JP2004134695A - 実装済みプリント配線板及びそれを備えたモータ - Google Patents

実装済みプリント配線板及びそれを備えたモータ Download PDF

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Abstract

【課題】フラックスによって実装部品の電気的又は機械的特性が損なわれることのない実装済みプリント配線板及びそれを備えたモータを提供する。
【解決手段】ランド21〜23を介して電気的接点33又は機械的可動部32を有する実装部品18〜20を実装した実装済みプリント配線板52に、リフロー半田付け時に生じるフラックス28のランド21〜23からの拡散移動を妨げる手段を、ランド21〜23から電気的接点33又は機械的可動部32に至る沿面経路EK18,EK20の途中に設けた。又、この手段を孔部24〜26又は凹部34,36にした。一方、プリント配線板5にモータ本体51を駆動する回路と位置決めの孔5Aとを形成し、この孔5Aにステータ50を係合するようにしてモータ本体51と実装済みプリント配線板52とを一体化した。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実装部品をリフロー半田付けによりプリント配線板に実装した実装済みプリント配線板及びそれを備えたモータに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の実装済みプリント配線板及びそれを用いたモータの一例について、図9乃至図11を用いて説明する。
図11は、CD−ROMあるいはCD−R等の光ディスクを回転駆動するモータの平面図であり、モータ本体151とその駆動のために電気回路を形成し必要な実装部品を表面実装したプリント配線板150を備えているものである。
図9は、部品を実装する前のプリント配線板150の平面図である。
図10はその要部の断面図であり、図10(a)は、図11における断面A−Aを示した模式図であり、図10(b)は、図11における断面B−Bを示した模式図である。
【0003】
このプリント配線板150にはスイッチ118や抜き差しコネクタ120がほぼ密着して実装される。スイッチ118は、回路を切り替えるためのものであり、抜き差しコネクタ120は外部から電力供給と信号の授受をするケーブルを接続するためのものである。
これらの実装部品のプリント配線板150への実装は、リフロー半田付けにより行う。
その際、プリント配線板と実装部品の僅かな隙間に入り込んだフラックスにより電気絶縁性が劣化する等の不具合が生じるため、プリント配線板の実装部品を実装するランド間に凹部もしくは開口部を設けてこれを解決する構成が特許文献1に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−41592号公報(図1乃至図4)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、リフロー半田付けにおけるフラックスの供給方法には2つの方法がある。
第1の方法は、リフロー前に基板前面にフラックスを塗布する方法であり、第2の方法は、リフロー半田の中にあらかじめフラックスを含有させておく方法である。
工程数を減らすことができることから、第2の方法でフラックスを供給することが好ましい方法とされている。
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載された発明は、第1の方法において効果を奏するものであって、第2の方法においては、ランドから拡散するフラックスについてそれを阻止することができない。
【0007】
そのため、図10及び図11に示すように、抜き差しコネクタ20やスイッチ18は、外部接続端子33等の電気的接点やスイッチレバー32等の機械的可動部が、プリント配線板150のランド121,123占める範囲の外側にあることから、ランド121,123から外側に拡散したフラックス28がこれらの部品と基板間に毛細管現象により浸透して移動し、電気的接点や機械的可動部に付着してしまう場合(図10におけるA,Bの部分)があった。
【0008】
その結果、抜き差しコネクタ20においては電気的接点の接触抵抗を増大させて接触不良を生じたり、また、スイッチ18においては、接点の接触抵抗を増大させたり、さらに機械的可動部に付着して機械的動作を重くなるという現象が生じて実装部品の電気的又は機械的特性を損ねてしまうという問題があった。
【0009】
そこで本発明が解決しようとする課題は、リフロー半田からフラックスを供給して行うリフロー半田づけ方法で部品を実装しても、ランドから拡散するフラックスが実装部品の電気的接点又は機械的可動部に付着して接触抵抗を増やしたり、機械的動作を重くして電気的又は機械的特性を損ねることのない実装済みプリント配線板及びそれを備えたモータを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本願発明は手段として次の構成を有する。
即ち、請求項1は、電気的接点33又は機械的可動部32を有する実装部品18〜20とこれを実装するためのランド21〜23を形成したプリント配線板5とからなり、前記実装部品18〜20をリフロー半田付けにより前記プリント配線板5上に実装してなる実装済みプリント配線板52において、
前記リフロー半田付け時に生じるフラックス28の前記ランド21〜23からの拡散移動を妨げる手段を、前記ランド21〜23から前記電気的接点33又は機械的可動部32に至る沿面経路EK18,EK20の途中に設けたことを特徴とする実装済みプリント配線板52であり、
請求項2は、前記手段は、孔部24〜26又は凹部34,36であることを特徴とする請求項1記載の実装済みプリント配線板52であり、
請求項3は、電気的接点33又は機械的可動部32と複数の電極とを有する実装部品18〜20と、これを実装するプリント配線板5とからなり、
前記プリント配線板5の表面に前記電極の位置に対応するように複数のランド21〜23を配列して形成し、前記実装部品18〜20を実装してなる実装済みプリント配線板において、配列した前記複数のランド21〜23をランド列21A〜23Aとしたとき、前記プリント配線板5の前記ランド列21A〜23Aに外接する略四角形の領域21B〜23Bの外側近傍に、前記ランド列21A〜23Aと対向した孔部24〜26又は凹部34,36を前記ランド列21A〜23Aの長手幅L21〜L23以上の幅を有するように形成したことを特徴とする実装済みプリント配線板52であり、
請求項4は、ステータ50と、ロータ1とを備えたモータ本体51と、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載の実装済みプリント配線板52とからなり、前記プリント配線板5に、前記モータ本体51を回転駆動する為の回路と前記モータ本体51の位置決めをする為の孔5Aとを形成し、前記孔5Aに前記ステータ50を係合するようにして前記実装済みプリント配線板52と前記モータ本体51とを一体化したことを特徴とする実装済みプリント配線板を備えたモータである。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、好ましい実施例により図1乃至図8を用いて説明する。
図1は、本発明の実装済みプリント配線板の実施例におけるプリント配線板を示す平面図であり、
図2は、本発明の実装済みプリント配線板の実施例を示す平面図であり、
図3は、本発明の実装済みプリント配線板を備えたモータの実施例におけるモータを説明する断面図であり、
図4は、本発明の実装済みプリント配線板を備えたモータの実施例を示す平面図であり、
図5は、本発明の実装済みプリント配線板を備えたモータの実施例を示す側面図であり、
図6は、本発明の実装済みプリント配線板の実施例におけるランドを説明する概略図であり、
図7は、本発明の実装済みプリント配線板の実施例における要部を説明する概略断面図であり、
図8は、本発明の実装済みプリント配線板の他の実施例における要部を説明する概略断面図である。
【0012】
この実施例の実装済みプリント配線板及びそれを備えたモータにおけるモータ本体51は光ディスク用スピンドルモータであり、例えばCD−ROMやCD−R等の光ディスクを回転駆動するためのものである。
【0013】
まず、スピンドルモータ本体51の構成について図3を用いて説明する。
このモータ本体51は、ステータ50とロータ1とから構成される。
ステータ50は、鍔部30を有する円環状の焼結含油軸受6と、この焼結含油軸受6を包むように収納する円環状の軸受ホルダ7と、この軸受ホルダ7の外周面に装着された積層コア8とから構成される。この積層コア8にはコイル2が巻回される。
【0014】
ロータ1は、焼結含油軸受6に回転自在に軸支されるスピンドル4と、このスピンドル4の上方に固着されたロータヨーク3と、このロータヨーク3の内面に固着された環状の駆動マグネット14とから構成される。
【0015】
軸受ホルダ7の上側開口部の周縁にはリング状のバイアスマグネット16が固着され、ロータヨーク3をステータ50側に磁気的に吸引している。
ロータヨーク3は、鉄系材料で下方を開口し、2つの径を有する偏平の円筒状に概ね形成されており、このロータヨーク3の環状壁3Aの内面にはリング状の駆動マグネット14が接着剤で固着される。
【0016】
ロータヨーク3の上面には、ターンテーブル(図示せず)が装着され、このターンテーブルにはディスク(図示せず)が着脱自在に載置される。
ロータヨーク3の回転中心にはバーリング加工により孔3Bが設けられ、この孔3Bにスピンドル4が圧入固定される。
【0017】
スピンドル4及び焼結含油軸受6の下端部を覆うように鉄製のカバー9が設けられ、このカバー9の内面に備えられた樹脂製のスラストプレート10とスピンドル4の下端部とでスラスト軸受が構成される。
【0018】
カバー9の開口側外周部には、シリコン又はゴム系の弾性材料からなるリング状のオイルシール17が設けられ、モータ本体51と実装済みプリント配線板52とを一体化した際に、オイルシール17がプリント配線板5に押圧されてモータ本体51の下端部からの潤滑油の漏出を防止する。
一方、スピンドル4の上方側には、例えばPOM樹脂からなるリング状のオイルディフレクタが31装着され、モータ本体51の上端部からの潤滑油の漏出を防止する。
また、スピンドル4には、その下端部4Aと焼結含油軸受6との間に、スリットを設けたステンレス系ばね材から成るリング状のストップリング13がロータ1の抜け防止のために固定される。
【0019】
鍔部30には、3ヶ所の孔30Aが設けられ、モータ本体51をプリント配線板5の孔5Aに係合させた後、ねじ29を鍔部30の孔30Aに挿通してプリント配線板5に締結することで、モータ本体51とプリント配線板5とが一体化される(図4,図5参照)。
【0020】
次に、モータ本体51と一体化した実装済みプリント配線板52について図1,図2,図3,図6を用いて詳述する。
この実装済みプリント配線板52は、金属材料からなり必要な剛性を有するプリント配線板5に実装部品を実装してなり、モータ本体51と一体化後はモータベースとしても機能するものである。
【0021】
図1において、プリント配線板5のほぼ中央にはモータ本体51を位置決めしてステータ50と係合する孔5Aが設けられる。また、その周囲に等間隔で締結ねじ29が貫通する孔5Bが3ヶ所設けられている。
さらに、各孔5Bの間に回転方向の位置決めをする長孔5Cが設けられており、モータ本体51側に設けられた位置決め突起53と係合してモータ本体51の回転方向の位置を規制する。
【0022】
このプリント配線板5には、電気的接点あるいは機械的可動部の少なくともいずれかを備えた実装部品である可変抵抗器19,抜き差しコネクタ20及びスイッチ18が実装される。
スイッチ18は、モータ本体51を回転駆動させる回路を切り替えるためのものであり、抜き差しコネクタ120は外部から電力供給と信号の授受をするケーブルを接続するためのものであり、可変抵抗器19はモータ本体51の回転特性を調整するためのものである。
そして、プリント配線板5の表面には、これらの実装部品とプリント配線板5に形成されたモータ本体51を駆動する為の回路の配線パターン(図示せず)とを半田によって電気的に接続するためのランド22,23,21が設けられている。
【0023】
具体的には、可変抵抗器19用に3つのランド22が設けられ、抜き差しコネクタ20用には4つのランド23が設けられ,スイッチ18用には2つのランド21がそれぞれ並列するように設けられている。このランドの並びをランド列と称する。
各実装部品に対するランドの数は、その部品の仕様により選択される。
そして、実装部品と接続するためのランド列が占める範囲の外側において、それらのランド列と対向するように、このランド列の配列方向(長手方向)における幅以上の幅を有する開口部を設けてある。
【0024】
以下、実装部品毎に図6を用いて詳述する。
可変抵抗器19については、円形開口部25は、その直径D25をランド列22Aの配列方向最大幅L22と同じにして投影領域19A内の可変抵抗器19の電気的接点と機械的可動部がある位置に設けられる。また、ランド列22Aが占める範囲22Bは図6(a)の斜線部に相当する。
【0025】
抜き差しコネクタ20については、長丸孔の開口部26は、その長さL26をランド列23Aの配列方向最大幅L23より大きくし、ランド列23Aが占める範囲23B(図6(b)の斜線部)の外側における抜き差しコネクタ20の外部接続端子33とランド列23Aとの間の位置に設けられる。
【0026】
スイッチ18については、長丸の開口部24を、その長さL24をランド列21Aの配列方向幅L24より大きくし、ランド列21Aが占める範囲21B(図6(c)の斜線部)の外側におけるスイッチレバー32とランド列21Aとの間の位置に設けられる。
【0027】
スイッチ18は、位置決めのために下面に突起(図示せず)を有しており、開口部24と直交して短く開口した長孔24Hは、この位置決めのために設けられた突起と係合するためものである。
【0028】
この構成において、各実装部品を所定位置に載置してリフロー半田すると、リフロー半田に含有されたフラックス28が溶出してそれぞれのランド21〜23から拡散するが、開口部24,25,26によりその拡散が遮られ、可変抵抗器19,抜き差しコネクタ20及びスイッチ18の電気的接点(例えば外部接続端子33)あるいは機械的可動部(例えばスイッチレバー32)に到達して付着することがない。
【0029】
従って、可変抵抗器19の調整操作が重くなったり、抜き差しコネクタ20の電気抵抗値が大きくなったり、スイッチ18の接触不良や動作不良の発生を防止することができる。
【0030】
この作用ついて図7を用いて説明する。
図7(a)は、図2における断面A−Aを示した概略断面図であり、図7(b)は、図2における断面B−Bを示した概略断面図である。以下は、実装部品を代表してスイッチ18と抜き差しコネクタ20の場合について説明するが、他の実装部品についても同様である。また、当図は、理解を容易にするため実際よりも寸法を誇張して表している。
【0031】
上述のように、フラックス28は、ランド21,23から拡散するものの、開口部24,26に遮られてスイッチレバー32,外部接続端子33側に拡散されない。
この図から明らかなように、フラックス28の拡散の程度をより少なく抑えるために、開口部24,26は、ランド21,23から電気的接点又は機械的可動部(外部接続端子33又はスイッチレバー32)に至る沿面経路EK18,EK20の途中にあればよく、さらには、ランド列の占める範囲21B,22B,23Bのできるだけ近くに形成されるのが好ましい。
【0032】
また、開口部24,26の形状は限定されるものではないが、長孔の場合は、その長手方向をランド列21A,23Aの配列方向と略同じ方向にするのがフラックス28の拡散を一様に抑えるために好ましいものである。
【0033】
一方、開口部を上述したような孔ではなく凹部としてもよい。
図8は、図7と同様の断面において開口部24,26の替わりに凹部34,36を形成した概略断面図である。当図も、理解を容易にするため実際よりも寸法を誇張して表している。
【0034】
凹部34,36はプリント配線板5の所定位置をハーフパンチすることで容易に形成することができる。
この場合も、フラックス28は、ランド21,23から拡散するものの、凹部24,26に遮られてスイッチレバー32,外部接続端子33側に拡散されない。
【0035】
当図から明らかなように、フラックス28の拡散の程度をより少なく抑えるために、凹部34,36は、ランド21,23から電気的接点又は機械的可動部(外部接続端子33又はスイッチレバー32)に至る沿面経路EK18,EK20の途中にあればよく、さらには、ランド列の占める範囲21B,23Bのできるだけ近くに形成されるのが好ましい。
【0036】
また、開口部21B,23Bの形状は限定されるものではないが、細長い凹部にする場合は、その長手方向をランド列21A,23Aの配列方向と略同じ方向にするのがフラックス28の拡散を一様に抑えるために好ましいものである。
【0037】
フラックス28の拡散を妨げる手段は、上述した孔部や凹部でなくてもよく、同様の効果を奏するものであれば形状を自由に設定することができる。
【0038】
上述の構成により、フラックス28は、可変抵抗器19の接点及び可動部側、抜き差しコネクタ20の接続端子33側及びスイッチ18のスイッチノブ32側に移行しないので、電気的接点あるいは機械的可動部にこれが付着することはなく、従って、可変抵抗器19の動作が重くなったり、抜き差しコネクタ20の抵抗値が大きくなったり、スイッチ18の接触不良や動作不良の発生を防止することができる。
【0039】
適用できる実装部品は、実施例の可変抵抗器,抜き差しコネクタ,スイッチに限定されるものではなく、電気的接点又は機械的可動部を有する実装部品に適用できるものであり、特に摺動部を有するものに好適である。
【0040】
ところで、実装する部品によっては、対応するランド列が一列ではないものがある。
図6(d),図6(e)に上述した実施例以外の並びの他のランド40,41を示す。
これらは、3つあるいは4つのランドが2列相当に配列されているものであるが、2列をまとめてランド列としそれらに外接する四角形の領域を範囲とすればよい。また、ランドの配列方向の幅L40,L41についても図に示す長手方向幅となる。
【0041】
さらに、図6(f)には、形状が円形のランド42の場合を示している。
この場合のランド列の範囲42Bは、ランド列に外接する四角形の領域とすればよい。そして、ランドの配列方向の幅L42は図に示す長手方向幅である。
【0042】
このように、ランドの数が増えても、また、ランド形状が四角以外の形状でも同様にランド列と範囲を決めることができるものである。
【0043】
本発明の実施例は、上述した構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において変更が可能である。
【0044】
【発明の効果】
以上詳述したように、本願発明によれば、リフロー半田付け時に生じるフラックスのランドからの拡散移動を妨げる手段を、ランドから電気的接点又は機械的可動部に至る沿面経路の途中に設けたので、このフラックスが実装部品の電気的接点又は機械的可動部に付着して接触抵抗を増やしたり、機械的動作を重くして電気的又は機械的特性を損ねることがないという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実装済みプリント配線板の実施例におけるプリント配線板を示す平面図である。
【図2】本発明の実装済みプリント配線板の実施例を示す平面図である。
【図3】本発明の実装済みプリント配線板を備えたモータの実施例におけるモータを説明する断面図である。
【図4】本発明の実装済みプリント配線板を備えたモータの実施例を示す平面図である。
【図5】本発明の実装済みプリント配線板を備えたモータの実施例を示す側面図である。
【図6】本発明の実装済みプリント配線板の実施例におけるランドを説明する概略図である。
【図7】本発明の実装済みプリント配線板の実施例における要部を説明する概略断面図である。
【図8】本発明の実装済みプリント配線板の他の実施例における要部を説明する概略断面図である。
【図9】従来の実装前のプリント配線板を説明する平面図である。
【図10】従来の実装済みプリント配線板の要部を説明する概略断面図である。
【図11】従来のモータを説明する平面図である。
【符号の説明】
1 ロータ1
2 コイル
3 ロータヨーク
3A 環状壁
3B 孔
4 スピンドル
5 プリント配線板
5A,5B,5C 孔
6 焼結含油軸受
7 軸受ホルダ
8 積層コア
9 カバー
10 スラストプレート
13 ストップリング
14 駆動マグネット
16 バイアスマグネット
17 オイルシール
18 スイッチ
19 可変抵抗器
20 抜き差しコネクタ
18A,19A,20A 投影領域
21,22,23 ランド
21A,22A,23A ランド列
21B,22B,23B (ランド列の)範囲(領域)
24,25,26 開口部(孔部)
28 フラックス
29 ねじ
30 鍔部
30A 孔
31 オイルディフレクタ
32 スイッチレバー(機械的可動部)
33 外部接続端子(電気的接点)
34,36 凹部
40,41,42 (他の)ランド
40A,41A,42A (他の)ランド列
40B,41B,42B (他のランド列の)範囲
50 ステータ
51 モータ本体
52 実装済みプリント配線板
53 突起
EK18,EK20 沿面経路
L21〜L23,L40〜L42 (ランド列の長手の)幅

Claims (4)

  1. 電気的接点又は機械的可動部を有する実装部品と
    これを実装するためのランドを形成したプリント配線板とからなり、
    前記実装部品をリフロー半田付けにより前記プリント配線板上に実装してなる実装済みプリント配線板において、
    前記リフロー半田付け時に生じるフラックスの前記ランドからの拡散移動を妨げる手段を、前記ランドから前記電気的接点又は機械的可動部に至る沿面経路の途中に設けたことを特徴とする実装済みプリント配線板。
  2. 前記手段は、孔部又は凹部であることを特徴とする請求項1記載の実装済みプリント配線板。
  3. 電気的接点又は機械的可動部と複数の電極とを有する実装部品と、
    これを実装するプリント配線板とからなり、
    前記プリント配線板の表面に前記電極の位置に対応するように複数のランドを配列して形成し、前記実装部品を実装してなる実装済みプリント配線板において、
    配列した前記複数のランドをランド列としたとき、前記プリント配線板の前記ランド列に外接する略四角形の領域の外側近傍に、前記ランド列と対向した孔部又は凹部を前記ランド列の長手幅以上の幅を有するように形成したことを特徴とする実装済みプリント配線板。
  4. ステータと、ロータとを備えたモータ本体と、
    請求項1乃至3のいずれか1項に記載の実装済みプリント配線板とからなり、前記プリント配線板に、前記モータ本体を回転駆動する為の回路と前記モータ本体の位置決めをする為の孔とを形成し、前記孔に前記ステータが係合するようにして前記実装済みプリント配線板と前記モータ本体とを一体化したことを特徴とする実装済みプリント配線板を備えたモータ。
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