JP2004140122A - 太陽電池付きledの構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】集合加工が可能で生産性に優れ、安価な太陽電池付きLEDの構造を提供する。
【解決手段】p、i、nの3層よりなるアモルファスシリコンのp層の上面側に配設し、下面に透明電極を形成した有機系材料よりなる透明基板1と、透明基板1の上面に形成されたパタ−ン5a、5bに半田バンプ6a、6b接続されたLED素子4は、透明基板1の所定位置に形成されたスルーホール電極7a、7bと半田メッキ8a、8bで接続され、n層の下面側に配設し、上面に下面電極9を形成したガラスエポキシ樹脂よりなる下基板10と、下基板10の下面側にスルーホール電極11a、11bと導通する半田メッキよりなる外部接続用端子12a、12bを形成し、透明基板1と下基板10のスルーホール電極は導電部材13a、13bで導通する。集合加工が容易で生産能力がアップする。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、太陽電池にLEDを搭載した複合デバイスに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、携帯電話等の携帯機器などの各種電子機器に搭載される、21世紀のクリーンなエネルギーとしたアモルファスシリコン太陽電池が開発されている。アモルファスシリコン太陽電池の発電原理について説明する(例えば、非特許文献1参照。)。
【0003】
【非特許文献1】
三洋電機株式会社著「Amorton(アモルファスシリコン太陽電
池)」2001年3月、2頁
【0004】
上記した非特許文献1による太陽電池の発電原理は、半導体の光起電力効果を利用したもので、半導体に適当なエネルギーの強さを持った光が入射すると、光と半導体を構成する格子との相互作用で、電子と正孔(電子の抜けがらで+の電荷を持つ)の対が発生する。半導体中にp−n接合があると、電子はn半導体に、正孔はp半導体に拡散し、両方の電極部に集まる。この両電極を結線すると電流が流れるので、電力を取り出すことができる。
【0005】
図5は、上記した太陽電池の発電原理を具体化したアモルファスシリコン太陽電池とLEDの接続方法を説明する模式断面図である。アモルファスシリコン太陽電池は、インジウム−スズ酸化物(ITO)を透明なガラス基板20上に蒸着して透明電極(ITO電極)21を形成し、プラズマ成膜法を用いて、その透明電極21上に、p型(p層)、i型(i層)、n型(n層)の3層のアモルファスシリコン層22を形成する。前記ガラス基板20は、アモルファスシリコン層22の保護を行うものである。23は前記アモルファスシリコン層22のn層下面に形成された金属電極である。図5に示すように、発電のエネルギー源となる太陽光Aが入射すると、p層側に+電荷が、n層側に−電荷が集まる。前記アモルファスシリコン層22とLED素子24との接続は、配線25により行っている。
【0006】
アモルファスシリコンの原子配列は、不規則となっているため、規則正しい原子配列をもつ結晶シリコンと異なり、結晶シリコンに比べて、光と格子の相互作用が大きく、それだけ光を多く吸収することができる。従って、アモルファスシリコン太陽電池では薄膜化が可能である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記したアモルファスシリコン太陽電池において、発電のエネルギー源となる太陽光は無尽蔵にあるだけでなく、クリ−ンなエネルギーであり、アモルファスシリコン太陽電池では薄型化が可能であるが、ガラス基板からスルーホール接続等の方法が行えないため、電極の取り出し方法が困難であった。よって、LED素子との接続・配線は手作業で行うため、LED付き太陽電池の部品コストが高くなると言う問題があった。また、生産も手作業で行うため、生産能力が低いと言う問題があった。更に、ガラス基板はダイシングが行えないため、形状が不安定になる等の問題があった。
【0008】
本発明は上記従来の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ガラス基板を透明で加工が容易な有機系材料にし、金属電極を軽量で加工が容易なガラスエポキシ樹脂に電極を形成することにより、集合加工が可能で生産性に優れ、安価な太陽電池付きLEDの構造を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明における太陽電池付きLEDの構造は、p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、前記LED素子は前記透明基板の上面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは透明基板の所定位置に形成されたスルーホール電極と半田メッキで接続され、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、該下基板の下面側に前記スルーホール電極と導通する半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記LED素子の一方の半田バンプは、前記p層の上面側の透明電極(ITO電極)と前記下基板の下面に形成された外部接続用端子とが前記導電部材を介して接続され、前記LED素子の他方の半田バンプは、前記n層の下面側の下面電極と下基板下面の外部接続用端子とが、前記導電部材を介して接続されていることを特徴とするものである。
【0010】
また、p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、所定位置にスルーホール電極が形成され、上面側に前記スルーホール電極と導通する半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、前記LED素子は前記下基板の下面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは下基板の所定位置に形成されたスルーホール電極と半田メッキで接続され、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記LED素子の一方の半田バンプは、前記p層の上面側の透明電極と前記上基板の上面に形成された外部接続用端子とが前記導電部材を介して接続され、前記LED素子の他方の半田バンプは、前記n層の下面側の下面電極と上基板上面の外部接続用端子とが、前記導電部材を介して接続されていることを特徴とするものである。
【0011】
また、p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、前記LED素子は前記透明基板の上面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは透明基板の所定位置に形成されたスルーホール電極とLED電極である半田メッキで接続され、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、該下基板の下面側に前記スルーホール電極と導通する光センサ出力電極である半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記LED素子が発光する光を前記p層で受光し、前記光センサ出力電極より出力される光センサ信号を入力する制御部と、前記光センサ信号からLED素子の光出力を調整し、制御部より出力されるLED駆動電源部制御信号を入力するLED駆動電源部と、該LED駆動電源部で前記LED駆動電源部制御信号からLED素子の電圧または電流を調整して出力される輝度調整信号により、LED素子の輝度を調整する機能を有するように構成したことを特徴とするものである。
【0012】
また、p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、所定位置にスルーホール電極が形成され、上面側に前記スルーホール電極と導通する光センサ出力電極である半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、前記LED素子は前記下基板の下面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは下基板の所定位置に形成されたスルーホール電極とLED電極である半田メッキで接続され、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記上基板から入力した光を前記p層で受光し、前記光センサ出力電極より出力される光センサ信号を入力する制御部と、前記光センサ信号からLED素子の光出力を調整し、制御部より出力されるLED駆動電源部制御信号を入力するLED駆動電源部と、該LED駆動電源部で前記LED駆動電源部制御信号からLED素子の電圧または電流を調整して出力される輝度調整信号により、外光を検知してLED素子の輝度を調整する機能を有するように構成したことを特徴とするものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明における太陽電池付きLEDの構造について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDの構造を説明する模式断面図である。図1において、アモルファスシリコン太陽電池は、インジウム−スズ酸化物(ITO)を透明な有機系材料、例えば透明アクリル、ガラスエポキシ、ポリイミド、フッ素系樹脂からなる透明基板(上基板)1の下面に蒸着して透明電極(ITO電極)2を形成し、プラズマ成膜法を用いて、その透明電極2上に、p型(p層)、i型(i層)、n型(n層)の3層のアモルファスシリコン層3を形成する。前記透明基板1は、アモルファスシリコン層3の保護を行うものである。
【0014】
前記透明基板1の上面には、LED素子4を搭載するパターン5a、5bを蒸着またはメッキすることにより連続形成する。前記LED4は、前記透明基板1の上面に形成されたパタ−ン5a、5bに半田バンプ6a、6bで半田接続されされている。前記アモルファスシリコン層3を、一枚の集合透明基板上に複数個を集合形成することができる。
【0015】
前記パターン5a、5bは、前記透明基板1の所定位置に形成されたスルーホール電極7a、7bと半田メッキ8a、8bで接続する。前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく、従来の金属電極の代わりに、上面に下面電極9を形成したガラスエポキシ樹脂よりなる下基板10を配設する。該下基板10には、所定位置にスルーホール電極11a、11bが形成され、前記下基板10の下面側には、前記スルーホール電極11a、11bと導通する半田メッキよりなる外部接続用端子12a、12bを形成する。
【0016】
前記透明基板(上基板)1と下基板10のそれぞれのスルーホール電極7a、7bとスルーホール電極11a、11bは半田よりなる導電材料13a、13bで導通され、前記LED4の一方の半田バンプ5aは、前記p層の上面側の透明電極2と、前記下基板10の下面に形成された外部接続用端子12aとが前記導電部材13aを介して接続される。また、前記LED素子4の他方の半田バンプ5bは、前記n層の下面側の下面電極9と、下基板10の下面の外部接続用端子12bとが、前記導電部材13bを介して接続されて、アモルファスシリコン太陽電池付きLEDを構成する。
【0017】
以上述べた構成のアモルファスシリコン太陽電池付きLEDの作用、効果について説明する。アモルファスシリコン太陽電池とLEDの接続方法について上記した通りであるので説明は省略する。透明基板1は、従来のガラス基板の代わりに、有機系材料に変更することにより、スルーホール接続の方法が行える。また、集合加工ができ生産性が向上し安価になり、単個にダイシング加工が行えるので形状が安定する。更に、金属電極の代わりに、ガラスエポキシ系樹脂に変更することにより、軽量で加工が容易になる。また、手作業で行っていた配線は、半田等の導電部材で行い自動化できる。更に、外部接続用端子を設けることにより、表面実装が可能で、後述するように、太陽電池付きLEDをバックライトのLEDに使用することにより、外光検知機能付きバックライトを容易に構成することができる。
【0018】
図2は、本発明の第2の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDの構造を説明する模式断面図である。図2において、上記した第1の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDの構造と異なるところは、LED素子4はガラスエポキシ系樹脂よりなる下基板10に半田接続され、有機系材料よりなる透明基板(上基板)1に形成された半田メッキで形成された外部接続用端子12a、12bに接続されたものである。
【0019】
前記透明基板(上基板)1と下基板10のそれぞれのスルーホール電極7a、7bとスルーホール電極11a、11bは半田よりなる導電材料13a、13bで導通され、前記下基板10に搭載された、LED素子4の一方の半田バンプ5aは、前記p層の上面側の透明電極(ITO電極)2と、前記透明基板1の上面に形成された外部接続用端子12aとが、前記導電部材13aを介して接続される。また、前記LED4の他方の半田バンプ5bは、前記n層の下面側の下面電極9と、透明基板1の上面の外部接続用端子12bとが、前記導電部材13bを介して接続されて、アモルファスシリコン太陽電池付きLEDを構成する。
【0020】
以上述べた構成のアモルファスシリコン太陽電池付きLEDの作用、効果は、上記した第1の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDと同様である。即ち、透明基板1を有機系材料に変更することにより、スルーホール接続、ダイシング加工、集合加工ができる。更に、金属電極の代わりに、ガラスエポキシ系樹脂に変更することにより、軽量で加工が容易である。生産性に優れた、低価格の太陽電池付きLEDを製造することが可能である。また、表面実装が可能で、後述するように、太陽電池付きLEDをバックライトのLEDに使用することにより、外光検知機能付きバックライトを容易に構成することができる。
【0021】
また、太陽電池付きLEDの太陽電池部分を光センサとした使用することにより、表示機能、充電機能、外光検知機能を一体化したユニットとなる。図3は、上記した第1の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDを、図4は、第2の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDをそれぞれ光センサとした使用したものである。
【0022】
図3は、本発明の第3の実施の形態に係わる輝度調整機能付きLEDユニットの構造を説明する模式断面図である。図3において、上記した第1の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDの構造と異なるところは、有機系材料よりなる透明基板1上に形成された半田メッキ8a、8bがそれぞれLED電極8c、8dとしての機能を有し、ガラスエポキシ樹脂よりなる下基板10に形成された外部接続用端子12a、12bがそれぞれ光センサ出力電極12c、12dとしての機能を有するものである。また、14は、光センサ信号aからLED素子の光出力を調整する制御部、15は、LED駆動電源部制御信号bからLED素子の電圧または電流を調整して輝度調整信号cを出力するLED駆動電源部である。
【0023】
上記した構成により、前記LED素子4(例えば、サァイヤを使用する白色LEDタイプ、LED素子の両サイドに発光する)が発光する光を、前記アモルファスシリコン層3のp層で受光し、前記光センサ出力電極12c、12dより制御部14に光センサ信号aとして出力する。前記制御部14では前記光センサ信号aからLED素子4の光出力を調整するLED駆動電源部制御信号bをLED駆動電源部15に出力する。前記LED駆動電源部15は入力されたLED駆動電源部制御信号bからLED素子4の電圧または電流を調整して出力される輝度調整信号cにより、前記LED素子4の輝度を調整するものである。
【0024】
図4は、本発明の第4の実施の形態に係わる外光検知用センサユニットの構造を説明する模式断面図である。図4において、上記した第2の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDの構造と異なるところは、有機系材料よりなる透明基板1上に形成された外部接続用端子12a、12bがそれぞれ光センサ出力電極12c、12dの機能を有し、ガラスエポキシ樹脂よりなる下基板10に形成された半田メッキ8a、8bがそれぞれLED電極8c、8dの機能を有するものである。また、14は、光センサ信号aからLED素子の光出力を調整する制御部、15は、LED駆動電源部制御信号bからLED素子の電圧または電流を調整して出力するLED駆動電源部である。
【0025】
上記した構成により、前記透明な有機系材料よりなる上基板1から入力した光を前記アモルファスシリコン層3のp層で受光し、前記光センサ出力電極12c、12dより制御部14に光センサ信号aを出力する。前記制御部14では前記光センサ信号aからLED素子4の光出力を調整するLED駆動電源部制御信号bをLED駆動電源部15に出力する。前記LED駆動電源部15は入力されたLED駆動電源部制御信号bからLED素子4の電圧または電流を調整して出力される輝度調整信号cにより、LED素子4の輝度を調整するものである。
【0026】
上述した、第3及び第4の実施の形態のように、太陽電池付きLEDの太陽電池部分を光センサとした使用することにより、表示機能、充電機能、外光検知機能を一体化したユニットとなる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ガラス基板(透明基板)を透明(又は半透明)の有機系材料に変更して、スルーホール接続及びダイシング加工が容易になる。また、金属電極をガラスエポキシ樹脂に変更し、軽量、加工が容易になる。導電部材を介したスルーホール接続ができ、配線が手作業から自動化ができ、太陽電池付きLEDを集合加工することが可能となり、生産性が向上する。
【0028】
また、太陽電池付きLEDをバックライトのLEDに使用することにより、外光検知機能付きバックライトを容易に構成することができる。
【0029】
以上述べたように、集合加工が可能で生産性に優れ、安価な太陽電池付きLEDの構造を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDの構造を説明する模式断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係わる太陽電池付きLEDの構造を説明する模式断面図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係わる輝度調整機能付きLEDユニットの構造を説明する模式断面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係わる外光検知用センサユニットの構造を説明する模式断面図である。
【図5】従来のアモルファスシリコン太陽電池とLED素子の接続方法を説明する模式断面図である。
【符号の説明】
1 透明基板(有機系材料)
2 透明電極(ITO電極)
3 アモルファスシリコン
4 LED素子
5a、5b  パターンイン
6a、6b 半田バンプ
7a、7b、11a、11b スルーホール電極
8a、8b 半田メッキ
8c、8d LED電極
9 下面電極
10 下基板(ガラスエポキシ樹脂)
12a、12b 外部接続用端子
12c、12d 光センサ出力電極
13a、13b 導電部材
14 制御部
15 LED駆動電源部
a 光センサ信号
b LED駆動電源部制御信号
c 輝度調整信号

Claims (4)

  1. p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、前記LED素子は前記透明基板の上面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは透明基板の所定位置に形成されたスルーホール電極と半田メッキで接続され、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、該下基板の下面側に前記スルーホール電極と導通する半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記LED素子の一方の半田バンプは、前記p層の上面側の透明電極(ITO電極)と前記下基板の下面に形成された外部接続用端子とが前記導電部材を介して接続され、前記LED素子の他方の半田バンプは、前記n層の下面側の下面電極と下基板下面の外部接続用端子とが、前記導電部材を介して接続されていることを特徴とする太陽電池付きLEDの構造。
  2. p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、所定位置にスルーホール電極が形成され、上面側に前記スルーホール電極と導通する半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、前記LED素子は前記下基板の下面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは下基板の所定位置に形成されたスルーホール電極と半田メッキで接続され、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記LED素子の一方の半田バンプは、前記p層の上面側の透明電極と前記上基板の上面に形成された外部接続用端子とが前記導電部材を介して接続され、前記LED素子の他方の半田バンプは、前記n層の下面側の下面電極と上基板上面の外部接続用端子とが、前記導電部材を介して接続されていることを特徴とする太陽電池付きLEDの構造。
  3. p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、前記LED素子は前記透明基板の上面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは透明基板の所定位置に形成されたスルーホール電極とLED電極である半田メッキで接続され、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、該下基板の下面側に前記スルーホール電極と導通する光センサ出力電極である半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記LED素子が発光する光を前記p層で受光し、前記光センサ出力電極より出力される光センサ信号を入力する制御部と、前記光センサ信号からLED素子の光出力を調整し、制御部より出力されるLED駆動電源部制御信号を入力するLED駆動電源部と、該LED駆動電源部で前記LED駆動電源部制御信号からLED素子の電圧または電流を調整して出力される輝度調整信号により、LED素子の輝度を調整する機能を有するように構成したことを特徴とする太陽電池付きLEDの構造。
  4. p層、i層、n層よりなるアモルファスシリコンと、該アモルファスシリコンを保護すると共に、前記p層に接するごとく下面に透明電極を有する上基板である透明基板と、前記n層に接するごとく下面電極を配設して、アモルファスシリコン太陽電池を構成し、該アモルファスシリコン太陽電池の前記p層の上面側の透明電極と、前記n層の下面側の下面電極とLED素子とを電気的に接続する太陽電池付きLEDの構造において、前記透明基板(上基板)は、透明な有機系材料よりなり、前記p層に接するごとく下面に透明電極(ITO電極)を有し、所定位置にスルーホール電極が形成され、上面側に前記スルーホール電極と導通する光センサ出力電極である半田メッキよりなる外部接続用端子を形成し、前記アモルファスシリコン太陽電池のn層に接するごとく上面に下面電極を有し、所定位置にスルーホール電極が形成されたガラスエポキシ樹脂よりなる下基板と、前記LED素子は前記下基板の下面に形成されたパタ−ンに半田接続され、該パターンは下基板の所定位置に形成されたスルーホール電極とLED電極である半田メッキで接続され、前記上基板と下基板のスルーホール電極は導電部材で導通され、前記上基板から入力した光を前記p層で受光し、前記光センサ出力電極より出力される光センサ信号を入力する制御部と、前記光センサ信号からLED素子の光出力を調整し、制御部より出力されるLED駆動電源部制御信号を入力するLED駆動電源部と、該LED駆動電源部で前記LED駆動電源部制御信号からLED素子の電圧または電流を調整して出力される輝度調整信号により、外光を検知してLED素子の輝度を調整する機能を有するように構成したことを特徴とする太陽電池付きLEDの構造。
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