JP2004145091A - 微細構造物の製造方法、機能性素子、光学素子、集積回路及び電子機器 - Google Patents

微細構造物の製造方法、機能性素子、光学素子、集積回路及び電子機器 Download PDF

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▲高▼木 憲一
Kenichi Takagi
Tomohiko Sogo
十河 智彦
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斉藤 祐司
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Abstract

【課題】液状材料を用いて所望パターンを形成する際の処理工程を簡略化し、生産性の向上を図った微細構造物の製造方法、機能性素子、光学素子、集積回路及び電子機器を提供する。
【解決手段】所望形状の機能性パターンを形成しようとする基体10の被処理面に、機能性パターンを形成するための液状材料に対して撥液性を有する撥液膜11からなる第1膜を形成する。次いで、電磁波照射装置内において、基体10の第1膜に対して所望パターン形状に電磁波を照射することにより、第1膜を除去して所望パターン形状の除去領域12を形成する。その後、電磁波照射装置内の基体10上を、親液膜14からなる第2膜の形成雰囲気にし、その状態で除去領域12上に電磁波を照射し、除去領域12内に親液膜14からなる第2膜を形成する。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、液状材料によって所望のパターンを形成する際に好適に用いられる微細構造物の製造方法、さらにはこの製造方法が適用されて得られる機能性素子、光学素子、集積回路及び電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】
カラーフィルタ等を有する光学素子や、半導体集積回路の配線パターンなどの、微細な機能性パターンを形成する方法として、所望パターンを囲むようにして基板上に隔壁(バンク)を形成し、次いでこの隔壁内に液状材料を充填配置し、その後乾燥及び焼成を行うといった方法がある。
【0003】
しかしながら、隔壁を形成してこれに囲まれた箇所に液状材料を充填配置する方法では、隔壁の形成に隔壁材料の塗布、露光、エッチングなどの工程を必要とすることから、工程数が多いことなどにより生産性が低いといった課題があった。また、隔壁自体は完成された製品においては機能を有しないため、結果的に機能性パターンの微細化を妨げる一因にもなっており、したがって隔壁を用いない新たなパターニング方法の開発が望まれている。
【0004】
このような背景のもとに、本発明者等は、所望パターン内に液状材料を配置する方法として、以下のような方法を考えた。
まず、所望パターンの内側領域については親液処理を施して親液領域を形成するとともに、所望パターンの外側領域については撥液処理を施して撥液領域を形成する。その後、撥液領域で囲まれた親液領域に液状材料を配することで、所望パターン内に液状材料を配置する。ここで、親液処理としては、配置する液状材料に対する濡れ性の高い材料、例えば炭化水素膜を形成するといった方法が考えられ、また、撥液処理としては例えばフッ素系の重合膜を形成するといった方法が考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このようにして親液領域、撥液領域を形成する場合には、親液処理と撥液処理とにそれぞれ専用の装置が必要になってしまうだけでなく、例えば親液膜をパターニングするためにも専用の装置が必要になってしまう。その結果、被処理物を装置間で出し入れする必要があり、この出し入れに時間を要してしまうことなどから生産性の向上などが十分になしえないといった課題がある。
【0006】
本発明は前記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、液状材料を用いて所望パターンを形成する際の処理工程を簡略化し、生産性の向上を図った微細構造物の製造方法、機能性素子、光学素子、集積回路及び電子機器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記した目的を達成するために本発明の微細構造物の製造方法では、所望形状の機能性パターンを形成しようとする基体の被処理面に、前記機能性パターンを形成するための液状材料に対して撥液性を有する撥液膜、あるいは該液状材料に対して親液性を有する親液膜のいずれか一方からなる第1膜を形成し、次いで、電磁波照射装置内において、前記基体の第1膜に対して所望パターン形状あるいは非所望パターン形状に電磁波を照射することにより、第1膜を除去して所望パターン形状あるいは非所望パターン形状の除去領域を形成し、その後、前記電磁波照射装置内の基体上を、前記撥液膜あるいは親液膜の他方からなる第2膜の形成雰囲気にし、その状態で前記除去領域上に電磁波を照射し、該除去領域内に撥液膜あるいは親液膜の他方からなる第2膜を形成することを特徴としている。
この微細構造物の製造方法によれば、電磁波照射装置内において第1膜を部分的に除去し、除去領域を形成した後、同じ電磁波照射装置内で第2膜も形成することから、同一装置で処理が行えることにより装置に要するコストの低減化が可能になり、また工程間で基体を移動させる必要がないことなどから生産性が向上する。
【0008】
また、前記微細構造物の製造方法においては、前記第1膜を、機能性パターンを形成するための液状材料に対して撥液性を有する撥液膜とし、この第1膜に形成する除去領域を、所望パターン形状とするのが好ましい。
このようにすれば、撥液膜の一部を除去して除去領域を形成するので、撥液膜を例えばフッ素系の重合膜とすることにより、電磁波の照射によってこれを容易に除去することが可能になる。
【0009】
また、前記微細構造物の製造方法においては、前記電磁波は、紫外線であるのが好ましい。
このようにすれば、紫外線照射ランプなどを用いることによって容易に紫外線を照射することができる。
【0010】
また、前記微細構造物の製造方法においては、前記電磁波は、レーザー光線あるいは電子ビームであるのが好ましい。
このようにすれば、レーザー光線や電子ビームは選択的に照射することが可能であることから、マスクを用いることなく所望位置に照射を行うことができる。また、レーザー光線や電子ビームの照射エネルギーを調整することにより、第1膜の除去と第2膜の形成とを共に容易に行うことができる。
【0011】
また、前記微細構造物の製造方法においては、所望パターン形状あるいは非所望パターン形状に電磁波を照射する際、予め基体の前記第1膜上に、電磁波照射領域にのみ電磁波を通過させるマスクを設けておくことにより、電磁波を前記第1膜上に選択的に照射するのが好ましい。
このようにすれば、電磁波を基体上に照射することによってこれを選択的に照射することができることから、所望パターン形状あるいは非所望パターン形状に電磁波を精度良く照射することができる。
【0012】
本発明の機能性素子では、前記の微細構造物の製造方法によって形成された親液膜の上に、機能性材料からなる機能性パターンが形成されてなることを特徴としている。
この機能性素子によれば、前記微細構造物の製造方法によって形成されていることにより、コストの低減化が可能になり、また生産性も向上したものとなる。さらに、親液膜の上に機能性材料からなる機能性パターンが形成されていることにより、機能性パターンのパターン精度が良好なものとなる。
【0013】
本発明の光学素子では、前記の微細構造物の製造方法によって形成された親液膜の上に、光学材料からなる光学パターンが形成されてなることを特徴としている。また、前記光学パターンはカラーフィルタであってもよい。
この光学素子によれば、前記微細構造物の製造方法によって形成されていることにより、コストの低減化が可能になり、また生産性も向上したものとなる。さらに、親液膜の上に光学材料からなる光学パターンが形成されていることにより、光学パターンのパターン精度が良好なものとなる。
【0014】
本発明の集積回路では、前記の微細構造物の製造方法によって形成された親液膜の上に、配線材料からなる配線パターンが形成されてなることを特徴としている。
この集積回路によれば、前記微細構造物の製造方法によって形成されていることにより、コストの低減化が可能になり、また生産性も向上したものとなる。さらに、親液膜の上に配線材料からなる配線パターンが形成されていることにより、配線パターンのパターン精度が良好なものとなる。
【0015】
本発明の電子機器では、前記の機能性素子を備えたことを特徴としてる。
この電子機器によれば、コストが低減化され、また生産性も向上したものとなり、さらに、機能性パターンのパターン精度が良好であることにより、機能特性が良好なものとなる。
【0016】
本発明の別の電子機器では、前記光学素子を備えたことを特徴としている。
この電子機器によれば、コストが低減化され、また生産性も向上したものとなり、さらに、光学パターンのパターン精度が良好であることにより、光学特性が良好なものとなる。
【0017】
本発明のさらに別の電子機器では、前記集積回路を備えたことを特徴としている。
この電子機器によれば、コストが低減化され、また生産性も向上したものとなり、さらに、配線パターンのパターン精度が良好であることにより、高密度化などに優れたものとなる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳しく説明する。
本実施形態では、本発明の微細構造物の製造方法を、カラーフィルタの画素を備えた光学素子の製造に適用した場合を例にして説明する。
【0019】
まず、図1(a)に示すように画素を構成するカラーフィルタを形成するための基板(基体)10を用意し、これの被処理面上に第1膜として、例えばフッ素樹脂重合膜からなる撥液膜11を形成する。ここで、基板10としては、ガラスやシリコン、さらには各種のプラスチックなどが適宜選択され用いられる。
【0020】
撥液膜11の形成については、例えば図2に示す撥液膜処理装置130によって行うことができる。この撥液膜処理装置130は、処理室131を有し、処理室131内に設けた処理ステージ132の上に、被処理物である基板10を配置するように構成されたものである。処理室131の上下には高周波電極134が配置されており、高周波電極134には高周波電源135が接続されている。
【0021】
また、処理室131には、流量制御弁112を備えた供給配管102を介して処理ガス供給部104が接続されている。この処理ガス供給部104は、C F10やC F18などの直鎖状フルオロカーボンからなる液体有機物106を貯留する容器108を有したものである。容器108には、加熱部となるヒータ110が設けられており、液体有機物106が加熱され気化されるようになっている。また、供給配管102の流量制御弁112の下流側には、流量制御弁114を備えたキャリア配管116を介してキャリアガス供給部118が接続されている。キャリアガスとしては、例えば窒素やアルゴンなどの不活性ガスが用いられる。
なお、図2中破線で示すように、供給配管102に、流量制御弁120を有する配管122を介して第2処理ガス供給部124を接続することもできる。この場合には、第2ガス処理供給部124から例えばCF が第2処理ガスとして液体有機物106の蒸気中に添加される。
【0022】
このような構成の撥液膜処理装置130によって撥液膜11を形成するには、高周波電極134間で放電をなすことによって処理室131内にプラズマを生成するとともに、この処理室131内に前記液体有機物106の蒸気とCF との混合ガスを供給し、これにより供給した混合ガスを高活性状態に励起させる。すると、混合ガス成分である直鎖状フルオロカーボンやCF が活性化して重合し、図1(a)に示したように基板10表面にフッ素樹脂重合膜、すなわちフッ素を含有した有機膜からなる撥液膜11を形成する。ここで、第2処理ガスとしてCF を液体有機物106の蒸気中に添加していることにより、このCF が基板10の表面で重合した重合膜中のフッ素脱離部分に取り込まれ、これにより重合膜の撥液性を向上させるようになる。
【0023】
なお、このようにして形成する撥液膜11の形成材料としては、前記のものに限定されることなく、種々のフッ素含有有機物を用いることができる。具体的には、重合膜を形成するフロリナート等としてC F18、C F16、C F14、C F12などを撥液膜11の形成材料として用いることができる。また、C F などを撥液膜11の形成部材として用いることもできる。さらに、界面活性剤(例えばDynaSylan −F−8263又はDynaSylan −F−8261など)を撥液膜11の形成部材として用いることもでき、さらには有機膜によって撥液膜11を形成することもできる。
【0024】
このようにして撥液膜11を形成したら、この撥液膜11を形成した基板10を電磁波照射装置の処理室内に入れる。そして、基板10の撥液膜11に対して所望パターン形状に電磁波を照射することにより、図1(b)に示すように撥液膜11を除去して所望パターン形状の除去領域12を形成する。
ここで、電磁波処理装置としては、紫外線照射装置やレーザー光源を有するレーザー装置、さらには電子ビーム装置などが使用可能である。なお、本例においては、紫外線照射装置を用いるものとして説明する。図3は、電磁波処理装置としての紫外線照射装置を示す図であり、図3中符号150は紫外線照射装置である。
【0025】
この紫外線照射装置150は、局所排気フード151、この局所排気フード151内の上方に配設されたランプハウス152と、ランプハウス152内に配置されたUV光源153と、ランプハウス152の底面に配設された合成石英(石英ガラス)154とを備えて構成されたものである。ここで、UV光源153としては、例えば照射する紫外線の波長を172[nm]とするキセノン(Xe)ランプが好適に用いられる。なお、ランプハウス152内には、窒素源155から流量計156を介して窒素が供給されるようになっており、またこのランプハウス内152からはスクラバー排気がなされるようになっている。
【0026】
また、局所排気フード151内において、合成石英154の下方にはホルダ155が配設されている。ホルダ157は箱状に形成されたもので、その上部開口部に合成石英(石英ガラス)158が着脱可能に取り付けられるようになっている。このような構成のもとに、このホルダ157の内部には基板10が出し入れ可能に納められるようになっており、また基板10を納めた状態で上部開口部が封止されるようになっている。
【0027】
また、前記紫外線照射装置150には雰囲気生成装置160が接続されている。この雰囲気生成装置160は、紫外線照射装置150のホルダ157に主配管161を介して接続されたもので、ホルダ157内に雰囲気形成ガスを供給するためのものである。この雰囲気生成装置160は、ガスボンベ等からなる窒素供給源162と、親液膜形成材料を入れた容器163と、大気圧プラズマ装置164とを備えて構成されたものである。窒素供給源162は、配管165を介して前記主配管161に接続されるとともに、分岐管166を介して前記容器163に接続されたものである。
【0028】
容器163は、親液膜形成材料として例えばn−デカンを貯留した密閉容器であり、その内部には前記分岐管166がn−デカンの液面より下にまで延びて配置されている。このような構成のもとに、前記分岐管166によって供給された窒素はn−デカンの液中をバブリングするようになっている。なお、親液膜形成材料としてとしては、n−デカン等の直鎖状の飽和炭化水素以外にも、エーテル類やアルコール類、ケトン類、アミン類、さらにはニトロ基を有する有機化合物など種々のものが使用可能である。また、この容器163には配管167が接続されており、この配管167は分岐して一方が前記大気圧プラズマ装置164に、他方が前記主配管161に接続している。
【0029】
大気圧プラズマ装置164は、図4(a)に示すように高周波電源170、および絶縁体171を挟んだ一対の高周波電極172、172を備えたもので、図4(b)に示すように高周波電極172、172間に、容器163から供給されるガス(親液膜形成材料)の流れ方向に沿って区画された多数の反応室173…を有して構成されたものである。このような構成のもとに大気圧プラズマ装置164は、高周波電極172、172間、すなわち反応室172…内にてプラズマを生成させ、これによりこれら反応室173…内を通るガス(親液膜形成材料)を高活性状態に励起させるものとなっている。
【0030】
また、この大気圧プラズマ装置164は、そのガスの出口側が前記主配管161に接続している。なお、前記主配管161、配管165、分岐管166、配管167には、それぞれの管中を流れるガスの流量を調整する流量調整弁174が設けられている。
【0031】
このような大気圧プラズマ装置164によって図1(b)に示したように撥液膜11を除去し、所望パターン形状の除去領域12を形成するには、まず、ホルダ157内に設置した基板10に対して、その上にマスク13をセットする。このマスク13は、基板10の撥液膜11に対して所望パターン形状に電磁波を照射するためのもので、所望パターン形状の開口を有してこの開口内に電磁波を通過させるものである。このようなマスク13としては、多数回の使用が可能であり、また単に基板10上に位置決めするだけでよく、したがってコスト的にも有利であるなどの理由により、金属製のメタルマスクが好適に用いられる。ただし、予めレジストによるフォトマスクも作製しておき、これを使用してもよいのはもちろんである。
【0032】
このようにして撥液膜11上にマスクを13をセットしたら、雰囲気生成装置160の各流量調整弁を調整して該生成装置160から窒素のみをホルダ157内に導入する。そして、この状態のもとでUV光源153より電磁波として紫外線を照射し、合成石英154、158を介して図1(b)に示したようにマスク13に形成された開口13aに対応した位置の撥液膜11に紫外線を照射する。すると、撥液膜11は、紫外線が照射された箇所が分解されてガス化し、供給された窒素に同伴されてホルダ157より排気される。
【0033】
このようにして撥液膜11に対し所望パターン形状に紫外線(電磁波)を照射し、図1(b)に示したように撥液膜11を除去して所望パターン形状の除去領域12を形成したら、基板10を他の装置に移し替えることなく、ホルダ157に入れた状態のままで、雰囲気生成装置160によってホルダ157内の雰囲気を親液膜形成雰囲気に変える。
【0034】
雰囲気生成装置160によって親液膜形成雰囲気を作り出すには、雰囲気生成装置160の各流量調整弁を調整して窒素供給源162からの窒素で容器163内の親液膜形成材料(n−デカン)をバブリングし、この親液膜形成材料の蒸気を含有した窒素を大気圧プラズマ装置164に例えば50sccmの流量で導入する。そして、この大気圧プラズマ装置164内で窒素中の親液膜形成材料を高活性状態に励起させ、その状態でこの親液膜形成材料の蒸気を含有する窒素をホルダ157内に導入する。ここで、大気圧プラズマ装置164によるプラズマ生成条件としては、例えば高周波電源170による放電電力を50Wとし、周波数を23kHzとして行う。
【0035】
このようにしてホルダ157内の雰囲気を親液膜形成雰囲気、すなわち親液膜形成材料が高活性状態に励起した状態にある雰囲気としたら、図1(c)に示すようにマスク13をそのままにした状態のもとでUV光源153より再度紫外線を照射する。すると、紫外線が親液膜形成雰囲気を通過することにより、この雰囲気中の高活性状態に励起した状態にある親液膜形成材料はさらにエネルギーを受けて重合し、例えばポリエチレンなどの有機膜となって除去領域12内に第2膜となる親液膜14を形成する。このような親液膜14の形成を所定時間行い、必要とする厚さの親液膜14を形成したら、親液膜形成材料の蒸気を含有する窒素の導入を停止するとともに、紫外線の照射も停止する。
そして、基板10上からマスク13を外し、ホルダ157から取り出すことにより、図1(d)に示すように微細構造物としての撥液膜10と親液膜14とを有した基板10を得る。
【0036】
次いで、親液膜14上にカラーフィルタ形成用の液状材料を、例えば液滴吐出法(インクジェット法)によって吐出し配置する。カラーフィルタ形成用の液状材料としては、各種の顔料や染料を溶媒で溶解しあるいは分散媒で分散させたものが用いられる。また、この液状材料は、R(赤)、G(緑)、B(青)、又はC(シアン)、M(マゼンダ)、Y(イエロ)のいずれかの色に対応した色素を含むものが用いられる。そして、このような各色に対応した液状材料を、液滴吐出法等によって予め決められた規則的な配列で配置する。
その後、基板10を乾燥及び焼成し、液状材料の液分を蒸発させることにより、図1(e)に示すようにR、G、B又はC、M、Yのいずれかの色の光のみを透過させるカラーフィルタ15を画素ごとに形成し、これによって基板10を、カラーフィルタ15が形成されてなる光学素子16とする。
【0037】
このようなカラーフィルタ15の製造方法にあっては、紫外線照射装置150によって撥液膜11を部分的に除去し、除去領域12を形成した後、同じ紫外線照射装置150内で親液膜14も形成することから、同一装置で処理が行えることにより、それぞれの処理に別の装置を用いる場合に比べて装置に要するコストを低減することができ、また工程間で基板10を移動させる必要がないことなどから移動に要する時間をなくして生産性を向上することができる。また、親液膜14の上にカラーフィルタ材料を例えば液滴吐出法で配置し、さらに乾燥・焼成することにより、光学パターンとなるカラーフィルタ15をパターン精度良く形成することができる。
【0038】
また、このようにして得られたカラーフィルタ15を有してなる光学素子16にあっては、前述したようにコストが低減化され、また生産性も向上したものとなる。また、カラーフィルタ15がパターン精度良く形成されていることにより、カラーフィルタ15が良好な光学特性を有するものとなる。
【0039】
なお、前記例では親液膜14上にカラーフィルタ材料を配置し、機能性パターンとして光学パターンとなるカラーフィルタを形成することにより、光学素子を形成するようにしたが、本発明はこれに限定されることなく、親液膜14上に各種の機能性材料を配置して機能性パターンを形成することにより、各種の機能性素子を形成することもできる。例えば、導電性材料(配線材料)を親液膜14上に配置して配線パターンを形成し、集積回路を形成するようにしてもよい。また、抵抗、コンデンサ、トランジスタ、ダイオード、半導体レーザなどの機能性要素を、それぞれに対応する機能性材料を親液膜14上に配置することによって形成し、本発明の機能性素子となる各種の半導体素子を形成することもできる。さらに、親液膜14上にTEOS(テトラエトキシシラン)を配し、その後これを焼成することによってSiO とし、さらにこれの周囲に屈折率の異なる層(クラッド層)を設けることにより、SiO 層を導波層とする導波路を光学素子として形成することもできる。
【0040】
また、前記例では電磁波照射装置として紫外線照射装置150を用いたが、本発明はこれに限定されることなく種々の装置を使用することができ、例えばレーザー光線を照射するレーザー光源を備えたレーザー装置、あるいは電子ビームを照射する電子ビーム装置を電磁波照射装置として用いることができる。
このようなレーザー装置や電子ビーム装置を用いた場合、これらは電磁波(レーザー光線、電子ビーム)を選択的に照射することができることから、マスクを用いることなく所望位置に選択的に照射を行うことができ、したがってより生産性を向上することができる。また、これらの装置を用いる場合、レーザー光線や電子ビームの照射エネルギーを調整することにより、第1膜の除去と第2膜の形成とを共に容易に行うことができる。
【0041】
また、前記雰囲気生成装置160では、親液膜形成材料の蒸気を高活性状態に励起させるために大気圧プラズマ装置164を備えているが、本発明では必ずしも大気圧プラズマ装置164を備える必要はなく、親液膜形成材料の蒸気を高活性状態に励起させることのできる他の装置を備えてもよい。また、これらの装置を備えることなく直接親液膜形成材料の蒸気を基板10上に供給し、高エネルギーの電磁波を照射することで、親液膜を形成するようにしてもよい。
【0042】
また、前記例では、第1膜として撥液膜11を形成し、第2膜として親液膜14を所望パターン形状を形成したが、本発明はこれに限定されることなく、第1膜として親液膜を形成し、続いてこの親液膜に非所望パターン形状の除去領域を形成し、その後、この除去領域内に撥液膜を形成することにより、結果として所望パターン形状の親液膜を形成するようにしてもよい。
また、撥液膜11や親液膜14を有機膜で形成する場合、プラズマや光等の電磁波を用いて重合を行わせることにより、形成するようにしてもよい。
また、特に撥液膜を形成する場合、予め形成した膜をフッ素含有のプラズマ等の活性ガスや液体に晒すことで表面を改質し、撥液膜とするようにしてもよい。
【0043】
また、親液膜上への機能性材料の塗布や、第1膜としての撥液膜11(あるいは親液膜)の形成の際の形成材料の塗布にあたっては、毛細管現象を利用した塗布方法であるキャップコート(Cap Coat)方式を用いることもできる。以下、このキャップコート方式を説明する。
まず、図5(a)に示すように容器21の中には、塗布部材である液状材料22と、毛細管(キャップコート)23とが入れられている。また、容器21は通常蓋24で密閉されている。そして、被塗布部材である基板10は、平行移動可能な支持部材30の下面側に支持されている。
【0044】
塗布処理をするためには、図5(b)に示すように蓋24を矢印方向にスライドさせて開くとともに、支持部材30も矢印方向(蓋24方向)にスライドさせる。蓋24を開くと、毛細管23が上方に移動し、毛細管23の上端が液状材料22の液面よりも上に出る。これにより、毛細管23の上端まで液状材料22が吸い上げられる。
【0045】
次いで、図5(c)に示すように、支持部材30をさらに矢印方向にスライドさせて、基板10の被塗布面を毛細管23の上端に接近させる。これにより、基板10の被塗布面には、毛細管23によって吸い上げられた液状材料22が塗布される。
【0046】
次いで、図5(d)に示すように、支持部材30をさらに矢印方向にスライドさせることで、基板10の被塗布面の全体に、毛細管23によって吸い上げられた液状材料22を塗布する。
【0047】
次いで、図5(e)に示すように、基板10の被塗布面全体への塗布が終了したら、毛細管23を下方に移動させる。ここでは、毛細管23の上端から基板10の被塗布面が離れているので、毛細管23による液状材料22の吸い上げが停止している。
【0048】
次いで、図5(f)に示すように、毛細管23をさらに下方に移動させて、液状材料22の中に毛細管23を埋没させる。これと同時に、蓋24を矢印方向にスライドさせることで閉める。これにより、基板10の被塗布面全体への液状材料22の塗布が完了する。
【0049】
ここで、基板10の被塗布面に所望パターンの親液膜と非所望パターンの撥液膜とがそれぞれ形成されている場合には、液状材料22は親液膜上に選択的に塗布され、これにより液状材料22からなる機能性パターンが形成される。また、親液膜や撥液膜が形成されていない状態のもとで撥液膜材料等を塗布した場合には、撥液膜材料等は被塗布面に一様に塗布されるようになる。
【0050】
なお、液体材料の塗布(充填)にあたっては、液体材料を含有するミストを供給する方式を採用することもできる。
【0051】
図6は、このような本発明の製造方法が適用されるデバイスの一例としての、有機EL装置の断面図を示した図である。
図6に示すようにこの有機EL装置301は、基板311、回路素子部321、画素電極331、バンク部341、発光素子351、陰極361(対向電極)、および封止基板371から構成された有機EL素子302に、フレキシブル基板(図示略)の配線および駆動IC(図示略)を接続したものである。回路素子部321は基板311上に形成され、複数の画素電極331が回路素子部321上に整列している。そして、各画素電極331間にはバンク部341が格子状に形成されており、バンク部341により生じた凹部開口344に、発光素子351が形成されている。陰極361は、バンク部341および発光素子351の上部全面に形成され、陰極361の上には、封止用基板371が積層されている。
【0052】
有機EL素子を含む有機EL装置301の製造プロセスは、バンク部341を形成するバンク部形成工程と、発光素子351を適切に形成するためのプラズマ処理工程と、発光素子351を形成する発光素子形成工程と、陰極361を形成する対向電極形成工程と、封止用基板371を陰極361上に積層して封止する封止工程とを備えている。
発光素子形成工程は、凹部開口344、すなわち画素電極331上に正孔注入/輸送層352および発光層353を形成することにより発光素子351を形成するもので、正孔注入/輸送層形成工程と発光層形成工程とを具備している。そして、正孔注入/輸送層形成工程は、正孔注入/輸送層352を形成するための第1組成物(機能液)を各画素電極331上に吐出する第1液滴吐出工程と、吐出された第1組成物を乾燥させて正孔注入/輸送層352を形成する第1乾燥工程とを有し、発光層形成工程は、発光層353を形成するための第2組成物(機能液)を正孔注入/輸送層352の上に吐出する第2液滴吐出工程と、吐出された第2組成物を乾燥させて発光層353を形成する第2乾燥工程とを有している。
【0053】
このような有機EL装置301の製造プロセスにおいては、前述した本発明の製造方法を用いてバンク部341や凹部開口344内を撥液処理や親液処理し、その後発光素子351を形成するための材料を配置することにより、発光素子351を良好に形成することができる。
また、例えばインクジェット法により導電性材料(配線材料)を親液膜上に配置して配線パターンを形成することにより、配線を形成することもできる。
【0054】
(電子機器)
前記実施形態の光学素子(カラーフィルタ)を備えた電子機器の例について説明する。
図7は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図7において、符号1000は携帯電話本体を示し、符号1001は前記のカラーフィルタを用いた表示部を示している。
【0055】
図8は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図8において、符号1100は時計本体を示し、符号1101は前記のカラーフィルタを用いた表示部を示している。
【0056】
図9は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図9において、符号1200は情報処理装置、符号1202はキーボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本体、符号1206は前記のカラーフィルタを用いた表示部を示している。
【0057】
図7から図9に示した電子機器は、前記実施形態のカラーフィルタを備えているので、製造コストが低減されたものとなるとともに、生産性も向上したものとなり、さらに良好な画像表示をなすものとなる。また、他の電子機器の例として、液晶装置、電子手帳、ページャ、POS端末、ICカード、ミニディスクプレーヤ、液晶プロジェクタ、およびエンジニアリング・ワークステーション(EWS)、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファイダ型またはモニタ直視型のビデオテープレコーダ、電子卓上計算機、カーナビゲーション装置、タッチパネルを備えた装置、時計、ゲーム機器、電気泳動装置など様々な電子機器が挙げられる。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、第1膜の部分的除去と第2膜の形成を同一装置で処理できるようにしたので、装置に要するコストの低減化が可能になり、また工程間で基体を移動させる必要がないことなどから生産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(e)は本発明の実施形態に係る光学素子の製造方法を工程順に説明するための模式断面図である。
【図2】撥液処理装置の一例を示す概念図である。
【図3】紫外線照射装置の一例を示す概念図である。
【図4】大気圧プラズマ装置の概略構成を示す図であり、(a)は側断面図、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。
【図5】キャップコート方式の塗布方法を示す模式断面図である。
【図6】本発明の製造方法が適用される有機EL装置の断面図である。
【図7】本実施形態の光学素子を備えた電子機器の一例を示す図である。
【図8】本実施形態の光学素子を備えた電子機器の一例を示す図である。
【図9】本実施形態の光学素子を備えた電子機器の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…基板(基体)、11…撥液膜、12…除去領域、13…マスク、
14…親液膜、 15…カラーフィルタ、16…光学素子、
150…紫外線照射装置

Claims (12)

  1. 所望形状の機能性パターンを形成しようとする基体の被処理面に、前記機能性パターンを形成するための液状材料に対して撥液性を有する撥液膜、あるいは該液状材料に対して親液性を有する親液膜のいずれか一方からなる第1膜を形成し、
    次いで、電磁波照射装置内において、前記基体の第1膜に対して所望パターン形状あるいは非所望パターン形状に電磁波を照射することにより、第1膜を除去して所望パターン形状あるいは非所望パターン形状の除去領域を形成し、
    その後、前記電磁波照射装置内の基体上を、前記撥液膜あるいは親液膜の他方からなる第2膜の形成雰囲気にし、その状態で前記除去領域上に電磁波を照射し、該除去領域内に撥液膜あるいは親液膜の他方からなる第2膜を形成することを特徴とする微細構造物の製造方法。
  2. 前記第1膜を、機能性パターンを形成するための液状材料に対して撥液性を有する撥液膜とし、この第1膜に形成する除去領域を、所望パターン形状とすることを特徴とする請求項1記載の微細構造物の製造方法。
  3. 前記電磁波は、紫外線であることを特徴とする請求項1又は2記載の微細構造物の製造方法。
  4. 前記電磁波は、レーザー光線あるいは電子ビームであることを特徴とする請求項1又は2記載の微細構造物の製造方法。
  5. 所望パターン形状あるいは非所望パターン形状に電磁波を照射する際、予め基体の前記第1膜上に、電磁波照射領域にのみ電磁波を通過させるマスクを設けておくことにより、電磁波を前記第1膜上に選択的に照射することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の微細構造物の製造方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の微細構造物の製造方法によって形成された親液膜の上に、機能性材料からなる機能性パターンが形成されてなることを特徴とする機能性素子。
  7. 請求項1〜5のいずれかに記載の微細構造物の製造方法によって形成された親液膜の上に、光学材料からなる光学パターンが形成されてなることを特徴とする光学素子。
  8. 前記光学パターンがカラーフィルタであることを特徴とする光学素子。
  9. 請求項1〜5のいずれかに記載の微細構造物の製造方法によって形成された親液膜の上に、配線材料からなる配線パターンが形成されてなることを特徴とする集積回路。
  10. 請求項6に記載の機能性素子を備えたことを特徴とする電子機器。
  11. 請求項7又は請求項8記載の光学素子を備えたことを特徴とする電子機器。
  12. 請求項9に記載の集積回路を備えたことを特徴とする電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006098555A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Dainippon Printing Co Ltd カラーフィルタおよびその製造方法

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