JP2004139584A - 経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラム - Google Patents

経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラム Download PDF

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大橋 俊道
Yukihiro Karasaki
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Abstract

【課題】 所定の区間を優先して経由する経路を求める経路探索装置1を提供する。
【解決手段】 交通機関の経路データを記憶した経路データ記憶装置11と、交通機関の運行時刻データを記憶した時刻表データ記憶装置12と、ユーザに優先する定期区間を指定させ、定期区間データ記憶装置13に登録する定期区間登録手段24と、経路データ及び運行時刻データを参照して、定期区間登録手段24で指定された優先する区間を優先して利用する経路を探索する定期区間優先経路探索手段25と、探索された経路を提示する探索経路提示手段26とを備える
【選択図】   図1

Description

 本発明は、交通機関を利用して出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラムに関する。
 近年、コンピュータ、PDA、携帯電話等の情報機器の普及に伴い、今まで本などで調べていた情報を情報機器によって簡易に調べることができるようになってきた。
 例えば、従来は、出発地から目的地まで電車などの交通手段を乗り継いで移動する場合、乗り継ぐ電車、時間などの情報は時刻表を参照しながら調べていた。
しかし現在は、情報機器上でアプリケーションを稼働させ、出発地、目的地、出発予定時刻等を入力することにより、最短時間(或いは最小金額、最小乗換回数)で移動できる電車等の情報を取得することができる。取得できる情報としては、更に、出発地での出発時刻、乗換地での到着時刻と出発時刻、目的地での到着時刻、所要時間、料金等も挙げられる。
 又、近年のインターネットの著しい発達に伴い、情報機器上でアプリケーションを稼働させるのではなく、情報機器からインターネット上のサーバに検索条件を送信し、情報機器でその結果を受信することもできる(例えば、特許文献1)。しかし、この特許文献1は、出発地から目的地までの乗換を検索するものであるが、特定区間を優先的に利用した場合の乗換の検索については触れられていない。
 又、乗換の検索において、出発地、目的地等を指定する方法として、路線図を表示し、マウスなどで選択する方法がある(例えば、特許文献2)。しかし、この特許文献2は、単に出発地、目的地等を設定するものであり、特定区間を優先的に利用したい場合の乗換の検索については触れられていない。
 一方、出発地から目的地までの第1乃至第K番目に短い経路である第1乃至第K最短パスを求めるアルゴリズムとしては、例えばMartins et al. のアルゴリズム(E.Q.V.Martins et al., "An algorithm for ranking loopless paths", Research Report, Univ. de Coimbra,1999 )が知られている。
 Martins et al. のアルゴリズムにおいて、各辺に重み(コスト)が割り振られたグラフをネットワークと呼ぶ。又、ここではネットワークは連結であると仮定する。又、出発地、乗換地、経由地、目的地など、経路上に設けられたポイントをノードと呼ぶ。
 例えばネットワークG において、出発ノードsから目的ノードt へのパスを考える。出発ノードsから目的ノードt への第i番目に短いパスを出発ノードsから目的ノードtへの第i最短パスと言う。第1最短パスがいわゆる最短パスである。最短パスは、従来から良く知られているようにダイクストラ法によって高速に求まる。第2最短パス以降の最短パスを求めるアルゴリズムについても古くから研究され、種々の効率良いアルゴリズムが提案されている。
 電車の駅、空港、バス停を含む交通機関の駅をノードに持ち、駅間の路線及び徒歩や乗換の経路をアークで表現するネットワークにおいて、これまで、定期券区間の様に、所定の区間を優先して経由するような経路を求める要求がある。
特開平10−78981号公報 特開平5−158406号公報
 しかし、従来の最短パスを求めるアルゴリズムにおいては、所定の区間を優先して経由する経路を求めるのが困難であった。
 第1に、従来の経路を探索するアルゴリズムは、最短経路探索のためのアルゴリズムであるため、特定区間を遠回りしてでも経由する経路を求めることはできない。
 第2に、特定のノードを経由するようにすると、遠回りして何のメリともないような冗長な経路が求まってしまう。
 このように、所定の区間を優先して経由するような経路を求めるのが困難であった。
 従って本発明の目的は、所定の区間を優先して経由する経路を求める経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラムを提供することである。
 上記課題を解決するために、本発明の第1の特徴に係る経路探索装置は、交通機関を利用して出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索装置に関する。即ち、本発明の第1の特徴に係る経路探索装置は、交通機関の経路データを記憶する経路データ記憶手段と、交通機関の運行時刻データを記憶する時刻表データ記憶手段と、ユーザに優先する区間を指定させ、優先区間データ記憶装置に登録する優先区間登録手段と、経路データ及び運行時刻データを参照して、優先区間登録手段で指定された優先する区間を優先して利用する経路を探索する優先区間経路探索手段と、探索された経路を提示する探索経路提示手段とを備える。
 ここで、優先区間データとは、ユーザが優先して利用する区間のデータであって、例えば、定期券区間、できれば通りたい区間などのことである。
 本発明の第1の特徴に係る経路探索装置によれば、ユーザが指定する区間を優先的に利用する経路を検索することができる。
 又、経路データ及び運行時刻データを参照して、出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索手段を更に備え、優先区間経路探索手段は、経路探索手段で探索された経路について、優先区間登録手段で登録された優先する経路の重みを軽く設定することにより、優先する経路を探索するのが好ましい。
 これにより、重みを設定することにより優先する経路を検索するので、必ずその区間を通るが、遠回りになってしまう経路を排除することができる。
 又、探索経路提示手段は、優先する区間を、他の区間と識別して提示するのが好ましい。
 これにより、ユーザは自分が指定した区間の視認性を向上させることができる。
 本発明の第2の特徴に係る経路探索方法は、交通機関を利用して出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索方法に関する。即ち、本発明の第2の特徴に係る経路探索方法は、交通機関の経路データを記憶する経路データ記憶ステップと、交通機関の運行時刻データを記憶する時刻表データ記憶ステップと、ユーザに優先する区間を指定させ、優先区間データ記憶装置に登録する優先区間登録ステップと、経路データ及び運行時刻データを参照して、優先区間登録ステップで指定された優先する区間を優先して利用する経路を探索する優先区間経路探索ステップと、探索された経路を提示する探索経路提示ステップとを備える。
 又、経路データ及び運行時刻データを参照して、出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索ステップを更に備え、優先区間経路探索ステップは、経路探索ステップで探索された経路について、優先区間登録ステップで登録された優先する経路の重みを軽く設定することにより、優先する経路を探索するのが好ましい。
 又、探索経路提示ステップは、優先する区間を、他の区間と識別して提示するのが好ましい。
 本発明の第3の特徴に係る経路探索プログラムは、交通機関を利用して出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索プログラムに関する。即ち、本発明の第3の特徴に係る経路探索プログラムは、交通機関の経路データを記憶する経路データ記憶ステップと、交通機関の運行時刻データを記憶する時刻表データ記憶ステップと、ユーザに優先する区間を指定させ、優先区間データ記憶装置に登録する優先区間登録ステップと、経路データ及び運行時刻データを参照して、優先区間登録ステップで指定された優先する区間を優先して利用する経路を探索する優先区間経路探索ステップと、探索された経路を提示する探索経路提示ステップとをコンピュータに実行させる。
 又、経路データ及び運行時刻データを参照して、出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索ステップを更にコンピュータに実行させ、優先区間経路探索ステップは、経路探索ステップで探索された経路について、優先区間登録ステップで登録された優先する経路の重みを軽く設定することにより、優先する経路を探索するのが好ましい。
 又、探索経路提示ステップは、優先する区間を、他の区間と識別して提示するのが好ましい。
 本発明によれば、所定の区間を優先して経由する経路を求める経路探索装置、経路探索方法及び経路探索プログラムを提供することができる。
 次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。
(最良の実施の形態)
 図1を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置1を説明する。
 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置1は、経路データ記憶装置11、時刻表データ記憶装置12、定期区間データ記憶装置13、経路探索メニュー提示手段21、経路探索条件取得手段22、経路探索手段23、定期区間登録手段24、定期区間優先経路探索手段25、探索経路提示手段26、入出力制御装置31、入力装置32、出力装置33を備えている。
 経路データ記憶装置11は、電車、バス、被告期、船などの交通機関の路線名、乗換駅、乗換可能な路線、乗換に必要な時間等が記録された記憶装置である。
 時刻表データ記憶装置12は、経路データ記憶装置11で記録された交通機関の運行時刻データを記憶する記憶装置である。ここで、更に、運賃に関するデータが記録されていても良い。
 定期区間データ記憶装置13は、ユーザが指定した、優先的に利用したい区間が登録されている記憶装置である。ここでは、優先的に利用したい区間として、定期券の区間を例に挙げて説明するが、優先的に利用したい区間とは、定期券の区間でなくても良く、回数券でも良い。要は所定の区間が決まっていれば良い。
 経路探索メニュー提示手段21は、経路探索装置が経路探索できる経路メニューを出力装置33に提示し、入力装置32を介してユーザに選択させる手段である。
 例えば、定期区間を優先して経路を検索させる、又、複数の定期が定期区間データ記憶装置13に記憶されている場合、どの定期を使用するか、などのメニューを提示する。
 経路探索条件取得手段22は、経路探索メニュー提示手段21で入力された経路探索条件を取得する手段である。ここでは、出発地、目的地、出発地の出発時刻、目的地の到着時刻、検索の優先順位、定期区間を優先させる、利用する交通機関の制限条件などの経路を探索する条件を取得する。
 定期区間登録手段24は、入力装置32と出力装置33を介して、ユーザに定期区間を登録させる手段である。
 経路探索手段23は、経路探索条件取得手段22で取得した経路探索条件に基づいて、経路データ記憶装置11と時刻表データ記憶装置12を参照して、経路を探索する手段である。
 定期区間優先経路探索手段25は、経路探索条件取得手段22で取得された経路探索条件に基づいて、経路データ記憶装置11、時刻表データ記憶装置12、定期区間データ記憶装置13を参照して、定期区間を優先した経路を探索する手段である。定期区間優先経路探索手段25は、定期区間登録手段24で登録された優先する経路の重みを軽く設定することにより、優先する経路を探索する。
 探索経路提示手段26は、経路探索手段23又は定期区間優先経路探索手段25で取得された経路を出力装置33に出力する手段である。探索経路提示手段は、優先する区間を、他の区間と識別して提示するのが好ましい。
 入出力制御装置31は、経路探索装置1の入力装置32及び出力装置33の入出力を制御する装置である。
 入力装置32は、キーボード、マウス、トラックボール等の入力装置で、出力装置33は、液晶ディスプレイ、CRTディスプレイ等の表示装置である。
 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置1は、一般のコンピュータに所定の機能を備えたソフトウェアプログラムをインストールすることにより実現される。
 図2を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置1が処理する経路探索方法を説明する。
 まず、ステップS101において、経路探索メニュー提示手段21によって、出力装置33に、経路探索メニューを提示し、ステップS102において、経路探索条件取得手段22によって、経路を検索する条件を取得する。
 次に、ステップS103において、ステップS102で取得した条件が、定期区間優先探索か否か判定する。定期区間優先探索の場合、ステップS104において、定期区間優先経路探索手段25によって、定期区間を優先した経路を探索する。定期区間優先探索でない場合、ステップS105において、経路探索手段23によって、通常の経路の探索を行う。
 最後に、ステップS106において、ステップS104或いはステップS105で取得された経路を、探索経路提示手段26によって、出力装置33に提示する。
 図3を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る定期区間優先経路探索手段25を詳細に説明する。
 まず、ステップS201において、初期化処理を行う。ここでは、検索条件を元に、時刻表データ、経路データによりネットワークの初期化を行う。ここでネットワークは、路線をアークとし、駅をノードとして構成されており、各アークには所要時間を基準に算出したコストが付与される。
 次に、ステップS202において、ステップS201で初期化されたネットワークを用い、例えば、Martins et al. のアルゴリズムに従って、第1から第K最短パスの探索を行い、K本の経路を求める。ここでは定期区間データは使用せず、単純に、出発地(出発点ノード)から終着点(終着点ノード)までのコストが小さい経路をK本求める。
 次に、ステップS203において、定期区間データ記憶装置13を参照し、ネットワーク上の定期区間に該当するアークのコストをX倍することで重み付けを行い、実際のアークのコストより小さい値となるように設定する。この際の重みXには1未満の正の値、例えば0.1などが用いられるのが好ましい。この操作により、定期区間を使用した経路がコスト面で有利になるため、Martins et al. のアルゴリズムで優先的に探索されるようになる。
 更に、ステップS204において、ステップS203において重みが変更されたネットワークで、第1から第N最短パスの探索を行い、N本の経路を求める。
 次に、ステップS205において、重複経路の除去を行う。即ち、ステップS202とステップS204において冗長な同一経路が重複して求まっている可能性があるため、これらの重複経路を削除する。
 次に、ステップS206において、経路データ記憶装置11及び時刻表データ記憶装置12を参照して、運賃の割り当て処理を行う。ここで、定期区間を考慮した運賃計算を行う。
 最後に、ステップS207において、有効経路の抽出を行う。ここでは、運賃の安い経路、所要時間の短い経路、乗換回数の少ない経路など、質の高い経路を抽出して、出力する。
 図4乃至図9を参照して、本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置1が提示する画面の一例を説明する。
 図4に示すように、条件入力画面P101は、条件入力部51と、補助条件入力部52を備えている。
 条件入力部51は、発駅、着駅、定期券利用の有無、定期区間優先の有無などを、ユーザに選択させる。これらの条件を入力後、ユーザによって検索ボタンB101がクリックされると、入力された条件に基づいて経路を探索し、図5に示す出力画面P102を提示する。
 定期券情報が複数登録されており、使用する定期券を選択する場合、ユーザによって定期区間選択ボタンB102がクリックされると、図8に示す定期区間選択画面P105を提示する。定期区間を新しく登録したい場合、ユーザによって定期区間選択ボタンB103がクリックされると、定期区間設定画面P103を提示する。
 補助条件入力部52は、キーボードで操作しなくてもマウスを操作するのみで、発駅や着駅を設定でき、又、設定内容の地理的特徴を把握しやすくするインタフェースを提供する。具体的には、路線図を表示し、発駅や着駅を路線図上の駅をマウスでクリックすることで、条件入力部51に自動的に駅名が入力される。
又、選択された駅や設定された定期区間を路線図上に強調表示させることで、入力した条件や、定期の有効委区間の視認性を向上させる。
 本実施の形態における強調表示とは、色で識別、点滅表示、縁取りなどにより実現される。又、この路線図は、拡大縮小させたり、又、特定の路線を不可視にするなども可能である。
 図5に示すように、出力画面P102は、一覧情報出力部53、詳細情報出力部54、補助情報出力部55を備えている。
 一覧情報出力部53では、経路探索により求まった経路の大まかな特徴のみを一覧で出力する。ここで出力する大まかな特徴とは、総所要時間、総運賃、乗換回数、又、各経路の特徴を表現するフレーズ(例えば所要時間最小、運賃最安、定期利用、航空路線利用、新幹線利用など)である。又、この一覧で出力される経路は、所要時間順、運賃順などの基準で並び替えすることも可能である。一覧情報出力で出力された経路をマウスやキーボードなどで選択されることにより、詳細情報出力部54と補助情報出力部55に選択された経路の情報を提示する。
 詳細情報出力部54では、一覧情報出力部53で選択された経路の詳細な情報を提示する。ここで提示する情報は、発駅、乗換駅、着駅、それぞれの発時刻、着時刻、利用路線、各電鉄会社区間ごとの運賃などである。
 補助情報出力部55は、経路の地理的特徴を視認しやすくするための情報を出力する。具体的には、路線図上に一覧情報出力部53で出力された経路、発駅、着駅、乗換駅を強調表示する。又、設定された定期区間を強調表示させることや、選択した経路との比較を容易にするため、一覧情報出力部の経路で特徴的な経路(例えば、最も所要時間の短い経路)を、補助情報出力部55の路線図上に常に強調表示させることも可能である。その際、選択された経路と識別するため、それぞれ別の色で表示するなどの工夫が必要である。この路線図は拡大縮小させたり、又、特定の路線を不可視にするなども可能である。
 図6に示すように、定期区間設定画面P103は、条件入力部56と、条件入力補助部57を備えている。
 条件入力部56では、定期区間の発駅、着駅をユーザに選択させ、検索ボタンB104がクリックされると、図7に示す経路選択画面P104を提示する。
 条件入力補助部57は、キーボードの操作をしなくても、マウスの操作のみで発駅や着駅を設定でき、又、設定内容の地理的特徴を把握しやすくするインタフェースを提供する。具体的には、路線図を表示し、発駅や着駅を路線図上の駅をマウスでクリックすることにより、条件入力部56に自動的に駅名が入力される。又、選択された駅を路線頭上に強調表示する。この路線図は、拡大縮小させたり、又特定の路線を不可視にするなども可能である。
 図7に示すように、経路選択画面P104は、定期区間選択部58と定期区間選択補助部59を備えている。
 定期区間選択部58は、候補として考えられる定期区間経路を複数表示する。
ユーザによってこの候補の中で登録したい経路を選択され、定期区間登録ボタンB105がクリックされると、選択された経路で定期区間が登録される。
 定期区間選択補助部59は、ユーザによって定期区間選択部58で選択された経路が経路図上に強調表示される。
 図8に示すように、定期区間選択画面P105は、定期区間選択部60と定期区間選択補助部61を備えている。
 一つ以上の定期区間が設定されている場合、定期区間選択画面P105において、どの定期を有効にするかユーザに選択させる。決定ボタンB106がクリックされると、利用する定期区間が指定される。
 定期区間選択補助部61は、有効になっている定期区間を路線図上に強調表示する。これにより、定期の有効区間の視認性が向上する。
 以上の図では、マウスで駅を選択する場合に説明したが、マウスなどの入力装置で経路をなぞることにより、区間を設定することも可能である。
 図9に示すように、定期区間登録画面P106は、定期区間登録部62と定期区間選択補助部63を備えている。
 ユーザによって、定期区間選択補助部63に提示された路線図上がなぞられると、その経路が、定期区間登録部62に提示される。路線図上をなぞっただけでは一意に経路が決まらない場合、候補をリストアップし、ユーザに選択させることで区間が選択される。設定された区間は、定期区間登録部62に詳細情報とともに提示する。ユーザによって定期区間登録ボタンB107がクリックされると、選択された経路を定期区間に設定することができる。
(その他の実施の形態)
 上記のように、本発明の最良の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。
この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
 本発明の最良の実施の形態によれば、特定の区間を定期区間として説明したが、定期区間に限るものではなく、特定区間を使用不能の区間、又は必ず通過しなければいけない区間とした経路探索も行うことができる。
 使用不能の区間については、重みを無限大に重く設定したり、所定の区間を無効にすることにより、実現することができる。
 又、本発明の最良の実施の形態においては、経路探索装置はスタンドアロンで稼働するよう記載したが、通信ネットワークに接続された端末から、通信ネットワークを介して検索条件を受信し、検索結果を提示しても良い。
 この様な、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態等を含むことは勿論である。従って、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置の機能ブロック図である。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索方法のフローチャートである。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置の定期間優先経路探索手段の詳細なフローチャートである。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置が提示する画面例で、条件を入力する画面の一例である。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置が提示する画面例で、結果を出力する出力画面の一例である。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置が提示する画面例で、定期区間を設定する定期区間設定画面の一例である。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置が提示する画面例で、経路を選択する定期区間選択画面の一例である。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置が提示する画面例で、定期区間を選択する定期区間選択画面の一例である。 本発明の最良の実施の形態に係る経路探索装置が提示する画面例で、定期区間を登録する定期区間登録画面の一例である。
符号の説明
 1…経路探索装置
 11…経路データ記憶装置
 12…時刻表データ記憶装置
 13…定期区間データ記憶装置
 21…経路探索メニュー提示手段
 22…経路探索条件取得手段
 23…経路探索手段
 24…定期区間登録手段
 25…定期区間優先経路探索手段
 26…探索経路提示手段
 31…入出力制御装置
 32…入力装置
 33…出力装置
 51、56…条件入力部
 52、57…補助条件入力部
 53…一覧情報出力部
 54…詳細情報出力部
 55…補助情報出力部
 58、60…定期区間選択部
 59、61、63…定期区間選択補助部
 62…定期区間登録部

Claims (9)

  1.  交通機関を利用して出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索装置であって、
     前記交通機関の経路データを記憶する経路データ記憶手段と、
     前記交通機関の運行時刻データを記憶する時刻表データ記憶手段と、
     ユーザに優先する区間を指定させ、優先区間データ記憶装置に登録する優先区間登録手段と、
     前記経路データ及び前記運行時刻データを参照して、前記優先区間登録手段で指定された前記優先する区間を優先して利用する前記経路を探索する優先区間経路探索手段と、
     前記探索された経路を提示する探索経路提示手段と
     を備えることを特徴とする経路探索装置。
  2.  前記経路データ及び前記運行時刻データを参照して、前記出発地から前記目的地まで移動する経路を探索する経路探索手段を更に備え、
     前記優先区間経路探索手段は、前記経路探索手段で探索された前記経路について、前記優先区間登録手段で登録された前記優先する経路の重みを軽く設定することにより、前記優先する経路を探索する
     ことを特徴とする請求項1に記載の経路探索装置。
  3.  前記探索経路提示手段は、前記優先する区間を、他の区間と識別して提示する
     ことを特徴とする請求項1又は2に記載の経路探索装置。
  4.  交通機関を利用して出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索方法であって、
     前記交通機関の経路データを記憶する経路データ記憶ステップと、
     前記交通機関の運行時刻データを記憶する時刻表データ記憶ステップと、
     ユーザに優先する区間を指定させ、優先区間データ記憶装置に登録する優先区間登録ステップと、 前記経路データ及び前記運行時刻データを参照して、前記優先区間登録ステップで指定された前記優先する区間を優先して利用する前記経路を探索する優先区間経路探索ステップと、
     前記探索された経路を提示する探索経路提示ステップと
     を備えることを特徴とする経路探索方法。
  5.  前記経路データ及び前記運行時刻データを参照して、前記出発地から前記目的地まで移動する経路を探索する経路探索ステップを更に備え、
     前記優先区間経路探索ステップは、前記経路探索ステップで探索された前記経路について、前記優先区間登録ステップで登録された前記優先する経路の重みを軽く設定することにより、前記優先する経路を探索する
     ことを特徴とする請求項4に記載の経路探索方法。
  6.  前記探索経路提示ステップは、前記優先する区間を、他の区間と識別して提示する
     ことを特徴とする請求項4又は5に記載の経路探索方法。
  7.  交通機関を利用して出発地から目的地まで移動する経路を探索する経路探索プログラムであって、
     前記交通機関の経路データを記憶する経路データ記憶ステップと、
     前記交通機関の運行時刻データを記憶する時刻表データ記憶ステップと、
     ユーザに優先する区間を指定させ、優先区間データ記憶装置に登録する優先区間登録ステップと、
     前記経路データ及び前記運行時刻データを参照して、前記優先区間登録ステップで指定された前記優先する区間を優先して利用する前記経路を探索する優先区間経路探索ステップと、
     前記探索された経路を提示する探索経路提示ステップと
     をコンピュータに実行させることを特徴とする経路探索プログラム。
  8.  前記経路データ及び前記運行時刻データを参照して、前記出発地から前記目的地まで移動する経路を探索する経路探索ステップを更にコンピュータに実行させ、
     前記優先区間経路探索ステップは、前記経路探索ステップで探索された前記経路について、前記優先区間登録ステップで登録された前記優先する経路の重みを軽く設定することにより、前記優先する経路を探索する
     ことを特徴とする請求項7に記載の経路探索プログラム。
  9.  前記探索経路提示ステップは、前記優先する区間を、他の区間と識別して提示する
     ことを特徴とする請求項7又は8に記載の経路探索プログラム。

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