JP2004135337A - バウンダリ・スキャン・テスト技法と協働するserdes - Google Patents

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Abstract

【課題】通常データの透明で、汚染を伴わない取り扱いを可能にする。同時に、AC状況を利用して、バウンダリ・スキャン操作の合成におけるDC状態と置き換えることを可能にする。
【解決手段】代替意味(23)を、代替意味(23)を除くn個の正規の意味を有するマルチビット文字セットを備えた直列通信チャネルを介して伝送する。直列通信チャネル(5)、第1のSERDES(39)及び第2のSERDES(40)を有し、第1のSERDES(39)が、正規モード・エンコーダ(11)、代替モード・エンコーダ(16、17、19、22)、マルチプレクサ(13)、及び並列・直列変換器(25)を備え、第2のSERDES(40)が、直列・並列変換器(30)、及び代替モード・デコーダ(34)を備える。
【選択図】 図2

Description

 本発明は、バウンダリ・スキャン・テスト技法と協働するSERDESに関する。
 SERDES(SERializer/DESerializer(並直列変換器/直並列変換器)を表わした頭字語)は、ディジタル通信経路におけるコンポーネントであって、マルチビット並列チャネルからのデータをより高速の直列チャネルに加えられる等価データに変換する。一般に、通信経路は、双方向性であり、それに適応するため、SERDESは、直列チャネルからのデータを並列チャネルチャネルに加えられる等価データに変換することも行う。マルチビット並列チャネル(並列バス・アーキテクチャにおいて見受けられる)は、長距離を高速で動作させると、性能面で問題を生じる場合が多い。例えば、ビット間にスキューを生じる可能性がある。直列チャネルは、かなり速度を上げても、やすやすと動作する場合が多い。SRDES回路の一般的な用法は、各端部では並列であるが、その間は直列をなす「長い」通信経路の各端部に1つずつ、対をなすようにSERDESを利用することである。
 従って、例えば、高速相互接続直列チャネルは、2.5GHzで動作可能であって、差動駆動対をなす伝送線路または光ファイバ・リンクとすることが可能であり、一方、2つの並列ポートは、8ビット幅であって、ワード・レートを250MHzとすることが可能である。遠くから見ると、SERDESは、250MHzで刻時される(おそらく長い)8ビット並列経路を形成する、(透明な)SERDES間接続の一部である。(相互接続直列チャネルにおける情報伝送速度すなわち全ビット・レートは、転送される並列データに関するものよりも速いという点に留意されたい。その余剰容量の一部は、直列チャネルの「ハウスキーピング(house keeping)」を容易にするために利用され、いずれはかなり重要になるであろう。)こうした1対のSERDES回路の典型的な用途は、同じプリント回路基板上に配置された、または、おそらくは、同じシャーシ内の異なるプリント回路基板上に配置され、バックプレーンによって相互接続された個別IC(集積回路)間の高速データ経路のための送受信機構としてのものである。(もちろん、SERDES回路には他の用途もあるが、これらは、我々にとって直接関心のある用途である。)こうした構成において、1対のSERDES回路は、あたかもバスによって実施されるかのように、ただし、高周波数で動作するバスに付き物のある種の実用上の問題点(例えば、ビット間スキュー)を伴うことなく、1つの場所(ICまたは他の環境)からもう1つの場所に8ビット・ワードを移送するほぼ透明な機構を形成する。
 さまざまな理由から、高速直列データ(1ビット幅)は、差動対として送られる。これらの理由には、受信端における検出速度(差動受信機では、dv/dtの2倍になる)、信号の両側で誘起されるノイズの受信機によるコモンモード除去、アースと電源を流れる電流の0の正味変化によるノイズ発生回避が含まれる。さらに、差動対の各信号がAC結合される場合が多い。これによって、異なるメーカのSERDESまたは不適合な半導体族が協働可能になる。一般に、4.7μFのコンデンサが、PC基板上に配置され、SERDESの直列ポートを結合する差動駆動伝送線路と直列をなす。
 既に指摘したように、直列及び並列経路は、ビット・レートが同じではない。上述の例の場合、250MHzの8倍は2.5GHzではない。8:1の差ではなく、10:1の差がある。ビット・レートの差は、可能性のある256の8ビット並列ビット・パターン(そられのビット・パターンが見慣れた英数または活版印刷の記号を表わしていなくても、これらは、「文字」と呼ぶのが好都合である)のそれぞれと、1024存在する、10ビットの異なる直列パターンを一意的に対応付けるマッピングを利用することによって処理される。マッピングは、非公式に8b10bと呼ばれる業界標準規格(industry standard)であり、「余剰の」768の直列文字がさまざまなやり方で用いられるが、その中には、直列チャネルの動作管理において、監視目的に用いられる全制御文字クラス(entire class of control)の定義がある。留意すべきは、受信SERDESは、10ビット直列文字を変換して、8ビット並列文字に戻す必要があるので、マッピング機構は双方向性であることが必要とされるという点である。ブロック図のレベルでは、このマッピング機構は、8b10bエンコーダ及びそれと対をなす10b8bデコーダということになる。
 8b10bマッピングの重要な特徴は、8ビット並列文字の各対毎に、その直列パターン対に同じ数の1及び0を含んでいる、1対の10ビット直列パターンを割り当てるということである。高速直列経路におけるAC結合によって、電荷が蓄積され、その後、伝送信号の振幅が減衰するのを防ぐ(阻止する)には、こうした平衡が必要とされる。さもなければ、不平衡な対応する10ビット・シーケンスを生じる、8ビット・データのシーケンスが存在することになり、それらが十分に長ければ、結合コンデンサが完全に充電され、結果として、直列チャネルに誤動作が生じることになる。
 あいにく、5つの1と5つの0とを備えた252の10ビット文字だけしか存在しないが、これは、単純な8b10b方式の場合、不平衡な直列文字と対応付けられる4つの8ビットの文字を備えているということである。特定の並列文字を伴う長い入力シーケンスは、どうにもならないので、実際の8b10b方式は、「文脈依存型(context sensitive)」であり、直列側が、必ず、多くても20ビット(2つの入力文字に相当する)にわたって平衡がとれるように、必要に応じて、代替文字のマッピングを変更する。これには、「不一致ビット」と呼ばれるものが必要とされ、既知の仕組みである。関連する問題は、送信SERDESから受信SERDESに明示的に送られるクロック信号がないという点である。代わりに、受信SERDESは、クロック回復を実施する。AC結合は平衡を必要とするが、クロック回復は、データの規則的に分布した遷移から恩恵を受ける、すなわち、8ビットから10ビットへのマッピングの中には、他のマッピングに比べて望ましくないものもあるということである。
 基本8b10b符号化と10b8b復号化と連係して機能するのが、設定されたSERDESプロトコルの一部として直列トラフィックに周期的に挿入される10ビットフレーム指示文字の符号化及び復号化である。初期トレーニング・シーケンス及びクロック回復の実施に関連したこの仕組み(フレーム指示文字によってパケットが分離される)によって、受信SERDESと送信SERDESの「同期」が可能になり、周波数ロック・ループ及び位相ロック・ループの両方が関与することになる。こうした制御文字の生成及び認識タスクは、よく用いられる直列チャネル制御文字(そのうちの、「コンマ」K28.5がその文字ファミリの1メンバである)を、それらのパターンの1の補数を含む、ある連続した数の0が後続する、ある連続した数の1として定義することによって容易化される。このデューティのために選択されたパターンは、2つの連続した0がすぐ後続する、5つの連続した1と、2つの連続した1がすぐ後続する、5つの連続した0である。結局、これは、別様であれば、8b10b方式において使用されない「余剰(suplus)」コードにこうした意味を割り当てることによって実現可能になる。
 次に、工業強度(industrial strength)のインターネット・ルータに見受けられるルータ・カード及びライン・カードのような、多くのICを備えた大規模で複雑なプリント回路基板のテスト容易性の問題について検討してみることにする。明らかに、それらのメーカ・バージョンには、上述のSERDES対を含むものもある。
 取り付けられるICをテストする先行技術による旧式の方法には、テスト装置と、この場合にはプリント回路基板アセンブリであるDUT(被測定物)上における有効位置とを電気的に接触させる「ベッド・オブ・ネイル(bed of nail)」が必要とされる。エッジ・コネクタのランドと基板に取り付けられた任意のケーブルに対して、さらなる接続が施される。テスト装置は、電力を給与し、刺激を加え、測定を行う。しかし、この20〜30年間にわたって生じたトレンドによって、こうしたテストの適用範囲が制限されるようになってきた。これらには、多数の小さいトレース、多層基板の内部層におけるトレース、及び、テスト取り付け具によって付加される寄生インピーダンスに対して好ましくない反応を回路に生じさせる高い動作周波数が含まれる。ある特定クラスのプリント回路基板アセンブリに関する電子機器業界において主力をなすのは、依然としてベッド・オブ・ネイルによるテストであるが、最近になって、大規模で複雑なプリント回路基板アセンブリのテスト、及び、その故障診断に役立つ別のアプローチが浮上してきた。それは、「バウンダリ・スキャン」の名で通っており、要するに、外部テスタによって用いることが可能な、量的に制限があるが、極めて有用な、内部テスト容易性回路構成をIC内に取り入れるということである。
 バウンダリ・スキャン技法は、JTAG(Joint Test Action Group)と呼ばれる団体を形成する関係メーカ団体によって開発された。この努力により、ようやく、IEEE1149.1として正式に承認された、200ページをかなり上回る業界標準規格が得られた。それに提示されたバウンダリ・スキャン技法は大いに関心を引くものであり、次の数パラグラフにわたって、いくつかの関連する概念について要約を試みることにする。その時点において、「何が問題であるか」を認識することができ、本発明の要約及び解説に取り組むことになる。しかし、差しあたっては、上記SERDES回路について行ったのと全く同様に、バウンダリ・スキャン技法の性質に関する枝葉の部分について簡単に説明しておかなければならない。
 バウンダリ・スキャンの基本的概念は、ICを、その外部接続(「境界」に位置する接続)がその通常のコアIC回路要素から「切断」され、代わりに、前述の内部テスト回路構成に結合されるモードにすることができるということである。その内部テスト回路構成には、バウンダリ・スキャン・レジスタの集合、及び、5つの電気信号を通すTAP(テスト・アクセス・ポート)を介して動作する監視コントローラが含まれている。バウンダリ・スキャン・テストに含まれることになる各ICピン毎に(ただし、TAPの5つの信号に関するピンを除外する)、そのIC内に配置された1つ、2つ、または、3つの1ビット・レジスタが関連づけられる。こうしたレジスタの数は、関連ピンの機能によって決まる:すなわち、入力専用または出力専用(1)、トライステート(tri-state)出力(2)、または、双方向性(3)。状況によって、これらのレジスタの1つは、ピンがアクティブであるか(ドライバまたは受信機として)、または、そうではなく、どちらでもないかを(トライステート)表し、1つは、駆動される出力データを表し、もう1つは、受信する入力データを表わす。ICピンとそのそれぞれのレジスタ・セット(バウンダリ・スキャン・テストの場合)との間、及び、そのそれぞれのコアIC回路要素(通常動作の場合)との間における、この選択的結合は、MUX(マルチプレクサ)によって実施される。バウンダリ・スキャン・レジスタ及びこれらのMUXは、約200のゲートを実施するのに必要な16状態の小規模有限状態機械(small finite state machine)に結合され、その制御を受ける。バウンダリ・スキャン状態機械は、TAPの5つの信号によって有限状態機械と通信を行う外部テスト装置からその副指令を受け、外部テスト装置にその結果を報告する。
 TAPインターフェイスの5つの信号は、TDI(テスト・データ入力)、TDO(テスト・データ出力)、TCK(テスト・クロック)、TMS(テスト・モード選択)、及び、TRST(テスト・リセット)である。回路基板上にいくつかのICが存在する典型的な場合、TCK(及び、おそらくはTRST)は、各信号の単一インスタンスによってICの全てに共通する信号とすることが可能である。TMSが、基本的に、アドレス指定能力のためにユニット選択及び置換を可能にする、「このチップに関するバウンダリ・スキャン許可」操作を実施する機能を果たす方法が定義される。それと、パス・スルー(内部における、バイパス・スキャン・レジスタを介したTDIからTDOへの)とが連係して、あるICのTDOから次のICのTDI等々といったデイジー・チェーニング(daisy chaining)が可能になるので、バウンダリ・スキャン技法の支援に必要な回路基板に対する追加ピンの数のために、基板上の多数のICにとってさえ、その有用性が台無しになるようなことはない。ユニット選択能力及びデイジー・チェーンによって形成されるループを利用することによって、外部テスト装置の保護の下に、下記のタイプのテスト操作を実施することが可能になる。
 ある特定のIC内における各ピンの状況を指定することが可能である。ピンが内部で駆動される場合、論理1または論理0を指定することが可能である。ピンが外部から駆動されることになる場合、受信値をラッチすることが可能である。ピンはトライステートとすることも可能である。受信値レジスタのTDOへの直列シフト・アウトによって、全てのピンの値を外部テスト装置に報告することが可能である。内部ルック・バック装置によって、バウンダリ・スキャン回路要素は、受信の場合と同様、やはり報告される、ピンを駆動しようとするそれ自体の試みを測定することが可能になる。これに関して、出力ピンの検知は、PC基板に対する実際のオーム接続からドライバ段1つ分戻って実施されるので、例えば、その線路におけるアースへの短絡は、駆動しようとする試みの正確な測定を妨げることがないように十分に減結合(decoupl)されることになる。その意図は、ICのドライバ及び受信機の状態をあらかじめ大まかに査定しておきたいということであり、いずれ実施される後続のテストによってこうした外部短絡を発見するのを待つのに十分な忍耐力があるということである。
 全てのICがいつでも使えるバウンダリ・スキャン能力を備えているという確信が得られると、次に、その能力を利用して、IC間の相互接続トレースに置ける故障の有無を判定することが可能になる。これは、あるICのバウンダリ・スキャン機構に命じて、指定の1と0のパターンで、他のICにつながる線路を駆動し、その後、それらのICにその結果を報告させることによって実施される。駆動される値を適正に選択することによって、導通、アースまたはVDDへの短絡、及び、互いの短絡について、トレース(それに付随するハンダ接合を含む)をテストすることが可能になる。今日のPC基板における小型表面実装部品が高密度であること、PC基板の中には巨大な(1平方フィートが珍しくはない)ものもあること、多層技法が頻繁に用いられること、及び、ボール・グリッド・アレイにおけるような接近不能なハンダ接合を考慮すると、こうした適正な接続性の検証は取るに足りない問題ではない。
 適正な接続性が確立すると、正しい故障診断の実施が今やかなり容易になることを見込んで、バウンダリ・スキャン機構をオフにし、他の手段を利用して、さらなる機能テストを実施することが可能になる。
 バウンダリ・スキャン操作に関与する者は、DCテストであるかのように考えがちである。確かに、ICピンにオシロスコープのプローブを取り付けたとしたら、波形の変化が観測される場合が多い。しかし、実際には、ICピンは、テスト・アルゴリズムにおける次のステップに従って変更されるまで、特定の論理状態(DC事象)によって静的に駆動される。原則的に、そのタイプのバウンダリ・スキャン操作は、おそらく、「静的」バウンダリ・スキャンと呼ぶのがより適切であるが、「DCバウンダリ・スキャン」が、代わりに、慣習的に公認された用語になっている。従って、時には、適合する場合、「DC」バウンダリ・スキャンと呼ぶのが好都合であると感じることもある。
 とりわけ、最近になって、「ACバウンダリ・スキャン」技法が登場しているので、DCバウンダリ・スキャンに頻繁に変化が生じるということと、真のAC動作とを混同してはならない。それを区別するのは、そのバウンダリ・スキャン操作に関連したドライバ回路要素が、遷移(transition)を生じさせ、関連する受信回路要素がその遷移に応答するということである。ドライバと受信機との間の経路におけるAC結合を許容するというのが、その意図するところである。一般に、クロック信号を利用して、伝送される遷移を生じさせ、送信または受信プロセスの一方に選択された移相を施して、受信結果の予測電圧レベルを変化させる。こうして、ACバウンダリ・スキャン技法によって、テストを受けるピン間の経路にAC結合の干渉が生じる可能性があっても、論理1と0の両方を用いることができるということが確認される。ACバウンダリ・スキャンの遷移感応性は、より多くの回路要素を組み込むことを必要とするので、DCバウンダリ・スキャンと比較すると、おそらく、多少「面倒(fussy)」であり、信頼性が劣る。
 従って、独立形ICとしての、または、他の主たる機能を備えたICに追加として組み込まれるものとしてのSERDESにバウンダリ・スキャン技法を適用する場合に遭遇する2つの問題に取りかかることにする。第1の問題は、差動ドライバが、チップ・コアによって供給されるデータを駆動するか、または、ACであるか、DCであるかにかかわらず、バウンダリ・スキャン機構によって供給されるデータを駆動するか、を制御するMUXが介在する場合、伝送線路対を駆動する(または、代わりに、おそらく光源を駆動する)差動ドライバが、一般に、許容できない高周波数で動作するということである。比較的低速のバウンダリ・スキャン操作モードは、おそらく正常に機能するが、チップ・コアで生じるデータの超高速経路は、使用性の及ばないほどに損なわれることになる。第2の問題は、異なるICのSERDES間における高速経路にAC結合が存在することである。これによって、あるSERDESからの「DC」出力刺激が他のSERDESに対するDC入力刺激なるのが阻止される。そのため、さらに、その経路に対応するPC基板のトレースがDCバウンダリ・スキャンによってテストされるのが阻止される。前述のそのMUXの使用のため、ACバウンダリ・スキャンも適切ではない。(前記第1の問題)
 次に、品質の優れたSERDES回路の供給業者が、おそらくは、第三者に販売される商品に用いるため、第二者によってアセンブルされる、複雑なプリント回路基板アセンブリ(例えば、ルータ・カード及び線路カード)に用いられるこうしたSERDESから構成される/を含むICの製作を申し出たものと仮定する。これらのSERDESは、その相互接続直列チャネルにおいてAC結合を利用することもあれば、利用しないこともあり、利用する場合には、それによって、DCバウンダリ・スキャンの利用が阻止されるが、同時に、MUXの使用が必要になるため、いずれにせよ、AC及びDCバウンダリ・スキャンは、両方とも、排除されることになる。問題となるICには、製作時にさまざまなテストを実施することが可能であるが、取り付け以前は、それが、そのテスト(おそらく、全く異なる工場で実施される)において不合格になる、アセンブルされたプリント回路基板アセンブリの診断に役立つことはほとんどない。問題となるICが、SERDESセクションの直列チャネルが除外されるため、完全なバウンダリ・スキャンを実施することができない場合、テスト及びトラブル・シューティング・プロセス中に、さらなる不確実性が生じることになる。こうした不確実性には、経済的コストがあり、別様に望ましくない。従って、SERDESがIEEE1149.1に記載のDCバウンダリ・スキャン・テスト技法に加わることができるようにする簡便で、コスト有効性の高いやり方があれば、望ましい。
 送信元SERDESと宛先SERDESとの間の相互接続AC結合直列チャネルに関するDCバウンダリ・スキャンを実施する問題には、バウンダリ・スキャン・テスト・モード中、通常ミッション・モード・トラフィックの代わりに、選択されたテスト・モード・トラフィックに置換することが含まれる。通常ミッション・モード動作中、8ビット並列文字ミッション・モード情報が、8b10bエンコーダによって、対応する従来の10ビット並列ビット・パターンに置き換られる。これらの10ビット並列パターンは、並列・直列変換器によって直列化され、直列リンクを介して送信され、直列・並列変換器によって受信されて、受信10ビット並列コードが得られることになる。受信10ビット並列コードは、10b8bデコーダに加えられ、当初加えられた8ビット・ミッション・モード文字が回復される。バウンダリ・スキャン・テスト・モード操作において、ミッション・モードの8ビット並列文字に相当するものは、1のバウンダリ・スキャンDC値(「BS1」)または0のバウンダリ・スキャンDC値(「BS0」)を送信する要望を表わした、バウンダリ・スキャン環境において生じる信号である。BS1及びBS0を表わすように選択される直列化ビット・パターンは、フレーム・アライメント文字であり、それぞれ、等しい数の1及び0を含む単一文字になるのが理想である。あいにく、8b10b符号化方式には、こうした組合せが含まれていない。BS1及びBS0を表わした、直列リンクを介して送られる直列化ビット・パターンは、それぞれ、1対の10ビット並列ビット・パターンに符号化されて、その後、それから復号化された、それぞれの対をなす8ビット並列文字によって表わされたかのように、それぞれ、長さが20ビットである。このバウンダリ・スキャン・テスト・モード操作に関与する10ビット(直列または並列)のビット・パターン対のそれぞれは、フレーム・アライメント文字、及び、関連する不一致等化文字を含むように選択されている。これによって、BS1及びBS0が非同期伝送される場合でも、AC結合直列チャネル内におけるDC線路の平衡が保持され、SERDESによって用いられる不一致ビットの仕組みが遵守され、クロック回復及びフレーム・アライメントが容易化される。受信機のフレーム・ロックに関する許容範囲及び不一致許容範囲によって、それが許される場合、単一文字でBS1及びBS0を表わすことが可能である。これは、SERDES回路の規格によって考慮されていない動作領域であり、異なる供給業者からの製品間の相互運用性がかなりの問題になる可能性がある。対文字技法では、その最終的な目的が、規格の範囲外にある場合でも、規格によって考慮された動作に従うので、こうした問題は生じない。
 第1の望ましい実施態様の場合、既存の送信元SERDESの8b10bエンコーダと宛先SERDESの10b8bデコーダは、不変のままであるが、バウンダリ・スキャン・テスト・モード操作中、ミッション・モードまたはバウンダリ・スキャン・テスト・モードの操作モードを表わす信号によって制御されるそれぞれの送信元MUX及び宛先MUXによって、それぞれの並列・直列変換器及び直列・並列変換器から切断される。バウンダリ・スキャン・テスト・モード操作中、指示されたBS1またはBS0が、独立した回路要素によってそれぞれの対に符号化され、2つの連続した10ビット並列ワードが、さらに、送信元MUXによって送信元SERDESの在来の並列・直列変換器に加えられることになる。結果得られる20ビット直列ビット・パターンが、直列リンクを介して、宛先SERDESの在来の直列・並列変換器に送信される。次に、受信した10ビット並列ビット・パターン対は、宛先MUXによって、在来の10b8bデコーダではなく、代わりに、宛先SERDESの独立した回路要素に経路指定され、受信した10ビット並列ビット・パターンが、BS1とBS0のどちらでも、もともと送信されたものに復号化される。この受信情報を表わした信号は、次に、宛先SERDESの適合する関連バウンダリ・スキャン回路要素に加えられる。
 第2の望ましい実施例には、第1の望ましい実施例のMUXの代わりに、バウンダリ・スキャン・テスト・モードが有効であることを直接認識する在来の8b10bエンコーダ及び10b8bデコーダを設けることが含まれる。ミッション・モード中ではなく、バウンダリ・スキャン・テスト・モード中に、送信元SERDESの8b10bエンコーダは、さらに、指示されたBS1またはBS0に応答して、それ自体、関連する20ビット並列ビット・パターンを生じ、これが、さらに、通常のやり方で、直列化され、送信される。宛先SERDESでは、受信した20ビット直列パターンが変換されて、並列に戻され、連続ワードとして10b8bデコーダに加えられ、デコーダから、ミッション・モードの通常の8ビット並列文字の代わりに、BS1及びBS0を表わす独立した個別信号が出力される。BS1及びBS0を表わす信号は、次に、宛先SERDESの適合する関連バウンダリ・スキャン回路要素に加えられる。
 これらの解決策では、直列化データの敏感な高速経路内にMUXを配置することが回避される。それによって、通常データの透明で、汚染を伴わない取り扱いが可能になり、同時に、AC状況を利用して、バウンダリ・スキャン操作の合成におけるDC状態と置き換えることが可能になる。
 次に図1を参照すると、コア機能を備えた、互いの通信を必要とする異なるシステム・セクション(2、9)間における高速通信に1対のSERDES(4、7)を利用するシステムの先行技術の略部分ブロック図が示されている。従って、送信元コア機能(Source Core Functionality)2は、1ビット直列経路5を介して受信SERDES7にアウトバウンド伝送を行うため、送信SEDES4の並列側に加えられる8ビット・トラフィック3を送り出す。直列経路5が、AC結合されるという点にも留意されたい(結合コンデンサ6)。受信SERDES7は、もとの8ビット・トラフィックを再構成し、再構成したバイト(8)を宛先コア機能(Destination Core Functionality)9に加える。その結果、8ビット・トラフィック3及び8が、全く同じ電気的エンティティであるかのように、2つ以上のコア機能間において8ビット・トラフィックの透明な接続が行われることになる。それらは、もちろん、同じ電気的エンティティではないが、経路5によってカバーされる距離が、別様であれば、情報の真の高速並列伝送を損なうことになる、かなりの距離になる可能性があるとしても、論理的には同じである。その距離は、ちょうど、プリント回路基板上のある位置に配置されたICの1つから、異なる位置に配置されたもう1つのICまでということもあれば、回路基板の1つから、バックプレーンを介したもう1つの回路基板まで、あるいは、おそらくは、それを超える距離ということもあり得る。2つのコア機能が何になるかは、もちろん、システム全体の性質によって決まり、一般に、重要ではない。さらに、機能トラフィックの8ビットのバイトへの量子化、及び、伝送されるバイトを表わすための10の直列ビットの利用は、市販のSERDES回路について容認された規格によって左右される。直列バイト及び並列バイトの数が異なる他の規格が、いつか登場するかもしれないが、本発明は、それでも適用可能である。
 図1について最終的な言及を行うと、直列経路5は、1ビット幅しかないが、それぞれ、2つの導体を備える関連伝送線路(例えば、ストリップ線路)によって伝搬される、2つの相補性信号を伴う差動経路であり、結合キャパシタンス6が、従って、1対のこうしたキャパシタンスに相当することは、ほぼ確実である。最後に、このブロック図にはバウンダリ・スキャンの要素が含まれていないという点に留意されたい。それは、前述の理由から、先行技術では、SERDES4とSERDES7との間に介在する力列経路5のACまたはDCバウンダリ・スキャン・テストが支援されないためである。
 次に図2を参照すると、DCバウンダリ・スキャン・テスト技法と協働するように、図1のSERDES4に修正を加える(図2の39)ことが可能な方法の略部分ブロック図10が描かれている。この図に示すように、コア機能(図1の2)からの8ビット送信元トラフィック3が、8b10bエンコーダ11に加えられ、そこから、受信SERDES(図3の30及び33)に送るため、(後述するようにMUX13を介して)並列・直列変換器25に加えられる。ところで、図1のSERDES4が、大概は、並列・直列変換器を駆動する8b10bエンコーダであると言ってしまうのは、実際には、かなりの単純化であるが、ここでの目的からして、それは、十分なレベルの抽象化である。やはり、MUX13が、8b10bエンコーダ11との間に介在する点に留意されたい。MUX13は、バウンダリ・スキャン・テスト信号24に応答して、バウンダリ・スキャン・テスト・モードが有効でない(すなわち、バウンダリ・スキャン・テスト信号が偽である)場合には必ず、部分的に、8b10bエンコーダ11からの10ビット並列文字12を並列・直列変換器25の入力14に結合する。
 並列・直列変換器25に加えられる10ビット並列文字14は、変換され、その直列化された相当文字5が、それぞれ、その終端が図3に示されている、ある形態の伝送線路28に結合された差動ドライバ27に加えられる。10ビット並列文字14が、8b10bエンコーダ11から生じる場合、そのシステムは、通常の(非テスト)ミッション・モードで動作しているということが可能である。従来のSERDESの場合、その位置にMUX13を必要としない。変換器25のもう一方の側にMUXを配置したくないということ、また、間違いなく、ドライバ27の伝送線路側ではないということに留意すれば、図2の構成の場合、MUX13の存在が、通常のミッション・モードにおいて悪影響を及ぼすことはない。というのも、(A)それが、完全なディジタル環境内に配置されたディジタル回路であり、(B)直列ディジタル・データ・ストリーム5の1/10のデータ・レートで動作し、(C)高速ドライバ27及びそのインピーダンス制御伝送線路28に対して障害となる寄生インピーダンスを示さないためである。
 バウンダリ・スキャン・テスト・モードにおいて、信号24が真であれば、MUX13は、通常の8b10bエンコーダ11からではなく、バウンダリ・スキャン・テストの実施中に生じるアクティビティに応答する機構から生じる10ビット並列データ15に、並列・直列変換器25を結合する。並列・直列変換器25は、これが実施されたことを知らずに、引き続き、通常通りに動作する。
 代替10ビット並列データ15は、B−Scan送信データ・レジスタ22に記憶されている値を表示する信号21に応答して、さらにもう1つのMUX16によって選択される、「BSC_1」(バウンダリ・スキャン文字1)または「BSC_0」(バウンダリ・スキャン文字0)を表わしている。レジスタ22には、どちらであろうと、バウンダリ・スキャン・テスト機構(不図示)が伝送値であると指示している値に従って、1または0がロードされる。MUX16は、次に、MUX13に信号15として加えるための10ビット並列パターン対として、1対の10ビット並列信号(17、18)ともう1対のこうした信号(19、20)との間で選択を行う(MUX13からのその信号は、さらに、その値が、信号F1CLK26によって設定される速度でSERDES39によって順次伝送される信号14になる)。信号18は、その完全な対において、等しい数の1と0を備え、BSC_1を表わすように選択された、1対の10ビット並列パターンである。(すなわち、それは、信号5において、バウンダリ・スキャン・テスト中、論理1を表わす20ビット直列パターンであり、SERDESの残りの部分に関する限り、フレーム・アライメント文字及び不一致等化文字であるパターンである。)同様に、信号20は、BSC_0であると理解される、異なる1対の10ビット並列(フレーム・アライメント/不一致等化)パターンである。信号18及び20のビット・パターンは、それぞれ、適合する回路要素17及び19(例えば、読み取り専用、読み取り・書き込み、または、フラッシュ系統のレジスタ)に記憶されるか、または、それらによって生成される。
 説明を続ける前に、回路17及び19に記憶される、または、それらによって生じる10ビット並列パターンの性質について詳述してみることにする。既に明らかにしたように、今日のSERDESについては、それらのパターンは、対をなすフレーム・アライメント/不一致等化文字であることが望ましい。というのも、これによって、従来式のものであって、SERDES機構の平衡によって実施される、クロック回復の補助的ハウスキーピング機能が容易になるためである。受信機がそれを許容する場合、その望ましいパターンは、単なる十分な遷移密度を有する1つ以上の文字の利用に緩和することが可能である。しかし、直列チャネルの他に、適切なクロックを受信SERDESに供給する他の何らかの機構(すなわち、自己刻時データからクロックを回復する必要をなくすある種の独立クロック・チャネル)が存在する場合には、それらのさまざまな要件が撤回される可能性がある。次に、直列チャネルがAC結合されない場合、結合コンデンサに蓄積される電荷は問題にはならないし、BSC_1またはBSC_0を表わすために選択されたパターン内の等しい数の1及び0は不要になる。こうしたDC結合の場合、上述したばかりのフレーム・アライメント文字を選択することもできるし、選択しなくてもかまわない。すなわち、クロック回復が問題にならず、AC結合が存在しない場合、図3の説明が済めば明らかになるように、ミッション・モード操作中に、既に別の「正規文字(regular character)」の意味が割り当てられていたとしても、BSC_1及びBSC_0として利用するために、ほぼ任意の10ビット並列文字を選択することが可能である。
 しかし、典型的な今日のSERDESの場合、独立したクロック配信機構は存在せず、直列チャネルがAC結合される可能性が高く、ほぼ確実でさえある。従って、BSC_1及びBSC_0が時々非同期的に送られる場合にも、信頼性のあるクロック回復が望まれるし、結合機構の飽和を防がなければならない。すなわち、フレーム・アライメント文字を送り(または、十分な遷移密度(transition density)が得られるようにし)、直列化ビット・ストリーム28における1及び0を等しい数に保たなければならないということである。あいにく、両方の要件を満たす個別フレーム・アライメント文字は存在しない。しかし、連続対として、等しい数の1と0を備える、異なる文字対が存在する。これらの文字対の中には、フレーム・アライメント文字、及び、関連する不一致等化文字がある。好都合なことには、これらの文字対集合の1つ以上が、受信機の要求を満たすことになる(その許容範囲に応じて)。それらによって、わずかな電荷の一時的蓄積を生じる可能性があるが、蓄積される電荷量がほぼ0に近いところをさまよっている限りにおいて、害はない。これは、望ましい実施態様の場合、BSC_1及びBSC_0を表わすため、選択対をなすフレーム・アライメント/不一致等化文字を送るためである。IEEE1149.1規格内において可能な、こうした可能性のある組合せが数多く存在する。例えば:
Figure 2004135337
 上記パターンにおける下線付きのビット位置に留意されたい。留意すべき、8b10b符号化の有効なアーティファクト、及び、フレーム・アライメント文字の検出規則が存在する。少なくとも5つの連続した1の直後に、少なくとも3つの0が続くか、少なくとも5つの連続した0の直後に、少なくとも3つの連続した1が続く場合には必ず、フレーム・アライメント文字が表示される。従って、BSC_1とBSC_0のいずれか一方を受信したことを判定する規則として、フレーム・アライメント文字の検出規則を再現してみることにする。それによって、通常は、下線付き位置においてビットのサンプリングが可能になる。BSC_0の場合には、0のサンプリングを行い、BSC_1の場合には、1のサンプリングを行うことになるという点に留意されたい。さらに、クロック回復または既存のフレーム・アライメントが、いずれかの方向に1ビット分だけずれていても、やはり、正しい結果が得られることになる。これによって、バウンダリ・スキャン文字の回復機構が別様の場合よりも強力になる。これは、SERDESの場合、SERDESを「較正」して、受信機ビット・アライメントを調整する前に、バウンダリ・スキャン・テストが実施されることになる可能性が高いので、有効である。こうした較正は、クロック回復プロセスのマージンを拡大するのに役立つ。較正されないSERDESは、所望どおりの信頼性のある働きは不可能であり、従って、例示パターンにおける上述の冗長性の効用は得られない。
 明らかに、同じ考えが、BSC_1及びBSC_0の両方に当てはまり、上述のさまざまな条件を満たすことを前提として、任意の複数の10ビットからなる直列化シーケンスを利用することが可能である(すなわち、単なる対ではなく)。
 次に、図2の修正されたSERDES39と協働するように、図1の受信SERDES7に修正を施す(図3の40)ことが可能な方法を描いた略部分ブロック図38である、図3を参照する。差動駆動直列線路28が、適合する受信機29に結合され、直列ビット・パターン信号5が、送信F1(図2の26)の回復バージョン(クロック回復による、ただし、不図示の)、または、専用経路(不図示)によって明示的に伝送されるF1の条件付きバージョンである、クロック信号F1CLK31によって刻時される直列・並列変換器30に加えられる。
 直列・並列変換器30の10ビット並列出力32は、その出力8が、通常(非テスト)ミッション・モード操作中、受信コア機能9に対して宛先トラフィックとして加えられる8ビット並列バイトである、10b8bデコーダ33に加えられる。10ビット並列出力32は、そのタスクがBSC_1及びBSC_0に対応するパターンを認識することである、BSCデコーダ34にも加えられる。BSCデコーダ34には、例えば、そのセルが、その2つの論理値がBSC_1及びBSC_0に相当する、単一出力35を備えたゲート集合(やはり不図示)に接続されている、適正な長さのレジスタ(不図示)を含むことが可能である。BSCデコーダ34の1ビット出力35は、バウンダリ・スキャン受信データ・レジスタ36に加えられ、バウンダリ・スキャン・テスト機構の平衡に用いるために収集される。
 BSCデコーダ34は、所望の場合、バウンダリ・スキャン・テスト信号24に応答することが可能であるが、一般的な場合には、必要がないはずである。それとは反対に、特別な理由がなければ、バウンダリ・スキャン・テスト信号24の値を認識せずに、BSC復号化機能が進められても、害はない。というのも、それが表わしているのは、ただ単に、B−Scan受信データ・レジスタ36が過剰にセットされるか、または、それが重要ではない期間中クリアされるということにすぎないからである。
 最後に、ここでは、最終的な観測結果について述べることにする。まず、図2及び3において、従来の8b10bエンコーダ及び10b8bデコーダが、BSC_1及びBSC_0を供給し、復号化する他の機構によって補完される(バウンダリ・スキャン中、選択的に取って代わられる)ものとして示された。この利点は、既存の機構が変更を受けないまま放置されるので、タスクの実施が容易になり、信頼性及び性能といった付随する問題に対する影響が最小限に抑えられるということである。図4に、変更を受けた好適な実施態様を示す。
 次に図4を参照すると、送信SERDES内において、8ビット・アウトバウンド・ミッション・モード・トラフィック42及びアウトバウンド・バウンダリ・スキャン・テスト・トラフィック49の両方が、拡張8b10bエンコーダ43に加えられ、そこから、10ビット並列パターン51が、並列・直列変換機構44に加えられる。機構43は、バウンダリ・スキャン・テスト信号24に応答して、バウンダリ・スキャン・テスト信号が偽の場合には、ちょうどIEEE1149.1に規定のようにトラフィック42を符号化し、バウンダリ・スキャン・テスト信号が真の場合には、図3及び4に関連してBSC_1及びBSC_0について示された説明に従って、トラフィック49に適切な符号化を施す。次に、機構44は、その出力52がパターン51に対応する10ビット並列パターンである、直列・並列変換機構46を備える受信SERDESに終端がくる、1ビット直列チャネル45(AC結合される場合もあれば、されない場合もある)を駆動する。パターン52は、(A)IEEE1149.1に指定の全てのインバウンド・ミッション・モード・トラフィック48を復号化し、同時に、(B)インバウンド・バウンダリ・スキャン・テスト・トラフィック50としてB−Scan受信データ・レジスタ36に加えられる、それぞれ、論理1及び論理0としてBSC_1及びBSC_0を表わすために利用されたパターン52も復号化する、拡張10b8bデコーダ47に加えられる。レジスタ22及び36は、バウンダリ・スキャン・テスト・サーキュリティのバランスへ接続されるか、さもなくば、前述の図2及び図3に関する記載と同様の方法で駆動する。
 オプションにより、バウンダリ・スキャン・テスト信号53に応答する拡張8b10bデコーダ47が示された。これは、デコーダ47が内部で機能する方法に関する選択の問題であると思われる。この状況は、図3のBSCデコーダ34に関して前述のものとほぼ同じである。通常ミッション・モード中のインバウンド・バウンダリ・スキャン・テスト・トラフィック50に関するアクティビティの有無は、ミッション・モード中、ミッション・モード・トラフィック48が正しく、バウンダリ・スキャン・テスト中、テスト・トラフィック50が正しい限りにおいて、おそらく問題にならない。
 やはり留意しておくべきは、それぞれの代替意味(alternate meaning)を表わすため、選択されるフレーム・アライメント/不一致等化文字シーケンスの選好は、今日のSERDESの特性、直列チャネルにおけるAC結合の利用または不利用、または、8b10bスタイルの符号化によって左右されるという点である。これらのどの1つからでも逸脱すれば、耐えられない不一致等に関する許容範囲のような問題に応じて、単一フレーム・アライメント文字、または、単一の任意文字の利用でさえ可能になる。
 この説明において記載の例は、正規モード中に従来のやり方で実施する大文字集合に関するものである。これらの例は、代替モード中に、大文字集合の一部を再定義して、大文字集合の正規定義に含まれない単一ビットの代替情報を送受信することに限定された。明らかに、再定義の仕組みは、1つの単一ビット情報に制限する必要はなく、簡単に複製して、2つ以上の単一ビット量を伝えることが可能であり、あるいは、再定義の仕組みによって、1つ以上の2ビット(または3ビット等)量の代替情報に対するマッピングを生成することが可能である。
 最後に、8ビットから10ビットへの変換、及び、その逆の変換(8b10b/10b8b)のための確定的符号化及び復号化方法を利用したSERDESについて解説した。まず、こうした確定的アプローチの場合でさえ、「8」及び「10」という数は、単なる例証のためのものにすぎない。それぞれ、M及びNといった他のビット数を検討することが可能である(ここで、NはMを超える)。次に、符号化及び複合化の仕組みは、厳格に確定的である必要はない。同じ機能を実施し、本発明に関連して用いることが可能な、既知の統計的方法(例えば、線形フィードバック・シフト・レジスタによって生成される擬似ランダム・シーケンスを利用する)も存在する。
1対のSERDES回路を利用して、システム内の2つの独立した環境間におけるAC結合直列通信を確立する、DCバウンダリ・スキャン・テスト技法を支援しない、先行技術による技法の略部分ブロック図である。 図3に関連して、DCバウンダリ・スキャン・テスト技法と協働するように、図1の送信SERDESに修正を加えることが可能な方法の略ブロック図である。 図2に関連して、DCバウンダリ・スキャン・テスト技法と協働するように、図1の受信SERDESに修正を加えることが可能な方法の略ブロック図である。 本発明の望ましい代替実施態様の略ブロック図である。
符号の説明
 5 直列通信チャネル
 10 伝送装置
 11 正規モード・エンコーダ
 13 マルチプレクサ
 16、17、19、22 代替モード・エンコーダ
 25 並列・直列変換器
 30 直列・並列変換器
 34 代替モード・デコーダ
 38 伝送装置
 39 第1のSERDES
 40 第2のSERDES
 43 エンコーダ
 44 直列・並列変換器
 46 並列・直列変換器
 47 デコーダ

Claims (9)

  1.  代替意味を、該代替意味を除くn個の正規の意味を有するマルチビット文字セットを備えた直列通信チャネルを介して伝送する方法であって、
     (a)正規モードにおいて、前記マルチビット文字セットを利用して加えられる正規意味のトラフィックに対応するマルチビット直列ビット・パターンを前記直列通信チャネルを介して伝送するステップと、
     (b)代替モードにおいて、少なくともm個の可能性のある代替意味を備えた代替トラフィックを加えるステップと、
     (c)前記マルチビット直列ビット・パターンのうちの少なくとも第1のパターンと、ステップ(b)で加えられた前記代替トラフィックにおける第1の代替意味とを関連づけるステップと、
     (d)前記マルチビット直列ビット・パターンのうちの少なくとも第2のパターンと、ステップ(b)で加えられた前記代替トラフィックにおける第2の代替意味とを関連づけるステップと、
     (e)前記代替モードにおいて、ステップ(c)及び(d)によって、ステップ(b)で加えられた前記代替トラフィックと関連づけられたマルチビット直列パターンを前記直列通信チャネルを介して伝送するステップと、
     (f)伝送されるマルチビット直列ビット・パターンを前記直列通信チャネルを介して受信するステップと、
     (g)ステップ(e)で伝送された前記マルチビット直列ビット・パターンを復号化して、ステップ(b)で加えられた代替トラフィックにどの代替意味が含まれていたかを判定するステップと、
     (h)前記代替モード中の働いている代替回路要素に、ステップ(g)で判定された代替意味を表わす少なくとも1つの信号を供給するステップと、
     を有することを特徴とする方法。
  2.  前記代替モードが、バウンダリ・スキャン・テストであることと、代替トラフィックが、論理1及び論理0の代替意味を備えることと、マルチビット文字セットが並列ビット・パターンの文字セットであることと、さらに、ステップ(c)及び(d)の関連づけに、それぞれ、正規モード並列トラフィックのワードを、前記マルチビット直列ビット・パターンのうち少なくとも第1のパターン、及び、前記マルチビット直列ビット・パターンのうち少なくとも第2のパターンに対応する代替モード並列トラフィックのワードに置換するステップが含まれることと、さらに、並列ビット・パターンをマルチビット直列ビット・パターンに変換するステップを有すること、を特徴とする請求項1に記載の方法。
  3.  ステップ(e)において伝送される前記マルチビット直列ビット・パターンに、フレーム指示文字が含まれることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  4.  代替意味を、該代替意味を除くn個の正規の意味を有するマルチビット文字セットを備えた直列通信チャネルを介して伝送するための装置であって、
     入力及び出力を備えた直列通信チャネル、第1のSERDES、及び第2のSERDESを備え、
     前記第1のSERDESが、
     マルチビット文字セットおけるJ個のビットによる並列ビット・パターンとして表現される正規モード・トラフィックを受信するように結合された入力、及び、K(J≦K)個のビットによる対応する並列ビット・パターンを送り出す出力を備えた正規モード・エンコーダと、
     前記代替意味を表す1つ以上のビットによる代替モード・トラフィックを受信するように結合された入力、及びK個のビットによるさまざまな順次並列ビット・パターン例の対応するグループを送り出す出力を備えた代替モード・エンコーダと、
     前記正規モード・エンコーダの出力に結合された第1のデータ入力、前記代替モード・エンコーダの出力に結合された第2のデータ入力、さらに、前記正規モードと前記代替モードのいずれが有効かを表わした信号に応答する制御入力も備え、その出力が、正規モード中の前記第1のデータ入力、及びテスト・モード中の前記第2のデータ入力に相当するマルチプレクサと、
     前記マルチプレクサの前記出力に結合された並列入力、及び前記直列通信チャネルの入力に結合された直列出力を備える並列・直列変換器と、を含み、
     前記第2のSERDESが、
     前記直列通信チャネル出力に結合された入力、及び前記第1のSERDESの並列・直列変換器の入力に加えられるビット・パターンを送り出す出力を備えた直列・並列変換器と、
     前記直列・並列変換器の前記出力に結合され、代替モード中に前記代替意味を表した少なくとも1つの信号が生じる出力を備えた代替モード・デコーダと、を含む、
     ことを特徴とする装置。
  5.  前記正規モード・エンコーダが8b10bエンコーダであることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6.  前記直列チャネルがAC結合されており、対応するグループのそれぞれが、グループとして、等しい数の1と0を備えるK個のビットによるさまざまな並列ビット・パターンを有することを特徴とする請求項4に記載の装置。
  7.  代替意味を、該代替意味を除くn個の正規意味を有するマルチビット文字セットを備えた直列通信チャネルを介して伝送するための装置であって、
     入力及び出力を備えた直列通信チャネル、第1のSERDES、及び第2のSERDESを備え、
     前記第1のSERDESが、
     正規及び代替動作モードを表わした選択信号を受信するように結合された選択入力、前記マルチビット文字セットにおけるJ個のビットによる並列ビット・パターンとして表現される正規モード・トラフィックを受信するように結合された正規モード・トラフィック入力、前記代替意味を表す1つ以上のビットの代替モード・トラフィックを受信するように結合された代替モード・トラフィック入力、さらに、前記選択信号が正規動作モードを指示している場合には、K(J?K)個のビットによるさまざまな順次並列ビット・パターン例の対応する正規グループを送り出し、前記選択信号が代替動作モードを指示している場合には、K個のビットによるさまざまな順次並列ビット・パターン例を送り出す出力も備えたエンコーダと、
     前記エンコーダの出力に結合された並列入力、及び前記直列通信チャネルの入力に結合された直列出力を備える並列・直列変換器と、を含み、
     前記第2のSERDESが、
     前記直列通信チャネルの前記出力に結合された入力、及び、前記第1のSERDESの前記並列・直列変換器に加えられるビット・パターンを送り出す出力を備えた直列・並列変換器と、
     前記選択信号に結合された選択入力、前記直列・並列変換器の前記出力に結合されたマルチビット入力、さらに、前記代替モードにおいて、前記代替意味を表す少なくとも1つの信号が生じる出力も備えるデコーダと、を含む、
     ことを特徴とする装置。
  8.  前記エンコーダが8b10bエンコーダであることを特徴とする、請求項7に記載の装置。
  9.  前記直列チャネルがAC結合されており、対応するグループのそれぞれが、グループとして、等しい数の1と0を備えるK個のビットによるさまざまな並列ビット・パターンを有することを特徴とする請求項7に記載の装置。
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