JP2004131971A - 伸縮機構を備えた支持部材 - Google Patents

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中尾 許弘
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Abstract

【課題】露出したネジ部で手指などが傷つけられるようなことがなく安全に使用でき、良好な回転作動性を保持できると共に優れたデザイン性や強度補強性を有する伸縮機構を備えたアウトリガー等の支持部材を提供する。
【解決手段】梯子、脚立、作業台、踊り場等の作業用支持構造の側部に取り付けられ、前記作業用支持構造の姿勢を調整するための伸縮機構を備えた支持部材であって、前記作業用支持構造の側部に連結固定される外筒部24と、外筒部24内に摺動自在に配設され外筒部24に対する相対回転が規制される内筒部25と、外筒部24内に配設され上端が外筒部24の上端に設けた軸受部23に回転自在に枢支されると共に下端が内筒部25の内周に設けた雌ネジ部26aに螺合される回転ネジ軸20と、回転ネジ軸20の上端に固定連結され回転ネジ軸20に回転力を付与する回転力付与部22とを有して伸縮機構を備えた支持部材10、10aを構成させる。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は作業用の梯子や脚立、作業台などを現場の基礎や地盤に据えつける際などにその長さを調整して全体を安定に保持させることのできる伸縮機構を備えた支持部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
建築現場等における柱上作業や屋根作業においては、梯子等の設置面に段差や傾斜等があって水平でないときに梯子の据えつけが不安定になって転倒の危険がある。このため、従来は梯子の下部などを人力で支えたり、梯子等の設置位置を調整可能な保持装置を用いたりして安定保持するようにしている。
例えば特許文献1には、梯子の下端を支持する梯子支持具に左右に伸縮する一組の伸縮アームを設け、その各アームの端部に、内周にネジを形成した縦方向の螺合筒を固定し、その各螺合筒に螺合した高さ調整ネジの各下端に自在継ぎ手を設け、その自在継ぎ手の下面に着地板を取付け、梯子の下端を据える場所が傾斜地、階段地等で梯子の保持位置を調整して全体を水平に保持できるようにした梯子の水平保持装置が記載されている。
【0003】
【特許文献1】
実開平6−20899号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の技術は以下のような課題を有していた。
(1)特許公報1に記載の梯子の水平保持装置は、高さ調整ネジが露出した状態で使用されるために、手指などがこのネジ部に触れてけがをさせるなどの危険性があり、安全性に欠けるという問題があった。
(2)露出したネジ部にペンキ等の塗料片やケレンの際などの泥、ゴミ、ほこり等が付着しやすいために、螺合筒のスムーズな回転が妨げられ、迅速な据えつけができず作業性が悪くなるという問題があった。
(3)水平保持装置の支持分部を矩形状や角形状断面に形成した場合には、高さ調整のための回転動作ができず設置の方向性が決まるような場合があるため、丸形断面のものに限定され、デザイン性や強度の補強性などに欠けるという問題があった。
本発明は上記従来の課題を解決するためになされたもので、その使用時に手指などが露出したネジ部によって傷つけられるようなことがなく安全に使用でき、良好な回転操作性を保持できると共に優れたデザイン性や強度補強性を有する梯子や作業台、土留めパネル等の作業用支持構造に適用される水平調整部材やアウトリガー、支持体等の伸縮機構を備えた支持部材を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するためになされた本発明の内、代表的なものの概要を説明すれば以下のようになる。
(1)本発明の伸縮機構を備えた支持部材は、梯子、脚立、作業台、踊り場、土留めパネル等の作業用支持構造の側部に取り付けられ、前記作業用支持構造を調整して支持するための伸縮機構を備えた支持部材であって、前記作業用支持構造の側部に連結固定される外筒部と、前記外筒部内に摺動自在に配設され前記外筒部に対する相対回転が規制される内筒部と、前記外筒部内に配設され上端が前記外筒部の上端に設けた軸受部に回転自在に枢支されると共に下端が前記内筒部の内周に設けた雌ネジ部に螺合される回転ネジ軸と、前記回転ネジ軸の上端に固定連結され前記回転ネジ軸に回転力を付与する回転力付与部とを有する。
建築用足場構造のアウトリガーや土留め工事などの土留めパネルなどをその面上から抑えて支持するための支持体等に適用される支持部材の回転ネジ軸が外筒部内に内蔵されて外部に露出しない状態で保持され、ゴミやほこりがネジ部に付着しないので、動作信頼性やメンテナンス性に優れている。また、手指が不用意にネジ部に触れて作業者を傷つけるようなことがなく、脚立や梯子、作業台など作業用支持構造の据えつけ操作等を安全かつ迅速に行える。
さらに、回転ネジ軸とこれに螺合される内筒部の内周に設けられた雌ネジ部とのネジ構造により外筒部及びこれに嵌合された内筒部を支持すると共に、回転力付与部を介して回転ネジ軸を回転させる。これによって、回転運動を往復運動に変換して外筒部とこれに嵌合された内筒部の全長を調整して、傾斜や段差を有する基礎面等に梯子や作業台などの作業用支持構造を配置する際に、支持部材で支持される梯子などの設定操作を容易にできる。また、回転力付与部が外筒部から突出して配置されているので、このハンドルを回す操作が容易にでき、作業性にも優れている。
さらに、支持部材に横方向から外力がかかっても、外筒部及び内筒部からなる二重構造としているので、曲げに対する十分な耐久性を確保できる。また、筒部の軸方向に作用する圧縮力は回転ネジ軸で受けることになるが、回転ネジ軸の長さを設定することによって容易に座屈することのない圧縮強さを確保することも可能である。
【0006】
(2)本発明の伸縮機構を備えた支持部材は、梯子、脚立、作業台、踊り場、土留めパネル等の作業用支持構造の側部に取り付けられ、前記作業用支持構造を調整して支持するための伸縮機構を備えた支持部材であって、前記作業用支持構造の側部に連結固定される外筒部と、前記外筒部内に摺動自在に配設され、前記外筒部に対して相対回転可能な内筒部と、前記外筒部内に配設され上端が前記外筒部の内部に連結固定されると共に下端が前記内筒部の内周に設けた雌ネジ部に螺合される固定ネジ軸と、前記内筒部の一端に固定連結され回転力を前記内筒部に付与する回転力付与部とを有している。
これによって、固定ネジ軸が外筒部内に固定配置されてその回転が規制されると共に、外筒部に対して回転可能に嵌合された内筒部を配置し、内筒部の外周に固定されたハンドルなどの回転力付与部を操作して、内筒部を回転させ、固定ネジ軸とこれに螺合される内筒部内周の雌ネジ部からなるネジ機構を用いて支持部材の全長を伸縮させ、支持部材で両翼などが支持される梯子などの姿勢を調整したり、土留めパネルの面を押圧して支持したりできる。
【0007】
(3)本発明の伸縮機構を備えた支持部材は、前記内筒部の下端側を回転自在に支持する基端部材を備えるようにしてもよい。これによって、作業用支持構造の支持アームや地面などの固定部分に連結又は載置される基端部材とは独立に内筒部を回転させることができる。こうして、固定ネジ軸とこの固定ネジ軸が螺合して支持される内筒部内周の雌ネジ部とを相対的に回転させて、内筒部に嵌合して配置された外筒部を有する支持部材の全長を容易に調整できる。
(4)本発明の伸縮機構を備えた支持部材は、前記回転力付与部をハンドル等の手動回転手段により構成することができ、これによって、ハンドルを動かすための駆動用電源などの有無の条件に制約されることなく容易に作業用支持構造の設定作業を行うことができる。
(5)本発明の伸縮機構を備えた支持部材は、前記回転力付与部をモータ等の動力回転手段により構成することができる。これによって、作業台や梯子などの設定作業の効率化が図られると共に、位置センサなどを取り付けることで支持部材が載置される基礎面の変動に応じて姿勢を自動制御することも可能となる。
(6)本発明の伸縮機構を備えた支持部材は、前記外筒部及び前記内筒部は矩形又は多角形断面を有する角管から構成してもよく、支持部材で支持される梯子などの装置の重量や負荷が大きくなる場合の強度補強などを容易に行うことができると共に、デザインの幅などを拡げることが可能になる。また、外筒部に嵌合される内筒部がその内部で回転しないのでネジ軸に回転力を有効に伝達できる。
【0008】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る伸縮機構を備えた支持部材について図面を参照しながら説明する。
図1は実施の形態1の伸縮機構を備えた支持部材が適用される梯子部を含む作業台の正面図、図2はその平面図、図3は支持部材周囲の拡大断面図、図4は支持部材の一部拡大断面図である。
図1において、10、10aは実施の形態1の伸縮機構を備えた左右一対からなる支持部材、11は段差等を有した基礎面G上にそれぞれ立設される支持部材10、10a間を連結支持してその水平方向の長さを伸縮自在に固定するピン止め手段やボルト締め手段等を備えた水平連結部材、12はその下端部側が水平連結部材11に載置されて固定支持される梯子部である。
図3及び図4に示すように支持部材10、10aは、その外周の一部又は全部に雄ネジ部20aが形成された回転ネジ軸20と、回転ネジ軸20の上端部側に係止ピン21aを介して固定された連結部材21と、連結部材21の上部にスプリングピンなどの係止具22aを介して固定された回転力付与部の一例であるネジ軸回転ハンドル部22と、連結部材21を回転自在に軸支する軸受部23と、軸受部23がその上端部側に開口部を覆うように取り付けられ回転ネジ軸20を同心円状にその中心軸部に内蔵させて支持する外筒部24と、外筒部24の内壁にその外周側面が嵌合されて摺動自在に配置された内筒部25と、内筒部25内にピン止め手段又は溶接手段等により固定され回転ネジ軸20の雄ネジ部20aに螺合される雌ネジ部26aを備えたネジ軸支持部26と、内筒部25の下端にボルト27aを介して固定して取り付けられ段差や凹凸、傾斜を有した基礎面G等に載置される基端部材27とを具備している。
【0009】
水平連結部材11はスチールやアルミ等の金属材からなり、図2の平面図に示すように矩形状断面を有する2つの長手部材30、31が角筒状ケース部材32内でその一側面同士が当接して互いに摺動可能な状態で収納されている。
この角筒状ケース部材32の所定位置には穿設されたピン孔33が設けられ、長手部材30、31のそれぞれの内部にはスプリング等の弾性部材34を介して摺動面から係止ピン35を突出させるピン係止部36が設けられている。この係止ピン35の先端をピン孔33に嵌合させることによって、長手部材30、31を積層状態で固定して、長手部材30、31の両端間の長さを所定距離に設定することができる。なお、この角筒状ケース部材32及び長手部材30、31にそれぞれ穿設された係止孔にやボルトやピン等をなどを挿着することで、長手部材30、31の両端間の長さを所定距離に設定するようにしてもよい。
水平連結部材11の長手部材30、31のそれぞれの端部には支持部材取り付け用の係止部材37が配置される。この係止部材37を介して支持部材10、10aの外筒部24が固定されて水平連結部材11の左右に立設させている。
【0010】
支持部材10、10aはスチールやステンレススチール、アルミ、アルミ合金などの金属材からなる。支持部材10、10aは外筒部24及び内筒部25で構成される伸縮筒を有し、外筒部24に固定された回転ネジ軸20及び内筒部25に固定されたネジ軸支持部26を介して螺合された状態で連結されている。
回転ネジ軸20は連結部材21と軸受部23を介して外筒部24の中心軸部に回転自在に配置され、その雄ネジ部20aは外筒部24により外部に露出されることなくカバーされている。
ネジ軸回転ハンドル部22はプラスチックや金属あるいはこれらの複合体などからなり、回転ネジ軸20に連結部材21とスプリングピン22aを介して固定され、スプリングの弾性力によりピンを嵌合部に押圧させて弾性状体に保持して、ネジ軸回転ハンドル部22が容易に外れないようにして固定している。
【0011】
ネジ軸回転ハンドル部22の握り部分は図2に示すように基部より放射状に径部分が膨出拡大して扁平状又は円環状、矩形状などに形成されている。これにより、回転ネジ軸20に人力で回転モーメントを付加して、外筒部24及びこれに嵌合された内筒部25間の位置設定ができる。
外筒部24及び内筒部25はその断面が正方形状や多角形状などの角管で形成され、外筒部24内に嵌合して収納される内筒部25の回転が阻止される。これによって、ネジ軸回転ハンドル部22を回転させたときに、その回転力を回転ネジ軸20に有効に伝達させることができる。また、外筒部24及び内筒部25が平面を有するので、必要に応じてその外部側に補強用のリブ等を取り付けてその強度補強を容易に行うことができる。
基端部材27は内筒部25の下端にボルト27a等を介して内筒部25の軸方向に対してその回転が規制された状態で取り付けられている。
なお、外筒部及び内筒部を円筒状に形成して、固定配置された外筒部に対して内筒部を回転させる場合は、基礎面Gに対して固定して載置される基端部材を軸部を介して内筒部の下端に回転可能に取り付けるようにしてもよい。こうして、基礎面Gに据えつけられた支持部材の内筒部を外筒部に対して回転させることで内部に収納された回転ネジ軸とこれに螺合するネジ軸支持部26を介して支持部材の長さ調整を行うこともできる。
【0012】
以上のように構成された実施の形態1の伸縮機構を備えた支持部材の使用方法について図面を参照しながら説明する。
まず、図1に示すように支持部材10、10aが左右に係止部材37を介して固定された水平連結部材11の左右端部間の長さを、建築現場などの作業条件に応じて調整する。
次に、支持部材10、10aの基端部材27が載置される基礎面Gなどの傾斜や段差などに合わせて、支持部材10、10aの先部に配置されたネジ軸回転ハンドル部22を手で掴んで回転させる。
図3に示すように、ネジ軸回転ハンドル部22に連結部材21を介して連結された回転ネジ軸20の回転により、回転ネジ軸20の雄ネジ部20aに螺合したネジ軸支持部26を軸方向に押し下げたり押し上げたりして、左右の支持部材10、10aにおける外筒部24と内筒部25との相対位置の調節ができる。
こうして、支持部材10、10aのそれぞれの全長を基礎面Gの段差や傾斜等の状態に応じて所定の長さに調整して梯子部12を左右に傾けることなく水平などの安定姿勢に保持させる。
最後に水平連結部材11上に梯子部12を係止具などを介して取り付ける。なお、梯子部12は水平連結部材11上に予め固定しておいてもよい。
【0013】
実施の形態1の伸縮機構を備えた支持部材10、10aは以上のように構成されているので以下の作用を有する。
回転ネジ軸20の雄ネジ部20aが外筒部24内に内蔵されて外部に露出しない状態で保持されるので、ここにゴミやほこりが付着することがなく動作不良など防止できる。
作業者の手指などが雄ネジ部20aに触れることがないので、脚立や梯子、作業台などの据えつけを安全かつ迅速に行える。
ネジ軸回転ハンドル部22を有するので、内筒部25内に固定されたネジ軸支持部26と外筒部24に固定された回転ネジ軸との相対的位置を容易に調整でき、支持部材10、10aによって支持される梯子部12や作業台などを水平に安定して保持させる際の操作性に優れている。
支持部材10、10aの外筒部24及び内筒部25の横断面が矩形状に形成されているので、梯子部12の重量や負荷が大きくなる場合でもその強度補強を容易に行うことができる。
また、外筒部24に嵌合される内筒部25がその内部で回転しないので、ネジ軸回転ハンドル部22を介して回転ネジ軸20に回転力を有効に伝達できる。
【0014】
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る伸縮機構を備えた支持部材について図面を参照しながら説明する。
図5(a)は実施の形態2の伸縮機構を備えた支持部材であり、図5(b)はその変形例の断面図であり、図6は支持部材の動作を示す説明図である。
図5(a)において、40は実施の形態2の伸縮機構を備えた支持部材、41は支持部材40に内蔵保護され雄ネジ部41aが外周に形成された固定ネジ軸、42は固定ネジ軸41の端部側面に係止金具などを挿入してこれを固定支持するネジ軸固定部、43はネジ軸固定部42が係止ピン42aを介して取り付けられてその中心部に内蔵される円筒状の外筒部、44は外筒部43の内壁に嵌合されて摺動自在に配置され円筒状に形成された内筒部、45は内筒部44の上端部側中央に固定され固定ネジ軸41の雄ネジ部41aに螺合される雌ネジ部45aを備えたネジ軸支持部、46は内筒部44の下端に固定され周囲に拡径して設けられた回転力付与部の一例である内筒部回転ハンドル部、47は軸部47aを介して内筒部44に対して回転自在に取り付けられた基端部材である。
【0015】
なお、図5(b)に示す支持部材40aは支持部材40の変形例であって、ネジ軸固定部42をその下端で固定係止する円筒管43aと内筒部44の直径を同径として円筒状カバー43bの中で摺動可能に同軸に配置して、円筒状カバー43bを円筒管43aに固定して外筒部としている。
なお、円筒状カバー43bを溶接やピン止めなどで固定することなく円筒管43aと内筒部44の周囲に摺動できるように配置して用いることもできる。
実施の形態2の伸縮機構を備えた支持部材40、40aは、外筒部43及び内筒部44の断面形状を円形にしている点と、外筒部に内蔵されるネジ軸の回転をネジ軸固定部42で固定すると共に内筒部44を内筒部回転ハンドル部46を介して回転させてその長さを調整できるようにしている点とで、実施の形態1の支持部材10、10aと異なっている。なお、素材等のその他の構成は同様のものを適用できる。
【0016】
実施の形態2の支持部材40、40aは、実施の形態1と同様に左右一対が水平連結部材などを介して互いの接合距離が伸縮自在又は所定の長さで固定され、基礎面Gに対して立設される状態で用いられる。
外筒部43の側面部には図示しない係止部材が設けられて、水平連結部材などに固定され、これによって、外筒部43の軸方向の回転が規制されるようになっている。一方、内筒部44は基端部材47を介して基礎面Gに接地されるが、基端部材47と内筒部44の端部側とが軸部47aを介して回転自在となっているので、内筒部44に固定された内筒部回転ハンドル部46を自在に回すことができる。
こうして、図6に示すように外筒部43内に固定配置された固定ネジ軸41に対して内筒部44に固定されたネジ軸支持部45を回転させ、外筒部43内に嵌合された内筒部44をその長さ方向に摺動させ、梯子などを安定配置させる長さにそれぞれの支持部材40の長さを調整して固定できる。
【0017】
また、実施の形態1のように支持部材本体の長さ方向に突出した状態に内筒部に回転を付与するハンドル部が配置されていないので、周囲の装置類などと干渉することが少なく操作性や汎用性に優れている。
例えば図7に示すような立設状態にない支持部材の構成を有する梯子支持装置50に実施の形態2と同様の構成の支持部材51、52を適用することも可能である。なお、以下の説明においては同様の構成を有するものについは同一の符号を付してその説明を省略する。
この図7においては、図5の内筒部44に回転自在に軸支された基端部材47と同様の構成の連結具53の端部を基礎面G側のアーム部材54に固定するように配置し、内筒部44の外周等に固定して取り付けられた内筒部回転ハンドル部46を把持して回転させる。これによって、外筒部43に固定して内蔵された固定ネジ軸41が内筒部44に固定されたネジ軸支持部45に対して相対的に回転して、全体長さをそれぞれに伸縮させ梯子両翼の左右の傾きを調整できる。
この場合にも固定ネジ軸41の雄ネジ部41aが外筒部43内に内蔵されて保持されるので、ゴミやほこりが付着せず動作信頼性やメンテナンス性などに優れると共に、ネジの露出部がないので据えつけ操作等を安全かつ迅速に行うことができる。また、基端部材を外筒部側に取り付けると共に、内筒部の端部を結合部材を介して回転しないように装置の固定アームなどに固定すると共に、回転力付与部となる外筒部回転ハンドル部を外筒部に設けるようにしてもよい。さらに、これらの回転力付与部を支持部材間を連結する水平連結部材や外筒部などに配置した電動モータや空気圧モータ、油圧モータ等の動力回転手段を用いて駆動させることもできる。これによって、梯子や作業台の設置作業における省力化や、設定操作の効率化等が図られる。
【0018】
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る伸縮機構を備えた支持部材について図面を参照しながら説明する。
図8は実施の形態3の伸縮機構を備えた支持部材の断面図である。
図8において、60は実施の形態3の伸縮機構を備えた支持部材、61は土留め工事等で壁状に対向して形成された施工面M、M’上に配設された一方の土留めパネルPに固定して載置される支持部材60の基端部材、62は基端部材61にその一端側が軸受部61aを介して回転自在に取り付けられる連結部材、63は連結部材62の周囲に拡大して取り付けられたネジ軸回転ハンドル部(回転力付与部)、64はその端部に取り付けられた軸受部64aを介して連結部材62を回転自在に支持する外筒部、65は外筒部64に内蔵され連結部材62の基端側に固定された回転ネジ軸、66は外筒部64の内周に摺動自在に嵌合されると共に外筒部64との相対回転が規制された内筒部、67は内筒部66の端部に配設され回転ネジ軸65の雄ネジ部65aに螺合する雌ネジ部67aを備えたネジ軸支持部、68は内筒部66の他端側に取り付けられ他方の土留めパネルP’に載置されてボルト68aを介して内筒部66をパネル面P’に対して約180度の角度範囲内で回動できるようした基端部材である。
なお、外筒部64及びこれに嵌合される内筒部66は角筒状に形成されて、その軸方向の相互の回転が規制されていて、ネジ軸回転ハンドル部63を介して回転力を回転ネジ軸65に有効に伝達できるようになっている。
【0019】
実施の形態3の伸縮機構を備えた支持部材60は以上のように構成されている。これによって、建築工事や河川工事の現場等におけるパネル等の土留め施工体や構造物の支持調整作業を、そのネジ軸回転ハンドル部63を把持して手動で回転させたり、あるいはモータなどの動力回転手段を用いて駆動させたりして適宜行うことができる。これによって、土留めパネルP、P’に付加される押圧力を所定の圧力に調整して、地盤やパネル等の支持体や支持部材を損傷させることなく適正に保持できる。
外筒部64を左手で支え、右手でネジ軸回転ハンドル部63を回せば、外筒部64とこれに嵌合された内筒部66との全長を伸縮させて簡単に操作できる。
ネジ部については条条ネジなどの二重ネジを用いるようにすれば、ネジ軸回転ハンドル部63の回転数を多くしないでも所定の長さに伸び縮みさせることができる。さらに、ネジ部を角形ネジや台形ネジにすれば、大きな力に耐えるものが設定できる。
なお、支持部材60が適用される土留め工事は、図8に示すようにその土留めパネルが対向して配置されるものだけに限定されるものではない。例えば、支持部材60一方側の基端部材を基礎面に対して所定角度に立設された土留めパネル上に載置し、他方側の基端部材を基礎面に立設された構造物の支柱や壁等の面に載置又は固定して取り付けることもできる。
【0020】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、回転ネジ軸の雄ネジ部が外筒部内に内蔵され外部に露出しない状態で保持され、ゴミやほこりが付着しないので、動作信頼性に優れている。また、手指が不用意にネジ部に触れて作業者を傷つけることがなく、脚立や梯子、作業台など作業用支持構造の据えつけ設定作業等を安全かつ迅速に行える。さらに、ネジ部が形成された回転ネジ軸及びこれに螺合されるネジ軸支持部で、外筒部及びこれに嵌合された内筒部を支持すると共に、回転力付与部を把持して回転させることができる。これにより、棒状体とネジ軸支持部とで構成されたネジ機構で回転運動を往復運動に変換してその伸縮長さを調整でき、傾斜や段差を有する基礎面等に梯子や作業台などを配置する際に、支持部材で支持される梯子などを安定に保持させる操作を容易にできる。また、回転力付与部が外筒部から突出して配置されるので、このハンドルを回す操作が容易にでき、作業性に優れている。
【0021】
請求項2に記載の発明によれば、固定ネジ軸が外筒部に固定されてその回転が規制され、内筒部の外周に固定されたハンドルなどの回転力付与部を把持して操作できるので、伸縮操作を容易に行うことができると共に、長さ方向にハンドルが突出しないので支持部材全体をコンパクトに構成でき、また、固定ネジ軸外筒部に内蔵されているので、固定ネジ軸のネジ部に対するゴミや泥などの付着防止性に優れている。
【0022】
請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の伸縮機構を備えた支持部材において、作業用支持構造の支持アームや地面などの固定部分に連結又は載置される基端部材とは独立に内筒部を回転させることができ、固定ネジ軸とこの固定ネジ軸が螺合して支持される内筒部内周の雌ネジ部とを相対回転させて、内筒部に嵌合して配置された外筒部を有する支持部材の全長を容易に調整できる。
【0023】
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜3の内いずれか1項に記載の伸縮機構を備えた支持部材において、回転力付与部をハンドル等の手動回転手段により構成することができ、ハンドルを動かすための駆動用電源などの有無の条件に制約されることなく容易に作業用支持構造の設定作業を行うことができる。
【0024】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜3の内いずれか1項に記載の伸縮機構を備えた支持部材において、前記回転力付与部をモータ等の動力回転手段により構成しているので、作業台や梯子などの設定作業の迅速化、効率化が図られると共に、位置センサなどを取り付けることで支持部材が載置される基礎面の変動に応じて姿勢を自動制御するようなことも可能となる。
【0025】
請求項6に記載の発明によれば、請求項1に記載の伸縮機構を備えた支持部材において、矩形又は多角形断面を有する外筒部や内筒部が適用でき、支持部材で支持される梯子などの装置の重量や負荷が大きくなる場合の強度補強などを容易に行うことができる。また、外筒部に嵌合される内筒部がその内部で回転しないので、ネジ軸に回転力を有効に伝達できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態1の伸縮機構を備えた支持部材が適用される作業台の正面図
【図2】その平面図
【図3】支持部材周囲の拡大断面図
【図4】支持部材の一部拡大断面図
【図5】(a)実施の形態2の伸縮機構を備えた支持部材の断面図
(b)その変形例の断面図
【図6】支持部材の動作説明図
【図7】実施の形態2の伸縮機構を備えた支持部材の変形例の正面図
【図8】実施の形態3の伸縮機構を備えた支持部材の断面図
【符号の説明】
10、10a 実施の形態1の伸縮機構を備えた支持部材
11 水平連結部材
12 梯子部
20 回転ネジ軸
20a 雄ネジ部
21 連結部材
21a 係止ピン
22 ネジ軸回転ハンドル部(回転力付与部)
22a 係止具(スプリングピン)
23 軸受部
24 外筒部
25 内筒部
26 ネジ軸支持部
26a 雌ネジ部
27 基端部材
27a ボルト
30、31 長手部材
32 角筒状ケース部材
33 ピン孔
34 弾性部材
35 係止ピン
36 ピン係止部
37 係止部材
40 実施の形態2の伸縮機構を備えた支持部材
41 固定ネジ軸
41a 雄ネジ部
42 ネジ軸固定部
42a 係止ピン
43 外筒部
43a 円筒管
43b 円筒状カバー
44 内筒部
45 ネジ軸支持部
45a 雌ネジ部
46 内筒部回転ハンドル部(回転力付与部)
47 基端部材
47a 軸部
50 梯子支持装置
51、52 支持部材
53 連結具
54 アーム部材
60 実施の形態3の伸縮機構を備えた支持部材
61 基端部材
61a 軸受部
62 連結部材
63 ネジ軸回転ハンドル部(回転力付与部)
64 外筒部
64a 軸受部
65 回転ネジ軸
65a 雄ネジ部
66 内筒部
67 ネジ軸支持部
67a 雌ネジ部
68 基端部材
G 基礎面
P、P’ 土留めパネル
M、M’ 施工面

Claims (6)

  1. 梯子、脚立、作業台、踊り場、土留めパネル等の作業用支持構造の側部に取り付けられ、前記作業用支持構造を調整して支持するための伸縮機構を備えた支持部材であって、
    前記作業用支持構造の側部に連結固定される外筒部と、前記外筒部内に摺動自在に配設され前記外筒部に対する相対回転が規制される内筒部と、前記外筒部内に配設され上端が前記外筒部の上端に設けた軸受部に回転自在に枢支されると共に下端が前記内筒部の内周に設けた雌ネジ部に螺合される回転ネジ軸と、前記回転ネジ軸の上端に固定連結され前記回転ネジ軸に回転力を付与する回転力付与部とを有することを特徴とする伸縮機構を備えた支持部材。
  2. 梯子、脚立、作業台、踊り場、土留めパネル等の作業用支持構造の側部に取り付けられ、前記作業用支持構造の姿勢を調整するための伸縮機構を備えた支持部材であって、
    前記作業用支持構造の側部に連結固定される外筒部と、前記外筒部内に摺動自在に配設され、前記外筒部に対して相対回転可能な内筒部と、前記外筒部内に配設され上端が前記外筒部の内部に連結固定されると共に下端が前記内筒部の内周に設けた雌ネジ部に螺合される固定ネジ軸と、前記内筒部の一端に固定連結され回転力を前記内筒部に付与する回転力付与部とを有することを特徴とする伸縮機構を備えた支持部材。
  3. 前記内筒部の下端側を回転自在に支持する基端部材を有することを特徴とする請求項2に記載の伸縮機構を備えた支持部材。
  4. 前記回転力付与部はハンドル等の手動回転手段により構成されていることを特徴とする請求項1〜3の内いずれか1項に記載の伸縮機構を備えた支持部材。
  5. 前記回転力付与部はモータ等の動力回転手段により構成されていることを特徴とする請求項1〜3の内いずれか1項に記載の伸縮機構を備えた支持部材。
  6. 前記外筒部及び前記内筒部は矩形又は多角形断面を有する角管から構成されることを特徴とする請求項1に記載の伸縮機構を備えた支持部材。
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