JP2004139151A - 情報処理装置の入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】キーボード操作時のその操作の反映のモニター画面上での確認時とで、目線を交互に移動させる必要をなくすことのできる情報処理装置用入力装置を提供する。
【解決手段】キーボード16及びマウス44と、その各キーエリア18に対応する押下検出素子18と、キーボード及びマウスからの入力を処理して情報処理装置50のキーボード入力端子及びマウス入力端子へ送る入力処理回路40、42と、押下検出素子14からの入力を処理して情報処理装置のUSB端子へ送るUSB変換手段45を備え、情報処理装置50のモニター画面の一部にキーボード16を模した仮想キーボード表示60が為され、キー入力が為されるとそのキー入力信号によりその仮想キーボード表示60上に指62等による位置を認識させる表示をするようにする。また、押下検出素子14から押下検出信号が出たとき、その押下検出素子14と対応するキー入力を確定入力としする。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置の入力装置、特に、ソフトウェア(例えば、オペレーションシステムとアプリケーションソフトウェア)により情報処理し、情報処理された情報を表示するディスプレイ(モニター)を有する情報処理装置用の入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ、CAD等の文字入力をする入力手段に関しては種々の提案が為されている(例えば特開平10−91329号公報等)。そして、デスクトップタイプとラップトップタイプあるいはノートタイプとでは若干異なるが、デスクトップタイプを例に採ると、通常、別体に形成されたキーボードとマウスからなり、そして、モニター画面(ディスプレイ)とは全く別のところに位置にしており、同一平面上には無い。即ち、パーソナルコンピュータ、ワードプロセッサ等の場合、通常、モニター画面は扱う人の顔の正面ないしはそれより稍低いところに位置し、顔を正面又は稍それから下を向いた向きで視認できる。それに対して、キーボードとマウスからなる入力手段は、モニター画面よりも下に位置し、しかも、操作する人に近いところに位置しているので、顔をかなり下向きにしなければ視認できない。
ラップトップタイプあるいはノートタイプの場合は、マウスに代えて種々の代替手段(例えばマウスパッド、マウスボール等)が用いられ、そして、マウスはキーボードと略一体的に設けられ、別体にはなっていないものが多い。しかし、この場合においても、そのマウスが一体的に設けられたキーボードは、モニター画面(ディスプレイ)とは全く別のところに位置にしており、同一平面上には無く、デスクトップタイプの場合と同様の問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、所謂ブラインドタッチ入力ができるごく一部の人以外は、入力手段を操作するときとその操作の反映のモニター画面上での確認するときとで、目線を交互に移動させなければならない。
従って、多くの人、特に初心者にとって 操作しにくく誤入力が多く、目等の疲労等が生じ易く、パソコン嫌いの原因の一つになっている。
また、マウスとキーボードが分離しているため両手を使う必要がある。
【0004】
本発明はこのような問題点を解決すべく為されたものであり、入力手段を操作するときとその操作の反映をディスプレイ(モニター画面)上で確認するときとで、目線を交互に移動させる必要をなくし、それにより操作し易くし、以て操作効率を高め、誤入力を少なくでき、目等の疲労等が少なくできる情報処理装置用入力装置を提供することを目的とし、更には、キー操作後そのキー操作の確定までの間でそのキーから指を離しても確定せず、確実に押下して初めてその操作が確定できるようにし、確定に熟考の余裕が得られやすいようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の情報処理装置の入力装置は、ソフトウェアにより情報処理し、情報処理された情報を表示するディスプレイを有する情報処理装置用の入力装置であって、指等の押下乃至近接により互いに異なる内容の入力を受け入れる複数のキーエリアが複数の列各々に一乃至複数個ずつ配設されたキーボードと、該キーボードの各キーエリアに対応して設けられ、対応するキーエリアが押下されたときそのことを検出する押下検出素子と、該マウス及び/又はマウス代替手段と、該キーボード及びマウス及び/又はマウス代替手段からの入力を処理して上記情報処理装置のキーボード入力端子及びマウス入力端子へ上記情報処理される入力として送る入力処理回路と、上記ディスプレイ上に上記キーボードを模した仮想キーボード表示をさせる表示手段と、上記キーエリアの操作にによる入力を処理したものを、上記ディスプレイに上記仮想キーボード表示上に操作されたキーエリアの位置を示すための位置表示情報として処理して上記情報処理装置のUSB端子へ送るUSB変換手段と、を少なくとも備え、上記キーエリアの操作が為されたとき、その操作による入力を上記ディスプレイに上記仮想キーボード表示上に操作されたキーエリアの位置を示すための位置表示情報として処理して上記仮想キーボード表示上に操作されたキーエリアの位置を示すようにし、上記キーエリアの操作によりそれと対応する下検出素子が押下されたとき、あるいはマウス又はマウス代替手段が操作されたとき、それによる入力が、上記ソフトウェアによる情報処理に供されるようにしたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の情報処理装置の入力装置は、請求項1記載の情報処理装置の入力装置において、上記複数のキーエリアの一つが一つの列の多く乃至全部を占有し、押下又は近接された列方向における位置を出力するよう構成されてなることを特徴とする。
【0007】
請求項3請求項1又は2記載の情報処理装置の入力装置において、上記キーエリアの列間に仕切を設けてなることを特徴とする。
請求項4の情報処理装置の入力装置は、請求項1、2又は3記載の情報処理装置の入力装置において、マウス代替手段を有することを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示実施の形態例に従って詳細に説明する。
図1は本発明情報処理装置の入力装置の第1の実施の形態例の入力装置2の概略構成を筐体を捨象して示す分解斜視図、図2は外観を示す斜視図、図3は回路構成を示す回路ブロック図、図4は動作を示すフローチャートである。
である。
【0009】
先ず、図1、図2を参照して入力装置2の構成を説明する。
図面において、2は情報処理装置、4は該入力装置2のベース板で、マウスボール保持孔6が形成され、該マウスボール保持孔6にはマウスボール8が保持され、該マウスボール8の一部が該マウスボール保持孔6からベース板4の下面に露出しており、入力装置2を例えばマウスパッド(図示しない)上にて動かすと、それに応じてマウスボール8が回転するようになっている。
尚、後述するキーボードと一体に(例えばキーボードの一又は複数の後述するキーエリア領域に)マウス代替手段、例えば、トラックボール、タッチパッド等を設け、マウス代わりに使用できるようにしても良い。というのは、使用状況によっては、マウスを使用できない場合があり、そのような場合にはそのマウス代替手段が使用できればマウスを使用できないことによる不都合を回避できるからである。
【0010】
上記入力装置2には図面に現れないX方向回転検出ボールとY方向回転検出ボールとが上記マウスボール8に接し、X方向回転とY方向回転検出ができるように設けられている。
10、10、・・・はベース板4上に配置された内部回路を成すICである。
12は押下検出素子配置板で、上記ベース板4の上方にて上記マウスボール8等のボールの回転を妨げないように設置されている。14、14、・・・は該押下検出配置板12上に配置された押下検出素子で、後で述べるキーボード(16)の各キーエリア(18)に対応して設けられている。
【0011】
16はキーボードで、複数列(例えば6列)からなり、各列には複数のキーエリア18、18、・・・が配置されている。図1、図2では各列に6個のキーエリア18、18・・・が配置されているように示しているが、本例では実際には7個ずつ設けられている。各キーエリア18、18、・・・はそれぞれ指等の押下又は指等の近接を検出し、互いに異なる内容の入力を受け入れる。
各キーエリア18は、例えばポインティングデバイス、ホトセンサ、磁気センサー、固体撮像素子、超音波センサー等の接触、近接を検知できる素子からなる。
この各キーエリア18、18、・・・は各々それと対応する押下検出素子14上に位置し、自身が確実に押下されたときその下の押下検出素子14がオンするようになっており、このオンによりキーエリア18への近接乃至押下による入力が確定したものと入力装置2において認識され、アプリケーションソフトによる情報処理に供されるようになっている。
【0012】
20、20、・・・は上記キーエリア16の各列間を仕切る仕切であり、各列は一部を除き、右手の各指に対応し、列方向における指の動きのガイドとなるようにされている。しかし、列間を越える指の動きも必要となるので、その動きを許容できるように高さが徒に高くならないように設定されている。
22l、22rはマウスの左右のクリック、24は筐体である。
【0013】
次に、図3を参照して入力装置の回路構成を説明する。
40はデコーダで、キーボード16の各キーエリア18、18、・・・から入力信号を受け、また、各押下検出素子14、14、・・・から確定信号を受ける。
42は制御部で、CPU(Central Processing Unit)、ROM(リードオンリメモリ)及びRAM(ランダムアクセスメモリ)等からなり、入力装置2として必要な情報処理を行う。
【0014】
制御部42が行う情報処理には、第1にキーボード16のキーエリア18への近接、押下による入力(これを以後便宜上「キー入力」という。)及びマウス44からの入力(左クリック22l、22rからの入力も含む)を処理し、キーエリア18への近接、押下による入力については、それに基づいて、パーソナルコンピュータ(50)のモニター画面(ディスプレイ)上の仮想キーボード表示上にその押下されたことを示す表示をさせる処理がある(図5参照)。この制御部42の仮想キーボード表示上に操作キーエリア18を認識させる表示(指の形をした表示)をさせる出力はUSB(ユニバーサル シリアル バス)変換手段46を介してコンピュータ50のUSB(ユニバーサル シリアル バス)48に入力される。
【0015】
尚、このパーソナルコンピュータ(50)はオペレーションシステムOS(例えばウィンドウズXp等)とアプリケーションソフトウェア(例えばエクセル等)及び本入力装置2動作用のドライブとなる専用ソフトにより情報処理する。そして、このこのパーソナルコンピュータ(50)は情報処理された情報を表示するディスプレイを有する。そして、この入力はパーソナルコンピュータへはその情報処理されるべきものとしてキーボード入力端子及びマウス入力端子を通じて為される。
そして、上記本入力装置2動作用のドライブとなる専用ソフトは、図示しない記録媒体、例えばフロッピーディスク、CD−R、DVD等に記録され、本入力装置2の一部を成すものとして提供され、本入力装置2を使用するに先立ってそのパーソナルコンピュータ(50)内の例えばHD(ハードディスク)内にインストールしておいて入力装置2の使用時にその動作用のドライブとして動作するように使用するものであり、この専用ソフトにより、仮想キーボード表示をディスプレイ(モニター画面)の一部上に現れるようにさせることができる。
【0016】
制御部42が行う第2の情報処理は、マウス動作によるマウスからの出力信号、あるいはキーエリア18の押下の確定を検出する押下検出配置板12上の押下検出素子14、14、・・・の出力信号が生じたとき、その信号をアプリケーションソフトによる情報処理に供する処理である。
50は情報処理装置であるパーソナルコンピュータ、52はマウス入力処理用インターフェイス、54はキーボード入力処理用インターフェイスである。
【0017】
図4(A)、(B)は入力装置及びパーソナルコンピュータの動作の概略を示すフローチャートである。
先ず、図3(A)を参照して入力装置2の動作を説明する。
(1)「入力有り?」
先ず、入力装置2の操作による入力が為されたか否かを判定する。その判定結果がNoならばYesという判定結果が得られるまでこの判定を繰り返す。
(2)「キー入力?」
ステップ(1)で有りとされた入力がキー入力(キーエリア18への指等の近接あるいは押下による入力)であるか否かを検出する。
(3)「マウス入力?」
ステップ(3)の判定結果がNoの場合、ステップ(1)で有りとされた入力がマウス入力であるか否かを検出する。その判定結果がNoの場合には、ステップ(1)に戻る。
(4)「マウス入力処理」
ステップ(4)の判定結果がYesの場合、そのマウス入力信号を処理し、マウス入力端子を通じてパーソナルコンピュータ50へ送る。このマウス入力はアプリケーションソフトによる情報処理に供されることになる。
【0018】
(5)「キー入力処理」
ステップ(2)の判定結果がYesの場合、そのキー入力信号を処理し、キー入力端子を通じてパーソナルコンピュータ50へ送る。このキー入力は仮想キーボード表示上における操作(近接あるいは接触)された位置を示す表示(例えば指)による表示をする表示に供されることになる。即ち、このキー入力処理された信号はパーソナルコンピュータ50に送られて、図5の仮想キーボード表示60上の指表示62となってモニター画面上に現れるよう処理される。
(6)「押下検出?」
次に、押下検出素子14が押下検出をしたか否かを検出する。その判定結果がNoの場合、ステップ(5)の判定に戻る。
【0019】
(7)「キー入力確定信号出力」
上記ステップ(6)の判定結果がYesの場合、その押下検出をした押下検出素子14と対応するキー入力を確定したものとし、キー入力確定信号をUSB変換手段46によってパーソナルコンピュータ50へ送る。この送られた信号はパーソナルコンピュータ50内において処理されてアプリケーションソフトによる情報処理に供されることになる。
【0020】
このように、本情報処理装置の入力装置は、先ず、マウス入力あるいはキー入力があった場合には、それを普通のマウス入力あるいはキー入力として処理してパーソナルコンピュータ50へマウス入力端子あるいはキー入力端子を通じて伝送し、そして、キー入力があった場合においては、その入力されたキーを仮想キーボード表示上において指で示すための表示が成されるようにするという働きをする。
【0021】
先ず、図3(B)を参照してパーソナルコンピュータ50側の入力装置2側からの入力に関する対応動作を説明する。
このパーソナルコンピュータはOS(オペレーショナル システム)上で所定のアプリケーションソフトが立ち上がったときから本動作がスタートする。
(21)「仮想キーボード表示出力」
先ず、仮想キーボード表示50がモニター画面上に表示されるようにする。この動作はUSB48に本入力装置2のUSB変換手段46が接続されているときは自動的に専用ソフトが立ち上がってその処理をするようにすると良い。
【0022】
(22)「キー入力?」
次に、キー入力されたか否か、即ち、入力装置2のいずれかのキーエリア18が操作され、それに基づくキー入力信号が処理されて、そのキー入力信号がパーソナルコンピュータ50に入力されたか、否かを判定する。
(23)「マウス入力?」
上記ステップ(22)の判定結果がNoの場合、マウス入力されたか否か、即ち、マウス44が操作され、それに基づくマウス入力信号が処理されてパーソナルコンピュータ50に入力されたか、否かを判定する。その判定結果がNoのときは、ステップ(21)に戻る。
【0023】
(24)「マウス入力処理」
上記ステップ(23)の判定結果がYesの場合、その入力されたマウス入力を処理する。
(25)「指表示処理」
上記ステップ(23)の判定結果がYesの場合、その入力されたキー入力を処理し、上記仮想キーボード表示60上の確定したキーに指62をオーバーラップさせる表示(図6参照)をさせるようにする。
(26)「押下検出有り?」
次に、押下検出素子14がオンした旨のデータ、即ち、キー入力の確定入力が入力装置2側からUSB経由で伝送されてきたか否かを判定する。そのその判定結果がNoのときはステップ(22)に戻る。
(27)「アプリケーションソフトによる情報処理に供す」
ステップ(26)の判定結果がYesのとき、又はステップ(24)の処理が終了したとき、その入力(確定したキー入力或いはマウス入力)をアプリケーションソフトによる情報処理に供する。
【0024】
このような入力装置2によれば、パーソナルコンピュータ50のOS上で動作するアプリケーションソフトを立ち上げた状態で、入力を既存のキーボード、マウスに代えて入力手段として用いて入力ができる。そして、入力装置2全体を例えばマウスパッド上にて動かすことによりマウス入力ができ、任意のキーエリア18を押すことによりキー入力ができる。従って、キー入力をするときとマウス入力をするときとで別の入力手段を使用することは必要ではなくなる。
【0025】
そして、キーエリア18に指を近ずけること或いはキーエリア18を押すことによるキー入力をすると、そのキー入力されたキーがモニター画面の一部に仮想キーボード表示60上に表示された指62で認識でき、ブラインドタッチ入力のできない人、例えば初心者等でも、入力装置2を視ることなく入力動作を継続的に行うことができる。
従って、従来の問題点、即ち、入力手段がモニター画面(ディスプレイ)とは全く別のところに位置にして同一平面上には無く、入力手段を操作するときとその操作の反映のモニター画面上での確認するときとで、目線を交互に移動させなければならないという問題点は完全に解決できる。
【0026】
また、キーエリア18をその下の押下検出素子14がオンするまで押すことによって初めてそのキーエリア18の操作が確定し、それによる信号がアプリケーションソフトによる情報処理に入力信号として提供されるようになっているので、キーエリア18の操作の確定を迷っているとき、そのキーエリア18からう指を離してもその確定は生ぜず、ディスプレイ(モニター画面)を視ながら、指をキーエリア18から離して考えて、確定させる決心をしたとき指で確定させたいキーエリア18の操作を押下検出素子14がオンするまで押下することにより確定させると言うことが行い得る。即ち、確定を迷うとき、操作したキーエリア18から指を離しても確定が為されず、離したまま考えることができるのである。
【0027】
図6(A)〜(C)は入力装置の各別のモード下におけるキー配置例を示すもので、図1〜図5に示した実施の形態例では、例えば右手のみで操作できるようにキーエリア18配置が為され、キーエリア18の数が制約されている。従って、特定のキーにキーモード切り換え入力機能を付与し、そのキー操作によってモード切り換えをし、各キーエリア18がモードによって異なる内容の入力をするようにすると良い。
【0028】
図7、図8は本発明入力装置の変形例の要部を示すもので、図7は分解斜視図、図8は回路ブロック図である。本変形例は、列方向に沿って長い押下検出素子14aと、列方向に沿って長いキーエリア18aを有するという特徴を有している。長い押下検出素子14aどの部分が押下されてもオンする。
また、長いキーエリア18aは列方向における位置に応じたアナログ信号入力が為されるものである。従って、このキーエリア18aのいずれかの部分を押すとあるいはそこに近接すると、その位置に対応するアナログ信号を出力し、更に確実に押すと、押下検出素子14aがオンし、そのオンした時点におけるアナログ信号を確定した入力信号として入力装置2が認識することになっている。図8の58はA/D変換器で、アナログ信号をディジタル信号に変換してデコーダ40に入力する。
このように、位置に対応するアナログ信号を出力できるようにしても良いのである。尚、図7、図8に示した本変形例は、図1、図2に示したものとは上述した以外の点では異なるところはない。
【0029】
尚、本発明において、キーボードは、片手で携帯出来かつ片手で入力操作出来るコンパクトなキーエリア配置とすると良いといえ、モニター上に表示するキーボード文字配列はパソコン側のプログラムで設定、可変とし、通常使うキーやユーザーにとって必要なキーだけに限定出来るようにするようにすると良く、また、キーボード上に補助的に入力文字を表示するようにしても良い。
また、最下部のマウスは機能は従来のマウスと同じであるが、マウスカーソルをドラッグするだけでなく、仮想キーボードブロックのスクロールやキーの押下の機能も併せ持つようにしても良い。
【0030】
なお、一部乃至全部のキーエリアをエリアセンサーとしておくことによりそのエリアセンサーが設けられたエリア内での3次元位置をが検出できるようにしても良く、また 指に磁気、音波、光などの発信器を装着してパッド側に受信センサーを設けることにより、操作性の高いシステムが構築できる。また、演算処理によりこれらの情報を従来のキーボードやマウスの信号に変換、表示部に表示してパーソナルコンピュータに出力し、同時に音声出力するようにしても良い等種々の応用が考えられ得る。
【0031】
【発明の効果】
請求項1の情報処理装置の入力装置によれば、例えばパーソナルコンピュータ等の情報処理装置に対して、ソフトウェアを立ち上げた状態で、入力を既存のキーボード、マウスに代えて入力手段として用いて入力ができる。そして、入力装置全体を例えばマウスパッド上にて動かすことによりマウス入力ができ、任意のキーエリアを押すことによりキー入力ができる。従って、キー入力をするときとマウス入力をするときとで別の入力手段を使用することは必要ではなくなる。
【0032】
そして、キーエリアを押すことによるキー入力をすると、その入力が確定したときにそのキー入力されたキーがモニター画面の一部の仮想キーボード表示上における表示、例えば指の形をした表示で認識でき、ブラインドタッチ入力のできない人、例えば初心者等でも、入力装置を視ることなく入力動作を継続的におくなうことができる。
従って、従来の問題点、即ち、入力手段がモニター画面(ディスプレイ)とは全く別のところに位置にして同一平面上には無く、入力手段を操作するときとその操作の反映のモニター画面上での確認するときとで、目線を交互に移動させなければならないという問題点は完全に解決できる。
【0033】
また、キーエリアをその下の押下検出素子がオンするまで押すことによって初めてそのキーエリアの操作が確定(即ちアプリケーションソフト等のソフトによる情報処理に供されるキー入力の確定)するようになっているので、キーエリアの操作の確定を迷っているとき、そのキーエリアから離してもその確定は生ぜず、指をキーエリアから離して考えて、確定させる決心をしたとき指で確定させたいキーエリアの操作を押下検出素子がオンするまで行うことにより確定させると言うことが行い得る。即ち、確定を迷うとき、操作したキーエリアから指を離しても確定が為されないので、ディスプレイ(モニター画面)を視ながら、指を離したまま考えることができるのである。
【0034】
請求項2の情報処理装置の入力装置によれば、キーエリアの一つが一つの列の多く乃至全部を占有し、押下又は近接された列方向における位置に相当するアナログ信号を出力するよう構成されてなるので、一つのキー操作でアナログ量のデータの入力ができる。
【0035】
請求項3の情報処理装置の入力装置によれば、列間に仕切があるので、各指を各列に対応させて操作する際に、各指が対応する列から逸れるのをその仕切により阻んで、円滑な入力操作ができるようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明情報処理装置の入力装置の一つの実施の形態例の要部を示す分解斜視図である。
【図2】上記実施の形態例の外観を示す斜視図である。
【図3】上記実施の形態例の回路構成を示す回路ブロック図である。
【図4】(A)、(B)は上記実施の形態例の入力装置及び該入力装置から入力を受ける情報処理装置(パーソナルコンピュータ)の動作の概略を示すフローチャートである。
【図5】上記実施の形態例における報処理装置(パーソナルコンピュータ)のモニター画面上の仮想キーボード表示例を示す図である。
【図6】(A)〜(C)は上記実施の形態例における各キーエリアの入力内容の切り換わり例を示す図である。
【図7】本発明情報処理装置の入力装置の上記実施の形態例の一つの変形例の要部を示す分解斜視図である。
【図8】上記変形例のの回路構成を示す回路ブロック図である。
【符号の説明】
2・・・入力装置、8・・・マウスボール、14・・・押下検出素子、
16・・・キーボード、18・・・キーエリア、20・・・仕切、
22l、22r・・・マウスのクリック、40・・・デコーダ、
42・・・制御部、44・・・マウス、46・・・USB変換手段、
48・・・USB、50・・・情報処理装置(パーソナルコンピュータ)、
52・・・マウスインターフェイス、54・・・キーボードインターフェイス。

Claims (4)

  1. ソフトウェアにより情報処理し、情報処理された情報を表示するディスプレイを有する情報処理装置用の入力装置であって、
    指等の押下乃至近接により互いに異なる内容の入力を受け入れる複数のキーエリアが複数の列各々に一乃至複数個ずつ配設されたキーボードと、
    該キーボードの各キーエリアに対応して設けられ、対応するキーエリアが押下されたときそのことを検出する押下検出素子と、
    該マウス及び/又はマウス代替手段と、
    該キーボード及びマウス及び/又はマウス代替手段からの入力を処理して上記情報処理装置のキーボード入力端子及びマウス入力端子へ上記情報処理される入力として送る入力処理回路と、
    上記ディスプレイ上に上記キーボードを模した仮想キーボード表示をさせる表示手段と、
    上記キーエリアの操作にによる入力を処理したものを、上記ディスプレイに上記仮想キーボード表示上に操作されたキーエリアの位置を示すための位置表示情報として処理して上記情報処理装置のUSB端子へ送るUSB変換手段と、
    を少なくとも備え、
    上記キーエリアの操作が為されたとき、その操作による入力を上記ディスプレイに上記仮想キーボード表示上に操作されたキーエリアの位置を示すための位置表示情報として処理して上記仮想キーボード表示上に操作されたキーエリアの位置を示すようにし、
    上記キーエリアの操作によりそれと対応する下検出素子が押下されたとき、あるいはマウス又はマウス代替手段が操作されたとき、それによる入力が、上記ソフトウェアによる情報処理に供されるようにした
    ことを特徴とする情報処理装置の入力装置。
  2. 上記複数のキーエリアの一つが一つの列の多く乃至全部を占有し、押下又は近接された列方向における位置を出力するよう構成されてなる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置の入力装置。
  3. 上記キーエリアの列間に仕切を設けてなる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報処理装置の入力装置。
  4. マウス代替手段を有する
    ことを特徴とする請求項1、2又は3記載の情報処理装置の入力装置。
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