JP2004147182A - 誤り制御方法、通信装置および通信システム - Google Patents

誤り制御方法、通信装置および通信システム Download PDF

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Abstract

【課題】順序制御による遅延時間および受信バッファ数を削減でき、かつパケットの出力バーストを低減可能な誤り制御方法、通信装置および通信システムを得ること。
【解決手段】本発明の通信装置は、誤りのあったパケットを再送するARQ(自動再送要求:Automatic Repeat reQuest)方式を用いて誤り制御を行う構成として、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが規定量以下の場合に、前記受信パケットの順序を保証し、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが前記規定量を超えた場合に、再送パケットよりも先に前記受信パケットを出力するARQ制御部12、を備える構成とした。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誤り制御技術としてARQ(自動再送要求:Automatic Repeat reQuest)方式を採用する通信装置および通信システムに関するものであり、特に、誤りのあったパケットのみを再送するSR(Selective−Repeat)−ARQ方式に適用可能な誤り制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
以下、従来の誤り制御方法について説明する。従来、誤り制御技術としては、単純さの観点からGBN(Go−Back−N)−ARQ方式が用いられていたが、通信速度が速くなるにつれて、伝搬遅延や物理層およびマック層での処理による遅延時間が相対的に無視できなくなり、SR(Selective−Repeat)−ARQ方式が用いられるようになった。
【0003】
上記SR−ARQでは、NACK(Not Acknowledge)が返信された誤りパケットのみを再送する。また、再送処理による順序制御待ちの受信パケットを記憶するための受信バッファを必要とする。すなわち、ユーザ(インターネット等の通信ネットワークに接続された端末等)に渡すパケットの順序を保証する必要があるため、再送パケットが正しく受信できるまでの間に正しく受信した他のパケットを記憶しておく。
【0004】
ここで、図面に基づいてSR−ARQについて説明する。図6は、従来のSR−ARQの処理を示す図である(たとえば、非特許文献1参照。)。ここでは、たとえば、送信側の通信装置が図示の0,1,2,3,4,5の送信順でパケットを送信する場合を想定する。
【0005】
図6において、受信側の通信装置では、受け取った0番目のパケットに誤りがないのでACK(Acknowledge)を返信し、つぎに受け取った1番目のパケットには誤りがあるのでNACKを返信し、つぎに受け取った2番目のパケットには誤りがないのでACKを返信し、つぎに受け取った3番目のパケットには誤りがあるのでNACKを返信し、つぎに受け取った4,5番目のパケットには誤りがないのでACKを返信している。
【0006】
一方、送信側の通信装置では、上記1番目のパケットに対応したNACKを受け取った後、当該1番目のパケット(1´)を再送し、以降、ACKが返信されるまで1番目のパケットの再送を繰り返し実行する。ここでは、2回目の再送でACKが返信されている。同様に、上記3番目のパケットに対応したNACKを受け取った場合は、当該3番目のパケット(3´)を再送する。ここでは、1回目の再送でACKが返信されている。
【0007】
上記のような再送制御が行われた場合、受信側の通信装置では、まず、0番目のパケットを上記端末等に中継する。つぎに、1番目のパケットを再送している間に2、3(再送1回),4,5番目のパケットを正しく受信しているが、パケットの順序を保証するためには2,3,4,5番目のパケットを上記端末等に中継することができないので、これらのパケットを一旦受信バッファに記憶する。そして、1番目のパケットを正しく受信できた段階で、受信バッファを一斉に解放する。
【0008】
【非特許文献1】
電子情報通信学会技術報告 NS2002−81 RCS2002−109(2002−07)「Selective−Repeat ARQプロトコルの順序制御による出力トラヒックのバースト性評価」、図1
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記、従来の誤り制御方法においては、パケットの順序を保証する必要があるため、上記のように再送が発生した場合には、その後に正常受信したパケットを、再送パケットを正常に受信するまで保持することとなり、遅延時間が大きくなる、という問題があった。また、上記と同様の理由から、再送パケットを正常に受信するまでの間に正常に受信した他のパケットを記憶しておくための受信バッファが必要になるが、再送が繰り返し実行された場合を想定して大きなバッファを準備しておく必要がある、という問題もあった。特に、伝搬遅延の大きい通信システム(衛星通信システム等)においては、必然的に再送処理にかかる時間が長くなり、順序制御待ちの受信パケット数が増大するため、より大きな受信バッファが必要になる。
【0010】
また、再送パケットを正常に受信できた場合には、受信バッファ内に保持されたパケットが一斉に解放されるため、インターネット等の通信ネットワーク上のトラヒックが急激に増大し、ルータ等がオーバーフロー状態となる、という問題があった。特に、上記伝搬遅延の大きい通信システム(衛星通信システム等)では、受信バッファが大きくなる傾向にあるため、バースト性が顕著に表れる。
【0011】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、伝搬遅延時間および受信バッファ数を削減でき、かつパケットの出力バーストを低減可能な誤り制御方法、通信装置および通信システムを得ることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる誤り制御方法にあっては、誤りのあったパケットを再送する誤り制御方式に適用可能な方法であって、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが規定量以下の場合は、前記受信パケットの順序を保証し、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが前記規定量を超えた場合は、再送パケットよりも先に前記受信パケットを出力する順序制御ステップ、を含むことを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、パケットの順序制御を実現するための受信パケット数(上記規定数に相当)を制限し、用意された受信バッファを超えるパケットを受け取った場合は、再送パケットよりも先に順序制御待ちのパケットを出力する。たとえば、用意された受信バッファ数を超えるパケットを受け取った場合は、順序制御待ちパケットのなかから送信順の最も早いパケットを送信先の端末装置宛てに送信する。そして、再送パケットを正常受信した場合には、受信バッファ内の解放可能なパケットを一斉に解放する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明にかかる誤り制御方法、通信装置および通信システムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
【0015】
実施の形態1.
本実施の形態では、本発明にかかる通信システムの一例として、準天頂衛星システムを用いた場合の、誤り制御方法について説明する。この準天頂衛星システムは、3機の衛星が所定の軌道を通って1日で地球を一周し、3機の衛星の少なくとも1機が常に日本の上空(天頂)付近に存在する地域限定型の衛星システムである。また、衛星の切り換えを8時間毎に行えば、常に60度以上の仰角が確保され、ユーザは、常に、ビル等による通信回線の遮断が少ない良好な移動体通信サービス(自動車電話サービス、携帯電話サービス、GPSとは別の簡易測位システム等)の提供を受けられる。具体的には、日本の主要地域から見た場合は常に天頂から20度以内に衛星が存在するため、たとえば、車のアンテナを天頂方向に向けておくだけで、車の進行方向が変化しても、常に良好な通信が可能となり、さらに衛星追尾が不要となるため通信装置を簡略化することができる。
【0016】
図1は、本発明にかかる通信システムおよび通信装置の構成を示す図である。本実施の形態では、説明の便宜上、たとえば、データ送信元の端末装置1が、送信側の通信装置2,衛星(SAT)3および受信側の通信装置4を経由して、端末装置5に対してデータを送信する場合を想定する。また、通信装置2,4では、それぞれARQ制御部11,12が、インタフェース部21,送信バッファ22,送信ARQ処理部23,受信ARQ処理部24,受信バッファ制御部25および受信バッファ26を備え、後述する本実施の形態の誤り制御を実現する。
【0017】
ここで、本実施の形態の誤り制御方法を、図面を用いて詳細に説明する。図2および図3は、本実施の形態の誤り制御方法を示す図である。なお、ここでは、説明の便宜上、上記通信装置2のARQ制御部11内の送信ARQ処理部23が0,1,2,3,4,5の送信順で送信バッファ22からパケットを読み出して送信し、かつ上記通信装置4のARQ制御部12内の受信バッファ26が規定量である2個のパケットを記憶可能とする場合を想定する。なお、規定量とは、受信バッファ26が一度に記憶可能なバッファ数のことを意味している。すなわち、この場合の規定量は、受信バッファの記憶容量であるパケット2個分となる。
【0018】
図2において、通信装置4のARQ制御部12では、受信ARQ処理部24が、衛星3を経由して受け取った0番目のパケットに誤りがないので送信ARQ処理部23に対してACKを通知し、送信ARQ処理部23が、衛星3を経由して当該ACKを通信装置2に対して返信している。つぎに、衛星3を経路して1番目のパケットを受け取ったARQ制御部12の受信ARQ処理部24では、当該パケットに誤りがあるのでそれを破棄し、上記ACKと同様の経路でNACKを返信している。以降、ARQ制御部12の受信ARQ処理部24では、上記同様の処理で、つぎに受け取った2番目のパケットには誤りがないのでACKを返信し、つぎに受け取った3番目のパケットには誤りがあるので、そのパケットを破棄するとともにNACKを返信し、つぎに受け取った4,5番目のパケットには誤りがないのでACKを返信している。
【0019】
一方、通信装置2のARQ制御部11では、送信ARQ処理部23が、受信ARQ処理部24を経由して上記1番目のパケットに対応したNACKを受け取った後、再度1番目のパケット(図示の1´に相当)を送信バッファ22から読み出して再送し、以降、ACKが返信されるまで1番目のパケットの再送処理を繰り返し実行する。図2では、2回目の再送でACKが返信されている。同様に、上記3番目のパケットに対応したNACKを受け取った場合は、当該3番目のパケット(図示の3´に相当)を再送する。図2では、1回目の再送でACKが返信されている。
【0020】
上記のような再送制御が行われている場合、受信側の通信装置2では、まず、受信バッファ制御部25が、受信ARQ処理部24から受け取った0番目のパケットを、受信バッファ26に記憶することなくインタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。つぎに、2番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、1番目のパケットを受け取っていないので、当該2番目のパケットを順序制御待ちパケットとして受信バッファ26に記憶する(図3(a)参照)。
【0021】
つぎに、4番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、1,3番目のパケットを受け取っていないので、当該4番目のパケットを順序制御待ちパケットとして受信バッファ26に記憶する(図3(b)参照)。
【0022】
つぎに、5番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、受信バッファ26から先に記憶しておいた2番目のパケット(最も送信順の早いパケット)を読み出し、インタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。そして、5番目のパケットを順序制御待ちパケットとして受信バッファ26の空き領域に記憶する(図3(c)参照)。
【0023】
つぎに、再送により3番目のパケット(新たな順序制御待ちパケット)を受け取った受信バッファ制御部25では、当該3番目のパケット(最も送信順の早いパケット)を受信バッファ26に記憶することなくインタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。
【0024】
最後に、再送(2回目)により1番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、当該1番目のパケットを受信バッファ26に記憶することなくインタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。同時に、受信バッファ26内の解放可能な4,5番目のパケット(3番目のパケットが既に送信されているので4,5番目のパケットを解放可能)を一斉に解放してインタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する(図3(d)参照)。
【0025】
すなわち、本実施の形態では、従来技術のように大きな受信バッファを用意してパケットの順序を完全に保証するのではなく、従来よりも受信バッファ数を制限し、当該受信バッファ数を超える順序制御待ちパケットを受信した場合には、再送パケットよりも先に最も送信順の早い順序制御待ちパケットを出力する(順序反転)。
【0026】
このように、本実施の形態においては、パケットの順序制御を実現するための受信パケット数を制限し、再送処理により、用意された受信バッファを超える順序制御待ちパケットを受け取った場合は、再送パケットよりも先に順序制御待ちパケットを出力する。具体的には、用意された受信バッファ数を超える順序制御待ちパケットを受け取った場合、当該順序制御待ちパケットのなかから送信順の最も早いパケットを選択し、当該選択パケットを送信先の端末装置に対して送信する。そして、再送パケットを正常受信した場合には、受信バッファ内の解放可能なパケットを一斉に解放する。これにより、伝搬遅延時間および受信バッファ数の削減を実現しつつ、さらに、受信バッファ数の削減によりパケットの出力バーストを大幅に低減できる。
【0027】
なお、本実施の形態では、説明の便宜上、通信装置2が図示の0,1,2,3,4,5の順番でパケットを送信する場合を想定したが、送信するパケット数に規定はない。また、説明の便宜上、受信バッファ26が2個のパケットを保持可能とする場合を想定したが、何個のパケットを保持可能な受信バッファ26を用意するかについては、通信速度やパケットの順序逆転の許容量に応じて適宜決定する。
【0028】
また、本発明にかかる誤り制御方法は、誤り制御方式としてARQ方式を採用する通信システムであれば、上記準天頂衛星システムに限らず、その他の衛星通信システムや衛星を中継しない通信システム等(移動体通信システム等)、あらゆる通信システムに適用可能である。
【0029】
また、本実施の形態においては、再送処理により用意された受信バッファ数を超える順序制御待ちパケットを受け取った場合、順序制御待ちパケットのなかから送信順の最も早いパケットを選択して送信先の端末装置宛てに送信することとしたが、これに限らず、たとえば、図4,図5に示すように、送信順の最も遅いパケットを選択して送信先の端末装置宛てに送信することとしてもよい。
【0030】
たとえば、図2の再送制御に図4の選択基準を適用した場合、受信側の通信装置2では、まず、受信バッファ制御部25が、受信ARQ処理部24から受け取った0番目のパケットを、インタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。つぎに、2番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、1番目のパケットを受け取っていないので、当該2番目のパケットを順序制御待ちパケットとして受信バッファ26に記憶する(図5(a)参照)。つぎに、4番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、1,3番目のパケットを受け取っていないので、当該4番目のパケットを順序制御待ちパケットとして受信バッファ26に記憶する(図5(b)参照)。つぎに、5番目のパケット(新たな順序制御待ちパケット)を受け取った受信バッファ制御部25では、当該5番目のパケット(最も送信順の遅いパケット)を受信バッファ26に記憶することなくインタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。つぎに、再送により3番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、受信バッファ26から先に記憶しておいた4番目のパケット(最も送信順の遅いパケット)を読み出し、インタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。そして、3番目のパケットを順序制御待ちパケットとして受信バッファ26の空き領域に記憶する(図5(c)参照)。最後に、再送(2回目)により1番目のパケットを受け取った受信バッファ制御部25では、当該受信パケットを受信バッファ26に記憶することなくインタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する。同時に、受信バッファ26内の解放可能な2,3番目のパケットを一斉に解放してインタフェース部21経由で端末装置5に対して送信する(図5(d)参照)。
【0031】
【発明の効果】
以上、説明したとおり、本発明によれば、パケットの順序制御を実現するための受信パケット数を制限し、再送処理により、用意された受信バッファを超える順序制御待ちパケットを受け取った場合は、再送パケットよりも先に順序制御待ちパケットを出力する。具体的には、用意された受信バッファ数を超える順序制御待ちパケットを受け取った場合、当該順序制御待ちパケットのなかから送信順の最も早いパケットを選択し、当該選択パケットを送信先の端末装置に対して送信する。そして、再送パケットを正常受信した場合には、受信バッファ内の解放可能なパケットを一斉に解放する。これにより、伝搬遅延時間および受信バッファ数の削減を実現しつつ、さらに、受信バッファ数の削減によりパケットの出力バーストを大幅に低減できる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる通信システムおよび通信装置の構成を示す図である。
【図2】本実施の形態の誤り制御方法の一例を示す図である。
【図3】本実施の形態の誤り制御方法における受信バッファ制御手順の一例を示す図である。
【図4】本実施の形態の誤り制御方法の一例を示す図である。
【図5】本実施の形態の誤り制御方法における受信バッファ制御手順の一例を示す図である。
【図6】従来のSR−ARQの処理を示す図である。
【符号の説明】
1,5 端末装置、2,4 通信装置、3 衛星、11,12 ARQ制御部、21 インタフェース部、22 送信バッファ、23 送信ARQ処理部、24 受信ARQ処理部、25 受信バッファ制御部、26 受信バッファ。

Claims (8)

  1. 誤りのあったパケットを再送する誤り制御方式に適用可能な誤り制御方法において、
    再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが規定量以下の場合は、前記受信パケットの順序を保証し、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが前記規定量を超えた場合は、再送パケットよりも先に前記受信パケットを出力する順序制御ステップ、
    を含むことを特徴とする誤り制御方法。
  2. 前記順序制御ステップでは、
    前記規定量を超えた場合、前記順序制御待ちとなった受信パケットの中から送信順の最も早い受信パケットを選択し、当該選択パケットを再送パケットよりも先に出力することを特徴とする請求項1に記載の誤り制御方法。
  3. 前記順序制御ステップでは、
    前記規定量を超えた場合、前記順序制御待ちとなった受信パケットの中から送信順の最も遅い受信パケットを選択し、当該選択パケットを再送パケットよりも先に出力することを特徴とする請求項1に記載の誤り制御方法。
  4. 誤りのあったパケットを再送する誤り制御方式を採用する通信装置において、
    再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが規定量以下の場合に、前記受信パケットの順序を保証し、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが前記規定量を超えた場合に、再送パケットよりも先に前記受信パケットを出力する再送制御手段、
    を備えることを特徴とする通信装置。
  5. 前記再送制御手段は、
    再送処理により順序制御待ちとなった前記規定量の受信パケットを記憶可能な受信バッファ手段と、
    新たな受信パケットにより順序制御待ちの受信パケットが規定量を超え、かつ送信順の最も早い受信パケットが前記新たな受信パケットの場合に、前記新たな受信パケットを再送パケットよりも先に出力し、一方、新たな受信パケットにより順序制御待ちの受信パケットが規定量を超え、かつ送信順の最も早い受信パケットが前記受信バッファに記憶された受信パケットの場合に、前記受信バッファから送信順の最も早い受信パケットを読み出して再送パケットよりも先に出力し、前記新たな受信パケットを前記受信バッファの空き領域に記憶させる受信バッファ制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  6. 前記再送制御手段は、
    再送処理により順序制御待ちとなった前記規定量の受信パケットを記憶可能な受信バッファ手段と、
    新たな受信パケットにより順序制御待ちの受信パケットが規定量を超え、かつ送信順の最も遅い受信パケットが前記新たな受信パケットの場合に、前記新たな受信パケットを再送パケットよりも先に出力し、一方、新たな受信パケットにより順序制御待ちの受信パケットが規定量を超え、かつ送信順の最も遅い受信パケットが前記受信バッファに記憶された受信パケットの場合に、前記受信バッファから送信順の最も遅い受信パケットを読み出して再送パケットよりも先に出力し、前記新たな受信パケットを前記受信バッファの空き領域に記憶させる受信バッファ制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項4に記載の通信装置。
  7. 誤りのあったパケットを再送する方式を用いて誤り制御を実現する通信システムにおいて、
    受信側通信装置が、
    再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが規定量以下の場合に、前記受信パケットの順序を保証し、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが前記規定量を超えた場合に、再送パケットよりも先に前記受信パケットを出力する再送制御手段、
    を備えることを特徴とする通信システム。
  8. 送信側通信装置から送出されたパケットを衛星局で中継して受信側通信装置に伝送する通信システムであって、伝送中に誤りのあったパケットを再送する方式を用いて誤り制御を実現する通信システムにおいて、
    前記受信側通信装置が、
    再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが規定量以下の場合に、前記受信パケットの順序を保証し、再送処理により順序制御待ちとなった受信パケットが前記規定量を超えた場合に、再送パケットよりも先に前記受信パケットを出力する再送制御手段、
    を備えることを特徴とする通信システム。
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