JP2004155385A - 車両用表示器の角度制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】面倒な調整を行うことなく車両用表示器を見やすい角度に確実に調整することができる車両用表示器の角度制御装置を提供する。
【解決手段】ハンドルにはマイクロホン8が設けられ、ダッシュボード4の両端には第1、第2スピーカー5,6が配置されている。車室内の人がコマンド音声に続いて任意の音声を発すると、その音声をマイクロホン8及び第1、第2スピーカー5,6が受音する。位置特定回路11は、マイクロホン8及び第1、第2スピーカー5,6からの音声信号に基づいて音声発生源の位置を特定し、その位置を示す発生位置情報を表示装置14に出力する。表示装置14の角度制御回路15は、発生位置情報に基づいて表示器3を音声発生源の方向を向くように角度調整する。これにより、音声を発した人は、表示器3を適切に見ることができるようになる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車室内に設けられた車両用表示器の角度を自動的に調整する角度制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用表示器として、カーナビゲーションによる地図、テレビ画面、DVDの再生画像などを表示するものが提供されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、この種の表示器は、運転席から見やすい位置に固定的に設けられており、助手席や後部座席からは見難いのが通常である。
一方、車両用表示器として、表示器の角度を手動で調節できるものが提供されているものの、表示器の角度を一々調整するのは不便である。特に、後部座席の人が表示器の角度を調整しようとすると、腕を前方に大きく伸ばす必要があり、極めて面倒であると共に、角度の調整を確実に行うことは困難である。
【0004】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、面倒な調整を行うことなく車両用表示器を見やすい角度に確実に調整することができる車両用表示器の角度制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明によれば、車室内の人が音声を発すると、音声入力手段が音声を入力する。ここで、音声入力手段は複数設けられているので、位置特定手段は、音声入力手段が入力した音声のレベルに基づいて音声発生源の位置を特定することができる。そして、角度制御手段は、位置特定手段が特定した音声発生源の方向を向くように表示器の角度を調整するので、音声を発した人は、表示器を正面から見ることができるようになる。
【0006】
請求項2及び3の発明によれば、車室内における人の会話に反応して表示器の角度が不用意に変化してしまうことを防止できる。
【0007】
請求項4の発明によれば、音声入力手段として車室内に予め設けられているスピーカーを用いるようにしたので、新規に設ける音声入力手段を省略することができ、コストを低減することができる。
【0008】
請求項5の発明によれば、スピーカーが他のスピーカーから発せられた音を受音した場合であっても、人が発した音声を確実に判断することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をカーナビゲーション装置に適用した一実施の形態を図面に基づいて説明する。
図2は車室内を概略的に示す平面図である。この図2において、運転席1と助手席2との間の図示しないインストルメントパネルには表示器3が配置されている。この表示器3は、図示しないモータによりドアミラーのように垂直角度及び水平角度が調整可能に構成されている。
車室内のダッシュボード4の両端には音声入力手段として機能する第1スピーカー5及び第2スピーカー6が配置されている。また、ハンドル7には音声入力手段としてのマイクロホン8が配置されている。
【0010】
尚、本発明を実施する上では、音声入力手段は少なくとも3個設けるのが望ましく、スピーカーが3個以上ある場合は、マイクロホンを省略することができる。また、スピーカーとしては、前席ドア或いは後席ドアの側面に設けられているものを用いるようにしてもよい。さらに、マイクロホンはハンドルに設ける必要はなく、ダッシュボード4或いは表示器3の何れに設けるようにしてもよい。この場合、マイクロホンが配置される高さ位置をスピーカーと異ならせるのが望ましい。これは、後述するように音声発生源の位置を3次元的に特定可能とするためである。
【0011】
図1は全体構成を概略的に示すブロック図である。この図1において、音声制御装置9は、音声出力回路10と位置特定回路(位置特定手段に相当)11とから構成されている。音声出力回路10は、オーディオ12或いはカーナビゲーション13からの音声信号を増幅して第1,第2スピーカー5,6から出力する。
音声出力回路10は、増幅した音声信号をスピーカーに出力するもので、スピーカーからは音楽或いは音声案内が発せられる。
【0012】
位置特定回路11は、音声出力回路10からの音声信号を直接入力すると共に、第1,第2スピーカー5,6からのフィードバック信号を入力するようになっている。この場合、第1,第2スピーカー5,6からのフィードバック信号には、音声出力回路10から各スピーカー5,6に対して出力された音声信号に加えて各スピーカー5,6が受音した音声に応じた音声信号が加算したものである。従って、第1,第2スピーカー5,6からのフィードバック信号と音声出力回路10からの音声信号との差分を求めることにより、各スピーカー5,6が受音した音声を抽出することができる。
【0013】
ここで、位置特定回路11は、マイクロホン8及び第1,第2スピーカー5,6からの音声信号の時間ずれに基づいて音声発生源の位置、つまり人の顔の位置を3次元的に判断し、判断した位置を発生位置情報として表示装置14に出力する。
【0014】
表示装置14は表示器3及び角度制御回路15からなる。角度制御回路15は、後述するように音声制御装置9から与えられる発声位置情報に基づいて図示しないモータを制御することにより表示器3の垂直角度及び水平角度を調整するようになっている。
【0015】
次に上記構成の作用について説明する。
車両に乗車している人のうち表示器3の角度が適切でないことにより見にくい人は、例えば「角度調整」というコマンド音声を発してから、任意の音声を発する。これらのコマンド音声及び任意の音声は、ハンドル7に設置されているマイクロホン8に加えてダッシュボード4に設置されている第1,第2スピーカー5,6で受音されて電気信号に変換される。この場合、第1,第2スピーカー5,6は、音声出力手段として機能するのに加えて音声入力手段としても機能することになる。
【0016】
図3は、上記音声制御装置9及び表示装置14の動作を示すフローチャートである。この図3において、音声制御装置9は、コマンド音声を受音したときは(S1:YES)、マイクロホン8からの音声信号から第1,第2スピーカー5,6に出力した信号との差分をとり、その差分を車室内音声xとして抽出する(S1)。つまり、マイクロホン8が受音する音は、車外からの騒音を無視すると、車室内の人が発した音声と第1,第2スピーカー5,6からの音声とが重ね合わさった音声であることから、マイクロホン8からの音声信号から各スピーカー5,6に出力した信号との差分をとることにより、人が発した音声を抽出することができる。
尚、音声入力手段としてのスピーカーが3個以上設けられている場合には、マイクロホン8からの音声信号から全てのスピーカーに対する出力信号を差引く必要がある。
【0017】
続いて、音声出力回路10から第1スピーカー5に出力した信号と当該第1スピーカー5のフィードバック信号とを比較して差分(第1スピーカー5のフィードバック信号―第1スピーカー5に出力した信号)をとり、さらに第2スピーカー6に出力している音声信号を差し引きし(第1スピーカー5のフィードバック信号―第1スピーカー5に対する出力信号―第2スピーカー6に対する出力信号)、車室内音声yとして抽出する(S3)。つまり、第1スピーカー5が受音する音は、車室内の人が発した音声と第2スピーカー6からの音声とが重ね合わさった音声であることから、第1スピーカー5からの音声信号から第2スピーカー6に出力した信号との差分をとることにより、人が発した音声を抽出することができる。
尚、スピーカーが3個以上設けられている場合には、他の全てのスピーカーに対する出力信号を差引く必要がある。
【0018】
続いて、音声出力回路10から第2スピーカー6に出力した信号と当該第2スピーカー6のフィードバック信号とを比較して差分をとり、さらに第1スピーカー5に出力している音声信号を差し引きし、車室内音声zとして抽出する。
以上のようにして車室内音声x,y,zを獲得したときは、車室内音声x,y,zの各音声レベルを比較し、その比率から音声発生源の位置を特定する(S3)。つまり、音声レベルは、音声発生源とマイクロホン8及び第1,第2スピーカー5,6との距離に反比例する関係にあるから、音声レベルに基づいて音声発生源の位置を特定することができるのである。
尚、マイクロホン8及び第1,第2スピーカー5,6の性能は個々に異なることから、マイクロホン8及び第1,第2スピーカー5,6毎に実際に受音した音声レベルを補正し、その補正した音声レベルを比較するようになっている。
【0019】
続いて、表示装置14は、表示器3が上述のように特定した音声発生源の方向に向くようにその角度を自動調整する(S6)。
以上のような動作の結果、音声を発した人の顔の方向へ表示器3が向くようになり、音声を発した人は、表示器3を正面から見ることができるようになる。
【0020】
このような実施の形態によれば、音声制御装置9は、車室内の人が音声を発したときは、音声発生源の位置を特定すると共に、表示装置14は、音声制御装置9が特定した音声発生源の方向を向くように表示器3の角度を調整するようにしたので、表示器の角度を手で調整する構成に比較して、車両に乗車している人は表示器3の角度を座ったままで自動的に調整することができる。
しかも、コマンド音声に続く任意の音声レベルに基づいて音声発生源の位置を特定するようにしたので、人の会話に反応して表示器3の角度が不用意に変化してしまうことを防止できる。
【0021】
本発明は、上記実施に形態に限定されるものではなく、次のように、変形または拡張できる。
コマンド音声に続く任意の音声レベルに代えて、コマンド音声自体のレベルに基づいて音声発生源の位置を特定するようにしてもよい。
二人乗りの車両の場合は、水平方向に2個の音声入力手段を設けるようにしてもよい。この場合、水平方向における音声発生源の位置は特定できるものの、高さ方向の位置は特定できないことから、音声入力手段は少なくとも3個設けるのが望ましい。
表示装置14に角度制御手段と位置特定手段の機能を持たせるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における全体構成を概略的に示すブロック図
【図2】車室内を示す平面図
【図3】全体の動作を示すフローチャート
【符号の説明】
3は表示器、5は第1スピーカー(音声入力手段)、6は第2スピーカー(音声入力手段)、8はマイクロホン(音声入力手段)、11は位置特定回路(位置特定手段)、15は角度制御回路(角度制御手段)である。

Claims (5)

  1. 表示器と、
    この表示器の角度を調整する角度制御手段と、
    車室内の人が発した音声を入力する複数の音声入力手段と、
    これらの音声入力手段が受音した音声レベルに基づいて音声発生源の位置を特定する位置特定手段とを備え、
    前記角度制御手段は、前記位置特定手段が特定した音声発生源の方向を向くように前記表示器の角度を調整することを特徴とする車両用表示器の角度制御装置。
  2. 前記位置特定手段は、前記音声入力手段が入力した特定のコマンド音声に続く音声のレベルに基づいて音声発生源の位置を特定することを特徴とする請求項1記載の車両用表示器の角度制御装置。
  3. 前記位置特定手段は、前記音声入力手段が入力した特定のコマンド音声のレベルに基づいて音声発生源の位置を特定することを特徴とする請求項1記載の車両用表示器の角度制御装置
  4. 前記音声入力手段は車室内に予め設けられているスピーカーであることを特徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の車両用表示器の角度制御装置。
  5. 前記角度制御手段は、前記全てのスピーカーに対する出力信号と前記各スピーカーからのフィードバック信号との差分に基づいて各スピーカーが受音した音声を判断することを特徴とする請求項4記載の車両用表示器の角度制御装置。
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