JP2004132468A - 電磁クラッチ・ブレーキ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電力の消費量を抑え、小型の電磁クラッチ・ブレーキ装置を提供。
【解決手段】入力軸11から出力軸13への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構12と出力軸13の回転を制動するブレーキ機構14とがケース15内に配置される。入力軸11に形成された垂直円板部11bには、出力側に第1の摩擦面11cが設けられ、裏側に永久磁石11dが設けられている。ケース15内の出力側には、励磁コイル19aを含むブレーキ側コイル組立体19が固定され、その入力側の面に第2の摩擦面19bが設けられる。出力軸13に固定されたハブ20には板ばね21が取り付けられ、その入力側の面に第1の摩擦面に対向してクラッチ側アーマチュア22が取り付けられ、出力側の面に第2の摩擦面に対向してブレーキ側アーマチュア23が取り付けられている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、入力軸から出力軸への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構と、出力軸の回転を制動するブレーキ機構とが単一のケースに収納された電磁クラッチ・ブレーキ装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の電磁クラッチ・ブレーキ装置は、例えば特許文献1に開示されている。この公報に開示される電磁クラッチ・ブレーキ装置は、筒状のケース内の軸方向の中間にヨークが固定され、このヨークの入力側にクラッチ用コイル、出力側にブレーキ用コイルが組み付けられている。入力軸には、出力軸と一体に回転するロータに設けられた摩擦面に対向して軸方向に変位可能なクラッチ用アーマチュアが取り付けられ、出力軸には、ブレーキ用コイルの出力側に設けられた摩擦面に対向して、軸方向に変位可能なブレーキ用アーマチュアが取り付けられている。
【0003】
クラッチ用コイルに電流を流し、ブレーキ用コイルへの通電を切断すると、クラッチ用アーマチュアがロータに吸着して入力軸の回転を出力軸に伝達し、ブレーキ用アーマチュアは摩擦面から離れて制動は解除される。一方、ブレーキ用コイルに電流を流し、クラッチ用コイルへの通電を切断すると、クラッチ用アーマチュアがロータから離れて動力の伝達が切断され、ブレーキ用アーマチュアが摩擦面に接触して出力軸の回転に制動をかける。
【0004】
特許文献2に開示される電磁クラッチ・ブレーキ装置も、上記とほぼ同様にクラッチ用、ブレーキ用の2つのコイルと、各コイルによって駆動されるアーマチュアとを備えている。
【0005】
【特許文献1】特開2002−195325号公報 (図1)
【特許文献2】特開昭58−77932号公報 (第1図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の電磁クラッチ・ブレーキ装置は、クラッチ用、ブレーキ用に2つのコイルを有し、運転中は交互に通電する必要があるため、電力の消費量が多いという問題がある。
また、2つのコイルのためのスペースを確保する必要があることから、全体小型化が困難であるという問題もある。
さらに、コイルはインダクタンスを持つため、従来例のように2つのコイルで伝達、制動を切り換える場合には、応答性が低くなるという問題がある。
【0007】
本発明は、上述した従来技術の問題点(課題)を解決するもので、電力の消費量を抑えると共に、全体の小型化が可能であり、かつ、応答性の高い電磁クラッチ・ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に記載の電磁クラッチ・ブレーキ装置は、上記課題を解決するために、入力軸から出力軸への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構と、出力軸の回転を制動するブレーキ機構とが単一のケース内に配置された構成において、入力軸に、この入力軸の軸線に対して垂直な垂直円板部が形成され、この垂直円板部には、出力側の面に第1の摩擦面が設けられると共に、永久磁石が設けられ、ケース内の出力側に、励磁コイルを含むブレーキ側コイル組立体が固定され、このブレーキ側コイル組立体の入力側の面には、出力軸の軸線に対して垂直な第2の摩擦面が設けられ、出力軸に、この出力軸と一体に回転するハブが固定され、このハブには、円板状の板ばねが取り付けられ、この板ばねには、入力側の面に、第1の摩擦面に対向して磁性体から成るクラッチ側アーマチュアが取り付けられると共に、出力側の面に、第2の摩擦面に対向して磁性体から成るブレーキ側アーマチュアが取り付けられたことを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載のものでは、ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの非通電時には、永久磁石の磁束によりクラッチ側アーマチュアを第1の摩擦面に吸着させて入力軸の回転をハブを介して出力軸に伝達すると共に、ブレーキ側アーマチュアを第2の摩擦面から離反させ、ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの通電時には、この励磁コイルの磁束により永久磁石の磁力に抗してクラッチ側アーマチュアを第1の摩擦面から離反させると共に、ブレーキ側アーマチュアを第2の摩擦面に吸着させて出力軸の回転に制動をかける。
【0010】
本発明の請求項2に記載の電磁クラッチ・ブレーキ装置は、入力軸から出力軸への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構と、出力軸の回転を制動するブレーキ機構とが単一のケース内に配置された構成において、入力軸に、この入力軸の軸線に対して垂直な垂直円板部が形成され、この垂直円板部には、出力側の面に第1の摩擦面が設けられ、ケース内の垂直円板部より入力側に、励磁コイルを含むクラッチ側コイル組立体が固定され、ケース内の出力側に、出力軸の軸線に対して垂直な第2の摩擦面が設けられると共に、永久磁石が設けられ、出力軸に、この出力軸と一体に回転するハブが固定され、このハブには、円板状の板ばねが取り付けられ、この板ばねの入力側の面には、第1の摩擦面に対向して磁性体から成るクラッチ側アーマチュアが取り付けられ、板ばねの出力側の面には、第2の摩擦面に対向して磁性体から成るブレーキ側アーマチュアが取り付けられていることを特徴とする。
【0011】
この請求項2に記載のものでは、クラッチ側コイル組立体の励磁コイルへの非通電時には、永久磁石の磁束によりブレーキ側アーマチュアを第2の摩擦面に吸着させて出力軸の回転に制動をかけると共に、クラッチ側アーマチュアを第1の摩擦面から離反させ、クラッチ側コイル組立体の励磁コイルへの通電時には、この励磁コイルの磁束により永久磁石の磁力に抗してブレーキ側アーマチュアを第2の摩擦面から離反させると共に、クラッチ側アーマチュアを第1の摩擦面に吸着させて入力軸の回転をハブを介して出力軸に伝達する。
【0012】
本発明の請求項3に記載の電磁クラッチ・ブレーキ装置は、入力軸から出力軸への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構と、出力軸の回転を制動するブレーキ機構とが単一のケース内に配置された構成において、入力軸に、この入力軸の軸線に対して垂直な垂直円板部が形成され、この垂直円板部には、出力側の面に磁性体から成るクラッチ側アーマチュアが第1のばね手段により入力側に付勢されつつ軸方向に移動可能に取り付けられ、ケース内の出力側に、励磁コイルを含むブレーキ側コイル組立体が固定され、このブレーキ側コイル組立体には、磁性体から成るブレーキ側アーマチュアが第2のばね手段により入力側に付勢されつつ軸方向に移動可能に取り付けられ、出力軸に、この出力軸と一体に回転するフランジ付のローターが固定され、このフランジの入力側に、クラッチ側アーマチュアに対向する第1の摩擦面が設けられると共に、このフランジの出力側に、ブレーキ側アーマチュアに対向する第2の摩擦面が設けられていることを特徴とする。
【0013】
この請求項3に記載のものでは、ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの非通電時には、第1のばね手段のばね力によりクラッチ側アーマチュアを第1の摩擦面から離反させると共に、第2のばね手段のばね力によりブレーキ側アーマチュアを第2の摩擦面に接触させて出力軸の回転に制動をかけ、ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの通電時には、この励磁コイルの磁束によりブレーキ側アーマチュアを第2のばね手段の付勢力に抗してブレーキ側コイル組立体側に吸着して第2の摩擦面から離反させると共に、ブレーキ側アーマチュアで飽和した磁束によりクラッチ側アーマチュアを第1のばね手段による付勢力に抗して第1の摩擦面に吸着させて入力軸の回転をローターを介して出力軸に伝達する。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明にかかる電磁クラッチ・ブレーキ装置の実施の形態を図1乃至図7を用いて説明する。
【0015】
第1の実施の形態:
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる電磁クラッチ・ブレーキ装置を示す縦断側面図である。図1に示す第1の実施の形態の電磁クラッチ・ブレーキ装置10Aは、図1中左側に配置されたモータ1と図示せぬ負荷機構との間に介在し、モータ1の回転軸1aに結合する入力軸11の回転を負荷機構側に伝達、切断するクラッチ機構12と、負荷機構側を駆動する出力軸13の回転に制動をかけるブレーキ機構14とを備える。これらの機構は、モータ1側に開放する有底筒状のケース15内に配置されている。
なお、以下の説明では、図1中の左側となるモータ1側を「入力側」、図中右側となる負荷機構側を「出力側」とする。
【0016】
ケース15内の入力側には、ケース15の開放端を覆う円板状のカバー体17が組み付けられている。入力軸11は、回転軸1aが挿入される円筒部11aがボール軸受18aを介してカバー体17の内側に支持されることにより、ケース15に対して回転自在とされている。
また、入力軸11には、この入力軸11の軸線に対して垂直な垂直円板部11bが形成され、この垂直円板部11bには、出力側の面に第1の摩擦面11cが設けられると共に、第1の摩擦面11cの裏側(入力側)にリング状でラジアル異方性を持つ永久磁石11dが入力軸11と同軸に設けられている。
【0017】
なお、入力軸11の垂直板部11bの中心部には、円筒部11aの軸穴に連通する大径の取付穴11eが形成されており、この取付穴11e内にボール軸受18bが填め込まれ、ボール軸受18bの内周には出力軸13の入力側の先端に形成された突起部13aが固定されている。
これにより、入力軸11と出力軸13とは、相互に回転可能に接続される。
【0018】
ケース15内の出力側には、励磁コイル19aを含むブレーキ側コイル組立体19が固定されている。ブレーキ側コイル組立体19の入力側の面には、出力軸13の軸線に対して垂直な第2の摩擦面19bが設けられている。出力軸13は、2つのボール軸受18c、18dを介してブレーキ側コイル組立体19の内側に支持され、ケース15に対して回転自在とされている。
【0019】
一方、出力軸13には、この出力軸13と一体に回転する円板状のハブ20が固定されている。
ハブ20の入力側の面には、1枚の円板状の板ばね21が固定されている。
この板ばね21の入力側の面には、垂直円板部11bの第1の摩擦面11cに対向して磁性体から成るクラッチ側アーマチュア22が取り付けられ、出力側の面には、ブレーキ側コイル組立体19の第2の摩擦面19bに対向して磁性体から成るブレーキ側アーマチュア23が取り付けられている。
即ち、クラッチ側アーマチュア22、ブレーキ側アーマチュア23は、板ばね21を介してリベットねじ(図示せず)等により固定することにより、これら三者が軸方向に一体的に移動可能となっている。
【0020】
なお、板ばね21は、従来技術で説明した特許文献2の図2に示す板ばね27と同様の構成でよい。
この板ばね21の構成を図7に符号27として示している。
図7は、従来技術で説明した板ばね27の平面図を示すもので、板ばね27は、軸孔27a、ハブ固定孔27b、切り欠き27c、アーマチュア固定孔27d、長孔27eを備えいる。
このような板ばね27と同等の構成の板ばね21により、図示しないリベットねじにより、中心側でハブ固定孔を介してハブ20に固定されると共に、周辺部の自由端でアーマチュア22、23をスラスト方向に変位可能に支持する。 この結果、各アーマチュア22、23は永久磁石11dの磁束と、励磁コイル19aへの通電により発生する磁束とのバランスにより、板ばね21のばね圧に抗してスラスト方向に一体に変位するように構成される。
【0021】
電磁クラッチ・ブレーキ装置10Aの使用時には、モータ1の回転軸1aを入力軸11の円筒部11a内に挿入して連結し、出力軸13を減速装置等の負荷機構に接続する。
【0022】
次に、図2(A)、(B)を参照して第1の実施の形態の電磁クラッチ・ブレーキ装置10Aの作用を説明する。図2(A)、(B)は、図1のブレーキ側コイル組立体19と各アーマチュア22、23を含む要部を拡大して示す説明図である。
なお、図1は、図2(A)と同様に励磁コイルへの通電が切断されている状態を示している。
【0023】
モータ1の回転を負荷機構に伝達する場合には、ブレーキ側コイル組立体19の励磁コイル19aへの通電を切断する。
これにより、図2(A)に示すように、永久磁石11dの磁束によりクラッチ側アーマチュア22が入力側に引きつけられ、各アーマチュア22、23は板ばね21を変形させつつ一体的に入力側に変位する。
そして、クラッチ側アーマチュア22が第1の摩擦面11cに吸着することにより、入力軸11と出力軸13が連結され、入力軸11の回転がハブ20を介して出力軸13に伝達される(図1も参照)。この場合、ブレーキ側アーマチュア23は第2の摩擦面19bから離反しているから、制動は解除されている。
【0024】
一方、モータ1の回転の伝達を切断して出力軸13に制動をかける場合には、ブレーキ側コイル組立体19の励磁コイル19aに通電する。これにより、図2(B)に示すように、励磁コイル19aの磁束によりブレーキ側アーマチュア23が一体的に出力側に引きつけられ、各アーマチュア22、23は板ばね21を変形させつつ出力側に変位する。
そして、ブレーキ側アーマチュア23が第2の摩擦面19bに吸着することにより、出力軸13の回転に制動がかけられる。
この場合、クラッチ側アーマチュア22は永久磁石11dの磁力に抗して第1の摩擦面11cから離反するから、動力の伝達は切断される。
【0025】
第1の実施の形態によれば、励磁コイルがブレーキ側の1つのみで足り、動力伝達時には通電の必要がないため、電力の消費量を抑えることができる。また、従来のクラッチ側コイル組立体が不要となるため、部品の配置に必要なスペースが小さくなり、全体の小型化が可能である。
【0026】
第2の実施の形態:
図3は、本発明の第2の実施の形態にかかる電磁クラッチ・ブレーキ装置を示す縦断側面図である。図3において、第1の実施の形態の装置と同一、あるいは同等の部材には、同一符号を付して重複した説明を省略する。
図3に示す第2の実施の形態の電磁クラッチ・ブレーキ装置10Bは、モータ1の回転軸1aに結合する入力軸11の回転を負荷機構側に伝達、切断するクラッチ機構12と、負荷機構側を駆動する出力軸13の回転に制動をかけるブレーキ機構14とを備える。
第1の実施の形態の装置がブレーキ機構側に励磁コイルを備えているのに対し、第2の実施の形態の装置は、クラッチ機構側に励磁コイルを備えている点が相違する。
【0027】
入力軸11には、この入力軸11の軸線に対して垂直な垂直円板部11bが形成され、この垂直円板部11bには、出力側の面に第1の摩擦面11cが設けられている。そして、ケース15内で垂直円板部11bより入力側に、励磁コイル16aを含むクラッチ側コイル組立体16が固定されている。
【0028】
一方、ケース15内の出力側には、出力軸13の軸線に対して垂直な第2の摩擦面19bが設けられると共に、この第2の摩擦面19bの裏面(出力側)には、リング状でラジアル異方性を持つ永久磁石19cが出力軸13と同軸に設けられている。
【0029】
出力軸13には、第1の実施の形態と同様にハブ20が固定され、ハブ20の入力側の面には板ばね21が固定されている。この板ばね21の入力側の面には、垂直円板部11bの第1の摩擦面11cに対向して磁性体から成るクラッチ側アーマチュア22が取り付けられ、出力側の面には、第2の摩擦面19bに対向して磁性体から成るブレーキ側アーマチュア23が取り付けられている。
なお、これらの各アーマチュア22、23が板ばね21を介して一体的に固定されている点は、第1の実施の形態と同様である。
各アーマチュア22、23は永久磁石19cの磁束と、励磁コイル16aへの通電により発生する磁束とのバランスにより、板ばね21のばね圧に抗してスラスト方向に一体に変位する。
【0030】
次に、図4(A)、(B)を参照して第2の実施の形態の電磁クラッチ・ブレーキ装置10Bの作用を説明する。
図4(A)、(B)は、図3のクラッチ側コイル組立体16と各アーマチュア22、23を含む要部を拡大して示す説明図である。なお、図3は、図4(B)と同様に励磁コイルへの通電が切断されている状態を示している。
【0031】
モータ1の回転を負荷機構に伝達する場合には、クラッチ側コイル組立体16の励磁コイル16aに通電する。
これにより、図4(A)に示すように、クラッチ側アーマチュア22が入力側に引きつけられ、各アーマチュア22、23は永久磁石19cの磁力に抗して板ばね21を変形させつつ一体的に入力側に変位する。
そして、クラッチ側アーマチュア22が第1の摩擦面11cに吸着することにより、入力軸11と出力軸13が連結され、入力軸11の回転がハブ20を介して出力軸13に伝達される。この場合、ブレーキ側アーマチュア23は第2の摩擦面19bから離反しているから、制動は解除されている。
【0032】
一方、モータ1の回転の伝達を切断して出力軸13に制動をかける場合には、クラッチ側コイル組立体16の励磁コイル16aへの通電を切断する。これにより、図4(B)に示すように、永久磁石19cの磁力によりブレーキ側アーマチュア23が出力側に引きつけられ、各アーマチュア22、23は板ばね21を変形させつつ出力側に一体的に変位する。
そして、ブレーキ側アーマチュア23が第2の摩擦面19bに吸着することにより、出力軸13の回転に制動がかけられる。この場合、クラッチ側アーマチュア22は第1の摩擦面11cから離反するから、動力の伝達は切断される。
【0033】
第2の実施の形態によれば、励磁コイルがクラッチ側の1つのみで足り、制動時には通電の必要がないため、電力の消費量を抑えることができる。
また、従来のブレーキ側コイル組立体が不要となるため、部品の配置に必要なスペースが小さくなり、全体の小型化が可能である。
【0034】
第3の実施の形態:
図5は、本発明の第3の実施の形態にかかる電磁クラッチ・ブレーキ装置を示す縦断側面図である。図5において、第1の実施の形態の装置と同一、あるいは同等の部材には、同一符号を付して重複した説明を省略する。
図5に示す第3の実施の形態の電磁クラッチ・ブレーキ装置10Cは、モータ1の回転軸1aに結合する入力軸11の回転を負荷機構側に伝達、切断するクラッチ機構12と、負荷機構側を駆動する出力軸13の回転に制動をかけるブレーキ機構14とを備える。
また、第1の実施の形態の装置と同様にブレーキ機構側に励磁コイルを備えている。但し、第3の実施の形態の装置は、第1、第2の実施の形態の装置が永久磁石を備えているのに対し、第1、第2のばね手段を備えているという構成の点が相違する。
【0035】
入力軸11には、この入力軸11の軸線に対して垂直な垂直円板部11bが形成され、この垂直円板部11bには、出力側の面に磁性体から成るクラッチ側アーマチュア22が第1のばね手段である板ばね24(この板ばね24も、図7に示す板ばね27と同様に構成すればよい)により入力側に付勢されつつ軸方向に移動可能に取り付けられている。
【0036】
一方、ケース15内の出力側には、励磁コイル19aを含むブレーキ側コイル組立体19が固定され、このブレーキ側コイル組立体19には、磁性体から成るブレーキ側アーマチュア23が第2のばね手段であるコイルばね25により入力側に付勢されつつ軸方向に移動可能に取り付けられている。
このコイルばね25は、図示のようにコイル組立体19の励磁コイル19aの半径方向の両側に、入力側から軸方向に形成された取付穴19d内に収納してもよいし、励磁コイル19aの一方側に円周方向に亙り複数個設けるようにしてもよい。
【0037】
出力軸13には、この出力軸13と一体に回転するフランジ31付のローター30が固定され、このフランジ31の入力側に、クラッチ側アーマチュア22に対向する第1の摩擦面32が設けられると共に、このフランジ31の出力側に、ブレーキ側アーマチュア23に対向する第2の摩擦面33が設けられている。各アーマチュア22、23は、第1、第2のばね手段の弾性力と、励磁コイル19aへの通電により発生する磁束とのバランスにより、スラスト方向に変位する。
【0038】
次に、図6(A)、(B)を参照して第3の実施の形態の電磁クラッチ・ブレーキ装置10Cの作用を説明する。図6(A)、(B)は、図5のブレーキ側コイル組立体19と各アーマチュア22、23を含む要部を拡大して示す説明図である。なお、図5は、図6(B)と同様に励磁コイルへの通電が切断されている状態を示している。
【0039】
モータ1の回転を負荷機構に伝達する場合には、ブレーキ側コイル組立体19の励磁コイル19aに通電する。これにより、図6(A)に示すように、ブレーキ側アーマチュア23は、コイルばね25の付勢力に抗してブレーキ側コイル組立体19側に引きつけられて吸着し、第2の摩擦面33から離反して制動が解除される。また、ブレーキ側アーマチュア23で飽和した磁束によりクラッチ側アーマチュア22を板ばね24による付勢力に抗して出力側に引きつけ、第1の摩擦面32に吸着させて入力軸11の回転をローター30を介して出力軸13に伝達する。
【0040】
一方、モータ1の回転の伝達を切断して出力軸13に制動をかける場合には、ブレーキ側コイル組立体19の励磁コイル19aへの通電を切断する。これにより、図6(B)に示すように、クラッチ側アーマチュア22は、板ばね24の付勢力により入力側に引きつけられ、第1の摩擦面32から離反し、動力の伝達は切断される。また、ブレーキ側アーマチュア23がコイルばね25の付勢力により入力側に押されて第2の摩擦面33に吸着し、出力軸13の回転に制動がかけられる。
【0041】
第3の実施の形態によれば、励磁コイルがブレーキ側の1つのみで足り、制動時には通電の必要がないため、電力の消費量を抑えることができる。また、従来のクラッチ側コイル組立体が不要となるため、部品の配置に必要なスペースが小さくなり、全体の小型化が可能である。
【0042】
【発明の効果】
本発明は上記のように構成されるから、次に示すような優れた効果を有する。(1)請求項1に記載のように、励磁コイルをブレーキ側にのみ設け、クラッチ側に永久磁石を設けることにより、動力伝達時には通電の必要がないため、電力の消費量を抑えることができる。また、従来のクラッチ側コイル組立体が不要となるため、部品の配置に必要なスペースが小さくなり、全体の小型化が可能である。
さらに、従来のように2つの励磁コイルを用いる場合と比較して、少なくとも制動から伝達への切り換え時には、インダクタンスのない永久磁石の磁力により素早い切り替えが可能となる。
【0043】
(2)請求項2に記載のように、励磁コイルをクラッチ側にのみ設け、ブレーキ側に永久磁石を設けることにより、制動時には通電の必要がないため、電力の消費量を抑えることができる。また、従来のブレーキ側コイル組立体が不要となるため、部品の配置に必要なスペースが小さくなり、全体の小型化が可能である。さらに、従来のように2つの励磁コイルを用いる場合と比較して、少なくとも伝達から制動への切り換え時には、インダクタンスのない永久磁石の磁力により素早い切り替えが可能となる。
【0044】
(3)請求項3に記載のように、励磁コイルをブレーキ側にのみ設け、クラッチ側、ブレーキ側のアーマチュアをばね手段により付勢することにより、制動時には通電の必要がないため、電力の消費量を抑えることができる。また、従来のクラッチ側コイル組立体が不要となるため、部品の配置に必要なスペースが小さくなり、全体の小型化が可能である。
さらに、従来のように2つの励磁コイルを用いる場合と比較して、少なくとも伝達から制動への切り換え時には、ばね手段の付勢力により素早い切り替えが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる電磁クラッチ・ブレーキ装置を示す縦断側面図である。
【図2】図1の装置の動作を示す一部断面図であり、(A)は動力伝達時、(B)は制動時の状態を示す。
【図3】本発明の第2の実施の形態にかかる電磁クラッチ・ブレーキ装置を示す縦断側面図である。
【図4】図3の装置の動作を示す一部断面図であり、(A)は動力伝達時、(B)は制動時の状態を示す。
【図5】本発明の第3の実施の形態にかかる電磁クラッチ・ブレーキ装置を示す縦断側面図である。
【図6】図5の装置の動作を示す一部断面図であり、(A)は動力伝達時、(B)は制動時の状態を示す。
【図7】本発明の各実施の形態で使用される板ばね21又は24に相当する従来例の板ばね27の構成を示す平面図である。
【符号の説明】
10A、10B、10C:電磁クラッチ・ブレーキ装置
11:入力軸
12:クラッチ機構
13:出力軸
14:ブレーキ機構
15:ケース
19:ブレーキ側コイル組立体
16a、19a:励磁コイル
20:ハブ
21、24:板ばね
22:クラッチ側アーマチュア
23:ブレーキ側アーマチュア
25:コイルばね

Claims (3)

  1. 入力軸から出力軸への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構と、前記出力軸の回転を制動するブレーキ機構とが単一のケース内に配置された電磁クラッチ・ブレーキ装置において、
    前記入力軸に、該入力軸の軸線に対して垂直な垂直円板部が形成され、該垂直円板部には、前記出力側の面に第1の摩擦面が設けられると共に、永久磁石が設けられ、
    前記ケース内の出力側に、励磁コイルを含むブレーキ側コイル組立体が固定され、該ブレーキ側コイル組立体の入力側の面には、前記出力軸の軸線に対して垂直な第2の摩擦面が設けられ、
    前記出力軸に、該出力軸と一体に回転するハブが固定され、該ハブには、円板状の板ばねが取り付けられ、該板ばねには、入力側の面に、前記第1の摩擦面に対向して磁性体から成るクラッチ側アーマチュアが取り付けられると共に、出力側の面に、前記第2の摩擦面に対向して磁性体から成るブレーキ側アーマチュアが取り付けられ、
    前記ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの非通電時には、前記永久磁石の磁束により前記クラッチ側アーマチュアを前記第1の摩擦面に吸着させて前記入力軸の回転を前記ハブを介して前記出力軸に伝達すると共に、前記ブレーキ側アーマチュアを前記第2の摩擦面から離反させ、前記ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの通電時には、該励磁コイルの磁束により前記永久磁石の磁力に抗して前記クラッチ側アーマチュアを前記第1の摩擦面から離反させると共に、前記ブレーキ側アーマチュアを前記第2の摩擦面に吸着させて前記出力軸の回転に制動をかけることを特徴とする電磁クラッチ・ブレーキ装置。
  2. 入力軸から出力軸への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構と、前記出力軸の回転を制動するブレーキ機構とが単一のケース内に配置された電磁クラッチ・ブレーキ装置において、
    前記入力軸に、該入力軸の軸線に対して垂直な垂直円板部が形成され、該垂直円板部には、前記出力側の面に第1の摩擦面が設けられ、
    前記ケース内の前記垂直円板部より入力側に、励磁コイルを含むクラッチ側コイル組立体が固定され、
    前記ケース内の出力側に、前記出力軸の軸線に対して垂直な第2の摩擦面が設けられると共に、永久磁石が設けられ、
    前記出力軸に、該出力軸と一体に回転するハブが固定され、該ハブには、円板状の板ばねが取り付けられ、該板ばねの入力側の面には、前記第1の摩擦面に対向して磁性体から成るクラッチ側アーマチュアが取り付けられ、前記板ばねの出力側の面には、前記第2の摩擦面に対向して磁性体から成るブレーキ側アーマチュアが取り付けられ、
    前記クラッチ側コイル組立体の励磁コイルへの非通電時には、前記永久磁石の磁束により前記ブレーキ側アーマチュアを前記第2の摩擦面に吸着させて前記出力軸の回転に制動をかけると共に、前記クラッチ側アーマチュアを前記第1の摩擦面から離反させ、前記クラッチ側コイル組立体の励磁コイルへの通電時には、該励磁コイルの磁束により前記永久磁石の磁力に抗して前記ブレーキ側アーマチュアを前記第2の摩擦面から離反させると共に、前記クラッチ側アーマチュアを前記第1の摩擦面に吸着させて前記入力軸の回転を前記ハブを介して前記出力軸に伝達することを特徴とする電磁クラッチ・ブレーキ装置。
  3. 入力軸から出力軸への回転トルクの伝達・切断を切り換えるクラッチ機構と、前記出力軸の回転を制動するブレーキ機構とが単一のケース内に配置された電磁クラッチ・ブレーキ装置において、
    前記入力軸に、該入力軸の軸線に対して垂直な垂直円板部が形成され、該垂直円板部には、前記出力側の面に磁性体から成るクラッチ側アーマチュアが第1のばね手段により入力側に付勢されつつ軸方向に移動可能に取り付けられ、
    前記ケース内の出力側に、励磁コイルを含むブレーキ側コイル組立体が固定され、該ブレーキ側コイル組立体には、磁性体から成るブレーキ側アーマチュアが第2のばね手段により入力側に付勢されつつ軸方向に移動可能に取り付けられ、前記出力軸に、該出力軸と一体に回転するフランジ付のローターが固定され、該フランジの入力側に、前記クラッチ側アーマチュアに対向する第1の摩擦面が設けられると共に、該フランジの出力側に、前記ブレーキ側アーマチュアに対向する第2の摩擦面が設けられ、
    前記ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの非通電時には、前記第1のばね手段のばね力により前記クラッチ側アーマチュアを前記第1の摩擦面から離反させると共に、前記第2のばね手段のばね力により前記ブレーキ側アーマチュアを前記第2の摩擦面に接触させて前記出力軸の回転に制動をかけ、前記ブレーキ側コイル組立体の励磁コイルへの通電時には、該励磁コイルの磁束により前記ブレーキ側アーマチュアを前記第2のばね手段の付勢力に抗して前記ブレーキ側コイル組立体側に吸着して前記第2の摩擦面から離反させると共に、前記ブレーキ側アーマチュアで飽和した磁束により前記クラッチ側アーマチュアを前記第1のばね手段による付勢力に抗して前記第1の摩擦面に吸着させて前記入力軸の回転を前記ローターを介して前記出力軸に伝達することを特徴とする電磁クラッチ・ブレーキ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103639815A (zh) * 2013-11-20 2014-03-19 苏州蓝王机床工具科技有限公司 重型机床尾架驱动与自锁装置

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