JP2004153728A - 記録装置および記録方法ならびにプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】記録部の全記録容量に対応する全記録時間を円全体で表し、記録済容量に対応する記録済時間を表す記録済み領域G1Aと、上書き型毎日/毎週予約記録に対応する上書き型毎日/毎週予約記録時間を表す上書き記録領域G1Bと、上書き型毎日/毎週予約記録容量を除く予約記録容量に対応する記録時間を表す予約確保領域G1Cと、全記録容量から記録済容量と予約記録容量とを減算した残り記録容量に対応する記録可能時間を表す空き領域G1Dとを含む記録状態を図表示する。
【選択図】 図15
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば動画像などのコンテンツを記録する記録装置および記録方法ならびにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
動画像を記録する記録装置の第1の従来技術として、予約される動画像を記録する時間および記録媒体の残り記録時間を文字で表示するタイマ予約装置がある(たとえば特許文献1参照)。
【0003】
また第2の従来技術として、記録媒体の残り記録容量に基づいて、動画像を記録するときの記録モードの切換えを行う録画装置がある(たとえば特許文献2参照)。
【0004】
また第3の従来技術として、既に記録媒体に記録されている動画像の記録時間と、前記動画像の記録容量とに基づいて、記録媒体の残り記録時間を求めて図表示する画像記録装置がある(たとえば特許文献3参照)。
【0005】
また第4の従来技術として、記録媒体の残り記録容量と、予約される動画像が記録されるときの記録媒体における記憶容量とを比較して、予約される動画像が記録媒体に記録できるか否かを判断して、記録できないと判断した場合には利用者に警告する記録装置がある(たとえば特許文献4参照)。
【0006】
また第5の従来技術として、動画像の最大ビットレートおよび最小ビットレートに基づいて、記録媒体の残り記録時間の最小値および最大値を求めて表示する記録再生装置がある(たとえば特許文献5参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開平2−128348号公報
【特許文献2】
特開平8−65616号公報
【特許文献3】
特開平10−172269号公報
【特許文献4】
特開2002−33982号公報
【特許文献5】
特開2002−133779号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
前述の第1、第2、第3および第5の従来技術では、記録媒体に既に記録されている動画像の記録済容量などに基づいて、記録媒体の残り記録容量または前記残り記録容量に対応する残り記録時間を求めて、前記残り記録容量または前記残り記録時間を表示したり、記録モードを切換えたりする。また前述の第4の従来技術では、利用者が動画像の記録を予約すると、前記予約される動画像が記録媒体に記録できるか否かを判断して警告する。
【0009】
しかしこれらの従来技術では、既に動画像の記録が予約されている状態で、利用者が予約の追加をする場合、利用者は、既に予約されている動画像が記録媒体に記録されたときの当該動画像の記録時間、およびそのときに記録することが可能な動画像の記録時間である記録可能時間を、予約の追加をする前に確認することができない。これによって追加して予約される動画像が、最後まで記録されない危険性がある。また利用者は、既に予約されている動画像が記録媒体に記録されたときの記録可能時間を確認できないので、たとえば記録可能時間で記録可能な動画像を選んで予約することができない。
【0010】
したがって本発明の目的は、少なくとも、全記録容量から、コンテンツが既に記録されている記録済容量、および予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量を減算した残り記録容量に対応する記録可能時間を含む記録状態を図表示するための表示データを生成することができる記録装置および記録方法ならびにプログラムを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、経時的に変化するコンテンツを、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供する提供元からのコンテンツを取得する取得手段と、
取得したコンテンツを記録する記録手段と、
前記提供予定を表す提供予定情報に基づいて、コンテンツの記録を予約する記録予約に従って、前記予約されるコンテンツを記録するように記録手段を制御する制御手段と、
記録手段の全記録容量と、コンテンツが既に記録されている記録済容量と、予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量と、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量と、に基づいて、全記録容量に対応する全記録時間と、記録済容量に対応する記録済時間と、予約記録容量に対応する予約記録時間と、前記残り記録容量に対応する記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データを生成するデータ生成手段とを備えることを特徴とする記録装置である。
【0012】
本発明に従えば、データ生成手段によって、記録手段の全記録容量と、コンテンツが既に記録されている記録済容量と、予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量と、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量と、に基づいて、全記録容量に対応する全記録時間と、記録済容量に対応する記録済時間と、予約記録容量に対応する予約記録時間と、前記残り記録容量に対応する記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データが生成される。表示装置を記録装置に接続して、生成された表示データを表示装置に与えることによって、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含む記録状態を図表示して、利用者に記録状態を報知することができる。また時間で表すことによって、記録手段の記録容量で表示する場合に比べて、利用者は容易に確認することができる。
【0013】
記録手段の全記録時間から、コンテンツが既に記録されている記録済時間を減算した時間を表示するような従来技術では、利用者が、さらにコンテンツの記録の予約をしようとする場合に、既に予約されているコンテンツが記録されたときに、後どのくらいの時間記録可能なのかを確認することができない。本発明では、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量に対応する記録可能時間が表示されるので、利用者は、表示される記録状態を見ることで、記録可能時間、すなわち従来技術では確認できなかった既に予約されているコンテンツが記録されたときに記録することができる時間を確認することができる。したがって利用者は、記録可能時間を確認することで、さらに予約しようとするコンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。
【0014】
また図表示される記録状態は、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含むので、利用者は、記録手段の全記録時間における、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、記録済時間および予約記録時間を確認して、既に記録されているコンテンツを削除したり、予約を取消したりして、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度を高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0015】
また本発明は、提供予定情報は、各提供時間枠で提供されるコンテンツに関連するキーワードを含むインデックスをさらに有し、
記録予約は、
利用者がコンテンツを指定して予約する手動予約と、
特定の提供時間枠を繰返して予約する繰返し予約と、
予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約するキーワード予約と、
利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約するおすすめ予約とを含み、
データ生成手段は、予約記録時間を、手動予約と、繰返し予約と、キーワード予約と、おすすめ予約とを分類して記録状態を図表示するための表示データを生成することを特徴とする。
【0016】
本発明に従えば、データ生成手段によって、予約記録時間を、手動予約と、繰返し予約と、キーワード予約と、おすすめ予約とを分類して記録状態を図表示するための表示データが生成される。このように記録状態において、予約記録時間は、手動予約と、繰返し予約と、キーワード予約と、おすすめ予約とに分類されるので、利用者は、予約記録時間における、各予約の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、予約記録時間における各予約の割合を確認して、取消したい予約を判断し、その予約を取消して、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度をさらに高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0017】
また本発明は、データ生成手段は、予め定める一定期間先までの記録予約に基づいて、記録状態を図表示するための表示データを生成することを特徴とする。
【0018】
本発明に従えば、データ生成手段によって、予め定める一定期間先までの記録予約に基づいて、記録状態を図表示するための表示データが生成される。たとえば特定の提供時間枠を繰返して予約する繰返し予約が記録予約に含まれる場合、前記繰返し予約される全てのコンテンツの記録時間が総和されて、予約記録時間が非常に長くなって、記録可能時間が不足する場合があり得る。したがって、記録状態を、予め定める一定期間先までの記録予約に基づくことで、繰返し予約によって予約記録時間が不足することを防止することができる。
【0019】
また本発明は、データ生成手段は、さらに記録可能時間を文字で表示するための表示データを生成することを特徴とする。
【0020】
本発明に従えば、データ生成手段によって、記録可能時間を文字で表示するための表示データが生成されるので、利用者は、たとえば分単位および秒単位の詳細な記録可能時間を確認することができる。
【0021】
また本発明は、制御手段は、記録手段に記録されてから予め定める自動削除時間放置されたコンテンツを自動削除するように記録手段を制御し、
データ生成手段は、記録済時間に関して、記録されてから視聴されたコンテンツの記録容量に対応する視聴済時間と、記録されてから放置されているコンテンツの記録容量に対応する自動削除予定時間とを分類して図表示するための表示データを生成することを特徴とする。
【0022】
本発明に従えば、記録手段は、制御手段によって、記録手段に記録されてから予め定める自動削除時間の間放置されたコンテンツを自動削除するように制御される。これによって利用者が視聴しないで放置している記録手段に記録されているコンテンツが増加して、このようなコンテンツによって記録手段の残り記録容量がなくなってしまうことを防止することができる。
【0023】
またデータ生成手段によって、記録済時間に関して、記録されてから視聴されたコンテンツの記録容量に対応する視聴済時間と、記録されてから放置されているコンテンツの記録容量に対応する自動削除予定時間とを分類して図表示するための表示データが生成される。これによって利用者は、自動削除時間後に提供されるコンテンツを予約したい場合、記録可能時間だけでなく自動削除予定時間をも確認して、当該コンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。
【0024】
また本発明は、データ生成手段は、記録状態を図表示するときに表示データを生成することを特徴とする。
【0025】
本発明に従えば、表示データは、記録状態を図表示するときに生成されるので、利用者に正確な記録状態を報知することができる。
【0026】
また本発明は、データ生成手段は、記録状態が変化するときに表示データを生成することを特徴とする。
【0027】
本発明に従えば、表示データは、記録状態が変化するときに生成されるので、利用者に正確な記録状態を報知することができる。
【0028】
また本発明は、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供され、経時的に変化するコンテンツを、前記提供予定を表す提供予定情報およびコンテンツの記録を予約する記録予約に基づいて取得し、記録手段に記録するにあたって、
記録手段の全記録容量と、コンテンツが既に記録されている記録済容量と、予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量と、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量と、に基づいて、全記録容量に対応する全記録時間と、記録済容量に対応する記録済時間と、予約記録容量に対応する予約記録時間と、前記残り記録容量に対応する記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データを生成するデータ生成工程を備えることを特徴とする記録方法である。
【0029】
本発明に従えば、データ生成工程で、記録手段の全記録容量と、コンテンツが既に記録されている記録済容量と、予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量と、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量と、に基づいて、全記録容量に対応する全記録時間と、記録済容量に対応する記録済時間と、予約記録容量に対応する予約記録時間と、前記残り記録容量に対応する記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データが生成される。生成された表示データを表示装置に与えることによって、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含む記録状態を図表示して、利用者に記録状態を報知することができる。また時間で表すことによって、記録手段の記録容量で表示する場合に比べて、利用者は容易に確認することができる。
【0030】
記録手段の全記録時間から、コンテンツが既に記録されている記録済時間を減算した時間を表示するような従来技術では、利用者が、さらにコンテンツの記録の予約をしようとする場合に、既に予約されているコンテンツが記録されたときに、後どのくらいの時間記録可能なのかを確認することができない。本発明では、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量に対応する記録可能時間が表示されるので、利用者は、表示される記録状態を見ることで、記録可能時間、すなわち従来技術では確認できなかった既に予約されているコンテンツが記録されたときに記録することができる時間を確認することができる。したがって利用者は、記録可能時間を確認することで、さらに予約しようとするコンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。
【0031】
また図表示される記録状態は、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含むので、利用者は、記録手段の全記録時間における、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、記録済時間および予約記録時間を確認して、既に記録されているコンテンツを削除したり、予約を取消したりして、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度を高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0032】
また本発明は、前記記録方法を、コンピュータに実行させるためのプログラムである。
【0033】
本発明に従えば、コンピュータを用いて、前述のような利用者の意思に応じた予約を可能にする記録状態の表示を実現することができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施の一形態の画像記録再生装置1の構成を示すブロック図である。画像記録再生装置1は、たとえば動画像および音声が含まれる動画像などの経時的に変化するコンテンツを、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供する複数の放送局20からのコンテンツを取得し、取得したコンテンツを、画像記録再生装置1に接続される表示装置21に表示させる。また画像記録再生装置1は、取得したコンテンツを記録し、記録されたコンテンツを再生して表示装置21に表示させる。画像記録再生装置1は、画像入出力部2、オンスクリーンディスプレイ生成部3、記録部4、プログラムメモリ5、データメモリ6、指示入力部7、計時部8、通信部9、メモリカード接続部10および中央制御部11を含んで構成される。
【0035】
画像入出力部2は、アナログテレビチューナ2a、ADコンバータ2b、MPEG2エンコーダ2c、MPEG2デコーダ2dおよびDAコンバータ2eを備える。画像入出力部2には、放送局20からのアナログテレビジョン放送電波を受信するためのアンテナ2fが接続される。また画像入出力部2には、たとえばテレビジョン受像装置などで実現される表示装置21および図示しないアナログ方式のビデオテープレコーダ(Video Tape Recorder ;略称:VTR)などに接続可能なアナログ画像出力端子およびアナログ音声出力端子ならびにアナログ画像入力端子およびアナログ音声入力端子が備えられる。以後これらの入力端子および出力端子をまとめて、アナログ入出力端子と表記することがある。
【0036】
各放送局20からのコンテンツは、各放送局20に割り振られたチャンネルに対応する搬送波周波数のアナログテレビジョン放送電波によって提供され、アナログテレビチューナ2aは、選局される放送局20からのアナログテレビジョン放送電波、換言すれば選択されるチャンネルに対応する搬送波周波数のアナログテレビジョン放送電波を、アンテナ2fを介して受信して増幅する。さらにアナログテレビチューナ2aは、受信したアナログテレビジョン放送電波に含まれ、コンテンツを表すアナログコンテンツ信号を抽出する検波を行う。前記アナログテレビチューナ2aによって検波されたアナログコンテンツ信号は、ADコンバータ2aおよびアナログ入出力端子に接続される表示装置21およびVTRに与えられてもよい。コンテンツは、アナログテレビチューナ2aによって、アナログデータとして取得される。
【0037】
ADコンバータ2bは、アナログコンテンツ信号をデジタルコンテンツ信号に変換するアナログ・デジタル(Analog to Digital ;略称:AD)変換を行う。前記アナログコンテンツ信号は、アナログテレビチューナ2aおよびアナログ入出力端子に接続されるVTRから与えられてもよい。前記デジタルコンテンツ信号は、MPEG2エンコーダ2cおよび中央制御部11に与える。コンテンツは、このADコンバータ2bでAD変換されてデジタルデータ化される。
【0038】
MPEG2エンコーダ2cは、MPEG2規格に基づいて、デジタルコンテンツ信号を符号化して、符号化コンテンツ信号を生成する。前記デジタルコンテンツ信号は、ADコンバータ2bから与えられてもよい。前記符号化コンテンツ信号は、中央制御部11を介して、記録部4、通信部9およびメモリカード接続部10に与えられてもよい。コンテンツは、このMPEG2エンコーダ2cで符号化される。
【0039】
MPEG2デコーダ2dは、MPEG2規格で符号化される符号化コンテンツ信号を復号化して、デジタルコンテンツ信号を生成する。前記符号化コンテンツ信号は、記録部4、通信部9およびメモリカード接続部10から与えられてもよい。前記デジタルコンテンツ信号は、DAコンバータ2eに与えられてもよい。コンテンツは、このMPEG2デコーダ2dで複合化され、デジタルデータ化される。
【0040】
DAコンバータ2eは、デジタルコンテンツ信号をアナログコンテンツ信号に変換するデジタル・アナログ(Digital to Analog ;略称:DA)変換を行う。前記デジタルコンテンツ信号は、MPEG2デコーダ2dから与えられてもよい。前記アナログコンテンツ信号は、アナログ入出力端子に接続される表示装置21およびVTRに与えられてもよい。コンテンツは、このDAコンバータ2aでDA変換されてアナログデータ化される。
【0041】
表示装置21は、画像記録装置1からアナログコンテンツ信号によってコンテンツが与えられ、コンテンツである動画像を表示したり、音声を出力したりする。
【0042】
画像入出力部2は、アンテナ2fを介して受信される、放送局20からのデジタルテレビジョン放送電波に含まれ、コンテンツを表すデジタルコンテンツ信号を抽出する検波を行うデジタルテレビチューナを、さらに備えるようにしてもよい。この場合、デジタルコンテンツ信号は、MPEG2規格に基づいて符号化される符号化コンテンツ信号である。前記符号化コンテンツ信号は、MPEG2デコーダ2dに与えられたり、中央制御部11を介して記録部4に与えられるようにしてもよい。このようにデジタルデータとしてコンテンツを取得するようにしてもよい。
【0043】
また画像入出力部2は、たとえばデジタル方式でコンテンツを記録可能なハードディスクレコーダ(Hard Disk Recorder)、パーソナルビデオレコーダ(Personal Video Recorder ;略称:PVR)およびDVD(Digital Versatile Disk)レコーダなどに接続可能なデジタル画像入出力端子およびデジタル音声入出力端子(以後これらの端子をまとめて「デジタル入出力端子」と表記することがある。)を備えるようにしてもよい。この場合、コンテンツは、デジタルコンテンツ信号によって、デジタル入出力端子に接続されるデジタル方式のビデオレコーダに与えられてもよい。
【0044】
オンスクリーンディスプレイ(On−Screen Display ;略称:OSD)生成部3は、中央制御部11によって制御され、画像入出力部2から表示装置21に出力されるアナログデータ形式のコンテンツに合成して、表示装置21に表示させるための合成データを生成する。
【0045】
記録部4は、たとえばハードディスクドライブ(Hard Disk Drive ;略称:HDD)などの固定型の磁気記録媒体用いた手段およびデジタル多機能ディスク(Digital Versatile Disk;略称:DVD)などの着脱可能な光記録媒体を用いた手段によって実現される。記録部4は、画像データ記録部4aおよびインデックスデータ記録部4bを有する。画像データ記録部4aには、符号化されたコンテンツが記録される。前記符号化されたコンテンツは、画像入出力部2およびメモリカード接続部10から与えられてもよい。インデックスデータ記録部4bには、前記符号化されたコンテンツの、記録部4における記録アドレス、記録日時、チャンネルおよび符号化ビットレートなどの記録情報、ならびにコンテンツのタイトルなどを含むインデックスが記録される。記録部4は、後述する中央制御部11によって制御される。
【0046】
指示入力部7は、キーボードおよびリモートコントローラ(略称:リモコン)22からのリモコン信号を受信するリモコン受信部などで実現される。指示入力部7は、利用者の入力操作によって、各種入力指令が入力される。
【0047】
プログラムメモリ5は、たとえばEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory )およびフラッシュメモリ(flash memory)などの書換え可能な不揮発性メモリで実現される。プログラムメモリ5には、中央制御部11が実行可能な、記録再生制御プログラム5a、画像変換プログラム5b、EPG取得プログラム5c、記録予約制御プログラム5d、キーワード予約制御プログラム5e、おすすめ予約制御プログラム5f、フォトアルバム制御プログラム5g、嗜好データ抽出プログラム5hおよびEPG表示プログラム5iが記憶されている。各プログラム5a〜5iの詳細な説明は後述する。
【0048】
データメモリ6は、たとえばランダムアクセスメモリ(Random Access Memory;略称:RAM)などの揮発性メモリで実現される。データメモリ6は、記録再生予約データ記憶部6a、EPGデータ記憶部6b、キーワードデータ記憶部6cおよび嗜好データ記憶部6dを有する。
【0049】
記録再生予約データ記憶部6aは、放送局20からのコンテンツを記録部4に記録することを予約する記録予約に必要な予約情報を記憶する。キーワードデータ記憶部6cは、指示入力部7から入力された利用者に関する嗜好キーワードを記憶する。嗜好データ記憶部6dは、利用者の利用状況に基づく嗜好データを記憶する。
【0050】
EPGデータ記憶部6bは、インターネット25を介して接続されるEPGサーバ27に蓄積される電子番組案内(Electronic Program Guide;略称:EPG)を記憶する。放送局20は、前記EPGで表され、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って、アナログテレビジョン放送電波を送信することによって、コンテンツを提供する。EPGは、詳細に述べると、搬送波周波数に対応する各チャンネル毎に、各提供時間枠で提供されるコンテンツのタイトル、ジャンル、出演者名などのキーワードを含むインデックスを有する。EPGは、放送局20からのデジタルコンテンツ信号に重畳して画像記録再生装置1に与えるようにしてもよい。この場合、画像入出力部2によって、デジタルコンテンツ信号からEPGが抽出され、抽出されたEPGは、EPGデータ記憶部6bに記憶される。また、EPGは、放送局20からのアナログテレビジョン放送電波における映像信号の垂直帰線区間(Vertical Blanking Interval ;略称:VBI)に重畳して画像記録再生装置1に与えるようにしてもよい。この場合、画像入出力部2によって、映像信号のVBIからEPGが抽出され、抽出されたEPGは、EPGデータ記憶部6bに記憶される。
【0051】
キーワードデータ記憶部6cは、指示入力部7から入力される嗜好キーワードを記憶する。嗜好データ記憶部6dは、嗜好データを記憶する。前記嗜好データは、利用者の利用状況に基づいて設定される。また嗜好データは、指示入力部7から入力されてもよい。嗜好データは、たとえば利用者の興味のあるジャンル、高頻度で記録されるコンテンツのタイトルなどである。
【0052】
計時部8は、たとえばリアルタイムクロック(Real Time Clock ;略称:RTC)で実現される。計時部8は、中央制御部11、プログラムメモリ5およびデータメモリ6の動作の基準となるシステムクロック、ならびに現在時刻などを含むの計時情報を中央制御部11に与える。
【0053】
通信部9は、ローカルエリアネットワーク(Local Area Network;略称:LAN)23を介して第1パーソナルコンピュータ(以後「第1PC」と略して表記する。)24に接続して通信可能である。また通信部9は、インターネット25を介して、第2パーソナルコンピュータ(以後「第2PC」を略して表記する。)26、EPGサーバ27および携帯電話装置28に接続して通信可能である。また通信部9は、LAN23を介して接続される第1PC24が、インターネット25を介して、第2PC26、EPGサーバ27および携帯電話装置28に接続して通信できるようにするゲートウェイ機能およびルーティング機能を有する。第1および第2PC24,25は、それぞれ1つであってもよいし、複数であってもよい。
【0054】
また通信部9は、インターネット25を介して接続されるパーソナルコンピュータなどの通信端末装置から、不正なデータが入って来ないようにするファイアウォール機能を有するようにしてもよい。またLAN23は、有線であっても無線であってもよい。
【0055】
メモリカード接続部10は、たとえばフラッシュメモリなどの書換え可能な不揮発性メモリを備えるメモリカードを着脱自在にして接続可能である。メモリカード接続部10にメモリカードを装着することによって接続され、中央制御部11による制御によって、メモリカードに記憶されている情報を読出したり、メモリカードに情報を記憶させたりする。メモリカードには、たとえばデジタルスチルカメラによって撮影された静止画像を表すフォトデータが記憶されてもよい。
【0056】
中央制御部11は、たとえば中央演算処理装置(Central Processing Unit ;略称:CPU)で実現され、計時部8からの計時情報に基づいて駆動し、プログラムメモリ5に記憶されている各プログラム5a〜5iを実行して、各種処理を行う。
【0057】
中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、指示入力部7からの入力指令およびデータメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶される予約情報に従って、予約されるコンテンツを取得して画像データ記録部4aに記録するように、画像入出力部2および記録部4を制御する。またこのとき、中央制御部11は、画像データ記録部4aに記録されるコンテンツに関連するインデックスを、インデックスデータ記録部4bに記録するように、記録部4を制御する。また中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、指示入力部7からの、画像データ記録部4aに記録されているコンテンツを再生することを示す入力指令に従って、画像データ記録部4aに記録されているコンテンツを表示装置21に表示および出力させるように、画像入出力部2および記録部4を制御する。このとき記録部4に記録されているコンテンツは、MPEG2デコーダ2dに与えられて復号化され、さらにDAコンバータ2eに与えられてDA変換されて、アナログ入出力端子から表示装置21に与えられる。
【0058】
画像入出力部2がデジタル入出力端子を備えている場合、中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、記録部4に記録されているコンテンツを、DAコンバータ2eを介さずに、デジタル入出力端子に接続されているデジタル方式のビデオレコーダなどに与えるようにしてもよい。
【0059】
中央制御部11は、画像変換プログラム5bを実行することによって、記録部4に記録されているコンテンツに対して、たとえば符号化ビットレートを変更したり、符号化方式をMPEG2からMPEG4に変換したりする画像変換処理を行う。さらに中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行することによって、前述のような画像変換処理が施されたコンテンツを記録するように記録部4を制御したり、LAN23を介して接続される第1PC24およびインターネット25を介して接続される第2PC26に与えるように通信部9を制御してもよい。
【0060】
中央制御部11は、EPG取得プログラム5cを実行することによって、インターネット25を介して接続されるEPGサーバ27に蓄積されるEPGを取得するように通信部9を制御するとともに、取得したEPGをデータメモリ6のEPGデータ記憶部6bに記憶する。またEPGが放送局20からのデジタルコンテンツ信号に重畳して画像記録再生装置1に与えられる場合、中央制御部11は、EPG取得プログラム5cを実行することによって、デジタルコンテンツ信号からEPGを抽出するように画像入出力部2を制御するとともに、抽出されたEPGをEPGデータ記憶部6bに記憶する。
【0061】
中央制御部11は、EPG表示プログラム5iを実行することによって、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGを、利用者が容易に理解できるような一覧表形式に加工して、画像入出力部2から表示装置21に与えられるコンテンツに重畳するようにOSD生成部3を制御する。これによって表示装置21には、EPGの一覧表が重畳されるコンテンツが表示される。
【0062】
利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して入力指令が入力されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、表示装置21に表示されている一覧表上にカーソルを形成し、入力指令に応じてカーソルを移動させるようにOSD生成部3を制御する。利用者の入力操作によって所望のコンテンツが指定されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGに基づいて、指定されたコンテンツの記録開始日時、記録終了日時およびチャンネルなどを含む予約情報を、記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。
【0063】
利用者がリモコン22および指示入力部7を入力操作して、コンテンツの記録開始日時、記録終了日時、チャンネル、記録予定画質および記録または視聴の区別などを含む予約情報が入力されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、前記予約情報を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。利用者が第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28を操作して、予約情報を入力して、前記記録予約がLAN23およびインターネット25を介して通信部9に与えられると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、前記記録予約を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このようにして手動予約が行われる。
【0064】
中央制御部11は、キーワード予約制御プログラム5eを実行することによって、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶されている嗜好キーワードに基づいて、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGを検索して、前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを抽出し、前記コンテンツの提供時間枠およびチャンネルなどを含む予約情報を、記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このようにしてキーワード予約が行われる。このとき記録開始日時は、提供時間枠におけるコンテンツの提供開始日時であり、記録終了日時は、提供時間枠におけるコンテンツの提供終了日時である。
【0065】
中央制御部11は、おすすめ予約制御プログラム5fを実行することによって、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶されている嗜好データに基づいて、EPGデータ記憶部6bを検索して、前記嗜好データを含むインデックスに対応するコンテンツを抽出し、前記コンテンツの提供時間枠およびチャンネルなどを含む予約情報を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このようにして、おすすめ予約が行われる。このとき記録開始日時は、コンテンツの提供時間枠におけるコンテンツの提供開始日時であり、記録終了日時は、提供時間枠におけるコンテンツの提供終了日時である。
【0066】
中央制御部11は、フォトアルバム制御プログラム5gを実行することによって、メモリカード接続部10によって読取られたメモリカードに記憶されているフォトデータを記録部4に記録する。また中央制御部11は、フォトアルバム制御プログラム5gを実行することによって、表示装置21、第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28に、記録部4に記録されているフォトデータを一覧表形式で表示できるようなフォトアルバムデータを生成する。このように生成されたフォトアルバムデータは、LAN23を介して接続される第1PC24、ならびにインターネット25を介して接続される第2PC26および携帯電話装置28に与えることができる。
【0067】
中央制御部11は、嗜好データ抽出プログラム5hを実行することによって、利用者の利用状況に基づいて嗜好データを生成して、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶する。この嗜好データは、おすすめ予約が行われるときに用いられる。
【0068】
図2は、表示装置21に表示されるアプリメニューM1を示す図である。表示装置21の表示画面において、前記表示画面に平行な予め定める第1方向を上方向、前記第1方向とは反対向きの方向を下方向、前記表示画面に平行であって前記第1方向に垂直な第2方向を右方向、前記第2方向とは反対向きの方向を左方向とする。
【0069】
利用者がリモコン22に設けられるメニューボタンを押圧すると、アプリメニューM1の表示を示す入力指令が指示入力部7に与えられる。中央制御部11は、前記入力指令に基づいて、アプリメニューM1を表す表示データを生成して、前記表示データを画像入出力部2を介して、表示装置21に与える。これによって図2に示すようなアプリメニューM1が表示装置21に表示される。
【0070】
アプリメニューM1は、ステータス表示領域A1、項目表示領域A2、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5を有する。ステータス表示領域A1は、表示画面において上端部に配置される。ステータス表示領域A1には、メニュータイトル、記録モード、記録可能時間および現在日時などのステータス情報が表示される。項目表示領域A2は、表示画面において中央部右寄りに配置される。項目表示領域A2には、テレビH1、番組表H2、番組ナビH3、ビデオH4、予約H5、インターネットH6、フォトアルバムH7および設定H8を含むメニュー項目がマトリクス状に配置されて表示される。
【0071】
項目説明表示領域A3は、表示画面において左端部上寄りに配置される。項目説明表示領域A3には、カーソルCが重ねられて選択されているメニュー項目に関連する説明が表示される。コンテンツ表示領域A4は、表示画面において左端部下寄りに配置される。コンテンツ表示領域A4には、現在選択されているチャンネルに対応する放送局20から提供されているコンテンツが表示される。操作説明表示領域A5は、表示画面において下端部に配置される。操作説明表示領域A5には、リモコン22に設けられるボタンに対応する操作説明が表示される。
【0072】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者は、リモコン22に設けられるカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下左右に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、項目表示領域A2に表示されている項目にカーソルCを移動して所望とするメニュー項目のいずれか1つに重ねることで、前記メニュー項目を選択する。さらにこの状態で、利用者は、リモコン22に設けられる決定ボタンを押圧することによって、選択したメニュー項目を決定して、選択されたメニュー項目に関連付けされる後述する各種メニューなどを、表示装置21に表示することができる。
【0073】
以後、リモコン22のカーソルボタンを操作して、表示画面に表示されている項目などにカーソルCを重ねることを、単に「選択する」と表記することがある。また項目などが選択されている状態で、リモコン22の決定ボタンを押圧することを、単に「決定する」と表記することがある。
【0074】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、テレビH1を選択して決定すると、中央制御部11は、現在、画像入出力部2によって選択されているチャンネルに対応する放送局20から提供されているコンテンツを表示装置21の表示画面全体に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21の表示画面全体に、前記コンテンツが表示される。
【0075】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、インターネットH6を選択して決定すると、中央制御部11は、インターネット25を介して接続されるコンテンツサーバが蓄積しているウェブコンテンツを取得するように通信部9を制御する。また中央制御部11は、取得したウェブコンテンツを表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に前記ウェブコンテンツが表示される。
【0076】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、フォトアルバムH7を選択して決定すると、中央制御部11は、プログラムメモリ5に記憶されているフォトアルバム制御プログラム5gを実行して、記録部4およびメモリカード接続部10に装着されているメモリカードが記録および記憶しているフォトデータを、表示装置21、第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28に表示するためのフォトアルバムデータを生成する。これによって表示装置21ならびに第1PC24、第2PC26および携帯電話装置28の表示部(図示せず)にフォトアルバムデータを表示することができる。
【0077】
表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が、設定H8を選択して決定すると、中央制御部11は、各種設定メニューを表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に前記設定メニューが表示される。
【0078】
図3は、表示装置21に表示されるチャンネル別番組表M2を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が番組表H2を選択して決定すると、中央制御部11は、EPG表示プログラム5iを実行して、チャンネル別番組表M2を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図3に示すようなチャンネル別番組表M2が表示装置21に表示される。
【0079】
チャンネル別番組表M2は、ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4、操作説明表示領域A5および番組表表示領域A6を有する。ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5は、前述の図2に示すアプリメニューM1と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。番組表表示領域A6は、表示画面において中央部右寄りに配置される。番組表表示領域A6には、現在選択されているチャンネルの名称が表示される。また番組表表示領域A6には、前記チャンネルで提供されるコンテンツの提供時間枠およびタイトルが上下方向に時系列順に並ぶ一覧表形式の番組表が表示される。また番組表表示領域A6において、所定の方法で設定されるおすすめ度の高いコンテンツには、おすすめマークE1が付加されて表示される。
【0080】
表示装置21に図3に示すチャンネル別番組表M2が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、番組表表示領域A6に表示されているコンテンツのタイトルを選択すると、項目説明表示領域A3には、選択されたコンテンツに対応するインデックスが表示される。利用者がリモコン22のカーソルボタンを操作することによって、番組表表示領域A6に他のチャンネルで提供されるコンテンツの番組表を表示することができる。また利用者がリモコン22のカーソルボタンを操作することによって、他の提供時間枠に提供されるコンテンツの番組表を表示することができる。
【0081】
図4は、表示装置21に表示される番組ナビM3を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が番組ナビH3を選択して決定すると、中央制御部11は、EPG表示プログラム5iを実行して、番組ナビM3を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図4に示すような番組ナビM3が表示装置21に表示される。
【0082】
番組ナビM3は、ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4、操作説明表示領域A5およびおすすめ番組表表示領域A7を有する。ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A3、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。おすすめ番組表表示領域A7は、表示画面において中央部右寄りに配置される。おすすめ番組表表示領域A7には、予め設定されるおすすめコンテンツの提供時間枠およびタイトルが上下方向に時系列順に並ぶ一覧表形式の番組表が表示される。またおすすめ番組表表示領域A7において、コンテンツには、おすすめ度に応じて、おすすめマークE1が付加されて表示される。前記おすすめコンテンツは、中央制御部11によって、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶されている嗜好データに基づいて、EPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGから抽出された、前記嗜好データを含むインデックスに対応するコンテンツである。
【0083】
表示装置21に図4に示す番組ナビM3が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、おすすめ番組表表示領域A7に表示されているおすすめコンテンツのタイトルを選択すると、項目説明表示領域A3には、選択されたおすすめコンテンツに対応するインデックスが表示される。
【0084】
図5は、表示装置21に表示される記録一覧表M4を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者がビデオH4を選択して決定すると、中央制御部11は、記録再生制御プログラム5aを実行して、記録部4のインデックスデータ記録部4bに記憶されている情報を参照して記録一覧表M4を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図5に示すような記録一覧表M4が表示装置21に表示される。
【0085】
記録一覧表M4は、ステータス表示領域A1、コンテンツ表示領域A4、操作説明表示領域A5、記録一覧表示領域A8および項目説明表示領域A9を有する。ステータス表示領域A1、項目説明表示領域A9、コンテンツ表示領域A4および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。記録一覧表示領域A8は、表示画面において中央部に配置される。記録一覧表示領域A8には、記録部4に記録されているコンテンツの提供時間枠およびタイトルが上下方向に時系列順に並ぶ一覧表形式の記録一覧表が表示される。また記録一覧表示領域A8において、現在記録中のコンテンツには、現在記録中であることを表す記録中マークE2が付加されて表示される。また記録一覧表示領域A8において、削除禁止設定されているコンテンツには、記録部4からの削除を禁止されていることを表す削除禁止マークE3が付加されて表示される。また記録一覧表示領域A8において、記録部4に記録されてから利用者がまだ一度も再生していないコンテンツには、未再生を表すNEWマークE7が付加されて表示される。また記録一覧表示領域A8において、上書き設定されているコンテンツには、記録部4に記録されている同一タイトルのコンテンツに上書きして記録することを表す上書きマークE4が付加されて表示される。
【0086】
表示装置21に図5に示す記録一覧表M4が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、記録一覧表示領域A8に表示されているコンテンツのタイトルを選択して決定すると、決定されたコンテンツが再生されて、表示装置21に前記コンテンツが表示される。一度でも再生されたコンテンツに対しては、前記NEWマークE7が取り除かれる。
【0087】
図6は、表示装置21に表示される予約方法選択メニューM5を示す図である。表示装置21に図2に示すアプリメニューM1が表示されているとき、利用者が番組ナビH3を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、予約方法選択メニューM5を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図6に示すような予約方法選択メニューM5が表示装置21に表示される。
【0088】
予約方法選択メニューM5は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および選択肢表示領域A10を含んで構成される。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。選択肢表示領域A10は、表示画面において中央部に配置される。選択肢表示領域A10には、コンテンツの録画を予約する方法である番組表から予約Y1、番組ナビから予約Y2、マニュアル予約Y3およびキーワード予約Y4ならびに予約した内容を確認するための予約確認Y5の選択肢が表示される。
【0089】
表示装置21の表示画面に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、選択肢表示領域A10に表示されている各選択肢Y1〜Y5のいずれか1つを選択して決定することができる。このように選択肢が決定されると、決定された選択肢に対応するメニューが表示される。
【0090】
図7は、記録予約における概略的な手順および表示されるメニューを示す図である。表示装置21に、図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、番組表から予約Y1を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、チャンネル別番組表M3を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図3に示すチャンネル別番組表M3が表示装置21に表示される。チャンネル別番組表M3が表示されているとき、利用者が記録予約したいコンテンツを選択して決定すると、決定したコンテンツの記録予約が登録される。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、番組ナビから予約Y2を選択して決定すると、図4に示す番組ナビM3が表示される。番組ナビM3が表示されている状態で、利用者が記録予約したいコンテンツを選択して決定すると、決定したコンテンツの記録予約が登録される。
【0091】
図8は、表示装置21に表示される手動予約登録メニューM6を示す図である。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、マニュアル予約Y3を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、手動予約登録メニューM6を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図8に示す手動予約登録メニューM6が表示装置21に表示される。手動予約登録メニューM6は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および入力フォーム表示領域A11を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。入力フォーム表示領域A11は、表示画面において中央部に配置される。入力フォーム表示領域A11には、コンテンツのタイトルである番組名と、コンテンツの記録を開始する記録開始日時と、コンテンツの記録を終了する記録終了日時と、コンテンツが提供されるチャンネルを選択する選局と、記録の種類と、記録の画質と、符号化方式の変換とを個々に入力するための入力ボックスが表示される。また入力フォーム表示領域A11には、「登録」ボタンB1および「戻る」ボタンB2が表示される。
【0092】
表示装置21に図8に示す手動予約登録メニューM6が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下左右に移動することができる。利用者は、リモコン22を操作して、入力フォーム表示領域A11に表示されている入力ボックスを順番に選択しながら、選択した入力ボックスにコンテンツのタイトル、記録開始日時、記録終了日時、コンテンツが提供されるチャンネル、記録の種類、記録の画質、および符号化方式の変換を入力していく。全ての入力ボックスへの入力が完了し、入力した内容に基づいて予約録画を登録する場合には、利用者は、リモコン22を操作して、入力フォーム表示領域A11に表示されている「登録」ボタンB1を選択して決定する。これによって入力されたコンテンツが予約録画の登録がなされて、入力された内容が予約情報として、データメモリ6の記録再生予約データ記録部6aに記憶される。
【0093】
利用者が、リモコン22を操作して、入力フォーム表示領域A11に表示されている「戻る」ボタンB2を選択して決定すると、表示装置21に予約方法選択メニューM5が表示される。
【0094】
図9は、表示装置21に表示されるキーワード一覧表M7を示す図である。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、キーワード予約Y4を選択して決定すると、中央制御部11は、キーワード予約制御プログラム5eを実行して、キーワード一覧表M7を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図9に示すキーワード一覧表M7が表示装置21に表示される。キーワード一覧表M7は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5およびキーワード一覧表示領域A12を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0095】
キーワード一覧表示領域A12は、表示画面において中央部に配置される。キーワード一覧表示領域A12には、予め設定されデータメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶されている嗜好キーワードが、前記嗜好キーワードに対応するジャンルと、前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツの記録予約の設定状態と、現在データメモリ6のEPGデータ記憶部6bに記憶されているEPGにおける前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツの個数とともに、一覧表形式で表示される。
【0096】
表示装置21の表示画面に図9に示すキーワード一覧表M7が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動させることができる。
【0097】
図10は、表示装置21に表示されるキーワード編集メニューM8を示す図である。表示装置21に図9に示すキーワード一覧表M7が表示されているとき、利用者が、リモコン22を操作して、所望のキーワードを選択して決定すると、中央制御部11は、キーワード予約制御プログラム5eを実行して、キーワード編集メニューM8を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図10に示すようなキーワード編集メニューM8が表示装置21に表示される。キーワード編集メニューM8は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5およびキーワード編集領域A13を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0098】
キーワード編集領域A13は、表示画面において中央部に配置される。キーワード編集領域A13には、登録および編集するキーワード、前記キーワードに対応するジャンルおよび前記キーワードに対してどのような処理をするかを示すアクションを入力するための入力ボックスが表示される。またキーワード編集領域A13には、「消去」ボタンB3、「登録」ボタンB4および「戻る」ボタンB5が表示される。
【0099】
表示装置21に図10に示すキーワード編集メニューM8が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下左右に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、キーワード編集領域A13に表示されている入力ボックスを順番に選択しながら、選択した入力ボックスに嗜好キーワード、前記嗜好キーワードに対応するジャンル、および前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理を入力していく。全ての入力ボックスへの入力が完了し、入力した内容に基づいて嗜好キーワードを登録する場合、利用者は、リモコン22を操作して、キーワード編集領域A13に表示されている「登録」ボタンB4を選択して決定する。これによって嗜好キーワードが登録されて、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶される。
【0100】
利用者がリモコン22を操作して、前記入力ボックスを選択して決定すると、前記入力ボックスに、たとえば「|」のような文字入力用カーソルが表示される。このとき、表示装置21の表示画面の下部に、文字入力のために一時的に文字を表示するための文字入力領域が表示される。利用者は、リモコン22に設けられる数字ボタンなどを押圧することによって、前記ボタンに予め割り当てられている文字を入力したり、漢字変換したりすることができる。所望の文字が文字入力領域に表示され、利用者がリモコン22の決定ボタンを押圧すると、文字入力領域に表示されていた文字が、前記入力ボックスに表示される。入力ボックスへの文字入力が終了すると、利用者がリモコン22の決定ボタンを押圧することで、カーソルCの移動が可能になる。
【0101】
また登録されている嗜好キーワードを消去する場合、利用者は、リモコン22を操作して、消去したい嗜好キーワードを入力ボックスに入力して、キーワード編集領域A13に表示されている「消去」ボタンB3を選択して決定する。これによって入力ボックスに入力した嗜好キーワードが、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cから消去される。利用者は、リモコン22を操作して、キーワード編集領域A13に表示されている「戻る」ボタンB5を選択して決定すると、表示装置21にキーワード一覧表M7が表示される。
【0102】
図11は、表示装置21に表示される予約確認メニューM9を示す図である。表示装置21に図6に示す予約方法選択メニューM5が表示されているとき、利用者が、予約確認Y5を選択して決定すると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、予約確認メニューM9を表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。これによって図11に示す予約確認メニューM9が表示装置21に表示される。予約確認メニューM9は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5、予約一覧表示領域A14および予約情報表示領域A15を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
【0103】
予約一覧表示領域A14は、表示画面において中央部上寄りに配置される。予約一覧表示領域A14には、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報に含まれる、記録予約されているコンテンツのタイトルおよび記録開始日時が、記録開始日時順に並んで、一覧表形式で表示される。また予約一覧表示領域A14において、現在記録中のコンテンツには、現在記録中であることを表す記録中マークE2が付加されて表示される。また予約一覧表示領域A14において、キーワード予約されたコンテンツには、キーワード予約による記録予約であることを表すキーワード予約マークE5が付加されて表示される。また予約一覧表示領域A14において、おすすめ予約されたコンテンツには、おすすめ予約による記録予約であることを表すおすすめ予約マークE6が付加されて表示される。
【0104】
予約情報表示領域A15は、表示画面において予約一覧表示領域A14の下方に配置される。予約一覧表示領域A14には、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報に含まれる、記録予約されているコンテンツに対応するインデックスが表示される。
【0105】
表示装置21に図11に示す予約確認メニューM9が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを上下に移動させることができる。図11に示す予約確認メニューM9が表示されているとき、利用者は、リモコン22を操作して、所望のコンテンツのタイトルを選択すると、予約情報表示領域A15には、選択されたコンテンツに対応するインデックスが表示される。また図11に示す予約確認メニューM9が表示されているとき、利用者は、リモコン22を操作して、所望のコンテンツのタイトルを選択して決定する。これによって表示装置21には、図8に示すような手動予約登録メニューM6が表示される。
【0106】
利用者が、リモコン22に設けられる機能ボタンを押圧すると、表示装置21に機能メニューが表示される(図示せず)。この機能メニューには、「予約内容の変更」ボタン、「番組内容を表示」ボタン、「WEB検索」ボタン、「予約取消」ボタンおよび「キーワード予約」ボタンが、上から順に並んで表示される。利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルを上下に移動させることができる。
【0107】
利用者が機能メニューの「予約内容の変更」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に図8に示す手動予約登録メニューM6が表示される。表示装置21に、たとえば図4に示す番組ナビM3が表示されていて、あるコンテンツが選択されているときに、利用者が機能ボタンを押圧して「番組内容を表示」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に、前記コンテンツに対応するインデックスが、たとえばダイアログの態様で表示される。表示装置21に、たとえば図11に示す予約確認メニューM9が表示されていて、あるコンテンツが選択されているときに、利用者が機能ボタンを押圧して「WEB検索」ボタンを選択して決定すると、前記コンテンツのタイトルなどを検索条件として、インターネットの検索サイトにおいて、前記コンテンツに関連する情報が検索され、その検索結果が表示装置21に表示される。
【0108】
表示装置21に、たとえば図11に示す予約確認メニューM9が表示されていて、あるコンテンツが選択されているときに、利用者が機能ボタンを押圧して、「予約取消」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に「予約を消去しますか?」というダイアログが表示される。利用者が前記ダイアログ中の「はい」ボタンを選択して決定すると、前記コンテンツの記録予約が削除される。
【0109】
利用者が機能メニューの「キーワード予約」ボタンを選択して決定すると、表示装置21に図9に示すキーワード一覧表M7が表示される。
【0110】
図12は、記録予約が重複したときに表示装置21に表示される予約重複確認メニューM10を示す図である。コンテンツの記録予約が登録されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報に基づいて、登録されたコンテンツの提供時間枠が他の登録されているコンテンツの提供時間枠に重複しているか否かを判断する。中央制御部11が、登録されたコンテンツの提供時間枠と他の登録されているコンテンツの提供時間枠とが重複していると判断すると、中央制御部11は、予約重複確認メニューM10を表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に、図12に示すような予約重複確認メニューM10が表示される。
【0111】
予約重複確認メニューM10は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および重複コンテンツ表示領域A16を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。重複コンテンツ表示領域A16は、表示画面において中央部に配置される。重複コンテンツ表示領域A16には、記録予約されているけれども、提供時間枠が重複している複数のコンテンツの提供時間枠およびタイトルなどを含む予約情報が、一覧表形式で表示される。また重複コンテンツ表示領域A16には、「する」ボタンB6および「しない」ボタンB7が、前記予約情報の下方に表示される。
【0112】
表示装置21に図12に示す予約重複確認メニューM10が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを左右に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、予約重複確認メニューM10に表示されている「する」ボタンB6を選択して決定すると、提供時間枠が重複している複数のコンテンツの記録予約を登録することができる。このとき提供時間枠が重複している複数のコンテンツのうち、所定の方法で設定される優先度の高いコンテンツに対して、記録予約が実行される。また利用者は、リモコン22を操作して、予約重複確認メニューM10に表示されている「しない」ボタンB7を選択して決定すると、提供時間枠が重複している複数のコンテンツの記録予約の登録を解除することができる。
【0113】
図13は、記録部4に記録予約されるコンテンツを記録可能な記憶容量が無いときに表示装置21に表示される容量不足確認メニューM11を示す図である。コンテンツの記録予約が登録されると、中央制御部11は、記録予約制御プログラム5dを実行して、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報と、記録部4とに基づいて、記録予約が登録されるコンテンツを記録部4に記録可能であるか否かを判断する。中央制御部11が、記録部4には前記コンテンツを記録不可能であると判断すると、中央制御部11は、容量不足確認メニューM11を表示するように画像入出力部2を制御する。これによって表示装置21に、図13に示すような容量不足確認メニューM11が表示される。
【0114】
容量不足確認メニューM11は、ステータス表示領域A1、操作説明表示領域A5および記録時間表示領域A17を有する。ステータス表示領域A1および操作説明表示領域A5は、前述の図3に示すチャンネル別番組表M2と同様であるので、同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。記録時間表示領域A17は、表示画面において中央部に配置される。記録時間表示領域A17には、記録予約されコンテンツを記録するのに必要な時間と、記録部4が記録可能な記録時間とが表示される。また記録時間表示領域A17には、「する」ボタンB8および「しない」ボタンB9が、前記予約情報の下方に表示される。
【0115】
表示装置21に図13に示す容量不足確認メニューM11が表示されているとき、利用者は、リモコン22のカーソルボタンを操作することによって、表示されているカーソルCを左右に移動させることができる。利用者は、リモコン22を操作して、容量不足確認メニューM11に表示されている「する」ボタンB8を選択して決定すると、コンテンツの記録予約を登録することができる。また利用者は、リモコン22を操作して、容量不足確認メニューM11に表示されている「しない」ボタンB9を選択して決定すると、前記コンテンツの記録予約の登録を解除することができる。
【0116】
本実施の形態において、提供元は放送局20であり、記録装置は画像記録再生装置1であり、記録手段は記録部4であり、制御手段およびデータ生成手段は中央制御部11である。また提供予定情報は、電子番組案内(略称:EPG)である。この画像記録再生装置1は、記録方法を実行する。
【0117】
図14は、記録部4の記録状態を図表示する手順を示すフローチャートである。図14に示す記録部4の記録状態を図表示する手順は、中央制御部11がプログラムメモリ5に記憶されている記録予約制御プログラム5dを実行することによって行われる。
【0118】
EPGの取得、利用者による記録予約の登録、修正および削除、コンテンツの記録部4への記録終了、ならびに利用者による記録状態の図表示の要求のうち、少なくともいずれか1つが行われたことを中央制御部11が判断したとき、ステップs0で、記録部4の記録状態を図表示する手順が開始されて、ステップs1に進む。本実施の形態において、EPGの取得は、1日に2回、さらに詳細には、午前9時および午後6時に、中央制御部11が、インターネット25を介して接続されるEPGサーバ27に蓄積されているEPGを取得するように通信部9を制御することによって行われる。
【0119】
利用者による記録状態の図表示の要求は、利用者が、たとえばリモコン22に設けられる、記録状態の図表示要求ボタンを操作することで、記録状態の図表示の要求が指示入力部7を介して中央制御部11に与えられる。このように利用者による記録状態の図表示の要求があったときに記録状態を求めるので、表示される記録状態は正確な記録状態となり、このような正確な記録状態を利用者に報知することができる。
【0120】
またコンテンツの記録部4への記録終了するときとは、記録部4の記録状態が変化するときである。このように記録部4の記録状態が変化するときに記録状態を求めるので、表示される記録状態は正確な記録状態となり、このような正確な記録状態を利用者に報知することができる。
【0121】
ステップs1では、中央制御部11は、記録部4の画像データ記録部4aにおいて、コンテンツが既に記録されている記録済容量を検出して、前記記録済容量に対応する記録済時間を求めて、ステップs2に進む。
【0122】
表1は、コンテンツを記録するときの記録画質と、コンテンツの記録時間1分当たりの記憶容量との関係を示す表である。表1に示す記録画質とコンテンツの記録時間1分当たりの記憶容量との関係関係は、データメモリ6に記憶される。ステップs1において、中央制御部11は、表1に示す関係に基づいて、検出した記録済容量に対応する記録済時間を求める。
【0123】
【表1】
【0124】
表1において、高画質の記録画質とは、コンテンツが、記録時間1分当たりの記録容量が約60メガバイトとなる符号化ビットレートで符号化されて、記録部4に記録されるような記録画質である。標準の記録画質とは、コンテンツが、記録時間1分当たりの記録容量が約30メガバイトとなる符号化ビットレートで符号化されて、記録部4に記録されるような記録画質である。長時間の記録画質とは、コンテンツが、記録時間1分当たりの記録容量が約15メガバイトとなる符号化ビットレートで符号化されて、記録部4に記録されるような記録画質である。
【0125】
図14に示すステップs2では、中央制御部11は、予約情報に基づいて、予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量を検出して、前記予約記録容量に対応する予約記録時間を求めて、ステップs3に進む。
【0126】
表2は、データメモリ6の記録再生予約データ記憶部6aに記憶されている予約情報の一例を示す表である。
【0127】
【表2】
【0128】
表2に示す予約情報は、記録予約される各コンテンツの、記録開始日時、記録終了日時、チャンネル、コンテンツ内容、記録予約種別、記録種類、記録予定時間、記録予定画質および予想記録容量を含む。記録開始日時は、記録予約されるコンテンツの記録を開始する年月日および時刻を示す。記録終了日時は、記録予約されるコンテンツの記録を終了する年月日および時刻を示す。チャンネルは、記録予約されるコンテンツが提供される放送局20に対応するチャンネルである。コンテンツ内容は、たとえば記録予約されるコンテンツに対応するEPGのインデックスに含まれるコンテンツのタイトルである。記録予約種別は、コンテンツが、手動予約、毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約のいずれで記録予約されているかを示す。前記予約種別についての詳細な説明は後述する。
【0129】
記録種類は、コンテンツが追記および上書きのいずれで記録予約されているかを示す。前記記録モードについての詳細な説明は後述する。記録予定時間は、記録終了日時から記録開始日時を減算して求められる時間を示す。記録予定画質は、コンテンツが、標準、高画質および長時間のいずれで記録予約されているかを示す。予約記憶容量である予想使用容量は、記録予定時間および記録予定画質ならびに表1に示す関係に基づいて、記録予約されるコンテンツが、記録部4への記録が終了したときに、記録部4においてどのくらいの記憶容量になるかを示す。記録予約されているコンテンツの記録が完了すると、当該コンテンツは予約情報から削除される。
【0130】
図14に示すステップs2において、中央制御部11は、表2の記録予定画質および予想使用容量ならびに表1に示す関係に基づいて、検出した予約記録容量に対応する予約記録時間を求める。また予約記録時間は、記録終了日時から記録開始日時を減算して求められる記録予定時間を、そのまま用いてもよい。
【0131】
記録予約種別には、手動予約、毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約がある。手動予約は、利用者が所望のコンテンツを指定して予約する記録予約である。手動予約において、所望のコンテンツの指定は、利用者がリモコン22を操作して、図8に示す手動予約登録メニューM6を表示装置21に表示させて、コンテンツのタイトル、記録開始日時、記録終了日時、チャンネル、記録種類、記録画質および符号化方式の変換を入力ボックスに入力して、「登録」ボタンB1を選択して決定する。これによって入力された記録開始日時、記録終了日時、チャンネルおよび記録種類がそのまま予約情報に登録され、入力されたコンテンツのタイトルがコンテンツ内容として予約情報に登録され、入力された記録画質が記録予定画質として予約情報に登録される。このとき、記録予約種別は、手動予約として予約情報に登録される。また手動予約における所望のコンテンツの指定は、利用者がリモコン22を操作して、図3に示すチャンネル別番組表M2を表示装置21に表示させて、表示されるコンテンツのタイトルを選択して決定することによって行ってもよい。
【0132】
繰返し予約である毎日/毎週予約は、特定の提供時間枠を繰返して予約する記録予約である。詳細に述べると、毎日/毎週予約には、毎日予約と毎週予約とがある。毎日予約は、チャンネル、ならびに記録が開始される時刻および記録が終了する時刻が毎日同じとなるコンテンツの記録予約である。また毎週予約は、チャンネル、曜日、ならびに記録が開始される時刻および記録が終了する時刻が毎週同じとなるコンテンツの記録予約である。毎日/毎週予約は、前述の手動予約において、記録種類を毎日および毎週の曜日を入力することによって、予約情報における記録予約種別が毎日/毎週予約となって登録される。
【0133】
また毎日/毎週予約を行うとき、記録種類も入力する。記録種類は、追記および上書きのいずれかである。記録種類の追記とは、毎日/毎週予約であるコンテンツを記録するときに、前回に記録したものを記録部4に残して前記コンテンツを記録することである。記録種類の上書きとは、毎日/毎週予約であるコンテンツを記録するときに、前回に記録したものを記録部4から削除して前記コンテンツを記録すること、または前回に記録したものと同一の記録領域に前記コンテンツを記録することである。記録種類は、記録予約種別が手動予約、キーワード予約およびおすすめ予約の場合には、自動的に追記となる。
【0134】
ステップs2において、中央制御部11は、毎日/毎週予約で予約記録されているコンテンツのうち、記録種類が追記であるコンテンツを記録するために必要とされる追記型毎日/毎週予約記録容量と、記録種類が上書きであるコンテンツを記録するために必要とされる上書き型毎日/毎週予約記録容量とを求める。またこのとき中央制御部11は、追記型毎日/毎週予約記録容量に対応する追記型毎日/毎週予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録容量に対応する上書き型毎日/毎週予約記録時間とを求める。
【0135】
表2に示す予約情報は、記録予約種別が手動予約となっているコンテンツと、記録予約種別が毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約であるコンテンツであって、かつ記録開始日時が、ステップs2を実行している日時から予め定める一定期間先までの記録予約となっているコンテンツとだけが登録される。本実施の形態において、予め定める一定期間は、たとえば1週間すなわち7日間としてもよい。したがってステップs2において予約記録時間は、記録予約種別が手動予約となっているコンテンツと、記録予約種別が毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約であるコンテンツであって、かつ記録開始日時が、ステップs2を実行している日時から予め定める一定期間先までの記録予約となっているコンテンツとの各記録予定時間の総和で求められる。もし、記録予約種別が毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約となっている全てのコンテンツの記録予定時間を総和すると、予約記録時間が非常に長くなって、後述するステップs3で求める記録可能時間が不足する場合があり得る。したがって予め定める一定期間先までの記録予約に基づくことで、特に毎日/毎週予約によって予約記録時間が不足することを防止することができる。
【0136】
キーワード予約は、予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約する記録予約である。嗜好キーワードは、利用者がリモコン22を操作して、図10に示すキーワード編集メニューM8を表示装置21に表示させて、入力ボックスに、嗜好キーワード、前記嗜好キーワードに対応するジャンル、および前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理を入力して、「登録」ボタンB4を選択して決定する。これによって嗜好キーワードが登録されて、データメモリ6のキーワードデータ記憶部6cに記憶される。ここで、前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理に、記録予約と入力することによって、当該コンテンツは予約情報に登録される。またこのとき、記録種類および記録予定画質を入力することもでき、入力された記録種類および記録予定画質が予約情報に登録される。また前記嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツに対する処理に、記録予約しないと入力することによって、当該コンテンツに対しては、記録予約されない。
【0137】
おすすめ予約は、利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約する記録予約である。おすすめ予約は、詳細には、データメモリ6の嗜好データ記憶部6dに記憶されている嗜好データに基づいて、コンテンツを予約する記録予約である。嗜好データは、中央制御部11が嗜好データ抽出プログラム5hを実行することによって、利用者の利用状況に基づいて生成される。利用者の利用状況とは、たとえば利用者が、どのようなコンテンツを視聴、記録および記録予約したかを示す。中央制御部11は、嗜好データ抽出プログラム5hを実行することによって、EPGから、利用者によって視聴、記録および記録予約されたコンテンツに対応するインデックスから嗜好データを生成する。さらに中央制御部11は、おすすめ予約制御プログラム5fを実行して、嗜好データをインデックスに含むコンテンツを抽出して、前記コンテンツの提供時間枠およびチャンネルなどを含む予約情報を記録再生予約データ記憶部6aに記憶する。このとき予約情報における記録予約種別は、おすすめ予約となる。
【0138】
記録種類が上書きで毎日/毎週予約で記録予約されているコンテンツであって、既に少なくとも1回は記録部4に記録されているコンテンツに対しては、記録済み容量から当該コンテンツの記録容量を減算して、前記コンテンツの記録容量を上書き型毎日/毎週予約記録容量に加えるようにしてもよい。したがって、記録済み時間から前記コンテンツの記録時間を減算して、前記コンテンツの記録時間を上書き型毎日/毎週予約記録時間に加える。この場合、前記コンテンツを次に記録するときには、現在記録されている分を削除してから記録されるので、前記コンテンツの記録が完了した時点での、記録部4において前記コンテンツによって増加する記録済み容量は零と考えることとする。
【0139】
図14に示すステップs3では、中央制御部11は、記録可能時間を求めて、ステップs4に進む。詳細に述べると、ステップs3では、中央制御部11は、先ず記録部4の画像データ記録部4aの全記録容量を検出する。続いて、中央制御部11は、全記録容量から、ステップs1で検出した記録済容量およびステップs2で求めた予約記録容量を減算して、残り記録容量を求める。さらに中央制御部11は、前記残り記録容量と表1とに基づいて、残り記録容量に対応する記録可能時間を求める。本実施の形態において、残り記録容量に対応する記録可能時間は、記録画質が標準であるとして求める。このとき記録可能時間は、記録画質毎に求めてもよい。またこのとき記録部4の画像データ記録部4aの全記録容量と表1とに基づいて、前記全記録容量に対応する全記録時間を求める。
【0140】
ステップs4では、中央制御部11は、全記録時間と、記録済み時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データを生成するとともに、前記表示データを表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御して、ステップs5に進み、全ての手順を終了する。
【0141】
またステップs4では、中央制御部11は、記録状態を文字で表示するための表示データを生成する。文字で表示される記録状態は、全記録容量と、記録済容量と、上書き型毎日/毎週予約記録容量と、上書き型毎日/毎週予約記録容量を除く予約記録容量と、残り記録容量と、全記録時間と、記録済み時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、記録可能時間とを含む。また中央制御部11は、記録済み時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、記録可能時間との全記録時間に対する割合を百分率で表す値を求める。記録状態は、このようにして求めた値を含めてもよい。
【0142】
さらにステップs4では、中央制御部11は、記録予約に基づいて、手動予約されているコンテンツを記録するために必要とされる手動予約記録容量と、キーワード予約されているコンテンツを記録するために必要とされるキーワード予約記録容量と、おすすめ予約されているコンテンツを記録するために必要とされるおすすめ予約記録容量とを求める。また中央制御部11は、手動予約記録容量に対応する手動予約記録時間と、キーワード予約記録容量に対応するキーワード予約記録時間と、おすすめ予約記録容量に対応するおすすめ予約記録時間とを求める。さらに中央制御部11は、手動予約記録時間、追記型毎日/毎週予約記録時間、キーワード予約記録時間およびおすすめ予約記録容量の予約記録時間に対する割合を百分率で表す値を求める。このように求められた値は、記録状態に含められる。
【0143】
EPGの取得およびコンテンツの記録部4への記録終了が行われたと判断されて図14に示す記録状態の手順が開始された場合、ステップs4では、中央制御部11は、記録状態を図表示するための表示データを生成しないようにしてもよい。
【0144】
図15は、表示装置21に表示される記録部4の記録状態を模式的に表す円グラフG1,G2およびテーブルT1,T2を示す図である。第1円グラフG1は、記録部4の全記録時間を円全体で表し、記録済み領域G1A、上書き記録領域G1B、予約確保領域G1Cおよび空き領域G1Dを扇形で表すことによって、前記各領域G1A〜G1Dの全記録時間に対する割合を図表示している。第1円グラフG1において、記録済み領域G1Aは、記録済み時間を表している。上書き記録領域G1Bは、上書き型毎日/毎週予約記録時間を表している。予約確保領域G1Cは、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間を表している。空き領域G1Dは、記録可能時間を表している。このようにして記録部4の記録状態が、表示装置21に図表示される。これによって利用者は、画像記録再生装置1の記録部4の記録状態を、視覚的に容易に確認することができる。
【0145】
第1テーブルT1は、記録済み領域G1Aに対応する記録済み時間と、上書き記録領域G1Bに対応する上書き型毎日/毎週予約記録時間と、予約確保領域G1Cに対応する上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、空き領域G1Dに対応する記録可能時間と、全記録時間とを、文字で表示している。また第1テーブルT1は、全記録時間を100パーセントとして、記録済み時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、記録可能時間との、全記録時間に対する割合を百分率で表す文字で表示している。このように各記録時間が文字で表示されるので、利用者は、たとえば分単位および秒単位の詳細な記録時間を確認することができる。
【0146】
さらに第1テーブルT1は、記録済み領域G1Aに対応する記録済み容量と、上書き記録領域G1Bに対応する上書き型毎日/毎週予約記録容量と、予約確保領域G1Cに対応する上書き型毎日/毎週予約記録容量を除く予約記録容量と、空き領域G1Dに対応する残り記録容量と、記録部4の画像データ記録部4aの全記録時間とを文字で表示している。
【0147】
第1テーブルT1において、空き領域G1Dに対応する記録可能時間は、記録予定画質別に表示するようにしてもよい。
【0148】
第2円グラフG2は、第1円グラフG1における予約確保領域G1Cに対応する上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間を円全体で表し、手動予約部G2a、毎日/毎週予約部G2b、キーワード予約部G2cおよびおすすめ予約部G2dを扇形で表すことによって、前記各予約部G2a〜G2dの予約確保領域G1Cに対する割合を図示している。手動予約部G2aは、手動予約記録時間を表している。毎日/毎週予約部G2bは、追記型毎日/毎週予約記録時間を表している。キーワード予約部G2cは、キーワード予約記録時間を表している。おすすめ予約部G2dは、おすすめ予約記録時間を表している。このようにして予約記録時間を、手動予約と、毎日/毎週予約と、キーワード予約と、おすすめ予約とを分類して記録状態が表示装置21に図表示される。これによって利用者は、予約記録時間における、手動予約、毎日/毎週予約、キーワード予約およびおすすめ予約の割合を、視覚的に容易に確認することができる。
【0149】
第2テーブルT2は、手動予約部G2aに対応する手動予約記録時間と、毎日/毎週予約部G2bに対応する追記型毎日/毎週予約記録時間と、キーワード予約部G2cに対応するキーワード予約記録時間と、おすすめ予約部G2dに対応するおすすめ予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間とを、文字で表示している。また第2テーブルT2は、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間を100パーセントとして、手動予約記録時間と、追記型毎日/毎週予約記録時間と、キーワード予約記録時間と、おすすめ予約記録時間との、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間に対する割合を百分率で表す文字で表示している。さらに第2テーブルT2は、手動予約記録容量と、追記型毎日/毎週予約記録容量と、キーワード予約記録容量と、おすすめ予約記録容量と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録容量とを文字で表示している。
【0150】
以上のように本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含む記録状態を図15に示すように図表示して、利用者に記録状態を報知することができる。また時間で表すことによって、記録手段の記録容量で表示する場合に比べて、利用者は容易に確認することができる。記録手段の全記録時間から、コンテンツが既に記録されている記録済時間を減算した時間を表示するような従来技術では、利用者が、さらにコンテンツの記録の予約をしようとする場合に、既に予約されているコンテンツが記録されたときに、後どのくらいの時間記録可能なのかを確認することができない。本実施の形態の画像記録再生装置1では、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量に対応する記録可能時間が表示されるので、利用者は、表示される記録状態を見ることで、記録可能時間、すなわち従来技術では確認できなかった既に予約されているコンテンツが記録されたときに記録することができる時間を確認することができる。したがって利用者は、記録可能時間を確認することで、さらに予約しようとするコンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。
【0151】
また図15のように図表示される記録状態は、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含むので、利用者は、記録手段の全記録時間における、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、記録済時間および予約記録時間を確認して、既に記録されているコンテンツを削除したり、予約を取消したりして、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度を高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0152】
また本実施の形態の画像記録再生装置1によれば、記録状態において、予約記録時間は、手動予約と、毎日/毎週予約と、キーワード予約と、おすすめ予約とに分類されるので、利用者は、予約記録時間における、各予約の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、予約記録時間における各予約の割合を確認して、取消したい予約を判断し、その予約を取消して、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度をさらに高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0153】
本実施の形態の画像記録再生装置1において、図15では、記録状態を円グラフG1,G2で表示したけれども、円グラフに限ることはない。たとえば棒グラフなど、記録済み領域G1A、上書き記録領域G1B、予約確保領域G1Cおよび空き領域G1Dの全記録時間に対する割合を利用者が容易に確認できる態様で表示するようにしてもよい。また記録状態の表示は、図15に示すような第1および第2円グラフG1,G2ならびに第1および第2テーブルT1,T2すべて表示することに限ることなく、たとえば第1円グラフG1だけ、第1テーブルT1だけ、第1円グラグG1と第1テーブルT1とだけ表示するようにしてもよい。また図15に示す記録状態は、常時、随時更新しながら、表示装置21の表示画面の一部分に、小さく表示するようにしてもよい。また記録可能時間が予め設定される時間よりも短くなった場合、中央制御部11は、記録可能時間が少ないことを表す表示データを生成して、前記表示データを表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御するようにしてもよい。
【0154】
図16は、表示装置21に表示される記録部4の記録状態を模式的に表す円グラフG3,G2およびテーブルT3,T2を示す図である。中央制御部11は、記録部4に記録されてから予め定める自動削除時間放置されたコンテンツを自動削除するように記録部4を制御するようにしてもよい。予め定める自動削除期間は、前述の表2に示す予約情報に登録される一定期間と同じとし、本実施の形態において1週間、すなわち7日間であってもよい。ここで放置されたコンテンツとは、記録部4に記録されたけれども、利用者が再生して視聴しなかったコンテンツである。
【0155】
このように自動削除時間放置されたコンテンツを自動削除する場合、前述の図14に示す記録部4の記録状態を図表示する手順のステップs1では、中央制御部11は、記録済容量を検出して記録済時間を求めるとともに、記録済容量のうち、ステップs1を実行している時点で再生されていないコンテンツのうち、ステップs1を実行している日時から、前記一定期間以内、本実施の形態において1週間以内に自動削除されるコンテンツの記録容量である自動削除予定容量を検出して、前記自動削除予定容量に対応する自動削除予定時間を求める。このとき中央制御部11は、記録部4に記録されて利用者が少なくとも1回は再生して視聴したコンテンツの記憶容量である視聴済容量および前記視聴済容量に対応する視聴済時間を求める。
【0156】
ステップs3では、中央制御部11は、記録可能時間に自動削除時間を加算した一定期間後記録可能時間をさらに求める。本実施の形態において、前記一定期間後記録可能時間は、記録画質が標準であるとして求める。このとき一定期間後記録可能時間は、記録画質毎に求めてもよい。
【0157】
ステップs4では、中央制御部11は、全記録時間と、記録済み時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データを生成するとともに、前記表示データを表示装置21に表示するように画像入出力部2を制御する。このとき中央制御部11は、全記録時間に、自動削除予定時間が含まれて図表示されるような表示データを生成する。
【0158】
図15に示す第2グラフG2および第2テーブルT2は、図14に示す第2グラフG2および第2テーブルT2と同じであるので、同一の参照符号を付して、詳細な説明は省略する。第3グラフG3は、記録部4の全記録時間を円全体で表し、記録済み領域G3A、上書き記録領域G3B、予約確保領域G3Cおよび空き領域G3Dを扇形で表すことによって、前記各領域G3A〜G3Dの全記録時間に対する割合を図表示している。第3円グラフG3において、記録済み領域G3Aは、記録済み時間を表している。上書き記録領域G3Bは、上書き型毎日/毎週予約記録時間を表している。予約確保領域G3Cは、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間を表している。空き領域G3Dは、記録可能時間を表している。
【0159】
記録済み領域G3Aには、自動削除予定時間を表す自動削除領域G3A’が図表示される。自動削除領域G3A’は、記録済み領域G3Aの残余の領域との境界を破線で示している。また自動削除領域G3A’は、空き領域G3Dに隣接して図表示される。このように自動削除領域G3A’を空き領域G3Dに隣接して図表示することによって、現時点から一定期間後における全記録時間に対する記録可能時間の割合が、自動削除領域G3A’と空き領域G3Dとを加算した領域で図表示される。これによって利用者は、現時点から一定期間後における全記録時間に対する記録可能時間の割合(すなわち全記録時間に対する一定期間後記録可能時間の割合)を容易に確認することができる。
【0160】
第3テーブルT3は、記録済み領域G3Aに対応する記録済み時間と、自動削除領域G3A’に対応する自動削除予定時間と、上書き記録領域G3Bに対応する上書き型毎日/毎週予約記録時間と、予約確保領域G3Cに対応する上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、空き領域G3Dに対応する記録可能時間と、空き領域G3Dに自動削除領域G3A’を加算した領域に対応する一定期間後記録可能時間と、全記録時間とを、文字で表示している。また第3テーブルT3は、全記録時間を100パーセントとして、記録済み時間と、自動削除予定時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間と、上書き型毎日/毎週予約記録時間を除く予約記録時間と、記録可能時間と、一定期間後記録可能時間との、全記録時間に対する割合を百分率で表す文字で表示している。さらに第1テーブルT1は、記録済み領域G1Aに対応する記録済み容量と、自動削除領域G3A’に対応する自動削除予定容量と、上書き記録領域G1Bに対応する上書き型毎日/毎週予約記録容量と、予約確保領域G1Cに対応する上書き型毎日/毎週予約記録容量を除く予約記録容量と、空き領域G1Dに対応する残り記録容量と、空き領域G3Dに自動削除領域G3A’を加算した領域に対応する一定期間後記録可能容量と、記録部4の画像データ記録部4aの全記録時間とを文字で表示している。
【0161】
第3テーブルT3において、空き領域G3Dに対応する記録可能時間、および空き領域G3Dに自動削除領域G3A’を加算した領域に対応する一定期間後記録可能時間は、記録予定画質別に表示するようにしてもよい。
【0162】
このように記録済時間に関して、記録されてから放置されているコンテンツの記録容量に対応する自動削除予定時間が、図16のように図表示される。利用者は、自動削除時間後に提供されるコンテンツを予約したい場合、記録可能時間だけでなく自動削除予定時間をも確認して、当該コンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。
【0163】
キーワード予約およびおすすめ予約されるコンテンツは、画像記録再生装置1によって自動的に記録予約されて記録されるので、このような記録予約は利用者の意思を直接的に反映していない。また時間が経過するにつれて、キーワード予約およびおすすめ予約されるコンテンツは、利用者が知らないうちに増えていく。本実施の形態の画像記録再生装置1では、自動削除時間放置されたコンテンツを自動削除することによって、記録部4が記録不可能になってしまうことを防止することができる。
【0164】
本実施の形態の画像記録再生装置1において、コンテンツは動画像および音声が含まれる動画像であるとしたけれども、これに限ることはない。コンテンツは、経時的に変化するような情報、たとえば音声としてもよい。またコンテンツは経時的に変化しない、たとえば静止画像、ウェブコンテンツなどのHTMLなどのマークアップ言語で記述されたデータおよびプログラムであってもよい。
【0165】
また本実施の形態の画像記録再生装置1において、提供元は放送局20としたけれども、これに限ることはない。提供元は、たとえばインターネット25を介して接続されるコンテンツサーバであってもよい。
【0166】
また前述の実施の形態では、記録方法が、予めその機能を有する装置によって実現されたけれども、これらの方法をコンピュータに実行させるためのプログラムに記録された状態で実現されてもよい。このような場合、コンピュータを用いて、同様の方法を実行することが可能である。
【0167】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、表示装置を記録装置に接続して、生成された表示データを表示装置に与えることによって、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含む記録状態を図表示して、利用者に記録状態を報知することができる。また時間で表すことによって、記録手段の記録容量で表示する場合に比べて、利用者は容易に確認することができる。また利用者は、表示される記録状態を見ることで、記録可能時間、すなわち従来技術では確認できなかった既に予約されているコンテンツが記録されたときに記録することができる時間を確認することができる。したがって利用者は、記録可能時間を確認することで、さらに予約しようとするコンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。また利用者は、記録手段の全記録時間における、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、記録済時間および予約記録時間を確認して、既に記録されているコンテンツを削除したり、予約を取消したりして、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度を高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0168】
また本発明によれば、記録状態において、予約記録時間は、手動予約と、繰返し予約と、キーワード予約と、おすすめ予約とに分類されるので、利用者は、予約記録時間における、各予約の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、予約記録時間における各予約の割合を確認して、取消したい予約を判断し、その予約を取消して、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度をさらに高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0169】
また本発明によれば、記録状態を、予め定める一定期間先までの記録予約に基づくことで、繰返し予約によって予約記録時間が不足することを防止することができる。
【0170】
また本発明によれば、利用者は、たとえば分単位および秒単位の詳細な記録可能時間を確認することができる。
【0171】
また本発明によれば、利用者が視聴しないで放置している記録手段に記録されているコンテンツが増加して、このようなコンテンツによって記録手段の残り記録容量がなくなってしまうことを防止することができる。また利用者は、自動削除時間後に提供されるコンテンツを予約したい場合、記録可能時間だけでなく自動削除予定時間をも確認して、当該コンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。
【0172】
また本発明によれば、表示データは、記録状態を図表示するときに生成されるので、利用者に正確な記録状態を報知することができる。
【0173】
また本発明によれば、表示データは、記録状態が変化するときに生成されるので、利用者に正確な記録状態を報知することができる。
【0174】
また本発明によれば、生成された表示データを表示装置に与えることによって、全記録時間、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間を含む記録状態を図表示して、利用者に記録状態を報知することができる。また時間で表すことによって、記録手段の記録容量で表示する場合に比べて、利用者は容易に確認することができる。また利用者は、表示される記録状態を見ることで、記録可能時間、すなわち従来技術では確認できなかった既に予約されているコンテンツが記録されたときに記録することができる時間を確認することができる。したがって利用者は、記録可能時間を確認することで、さらに予約しようとするコンテンツが記録可能であるか否かを判断することができるので、記録できない時間のコンテンツを誤って予約して、当該コンテンツが最後まで記録されないということを防止して、円滑に予約することができる。また利用者は、記録手段の全記録時間における、記録済時間、予約記録時間および記録可能時間の割合を容易に確認することができる。これによって、たとえば利用者が、さらにコンテンツの記録を予約するときに、当該コンテンツを記録できるだけの記録可能時間が無い場合、利用者は、記録済時間および予約記録時間を確認して、既に記録されているコンテンツを削除したり、予約を取消したりして、記録可能時間を増やして、さらに予約しようとするコンテンツを確実に予約することができる。このように利用者の予約における自由度を高くして、利用者の意思に応じた予約を実現することができる。
【0175】
また本発明によれば、コンピュータを用いて、前述のような利用者の意思に応じた予約を可能にする記録状態の表示を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の画像記録再生装置1の構成を示すブロック図である。
【図2】表示装置21に表示されるアプリメニューM1を示す図である。
【図3】表示装置21に表示されるチャンネル別番組表M2を示す図である。
【図4】表示装置21に表示される番組ナビM3を示す図である。
【図5】表示装置21に表示される記録一覧表M4を示す図である。
【図6】表示装置21に表示される予約方法選択メニューM5を示す図である。
【図7】記録予約における概略的な手順および表示されるメニューを示す図である。
【図8】表示装置21に表示される手動予約登録メニューM6を示す図である。
【図9】表示装置21に表示されるキーワード一覧表M7を示す図である。
【図10】表示装置21に表示されるキーワード編集メニューM8を示す図である。
【図11】表示装置21に表示される予約確認メニューM9を示す図である。
【図12】記録予約が重複したときに表示装置21に表示される予約重複確認メニューM10を示す図である。
【図13】記録部4に記録予約されるコンテンツを記録可能な記憶容量が無いときに表示装置21に表示される容量不足確認メニューM11を示す図である。
【図14】記録部4の記録状態を図表示する手順を示すフローチャートである。
【図15】表示装置21に表示される記録部4の記録状態を模式的に表す円グラフG1,G2およびテーブルT1,T2を示す図である。
【図16】表示装置21に表示される記録部4の記録状態を模式的に表す円グラフG3,G2およびテーブルT3,T2を示す図である。
【符号の説明】
1 画像記録再生装置
4 記録部
11 中央制御部
20 放送局
Claims (9)
- 経時的に変化するコンテンツを、予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供する提供元からのコンテンツを取得する取得手段と、
取得したコンテンツを記録する記録手段と、
前記提供予定を表す提供予定情報に基づいて、コンテンツの記録を予約する記録予約に従って、前記予約されるコンテンツを記録するように記録手段を制御する制御手段と、
記録手段の全記録容量と、コンテンツが既に記録されている記録済容量と、予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量と、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量と、に基づいて、全記録容量に対応する全記録時間と、記録済容量に対応する記録済時間と、予約記録容量に対応する予約記録時間と、前記残り記録容量に対応する記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データを生成するデータ生成手段とを備えることを特徴とする記録装置。 - 提供予定情報は、各提供時間枠で提供されるコンテンツに関連するキーワードを含むインデックスをさらに有し、
記録予約は、
利用者がコンテンツを指定して予約する手動予約と、
特定の提供時間枠を繰返して予約する繰返し予約と、
予め設定される嗜好キーワードを含むインデックスに対応するコンテンツを予約するキーワード予約と、
利用者の利用状況に基づいてコンテンツを予約するおすすめ予約とを含み、データ生成手段は、予約記録時間を、手動予約と、繰返し予約と、キーワード予約と、おすすめ予約とを分類して記録状態を図表示するための表示データを生成することを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - データ生成手段は、予め定める一定期間先までの記録予約に基づいて、記録状態を図表示するための表示データを生成することを特徴とする請求項1または2記載の記録装置。
- データ生成手段は、さらに記録可能時間を文字で表示するための表示データを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の記録装置。
- 制御手段は、記録手段に記録されてから予め定める自動削除時間放置されたコンテンツを自動削除するように記録手段を制御し、
データ生成手段は、記録済時間に関して、記録されてから視聴されたコンテンツの記録容量に対応する視聴済時間と、記録されてから放置されているコンテンツの記録容量に対応する自動削除予定時間とを分類して図表示するための表示データを生成することを特徴とする請求項1記載の記録装置。 - データ生成手段は、記録状態を図表示するときに表示データを生成することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
- データ生成手段は、記録状態が変化するときに表示データを生成することを特徴とする請求項1記載の記録装置。
- 予め設定される提供時間枠に区切られる提供予定に従って提供元から提供され、経時的に変化するコンテンツを、前記提供予定を表す提供予定情報およびコンテンツの記録を予約する記録予約に基づいて取得し、記録手段に記録するにあたって、
記録手段の全記録容量と、コンテンツが既に記録されている記録済容量と、予約されているコンテンツを記録するために必要とされる予約記録容量と、全記録容量から記録済容量および予約記録容量を減算した残り記録容量と、に基づいて、全記録容量に対応する全記録時間と、記録済容量に対応する記録済時間と、予約記録容量に対応する予約記録時間と、前記残り記録容量に対応する記録可能時間とを含む記録状態を図表示するための表示データを生成するデータ生成工程を備えることを特徴とする記録方法。 - 請求項8記載の記録方法を、コンピュータに実行させるためのプログラム。
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