク2の表面側のリード・ヘッドRのヘッド幅をWR1、裏面側のリード・ヘッドのヘッド幅をWR2、表面側のトラック・ピッチをTP1、裏面側のトラック・ピッチをTP2、としたとき、
WR1>WR2、且つ、TP1>TP2
なる関係を有することになる。
【0051】
そして、磁気ディスク2の表面側におけるトラック・ピッチは同一であり、裏面側におけるトラック・ピッチは同一であるが、それぞれに対応して取り付けられたリード・ヘッドRのリード・ヘッド幅WRが異なる場合には、表面側のトラック・ピッチTP1と裏面側のトラック・ピッチTP2とは異なる値を有することになる。
【0052】
図10は、ハード・ディスク・ドライブ1における実際の自己サーボ書き込み動作を示すフローチャートである。
まず、APC=1.5におけるトラックカウントn(1.5)を求め(ステップS101)、次いで、APC=0.5におけるトラックカウントn(0.5)を求める(ステップS102)。そして、(7)式にしたがって所望のWR/TPとなるようなAPCを求める(ステップS103)。最後に、ステップS103で求められたAPCに基づいて磁気ディスク2にサーボ情報を書き込み(ステップS104)、プロセスを終了する。
【0053】
図11は、図10のステップS101およびS102において、トラックカウントn(APC)を求めるプロセス(トラックカウント取得プロセス)を示すフローチャートである。
まず、所定のAPC(1.5あるいは0.5)に設定し(ステップS201)、次いで、設定されたAPCに基づいてライト・ヘッドWによってプロパゲーション・パターンPPを書き込む(ステップS202)。そして、プロパゲーション・パターンPPのパターン数が予め規定された閾値X(最大でも100程度である)に到達したか否かが判断され(ステップS203)、到達していない場合はステップS202に戻ってライト・ヘッドWによるプロパゲーション・パターンPPの書き込みを続行し、到達した場合にはライト・ヘッドWによるプロパゲーション・パターンPPの書き込みを終了する(ステップS204)。また、ライト・ヘッドWによるプロパゲーション・パターンPPの書き込みの終了と同時に、n(APC)=0に設定してリード・ヘッドRによるトラックカウントを開始する(ステップS205)。そして、リード・ヘッドRによりトラックをシークできるか否かが判断され(ステップS206)、シークが可能であった場合には、n(APC)に1を加え(ステップS207)、アクチュエータ5を1トラック分だけ外側に移動させ(ステップS208)、ステップS206に戻る。一方、ステップS206においてトラックのシークが不可能であった場合には、n(APC)を記憶させ(ステップS209)、ライト・ヘッドWを用いて書き込んだプロパゲーション・パターンPPを消去し(ステップS210)、処理を終了する。
【0054】
なお、トラックカウント取得プロセスにおけるプロパゲーションパターンPPの書き込みは、次のようにして行われる。まず、VCM6に大電流を流して、アクチュエータ5をクラッシュ・ストップ9に強く押し付ける。磁気ヘッド4(ライト・ヘッドWおよびリード・ヘッドR)は磁気ディスク2内周側の所定位置で停止した状態となり、この状態でライト・ヘッドWにより最初のプロパゲーション・パターンPPを書き込む。次いで、VCM6に流す電流量をわずかだけ低減させることにより、アクチュエータ5のクラッシュ・ストップ9に対する押し付け力を少しだけ弱める。これにより、アクチュエータ5およびこれに取り付けられる磁気ヘッド4は、前の状態よりも磁気ディスク2の外周側にわずかだけ移動して停止した状態となり、この状態でライト・ヘッドWにより次のプロパゲーションパターンPPを書き込む。したがって、プロパゲーション・パターンPP形成時のAPCは、VCM6に流す電流量の低減量によって変化することになる。この一連の動作は、ライト・ヘッドWによって磁気ディスク2に書き込まれたプロパゲーション・パターンPPがリード・ヘッドRによって読まれ、リード・ヘッドRによって読み取られたプロパゲーション・パターンPPに基づいてライト・ヘッドWの位置制御(サーボ制御)が可能となるまで続けられる。
【0055】
本実施の形態では、リード・ヘッドRとライト・ヘッドWとの間のリード・ライト・オフセットを利用してリード・ヘッド幅WRとライト・ヘッド幅WWとのヘッド幅比WR/WWを求め、求められたヘッド幅比WR/WWに基づいて得られたAPCおよびトラック・ピッチTPによって磁気ディスク2にサーボ情報を書き込むようにしたので、リード・ヘッド幅WRに対応したトラック・ピッチTPを設定することができ、良好なサーボ制御を行うことができる。
また、プロパゲーション・パターンPPの書き込みは磁気ディスク2の一部領域(内周側)に対してだけであり、磁気ディスク2の全面に対する自己サーボ書き込みは一度で済むことから、サーボ情報の書き込み時間を短くすることができ、ハード・ディスク・ドライブ1の製造効率を向上させることができる。
【0056】
なお、上述した説明では、WR/TPの関係、すなわちリード・ヘッド幅WRに基づいてAPCを求めていたが、(5)式と(1)式よりリード・ヘッド幅WRを消去してAPCについてまとめた式を用いるようにすれば、所望のWW/TPとなるように、すなわちライト・ヘッド幅WWに基づいてAPCを決定することも可能である。
また、本実施の形態では、ディスクドライブ30aあるいはネットワークインターフェース30bを介してコンピュータ装置30からハード・ディスク・ドライブ1に送信され、MPU12により解釈、実行されるようになっていたが、このプログラムは、ハード・ディスク・ドライブ1のROM14に予め記憶させておいても差し支えない。
さらに、本実施の形態では、磁気ディスク2が単数の例について説明を行ったが、これに限られるものではなく、複数の磁気ディスク2を有するものについても適用可能である。この場合、各磁気ディスク2において、それぞれ、上述した手法で自己サーボ書き込みが行われ、各磁気ディスク2に対応して取り付けられるリード・ヘッドRのリード・ヘッド幅WRに基づいたトラック・ピッチTPで、磁気ディスク2の記憶面にサーボ情報が書き込まれることになる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、自己サーボ書き込み方式を採用した場合にも、より適正なトラック・ピッチで記憶媒体にサーボ情報を書き込むことができる。
また、本発明によれば、自己サーボ書き込みにおけるサーボ情報の書き込み時間を短時間化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ハード・ディスク・ドライブの主要部を示すブロック図である。
【図2】磁気ディスク、磁気ヘッド、アクチュエータおよびVCMを上面から見た図である。
【図3】磁気ディスク上に形成されるプロパゲーション・パターンの一例を示す図である。
【図4】APCとプロパゲーション・パターンとの関係を示す図である。
【図5】APCとプロパゲーション・パターンとの関係を示す図である。
【図6】Track count of RW offsetとAPCとの関係を示すグラフ図である。
【図7】APC=1.5の場合の、プロパゲーション・パターン、ライト・ヘッド、リード・ヘッドの関係を示す図である。
【図8】APC=0.5の場合の、プロパゲーション・パターン、ライト・ヘッド、リード・ヘッドの関係を示す図である。
【図9】書き込みが行われたサーボ情報(バースト・パターン)と、リード・ヘッドRから読み出された出力との関係を示す図である。
【図10】自己サーボ書き込みプロセスを説明するフローチャートである。
【図11】トラックカウント取得プロセスを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1…ハード・ディスク・ドライブ、2…磁気ディスク、3…スピンドル・モータ、4…磁気ヘッド、5…アクチュエータ、6…VCM、7…VCMドライバ、8…DAC、9…クラッシュ・ストップ、11…リード/ライト回路、12…MPU、13…HDC、14…ROM、15…RAM、30…コンピュータ装置、30a…ディスクドライブ、30b…ネットワークインターフェース、R…リード・ヘッド、WR…リード・ヘッド幅、W…ライト・ヘッド、WW…ライト・ヘッド幅

Claims (17)

  1. ディスク状記憶媒体にデータを書き込むライト・ヘッドと当該ディスク状記憶媒体に記憶されたデータを読み取るリード・ヘッドとの間の距離であるリード・ライト・オフセットを利用して、当該ディスク状記憶媒体にサーボ情報を書き込むための送りピッチを決定するステップと、
    決定された前記送りピッチに基づいて、前記ライト・ヘッドにより前記ディスク状記憶媒体に前記サーボ情報を書き込むステップと
    を含むサーボ情報の書き込み方法。
  2. 前記送りピッチを決定するステップは、
    前記リード・ライト・オフセットを利用して、前記ライト・ヘッドのライト幅と前記リード・ヘッドのリード幅との相関を求め、
    求められた前記相関に基づいて前記送りピッチを決定すること
    を特徴とする請求項1に記載のサーボ情報の書き込み方法。
  3. 前記送りピッチを決定するステップは、
    前記ライト・ヘッドにより予備書き込みピッチで所定のプロパゲーション・パターンを書き込み、
    前記リード・ヘッドにより前記プロパゲーション・パターンを読み取り、
    読み取られた前記プロパゲーション・パターンに基づいて前記送りピッチを決定すること
    を特徴とする請求項1に記載のサーボ情報の書き込み方法。
  4. 前記送りピッチを決定するステップは、
    第一の予備書き込みピッチで前記ディスク状記憶媒体に第一のプロパゲーション・パターンを書き込むと共に、前記リード・ライト・オフセット間に存在する当該第一のプロパゲーション・パターンの数をカウントし、
    第二の予備書き込みピッチで前記ディスク状記憶媒体に第二のプロパゲーション・パターンを書き込むと共に、前記リード・ライト・オフセット間に存在する当該第二のプロパゲーション・パターンの数をカウントし、
    前記第一のプロパゲーション・パターンのカウント数および前記第二のプロパゲーション・パターンのカウント数を用いて前記送りピッチを決定すること
    を特徴とする請求項3に記載のサーボ情報の書き込み方法。
  5. データを読み取るリード・ヘッドと、
    前記リード・ヘッドによって読み取られるデータを記憶すると共に、当該リード・ヘッドのヘッド幅に応じて、隣接するトラックの間隔であるトラック・ピッチが決定されるディスク状記憶媒体と
    を含むデータ記憶装置。
  6. 前記トラック・ピッチは、サーボ情報が記憶されるサーボ・トラックのピッチであることを特徴とする請求項5に記載のデータ記憶装置。
  7. 前記リード・ヘッドに対して所定距離だけ離間して配置されると共に、前記ディスク状記憶媒体にデータを書き込むライト・ヘッドをさらに備え、
    前記サーボ情報は、前記ライト・ヘッドによって書き込まれることを特徴とする請求項6に記載のデータ記憶装置。
  8. 前記リード・ヘッドは磁気抵抗素子からなり、前記ライト・ヘッドはトランスデューサー誘導素子からなることを特徴とする請求項7に記載のデータ記憶装置。
  9. データを記憶する第一の記憶面と、
    前記第一の記憶面に記憶されたデータを読み取る第一のリード・ヘッドと、
    前記第一の記憶面とは異なる面にてデータを記憶する第二の記憶面と、
    前記第二の記憶面に記憶されたデータを読み取る第二のリード・ヘッドと
    を備え、
    前記第一のリード・ヘッドのヘッド幅に応じ、隣接するトラックの間隔である第一のトラック・ピッチが前記第一の記憶面内にて設定され、
    前記第二のリード・ヘッドのヘッド幅に応じ、隣接するトラックの間隔である第二のトラック・ピッチが前記第二の記憶面内にて設定されること
    を特徴とするデータ記憶装置。
  10. 前記第一の記憶面および前記第二の記憶面が、一枚のディスク状記憶媒体の表裏に形成されることを特徴とする請求項9に記載のデータ記憶装置。
  11. 前記第一のリード・ヘッドのヘッド幅をWR1、前記第二のリード・ヘッドのヘッド幅をWR2、前記第一のトラック・ピッチをTP1、前記第二のトラック・ピッチをTP2、としたとき、
    TP1=αWR1
    TP2=αWR2
    (ただし、αは定数)
    なる関係を有していることを特徴とする請求項9に記載のデータ記憶装置。
  12. 前記第一のリード・ヘッドのヘッド幅をWR1、前記第二のリード・ヘッドのヘッド幅をWR2、前記第一のトラック・ピッチをTP1、前記第二のトラック・ピッチをTP2、としたとき、
    WR1>WR2、且つ、TP1>TP2
    なる関係を有していることを特徴とする請求項9に記載のデータ記憶装置。
  13. 前記第一の記憶面におけるトラック・ピッチは同一であり、前記第二の記憶面におけるトラック・ピッチは同一であることを特徴とする請求項9に記載のデータ記憶装置。
  14. コンピュータに、
    ディスク状記憶媒体にデータを書き込むライト・ヘッドと当該ディスク状記憶媒体に記憶されたデータを読み取るリード・ヘッドとの間の距離であるリード・ライト・オフセットを利用して、当該ディスク状記憶媒体にサーボ情報を書き込むための送りピッチを決定する機能と、
    決定された前記送りピッチに基づいて、前記ライト・ヘッドにより前記ディスク状記憶媒体に前記サーボ情報を書き込む機能と
    を実現させるプログラム。
  15. 前記送りピッチを決定する機能は、
    前記リード・ライト・オフセットを利用して、前記ライト・ヘッドのライト幅と前記リード・ヘッドのリード幅との相関を求め、
    求められた前記相関に基づいて前記送りピッチを決定すること
    を特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  16. 前記送りピッチを決定する機能は、
    前記ライト・ヘッドにより予備書き込みピッチで所定のプロパゲーション・パターンを書き込み、
    前記リード・ヘッドにより前記プロパゲーション・パターンを読み取り、
    読み取られた前記プロパゲーション・パターンに基づいて前記送りピッチを決定すること
    を特徴とする請求項14に記載のプログラム。
  17. 前記送りピッチを決定する機能は、
    第一の予備書き込みピッチで前記ディスク状記憶媒体に第一のプロパゲーション・パターンを書き込むと共に、前記リード・ライト・オフセット間に存在する当該第一のプロパゲーション・パターンの数をカウントし、
    第二の予備書き込みピッチで前記ディスク状記憶媒体に第二のプロパゲーション・パターンを書き込むと共に、前記リード・ライト・オフセット間に存在する当該第二のプロパゲーション・パターンの数をカウントし、
    前記第一のプロパゲーション・パターンのカウント数および前記第二のプロパゲーション・パターンのカウント数を用いて前記送りピッチを決定すること
    を特徴とする請求項14に記載のプログラム。
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