JP2004155844A - 液体燃料汚染物質除去装置及びその除去方法 - Google Patents

液体燃料汚染物質除去装置及びその除去方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、重油、ガソリン、石油等の液体燃料に含まれている硫黄化合物(SO等)等の汚染物質を除去することにより、環境汚染を防止する液体燃料汚染物質除去装置及びその除去方法を提供する。
【解決手段】液体燃料汚染物質除去装置10の原料タンク12は第1排出パイプ16を介して永久磁石棒20,22が設けられたオゾンミキシング装置18に接続されている。オゾンミキシング装置18にはオゾン供給パイプ26を介してオゾン発生装置24が接続されている。オゾンミキシング装置18は第2排出パイプ28を介して永久磁石棒32,34が設けられた反応タンク30に接続されている。反応タンク30は第3排出パイプ36を介して処理済液体燃料タンク38に接続されている。前記第1排出パイプ16と第3排出パイプ36は循環パイプ40を介して連通されている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主にガソリン、重油、石油等の液体燃料に含まれている硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質を除去する液体燃料汚染物質除去装置及びその除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現代社会においてはガソリンや重油等の液体燃料が自動車を始めとする種々の機関や装置等の内燃機関の燃料として膨大な量が世界中で使用されている。
しかし、前記ガソリンや重油等の液体燃料を内燃機関の燃料として使用すると、その結果としてガソリンや重油等の液体燃料に含まれている硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質が大量に大気中に排出される。
これら硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質は大気汚染等をはじめとして環境汚染を引き起こす原因となっており、世界中で前記硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質を減少させる試みが行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実に鑑みなされたものであり、重油、ガソリン、石油等の液体燃料に含まれている硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質を除去することにより、環境汚染を防止する液体燃料汚染物質除去装置及びその除去方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、液体燃料が貯められた原料タンクと、この原料タンクに一端部が接続されて原料タンクの液体燃料を排出する第1排出パイプと、この第1排出パイプの他端部が接続されるオゾンミキシング装置と、このオゾンミキシング装置にオゾンミキシング装置に内設された磁石棒と、オゾンを発生させると共に前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンミキシング装置に一端部が接続されると共に他端部が反応タンクに接続された第2排出パイプと、この反応タンクに内設された磁石棒と、前記反応タンクに一端部が接続されると共に他端部が汚染物質が除去された前記液体燃料を貯める処理済液体燃料タンクに接続された第3排出パイプと、を有してなることを特徴としている。
請求項2の発明は、液体燃料が貯められた原料タンクと、この原料タンクに一端部が接続されて原料タンクの液体燃料を排出する第1排出パイプと、この第1排出パイプの他端部が接続されるオゾンミキシング装置と、このオゾンミキシング装置にオゾンミキシング装置に内設された磁石棒と、オゾンを発生させると共に前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンミキシング装置に一端部が接続されると共に他端部が反応タンクに接続された第2排出パイプと、この反応タンクに内設された磁石棒と、前記反応タンクに一端部が接続されると共に他端部が汚染物質が除去された前記液体燃料を貯める処理済液体燃料タンクに接続される第3排出パイプと、前記第1排出パイプと第3排出パイプを連通して前記反応タンクから排出された液体燃料を前記第1排出パイプに循環させる循環パイプと、を有してなることを特徴としている。
請求項3の発明は、液体燃料が貯められた原料タンクと、この原料タンクに一端部が接続されて原料タンクの液体燃料を排出する第1排出パイプと、この第1排出パイプの他端部が接続されるオゾンミキシング装置と、このオゾンミキシング装置の一端部側と他端部側にオゾンミキシング装置の長手方向に沿って互いに対応対向して内設された複数の磁石棒と、前記オゾンミキシング装置の近傍に設けられると共に前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンミキシング装置に一端部が接続されると共に先端部が反応タンクに接続された第2排出パイプと、この反応タンクの内部の下部と上部に対向して配設された複数の磁石棒と、前記反応タンクに一端部が接続されると共に他端部が処理済液体燃料タンクに接続された第3排出パイプと、前記第1排出パイプの中間部に一端部が接続され前記第3排出パイプの中間部に他端部が接続されて第1排出パイプと第3排出パイプを連通させる循環パイプと、を有してなることを特徴としている。
請求項4の発明は、液体燃料をオゾンミキシング装置に内蔵された磁石棒に当てることにより液体燃料を乱流状態にすると共に静電気を発生させ、前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給して液体燃料にオゾンを溶け込ませると共にオゾンの酸化処理作用により前記液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を分解して液体燃料に含まれている汚染物質を除去することを特徴としている。
請求項5の発明は、液体燃料をオゾンミキシング装置に内蔵された磁石棒に当てることにより液体燃料を乱流状態にすると共に静電気を発生させ、前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給して液体燃料にオゾンを溶け込ませると共にオゾンの酸化処理作用により前記液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を分解して液体燃料に含まれている汚染物質を除去することを繰り返して行うことにより前記液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を除去することを特徴としている。
【0005】
【発明の実施の形態】
図1〜図3には本発明に係る液体燃料汚染物質除去装置10の一実施例が示されている。なお、この実施例では液体燃料の一つであるガソリンからガソリンに含まれている硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質を除去する場合を例にして説明する。
図1に示されるように、この液体燃料汚染物質除去装置10の一端部には原料タンク12が設置されている。この原料タンク12にはガソリン14が貯められている。前記原料タンク12の下部には第1排出パイプ16の一端部16Aが接続され前記原料タンク12に貯められていたガソリン14を原料タンク12から排出できるようになっている。また、この第1排出パイプ16の一端部16Aにはバルブ17が設けられ、第1排出パイプ16を流れるガソリン14の排出量を調節できるようになっている。
前記第1排出パイプ16の他端部16Bは円筒形状のオゾンミキシング装置18に接続され、前記第1排出パイプ16を流れたガソリン14はオゾンミキシング装置18に流れ込むようになっている。
図2に示されるように、このオゾンミキシング装置18は円筒形状に形成されている。このオゾンミキシング装置18の内部の一側部18A側には永久磁石棒20が複数本並んで設けられ、オゾンミキシング装置18の他側部18B側にも永久磁石棒22が複数本並んで設けられている。前記永久磁石棒20と永久磁石棒22とは互いに対向するように設けられ、永久磁石棒20と永久磁石棒22との間には間隔が設けられている。なお、この実施例では前記永久磁石棒20,22は長さ寸法が30cmに形成されている。また、永久磁石棒20は一端部20AがN極とされ他端部20BがS極とされ、永久磁石棒22は一端部22AがN極とされ他端部22BがS極とされている。
従って、前記第1排出パイプ16を流れてオゾンミキシング装置18の内部に入り込んだガソリン14は前記永久磁石棒20,22に当たるため、流れ込んだガソリン14はオゾンミキシング装置18内部で乱流状態となる。
また、勢いよく流れ込んできたガソリン14がオゾンミキシング装置18の内部で前記永久磁石棒20,22に当たることにより静電気が発生するようになっている。
図1に示されるように、前記オゾンミキシング装置18の上方近傍にはオゾン発生装置24が配設されている。この実施例ではこのオゾン発生装置24は高濃度オゾン(オゾン量6PPM/l〜10PPM/l)を発生することができるようになっている。このオゾン発生装置24にはオゾン供給パイプ26の一端部26Aが接続され、他端部26Bは前記オゾンミキシング装置18の中央部に接続されている。
図2に示されるように、前記オゾン供給パイプ26の他端部26Bはオゾンミキシング装置18の中央部に接続されているので、オゾンは永久磁石棒20と永久磁石棒22の中央からオゾンミキシング装置18内に供給されるようになっている。従って、前記オゾン発生装置24で発生した高濃度のオゾンはガソリン14が乱流しているオゾンミキシング装置18に供給されることにより、ガソリン14によりよく溶け込めるようになっている。
図1に示されるように、前記オゾンミキシング装置18には第2排出パイプ28の一端部28Aが接続されガソリン14が排出されるようになっている。この第2排出パイプ28の他端部28Bは円筒形状の反応タンク30の下部30Aに接続されている。
図3に示されるように、この反応タンク30の内部の下部30A側には永久磁石棒32が反応タンク30の上下方向に向かって複数本並んで設けられ、反応タンク30の上部30B側にも永久磁石棒34が複数本並んで設けられている。前記永久磁石棒32と永久磁石棒34とは互いに対向するように設けられ、永久磁石棒32と永久磁石棒34との間には間隔が設けられている。なお、この実施例では前記永久磁石棒32は一端部32AがN極とされ他端部32BがS極とされ、永久磁石棒34は一端部34AがN極とされ他端部34BがS極とされている。
従って、前記第2排出パイプ28を流れて反応タンク30の内部に入り込んだガソリン14は前記永久磁石棒32,34に当たって静電気が発生する。
なお、この反応タンク30は前記ミキシング装置18に比べて面積、容積は大きく形成されているため、反応タンク30に入り込んだガソリンは永久磁石棒32,34に当たってもガソリン14は反応タンク30内部で乱流状態となることなく前記オゾンによる酸化処理作用がマックスとなる。
図1に示されるように、前記反応タンク30の上端面には第3排出パイプ36の一端部36Aが接続されている。この第3排出パイプ36の他端部36Bは硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質が除去された後のガソリン14を貯める処理済液体燃料タンク38に接続されている。また、前記第3排出パイプ36の他端部36Bにはバルブ39が設けられ、処理済液体燃料タンク38に入り込むガソリン14の供給や供給量を調節できるようになっている。
前記第1排出パイプ16の中間部には循環パイプ40の一端部40Aが接続され、第3排出パイプ36の中間部は還流パイプ40の他端部40Bが接続されている。従って、第1排出パイプ16と第3排出パイプ36は循環パイプ40によって連通されている。
また、循環パイプ40の一端部40Aにはポンプ42が設けられ、循環パイプ40に流れ込んだガソリン14を強制的に循環させることができるようになっている。
【0006】
次に、前記液体燃料汚染物質除去装置10を用いてガソリン14からガソリン14に含まれている硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質を除去する方法について説明する。
前記原料タンク12に貯められているガソリン14を第1排出パイプ16を介してオゾンミキシング装置18に供給する。
このオゾンミキシング装置18に入り込んだガソリン14はオゾンミキシング装置18に内設されている複数の永久磁石棒20,22に当たるため、流れ込んだガソリン14はオゾンミキシング装置18内部で乱流状態となる。また、勢いよく流れ込んできたガソリン14が前記永久磁石棒20,22に当たることにより静電気が発生する。なお、この時静電気が発生してもガソリン14の温度は高くならないので発火等のおそれはない。
前記オゾンミキシング装置18にはオゾン発生装置24で発生した高濃度オゾン(オゾン量6PPM/l〜10PPM/l)がオゾン供給パイプ26を介して供給される。
従って、このオゾンはガソリン14が乱流しているオゾンミキシング装置18に供給されることにより、ガソリン14によりよく溶け込む。
また、ガソリン14に含まれている硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質は供給された高濃度のオゾンの酸化処理作用により分解されて除去される。
そして、前記ガソリン14は第2排出パイプ28を通過して反応タンク30に入り込んで反応タンク30に内設されている永久磁石棒32,34に当たることにより静電気が発生するが、反応タンク30の面積に比べて永久磁石棒32,34は間隔を置いて配設されているため、流れ込んだガソリン14は反応タンク30内部で乱流状態となることなく前記オゾンによる酸化処理作用がマックスになる。
そして、前記反応タンク30から第3排出パイプ36に排出されたガソリン14は循環パイプ40によって前記第1排出パイプ16に循環され、第1排出パイプ16に循環されたガソリン14はオゾンミキシング装置18、第2排出パイプ28、反応タンク30、第3排出パイプ36と循環する。
従って、前記ガソリン14を複数回循環させることにより、ガソリン14に含まれている硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質を徐々に除去することができる。
そして、前記循環されているガソリン14から硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質の多くが除去されたと測定判断すると、前記バルブ39を開放してガソリン14を処理済液体燃料タンク38に導いて貯める。
従って、処理済液体燃料タンク38に貯められたガソリン14には硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質等のがほとんど含まれていないので、このガソリン14を内燃機関等の燃料に使用しても硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質はほとんど排出されず、大気汚染を防いで環境汚染の防止に大きく貢献することができる。
【0007】
なお、実施例では液体燃料としてガソリン14を示したが、液体燃料はガソリンに限定されるものでなく、硫黄化合物(SO等),窒素化合物(NOx等),二酸化炭素(CO)等の汚染物質を含んでいる液体燃料であれば重油、石油や植物油等をはじめとする他の液体燃料及び液体でもよいことは勿論である。
また、実施例ではオゾンミキシング装置18に複数の永久磁石棒20,22を配設すると共に反応タンク30にも複数の永久磁石棒32,34を配設した例を示したが、前記永久磁石棒20,22,32,34の大きさや本数は限定されないことは勿論である。
【0008】
【発明の効果】
本発明の液体燃料汚染物質除去装置は、ガソリン等の液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を除去することができるので、大気に排出される汚染物質を著しく抑えることができ環境汚染を改善することができるという優れた効果を有する。
本発明の液体燃料汚染物質除去方法は、ガソリン等の液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を除去することができるので、大気に排出される汚染物質を著しく抑えることができ環境汚染を改善することができるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の液体燃料汚染物質除去装置の概略全体図である。
【図2】実施例の液体燃料汚染物質除去装置のオゾンミキシング装置の拡大概略縦断面図である。
【図3】実施例の液体燃料汚染物質除去装置の反応タンクの拡大概略縦断面図である。
【符号の説明】
10 液体燃料汚染物質除去装置
12 原料タンク
14 ガソリン
16 第1排出パイプ
18 オゾンミキシング装置
20 永久磁石棒
22 永久磁石棒
24 オゾン発生装置
26 オゾン供給パイプ
28 第2排出パイプ
30 反応タンク
32 永久磁石棒
34 永久磁石棒
36 第3排出パイプ
38 処理済液体燃料タンク
40 循環パイプ

Claims (5)

  1. 液体燃料が貯められた原料タンクと、この原料タンクに一端部が接続されて原料タンクの液体燃料を排出する第1排出パイプと、この第1排出パイプの他端部が接続されるオゾンミキシング装置と、このオゾンミキシング装置にオゾンミキシング装置に内設された磁石棒と、オゾンを発生させると共に前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンミキシング装置に一端部が接続されると共に他端部が反応タンクに接続された第2排出パイプと、この反応タンクに内設された磁石棒と、前記反応タンクに一端部が接続されると共に他端部が汚染物質が除去された前記液体燃料を貯める処理済液体燃料タンクに接続された第3排出パイプと、を有してなることを特徴とする液体燃料汚染物質除去装置。
  2. 液体燃料が貯められた原料タンクと、この原料タンクに一端部が接続されて原料タンクの液体燃料を排出する第1排出パイプと、この第1排出パイプの他端部が接続されるオゾンミキシング装置と、このオゾンミキシング装置にオゾンミキシング装置に内設された磁石棒と、オゾンを発生させると共に前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンミキシング装置に一端部が接続されると共に他端部が反応タンクに接続された第2排出パイプと、この反応タンクに内設された磁石棒と、前記反応タンクに一端部が接続されると共に他端部が汚染物質が除去された前記液体燃料を貯める処理済液体燃料タンクに接続される第3排出パイプと、前記第1排出パイプと第3排出パイプを連通して前記反応タンクから排出された液体燃料を前記第1排出パイプに循環させる循環パイプと、を有してなることを特徴とする液体燃料汚染物質除去装置。
  3. 液体燃料が貯められた原料タンクと、この原料タンクに一端部が接続されて原料タンクの液体燃料を排出する第1排出パイプと、この第1排出パイプの他端部が接続されるオゾンミキシング装置と、このオゾンミキシング装置の一端部側と他端部側にオゾンミキシング装置の長手方向に沿って互いに対応対向して内設された複数の磁石棒と、前記オゾンミキシング装置の近傍に設けられると共に前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給するオゾン発生装置と、前記オゾンミキシング装置に一端部が接続されると共に先端部が反応タンクに接続された第2排出パイプと、この反応タンクの内部の下部と上部に対向して配設された複数の磁石棒と、前記反応タンクに一端部が接続されると共に他端部が処理済液体燃料タンクに接続された第3排出パイプと、前記第1排出パイプの中間部に一端部が接続され前記第3排出パイプの中間部に他端部が接続されて第1排出パイプと第3排出パイプを連通させる循環パイプと、を有してなることを特徴とする液体燃料汚染物質除去装置。
  4. 液体燃料をオゾンミキシング装置に内蔵された磁石棒に当てることにより液体燃料を乱流状態にすると共に静電気を発生させ、前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給して液体燃料にオゾンを溶け込ませると共にオゾンの酸化処理作用により前記液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を分解して液体燃料に含まれている汚染物質を除去することを特徴とする液体燃料汚染物質除去方法。
  5. 液体燃料をオゾンミキシング装置に内蔵された磁石棒に当てることにより液体燃料を乱流状態にすると共に静電気を発生させ、前記オゾンミキシング装置にオゾンを供給して液体燃料にオゾンを溶け込ませると共にオゾンの酸化処理作用により前記液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を分解して液体燃料に含まれている汚染物質を除去することを繰り返して行うことにより前記液体燃料に含まれている硫黄化合物等の汚染物質を除去することを特徴とする液体燃料汚染物質除去方法。
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