JP2004148529A - ラミネータ - Google Patents

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裕 河口
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Abstract

【課題】埃や傷が付いたり気泡が入り込む可能性が極めて低いラミネータを提供する。
【解決手段】ラミネータ1を、機枠2と、その略中央に規定されたバスライン3に一致するように固定されたプレート11、台紙としての接着紙Sを搬送する台紙搬送機構28、プレカットフィルムFにワークWを導入するワーク導入機構30、プレカットフィルムFを接着紙Sに供給するフィルム供給機構32、ワークWの上下面を反転させるワーク反転機構34、押付ローラ12、ならびに、ラミネータ1の一連のラミネート動作等を制御する制御盤18とを備えて構成する。押付ローラ12および接着紙Sの折返し位置に対し基板Wを相対的に移動させて、基板Wの貼終り部位までプレカットフィルムFを被覆する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板を始めとするワークにフィルムを被覆するラミネータに関する。
【0002】
【従来の技術】
離型紙付のフィルムから離型紙を剥離してフィルムを基板に被覆するラミネータとして、周知の離型紙剥離機構を併せたものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。図5に示すように、このラミネータ81は、離型紙付のフィルム82を図示しないポンプにより吸着し、基板84の前端縁に接近して仮付する上下の仮付部材86と(図5(a))、仮付後に搬送された基板84およびその上のフィルム82を受入れる上下の圧着ローラ88と(図5(b))、仮付後のフィルム82を吸着して圧着ローラ88の間に導入するガイド90と、内貼に適した長さでフィルム82を切断するカッタ92と(図5(c))を有している。ガイド90は、切断後にフィルム82を吸着し、フィルム82の後半がたわみ落ちる事態を防止する。また、フィルム82における、仮付部材86やカッタ92から離れた上流側には、離型紙を持上げつつ共に巻き取って剥離する粘着テープ94が配置されている。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−320683号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このようなラミネータ81では、干渉防止のため仮付部材86やカッタ92から離隔した、圧着ローラ88よりかなり上流の粘着テープ94によって離型紙を剥離するため、剥離後のフィルム82を比較的長距離に亘って搬送することとなり、埃が付着したり気泡が入り込む機会が多くなるし、フィルム82自体に傷が付くことがある。
【0005】
そこで、請求項1に記載の発明は、埃や傷が付いたり気泡が入り込む可能性が極めて低いラミネータを提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、連続した台紙上に並べたプレカットフィルムを、ワークの下面に、押付ローラによって上方へ押付けることで被覆するラミネータであって、下側から導出したフィルム付台紙を、押付ローラの近傍において上側に折返して、フィルムのみを押付ローラの上方に差出させるプレートと、フィルムの貼始めに係る辺縁が押付ローラの上方に差出された状態で停止可能に台紙を搬送する台紙搬送機構と、当該状態のフィルムの上側にワークの貼始め部位を導入するワーク導入機構とを備え、押付ローラおよび台紙の折返し位置に対しワークを相対的に移動させて、フィルムを貼終りに係る辺縁まで被覆することを特徴とするものである。
【0007】
請求項2に記載の発明は、台紙を接着紙とし、接着紙とは別体のプレカットフィルムを蓄えるフィルムストッカと、フィルムストッカからフィルムを取出して、接着紙に並ぶように貼付けるフィルム供給機構とを更に備えたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3に記載の発明は、更に、ワークを蓄えるワークストッカを備え、ワーク導入機構を、貼始め位置への導入前にワークストッカからワークを取出し、貼始め位置への導入後にワークを押付ローラ上で移動させる吸着ユニットとしたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項4に記載の発明は、更に、被覆完了後のワークを裏返すワーク反転機構を備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は当該形態に係るラミネータ1の側面説明図である。ラミネータ1は、機枠2と、その略中央に規定されたバスライン3に一致するように固定されたプレート11、台紙としての接着紙Sを搬送する台紙搬送機構28、プレカットフィルムFにワークWを導入するワーク導入機構30、プレカットフィルムFを接着紙Sに供給するフィルム供給機構32、ワークWの上下面を反転させるワーク反転機構34、押付ローラ12、ならびに、ラミネータ1の一連のラミネート動作等を制御する制御盤18とを備えて構成されている。
【0011】
プレート11は、肉薄の例えば長方形板で形成され、対向する辺部11a,11bが、バスライン3上に一致するよう機枠2内に設けられている。一方の辺部11aは接着紙Sの送入側に配置され、他方の辺部11bは接着紙Sが折り返される折返し側に配置されている。
【0012】
台紙搬送機構28は、繰出軸6、巻取軸8、可動転向軸9a、固定転向軸9b,9cから構成されている。繰出軸6には、ロール状接着紙Sの原反がセットされている。可動転向軸9aは、プレート11の辺部11aと繰出軸6との間に設けられ、軸線の水平性を保ちながら上昇及び下降自在に形成されている。この上昇及び下降動作は、接続されたエアシリンダ10によって行われる。また可動転向軸9aは、サーボモータ(図示略)に接続され、所要の回転角度で回動動作可能に形成されている。
【0013】
一方、固定転向軸9bは、その軸面が上昇時の可動転向軸9aと接する位置に、回動自在に固定されると共に、プレート11の下面の延長線上に軸面の上部が接する位置に配置されている。また固定転向軸9cは、プレート11の上面の延長線上に軸面の下部が接するように回動自在に固定されている。巻取軸8は、サーボモータ(図示略)に接続され、繰出軸6から繰り出されプレート11で折り返された接着紙Sを巻き取り可能に形成されている。
【0014】
この台紙搬送機構28において、繰出軸6から繰り出された接着紙Sは、下降状態の可動転向軸9aの下側から固定転向軸9bとの間に通され、プレート11の辺部11aからその下面に接するように通される。この時、接着紙Sは接着面を下にしてプレート11の下面に通される。そして辺部11bで折り返された接着紙Sは、接着面を上にしてプレート11の上面を通り、固定転向軸9cの下側から向きを変えて巻取軸8に巻き取られる。この時、接着紙Sには、夫々の転向軸間でたるまないように巻取軸8によって常に巻取方向に力が加わっている。
【0015】
台紙搬送機構28による接着紙Sの搬送は、可動転向軸9aを上昇させ、固定転向軸9bとで接着紙Sを上下から挟み込むことにより、制御盤18による搬送量の調整を有効として行われる。つまり、接着紙Sの搬送停止は、巻取方向の力と釣り合う方向に可動転向軸9aに回転力を与えることによって行われる。また接着紙Sの搬送は、可動転向軸9aの回転力を弱めることによって行われ、同時に接着紙Sの搬送量も調整制御可能である。
【0016】
ワーク導入機構30は、基板Wを蓄えるワークストッカ4、ワークWを吸着する吸着ユニット20、吸着ユニット20を支持する支持体21とから構成されている。ワークストッカ4は、予め所要寸法にカットした複数のワークW,W・・(ここでは基板W,W・・)を水平な底板4aに重ねて蓄えるように形成されている。この底板4aには、蓄えられた基板W全体を押し上げるためのエアシリンダ4bが設けられている。このワークストッカ4は、エアシリンダ4bの駆動によって、最上層の基板Wをバスライン3よりも下方に待機させる待機状態と、それよりも上方へ押し上げる押上状態とに切り替え動作可能である。
【0017】
吸着ユニット20の下面には、図示しないエアポンプに接続された複数の吸着孔が設けられている。吸着ユニット20は、エアポンプの駆動による吸着孔の吸引作用によって基板Wをその下面に吸着する。支持体21は、一体的に設けられたサーボモータ14の回転軸先のピニオン24がラック26上を走行することで、吸着ユニット20を横向レール23に沿って略水平に移動可能である。
【0018】
フィルム供給機構32は、プレカットフィルムFをストックするためのフィルムストッカ5から構成されている。フィルムストッカ5は、予め所要寸法にカットした複数のプレカットフィルムF,F・・を水平な底板5aに重ねて蓄えるように形成されている。プレカットフィルムFの接着面には、全面を覆う離型紙T(図3参照)が予め貼り付けられている。フィルムストッカ5の底板5aには、蓄えられたプレカットフィルムF全体を押し上げるためのエアシリンダ5bが設けられている。このフィルムストッカ5は、前述のワークストッカ4と同様に、エアシリンダ5bの駆動によって、最上層のプレカットフィルムFをバスライン3よりも下方に待機させる待機状態と、それよりも上方へ押し上げる押上状態とに切り替え動作可能である。
【0019】
押付ローラ12は、基板Wの下面にプレカットフィルムFを押し付けるものであり、プレート11の辺部11bの近傍に設けられている。押付ローラ12は、軸線の水平性を保ちながら上昇及び下降自在に形成されている。この上昇及び下降動作は、接続されたエアシリンダ13によって行われ、制御盤18によって動作制御されている。上昇時、押付ローラ12は、その周面上部がバスライン3に接する位置に停止する。
【0020】
ワーク反転機構34は、複数の吸盤36を一方面側に配設した板状体からなる反転盤38、反転盤38を上下動自在に支持する縦向レール40から構成されている。縦向レール40に支持された反転盤38は、図示しないサーボモータによって、最下点位置P1とバスライン3よりも上方の最上点位置P2との間を上下動自在に駆動される。反転盤38は、縦向レール40の中央位置PCにおいて反転し、中央位置PCより下側では吸盤面を下に向け、上側では吸盤面を上に向けるように構成されている。吸盤36には、図示しないエアポンプが接続されている。反転盤38は、吸盤36の吸引作用によって基板Wを吸着する。尚、待機時の反転盤38はバスライン3よりも下側の待機位置PWに停止している。
【0021】
制御盤18は、各サーボモータ、エアシリンダ、エアポンプ、巻取軸8、可動転向軸9a等を、図示しない自らのスイッチの状態に応じて同期制御することで、ラミネータ1の全体動作を司る。
【0022】
このようなラミネータ1による基板Wへのラミネート動作を、図2〜図4に基づいて順次説明する。その前準備として、接着紙Sを、繰出軸6のロールRから繰り出し、プレート11の下面を経て、辺部11bで上面に折り返し、巻取軸8に巻き取られるようにセットしておく。また、ワークストッカ4及びフィルムストッカ5に、夫々所要枚数の基板W及びプレカットフィルムFを収容しておく。
【0023】
(1)吸着ユニット20の支持体21が駆動され、ワークストッカ4の上方に移動し、吸着ユニット20の位置決め点と基板Wの位置決め点とが一致する位置に停止する。
(2)その後、ワークストッカ4が待機状態から押上状態に切り替わり、その底板4a上昇し、最上層の基板Wが吸着ユニット20の下面に吸着する。そして底板4aが待機状態の位置に下降し、一枚の基板Wがワークストッカ4から取り出される(図2)。
(3)支持体21が基板Wと共にプレート11の上方に移動する。
(4)フィルムストッカ5が待機状態から押上状態に切り替わり、その底板5aが上昇し、最上層のプレカットフィルムFの離型紙Tが接着紙Sに貼り付く。そして底板5aが待機状態の位置に下降し、一枚のプレカットフィルムFがフィルムストッカ5から取り出される(図3(a))。
【0024】
(5)台紙搬送機構28を構成する可動転向軸9aの回転動作によって、接着紙Sを巻取方向に搬送し、プレート11の下側から導出したプレカットフィルムFの貼り付いた接着紙Sのうち、離型紙Tを押付ローラ12の近傍の辺部11bにおいて上側に折返して、プレカットフィルムFのみを押付ローラ12の上方に差出す(図3(b))。
(6)そして可動転向軸9aの回転停止によって、接着紙Sの搬送を停止し、プレカットフィルムFの貼始めに係る辺縁FFが押付ローラ12の上方に差出された状態で停止する(図3(c))。
【0025】
(7)支持体21を押付ローラ12側へ移動させ、上記(6)状態のプレカットフィルムFの上側に、基板Wの貼始め部位WFを導入し、基板Wの移動量と接着紙Sの搬送量とを一致させるように、基板Wを押付ローラ12上で移動させると同時に可動転向軸9aを回転させ接着紙Sを搬送させる(図3(d))。さらに支持体21を押付ローラ12および辺部11bに対して移動させ、基板Wの貼終り部位WRまでプレカットフィルムFを被覆する。そして、プレート11の下面に接着紙Sの新しい接着面が用意された状態で、可動転向軸9aを回転停止させる。尚、基板Wの貼り始め部位WFは、マージンのない端部でも良いし、端部からマージンだけ移動した部位にも位置調整可能である。
【0026】
(8)支持体21を、被覆完了後の基板Wとともに、吸盤面が上側に向いた反転盤38の上方に移動させる。
(9)反転盤38を上昇させ、吸盤36が基板Wの下面に吸着するように上方に押し上げる。押し上げると略同時に吸着ユニット20による吸着から基板Wを開放する。
(10)反転盤38を下降させ(図4(a))、中央位置PCで反転して基板Wを裏返し、さらに下降させ最下点位置P1で停止させる。
(11)吸盤36による吸着から基板Wを開放する。ここで、ラミネート1によるラミネート動作の一巡が終了する(図4(b))。この基板Wを仕上げ品として次工程へ送る。
【0027】
以上(1)〜(11)の動作を適宜繰り返すことにより、所要数の基板Wを連続してラミネートする。接着紙Sには、離型紙Tのみが並ぶように貼り付けられ、巻取軸8によって巻き取られる。
【0028】
以上のようなラミネータ1では、プレート11における、プレカットフィルムFの離型紙Tが折返される辺部11bを、押付ローラ12の近傍に配置することにより、離型紙Tを、プレカットフィルムFが押付ローラ12により被覆される直前に剥離しているため、基板Wに貼られるプレカットフィルムF自体において、埃が付着する可能性が極めて低い。また基板Wの下側からプレカットフィルムFの貼るので、基板Wの上側からプレカットフィルムFを貼る場合に比較し、接着面が垂れ落ちて、しわが生じたり気泡が基板WとプレカットフィルムFとの間に入り込むことを防ぐことが可能となる。したがって、ラミネータ1によれば、極めて質の高い仕上品を提供することができる。
【0029】
また、プレカットフィルムFの貼始めに係る辺縁FFが押付ローラ12の上方に差出された状態で停止するように台紙搬送機構28を構成したので、ワークの貼り始め部位WRに対するプレカットフィルムFの貼り始めに係る辺縁FFの位置決めと、および、押付ローラ12によるワークへのフィルムの押し付けとを、略同時に行うことができる。よって、従来のように、位置決め後に搬送する距離を短くでき、振動等によるずれの発生を抑えて、貼り付け位置の精度を向上させることができる。
【0030】
固定した押付ローラ12および接着紙Sの折返し位置、すなわち辺部11bに対し、基板Wのみを移動させたので、両者を移動させた場合よりも、貼り付け精度を高めることが可能となる。
【0031】
台紙を接着紙Sとしたので、離型紙T付きのプレカットフィルムFにおける離型紙Tの剥がれ易さに応じて、接着力の強弱を選択して台紙として用いることができ、対応可能な離型紙T付きのプレカットフィルムFの種類数を増加できる。
【0032】
基板Wを蓄えるワークストッカ4や、プレカットフィルムFを蓄えるフィルムストッカ5を備えたので、ストックできる枚数だけラミネート作業を連続して行うことができ作業効率を向上できる。
【0033】
フィルム供給機構32により、プレカットフィルムFを取り出す手間と離型紙Tを剥がす手間とを省くことができる。
【0034】
被覆完了後の基板Wを裏返すことにより、プレカットフィルムFを貼り付けた面を上側に向けることができ、次工程での作業を効率よく行うことができる。
【0035】
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、以下、列挙するように本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各部の形状並びに構成を適宜に変更して実施することも可能である。
(1)プレート11は、押付ローラ12側の辺部11bの角部を丸く面取りしても良い。この場合、巻取軸8に掛かる負荷を減らすことができ、搬送量の精度をより高めることが可能となる。
(2)プレート11の辺部11bの位置には、接着紙Sを折り返すための折返し部材として、小径の棒状体を回転自在に配置しても良い。
(3)台紙は、連続した接着紙Sに限らず、予めプレカットフィルムFを等間隔に複数貼り付けてなる連続した離型紙としても良い。この場合、プレカットフィルムFを蓄えるフィルムストッカ5を取り除いて部品点数を減らすことができ、ラミネータ1の製造コストを抑えることが可能となる。
【0036】
(4)ワークとしての基板Wと、押付ローラ12および接着紙Sの折返し位置(辺部11b)とは、相対的に移動していれば良く、一方の基板Wを固定して、他方の押付ローラ12および台紙の折返し位置を移動させたり、両者共に移動するように構成することによって、基板Wの貼終り部位WRまでプレカットフィルムFを被覆しても良い。
(5)台紙搬送機構28は、可動転向軸9aに換えて、巻取軸8の回転動作および停止動作により接着紙Sの搬送量を調整するよう構成することも可能である。
(6)吸着ユニット20および反転盤38は、エアポンプの吸引による吸着に限らず、チャック等の挟持機構によって機械的に基板Wを挟持するように構成しても良い。この場合、エアポンプのスペースを削って、ラミネータ1を小型化することが可能となる。
【0037】
(7)反転盤38の吸着部材として、エアポンプの接続されていない吸盤のみを設けても良い。
(8)ワーク反転機構34は、制御盤18によって駆動制御されるものに限らず、上昇および下降動作或いはワーク反転動作を手動で行うように構成しても良い。また、ワーク反転機構34の設けられていないラミネータも構成可能である。
(9)シリンダとして油圧シリンダを採用することができる。
(10)プレート11の辺部11bをナイフエッジ形状に形成しても良い。この場合、離型紙Tを鋭角に折返すことができて剥がれを良くすることができる。
(11)押付ローラ12は、上下動作可能に構成するだけでなく、機枠2に固定して構成することもできる。
【0038】
【発明の効果】
以上述べたとおり、本発明により、埃や傷が付いたり気泡が入り込むことのない高品位のラミネートを、円滑に実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラミネータの側面説明図である。
【図2】本発明に係るラミネータの動作説明図である。
【図3】(a)〜(d)は本発明に係るラミネータの動作説明図である。
【図4】(a),(b)は本発明に係るラミネータの動作説明図である。
【図5】(a)〜(c)は従来例の説明図である。
【符号の説明】
1・・ラミネータ、4・・ワークストッカ、5・・フィルムストッカ、6・・繰出軸、8・・巻取軸、11・・プレート、12・・押付ローラ、14・・サーボモータ、20・・吸着ユニット、28・・台紙搬送機構、30・・ワーク導入機構、32・・フィルム供給機構、34・・ワーク反転機構、F・・フィルムとしてのプレカットフィルム、FF・・フィルムの貼始めに係る辺縁、R・・ロール、S・・台紙としての接着紙、T・・離型紙、W・・ワークとしての基板、WF・・ワークの貼始め部位、WR・・ワークの貼終り部位。

Claims (4)

  1. 連続した台紙上に並べたプレカットフィルムを、ワークの下面に、押付ローラによって上方へ押付けることで被覆するラミネータであって、
    下側から導出したプレカットフィルム付台紙を、押付ローラの近傍において上側に折返して、プレカットフィルムのみを押付ローラの上方に差出させるプレートと、
    プレカットフィルムの貼始めに係る辺縁が押付ローラの上方に差出された状態で停止可能に台紙を搬送する台紙搬送機構と、
    当該状態のプレカットフィルムの上側にワークの貼始め部位を導入するワーク導入機構と、を備え、
    押付ローラおよび台紙の折返し位置に対しワークを相対的に移動させて、ワークの貼終り部位までプレカットフィルムを被覆する
    ことを特徴とするラミネータ。
  2. 台紙を接着紙とし、
    接着紙とは別体のプレカットフィルムを蓄えるフィルムストッカと、
    フィルムストッカからプレカットフィルムを取出して、接着紙に並ぶように貼付けるフィルム供給機構と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のラミネータ。
  3. 更に、ワークを蓄えるワークストッカを備え、
    ワーク導入機構を、ワークの貼始め部位への導入前にワークストッカからワークを取出し、ワークの貼始め部位への導入後にワークを押付ローラ上で移動させる吸着ユニットとしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のラミネータ。
  4. 更に、被覆完了後のワークを裏返すワーク反転機構を備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のラミネータ。
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