JP2004144511A - ガスセンサ - Google Patents

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Yoshihide Gunji
郡司 佳英
Hiroshi Sumita
簾田 浩志
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Valeo Thermal Systems Japan Corp
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Zexel Valeo Climate Control Corp
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Abstract

【課題】優れたガスセンサを提供すること。
【解決手段】ガスを感知するセンサ部10と、センサ部を所定の温度に加熱するヒータ20と、センサ部及びヒータを収納するケース体30とを備え、ケース体には通気孔30aを設けてなるガスセンサであり、ケース体の周囲の空気が、ヒータにより昇温されたケース体に温められて上昇する構成のガスセンサである。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
本発明は、ガスを感知するセンサ部をヒータにて所定の温度に加熱するガスセンサに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスセンサのセンサ部は、例えば電圧を印加されつつ空気に晒され、空気中のガスの影響による導電性の変化から所定のガスの濃度を測定する構成となっている。また、こうしたセンサ部の導電性は、高温域で顕著に現れる場合が多いため、通常はセンサ部にヒータを装着し、センサ部を所定の温度に加熱する構成が採用されている。特許文献1には、ヒータを装着したセンサ部をケース体の内部に収納してなるガスセンサが開示されている。
【0003】
また、ケース体としては、空気を流入する通気孔及び空気を流出する通気孔を設けたものを用いる場合もある。例えば特許文献2には、上下通気孔の間に形成された空気通路において、センサ部の検知面をフィルタの上方に晒してなる車両用ガス検出装置が開示されている。空気の流れは、空気を流入する通気孔に向って吹く風により確保される。
【0004】
更に、センサ部をケース体に収納してなるガスセンサは、通風孔が設けられた第2のケース体に収納して所定の場所に配置する場合がある。つまりこれは、配置場所における不安定な気流の影響を避けるためである。特許文献3には、この種のガスセンサを備えた空気調和機が開示されている。
【0005】
また、特許文献4に開示されたものの場合、ケース体を収納する第2のケース体には、空気を流入する通気孔及び空気を流出する通気孔が設けられており、第2ケース体の内部における空気の流れは、空気を流入する通気孔に向って吹く風により確保される。
【0006】
また、センサ部をケース体に収納してなるガスセンサとしては、空気を外部から流入する通気孔と、空気を外部へ流出する通気孔とをケース体に設け、かかるケース体の内部に設けられたヒータにてケース体の内部の空気を温めることにより、ケース体の内部に上昇流を発生させるものもある。この種のガスセンサは、特許文献5にも開示されている。
【0007】
【特許文献1】特開2002−116173号公報
【特許文献2】特開平8−192617号公報
【特許文献3】特開2000−186848号公報
【特許文献4】特開2001−66282号公報
【特許文献5】特開2001−41916号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところで本願発明者は、ケース体を収納する第2のケース体の要所にそれぞれ通気孔を設けるとともに、第の2ケース体の内部に上昇流を発生させれば、ケース体のセンサ部には、空気を効率よく導くことが可能になるとなると考えた。
【0009】
但し、第2ケース体の内部に他のヒータを配置することは、センサ部におけるガスの感知精度を考慮すると、あまり好ましいことではない。つまり、第2ケース体の内部の空気を他のヒータにて温めると、空気がセンサ部に触れる前にその状態が著しく変化するため、これがガスの濃度測定等に大きな誤差を生じる原因となる。このようなガスセンサについては、センサ部におけるガスの感知精度を向上するべく、一層の合理化が必要であると考えられる。
【0010】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、より優れたガスセンサを提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本願第1請求項に記載した発明は、ガスを感知するセンサ部と、前記センサ部を所定の温度に加熱するヒータと、前記センサ部及び前記ヒータを収納するケース体とを備え、前記ケース体には通気孔を設けてなるガスセンサであり、
前記ケース体の周囲の空気が、前記ヒータにより昇温されたケース体に温められて上昇する構成のガスセンサである。このような構成によると、優れたガスセンサが得られる。
【0012】
すなわち、センサ部を加熱するヒータによりケース体を昇温して上昇流を発生させれば、ケース体の内部のセンサ部には、空気を効率よく導くことが可能となり、センサ部におけるガスの感知精度が確実に向上される。
【0013】
本願第2請求項に記載した発明は、ガスを感知するセンサ部と、前記センサ部を所定の温度に加熱するヒータと、前記センサ部及び前記ヒータを収納するケース体と、前記ケース体を収納する第2ケース体とを備え、前記ケース体及び前記第2ケース体にはそれぞれ通気孔を設けてなるガスセンサであり、前記第2ケース体の通気孔としては、第1通気孔と、前記ケース体及び前記第1通気孔よりも上部に位置する第2通気孔とを設け、前記第1通気孔から流入した空気は、前記ヒータにより昇温された前記ケース体に温められて上昇し、前記第2通気孔から外部に流出する構成のガスセンサである。このような構成によると、優れたガスセンサが得られる。
【0014】
すなわち、センサ部を加熱するヒータによりケース体を昇温して第2ケース体の内部に上昇流を発生させれば、ケース体の内部のセンサ部には、空気を効率よく導くことが可能となり、センサ部におけるガスの感知精度が確実に向上される、第2ケース体の内部には、外部から第1通気孔に向って風が吹かずとも空気の流れが生じる。特に本発明の場合、第2ケース体には、空気を温める他のヒータを別途に設ける必要はない。第2ケース体の内部にヒータを設けると、空気がセンサ部に触れる前にその状態が著しく変化するため、これがガスの濃度測定等に誤差を生じる原因となるが、本発明によれば、そのような不都合は回避される。
【0015】
本願第3請求項に記載した発明は、請求項2において、前記第2ケース体の第1通気孔及び第2通気孔は、互いに向きが異なる構成のガスセンサである。このような構成によると、第2通気孔から流出した空気が第1通気孔に流入する空気と混合する心配がより少なくなる。故に、センサ部におけるガスの感知精度の信頼性は確実に向上される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の具体例を図面に基づいて詳細に説明する。図1乃至図2に示す本例のガスセンサ1は、ガスを感知するセンサ部10と、センサ部10を所定の温度に加熱するヒータ20と、センサ部10及びヒータ20を収納するケース体30と、センサ部10及びヒータ20の電極11,21を支持した回路基板40と、ケース体30を収納する第2ケース体50とを備えたものである。尚、図2中の黒矢印は、空気が流れる方向を示している。
【0017】
ケース体30には、ケース体30の内部を開放する通気孔30aを設けるとともに、第2ケース体50には、空気を外部から流入する第1通気孔50aと、空気を外部へ流出する通気孔50bとを設けている。
【0018】
被検査対象たる空気は、第1通気孔50aから第2ケース体50の内部に流入し、更にケース体30の通気孔30aを通過したものがセンサ部10にもたらされる。センサ部10は、かかる空気に含まれるガスを感知する。
【0019】
更に、第2ケース体50の内部において、第1通気孔50aから流入した空気は、ヒータ20により昇温されたケース体30に温められて上昇し、第2通気孔50bから外部に流出する。第2通気孔50bは、ケース体30及び第1通気孔50aよりも上部に位置している。また、第1通気孔50a及び第2通気孔50bは、互いに向きが異なるように設けられている。具体的には、第1通気孔50aは横向き、第2通気孔50bは上向きに設けられている。故に、第2通気孔50bから流出した空気が第1通気孔50aに流入する空気と混合する心配は比較的少ない。
【0020】
本例のケース体30は、センサ部10及びヒータ20を覆うキャップ状のケース部材31に、蓋状のケース部材32を装着してなるものである。これらのケース部材31,32は、放熱性に優れた金属製又はセラミック製の部材である。通気孔30aは、キャップ状のケース部材31の正面に設けられている。また、センサ部10及びヒータ20の各電極11,21は、蓋状のケース部材32に貫通されている。
【0021】
センサ部10及びヒータ20をケース体30に収納してなる素子は、センサ部10及びヒータ20の各電極11,21を回路基板40にハンダ付けすることにより、この回路基板40に搭載される。回路基板40は、第2ケース体50の内部に配置されるとともに、図示を省略した電源と配線接続されている。
【0022】
本例の第2ケース体50は、一対の樹脂製のケース部材51,52を組み付けてなるものである。回路基板40は、一方のケース部材51に嵌め込まれ、他方のケース部材52は、一方のケース部材51に嵌め込まれた回路基板40を覆うように設けられる。また、各ケース部材51,52の要所には、係止片53及び係止部54をそれぞれ設けており、各ケース部材51,52は、係止片53を係止部54に係止して組み付けられる。
【0023】
図例の第1通気孔50aは、回路基板40を覆うケース部材52の正面に設けられた複数の小さな孔である。また図例の第2通気孔50bは、回路基板40を嵌め込むケース部材51の上面に設けられたスロット、並びに、回路基板40を覆うケース部材52の上面に設けられたスロットである。回路基板40には、ケース部材51の上面に設けられた第2通気孔50bに空気を導く切欠部40a又は孔部が設けられている。勿論、このような第2ケース体50の構成は、適宜に設計変更が可能であり、図例したものに限定されることはない。
【0024】
以上説明したように、本例のガスセンサによると、ケース体の内部のセンサ部には、空気を効率よく導くことができる。従って、センサ部におけるガスの感知精度は確実に向上することができる。
【0025】
【発明の効果】
本願発明は、ガスを感知するセンサ部と、前記センサ部を所定の温度に加熱するヒータと、前記センサ部及び前記ヒータを収納するケース体とを備え、前記ケース体には通気孔を設けてなるガスセンサであり、前記ケース体の周囲の空気が、前記ヒータにより昇温されたケース体に温められて上昇する構成のガスセンサである。このような構成によると、優れたガスセンサを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の具体例に係り、ガスセンサの外観斜視図である。
【図2】本発明の具体例に係り、ガスセンサの断面図である。
【符号の説明】
1   ガスセンサ
10   センサ部
11   電極
20   ヒータ
21   電極
30   ケース体
30a   通気孔
31   ケース部材
32   ケース部材
40   回路基板
40a   切欠部
50   第2ケース体
50a   第1通気孔
50b   第2通気孔
51   ケース部材
52   ケース部材
53   係止片
54   係止部

Claims (3)

  1. ガスを感知するセンサ部と、前記センサ部を所定の温度に加熱するヒータと、前記センサ部及び前記ヒータを収納するケース体とを備え、前記ケース体には通気孔を設けてなるガスセンサであり、
    前記ケース体の周囲の空気が、前記ヒータにより昇温されたケース体に温められて上昇することを特徴とするガスセンサ。
  2. ガスを感知するセンサ部と、前記センサ部を所定の温度に加熱するヒータと、前記センサ部及び前記ヒータを収納するケース体と、前記ケース体を収納する第2ケース体とを備え、前記ケース体及び前記第2ケース体にはそれぞれ通気孔を設けてなるガスセンサであり、
    前記第2ケース体の通気孔としては、第1通気孔と、前記ケース体及び前記第1通気孔よりも上部に位置する第2通気孔とを設け、
    前記第1通気孔から流入した空気が、前記ヒータにより昇温された前記ケース体に温められて上昇し、前記第2通気孔から外部に流出することを特徴とするガスセンサ。
  3. 前記第2ケース体の第1通気孔及び第2通気孔は、互いに向きが異なることを特徴とする請求項2記載のガスセンサ。
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