JP2004141309A - 食器洗浄機 - Google Patents

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Hiroaki Inui
乾 浩章
Makoto Oyama
大山 眞
Takayuki Inoue
井上 隆幸
Tomoyuki Kikukawa
菊川 智之
Takashi Miyauchi
宮内 隆
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】個食に対応した食器かご構成として、食器のセット性をよくする。
【解決手段】単一の食器かご23、30を複数個の領域に分け、それぞれの領域に同種、同数の食器をセットできるように、複数の洗浄領域で略同一の形状にしたものである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、家庭用あるいは業務用の食器洗浄機の食器かごの配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の食器洗浄機の構成について、図7を用いて説明する。1は本体、2は洗浄槽、3は洗浄槽の開口部を開閉する蓋、4は蓋3に設けられた排気口、5は食器等(以下、食器という)を収納する食器かごで、回転するローラ6を介して、洗浄槽2の側面に設けられたレール面7に支持されている。前記食器かごには、スプーンなどを入れる小物かごや、椀類をセットする領域、皿類をセットする領域、コップ類をセットする領域等に分かれている。
【0003】
8は洗浄水を加圧する洗浄ポンプ、9は洗浄槽2の下方に設置された洗浄ノズルであり、洗浄ポンプ8によって加圧された洗浄水を、食器かご5に収納された食器に下方から噴射する。10は洗浄槽に貯水された洗浄水を機外に排出する排水ポンプである。11は洗浄ポンプ8、排水ポンプ10等の運転を制御する制御装置である。12は給水ホース、13は排水ホースである。14は洗浄水の加熱と乾燥時の空気の加熱に用いるヒータであり、洗浄槽2の底部に設けられている。15は乾燥用の送風機である。
【0004】
食器の洗浄を行う場合には、食器を洗浄槽2の食器かご5に収納し、洗剤を投入して運転を開始する。運転が開始されると、まず、洗浄ポンプ8が洗浄水を加圧する動作が安定するように、所定量の洗浄水を洗浄槽2に供給する給水工程が実行される。洗浄ポンプ8は遠心羽根(図示せず)と、これを駆動する電動機(図示せず)を有している。
【0005】
続いて、洗浄ポンプ8によって加圧され、かつ、ヒータ14によって加熱された洗浄水が洗剤と共に洗浄ノズル9の噴射口16から噴射される本洗工程が行われる。この時、洗浄水は洗浄ノズル9の噴射口16から鉛直方向または斜め上方向に噴射される。また、洗浄ノズル9はこの噴射反力によって略水平に回転する。このように回転する洗浄ノズル9から噴射された洗浄水の衝突力、洗剤、熱等の作用によって、食器は洗浄されるものである。
【0006】
所定時間の本洗工程を経ると、次に、食器等から洗い落とされた汚れを含む洗浄水を排水ポンプ10によって機外に排出する排水工程に入る。引き続いて、新たに洗浄水を供給する給水工程と、洗剤や残菜(食器に付着した汚れを残菜ともいう)で汚れた食器をすすぐために、洗浄水を洗浄ノズル9から噴射するすすぎ工程と、前記排水工程とが連続して4回繰り返されて、洗浄工程を終了する。
【0007】
なお、最終のすすぎ工程は、洗浄水温度を約70℃まで上げる加熱すすぎ工程と呼び、高温水で食器をすすぐものである。そして、本洗工程と数回のすすぎを行うすすぎ工程を含めて洗浄工程と呼ぶ。
【0008】
続いて、送風機15により洗浄槽2内に機外より空気を送風ダクト17から送風口18を経て洗浄槽2に送り込み、ヒータ14を断続的に運転して温風を作り、この温風で食器に付着した水滴を蒸発させる乾燥工程が行われる。
【0009】
しかしながら、このような食器洗浄機では、以下に示す課題を有している。一般家庭において平日と休日、あるいは、朝晩と昼によって、食器洗浄機にセットする食器量やセットタイミングが変化するのは良く知られるところである。例えば、主婦と子供が夕食をとる時間と、主人が食べる時間がずれた場合、従来の食器洗浄機を用いるならば、最後に食事をした主人の食器を食器かごにセットしてから一度に運転を開始する方法が普通であった。
【0010】
また、一個の食器かごに半分の人数分の食器をセットする場合、例えば、皿類は食器かごの左側にセットし、茶碗類は右側にセットする食器かごピン形状で構成されていると、半分の食器量にもかかわらずいろいろな場所にセットすることになる。そして、残り半分の食器をセットするときは、すでにセットした食器と食器の間に食器をセットしなければならず、食器のセット性が良くないのはもちろんであるが、すでにセットしている食器に手などが触れるため、その汚れが手についてしまうという問題があった。また、図8に示したように、洗浄槽19内に独立した2つの食器かご20aを備えたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0011】
【特許文献1】
特開2002−65571号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の構成は独立した同一形状の2つの食器かご20aを用いているため、必要とするためのコストアップという問題があった。また、同一平面では左右独立の食器かごを構成すると、当然単一の食器かごに比較して食器容量が減少してしまうという問題点がある。
【0013】
また、洗浄槽19の中央部には、両食器かご20aの支持と移動のためのレール部20bが必要であるため、回動する洗浄ノズル20cの回転半径を小さくする必要がある。これは洗浄ノズル20cの噴射領域が小さくなることを意味し、洗浄性能が低下するという問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記課題を解決するために、食器かごは、食器等をセットする複数の洗浄領域を有し、前記複数の洗浄領域で略同一の形状にした構成とするものである。
【0015】
これにより、半分の人数分の食器ごとに食器をセットできるので、個食に対応した食器のセット性を向上できるとともに、食器のセットを汚れのついた食器により手が汚れることなく行うことができるものである。しかも、個々の食器かごを独立して出し入れや、食器かごの支持部などのするために必要だった空間を食器セットに使用する、洗浄槽内を最大限有効に活用した食器かごとすることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、食器等を入れる食器かごと、前記食器かごを収容する洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄手段と、前記洗浄ポンプから前記洗浄手段へ洗浄水を供給する吐出経路と、前記洗浄ポンプの駆動を制御する制御手段を備え、前記食器かごは、食器等をセットする複数の洗浄領域を有し、前記複数の洗浄領域で略同一の形状にしたものであり、半分の人数分の食器ごとに食器をセットできるので、食器のセット性を向上できるとともに、食器のセットを汚れのついた食器により手が汚れることなく行うことができるものである。しかも、食器かごを独立して出し入れするための空間や食器かごの支持部などの空間を食器セットに使用することができるため、洗浄槽内を最大限有効に活用した食器かごとすることができる。また、まな板や菜箸など食器洗浄機の開口部の横幅を占有するような食器をセットしている場合でも、食器かごの引き出しを容易に行うことができる。
【0017】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、食器かごは、食器等のセット方向が複数の洗浄領域で同一方向となる形状としたものであり、半分の人数分の食器ごとに食器をセットできるので、食器のセット性を向上できるとともに、食器のセットを汚れのついた食器により手が汚れることなく行うことができるものである。
【0018】
また、食器のセットに慣れない人にとって食器をセットすることは大変であるが、食器かごの左右が同じ食器配置をとるため、最初に食器を入れた人の食器の入れ方を、後で入れる人が参考にしながら食器をセットすることができるので、食器のセットに不慣れな人にとっても確実に安心して食器をセットできるものである。よって、安定した均一な洗浄性能を確保することができる。
【0019】
また、洗浄手段を同一のものとすることができるので、左右の洗浄手段を間違えて取り付けても所定の洗浄性能を得られる。また、部品の共用化によるコスト削減を図ることができる。
【0020】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、食器かごは、食器等のセット方向が複数の洗浄領域で逆方向となる形状としたものであり、特に個食に対応した食器かごの場合、複数の人が食器をセットすることが容易に考えられる。しかも、複数人の使用者が右利き、左利きの両方の場合、どちらかの人は絶えず食器セット性が悪くなる。しかしながら、本発明の構成によれば、これらの欠点を解決するものであり、右利き、左利きの両方の人に対して食器のセット性を損なうことがない。
【0021】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1〜3に記載の発明において、食器かごは、複数の洗浄領域を洗浄槽の開口部に対して左右方向に並設したものであり、使用者は半分の食器をセットするときも、全部の食器をセットするときも、いつも同じ姿勢で行うことができるため、食器セット時に不要な疲れを生じることがない。
【0022】
請求項5に記載の発明は、上記請求項1〜4に記載の発明において、食器かごは、箸やスプーン等の小物を収容する小物かごを有し、前記小物かごは、前記食器かごの略中央部に配設したものであり、小物かごを1個にすることで小物かごの開口部を大きくとれ、小物類の出し入れを容易に行うことができる。しかも、食器かごの中央部に設けることにより、左右両方の洗浄手段からの噴射で洗浄できるため、高い洗浄性能を得ることができる。
【0023】
請求項6に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、食器かごは、複数の洗浄領域を洗浄槽の開口部に対して上下方向に並設したものであり、特に個食に対応した食器かごの場合、大人や子供など背の高さの異なる人が食器をセットする場合が容易に考えられる。
【0024】
例えば、背の高さの異なる複数の人が食器をセットする場合、背の低い人には下段の食器かごを使用してもらい、また背の高い人に上段の食器かごに食器をセットしてもらうことで、それぞれの人に食器セット時の身体的負担を軽減することができる食器洗浄機とすることができる。
【0025】
【実施例】
以下、本発明の実施例について、図面を用いて説明する。
【0026】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1の食器洗浄機の断面図、図2は同食器洗浄機の洗浄領域を示す斜視図、図3は同食器洗浄機の食器かごの配置を示す斜視図である。図1において、21は矩形の本体、22は洗浄槽、23は食器を収納する下段かご(食器かご)で、下段かご23の両端に設けたローラ24と洗浄槽22の左右両端に設けられたレール25により、洗浄槽22から前後方向へ移動させて洗浄槽22から引き出すことが可能な構成となっている。
【0027】
ステンレス製の線材で構成された下段かご23は、中央部に親水処理を施した樹脂製小物かご26を配し、その両側には大皿等の皿類を、その外側には椀類をセットするためのかごピン27が設けられている。下段かご23の上部には、下段かご23と独立して前後に引き出し可能にレール28とローラ29を備えた上段かご30(食器かご)が配置されている。上段かご30の中央部30aは、下段かご23にセットされた大皿等の背の高い食器を回避する形で、底部が上に凸の形状をしており、両側がコップ類を、そして中央部30aを小鉢や弁当の蓋など、背の低い食器をセットするようになっている。
【0028】
下段かご23にセットした食器を洗浄するために、下段かご23の下には2個の回転ノズル31(洗浄手段)を配置している。また、上段かご30のコップ類や、中央部30aにセットした食器を洗浄するための噴射口32を備えた固定ノズル33(洗浄手段)が洗浄槽22の内側面に配置されており、回転ノズル31からの洗浄水の噴射とともに、上段かご30の食器を効率よく洗浄するものである。
【0029】
洗浄ポンプ8の吐出口(図示せず)から回転ノズル31や固定ノズル33へは吐出経路34によって連通しており、回転ノズル31や固定ノズル33へ必要な洗浄水を供給している。37は洗浄ポンプ8を制御する制御装置(制御手段)である。
【0030】
図2は上段かご30が下段かご23と別体で構成されている場合の、洗浄領域を示す図であり、下段の左側洗浄領域100と、下段の右側洗浄領域101と、上段の右側洗浄領域102と、上段の左側洗浄領域103に分かれている。下段の左側洗浄領域100と、下段の右側洗浄領域101は、回転ノズル31からの洗浄水の噴射によって洗浄が行われ、下段かご23には、上記洗浄領域に対応して略同一形状とした複数の洗浄領域を有し、また、上段の右側洗浄領域102と、上段の左側洗浄領域103は、固定ノズル33からの洗浄水の噴射によって洗浄が行われ、上段かご30には、上記洗浄領域に対応して略同一形状とした複数の洗浄領域を有している。
【0031】
また、図3は下段かご23の中央部は小物入れ26を配置している。下段かご23の左右両側は、大皿や茶碗等をそれぞれのセット方向が逆になるように、かごピン27を構成している。上段かご30bは洗浄領域ごとに異なる食器を置くように、左右のかごピン27a、27bは異なる形状に構成されている。
【0032】
なお、下部には回転ノズル31、側面には固定ノズル33を用いて説明したが、他にも揺動ノズルなど、洗浄ノズルの種類に関わりなく本実施例の効果は得られるものである。
【0033】
また、下部にのみ洗浄手段を構成した場合であっても、例えば、インバータ制御の洗浄ポンプを用いることで噴射流量や噴射圧力を確保すれば食器を洗浄できるため、側面あるいは天面からのノズルは必要ない。また、食器洗浄機としての基本的な動作や構成については従来例と同一であり、説明は省略する。また、従来例と同一符号のものは同一構造を有し、説明は省略する。
【0034】
次に、動作、作用について説明する。主婦と子供が夕食をとる時間と、主人が食べる時間がずれた場合を想定すると、まず、先に食事を済ませる主婦と子供の食器は下段かご23の左側にセットする。数時間後、食事を終えた主人の食器を下段かご23の右側にセットする。また、小物類に関しては、先に小物入れ26の奥の方からセットする。そして、全員の食器が入った時点で、食器洗浄機の運転を開始する。
【0035】
この食器配置であれば、例えば、皿類は食器かごの左側にセットし、茶碗類は右側にセットする従来の食器かごのように、食器かごのいろいろな場所にバラバラにセットすることがなく、後で食器を入れる主人がすでにセットしている食器に手などが触れて手が汚れることもなく、自分の入れるところには食器がなく入れやすい。また、食器を取り出す際にもすぐに必要な食器を取り出すことができる。
【0036】
このように、本発明によれば半分の人数分の食器ごとに食器をセットできるので、食器のセット性を向上できるとともに、食器のセットを汚れのついた食器により手が汚れることなく行うことができる食器洗浄機を実現できる。
【0037】
また、下段かご23は、中央部に配置した小物入れ26に対して、両側にセットする食器の汚れ面を相対する方向になるように、かごピン27が構成されているため、容易に小物入れ26と食器の間の隙間が大きくとれて、洗浄水が通り易くなる。したがって、小物かご26内の小物類に洗浄水が当たりやすくなり、高い洗浄性能を得ることができる。
【0038】
また、特に個食に対応した食器かごの場合、複数の人が食器をセットすることが容易に考えられが、複数人の使用者が右利き、左利きの両方の場合、どちらかの人は絶えず食器セット性が悪くなる。しかしながら、本発明の構成によれば、これらの欠点を解決するものであり、右利き、左利きの両方の人に対して高いセット性を実現できる。
【0039】
また、下段かご23は、洗浄領域を洗浄槽22の開口部に対して左右方向に並設したことにより、左右でかご高さを同一にすることができる。よって使用者は、半分の食器をセットするとき、あるいは、全部の食器をセットするときも、いつも同じ姿勢で行うことができるため、食器セット時に不要な疲れを生じることがない。
【0040】
また、小物入れ26を1個にすることで小物入れ26の開口部を大きくとれ、小物類の出し入れを容易に行うことができる。しかも下段かご23(食器かご)の中央部に設けることにより、左右両方の回転ノズル31からの噴射で洗浄できるため、高い洗浄性能を得ることができる。
【0041】
なお、この実施例で説明した下かご構成と、上かご形状と、小物入れの配置については、一体で実施する必然性はなく、各々独立して実施が可能である。
【0042】
(実施例2)
図4は本発明の実施例2の食器洗浄機の断面図である。図4に示すように、実施例1と異なる点は、下段かご40の左右領域で同じ向きに食器をセットするように、かごピン45を構成しているところである。また、コップ等をセットする上段かご39は、下段かご40と一体で構成されている。また、上段かご39は可倒式であり、下段かご40の椀類をセットするところにどんぶりなど径大の食器を置くこともできる。さらに、上段のコップ類を洗浄するための噴射口41を備えた固定ノズル42が洗浄槽22の側面に設けられている。
【0043】
次に、動作、作用について説明する。食器のセットに慣れない人にとって食器をセットすることは大変であるが、下段かご40(食器かご)の左側領域と右側領域とが同じ食器配置をとるため、最初に食器を入れた人の食器の入れ方を、後で入れる人が参考にしながら食器をセットすることができる。このため、食器のセットに不慣れな人にとっても確実に安心して食器をセットできるものである。
【0044】
また、従来の食器洗浄機の食器かごは、左右対称のピン形状をしていないので、左右二つある回転ノズルの噴射口の形状や、回転中心からの回転半径は異なる。よって、右側ノズルを誤って左側に取り付けた場合不洗浄となる。しかしながら、本発明の食器かごは、下段かご40の左右のかごピン46が同じ構成になっているため、回転ノズル43は左右に同一仕様のものを用いることができる。よって、使用者が回転ノズル43をメンテナンスの時に取り外して洗浄する際、回転ノズルの左右誤取り付けによる不洗浄を引き起こすことはない。また、従来は回転ノズルの噴射口の形状や形が違ったので左右の区別を回転ノズルに表示していたが、その必要もない。
【0045】
なお、この実施例で説明した食器かごの食器配置構成と、洗浄ノズルの構成は、一体で実施する必然性はなく、各々独立して実施が可能である。
【0046】
(実施例3)
図5は本発明の実施例3の食器かごの配置を示す食器洗浄機の断面図である。図6は同食器洗浄機の他の食器かごの配置を示す断面図である。図5に示すように、実施例1と異なる点は、食器や小物類が同じ方向にセットでき同一形状の上段かご60と下段かご61が洗浄槽62内で上下に配置されている点である。
【0047】
また、図6は、上段かご63と下段かご64で食器配置を左右逆に、かつ、食器の向きは同方向にしたものである。また、上段洗浄用回転ノズル65を略水平より左下がりで回転するように、ノズル軸受けを傾斜させた構成としている。また、上段かご63の大皿セット部の底面63aを、上段かご63の他の底面より下方へ下げた構成としている。
【0048】
この構成により、上段かご63の大皿をセットする領域は、下段かご64の大皿をセットする領域より空間高さをより高くすることができるため、より直径の大きい皿類をセットできる。
【0049】
次に、動作、作用について説明する。特に個食に対応した食器かごの場合、大人や子供、あるいは、車いすを使用する人など、背の高さの異なる人が食器をセットする場合が容易に考えられる。例えば、背の高さの異なる複数の人が食器をセットする場合、背の低い人には下段の食器かご64を使用してもらい、また、背の高い人に上段の食器かご63に食器をセットしてもらう。このように本発明によれば、人の背の高さの違いに対応した食器のセットを向上させ、身体的負担を軽減する食器洗浄機を実現することができる。
【0050】
【発明の効果】
以上のように、本発明によれば、半分の人数分の食器ごとに食器をセットできるので、食器のセット性を向上することができるとともに、汚れのついた食器で手を汚すことなく、食器のセットを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の食器洗浄機の断面図
【図2】同食器洗浄機の洗浄領域を示す斜視図
【図3】同食器洗浄機の食器かごの配置を示す斜視図
【図4】本発明の実施例2の食器洗浄機の断面図
【図5】本発明の実施例3の食器洗浄機の食器かごの配置を示す断面図
【図6】同食器洗浄機の他の食器かごの配置を示す断面図
【図7】従来の食器洗浄機の構成図
【図8】従来の他の食器洗浄機の食器配置を示す断面図
【符号の説明】
8 洗浄ポンプ
22 洗浄槽
23 下段かご(食器かご)
26 小物かご(食器かご)
27 かごピン(食器かご)
30 上段かご(食器かご)
31 回転ノズル(洗浄手段)
33 固定ノズル(洗浄手段)
34 吐出経路
37 制御装置(制御手段)

Claims (6)

  1. 食器等を入れる食器かごと、前記食器かごを収容する洗浄槽と、洗浄水を加圧する洗浄ポンプと、洗浄手段と、前記洗浄ポンプから前記洗浄手段へ洗浄水を供給する吐出経路と、前記洗浄ポンプの駆動を制御する制御手段を備え、前記食器かごは、食器等をセットする複数の洗浄領域を有し、前記複数の洗浄領域で略同一の形状にした食器洗浄機。
  2. 食器かごは、食器等のセット方向が複数の洗浄領域で同一方向となる形状とした請求項1記載の食器洗浄機。
  3. 食器かごは、食器等のセット方向が複数の洗浄領域で逆方向となる形状とした請求項1記載の食器洗浄機。
  4. 食器かごは、複数の洗浄領域を洗浄槽の開口部に対して左右方向に並設した請求項1〜3のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  5. 食器かごは、箸やスプーン等の小物を収容する小物かごを有し、前記小物かごは、前記食器かごの略中央部に配設した請求項1〜4のいずれか1項に記載の食器洗浄機。
  6. 食器かごは、複数の洗浄領域を洗浄槽の開口部に対して上下方向に並設した請求項1記載の食器洗浄機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019063334A (ja) * 2017-10-03 2019-04-25 リンナイ株式会社 食器洗浄機

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