JP2004131219A - 記録装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】排紙ローラ1本構成機種における排紙時の搬送安定性の向上。
【解決手段】排紙ローラの下流に排紙トレイを排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付け、排紙トレイの回転中心と同軸上に回転駆動力を受ける従動ギアを一体に形成し、排紙ローラの軸上に「ねじりコイルばね」を配置し、ばねの外周にねじりコイルばねと一体に回転する駆動ギアを連結し、前記排紙トレイの従動ギアと噛合させ、ネジリコイルバネと排紙ローラ軸との摩擦力により排紙ローラ軸の回転力を排紙トレイへ伝達する。排紙トレイの位置の切り替えは排紙ローラ軸の回転方向で行い、位置決めは排紙トレイの一部をプラテンへ付き当てる事でねじりコイルバネと排紙ローラ軸が一定の摩擦力で滑る構成とした。又、このねじりコイルばねによる摩擦力を排紙ローラの搬送安定性用の負荷機能と兼ねた為、部品点数を最小限に留める事が出来る。
【選択図】 図1
【解決手段】排紙ローラの下流に排紙トレイを排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付け、排紙トレイの回転中心と同軸上に回転駆動力を受ける従動ギアを一体に形成し、排紙ローラの軸上に「ねじりコイルばね」を配置し、ばねの外周にねじりコイルばねと一体に回転する駆動ギアを連結し、前記排紙トレイの従動ギアと噛合させ、ネジリコイルバネと排紙ローラ軸との摩擦力により排紙ローラ軸の回転力を排紙トレイへ伝達する。排紙トレイの位置の切り替えは排紙ローラ軸の回転方向で行い、位置決めは排紙トレイの一部をプラテンへ付き当てる事でねじりコイルバネと排紙ローラ軸が一定の摩擦力で滑る構成とした。又、このねじりコイルばねによる摩擦力を排紙ローラの搬送安定性用の負荷機能と兼ねた為、部品点数を最小限に留める事が出来る。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報に応じて記録ヘッドを走査して記録用紙(媒体)に記録を行う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェット等の記録装置においては、記録ヘッドを主走査方向に走査し、記録用紙を副走査方向に走査して記録用紙に画像を形成するものが多く存在する。
【0003】
又、記録用紙の副走査方向への走査をLF(搬送)ローラと前記LFローラの搬送可能範囲以外の領域においては前記搬送ローラの下流側に設置された排紙ローラを用いるものがあり、排紙された記録用紙の姿勢を保つために、2本の排紙ローラを用紙搬送方向に並べて設置している機器も多く見受けられる。
【0004】
又、「特開平9−278255号公報」により、排紙トレイを排紙ローラの下流側に配置し、モータ等の別駆動手段により該排紙トレイを回転駆動させ、前記排紙トレイを支持位置又は待避位置に移動可能な構成とし、印刷動作時に用紙の姿勢を保持させるものが公知となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例において、記録用紙の姿勢の安定等を図る目的で排紙ローラを2本搭載した記録装置においては、片側の排紙ローラの送り精度が他方のローラの送り精度に悪影響を及ぼす事が有り、LFローラの搬送可能範囲においては排紙ローラに用紙が到達している場合でもLFローラ主動で記録用紙が搬送されるため、用紙の搬送精度はLFローラの送り精度を高くすれば良いが、LFローラの搬送可能範囲外においては排紙ローラによる送り精度が用紙の搬送精度に大きく影響する。
【0006】
近年、インクジェットプリンタ等画像の高精細化が進んでいる現状においては用紙の送り精度を向上させる事が必要であり、前述した排紙ローラによる送り精度の向上は必要条件となっており、排紙ローラを2本にする場合においては、トータル的な排紙送り精度の向上をさせる為には両方の排紙ローラの精度を同時に向上させる必要が生じ、コストアップに繋がると共に送り精度の安定性を損ねる欠点を有している。
【0007】
又、前述した「特開平9−278255号公報」による排紙ローラが1本構成の記録装置においては、用紙後端がLFローラから外れた時の記録用紙の姿勢を保持する為に、排紙トレイを下流側に回転可能に取り付け、全記録動作が終了する前までは記録用紙の姿勢を保持し、排紙時に回転待避可能にする為に、別駆動手段を追加し前記排紙トレイを回転駆動する実施形態を示しているが、記録装置の大きさ及びコストに大きく影響する懸念を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、排紙ローラの下流に排紙トレイを設け、前記排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付け、該排紙トレイの回転中心と同軸上に回転駆動力を受ける従動ギアを一体に形成し、排紙ローラの軸上に搬送性安定の為に規定量の負荷寄与をする事を兼ねる「ねじりコイルばね」(トルクリミッタばね)を配置し、該ねじりコイルばねの外周に駆動ギアを連結し、該排紙トレイの従動ギアと噛合させ、排紙ローラ軸の回転力を該ネジリコイルバネと排紙ローラ軸との摩擦力により、ねじりコイルばね→排紙トレイ駆動ギア→従動ギア(排紙トレイ)の経路で伝達し、排紙トレイを回転させる構成とした。
【0009】
よって、別駆動源の追加は必要としない為、装置の大きさ及びコストに対する影響を最小限に押さえる事が可能であり、更には、排紙トレイの回転動作中に何らかの外力が排紙トレイに加わっても、前記摩擦力以上の負荷が掛かった場合でも摩擦力以上の力は排紙ローラの回転に対して加わらない為、装置が破壊する事を防止可能である。
【0010】
又、排紙トレイの位置決めは排紙トレイの一部をプラテン若しくは他部材へ付き当てる事で行い、用紙支持時及び収納時のそれぞれの位置においては、前記ねじりコイルバネと排紙ローラ軸が規定の摩擦力で滑る構成としこの摩擦力を排紙ローラの搬送安定性用の負荷として兼ねている。
【0011】
よって、該排紙トレイの記録用紙を下流側に搬送する回転方向(順方向)においては、排紙トレイが記録用紙下面を支持する位置に保持させ、排紙ローラの回転が逆方向に転じた場合においては、排紙トレイを待避位置に移動させ規定位置を保持させる事で、装置の奥行き寸法を大きくせず、排紙ローラを2本使用したものと同等の姿勢保持性能と同時に確実な記録用紙排出性能を実現し、排紙ローラ1本構成の記録装置による画像品位の向上を実現することが可能である。
又、前記ねじりコイルばねを排紙ローラの搬送性安定の為に負荷を寄与するばねと共用したことで、部品点数を最小限にとどめ装置の小型化及びコストを押さえる事が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
<第1の実施形態>
図1〜図11を用いて本発明における第1の実施の形態を説明する。
【0014】
まず図1を用いて本実施形態の基本構成について説明する。
【0015】
図1は本発明の基本構成を表す外観斜視図であり、1はピンチローラホルダ、2はピンチホルダバネ、3はピンチローラ、4は用紙検出レバー、5はLFモータ、6はLFギア、7はLFローラ、8はプラテン、9は用紙検出センサ(フォトインタラプタ)、10は排紙ローラ、11は排紙トレイ、12は排紙伝達ギア、14は記録ヘッド(図6)、15は拍車、16は排紙トレイ駆動ギア、17はねじりコイルばね(トルクリミッタばね)である。
【0016】
ピンチローラホルダ1にはピンチローラ3が複数個回転可能に取り付けられており、ピンチローラホルダ1はシャーシ(不図示)に複数の回転軸1aを中心に回転可能に取り付けられ、複数のピンチローラバネ2が前記ピンチホルダ1を付勢することにより、ピンチローラ3はシャーシに回転可能に取り付けられたLFローラ7に適正なバネ力で付勢され、記録用紙を狭持し協動回転することで図中矢印方向(記録用紙挿入方向)に搬送する。
【0017】
LFローラ7の端部にはLFギア6が取り付けられておりLFローラ7と一体に回転し、LFモータ5の回転がモータギア5aを介してLFギア6に伝達され、LFギア6と一体に回転するLFローラ7に動力を伝達する。
【0018】
プラテン8には2本の排紙ローラ10が回転可能に取り付けられ、排紙ローラ10には複数の排紙ローラゴム10aが一体に形成され、拍車取り付け部材(不図示)に回転可能に取り付けられた複数の拍車15と記録用紙を狭持し協動回転する。
【0019】
前述した排紙ローラ10の端部には排紙ギア10bが一体に取り付けられており、LFギアと噛合している排紙伝達ギア12を介して回転力が伝達され、LFローラ7により搬送されてきた記録用紙を下流側に搬送排出する。
【0020】
ここで図1から図5を用いて排紙トレイの構成について更に説明を加える。
【0021】
図2において16は排紙トレイ駆動ギアであり排紙ローラ軸10cの外周に回転可能に取り付けられ、前記排紙トレイ駆動の内側には、ねじりコイルばね17が同様に排紙ローラ軸10cの外周に規定の締め代を持って回転可能に取り付けられている。
【0022】
又、図5において排紙トレイ11の両側にはヒンジ部11bが一体に成型され、該ヒンジ部11bには一対の回転中心穴11cが設けられ、プラテンの一部に設けられた一対の軸受け部(ボス)8bに対して前記回転中心穴11cが回転可能に勘合し、排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付けられ、排紙トレイの回転中心穴11cと同軸上には排紙トレイ従動ギア11dが排紙トレイ11に一体に設けられ、前記排紙トレイ駆動ギア部16aと噛合している。
【0023】
次に、図3及び図4を用いて排紙トレイギア回りの構成について具体的に説明する。
【0024】
前記ネジリコイルバネ17両端の曲げ起こし部17a、17bは、前記排紙トレイ駆動ギア16の一部に設けられた切り欠き部16bに入り込んでおり、ネジリコイルバネ17は前記排紙トレイ駆動ギア17の内側に設けられた開口部に挿入されている。
【0025】
よって、排紙ローラ軸が上流の駆動源により記録用紙を下流側に搬送する方向(順方向)若しくは逆方向に回転した場合、ねじりコイルばね17は前述のごとく排紙ローラ軸に規定の締め代を持って取り付けられているため、排紙ローラ軸とねじりコイルばね内面との摩擦力により排紙ローラ軸と一体に回転し、前記ねじりコイルばね曲げ起こし部17a若しくは17bにより排紙トレイ駆動ギアの切り欠き部16bを押す事により、排紙トレイ駆動ギア16も又同様に排紙トレイ軸と一体に回転する。
【0026】
よって、前記排紙トレイギア部16aと噛合している排紙トレイ従動ギア11cは、排紙ローラが順方向に回転した場合排紙トレイ11の用紙支持面11aは回転中心を中心として記録用紙下面を支持する位置に回転移動し、排紙ローラ10が逆方向に回転したときは排紙トレイが待避位置に回転移動する。
【0027】
ここで、図6〜図10を用いて排紙トレイの基本動作について具体的に説明する。
【0028】
図6は各ローラがまだ回転を開始していない状態であり、排紙トレイ11の用紙支持面11aは用紙と非接触な位置である待避位置に位置している。
【0029】
図7においては、LFローラ7が時計回りに回転を開始し、記録用紙を下流側に搬送し、この回転と同期して排紙ローラ10も又、時計回りに回転を開始し、前述ねじりコイルばね17と排紙ローラ軸10cとの摩擦力により排紙ローラ軸10cの回転力が排紙トレイ駆動ギア16aを介して排紙トレイ図中反時計回りに回転を開始させる。
【0030】
図8においては、更に排紙トレイ11が回転し、プラテン8の一部に設けられたストッパ8cと排紙トレイ11の一部が当接し、ネジリコイルバネ17と排紙ローラ軸10cは規定の摩擦力により滑るため、排紙トレイの回転はストップし、記録用紙支持面11aは記録用紙下面を支持する位置で留まっている。また、前記摩擦力は排紙ローラ軸の先走りを防止する役割も同時に果たしている。
【0031】
図9においては、更に記録用紙が排紙ローラ10により下流側に搬送され、排紙ローラゴム10aから記録用紙後端が外れた状態を示しているが少なくともこの状態になるまでは排紙ローラの回転は順方向とし、排紙トレイ11の用紙支持面11aもまた、用紙支持部の状態を保持する。
【0032】
図10において、記録用紙後端と排紙ローラゴムのかみ合いが確実に外れた事を規定のシーケンスで検出した後に、排紙ローラ10の回転方向を反時計回りに反転させると、前述したごとくねじりコイルばね17も又排紙ローラ軸10cとの摩擦力により一体に回転し、排紙トレイギア16a、排紙従動ギア11dを介して排紙トレイ11は図中時計回り方向に回転し待避を開始する。
【0033】
図11の状態においては、排紙トレイ11は更に時計回りに回転しプラテン8の一部に設けられたストッパ8dと排紙トレイの一部が当接し、前述のようにネジリコイルバネ17と排紙ローラ軸10cは規定の摩擦力により滑るため、排紙トレイの回転はストップし、記録用紙支持面11aは待避位置に待避しその位置を保持する。この状態において記録用紙後端は排紙トレイから外れ記録装置の外部に排出される。
【0034】
<第2の実施形態>
第1の実施形態においては、排紙軸から排紙トレイに回転力を伝達する方法としてギア列を用いたが、これをカム機構に置き換えても本考案の効果には何ら影響を及ぼさない(不図示)。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案によれば、排紙ローラの下流に排紙トレイを設け、前記排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付け、該排紙トレイの回転中心と同軸上に回転駆動力を受ける従動ギアを一体に形成し、排紙ローラの軸上に搬送性安定の為に規定量の負荷寄与をする事を兼ねる「ねじりコイルばね」(トルクリミッタばね)を配置し、該ねじりコイルばねの外周に駆動ギアを連結し、該排紙トレイの従動ギアと噛合させ、排紙ローラ軸の回転力を該ネジリコイルバネと排紙ローラ軸との摩擦力により、ねじりコイルばね→排紙トレイ駆動ギア→従動ギア(排紙トレイ)の経路で伝達し、排紙トレイを回転させる構成とした。
【0036】
よって、排紙トレイの回転動作中に何らかの外力が排紙トレイに加わっても、前記摩擦力以上の負荷が掛かった場合でも摩擦力以上の力は排紙ローラの回転に対して加わらない為、装置が破壊する事を防止可能である。
【0037】
又、排紙トレイの位置決めは排紙トレイの一部をプラテン若しくは他部材へ付き当てる事で行い、用紙支持時及び収納時のそれぞれの位置においては、前記ねじりコイルバネと排紙ローラ軸が規定の摩擦力で滑る構成としこの摩擦力を排紙ローラの搬送安定性用の負荷として兼ねている。
【0038】
よって、該排紙トレイの記録用紙を下流側に搬送する回転方向(順方向)においては、排紙トレイが記録用紙下面を支持する位置に保持させ、排紙ローラの回転が逆方向に転じた場合においては、排紙トレイを待避位置に移動させ規定位置を保持させる事で、装置の奥行き寸法を大きくせず、排紙ローラを2本使用したものと同等の姿勢保持性能と同時に確実な記録用紙排出性能を実現し、排紙ローラ1本構成の記録装置による画像品位の向上を実現することが可能である。
【0039】
又、前記ねじりコイルばねを排紙ローラの搬送性安定の為に負荷を寄与するばねと共用したことで、部品点数を最小限にとどめ装置の小型化及びコストを押さえる事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の概念斜視図。
【図2】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図3】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図4】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図5】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図6】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図7】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図8】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図9】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図10】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図11】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【符号の説明】
1 ピンチローラホルダ
2 ピンチローラバネ
3 ピンチローラ
4 用紙検出レバー
5 LFモータ
6 LFギア
7 LFローラ
8 プラテン
9 用紙検出センサ
10 排紙ローラ
11 排紙トレイ
12 排紙伝達ギア
14 記録ヘッド
15 拍車
16 排紙トレイ駆動ギア
17 ねじりコイルばね(トルクリミッタばね)
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像情報に応じて記録ヘッドを走査して記録用紙(媒体)に記録を行う記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、インクジェット等の記録装置においては、記録ヘッドを主走査方向に走査し、記録用紙を副走査方向に走査して記録用紙に画像を形成するものが多く存在する。
【0003】
又、記録用紙の副走査方向への走査をLF(搬送)ローラと前記LFローラの搬送可能範囲以外の領域においては前記搬送ローラの下流側に設置された排紙ローラを用いるものがあり、排紙された記録用紙の姿勢を保つために、2本の排紙ローラを用紙搬送方向に並べて設置している機器も多く見受けられる。
【0004】
又、「特開平9−278255号公報」により、排紙トレイを排紙ローラの下流側に配置し、モータ等の別駆動手段により該排紙トレイを回転駆動させ、前記排紙トレイを支持位置又は待避位置に移動可能な構成とし、印刷動作時に用紙の姿勢を保持させるものが公知となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例において、記録用紙の姿勢の安定等を図る目的で排紙ローラを2本搭載した記録装置においては、片側の排紙ローラの送り精度が他方のローラの送り精度に悪影響を及ぼす事が有り、LFローラの搬送可能範囲においては排紙ローラに用紙が到達している場合でもLFローラ主動で記録用紙が搬送されるため、用紙の搬送精度はLFローラの送り精度を高くすれば良いが、LFローラの搬送可能範囲外においては排紙ローラによる送り精度が用紙の搬送精度に大きく影響する。
【0006】
近年、インクジェットプリンタ等画像の高精細化が進んでいる現状においては用紙の送り精度を向上させる事が必要であり、前述した排紙ローラによる送り精度の向上は必要条件となっており、排紙ローラを2本にする場合においては、トータル的な排紙送り精度の向上をさせる為には両方の排紙ローラの精度を同時に向上させる必要が生じ、コストアップに繋がると共に送り精度の安定性を損ねる欠点を有している。
【0007】
又、前述した「特開平9−278255号公報」による排紙ローラが1本構成の記録装置においては、用紙後端がLFローラから外れた時の記録用紙の姿勢を保持する為に、排紙トレイを下流側に回転可能に取り付け、全記録動作が終了する前までは記録用紙の姿勢を保持し、排紙時に回転待避可能にする為に、別駆動手段を追加し前記排紙トレイを回転駆動する実施形態を示しているが、記録装置の大きさ及びコストに大きく影響する懸念を有する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、排紙ローラの下流に排紙トレイを設け、前記排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付け、該排紙トレイの回転中心と同軸上に回転駆動力を受ける従動ギアを一体に形成し、排紙ローラの軸上に搬送性安定の為に規定量の負荷寄与をする事を兼ねる「ねじりコイルばね」(トルクリミッタばね)を配置し、該ねじりコイルばねの外周に駆動ギアを連結し、該排紙トレイの従動ギアと噛合させ、排紙ローラ軸の回転力を該ネジリコイルバネと排紙ローラ軸との摩擦力により、ねじりコイルばね→排紙トレイ駆動ギア→従動ギア(排紙トレイ)の経路で伝達し、排紙トレイを回転させる構成とした。
【0009】
よって、別駆動源の追加は必要としない為、装置の大きさ及びコストに対する影響を最小限に押さえる事が可能であり、更には、排紙トレイの回転動作中に何らかの外力が排紙トレイに加わっても、前記摩擦力以上の負荷が掛かった場合でも摩擦力以上の力は排紙ローラの回転に対して加わらない為、装置が破壊する事を防止可能である。
【0010】
又、排紙トレイの位置決めは排紙トレイの一部をプラテン若しくは他部材へ付き当てる事で行い、用紙支持時及び収納時のそれぞれの位置においては、前記ねじりコイルバネと排紙ローラ軸が規定の摩擦力で滑る構成としこの摩擦力を排紙ローラの搬送安定性用の負荷として兼ねている。
【0011】
よって、該排紙トレイの記録用紙を下流側に搬送する回転方向(順方向)においては、排紙トレイが記録用紙下面を支持する位置に保持させ、排紙ローラの回転が逆方向に転じた場合においては、排紙トレイを待避位置に移動させ規定位置を保持させる事で、装置の奥行き寸法を大きくせず、排紙ローラを2本使用したものと同等の姿勢保持性能と同時に確実な記録用紙排出性能を実現し、排紙ローラ1本構成の記録装置による画像品位の向上を実現することが可能である。
又、前記ねじりコイルばねを排紙ローラの搬送性安定の為に負荷を寄与するばねと共用したことで、部品点数を最小限にとどめ装置の小型化及びコストを押さえる事が可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0013】
<第1の実施形態>
図1〜図11を用いて本発明における第1の実施の形態を説明する。
【0014】
まず図1を用いて本実施形態の基本構成について説明する。
【0015】
図1は本発明の基本構成を表す外観斜視図であり、1はピンチローラホルダ、2はピンチホルダバネ、3はピンチローラ、4は用紙検出レバー、5はLFモータ、6はLFギア、7はLFローラ、8はプラテン、9は用紙検出センサ(フォトインタラプタ)、10は排紙ローラ、11は排紙トレイ、12は排紙伝達ギア、14は記録ヘッド(図6)、15は拍車、16は排紙トレイ駆動ギア、17はねじりコイルばね(トルクリミッタばね)である。
【0016】
ピンチローラホルダ1にはピンチローラ3が複数個回転可能に取り付けられており、ピンチローラホルダ1はシャーシ(不図示)に複数の回転軸1aを中心に回転可能に取り付けられ、複数のピンチローラバネ2が前記ピンチホルダ1を付勢することにより、ピンチローラ3はシャーシに回転可能に取り付けられたLFローラ7に適正なバネ力で付勢され、記録用紙を狭持し協動回転することで図中矢印方向(記録用紙挿入方向)に搬送する。
【0017】
LFローラ7の端部にはLFギア6が取り付けられておりLFローラ7と一体に回転し、LFモータ5の回転がモータギア5aを介してLFギア6に伝達され、LFギア6と一体に回転するLFローラ7に動力を伝達する。
【0018】
プラテン8には2本の排紙ローラ10が回転可能に取り付けられ、排紙ローラ10には複数の排紙ローラゴム10aが一体に形成され、拍車取り付け部材(不図示)に回転可能に取り付けられた複数の拍車15と記録用紙を狭持し協動回転する。
【0019】
前述した排紙ローラ10の端部には排紙ギア10bが一体に取り付けられており、LFギアと噛合している排紙伝達ギア12を介して回転力が伝達され、LFローラ7により搬送されてきた記録用紙を下流側に搬送排出する。
【0020】
ここで図1から図5を用いて排紙トレイの構成について更に説明を加える。
【0021】
図2において16は排紙トレイ駆動ギアであり排紙ローラ軸10cの外周に回転可能に取り付けられ、前記排紙トレイ駆動の内側には、ねじりコイルばね17が同様に排紙ローラ軸10cの外周に規定の締め代を持って回転可能に取り付けられている。
【0022】
又、図5において排紙トレイ11の両側にはヒンジ部11bが一体に成型され、該ヒンジ部11bには一対の回転中心穴11cが設けられ、プラテンの一部に設けられた一対の軸受け部(ボス)8bに対して前記回転中心穴11cが回転可能に勘合し、排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付けられ、排紙トレイの回転中心穴11cと同軸上には排紙トレイ従動ギア11dが排紙トレイ11に一体に設けられ、前記排紙トレイ駆動ギア部16aと噛合している。
【0023】
次に、図3及び図4を用いて排紙トレイギア回りの構成について具体的に説明する。
【0024】
前記ネジリコイルバネ17両端の曲げ起こし部17a、17bは、前記排紙トレイ駆動ギア16の一部に設けられた切り欠き部16bに入り込んでおり、ネジリコイルバネ17は前記排紙トレイ駆動ギア17の内側に設けられた開口部に挿入されている。
【0025】
よって、排紙ローラ軸が上流の駆動源により記録用紙を下流側に搬送する方向(順方向)若しくは逆方向に回転した場合、ねじりコイルばね17は前述のごとく排紙ローラ軸に規定の締め代を持って取り付けられているため、排紙ローラ軸とねじりコイルばね内面との摩擦力により排紙ローラ軸と一体に回転し、前記ねじりコイルばね曲げ起こし部17a若しくは17bにより排紙トレイ駆動ギアの切り欠き部16bを押す事により、排紙トレイ駆動ギア16も又同様に排紙トレイ軸と一体に回転する。
【0026】
よって、前記排紙トレイギア部16aと噛合している排紙トレイ従動ギア11cは、排紙ローラが順方向に回転した場合排紙トレイ11の用紙支持面11aは回転中心を中心として記録用紙下面を支持する位置に回転移動し、排紙ローラ10が逆方向に回転したときは排紙トレイが待避位置に回転移動する。
【0027】
ここで、図6〜図10を用いて排紙トレイの基本動作について具体的に説明する。
【0028】
図6は各ローラがまだ回転を開始していない状態であり、排紙トレイ11の用紙支持面11aは用紙と非接触な位置である待避位置に位置している。
【0029】
図7においては、LFローラ7が時計回りに回転を開始し、記録用紙を下流側に搬送し、この回転と同期して排紙ローラ10も又、時計回りに回転を開始し、前述ねじりコイルばね17と排紙ローラ軸10cとの摩擦力により排紙ローラ軸10cの回転力が排紙トレイ駆動ギア16aを介して排紙トレイ図中反時計回りに回転を開始させる。
【0030】
図8においては、更に排紙トレイ11が回転し、プラテン8の一部に設けられたストッパ8cと排紙トレイ11の一部が当接し、ネジリコイルバネ17と排紙ローラ軸10cは規定の摩擦力により滑るため、排紙トレイの回転はストップし、記録用紙支持面11aは記録用紙下面を支持する位置で留まっている。また、前記摩擦力は排紙ローラ軸の先走りを防止する役割も同時に果たしている。
【0031】
図9においては、更に記録用紙が排紙ローラ10により下流側に搬送され、排紙ローラゴム10aから記録用紙後端が外れた状態を示しているが少なくともこの状態になるまでは排紙ローラの回転は順方向とし、排紙トレイ11の用紙支持面11aもまた、用紙支持部の状態を保持する。
【0032】
図10において、記録用紙後端と排紙ローラゴムのかみ合いが確実に外れた事を規定のシーケンスで検出した後に、排紙ローラ10の回転方向を反時計回りに反転させると、前述したごとくねじりコイルばね17も又排紙ローラ軸10cとの摩擦力により一体に回転し、排紙トレイギア16a、排紙従動ギア11dを介して排紙トレイ11は図中時計回り方向に回転し待避を開始する。
【0033】
図11の状態においては、排紙トレイ11は更に時計回りに回転しプラテン8の一部に設けられたストッパ8dと排紙トレイの一部が当接し、前述のようにネジリコイルバネ17と排紙ローラ軸10cは規定の摩擦力により滑るため、排紙トレイの回転はストップし、記録用紙支持面11aは待避位置に待避しその位置を保持する。この状態において記録用紙後端は排紙トレイから外れ記録装置の外部に排出される。
【0034】
<第2の実施形態>
第1の実施形態においては、排紙軸から排紙トレイに回転力を伝達する方法としてギア列を用いたが、これをカム機構に置き換えても本考案の効果には何ら影響を及ぼさない(不図示)。
【0035】
【発明の効果】
以上説明したように、本考案によれば、排紙ローラの下流に排紙トレイを設け、前記排紙ローラの軸方向を中心として回転可能に取り付け、該排紙トレイの回転中心と同軸上に回転駆動力を受ける従動ギアを一体に形成し、排紙ローラの軸上に搬送性安定の為に規定量の負荷寄与をする事を兼ねる「ねじりコイルばね」(トルクリミッタばね)を配置し、該ねじりコイルばねの外周に駆動ギアを連結し、該排紙トレイの従動ギアと噛合させ、排紙ローラ軸の回転力を該ネジリコイルバネと排紙ローラ軸との摩擦力により、ねじりコイルばね→排紙トレイ駆動ギア→従動ギア(排紙トレイ)の経路で伝達し、排紙トレイを回転させる構成とした。
【0036】
よって、排紙トレイの回転動作中に何らかの外力が排紙トレイに加わっても、前記摩擦力以上の負荷が掛かった場合でも摩擦力以上の力は排紙ローラの回転に対して加わらない為、装置が破壊する事を防止可能である。
【0037】
又、排紙トレイの位置決めは排紙トレイの一部をプラテン若しくは他部材へ付き当てる事で行い、用紙支持時及び収納時のそれぞれの位置においては、前記ねじりコイルバネと排紙ローラ軸が規定の摩擦力で滑る構成としこの摩擦力を排紙ローラの搬送安定性用の負荷として兼ねている。
【0038】
よって、該排紙トレイの記録用紙を下流側に搬送する回転方向(順方向)においては、排紙トレイが記録用紙下面を支持する位置に保持させ、排紙ローラの回転が逆方向に転じた場合においては、排紙トレイを待避位置に移動させ規定位置を保持させる事で、装置の奥行き寸法を大きくせず、排紙ローラを2本使用したものと同等の姿勢保持性能と同時に確実な記録用紙排出性能を実現し、排紙ローラ1本構成の記録装置による画像品位の向上を実現することが可能である。
【0039】
又、前記ねじりコイルばねを排紙ローラの搬送性安定の為に負荷を寄与するばねと共用したことで、部品点数を最小限にとどめ装置の小型化及びコストを押さえる事が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の概念斜視図。
【図2】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図3】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図4】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図5】本発明に関する第1実施形態の形態を表す記録装置の詳細図。
【図6】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図7】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図8】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図9】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図10】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【図11】本発明に関する第1実施形態の基本動作を説明する簡略図。
【符号の説明】
1 ピンチローラホルダ
2 ピンチローラバネ
3 ピンチローラ
4 用紙検出レバー
5 LFモータ
6 LFギア
7 LFローラ
8 プラテン
9 用紙検出センサ
10 排紙ローラ
11 排紙トレイ
12 排紙伝達ギア
14 記録ヘッド
15 拍車
16 排紙トレイ駆動ギア
17 ねじりコイルばね(トルクリミッタばね)
Claims (3)
- 画像を形成したシートを排出部へ排出する記録装置において、
搬送されたシートに画像を形成するための記録手段と、
前記記録後のシートを排出部へ排出するための排出手段と、
前記排出手段よりもシート排出方向下流側において、前記シートの一方面側を支持する支持手段と、
前記支持手段を、排出されるシートを排出部の上方で支持する支持位置と、
前記シートを支持しない退避位置とに移動させるための移動手段とを有する記録装置において、
前記支持手段の移動における回転中心を前記排紙ローラの中心軸方向とし、
前記支持手段に回転を伝達する手段として、前記排紙ローラの軸上に所定の摩擦力を持って正逆両方向に回転可能なクラッチを配置し、前記クラッチの外周に前記クラッチと一体に排紙ローラ軸を中心に回転する動力伝達部材を設置し、
前記クラッチと前記排紙ローラ軸との摩擦力により前記排紙ローラ軸の回転力を前記支持手段に伝達し、
前記支持手段における前記支持位置及び待避位置への移動の切り替えを、前記排紙ローラ軸の正逆回転方向により行う事を特徴とする記録装置。 - 請求項1記載の記録装置において、前記クラッチを前記排紙ローラに対して所定の回転負荷を与える為のねじりコイルばねと兼用した事を特徴とする請求項1記載の記録装置。
- 請求項1乃至請求項2記載の記録装置において、前記動力伝達部材及び前記支持手段の回転軸と同軸線上にギアを形成し、前記動力伝達部材のギアと前記支持手段のギアを噛合させた事を特徴とする請求項1乃至請求項2記載の記録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2002295995A JP2004131219A (ja) | 2002-10-09 | 2002-10-09 | 記録装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2011039817A1 (ja) * | 2009-10-01 | 2011-04-07 | トヨタ自動車株式会社 | 回転軸の振動減衰機構 |
-
2002
- 2002-10-09 JP JP2002295995A patent/JP2004131219A/ja not_active Withdrawn
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