JP2004133361A - 画像制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】画面aと、画面aを駆動させる画面駆動手段bと、画面駆動手段bの作動を制御する駆動制御手段cと、を備えた画像制御装置において、前記駆動制御手段cは、画面を複数の領域に分割する画面分割部と、分割された領域である分割画面のそれぞれに対して複数パターンの画像パターンを記憶するパターン記憶部と、前記複数の画像パターンを選択的に各分割画面に表示させるとともに、所定のテンポに合わせてこの表示を切り替える表示パターン切替手段fと、を備えていることを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、携帯電話機などの画面において画像を動かす技術に関する。
【0001】
【従来の技術】
従来、携帯電話機において、着信を知らせるにあたっては、着信メロディと呼ばれる音楽により知らせるのが一般的である。
また、近年、携帯電話機には画面が設けられており、この画面を用いて、ユーザの好みの待受画像と呼ばれる画像を表示させ、さらに着信時には、この画像を用いて着信の表示を行うことも行われており、この着信表示において、画像を動かすことも試みられている。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、携帯電話機において上述のように画像を動かそうとした場合、携帯電話機にあっては、その大きさを起因としてメモリやCPUといった情報処理装置として大きな容量を確保することができないため、動きのパターンが限られるという問題や、その画像の動きの速度に限界があり、表現が限られるという問題があった。
【0003】
本発明は、上述の問題点に着目して成されたもので、メモリおよびCPUの容量が小さな構成であっても、画像を動かすにあたり、動きのパターンの拡張を図ることを可能とするとともに、動きの速度を向上させて表現のバリエーションの拡大を図ることのできる画像制御装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するため本発明は、図1のクレーム対応図に示すように、画面aと、画面aを駆動させる画面駆動手段bと、画面駆動手段bの作動を制御する駆動制御手段cと、を備えた画像制御装置において、前記駆動制御手段cは、画面を複数の領域に分割する画面分割部と、分割された領域である分割画面のそれぞれに対して複数パターンの画像パターンを記憶するパターン記憶部と、前記複数の画像パターンを選択的に各分割画面に表示させるとともに、所定のテンポに合わせてこの表示を切り替える表示パターン切替手段fとを、備えていることを特徴とする。
【0005】
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像制御装置において、前記画面aは、携帯電話機の画面であり、前記表示パターン切替手段fにより各分割画面のパターンを切り替えるテンポは、着信メロディのテンポに対応していることを特徴とする。
【0006】
また、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の画像制御装置において、前記表示パターン切替手段fにより表示の切替を任意に書き替え可能な書替手段を備えていることを特徴とする。
【0007】
また、請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像制御装置において、前記画面分割部dは、画面全体の一部の領域を複数の領域に分割していることを特徴とする。
【0008】
また、請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像制御装置において、前記画面分割部dは、人型のキャラクタを頭部と胴部と左右の手の部分と左右の脚の部分とに対応して画面の所定の領域を6領域に分割し、前記パターン記憶部eは、頭部と胴部と左右の手の部分と左右の脚の部分とのそれぞれについて、形状を異ならせた画像パターンを記憶していることを特徴とする。
【0009】
また、請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像制御装置において、前記表示パターン切替手段fは、各分割画面毎にパターンの順番を予め記憶していて、この記憶された順番にパターンを切り替える構成であることを特徴とする。
【0010】
また、請求項7に記載の発明は、請求項3〜6のいずれか1項に記載の画像制御装置において、前記書替手段gは、表示パターン切替部fにおいて各分割画面毎に記憶されているパターンの順番を任意に書き替える手段であることを特徴とする。
【0011】
【発明の作用および効果】
請求項1に記載の発明では、画面上で画像を動かすにあたり、駆動制御手段の表示パターン切替手段が、画面を複数に分割した各分割画面において表示する画像パターンを所定のテンポに合わせて切り替える。このように各分割画面において表示されている画像が切り替わって、画像が動いているように見える。
【0012】
本発明では、画像を動かすにあたり、分割された各分割画面において、予め記憶されている限られた数の画像パターンを切り替えるだけであるために、画像全体における画像パターンを切り替えるのに比べてメモリおよびCPUなどの駆動制御手段の必要な容量を小さくすることができる。
よって、限られたメモリや駆動手段の容量の範囲で、動きのパターンを増やすことができるとともに、動きの速度を向上させることができる。
【0013】
請求項2に記載の発明にあっては、携帯電話機において着信時に着信メロディのテンポに合わせて画像が動く。
このように携帯電話機において着信画像を動かすにあたり、携帯電話機は、搭載できるメモリやCPUなどの駆動制御手段の容量を確保することと、小型化との両立を図ることが難しいが、上述のように、限られたメモリや駆動手段の容量の範囲で、動きのパターンを増やすことができるとともに、動きの速度を向上させることができる新規な携帯電話機を提供することができる。
【0014】
請求項3に記載の発明にあっては、書替手段を操作することによって、表示パターン切替手段による表示の切替を任意に切り替えて、画面により表示される画像の動きを任意に創作することが可能となる。
したがって、特に、請求項2に記載の発明にあっては、着信画像をユーザが任意に創作することが可能な新規な携帯電話機を提供することが可能となる。
【0015】
請求項4に記載の発明にあっては、画面の一部に表示される画像を動かすにあたっては、その画面の一部のみを複数の領域に分割して、この分割画面において表示を切り替える。
このように画面全体を駆動させないから、さらに、メモリやCPUなどの駆動制御手段における必要な容量を小さくすることができ、特に、携帯電話機などのような小型の機器において画面を表示するのに有効となる。
【0016】
請求項5に記載の発明にあっては、駆動制御手段の表示パターン切替部が作動すると、人型のキャラクタにおいて頭部と胴部と左右の手の部分と左右の脚の部分とにおける表示画像パターンが所定のテンポで切り替わり、前記キャラクタがダンスをしているように見える。
このように、キャラクタがダンスをし、また、このダンスを創作することを、メモリやCPUなどの駆動制御手段として小さな容量で可能とする新規な装置を提供することができるもので、特に、携帯電話機において、着信時にキャラクタがダンスをする新規な装置を提供できる。
【0017】
請求項6に記載の発明では、駆動制御手段の表示パターン切替手段は、パターンの順番を予め記憶していて、この記憶された順番にパターンを切り替えるものであるから、パターンの切替を少ない容量の表示パターン切替手段により行うことができ、駆動制御手段の全体の容量を低くすることができる。
【0018】
請求項7に記載の発明は、書替手段は、表示パターン切替部において各分割画面毎に記憶されているパターンの順番を任意に書き替える手段であり、パターンの書替を少ない容量で達成することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
【0020】
以下に、本発明の実施の形態1の動画制御装置を適用した携帯電話機および着信画像システムについて図面に基づき説明する。
なお、この着信画像システムは、携帯電話機2において、着信時に着信メロディを鳴らすとともに、この着信メロディのテンポに合わせて画面において人の形をした画像を踊らせるシステムである。
【0021】
まず、上述した着信画像システムについて説明すると、この着信画像システムは、図2に示すように、企業などの画像提供者が有するデータベースサーバ11およびウエブサーバ12と、このウエブサーバ12に付随した課金認証サーバ13と、ユーザが有している前記携帯電話機2と、この携帯電話機2とウエブサーバ12および課金認証サーバ13とを結ぶ通信ネットワークとしてのインターネット3とを有している。
【0022】
前記データベースサーバ11には、画像を駆動させるプログラムである画像プログラムと、着信メロディならびに着信画像からなる着信駆動データが予め格納されている。
前記ウエブサーバ12は、インターネット3とともに携帯電話機2とデータベースサーバ11との双方向の情報伝達の仲介を行う。このウエブサーバ12には、携帯電話機2からアクセスした際に、携帯電話機2の画面22にウエブ画面(図示省略)を表示させる機能を有している。
前記課金認証サーバ13は、ウエブサーバ12と携帯電話機2とのそれぞれに接続可能であり、両者の認証をもってユーザに対して課金を行う。
【0023】
次に、前記携帯電話機2の構成について説明すると、この携帯電話機2は、コントロールユニット20から信号が出力されるスピーカ21および画面22と、スピーカ21への出力信号を外部に出力する外部出力端子23とを備え、また、コントロールユニット20への入力手段として、キー入力部24およびマイク25を備えている。
さらに、コントロールユニット20は、CPUなどを含み携帯電話機の全般的な動作を制御するコントローラ20aと、このコントローラ20aにより駆動される出力インタフェース20bと、入力をコントローラ20aにより処理可能に変換する入力インタフェース20cと、携帯電話機としての通信処理を実行したり音楽を再生したり画像を再生したりするソフトが記憶されたROM20dと、通信に関するデータや音楽・画像データおよびプログラムなどを書き込み書き替え可能なRAM20eとを備えている。また、コントローラ20aに接続可能な外部記憶媒体20fを取り外し可能に設けることもできる。
【0024】
本実施の形態1では、携帯電話機2において着信画像を表示させるにあたり、まず、ウエブサーバ12にアクセスしてRAM20eに着信画像作動プログラムおよび画像・音楽データをダウンロードするものとする。なお、画像・音楽データは、図4に示すように、曲データMDと、ダンスデータDDとを含んでいる。また、曲データMDは、曲の音階や音色などを含むメロディデータmdと、この曲のテンポに関する曲テンポデータmtdを含んでいる。一方、ダンスデータDDは、後述する表示パターンデータhpdと、ダンスのテンポに関するダンステンポデータdtdを含んでいる。また、前記着信画像作動プログラムは、画像・音楽データに基づいて携帯電話機2の画面22においてダンス画像を作動させるとともに、スピーカ21から音楽を演奏させるためのプログラムである。
【0025】
次に、これら着信画像作動プログラムおよび画像・音楽データをダウンロードする際のウエブサーバ12における処理流れを図3のフローチャートにより説明する。
【0026】
まず、ステップ101では、ウエブサーバ12にアクセスされたか否かを判断し、アクセスがなければ本処理を終了するが、アクセスがあった場合には、ステップ102に進んで、図示を省略したウエブ画面を携帯電話機2の画面22に表示させる処理を行う。
このウエブ画面は、着信画像作動プログラムと画像・音楽データとが選択可能となっており、ステップ103では、ウエブ画面において、着信画像作動プログラムと画像・音楽データとのいずれが選択されたか判断し、着信画像作動プログラムが選択された場合には、ステップ104に進んで着信画像作動プログラムのダウンロードを行う。
このステップ104の処理により、携帯電話機のRAM20eにこの着信画像作動プログラムがダウンロードされる。
【0027】
また、ステップ104のダウンロード処理と並行して、ウエブサーバ12が課金認証サーバ13に対して課金を実行することを伝達し、これを受けて課金認証サーバ13は、携帯電話機2の画面22において、課金することを表示するとともに各携帯電話機2が個別に有しているサブスクライバIDを読み取り、このユーザに対して所定の課金を行う処理を実行する。
【0028】
このステップ104の処理が終了したらステップ105に進んで画像・音楽データのダウンロードと終了を選択する画面を表示するとともに、画像・音楽データのダウンロードが選択されたか否か判断し、画像・音楽データのダウンロードが選択された場合にはステップ200に進み、この選択が成されない場合にはステップ106に進んで、終了が選択されたかあるいは所定の終了条件が成立したか否かの終了判断を行う。ここで終了判断が成された場合には、ステップ107に進んで、ダウンロードの謝礼を述べるなどの所定の終了メッセージを表示する終了処理を実行して終了する。
【0029】
着信画像作動プログラムを入手したユーザは、この着信画像作動プログラムにより駆動させる画像・音楽データを入手する必要がある。
この場合、ユーザは、上記ステップ105あるいはステップ103において画像・音楽データ入手を選択するもので、この選択が行われた場合には、ステップ103からステップ200に進んで携帯電話機の画面において画像・音楽データコンテンツの表示を行う処理を実行する。
この画像・音楽データコンテンツには、画像のキャラクタ(ダンスデータDDに対応している)と、曲目(曲データMDに対応している)とが表示され、ユーザはこれらを選択可能となっている。
ステップ201では、ユーザにより画像キャラクタと曲目との選択が成されたか否か判断し、この選択が行われたらステップ202に進んでこれらのダウンロードを行う。このステップ202のダウンロード処理の場合も、これと並行してウエブサーバ12が課金認証サーバ13に対して課金を実行することを伝達し、これを受けて課金認証サーバ13は、携帯電話機2の画面22において、課金することを表示するとともに各携帯電話機2が個別に有しているサブスクライバIDを読み取り、このユーザに対して所定の課金を行う処理を実行する。
このステップ202の処理が終了したらステップ106の終了判断に進む。
【0030】
次に、着信時について説明する。
上述のようにしてRAM20eに着信画像作動プログラムと画像・音楽データとがダウンロードされた携帯電話機2にあっては、着信時に、メロディを奏でるとともに、このメロディのテンポに合わせて図5に示すキャラクタCがダンスを行う。コントロールユニット20においてこの作動を行う部分が特許請求の範囲の駆動制御手段に相当する。
【0031】
ここで、本実施の形態1におけるキャラクタCを踊らせる仕組みについて説明する。
図5はキャラクタCを示している。このキャラクタCは、図示のように人型を成している。そして、このキャラクタCの形状に応じて画面22の一部の領域を、6つの領域(これを分割画面と称する)22a〜22fに分割して、それぞれキャラクタCの頭部と胴部と左手部と右手部と左足部と右足部とを表示する。このように分割画面22a〜22fは、図示のように画面22の全体ではなしに、画面22においてキャラクタCを表示する一部の範囲を分割しているため、各分割画面22a〜22fにおいて駆動させる画素数は画面22の全体の画素数に比べて極めて少ない数となっている。このようにコントロールユニット20において画面22の一部を図示のように6つに分割させる部分が特許請求の範囲の画面分割部に相当する。
【0032】
上記した分割画面22a〜22fにおいて表示する画像パターンは、本実施の形態では、それぞれ3通りとなっている。
すなわち、頭部については、正対した状態(H−2)と頭部を左右に傾けた状態(H−1,H−3)との3通りである。また、胴部については、直立した状態(B−2)と胴を左右に傾けた状態(B−1,B−3)との3通りである。左右手部については、上腕および下腕を下げた状態(LH−1,RH−1)と上腕および下腕を上に上げたいわゆる万歳状態(LH−2,RH−2)と上腕を下げ下腕を上げた状態(LH−3,RH−3)との3通りである。左右脚部については、大腿および下腿を下方に下げたいわゆる直立姿勢状態(LL−1,RL−1)と大腿を下げ下腿を上げた状態(LL−2,RL−2)と大腿および下腿を上げたいわゆるキック状態(LL−3,RL−3)との3通りである。
なお、各分割画面22a〜22fにおける画像パターン数は、少なければ少ないほど駆動には有利であるが、上記3通りに限定されるものではない。また、各分割画面22a〜22fにおける画像パターン数を、この例では共通化して3通りとしているが、場所により画像パターン数を増減させてもよい。
【0033】
本実施の形態にあっては、着信時には着信画像作動プログラムが画像・音楽データに基づいて作動し、着信メロディを奏でるとともに、この着信メロディのテンポデータにダンスデータのテンポデータを一致させて画像制御を行う。このとき、与えられたテンポのタイミングで、画面において分割された各部の各パターンを選択してキャラクタにダンスをさせる。
すなわち、ダンスデータにおける表示パターンデータは、図6に示すように、各部において表示する画像パターンの組み合わせならびに切り替わりが予め1〜nの数だけ設定されている。この設定を記憶している部分がRAN20eであり、特許請求の範囲のパターン記憶部に相当する。
【0034】
そして、テンポデータに応じてコントローラ20aがこの画像パターンの表示1→2,2→3…n−1→nと順に切り替えると、キャラクタCがダンスしているように見えるもので、この表示を切り替える部分が特許請求の範囲の表示パターン切替手段に相当する。
【0035】
次に、本実施の形態にあっては、このキャラクタCのダンスを創作することができるものであり、以下、その手順について説明する。
この創作は、前述の着信画像作動プログラムに基づいて行うことができる。すなわち、この着信画像作動プログラムには書替機能が設定されているもので、この書替処理の流れを図7のフローチャートに基づいて説明する。
すなわち、携帯電話機2の所定のファンクションキーを操作して書替を選択すると、この書替処理が実行され、まず、ステップ301において、図6に示す表示パターンを画面22に呼び出すて表示する。
次に、ステップ302では、図6に示す表示パターンにおいて、任意の部位(図6において任意の行であってH,RH,LH,B,RL,LLに相当する)の任意のタイミングn(図6において任意の列である)が選択されたか否か判断し、選択された場合には、ステップ303に進んで、この任意の行・列において書替入力(−1〜3の入力)が成されたか否か判断され、書替入力が成されたらステップ304に進み、書替処理を実行する。ここで、1行目1列目を例に説明すると、図6の表示パターンでは、この1行目1列目には−1が設定されている。そこで、この1行目1列目を選択し(ステップ302)、ここに−2を入力する処理を実行すると(ステップ303)、ステップ304の処理により−1から−2への書替が実行される。
このステップ304の書替処理が実行されると、続行するか否かの表示を行い、続行が選択されると、ステップ302〜304の処理を繰り返し、続行が選択されない場合には、書き替えを終了する。
【0036】
したがって、本実施の形態1では、ダウンロードされた画像・音楽データとは異なる画像・音楽データをユーザが形成することができる物であり、すなわち、ユーザはオリジナルのダンスを創作することができる。コントロールユニット20において、以上の書替作動を行う部分が特許請求の範囲の書替手段gに相当する。
【0037】
以上説明したように、本実施の形態1にあっては、以下に列挙する効果を得ることができる。
a)携帯電話機2において、着信メロディに合わせて画面22でキャラクタCをダンスさせるにあたり、画面22の一部をさらに分割した分割画面22a〜22fにおいて、それぞれ、予め記憶されている限られた数の画像パターンを切り替えるだけであるために、画面22の全体における画像パターンを切り替えるのに比べてメモリおよびCPUなどのコントロールユニット20の必要な容量を小さくすることができるとともに、少ない容量でキャラクタCを素早く動かすことができる。
このようにメモリや駆動手段の容量が限られている携帯電話機2において、着信メロディに合わせてキャラクタCをダンスさせることのできる新規な携帯電話機2を提供することができる。
b)本実施の形態1では、画像・音楽データに含まれるダンスデータDDにおいて表示パターンデータhpdを、書替可能としたため、着信時のキャラクタCのダンスをユーザが任意に創作することが可能な新規な携帯電話機を提供することが可能となる。
【0038】
(実施の形態2)
図8は実施の形態2の画像・音楽データを示す。
実施の形態1では、画像・音楽データにあっては、曲データMDとダンスデータDDとをセットでダウンロードするようにしたが、実施の形態2では、これらは単独でダウンロードできるようにしている。
また、実施の形態1では、画像・音楽データのダンスデータDDは、表示パターンデータhpdとダンステンポデータdtdとを1つずつ記憶させたが、実施の形態2では、これらのデータhpd,dtdを複数記憶させている。
【0039】
以下、これについて説明すると、実施の形態2におけるダンスデータDDは、複数のダンスパターンデータDP01,DP02,DP30〜が設定されているもので、各ダンスパターンデータごとに表示パターンデータhpdとダンステンポデータdtdが設定されている。
すなわち、1つのキャラクタCに対して、ディスコダンスやパラパラといった異なるダンスを踊ることができるように、複数のデータhpd,dtdが与えられている。
【0040】
一方、曲データMDは、その曲目に応じたダンスパターンデータmdpが与えられている。すなわち、その曲目がディスコミュージックであればディスコダンスを示すダンスパターンデータmdpが、また、その曲目がユーロビートであれば、パラパラを示すダンスパターンデータmdpが与えられている。
【0041】
したがって、実施の形態2では、1つのキャラクタCのダンスデータDDをダウンロードしておけば、着信メロディの曲目を変更したときに、その曲データMDのダンスパターンデータmdpに応じてキャラクタCが異なるダンスを踊ることになる。
【0042】
以上、図面により実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
例えば、実施の形態にあっては、携帯電話機に適用した例を示したが、画面に画像を表示する装置であれば、ゲーム機など他の機器に適用することができる。
また、実施の形態では、画像制御装置としての携帯電話機2に対して、着信画像作動プログラムと画像・音楽データとをダウンロードにより入手する例を示したが、携帯電話機2を含む画像制御装置に、予めこれらのデータを搭載しておいてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像制御装置を示すクレーム対応図である。
【図2】実施の形態1の画像制御装置を適用した着信画像システムを示す全体システム図である。
【図3】実施の形態1を適用した着信画像システムにおけるウエブサーバの制御流れを示すフローチャートである。
【図4】実施の形態1の画像制御装置における画像・音楽データを示す図である。
【図5】実施の形態1の画像制御装置におけるキャラクタCならびにこれを表示する分割画面を示す図である。
【図6】実施の形態1の画像制御装置における表示パターンデータを示す図である。
【図7】実施の形態1の画像制御装置における書替処理の流れを示すフローチャートである。
【図8】実施の形態2の画像制御装置における画像・音楽データを示す図である。
【符号の説明】
2 携帯電話機
3 インターネット
11 データベースサーバ
12 ウエブサーバ
13 課金認証サーバ
20 コントロールユニット
20aコントローラ
20b出力インタフェース
20c入力インタフェース
20f外部記憶媒体
21 スピーカ
22a分割画面
22 画面
23 外部出力端子
24 キー入力部
25 マイク
C キャラクタ
Claims (7)
- 画面と、
この画面を駆動させる画面駆動手段と、
この画面駆動手段の作動を制御する駆動制御手段と、
を備えた画像制御装置において、
前記駆動制御手段は、前記画面を複数の領域に分割する画面分割部と、分割された領域である分割画面のそれぞれに対して複数パターンの画像パターンを記憶するパターン記憶部と、前記複数の画像パターンを選択的に各分割画面に表示させるとともに、所定のテンポに合わせてこの表示を切り替える表示パターン切替手段と、
を備えていることを特徴とする画像制御装置。 - 請求項1に記載の画像制御装置において、
前記画面は、携帯電話機の画面であり、
前記表示パターン切替手段により各分割画面のパターンを切り替えるテンポは、着信メロディのテンポに対応していることを特徴とする画像制御装置。 - 請求項1または2に記載の画像制御装置において、
前記表示パターン切替手段により表示の切替を任意に書き替え可能な書替手段を備えていることを特徴とする画像制御装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像制御装置において、
前記画面分割部は、画面全体の一部の領域を複数の領域に分割していることを特徴とする画像制御装置。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像制御装置において、
前記画面分割部は、人型のキャラクタを頭部と胴部と左右の手の部分と左右の脚の部分とに対応して画面の所定の領域を6領域に分割し、
前記パターン記憶部は、頭部と胴部と左右の手の部分と左右の脚の部分とのそれぞれについて、形状を異ならせた画像パターンを記憶していることを特徴とする画像制御装置。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像制御装置において、
前記表示パターン切替手段は、各分割画面毎にパターンの順番を予め記憶していて、この記憶された順番にパターンを切り替える構成であることを特徴とする画像制御装置。 - 請求項3〜6のいずれか1項に記載の画像制御装置において、
前記書替手段は、表示パターン切替部において各分割画面毎に記憶されているパターンの順番を任意に書き替える手段であることを特徴とする画像制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008292719A (ja) * | 2007-05-24 | 2008-12-04 | Yazaki Corp | 動画表示装置 |
JP2016071114A (ja) * | 2014-09-30 | 2016-05-09 | 矢崎総業株式会社 | 車両用表示装置 |
-
2002
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