JP2004140449A - 光ディスク記録装置及びその地域設定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】DVDビデオ規格の地域設定とhtmlファイルの言語を別々に設定する手間を省き、且つ両方の設定を容易に統一することができる様にする。
【解決手段】DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を対応表に基づいて自動で行う。
【選択図】 図4
【解決手段】DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を対応表に基づいて自動で行う。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はDVDビデオ規格のプレーヤで再生可能な光ディスクにデータを記録する光ディスク記録装置に係り、特に、デジタルカメラ等で撮影した静止画像データや動画像データ(以下、元データという。)をDVDビデオ規格のプレーヤで再生可能な動画像データに変換しこの変換した動画像データと元データとを一緒に光ディスクに記録する光ディスク記録装置及びその地域設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD再生装置が普及し、DVD光ディスクに書き込まれた大容量の画像データやソフト等がDVD再生装置で再生され、テレビ画面に表示される様になってきている。
【0003】
しかし、DVDビデオ規格では、DVD再生装置の地域情報に基づいてロケール設定すなわちリージョンコードという地域設定を行う必要があり、特許第3268638号公報(特許文献1)に記載されているように、DVD再生装置とロケール設定の一致しないDVD光ディスクの格納データは、再生ができない様になっている。
【0004】
即ち、DVD光ディスクに「アメリカ」という地域設定が行われてデータの書き込みが行われていた場合、DVDビデオ規格では、「日本」という地域設定がされているDVD再生装置でデータの再生はできない。
【0005】
【特許文献1】
特許第3268638号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
パーソナルコンピュータで読み書き可能な光ディスクの大容量化が進展し、DVDビデオ規格の光ディスクにデータを書き込むことができる様になってきている。このため、デジタルカメラで撮影した静止画像データや動画像データをDVDビデオ規格の光ディスクに書き込み、パーソナルコンピュータで再生することが可能である。
【0007】
この場合、この静止画像データや動画像データを一般のDVD再生装置でも再生してテレビ画面に表示したいという要望も高いため、静止画像データや動画像データ(元データ)をDVD再生装置で再生可能な動画像データに変換し、この変換した動画像データを元データと一緒に光ディスクに記録できるようになっている。
【0008】
また、この光ディスクに、変換した動画像データの説明文や元データの説明文をhtmlファイルとして付加しておき、パーソナルコンピュータ上のウェブブラウザソフトで簡単に閲覧できる様にもなってきている。この場合、図7に示す様に、元データ1から生成したDVDの動画像データファイル2の他に、元データ及びhtmlファイル3が光ディスク4に格納される。
【0009】
しかし、変換した動画像データを記録する光ディスクに例えば「日本」と地域設定がしてあった場合、この地域設定とは別に設定するhtmlファイルの言語設定を「英語」にしてしまうと、説明文作成時に使用するhtmlのテンプレートが英語のテンプレートとなり、英文で説明文を作成しなければならなくなり、不便である。
【0010】
本発明の目的は、DVDビデオ規格の地域設定とhtmlファイルの言語を別々に設定する手間を省き、且つ両方の設定を統一することができる光ディスク記録装置及びその地域設定方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する光ディスク記録装置は、DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を自動で行う手段を備えることを特徴とする。この構成により、ユーザは言語種別と地域設定を別々に行う必要が無くなり、設定作業が容易となる。
【0012】
好適には、上記おいて、既にDVDビデオ規格の動画像データが格納された光ディスクに追加記録を行う際に前記言語種別のうち既に設定されている前記地域設定に該当する言語種別をユーザに報知する手段を備えることを特徴とする。この構成により、追記するときに既設定済みの情報を知ることができ、統一した言語設定、地域設定が容易となる。
【0013】
更に好適には、上記において、前記報知する手段は前記言語種別の選択画面において前記該当する言語種別の識別表示を他の言語種別の識別表示と区別して表示することを特徴とする。この構成により、見やすい画面で上記の既設定済みの情報を知ることが可能となる。
【0014】
上記目的を達成する地域設定方法は、DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置の地域設定方法において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を自動で行うことを特徴とする。この構成により、ユーザは言語種別と地域設定を別々に行う必要が無くなり、設定作業が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置の構成図である。この実施形態では、光ディスク記録装置としてパーソナルコンピュータを使用しており、CPU10に、CRTや液晶等の表示装置11と、デジタルカメラ等で撮影した画像データを取り込む画像データ入力装置12と、DVD光ディスクにデータ書き込みを行う光ディスク書込み装置13と、キーボード等の入力装置14とが接続されている。
【0017】
この光ディスク記録装置は、例えばデジタルカメラ等で撮影した多数の静止画像データを画像データ入力装置12から取り込み、これら静止画像データを、DVD再生装置で一枚づつ順にスライドショーとして再生可能な動画像データにCPU10が変換し、この変換後の動画像データと元データとをその説明文であるhtmlファイルと共に図7に示す様に光ディスクに記録するものである。
【0018】
図2は、光ディスクにデータを記録するときの処理手順を示すフローチャートである。この記録作業が開始されると、先ずステップS1で、ユーザは言語種別の入力を行う。図3は、言語種別の入力を促す画面例を示す図であり、この例では、「日本語」「英語(イギリス)」「英語(アメリカ)」…「フランス語(フランス)」…という選択ボタンが表示装置11に表示される。
【0019】
ユーザが、いずれかの選択ボタンにカーソルを合わせて入力装置14のエンターキーを押し、あるいはマウスボタンをクリックすることで、言語種別が選択される。ここで、英語という一つの言語に複数の地域名が別々に用意されるのは、DVDビデオ規格の地域設定が言語とは別に地域で設定されているためである。
【0020】
図3に示す選択画面で言語種別が選択されると、次のステップS2では、選択された言語種別に対応したhtmlファイルのテンプレートを自動生成し、ユーザの上記説明文作成時に提供する。そして、次のステップS3では、言語種別と地域設定(リージョンコード)の表引きを行う。CPU10は、図4に示す様に、言語種別と地域との対応表を記憶しており、この対応表から、選択された言語種別が「日本語」であればリージョンコード“02”と表引きし、選択された言語種別が「英語(アメリカ)」であればリージョンコード“01”を表引きする。
【0021】
次のステップS4で、CPU10は、元データをDVDビデオ規格の動画像データに変換するとき、ステップS3で表引きしたリージョンコードに対応した動画像データを作成し、ステップS5で、この動画像データを光ディスクに書き込み、この処理を終了する。
【0022】
この様に、本実施の形態によれば、ユーザが言語種別を選択するだけで、その選択言語に合った地域設定が自動的になされるため、言語種別と地域設定とを別々に行ったときの選択言語と設定地域との間に矛盾が生じることがなくなる。
【0023】
上述した実施形態は、光ディスクに最初にDVDビデオ規格の動画像データを書き込むときの手順であるが、既にDVDビデオ規格の動画像データが書き込まれている光ディスクに追記する場合もある。この追記の場合の処理手順を示したフローチャートが図5である。
【0024】
追記する光ディスクが図1の光ディスク書き込み装置13に挿入され、書き込み指示が入力された場合、CPU10は先ずこの光ディスクのリージョンコードを取得する(ステップS11)。そして次のステップS12で、ユーザは言語種別の入力を行う。図6は、この言語種別の入力を促す画面例であり、図2と同様に、「日本語」「英語(イギリス)」「英語(アメリカ)」…「フランス語(フランス)」…という選択ボタンが表示される。そしてこの表示を行うとき、ステップS11で取得したリージョンコードに対応する言語種別のボタン表示を他のボタン表示に対して区別化(例えば色替え)して強調表示する。
【0025】
ユーザは図6の画面を見て言語種別を選択入力することになるが、他と区別化して表示された選択ボタンを必ずしも選択する必要はなく、他の選択ボタンを選択するのは任意である。しかし、多くの場合、区別化して表示された選択ボタンが既に記録済みのリージョンコードに対応しているため、図6の例でいえば、「日本語」を選択するのが普通となる。
【0026】
ステップS12で言語種別の入力が行われると、次のステップS13では、選択された言語種別に対応したhtmlファイルのテンプレートを自動生成し、ユーザの上記説明文作成時に提供する。そして、次のステップS14でCPU10は、図4に示す対応表に基づいて、言語種別と地域設定(リージョンコード)の表引きを行う。そして、ステップS15で、CPU10は、元データをDVDビデオ規格の動画像データに変換し、このとき、ステップS14で表引きしたリージョンコードに対応した動画像データを作成し、ステップS16で、この動画像データを光ディスクに追記し、この処理を終了する。
【0027】
以上述べたように、ユーザはリージョンコードの設定を行うことなく、言語種別を選択するだけでその選択言語種別に対応した地域設定が自動で行われるため、面倒な設定作業無しに統一のとれた光ディスクのデータ書き込みが可能となる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、言語種別の選択によって地域設定が自動で行われる使い勝手の優れた光ディスク記録装置を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で光ディスクにデータを記録するときの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で言語種別の入力を促す画面例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で使用する言語種別と地域設定(リージョンコード)の対応を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で光ディスクにデータを追加記録するときの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で光ディスクにデータを追加記録するときの言語種別の入力を促す画面例を示す図である。
【図7】光ディスクにDVDビデオ規格の動画像データとその元データ及びhtmlファイルを格納するときのファイル構造を示す図である。
【符号の説明】
1 元データ
2 DVDビデオ規格の動画像ファイル
3 元データファイル及びhtmlファイル
4 光ディスク
10 CPU
11 表示装置
12 画像データ入力装置
13 光ディスク書き込み装置
14 入力装置
【発明の属する技術分野】
本発明はDVDビデオ規格のプレーヤで再生可能な光ディスクにデータを記録する光ディスク記録装置に係り、特に、デジタルカメラ等で撮影した静止画像データや動画像データ(以下、元データという。)をDVDビデオ規格のプレーヤで再生可能な動画像データに変換しこの変換した動画像データと元データとを一緒に光ディスクに記録する光ディスク記録装置及びその地域設定方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
DVD再生装置が普及し、DVD光ディスクに書き込まれた大容量の画像データやソフト等がDVD再生装置で再生され、テレビ画面に表示される様になってきている。
【0003】
しかし、DVDビデオ規格では、DVD再生装置の地域情報に基づいてロケール設定すなわちリージョンコードという地域設定を行う必要があり、特許第3268638号公報(特許文献1)に記載されているように、DVD再生装置とロケール設定の一致しないDVD光ディスクの格納データは、再生ができない様になっている。
【0004】
即ち、DVD光ディスクに「アメリカ」という地域設定が行われてデータの書き込みが行われていた場合、DVDビデオ規格では、「日本」という地域設定がされているDVD再生装置でデータの再生はできない。
【0005】
【特許文献1】
特許第3268638号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
パーソナルコンピュータで読み書き可能な光ディスクの大容量化が進展し、DVDビデオ規格の光ディスクにデータを書き込むことができる様になってきている。このため、デジタルカメラで撮影した静止画像データや動画像データをDVDビデオ規格の光ディスクに書き込み、パーソナルコンピュータで再生することが可能である。
【0007】
この場合、この静止画像データや動画像データを一般のDVD再生装置でも再生してテレビ画面に表示したいという要望も高いため、静止画像データや動画像データ(元データ)をDVD再生装置で再生可能な動画像データに変換し、この変換した動画像データを元データと一緒に光ディスクに記録できるようになっている。
【0008】
また、この光ディスクに、変換した動画像データの説明文や元データの説明文をhtmlファイルとして付加しておき、パーソナルコンピュータ上のウェブブラウザソフトで簡単に閲覧できる様にもなってきている。この場合、図7に示す様に、元データ1から生成したDVDの動画像データファイル2の他に、元データ及びhtmlファイル3が光ディスク4に格納される。
【0009】
しかし、変換した動画像データを記録する光ディスクに例えば「日本」と地域設定がしてあった場合、この地域設定とは別に設定するhtmlファイルの言語設定を「英語」にしてしまうと、説明文作成時に使用するhtmlのテンプレートが英語のテンプレートとなり、英文で説明文を作成しなければならなくなり、不便である。
【0010】
本発明の目的は、DVDビデオ規格の地域設定とhtmlファイルの言語を別々に設定する手間を省き、且つ両方の設定を統一することができる光ディスク記録装置及びその地域設定方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する光ディスク記録装置は、DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を自動で行う手段を備えることを特徴とする。この構成により、ユーザは言語種別と地域設定を別々に行う必要が無くなり、設定作業が容易となる。
【0012】
好適には、上記おいて、既にDVDビデオ規格の動画像データが格納された光ディスクに追加記録を行う際に前記言語種別のうち既に設定されている前記地域設定に該当する言語種別をユーザに報知する手段を備えることを特徴とする。この構成により、追記するときに既設定済みの情報を知ることができ、統一した言語設定、地域設定が容易となる。
【0013】
更に好適には、上記において、前記報知する手段は前記言語種別の選択画面において前記該当する言語種別の識別表示を他の言語種別の識別表示と区別して表示することを特徴とする。この構成により、見やすい画面で上記の既設定済みの情報を知ることが可能となる。
【0014】
上記目的を達成する地域設定方法は、DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置の地域設定方法において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を自動で行うことを特徴とする。この構成により、ユーザは言語種別と地域設定を別々に行う必要が無くなり、設定作業が容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。
【0016】
図1は、本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置の構成図である。この実施形態では、光ディスク記録装置としてパーソナルコンピュータを使用しており、CPU10に、CRTや液晶等の表示装置11と、デジタルカメラ等で撮影した画像データを取り込む画像データ入力装置12と、DVD光ディスクにデータ書き込みを行う光ディスク書込み装置13と、キーボード等の入力装置14とが接続されている。
【0017】
この光ディスク記録装置は、例えばデジタルカメラ等で撮影した多数の静止画像データを画像データ入力装置12から取り込み、これら静止画像データを、DVD再生装置で一枚づつ順にスライドショーとして再生可能な動画像データにCPU10が変換し、この変換後の動画像データと元データとをその説明文であるhtmlファイルと共に図7に示す様に光ディスクに記録するものである。
【0018】
図2は、光ディスクにデータを記録するときの処理手順を示すフローチャートである。この記録作業が開始されると、先ずステップS1で、ユーザは言語種別の入力を行う。図3は、言語種別の入力を促す画面例を示す図であり、この例では、「日本語」「英語(イギリス)」「英語(アメリカ)」…「フランス語(フランス)」…という選択ボタンが表示装置11に表示される。
【0019】
ユーザが、いずれかの選択ボタンにカーソルを合わせて入力装置14のエンターキーを押し、あるいはマウスボタンをクリックすることで、言語種別が選択される。ここで、英語という一つの言語に複数の地域名が別々に用意されるのは、DVDビデオ規格の地域設定が言語とは別に地域で設定されているためである。
【0020】
図3に示す選択画面で言語種別が選択されると、次のステップS2では、選択された言語種別に対応したhtmlファイルのテンプレートを自動生成し、ユーザの上記説明文作成時に提供する。そして、次のステップS3では、言語種別と地域設定(リージョンコード)の表引きを行う。CPU10は、図4に示す様に、言語種別と地域との対応表を記憶しており、この対応表から、選択された言語種別が「日本語」であればリージョンコード“02”と表引きし、選択された言語種別が「英語(アメリカ)」であればリージョンコード“01”を表引きする。
【0021】
次のステップS4で、CPU10は、元データをDVDビデオ規格の動画像データに変換するとき、ステップS3で表引きしたリージョンコードに対応した動画像データを作成し、ステップS5で、この動画像データを光ディスクに書き込み、この処理を終了する。
【0022】
この様に、本実施の形態によれば、ユーザが言語種別を選択するだけで、その選択言語に合った地域設定が自動的になされるため、言語種別と地域設定とを別々に行ったときの選択言語と設定地域との間に矛盾が生じることがなくなる。
【0023】
上述した実施形態は、光ディスクに最初にDVDビデオ規格の動画像データを書き込むときの手順であるが、既にDVDビデオ規格の動画像データが書き込まれている光ディスクに追記する場合もある。この追記の場合の処理手順を示したフローチャートが図5である。
【0024】
追記する光ディスクが図1の光ディスク書き込み装置13に挿入され、書き込み指示が入力された場合、CPU10は先ずこの光ディスクのリージョンコードを取得する(ステップS11)。そして次のステップS12で、ユーザは言語種別の入力を行う。図6は、この言語種別の入力を促す画面例であり、図2と同様に、「日本語」「英語(イギリス)」「英語(アメリカ)」…「フランス語(フランス)」…という選択ボタンが表示される。そしてこの表示を行うとき、ステップS11で取得したリージョンコードに対応する言語種別のボタン表示を他のボタン表示に対して区別化(例えば色替え)して強調表示する。
【0025】
ユーザは図6の画面を見て言語種別を選択入力することになるが、他と区別化して表示された選択ボタンを必ずしも選択する必要はなく、他の選択ボタンを選択するのは任意である。しかし、多くの場合、区別化して表示された選択ボタンが既に記録済みのリージョンコードに対応しているため、図6の例でいえば、「日本語」を選択するのが普通となる。
【0026】
ステップS12で言語種別の入力が行われると、次のステップS13では、選択された言語種別に対応したhtmlファイルのテンプレートを自動生成し、ユーザの上記説明文作成時に提供する。そして、次のステップS14でCPU10は、図4に示す対応表に基づいて、言語種別と地域設定(リージョンコード)の表引きを行う。そして、ステップS15で、CPU10は、元データをDVDビデオ規格の動画像データに変換し、このとき、ステップS14で表引きしたリージョンコードに対応した動画像データを作成し、ステップS16で、この動画像データを光ディスクに追記し、この処理を終了する。
【0027】
以上述べたように、ユーザはリージョンコードの設定を行うことなく、言語種別を選択するだけでその選択言語種別に対応した地域設定が自動で行われるため、面倒な設定作業無しに統一のとれた光ディスクのデータ書き込みが可能となる。
【0028】
【発明の効果】
本発明によれば、言語種別の選択によって地域設定が自動で行われる使い勝手の優れた光ディスク記録装置を提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で光ディスクにデータを記録するときの処理手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で言語種別の入力を促す画面例を示す図である。
【図4】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で使用する言語種別と地域設定(リージョンコード)の対応を示す図である。
【図5】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で光ディスクにデータを追加記録するときの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置で光ディスクにデータを追加記録するときの言語種別の入力を促す画面例を示す図である。
【図7】光ディスクにDVDビデオ規格の動画像データとその元データ及びhtmlファイルを格納するときのファイル構造を示す図である。
【符号の説明】
1 元データ
2 DVDビデオ規格の動画像ファイル
3 元データファイル及びhtmlファイル
4 光ディスク
10 CPU
11 表示装置
12 画像データ入力装置
13 光ディスク書き込み装置
14 入力装置
Claims (4)
- DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を自動で行う手段を備えることを特徴とする光ディスク記録装置。
- 既にDVDビデオ規格の動画像データが格納された光ディスクに追加記録を行う際に前記言語種別のうち既に設定されている前記地域設定に該当する言語種別をユーザに報知する手段を備えることを特徴とする請求項1に記載の光ディスク記録装置。
- 前記報知する手段は前記言語種別の選択画面において前記該当する言語種別の識別表示を他の言語種別の識別表示と区別して表示することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク記録装置。
- DVDビデオ規格の動画像データを該DVDビデオ規格で定められている地域設定を行って光ディスクに格納すると共に該動画像データの元データをhtmlファイルと共に前記光ディスクに格納する光ディスク記録装置の地域設定方法において、前記htmlファイルの言語種別が選択入力されたとき選択された言語種別に該当する地域設定を自動で行うことを特徴とする光ディスク記録装置の地域設定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300748A JP2004140449A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 光ディスク記録装置及びその地域設定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002300748A JP2004140449A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 光ディスク記録装置及びその地域設定方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004140449A true JP2004140449A (ja) | 2004-05-13 |
Family
ID=32449352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002300748A Pending JP2004140449A (ja) | 2002-10-15 | 2002-10-15 | 光ディスク記録装置及びその地域設定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004140449A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8108449B2 (en) | 2004-09-15 | 2012-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium for storing metadata supporting multiple languages, and systems and methods of processing metadata |
-
2002
- 2002-10-15 JP JP2002300748A patent/JP2004140449A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8108449B2 (en) | 2004-09-15 | 2012-01-31 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium for storing metadata supporting multiple languages, and systems and methods of processing metadata |
US8135695B2 (en) | 2004-09-15 | 2012-03-13 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium for storing metadata supporting multiple languages, and systems and methods of processing metadata |
US8473475B2 (en) | 2004-09-15 | 2013-06-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Information storage medium for storing metadata supporting multiple languages, and systems and methods of processing metadata |
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