JP2004138782A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】液晶素子14を収納したホルダー13下面に下方へ突出する脚部13Dを設け、この脚部13Dに形成された爪部13Eを配線基板11の切欠部11Aまたは通孔に係止すると共に、脚部13Dによってホルダー13を配線基板11から浮かせ、配線基板11上面とホルダー13下面間に所定の空隙を設けて表示装置を構成することによって、高密度化や小型化が可能な表示装置を得ることができる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、リモコン送信機や携帯電話等の各種電子機器に使用される表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、リモコン送信機や携帯電話等の各種電子機器の高機能化や小型化が進む中、これらに用いられる表示装置や電子回路にも、より一層の高密度化や小型化が求められている。
【0003】
このような従来の表示装置について、図4を用いて説明する。
【0004】
図4は従来の表示装置の断面図であり、同図において、1は上下面に複数の導電パターンが形成された配線基板で、これらの導電パターンにはマイコンや発光素子等の各種電子部品が実装され、送受信回路や入出力回路等の電子回路(図示せず)が形成されている。
【0005】
そして、2は略箱状で金属製のホルダー、3はこのホルダー2内に収納された液晶素子で、ホルダー2上面には開口孔2Aが設けられ、この開口孔2Aから液晶素子3上面の表示部3Aが露出すると共に、ホルダー2には下方へ突出し配線基板1の通孔1Aに挿入された脚部2Bが設けられ、この先端の爪部2Cを捩ることによってホルダー2が配線基板1に固定装着されている。
【0006】
また、4は液晶素子3と共にホルダー2内に収納された導電ゴムで、この導電ゴム4がやや撓んだ状態で、上下面が液晶素子3の電極3Bと配線基板1の導電パターン1Bに弾接し、これらの間に電気的に接続して表示装置が構成されている。
【0007】
そして、このように構成された表示装置が電子機器に組込まれ、機器の操作や送受信が行われると、この操作や送受信の内容等が電子回路によって、液晶素子3の表示部3Aに表示されるように構成されているものであった。
【0008】
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
【0009】
【特許文献1】
特開平3−173198号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の表示装置においては、液晶素子3がホルダー2によって配線基板1上面に装着されているため、このホルダー2や液晶素子3が載置された箇所の配線基板1上には他の電子部品を実装配置することができず、電子回路の高密度化や小型化を図ることが困難であるという課題があった。
【0011】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、高密度化や小型化が可能な表示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0013】
本発明の請求項1に記載の発明は、液晶素子を収納したホルダー下面に下方へ突出する脚部を設け、この脚部に形成された爪部を配線基板の切欠部または通孔に係止すると共に、脚部によってホルダーを配線基板から浮かせ、配線基板上面とホルダー下面の間に所定の空隙を設けて表示装置を構成したものであり、ホルダー下面の配線基板上にも電子部品を実装配置することができるため、高密度化や小型化が可能な表示装置を得ることができるという作用を有する。
【0014】
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ホルダーに電極上方の液晶素子上面に当接する押さえ部を設けたものであり、液晶素子の電極上面を保持することによって、導電ゴムを液晶素子の電極と配線基板の導電パターンへ安定して弾接させ、電気的接続を確実なものとすることができるという作用を有する。
【0015】
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、ホルダーの液晶素子載置箇所に貫通孔を設けたものであり、部品交換時等にホルダーへ収納された液晶素子を取外す際、ピン等によって貫通孔から液晶素子を押して外せるため、交換作業等を容易に行うことができるという作用を有する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、リモコン送信機を例として図1〜図3を用いて説明する。
【0017】
(実施の形態)
図1は本発明の一実施の形態による表示装置の断面図、図2は同分解斜視図、図3は同ホルダーの平面図であり、同図において、11は紙フェノールやガラス入りエポキシ等の配線基板で、この上下面には銅箔等の複数の導電パターンが形成されると共に、これらの導電パターンにはマイコン12Aや発光素子12B等の各種の電子部品が実装され、送受信回路や入出力回路等の電子回路(図示せず)が形成されている。
【0018】
そして、13は略箱状でポリスチレンやABS等のホルダーで、上面の収納部13Aには液晶素子14が表示部14Aを上にして収納されると共に、収納部13Aの側壁13B内面には複数の突起部13Cが、側壁13B根元には複数の切込みが設けられ、側壁13Bがやや撓んだ状態で突起部13Cを液晶素子14側面に弾接させて、液晶素子14が収納部13A内に収納保持されている。
【0019】
また、ホルダー13下面には下方へ突出する脚部13Dが設けられ、この脚部13D先端に形成された爪部13Eが配線基板11の切欠部11Aに係止されて、ホルダー13が配線基板11に固定装着されると共に、脚部13Dによって配線基板11上面とホルダー13下面間には所定の空隙が形成され、この箇所の配線基板11上にもマイコン12A等の電子部品が実装配置されている。
【0020】
さらに、15はシリコンゴム等にカーボン等が所定の間隔で形成された導電ゴムで、液晶素子14と共にホルダー13内に収納され、この導電ゴム15がやや撓んだ状態で、上下面が液晶素子14の電極14Bと配線基板11の導電パターン11Bに弾接し、これらの間を電気的に接続している。
【0021】
また、ホルダー13の収納部13A上面には、液晶素子14の方向へ突出した押さえ部13Fが設けられ、この押さえ部13Fが電極14Bの上面に当接して液晶素子14の浮きを押さえ、導電ゴム15を液晶素子14の電極14Bと配線基板11の導電パターン11Bへ安定して弾接させると共に、ホルダー13下面の液晶素子14載置箇所には貫通孔13Gが設けられて表示装置が構成されている。
【0022】
そして、16は下面開口の略箱状でポリスチレンやABS等の上ケース、17は同じく上面開口の下ケースで、この上ケース16と下ケース17内に表示装置が、電池や他の部品(図示せず)等と共に組込まれてリモコン送信機が構成されている。
【0023】
以上の構成において、上ケース16上面に突出した押釦(図示せず)等を操作すると、マイコン12Aに記憶されたリモコンデータが、発光素子12Bから赤外線信号としてテレビやエアコン等の電子機器へ送信され、これらの機器の遠隔操作が行われると共に、この操作や送受信の内容等が電子回路によって、液晶素子14の表示部14Aに表示される。
【0024】
このように本実施の形態によれば、液晶素子14を収納したホルダー13下面に下方へ突出する脚部13Dを設け、この脚部13Dに形成された爪部13Eを配線基板11の切欠部11Aまたは通孔に係止すると共に、脚部13Dによってホルダー13を配線基板11から浮かせ、配線基板11上面とホルダー13下面間に所定の空隙を設けて表示装置を構成することによって、ホルダー13下面の配線基板11上にもマイコン12A等の電子部品を実装配置することができるため、高密度化や小型化が可能な表示装置を得ることができるものである。
【0025】
そして、ホルダー13に電極14B上方の液晶素子14上面に当接する押さえ部13Fを設け、この押さえ部13Fで液晶素子14の電極14B上面を保持することによって、導電ゴム15を液晶素子14の電極14Bと配線基板11の導電パターン11Bへ安定して弾接させ、この電気的接続を確実なものとすることができる。
【0026】
また、ホルダー13の液晶素子14載置箇所に貫通孔13Gを設けることによって、部品交換時等にホルダー13へ収納された液晶素子14を取外す際、ピン等によって貫通孔13Gから液晶素子14を押して外せるため、交換作業等を容易に行うことができる。
【0027】
なお、以上の説明では、脚部13Dの爪部13Eのみによってホルダー13を配線基板11に固定装着する構成として説明したが、ホルダー13の数箇所をねじ等によって締付けることによって、さらに確実に固定装着することができる。
【0028】
また、リモコン送信機を例として説明したが、これ以外にも携帯電話や携帯端末等、様々な電子機器においても本発明の実施は可能である。
【0029】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、高密度化や小型化が可能な表示装置を得ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による表示装置の断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同ホルダーの平面図
【図4】従来の表示装置の断面図
【符号の説明】
11 配線基板
11A 切欠部
11B 導電パターン
12A マイコン
12B 発光素子
13 ホルダー
13A 収納部
13B 側壁
13C 突起部
13D 脚部
13E 爪部
13F 押さえ部
13G 貫通孔
14 液晶素子
14A 表示部
14B 電極
15 導電ゴム
16 上ケース
17 下ケース
Claims (3)
- 複数の導電パターンが形成された配線基板と、この配線基板上に装着されたホルダーと、このホルダーに収納された液晶素子と、この液晶素子の電極と上記配線基板の導電パターン間を接続する導電ゴムからなり、上記ホルダー下面に下方へ突出する脚部を設け、この脚部に形成された爪部を上記配線基板の切欠部または通孔に係止すると共に、上記配線基板上面と上記ホルダー下面の間に所定の空隙を設けた表示装置。
- ホルダーに電極上方の液晶素子上面に当接する押さえ部を設けた請求項1記載の表示装置。
- ホルダーの液晶素子載置箇所に貫通孔を設けた請求項1記載の表示装置。
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JP2002302938A JP4110915B2 (ja) | 2002-10-17 | 2002-10-17 | 表示装置 |
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2002
- 2002-10-17 JP JP2002302938A patent/JP4110915B2/ja not_active Expired - Lifetime
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