JP2004129215A - 記録オプションのための編集リストを機能強化するためのシステム及び方法 - Google Patents

Abstract

【課題】番組セグメントを記述した詳細な編集スケジュールを使用して、ユーザが興味のある番組セグメントをユーザに記録させるためのシステム及び方法を提供する。
【解決手段】本発明のシステム及び方法は、ディジタル・ビデオ・レコーダのようなユーザの記録装置のための詳細な編集スケジュールを提供する。詳細な編集スケジュールは、ユーザのＤＶＲサービス・プロバイダ１１０によりネットワーク１００を介して提供されるか又は第三者から提供される。詳細な編集スケジュールは、番組内で生じる種々のセグメントを記述する。番組セグメントは、ユーザの興味に合致したコマーシャルも含み得る。ＤＶＲサービス・プロバイダ１１０は、種々のグループの人々によってどのコマーシャル及び番組セグメントが見られ又は記録されたを示すレポートをスポンサに対して作成する。
【選択図】　図１

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般的に云えば、詳細な編集リストを提供するためのシステム及び方法に関する。詳しく云えば、本発明は、ユーザ・プリファレンス又はインタレストに適合した番組セグメントを記録するためにディジタル・ビデオ・レコーダを使用するためのシステム及び方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
今では、ケーブル・テレビ・オペレータ及びサテライト・オペレータのようなビデオ・コンテンツ・プロバイダが、家庭、会社、及び施設にコンテンツの膨大なアレーを提供する。これらのプロバイダは、家庭のテレビを見ているユーザのような消費者に数百もの種々なチャンネルを提供することが多い。今では、消費者は、種々雑多なチャンネルを持っているけれども、極めて多数の選択肢のために、ユーザが現在再生しようとしているお気に入りの番組を見つけることが難しいことが多い。
【０００３】
これらの難問を処理するために、テープレスのディジタル・ビデオ・レコーダ（ＤＶＲ）が開発され、ハード・ディスク・ドライブ又は光ディスク・ドライブのような不揮発性記憶装置上にユーザのお気に入り番組を自動的に記憶させるようにしている。ＤＶＲはＶＣＲと同じであるが、ＤＶＲは、ディジタル（即ち、ランダム・アクセス）媒体上に記録する。更に、ＤＶＲは、それらが、記録すべき番組を識別するために使用される番組ガイドを保持しているという点で、更に「コンテンツ意識の高い（ｃｏｎｔｅｎｔ　ａｗａｒｅ）」ものである。
【０００４】
ＤＶＲは、コンテンツ・プロバイダからコンテンツを受け取るために、ケーブル・テレビ・アウトレットのようなアウトレットに接続している。更に、ＤＶＲは、ＤＶＲサービス・プロバイダから番組情報を受け取る。その番組情報は、スケジュールされた番組のチャンネル及び時間を示す基本的なテレビ・ガイドを含む。一般に、番組ガイドは、ユーザのＤＶＲをＤＶＲサービス・プロバイダに接続する電話モデム・フォン接続のような個別の接続を介してダウンロードされる。番組ガイドは、その接続を介してＤＶＲをＤＶＲサービス・プロバイダに接続することによって、例えば、毎晩更新される。編集スケジュールと呼ばれる番組ガイドのどれを所定のユーザに提供すべきかを知るために、ＤＶＲサービス・プロバイダは、一般に、コンテンツ・プロバイダの名称及び場所を提供するようユーザに要求する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、特定のコンテンツ・プロバイダ（即ち、米国テキサス州オースチンにある　ＡＣＭＥ　ＣＡＢＬＥ　ＳＥＲＶＩＣＥ）に対応する編集スケジュールを検索し、正しい編集スケジュールをユーザに提供することができる。
【０００５】
ユーザは、自分がそのＤＶＲに望んでいる番組を選択し、ＶＣＲと同様に記録する。しかし、ＤＶＲの場合、その装置は、ユーザによって提供されたユーザ・プリファレンスに基づいて番組を記録するようにプログラム可能である。例えば、ユーザが或る特定の番組に対するプリファレンスを表明している場合、ＤＶＲは、ダウンロードされた番組スケジュールを走査して、ユーザがその番組の正確な日付及び時間を表すことを必要とせずに、その番組を自動的に記録することができる。ＤＶＲが記録した番組を見るためには、ユーザは、遠隔のそのＤＶＲにおける「ガイド」キーを押す。そこで、ＤＶＲは、記録され且つそのＤＶＲの不揮発性記憶装置に記憶されている番組をリストする。そこで、ユーザは、見るべき番組を、そのリストから選択することができる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ＤＶＲユーザ及びＤＶＲサービス・プロバイダが直面している難問は、編集スケジュールが、番組をそれの構成セグメント又は部分に分割することなく番組全体に関する詳細を提供するということである。例えば、ユーザは、特定の俳優又は特定のタイプのシーンに興味、即ち、インタレストがあるが、番組全体にはインタレストがないかもしれない。伝統的な編集スケジュール及びテクノロジの場合、ユーザのインタレストに適合した番組を識別することが困難である。更に、たとえ番組が識別されても、その番組全体を記録することなく、ユーザがインタレストを持つその番組の部分だけを記録することは不可能である。そこで、ユーザは、その番組のどの部分がユーザのインタレストに適合するかを決定するために、その記録されたコンテンツを走査するという仕事に直面する。従って、必要なことは、番組セグメントを記述した詳細な編集スケジュールを使用して、ユーザがインタレストを持つ番組セグメントをユーザに記録させるためのシステム及び方法である。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
ディジタル・ビデオ・レコーダのようなユーザの記録装置に詳細な編集スケジュールを提供するシステム及び方法によって、前述の難問が処理されることがわかった。その詳細な編集スケジュールは、ユーザのＤＶＲサービス・プロバイダによって提供可能であるか、又は第三者から提供可能である。その詳細な編集スケジュールは、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、広域ネットワーク（ＷＡＮ）、インターネット、又は公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）のようなネットワークを使用して、ユーザの記録装置に伝送することが可能である。例えば、ユーザは、特定の番組に対する詳細な編集スケジュールを、その番組によって提供されるウェブ・サイト又はその番組のファン・クラブのようなその番組向けのインターネット・ウェブ・サイトからダウンロードすることができる。
【０００８】
詳細な編集スケジュールは、番組内で生じるシーンのような種々のセグメントを記述している。例えば、詳細な編集スケジュールは、特定のセグメントにおいて登場する俳優、そのセグメントにおいて生じるアクションの説明、及びそのセグメントに関する他の面白い特徴を記述することができる。この情報は、ユーザがインタレストを持ち得る番組セグメントを識別するために、ユーザのディジタル・ビデオ・レコーダによって使用される。番組セグメントが識別されるとき、個々のセグメントが番組全体を記録することなく記録可能である。これは、番組のうちの最も面白い部分（セグメント）をユーザが見ることを可能にし、ディジタル・ビデオ・レコーダが、同時には生じないが同じ伝統的な番組時間内には生じる（即ち、同じ半時間のブロック内で生じる）種々のチャンネルにおけるセグメントを記録することも可能にする。
【０００９】
例えば、ユーザが特定の俳優に強いインタレストを示した場合又は番組において起こる自動車の衝突シーンを見ることを楽しみにしている場合、ユーザのディジタル・ビデオ・レコーダは、ユーザ・インタレストとスケジュールされた番組に対する対応した詳細な編集スケジュールと比較する。従って、ユーザ・インタレストに合ったシーン又はセグメントを有する番組が識別され、他のシーンは記録されないけれども、記録されるであろう。このように、トーク・ショー番組において起こる大好きな俳優との１０分間インタビューが、その番組全体を記録することなく記録されるであろう。同様に、種々の番組において起こる「衝突シーン」が、それらの衝突シーンを起こしたその番組全体を記録することなく、記録されるであろう。それらの番組セグメントは、ユーザのお気に入りの俳優が登場するコマーシャル又は衝突シーンが現れるコマーシャルも含み得る。
【００１０】
１つの実施例では、ディジタル・ビデオ・レコーダは、ユーザが記録するシーンを追跡し、その情報をユーザのデモグラフィック（ｄｅｍｏｇｒａｐｈｉｃ）情報と共にＤＶＲサービス・プロバイダに処理のために返送する。一方、ＤＶＲサービス・プロバイダは、どのコマーシャル及び番組セグメントが人々の種々のグループによって見られ又は記録されたかを示すレポートをスポンサに対して作成する。スポンサは、種々の価格レベルにおける種々のタイプの（視聴者に関する大量の情報に対しては高い価格の）レポートをリクエストすることができる。
【００１１】
以上は要約であり、従って、必要に応じて、単純化、一般化、及び詳細部分の省略を含んでいる。従って、その要約が単に例示的なものであり、いずれにしても限定することを意図しないことは、当業者には明らかであろう。特許請求の範囲によってのみ定義されるように、本発明に関する他の局面、発明的特徴、及び利点が後述の非限定的な詳細な説明において明らかになるであろう。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下は、本発明の実施例に関する詳細な説明を行うことを意図しており、本発明自体を限定するように解されるべきではない。むしろ、特許請求の範囲において定義された本発明の範囲内には多数の変更があり得る。
【００１３】
図１は、コンピュータ・ネットワークを使用してコミュニケーションを行うスポンサ、ディジタル・ビデオ記録（ＤＶＲ）サービス、及びＤＶＲユーザのネットワーク図である。ネットワーク１００は、スポンサ１４０、ＤＶＲサービス・プロバイダ１１０、及びＤＶＲユーザ１７０を相互接続するために使用される。ネットワーク１００は、ＬＡＮ、ＷＡＮ、又はインターネットのようなグローバル・ネットワークのようなコンピュータ・ネットワークであってよい。また、ネットワーク１００は、公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）のような電話ベースのネットワークも含む。
【００１４】
スポンサ１４０は、スポンサ付き番組のリスト及びカスタム・コマーシャルのようなスポンサシップ情報メッセージ１５０を、ネットワーク１００を介して、ＤＶＲサービス・プロバイダ１１０に送る。スポンサ１４０は、資金もＤＶＲサービス・プロバイダ１１０に送る。ＤＶＲサービス・プロバイダ１１０によってサービスされたコンテンツのスポンサになることと引き替えに、スポンサ１４０は、そのスポンサ付き全演目（ｍａｔｅｒｉａｌ）の視聴者に関するデータ（メッセージ１６０）を受け取る。このデータは、高レベルの要約レポートから、視聴者に関するデモグラフィック・データを提供する詳細なレポートに及ぶレポート形式のものとなり得る。
【００１５】
ＤＶＲサービス・プロバイダ１１０は、ＤＶＲユーザ及びスポンサからのペイメント情報（ｐａｙｍｅｎｔ）、スポンサシップ・データ、ユーザ・プリファレンス、及び視聴統計を含むインバウンド・メッセージ１２０を受け取る。ＤＶＲサービス・プロバイダ１１０は、ユーザ及びスポンサによる番組選択のための編集リスト、ユーザに送られたスポンサ付きコマーシャル、及びユーザに送られるスポンサ付き番組に関するスポンサシップ・データを含むアウトバウンド・メッセージ１３０を送出する。
【００１６】
ＤＶＲユーザ１７０は、編集リスト、スポンサ付きコマーシャル、及びスポンサ付き番組に関するデータを含むインバウンド・メッセージ１８０をＤＶＲサービス・プロバイダ１１０から受け取る。ＤＶＲユーザ１７０は、それらのディジタル・ビデオ・レコーダを使用し、そのような使用に基づいて、ＤＶＲサービス・プロバイダ１１０にアウトバウンド・メッセージ１９０として送られるユーザ・プリファレンス及び実際の視聴統計を提供する。
【００１７】
図２は、ユーザによるＤＶＲシステムの使用に関する種々の詳細レベルと共にスポンサに提供される３つのレポートの例である。効果レポート（Ｅｆｆｅｃｔｉｖｅｎｅｓｓ　Ｒｅｐｏｒｔ）２１０は、スポンサ付き項目がＤＶＲサービス・プロバイダによって配布されたユーザの数のような基本的なスポンサシップ・データを提供する。更に、その効果レポートは、適用可能である場合、スポンサ付き項目を選択し得た（即ち、表示中のメニュー又はガイドから選択し得た）ユーザの数も含む。更に、効果レポートは、スポンサ付き項目を実際に選択したユーザの数（即ち、スポンサ付き項目を視聴又は記録したユーザの数）も含む。
【００１８】
要約レポート（Ｓｕｍｍａｒｙ　Ｒｅｐｏｒｔ）２２０は、効果レポートにおいて提供された情報と更なるデモグラフィック・データとを含む。例えば、要約レポートは、スポンサ付き項目を選択し得た男性及び女性に対するスポンサ付き項目を受け取った男性及び女性のパーセンテージ及びそのスポンサ付き項目を実際に選択した男性及び女性のパーセンテージを含み得る。同様のデモグラフィック・データが、視聴者の年齢、婚姻の有無、家系又は民族的背景、所得レベル、宗教的信条、性的指向性、及びデモグラフィック分布（即ち、都市／田舎によるもの、及び（又は）州によるもの、及び（又は）国有領域によるもの）に基づいて提供可能である。このデモグラフィック・データは、種々のグループのデモグラフィック構成を決定するために、及びスポンサが所望のデモグラフィック・グループに対するそのスポンサ付き項目を評価するのを助けるために、スポンサによって使用され得る。
【００１９】
詳細レポート（Ｄｅｔａｉｌ　Ｒｅｐｏｒｔ）２３０は、要約レポート２２０において提供されたような要約情報及び個々の視聴者に関する詳細な情報を含む。情報は、名前、住所、電話番号、所得区分、年齢、性別、宗教的信条、家系／民族、性的指向性、及び視聴者に関する他の任意の情報（視聴者の趣味、インタレスト、視聴のプリファレンス等のような情報）を含む。この情報は、無料の又はディスカウントされたＤＶＲ番組編成サービスをユーザに提供することと引き替えに、又は他の方法でユーザを補償することによって、共用され得る。更に、ユーザが機密又はセンシティブであると思うデータを阻止することができるように、又はユーザが手を引いて詳細なレポートに含まれないことを可能にするように、システムを開発することもできる。
【００２０】
図３は、ユーザ・デモグラフィック・データを示すサンプルのユーザ・プロファイルである。ユーザ・プロファイル３００は、ユーザに関するデモグラフィック・データ及びＤＶＲプリファレンス・データを含む。年齢フィールド３１０は、ユーザの現在の年齢又は誕生日を記憶する。性別フィールド３２０は、ユーザの性別を記憶する。婚姻状態フィールド３２５は、ユーザの婚姻状態を記憶する。家系／民族フィールド３３０は、ユーザの家系又は民族上の背景を記憶する。宗教フィールド３４０は、ユーザの宗教的信条又は宗派を記憶する。所得区分フィールド３５０は、ユーザの所得区分を記憶する。趣味／インタレスト・フィールド３６０は、ユーザに対応した趣味及び他のインタレストを記憶する。住所フィールド３７０は、ユーザの街路名を記憶し、都市／州／郵便番号フィールド３７５は、ユーザの都市、州、及び郵便番号情報を記憶する。電話フィールド３８０は、ユーザの電話番号を記憶する。ＤＶＲプリファレンス・フィールド３９０は、ユーザのＤＶＲプリファレンスを記憶する。図示の例では、ユーザは、記録されたユーザの番組プリファレンスに合った部分的な番組を望むであろうし、高品質モードで行われた記録を望むであろう。ユーザ・プロファイル３００に含まれ得る他のフィールドは、ユーザの名前、子供の数、子供及び配偶者の年齢、職業、及びユーザに関する他の任意の種類のデモグラフィック情報を含む。
【００２１】
図４は、ユーザの番組プリファレンスを示すサンプルのユーザ・プロファイルである。等級フィールド４１０は、成長度に即した等級でもって番組を選択的にブロックするために使用される。図示の例では、ＤＶＲは、制限付き（「Ｒ」）、１７歳以下禁止（「ＮＣ−１７」）、又は成人向け（「ＭＡ」）等級を持った番組を記録しないであろう。番組名フィールド４２０は、ユーザが記録したいと思われる番組を含む。番組名は、ユーザがどのくらいその番組を楽しむかに基づいてグループに分けられる。図示の例では、ユーザは、或る番組を「３つ星」等級の番組として等級付けており、一方、他の番組は、「２つ星」及び「１つ星」等級の番組として等級付けられている。通常、２つの番組が同時に（又は、重畳して）放送される場合、ＤＶＲは、最も高い等級を有する番組を選択する。或るＤＶＲサービス会社は、ユーザがショーを希望している程度を示すために、星以外の「サムズ・アップ（ｔｈｕｍｂｓ　ｕｐ）」等級を使用する。
【００２２】
ジャンル・フィールド（ｇｅｎｒｅ　ｆｉｅｌｄ）４３０は、ユーザが楽しく見ている番組のタイプを識別するために使用される。再び、ジャンルは、そのタイプの番組編成をユーザが如何に楽しんでいるかに基づいて種々のカテゴリに分けられる。図示の例では、ユーザは、３つ星（最高）プリファレンスのジャンルとして「喜劇場面」を等級付け、「フットボール」及び「ドキュメンタリ」が２つ星ジャンルとしてそれに続き、「ドラマ」が１つ星ジャンルになる。或る実施例では、最高プリファレンスの番組名が放送されないとき、ＤＶＲは、番組のジャンル、俳優、及びディレクタに基づいて別の番組を選択することができる。
【００２３】
俳優フィールド（ａｃｔｏｒｓ　ｆｉｅｌｄ）４４０は、ＤＶＲユーザの最も好きな俳優を識別するために使用される。再び、俳優は、ユーザが特定の俳優を好きである程度に基づいたカテゴリ（３つ星から１つ星まで）に分けられる。
【００２４】
ディレクタ・フィールド（ｄｉｒｅｃｔｏｒ　ｆｉｅｌｄ）４５０は、ＤＶＲユーザの最も好きなディレクタを識別するために使用される。再び、ディレクタは、ユーザが特定のディレクタを好きである程度に基づいたカテゴリ（３つ星から１つ星まで）に分けられる。
【００２５】
図５は、番組に関するメタデータを有する番組編成編集スケジュールの一例である。編集スケジュール５００は、番組が放送される日付（５１０）、その放送の開始時間（５２０）、その放送の終了時間（５２５）、その番組が放送されるチャンネル（５３０）、及び独特の番組識別子（５３５）を含む。
【００２６】
メタデータ５４０は、編集スケジュールに含まれた番組に対して維持される。特定の番組に対して維持されたメタデータは、番組名（５４５）、番組又はエピソードの主題（５５０）、エピソード番号（５５５）、番組の等級（５６０、即ち、「Ｙ」、「Ｇ」、「ＰＧ」、「Ｒ」等）、番組の長さ（５６５）、番組が制作された年（５７０）、番組で主役を演じる俳優（５７５）、番組のジャンル（５８０）、番組のディレクタ（５８５）、及び番組又はエピソードの説明（５９０）を含み得る。メタデータは、ユーザがそのユーザ・プリファレンスに基づいて楽しく見ることができそうな番組を選択する場合、ＤＶＲによってサーチ可能である。
【００２７】
図６は、ユーザのＤＶＲに対して選択されたカスタム・コマーシャルを有する機能強化された編集スケジュールを示すシステム図である。ＤＶＲサービス・プロバイダ６００は、１つ又は複数のＤＶＲクライアント（即ち、ユーザ）に対してクライアント・プロファイル６０５を維持する。そのＤＶＲサービス・プロバイダは、コンテンツ・プロデューサ６２０から詳細な編集スケジュール６１０を受け取る。その詳細な編集スケジュール６１０は、図５に示された編集スケジュールと同じである。しかし、その詳細な編集スケジュールは、コマーシャルが放送されるようにスケジュールされた時間ブロックを含む。
【００２８】
アドバタイザ（ａｄｖｅｒｔｉｓｅｒ）６２５は、そのアドバタイザが種々の番組中に放送したいコマーシャル６１５を作成する。アドバタイザは、そのコマーシャル及びそのコマーシャルのターゲット視聴者に関する情報を提供するコマーシャル・メタデータ６３０を含む。コマーシャル・メタデータ６３０は、ユーザのデモグラフィックス、インタレスト、及びプリファレンスとコマーシャルとを適合させるコマーシャル・データベース６２１を作成するために使用される。例えば、靴の会社は、それらの靴を販売するために３つの異なるコマーシャル、即ち、子供向けの第１のコマーシャル、１０代の若い成人向けの第２のコマーシャル、並びに、中年及び老人向けの第３のコマーシャル、を作成することがあり得る。従って、データベース６２１は、視聴者のデモグラフィック・データに基づいて、視聴者に最も適したコマーシャルを選択するために使用可能である。
【００２９】
ＤＶＲサービス・プロバイダ６００は、クライアント・プロファイル６０５及びコマーシャル・データベース６２１を使用して、特定の視聴者に適したコマーシャル６１５を選択する。選択されたコマーシャル６４０及び詳細な編集スケジュール６４５がネットワーク６５０を介してクライアントのＤＶＲ６５５に送られる。
【００３０】
ＤＶＲ６５５は、ネットワーク６５０から詳細な編集スケジュール及び選択されたコマーシャル６７０を受け取る。ＤＶＲユーザは、ＤＶＲ入力装置６８４を使用して選択を行わせ、ＤＶＲ６５５に記憶されるそのユーザに関するデモグラフィック・データ６８８を提供させる。ユーザのプリファレンス及びデモグラフィック・データ６７５がネットワーク６５０を介してＤＶＲサービス・プロバイダ６００に定期的に返送される。そこでは、それらは、ブロック６３５を介してメッセージとして受け取られる。
【００３１】
ＤＶＲ６５５は、記録すべき及び（又は）テレビジョン・モニタ６９５においてユーザに対して再生すべき番組を選択する。ＤＶＲ６５５は、コンテンツ・プロバイダ６６０からコンテンツを受け取る。コンテンツ・プロバイダ６６０は、ケーブル・テレビ会社、衛星テレビ会社等を含む。コンテンツ・プロバイダ６６０は、コンテンツ・プロデューサ６２０からコンテンツを受け取る。コンテンツ・プロデューサ６２０は、ＡＢＣ、ＮＢＣ、及びＣＢＳのようなネットワーク、並びにケーブル・ネットワーク・プロバイダ（Ｄｉｓｃｏｖｅｒ、ＴＬＣ、ＥＳＰＮ、その他）を含む。
【００３２】
ＤＶＲ６５５は、詳細な編集スケジュールを使用して、ＤＶＲサービス・プロバイダ６００からＤＶＲに送られたコマーシャルを挿入すべき時を決定する。コマーシャルは、動的態様又は固定態様で挿入可能である。靴のコマーシャルの例では、スポンサは、その靴のコマーシャルが特定の番組中に再生されることをリクエストすることができるし、或いは、そのコマーシャルが或るタイプの番組（例えば、スポーツ番組）中に再生されることをリクエストすることもできる。ＤＶＲ６５５は、記録又は再生されるコマーシャルを追跡し、記録されたコマーシャル・タリー（ｔａｌｌｙ）６８０をＤＶＲサービス・プロバイダ６００に返送する。その記録されたコマーシャル・タリー６８０は、実際に再生又は記録されたコマーシャルに対してアドバタイザに課金するためにも使用可能である。更に、アドバタイザは、アドバタイザのコマーシャルを再生／記録したユーザに関するデモグラフィック・データを受け取り得る。種々のレベルのレポートが、種々のコストでアドバタイザに提供可能である（アドバタイザに提供されたレポート・データに関する詳細に関しては、図２を参照）。
【００３３】
図７は、アドバタイザからＤＶＲサービスにコマーシャルを提供するための、及びＤＶＲサービス・プロバイダからアドバタイザにレポートを返送するためのフローチャートである。
【００３４】
アドバタイザの処理は、ブロック７００において開始する。そこで、アドバタイザは、コマーシャル及びそのコマーシャルを記述するメタデータを作成する（ステップ７０５）。コマーシャルは、コマーシャル・データ記憶装置７１０に記憶され、メタデータは、コマーシャル・メタデータ記憶装置７１５に記憶される。コマーシャルを記述するメタデータは、そのコマーシャルによってターゲットとされている人々に関するデモグラフィック・データ、インタレスト、及びプリファレンスのようなターゲット聴視者要素を含み得る。メタデータは、コンテンツ・タイプ（即ち、ジャンル）、そのコマーシャルに登場する俳優、アドバタイザがそのコマーシャルを放映したい期間中の番組名、及びそのコマーシャルに対して割り当てられた予算を表す予算データのような番組の特徴（即ち、そのコマーシャルがプライム・タイム中に放映されるか、そのコマーシャルが示されるべき１日当たり又は１週当たりの回数等）も含み得る。
【００３５】
アドバタイザは、ＤＶＲサービス・プロバイダに関する預金口座を設定し（ステップ７２０）、その預金口座を開かせるためにＤＶＲサービス・プロバイダにペイメントを送る。ＤＶＲサービス・プロバイダの処理がステップ７２５において開始する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、預金口座を開くことを求めるアドバタイザのリクエストを受け取る。その場合、アドバタイザは、識別番号を割り当てられ、そのアドバタイザに対する預金口座が作らされる（ステップ７３０）。
【００３６】
アドバタイザは、そのアドバタイザがコマーシャルを配布させるために使いたい予算と共に、コマーシャルのディジタル・コピー及びそのコマーシャルを説明したメタデータをＤＶＲサービス・プロバイダのクライアントに送る（ステップ７３５）。ＤＶＲサービス・プロバイダは、アドバタイザからコマーシャル及びメタデータを受け取る（ステップ７４０）。コマーシャルは、不揮発性の記憶装置に記憶される。メタデータは、多くのコマーシャルに関する情報を含むデータベースに含まれる（ステップ７４５）。コマーシャル・メタデータ及びそれの個々のクライアントのデモグラフィックス、インタレスト、及びプリファレンスに関するＤＶＲサービス・プロバイダの知識に基づいて、ＤＶＲクライアントがコマーシャルを受け取るために選択される（ステップ７５０）。コマーシャル、メタデータ、及び編集スケジュール（コマーシャル・ブレーク情報を有する）がその選択されたＤＶＲクライアントに送られる（ステップ７５５）。コマーシャルをＤＶＲクライアントに送るとき、ＤＶＲサービス・プロバイダのサービスに対する請求書と共にそのコマーシャルが送られるＤＶＲクライアントに対応した１つ又は複数のレポートが作成される（ステップ７６０）。ＤＶＲサービス・プロバイダは、そのコマーシャルを実際に再生又は記録したクライアントの数に関するデータを、それのＤＶＲクライアントから受け取る（ステップ７６５）。そのコマーシャルを再生又は記録したクライアントに対応するクライアント・デモグラフィックスがクライアント・プロファイル情報から検索される（ステップ７７０）。そのコマーシャルを実際に再生又は記録したＤＶＲクライアントに対応した更なるレポートが作成され、これらが請求書と共にアドバタイザに送られる（ステップ７７５）。これらのレポートは、そのコマーシャルを再生又は記録したＤＶＲクライアントの数を表すタリー情報も含む。
【００３７】
アドバタイザは、ＤＶＲサービス・プロバイダからコマーシャルを受け取ったＤＶＲクライアントに対応した請求書及び１つ又は複数のレポートを受け取る（ステップ７８０）。そこで、アドバタイザは、そのコマーシャルを実際に再生又は記録したＤＶＲクライアントに対応した請求書及び１つ又は複数のレポートを受け取る（ステップ７８５）。この情報は、そのコマーシャルを再生又は記録したＤＶＲクライアントの数（タリー）を含む。アドバタイザは、ＤＶＲクライアントに配布されたコマーシャル及びＤＶＲクライアントによって実際に再生又が記録されたコマーシャルに対するペイメントをＤＶＲサービス・プロバイダに送り（ステップ７９０）、しかる後、アドバタイザの処理がステップ７９８において終了する。
【００３８】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、アドバタイザのペイメントを受ける（ステップ７９５）。しかる後、ＤＶＲサービス・プロバイダの処理がステップ７９９において終了する。
【００３９】
図８は、カスタム・コマーシャルのＤＶＲ処理のためのフローチャートである。ＤＶＲクライアントの処理は、ブロック８００において開始する。そこで、再生又は記録されるべき番組が選択される（ステップ８０５）。選択された番組に対応し、コマーシャル・ブレークを含む編集スケジュール８１５が検索される（ステップ８１０）。
【００４０】
選択された番組の開始時に、番組コンテンツ８３０が、ケーブル・テレビ・サービス・プロバイダ、サテライト・サービス等のようなコンテンツ・プロバイダ８２５から受け取られ、そして記録される（ステップ８２０）。その番組が終了した時を決定するために、タイマがセットされる（判断ブロック８８５）。番組が終了した時、判断ブロック８８５は、「イエス」ブランチ８９０にブランチし、８９５において処理が終了する。一方、番組が終了するまでは、判断ブロック８８５は、「ノー」ブランチ８８８にブランチする。そこで、その番組中の次のスケジュールされたコマーシャル・ブレークに対して、もう１つのタイマがセットされる（判断ブロック８３５）。それがコマーシャル・ブレークに対する時間ではない場合、判断ブロック８３５は、「ノー」ブランチ８３６にブランチする。そのブランチは、ループ・バックしてコンテンツ・プロバイダからの受け取りを継続し、その受け取ったコンテンツの記録を継続する。
【００４１】
一方、それがコマーシャル・ブレークのための時間である場合、判断ブロック８３５は「イエス」ブランチ８３８にブランチする。その場合、コマーシャル・メタデータ８４５が、クライアント・プロファイル８５０からのクライアントのインタレスト及びプリファレンスに関する情報及び現在の番組を記述したメタデータ８５５と比較される。その比較に基づいて、コマーシャルが選択される（ステップ８４０）。選択されたコマーシャルがコマーシャル８６５から検索され、ユーザのために記録又は再生される（ステップ８６０）。そのコマーシャルが記録又は再生された回数を追跡するために、選択されたコマーシャルに対するカウンタがインクリメントされる（ステップ８７０）。カウンタ情報がデータ記憶装置８７５に記憶され、従って、それは、分析及び報告のために、最終的にはＤＶＲサービス・プロバイダに送られ得る。
【００４２】
コマーシャル・ブレークにおいて他のコマーシャルを記録又は再生するに十分な時間が残されているかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック８８０）。十分な時間がある場合、判断ブロック８８０は「イエス」ブランチ８８２にブランチする。そこで、他のコマーシャルが選択され、再生又は記録される。これは、コマーシャル・ブレークが終了するまで継続する。その終了時に、判断ブロック８８０が「ノー」ブランチ８８４にブランチする。その「ノー」ブランチ８８４は、コンテンツ・プロバイダからコンテンツを受け取り続けるようループ・バックする。番組が終了するとき、判断ブロック８８５は、「イエス」ブランチ８９０にブランチし、ブロック８９５において、処理が終了する。
【００４３】
図９は、ＤＶＲサービス及びＤＶＲサービス・クライアントの間でコマーシャル及び視聴データのコミュニケーションを行うためのフローチャートである。図９及び図１０では、ＤＶＲサービス・プロバイダがクライアントのためのコマーシャルを選択し、コマーシャル識別子を含むカスタマイズされた編集リストをクライアントに送る。従って、ＤＶＲサービス・プロバイダによって選択されたコマーシャルは、ユーザが特定のチャンネルを見ている又は記録している時間に再生又は記録される。
【００４４】
ＤＶＲクライアントの処理は、ブロック９０１において開始する。そのとき、クライアントは、ＤＶＲユニットをユーザが使用することによって、ユーザから得られたプリファレンスデータ及びデモグラフィック・データをＤＶＲサービス・プロバイダに送る（ステップ９０５）。
【００４５】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、ブロック９００において開始する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、ステップ９１０において、ＤＶＲクライアント（即ち、ＤＶＲユニット）からプリファレンス・データ及びデモグラフィック・データを受け取る。ステップ９１５において、ＤＶＲサービス・プロバイダは、そのＤＶＲサービス・プロバイダによって維持されているクライアント・プロファイル・データ９２０を更新する。クライアント・プロファイル・データは、ステップ９２５において、コマーシャルに関するメタデータ９３０と比較される。コマーシャル・メタデータ９３０は、ターゲットにされた視聴者に対するデモグラフィックス、インタレスト、及びプリファレンスのようなクライアント要素、及びアドバタイザがコマーシャルを再生又は記録させたいターゲットにされた番組に対するコンテンツ・タイプ、俳優、及び番組名を記述したコマーシャル・メタデータを含む。更に、番組メタデータは、アドバタイザがコマーシャルを再生及び記録させるために使いたい金額を表す予算データを含む。
【００４６】
ステップ９２５から選択されたコマーシャルは、番組メタデータ９４０と比較され、その選択された番組が再生するようにスケジュールされるべき番組を決定する（ステップ９３５）。スケジュールされた番組中に再生されるよう選択されるコマーシャルに対するコマーシャル識別子が、その番組に対応した編集スケジュール９５０に挿入される（ステップ９４５）。そのカスタマイズされた編集スケジュールが、ステップ９５５においてクライアントＤＶＲに送られる。ＤＶＲサービス・プロバイダは、クライアントのプロファイルをチェックして、どの選択されたコマーシャルが以前にクライアントＤＶＲに送られなかったかを決定する（ステップ９７５）。以前にクライアントＤＶＲに送られなかったとして識別されたコマーシャルがそのクライアントに送られる（ステップ９８０）。
【００４７】
ＤＶＲクライアントの処理に戻ると、ステップ９６０において、クライアントは、カスタマイズされた編集スケジュールを受け取る。更に、クライアントは、編集リストに含まれるがクライアントによって以前に受け取られてないコマーシャルも受け取る（ステップ９６５）。クライアントは、カスタマイズされた編集スケジュールと共に自分のＤＶＲを使用して番組を見て記録する（事前定義されたプロセス９８５；処理の詳細に関しては、図１０を参照）。クライアントが自分のＤＶＲを使用しているとき、カスタマイズされた編集スケジュールにおいて識別され且つクライアントのＤＶＲに記憶されたコマーシャルが再生又は記録される。クライアントＤＶＲは、再生又は記録されたコマーシャルに対する識別子をＤＶＲサービス・プロバイダに定期的に返送する（ステップ９８６）。しかる後、クライアントＤＶＲの処理がブロック９９９において終了する。
【００４８】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理に戻ると、ＤＶＲサービス・プロバイダは、クライアントによって再生又は記録されたコマーシャルに関するデータを受け取る（ステップ９８８）。ＤＶＲサービス・プロバイダは、クライアント・プロファイルを検索し、再生済みコマーシャル・データ記憶装置９９５にコマーシャル再生カウント及びクライアント・デモグラフィック・データを記憶する（ステップ９９０）。再生済みコマーシャル・データが、アドバタイザに対するレポートを作成するために使用される。しかる後、ＤＶＲサービス・プロバイダの処理がブロック９９８において終了する。
【００４９】
図１０は、カスタマイズされた編集スケジュールにおいて参照されるダウンロードされたコマーシャルをＤＶＲクライアントが処理するフローチャートである。ＤＶＲクライアントの処理はブロック１０００において開始する。そこで、そのＤＶＲにおいて見るための又は記録するための番組が選択される（ステップ１００５）。選択された番組に対応する編集スケジュール１０１５がステップ１０１０において検索される。その番組が始まるとき、ＤＶＲは、ステップ１０２０において、ケーブル・テレビ・サービス・プロバイダ、サテライト・サービス、又は同様のもののようなコンテンツ・プロバイダ１０２５からコンテンツ１０３０を受け取る。
【００５０】
番組が終了する時を決定するために、タイマがセットされる（判断ブロック１０８５）。番組が終了するとき、判断ブロック１０８５は、「イエス」ブランチ１０９０にブランチし、その番組の処理がブロック１０９５において終了する。一方、番組が終了するまで、タイマは、次のコマーシャル・ブレークにセットされる（判断ブロック１０３５）。次のコマーシャル・ブレークの時間まで、判断ブロック１０３５は、「ノー」ブランチ１０３６にブランチし、番組コンテンツを受け続ける。コマーシャル・ブレークがスケジュールされるとき、判断ブロック１０３５は「イエス」ブランチ１０３８にブランチする。そこで、編集スケジュールが読み出され、そのコマーシャル・ブレークに対する第１のコマーシャル識別子がカスタム識別子であるかどうかを決定する（判断ブロック１０４０）。
【００５１】
その識別子がカスタム識別子である場合、判断ブロック１０４０は、「イエス」ブランチ１０４２にブランチする。そこで、コマーシャル識別子が検索され（ステップ１０４５）、その識別子に対応するコマーシャルがステップ１０５０においてデータ記憶装置１０５５から検索され、そして再生又は記憶される。その検索されたコマーシャルに対応する再生カウントがインクリメントされ（ステップ１０６０）、コマーシャル再生カウンタ・データ記憶装置１０６５において記憶される。そのコマーシャル再生カウンタ・データは、最終的には、分析のために及びアドバタイザに対するレポートを作成するために、ＤＶＲサービス・プロバイダに送られる。一方、コマーシャル識別子がカスタム識別子ではない場合、判断ブロック１０４０は、「ノー」ブランチ１０６８にブランチする。そこで、合、コンテンツ・プロバイダから送られたコマーシャルが、ステップ１０７０において受け取られ、再生又は記録される。
【００５２】
コマーシャル・ブレーク中に再生すべきそれ以上のコマーシャルが存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック１０７５）。それ以上のコマーシャルが存在する場合、判断ブロック１０７５は、「イエス」ブランチ１０７８にブランチし、そこで、次のコマーシャル識別子が選択され（ステップ１０８０）、次のコマーシャルを記録又は再生するために処理がループ・バックする。このループ動作は、コマーシャル・ブレークが終了するまで継続する。その時点で、判断ブロック１０７５は、「ノー」ブランチ１０８２にブランチし、番組コンテンツを受け取り、再生又は記録することを継続するようにループ・バックする。番組が終了するとき、判断ブロック１０８５は「イエス」ブランチ１０９０にブランチする。そこで、ブロック１０９５において、その選択された番組の処理が終了する。
【００５３】
図１１は、番組セグメントの自動記録を可能にする機能強化された編集スケジュールを示すシステム図である。ＤＶＲサービス・プロバイダ１１００は、コンテンツ・プロデューサ１１３０から詳細な編集スケジュール１１１０を受け取る。詳細な編集スケジュール１１１０は、番組に関する機能強化されたメタデータを含み、番組を更に小さいセグメントに細分化する。例えば、有名な俳優が或る番組に登場する場合、詳細な編集スケジュールは、それらのセグメントの期間を表すであろうし、その有名な俳優がそのセグメントに登場していることを表すであろう。この方法では、クライアントは、ユーザ・プリファレンスに基づいて番組セグメントを記録することができる。上記の例を使用すると、ユーザは、有名な俳優に強いインタレストを持っているかもしれないが、番組全体にはほとんど又は全くインタレストを持っていないことがある。この場合、その俳優が登場する番組セグメントは、番組全体を記録することなくユーザのＤＶＲによって記録され得るであろう。
【００５４】
詳細編集スケジュール・プロバイダ１１２５は、詳細な編集スケジュールを編集及び作成するプロバイダを含む。これらのプロバイダは、一般的なインタレストのある詳細な編集スケジュール及びインタレスト特有のスケジュールの両方を作成することができる。一般的なインタレストのある編集スケジュールの例は、広範な番組に対する詳細な編集スケジュール又は広範なコンテンツ・プロデューサからの詳細な編集スケジュールを含むであろう。詳細編集スケジュール・プロバイダは、インタレスト特有のプロバイダも含む。例えば、「Ｂｕｆｆｙ　ｔｈｅ　Ｖａｍｐｉｒｅ　Ｓｌａｙｅｒ」又は「Ｓｅｉｎｆｅｌｄ」のような特定のテレビ番組に対するファン・クラブは、その特定な番組に基づいて非常に詳細な編集スケジュールを作成することができる。詳細な編集スケジュールは、種々な番組における特定の俳優の登場に対する詳細な編集スケジュールのようなその特定の俳優に指向したものにすることも可能である。更に、詳細な編集スケジュールは、コマーシャルのための編集スケジュールのような特定なタイプのメディアのためにも作成可能である。詳細編集スケジュール・プロバイダ１１２５は、それらが編集及び作成した編集スケジュールを詳細編集スケジュール・データ記憶装置１１２６に記憶する。これらの編集スケジュールは、ネットワーク１１２０からアクセス可能である。例えば、ユーザは、特定の番組に対する詳細な編集スケジュールを維持するファン・クラブをアクセスし、詳細な編集スケジュール１１４５をユーザのＤＶＲ１１５０にダウンロードすることができるであろう。更に、ＤＶＲサービス・プロバイダ１１００は、１つ又は複数の詳細編集スケジュール・プロバイダ１１２５から詳細な編集スケジュール１１２８を受け取り、クライアントのインタレストに基づいてそれらの詳細な編集スケジュールをＤＶＲサービス・プロバイダのクライアントに送ることができる。詳細編集スケジュール・プロバイダ１１２５及びＤＶＲサービス・プロバイダ１１００の両方とも、それらが提供する詳細な編集スケジュールに対するペイメントを受け取ることができる。
【００５５】
ＤＶＲサービス・プロバイダ１１００は、ネットワーク１１２０を介して詳細な編集スケジュール１１１５（その編集スケジュールに関するメタデータを含む）を送出する。ネットワーク１１２０は、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、広域ネットワーク（ＷＡＮ）、インターネット、又は公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）であってもよい。
【００５６】
クライアントのＤＶＲユニット１１５０は、ＤＶＲサービス・プロバイダ及び（又は）第三者の詳細編集スケジュール・プロバイダ１１２５から詳細な編集スケジュールを受け取り、その編集ジュールを不揮発性データ記憶装置１１６５に記憶する。記録選択プロセス１１７５は、番組、番組セグメント、及びコマーシャルを記述したメタデータを、ユーザ・プロファイル１１７０に含まれたユーザ・インタレスト及びプリファレンスに比較することによって、どの番組、番組セグメント、又はコマーシャルを記録すべきかを決定する。選択されたコンテンツ１１４０は、ケーブル・テレビ・サービス・プロバイダ、サテライト・サービス、又は同様なもののようなコンテンツ・プロバイダ１１３５から受け取られ、ＤＶＲユニットによってアクセスし得る不揮発性記憶領域１１８０に記憶される。
【００５７】
ユーザは、リモート制御装置のようなＤＶＲ入力装置１１５５を使用して、インタレストを選択し、デモグラフィック・データを提供し、そして見る又は記録するための番組を選択する（入力ブロック１１６０）。記録された番組、番組セグメント、及びコマーシャルがコンテンツ・プレーバック・プロセス１１９０によって検索され、テレビ・モニタ１１９０において再生される。
【００５８】
図１２は、番組セグメントに対応した詳細を示す詳細な編集スケジュールの一例である。詳細な編集スケジュール１２００は、番組が再生される日付１２０５、番組の開始時間１２１０、番組の終了時間１２１５、番組が再生されるチャンネル１２２０、及び番組識別子１２２５のような番組に関連するデータを含む。番組識別子は、図５において示されたような番組全体を記述したメタデータに対応する。
【００５９】
番組セグメント１２３０は、番組に含まれたセグメントに関する情報を有する。図１２は、２つの番組セグメント、即ち、番組セグメントＸＹＺ−Ａ及び番組セグメントＸＹＺ−Ｂを有する番組の一例を示す。番組が任意の数の番組セグメントに分割可能であることは、当業者には明らかであろう。更に、その番組中に再生するようにスケジュールされたコマーシャルに関する情報を記憶するために、コマーシャル・メタデータが使用される。
【００６０】
番組セグメントＸＹＺ−Ａに対するメタデータ１２４０は、俳優１２４５、ジャンル１２５０、ディレクタ１２５５、及び第１セグメントを記述したセグメント・デスクリプション１２６０を含む。同様に、番組セグメントＸＹＺ−Ｂに対するメタデータ１２７０は、俳優１２７５、ジャンル１２８０、ディレクタ１２８５、及び第２セグメントを記述したセグメント・デスクリプション１２９０を含む。図１２に示された例では、俳優「リサ・ディーン（Ｌｉｓａ　Ｄｅａｎｎｅ）」は、第１セグメントに登場するが、第２セグメントには登場しない。ユーザが、「リサ・ディーン」が最も好きな俳優であることを表示したが、その番組を最も好きな番組として選択しなかった場合、ユーザのＤＶＲは、「リサ・ディーン」が登場しているセグメントを記録することができる。
【００６１】
図１３は、ユーザ・プリファレンスに基づいて、ＤＶＲユーザが番組セグメント及びコマーシャルを記録するためのフローチャートである。処理は、ブロック１３００において開始する。そこで、現在の時間及び日付が検索される（ステップ１３０５）。ＤＶＲサービス・プロバイダから受け取った詳細な編集スケジュール１３１５が、ユーザ・プロファイル１３２０から検索されたユーザ・インタレストと比較される（ステップ１３１０）。現在の時間及び日付に対してスケジュールされたいずれかの番組がユーザ・インタレストに一致するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック１３２５）。いずれかの完全な番組が一致する場合、判断ブロック１３２５は、「イエス」ブランチ１３２８にブランチし、そこで、ステップ１３３０において、最も高いランキングの番組が選択されて記録される。
【００６２】
一方、ユーザ・インタレストに一致した完全な番組が存在しない場合、判断ブロック１３２５は、「ノー」ブランチ１３３２にブランチする。そこで、ユーザ・インタレストに一致した番組セグメントが存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック１３３５）。ユーザ・インタレストに一致した番組セグメントが存在する場合、判断ブロック１３３５は、「イエス」ブランチ１３３８にブランチする。そこで、ステップ１３４０において、最も高いランキングの番組セグメントが選択されて記録される。
【００６３】
ユーザ・インタレストと一致した完全な番組も番組セグメントも存在しない場合、判断ブロック１３３５は、「ノー」ブランチ１３４２にブランチする。そこで、ステップ１３４５において、ユーザ・インタレストが再生されるべくスケジュールされたコマーシャルと比較される。いずれかのコマーシャルがユーザ・インタレストと一致するかどうかの決定が行われる（判断ブロック１３５０）。いずれかのコマーシャルがユーザ・インタレストと一致した場合、判断ブロック１３５０は、「イエス」ブランチ１３５２にブランチする。そこで、最も高いランキングを有するコマーシャルが選択され（ステップ１３５５）、そのコマーシャルに対応したカウンタがインクリメントされて、そのコマーシャルが記録されたことを表示する（ステップ１３６０）。
【００６４】
一方、ユーザ・インタレストと一致した完全な番組も、番組セグメントも、そしてコマーシャルも存在しない場合、判断ブロック１３５０は、「ノー」ブランチ１３６５にブランチし、現在の時間及び日付において記録されるべき番組も、番組セグメントも、又はコマーシャルも選択されない。しかし、番組、番組セグメント、又はコマーシャルが選択された場合、それは、ステップ１３７０において、コンテンツ・プロバイダ１３７５から対応するコンテンツ１３８０を受け取ることによって記録される。
【００６５】
ＤＶＲレコーディング・プロセスが継続するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック１３８５，即ち、ＤＶＲがオフにされず、或いは記録オプションがユーザによってオフにされてない）。処理が継続する場合、判断ブロック１３８５は、「イエス」ブランチ１３８８にブランチし、次のタイム・スロット及び（又は）日付を選択させ、次のタイム・セグメント中に記録すべき番組、番組セグメント、又はコマーシャルを識別するようにループ・バックさせる。処理は、ユーザがＤＶＲをオフにするまで又はＤＶＲのレコーディング・オプションをオフにするまで、継続する。その時点で、判断ブロック１３８５は、「ノー」ブランチ１３９２にブランチし、ブロック１３９５において処理が終了する。
【００６６】
図１４は、オン・スクリーンのテレビ・ガイドのサンプルである。そこでは、開始ガイド位置がスポンサシップによって決定される。図１４に示されたようなポップ・アップ式テレビ・ガイドが、ユーザによってリクエストされたときに現れる。ユーザは、ＤＶＲのリモート制御装置における１つのキー（又は、複数のキー）を押すことによってそのガイドをリクエストする。ガイドがリクエストされるとき、システムは、そのガイドを開始すべき「アンカー」位置を決定する。このアンカー位置は、強調表示される第１の選択である。
【００６７】
図１４に示されたガイド１４００は、或る番組を第三者スポンサ又はアドバタイザによってスポンサ付きにさせることによって決定されるアンカー位置を有する。ブロック１４５０において開始するガイド処理が高レベルのフローチャートで示される。このとき、スポンサ付きにされた番組がそのガイドにおける「アンカー」となるように選択される（ステップ１４６０）。そこで、ガイドが、アンカー・ポイントとして強調表示されたスポンサ付き番組と共にユーザに表示される（ステップ１４７０）。そこで、ユーザは、そのガイドを眺め、考察又は記録すべき番組を選択するためにそのガイドを使用する（ステップ１４８０）。そして、ブロック１４９０においてガイド処理が終了する。
【００６８】
オン・スクリーン・ガイド１４００は、種々の番組情報をユーザに表示するためのウィンドウを含む。ガイド・ウィンドウは、番組スポンサによってスポンサ付きにされた強調表示のアンカー番組を含む（強調表示された選択１４２０）。オン・スクリーン・ガイドは、現在強調表示されている選択に関する記述も含む（記述ウィンドウ１４３０）。この例では、強調表示された選択は、ゴルフ・クラブに対するものであり、対応する記述ウィンドウがそのインフォマーシャル（ｉｎｆｏｍｅｒｃｉａｌ）を記述する。
【００６９】
オン・スクリーン・ガイドは、ユーザが、現在、チャンネル９を見ていること及び、現在、２００２年６月３日の午後１２：３０であることを表す現在情報ウィンドウ１４２５も含む。明らかなように、強調表示されたガイド番組１４２０は、午後２：３０にチャンネル５２において現れるようにスケジュールされる。オン・スクリーン・ガイドは、現在の再生ウィンドウ１４４０も含む。そのウィンドウでは、現在表示されている番組が示され、この場合、チャンネル９において現在再生している番組がウィンドウ１４４０において再生される。
【００７０】
ユーザは、別の番組を見るために上下にスクロールすることができ、ＤＶＲのリモート制御装置を使用して種々の期間を見るために左右にスクロールすることができる。更に、ユーザは、リモート制御装置を使用して記録するために又は見るために番組を選択することができる。
【００７１】
図１５は、オン・スクリーン・テレビ・ガイドにおいて使用するために、スポンサによってＤＶＲ番組プロバイダを介してＤＶＲユーザに提供されるスポンサ付き番組の情報を示すシステム図である。スポンサ１５１０は、そのスポンサがユーザのガイド・ポップアップ・スクリーンにおいて初期アンカーとして強調表示されるようにしたい番組を選択する。これらの選択は、メッセージ及び番組をスポンサ付きにするためのペイメント１５１５としてＤＶＲサービス・プロバイダ１５００に送られる。スポンサは、チャンネル、日付、及び時間によって数多くの番組を選択することができる。ＤＶＲサービス・プロバイダ１５００は、１つ又は複数のスポンサからスポンサシップ・データを収集し、ネットワーク１５２５を介してクライアントのＤＶＲユニット１５５０にスポンサシップ・データ１５３０を配布する。ネットワーク１５２５は、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、広域ネットワーク（ＷＡＮ）、インターネット、又は公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）であってもよい。
【００７２】
クライアントのＤＶＲユニットは、スポンサシップ・データを受け取り、そのデータを不揮発性記憶領域１５７５に記憶する。そのＤＶＲユニットは、編集スケジュール１５６５のコピー、並びに、ユーザのインタレスト及び番組のプリファレンスに関する情報を含むユーザのプロファイル１５７０のコピーも有する。
【００７３】
ガイド・データ選択プロセス１５６０は、編集スケジュール１５６５、ユーザ・プロファイル１５７０、及びスポンサ付き番組データ１５７５からデータを検索して、ガイド表示における初期の強調表示された番組として使用すべき番組を選択する。その選択は、テレビ・モニタ１５９５においてユーザにガイドを表示するガイド表示及び選択プロセス１５８０に提供される。更に、ユーザがＤＶＲのリモート制御装置のようなＤＶＲ入力装置１５４０を使用して、見る又は記録すべき番組を選択する（ガイド・リクエスト及びガイド選択１５４５を通して入力する）とき、その情報は、選択された番組データ記憶装置１５９０において捕捉され、記憶される。その選択された番組データは、分析のために及びスポンサに提供されるレポートを作成するために、ＤＶＲサービス・プロバイダに定期的に送られる。
【００７４】
図１６は、オン・スクリーン・テレビ・ガイドにおいて使用するために、スポンサ付き番組の情報がスポンサによりＤＶＲ番組プロバイダを通してＤＶＲユーザに提供されるというフローチャートである。ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、ブロック１６００において開始する。そこで、番組編集スケジュールがスポンサに送られる（ステップ１６０５）。スポンサの処理は、ブロック１６１０において開始する。そこで、スポンサは、番組編集スケジュールを受け取り（ステップ１６１５）、スポンサがユーザのガイド・ディスプレイ上に強調表示させたい番組（即ち、日付、時間、チャンネル、及び開始時間）を選択する（事前定義されたプロセス１６２０；なお、処理の詳細に関しては図１７を参照）。スポンサは、ステップ１６２５において、スポンサシップ選択をＤＶＲサービス・プロバイダに返送する。
【００７５】
ステップ１６３０において、ＤＶＲサービス・プロバイダの処理が再開する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、種々のスポンサからスポンサシップ選択を受ける（ステップ１６３０）。それらスポンサシップ選択は、スポンサシップ・リストの形にコンパイルされ（ステップ１６３５）、しかり後、そのスポンサシップ・リストがクライアントのＤＶＲユニットに送られる（ステップ１６４０）。
【００７６】
クライアントのＤＶＲユニットの処理は、ブロック１６４５において開始する。そこで、ＤＶＲユニットは、ＤＶＲサービス・プロバイダから編集スケジュール及びスポンサシップ・データを受け取る（ステップ１６５０）。ＤＶＲユニットのユーザは、「ガイド」機能を使用して、見るべき及び記録すべき番組を選択する（事前定義されたプロセス１６５５；なお、処理の詳細に関しては図１８を参照）。ＤＶＲ使用データ及びデモグラフィック・データがクライアントのＤＶＲユニットによって収集され、分析のために及びスポンサシップ・レポートに含めるために、ＤＶＲサービス・プロバイダに送られる（ステップ１６６０）。しかる後、クライアントのＤＶＲユニットの処理がブロック１６６５において終了する。
【００７７】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理がステップ１６７０において再開する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、クライアントのＤＶＲユニットから使用データ及びデモグラフィック・データを受け取る。ステップ１６８０において、スポンサから、視聴者及び使用統計に関する種々のレベルの詳細を要求するレポート・リクエストを受け取る（スポンサに対して作成可能な種々のタイプのレポートに関する説明に関しては図２参照）。スポンサによってリクエストされたレポートは、ＤＶＲユーザに対応するその受け取った使用データ及びデモグラフィック・データに基づいて作成される（ステップ１６８５）。それらのレポートは、ステップ１６９０においてスポンサに返送され、ブロック１６９２において、ＤＶＲサービス・プロバイダの処理が終了する。
【００７８】
スポンサの処理がステップ１６７５において再開する。そこで、スポンサは、ＤＶＲサービス・プロバイダからの種々なタイプのレポートをリクエストする。しかる後、スポンサは、リクエストしたレポートをＤＶＲサービス・プロバイダから受け取り（ステップ１６９５）、ステップ１６９８においてスポンサ処理が終了する。
【００７９】
図１７は、オン・スクリーン・テレビ・ガイドにおいて望ましいスポンサシップに対する番組を選択するスポンサ処理のフローチャートである。その処理は、ブロック１７００において開始する。そこで、スポンサは、スポンサ付きにすべき第１の番組を編集スケジュール１７０８から選択する（ステップ１７０５）。スポンサは、その選択された番組に対する第１のチャンネル、日付、及び時間を選択する（ステップ１７１０）。その選択記憶された番組、チャンネル、日付、及び時間がデータ記憶装置１７２０に記憶される（ステップ１７１５）。
【００８０】
スポンサがスポンサ付きにしたい選択された番組に対して更に多くのチャンネル、日付、及び時間が存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック１７２５）。更なるチャンネル、日付、及び時間が存在する場合、判断ブロック１７２５は、「イエス」ブランチ１７３０にブランチする。そこで、スポンサは、その選択された番組に対する次のチャンネル、日付、及び時間を選択し（ステップ１７３５）、処理は、次の選択と関連したデータを記憶するためにループ・バックする。このループ動作は、スポンサがその選択された番組に対してスポンサ付きにしたい更なるチャンネル、日付、及び時間が存在しなくなるまで継続する。その時点で判断ブロック１７２５は、「ノー」ブランチ１７４０にブランチする。
【００８１】
スポンサがスポンサ付きにしたい更なる番組が存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック１７４５）。更なる番組が存在する場合、判断ブロック１７４５は、「イエス」ブランチ１７５０にブランチする。そこで、スポンサは、スポンサ付きにすべき次の番組を選択し（ステップ１７５５）、スポンサがその選択された番組に対するスポンサ付きにしたいチャンネル、日付、及び時間を選択するために、処理がループ・バックする。このループ動作は、スポンサがスポンサ付きにしたい更なる番組が存在しなくなるまで継続する。その時点で、判断ブロック１７４５が「ノー」ブランチ１７６０にブランチする。
【００８２】
スポンサは、データ記憶装置１７２０に記憶されたそれのスポンサ付き番組のリストを検索し、そのスポンサ・リストをＤＶＲサービス・プロバイダ１７８０に送る（ステップ１７７０）。スポンサ処理は、ブロック１７９５において戻る（その後の処理の詳細に関しては、図１６を参照）。
【００８３】
図１８は、スポンサ付き番組を強調表示するオン・スクリーン・テレビ・ガイドを表示する場合のＤＶＲユーザの処理に関するフローチャートである。処理は、ブロック１８００において開始する。そこで、ＤＶＲユニットは、ユーザがオン・スクリーン番組ガイドをリクエストするまで待機する（ステップ１８０５）。ユーザがオン・スクリーン番組ガイドをリクエストするとき、ＤＶＲユニットは、編集スケジュール１８２０に基づいて、現在の日付及び時間に又はその後に現れるようにスケジュールされるスポンサ付き番組をスポンサ付き番組データ記憶装置１８１５から選択する（ステップ１８１０）。
【００８４】
複数のスポンサ付き番組が選択されたかどうかに関して決定が行われる（判断ブロック１８２５）。複数の番組が選択された場合、判断ブロック１８２５は、「イエス」ブランチ１８３０にブランチする。そこで、選択ルールに基づいて、その選択された番組がフィルタ又はソートされる（ステップ１８３５）。例えば、スポンサ付き番組は、それらがユーザのプロファイルにおいて表示されたユーザ・インタレストに一致する程度に基づいて、ソートされることがあり得る。また、スポンサ付き番組は、対応するスポンサがその番組をスポンサ付きにするために支払った金額に基づいてソートされることもあり得る（即ち、スポンサ付きにするために支払われた金額が多ければ多いほど、そのスポンサ付き番組が選択されることが多くなるであろう）。そこで、最高にランクされたスポンサ付き番組がアンカーとして、又はガイド表示において強調表示された選択として使用されるよう選択される（ステップ１８４０）。１つの番組しか選択されない場合、判断ブロック１８２５は、「ノー」ブランチ１８４５にブランチする。その場合、単一のスポンサ付き番組がアンカーとして、又はガイド表示において強調表示された選択として使用されるよう選択される（ステップ１８５０）。
【００８５】
その選択されたスポンサ付き番組をアンカーとして使用して、ガイド表示が作成される（ステップ１８５５）。図１４に示されたガイド表示と同様のガイド表示を作成するために、時間及びチャンネル位置に関して近接した番組が編集スケジュール１８２０から検索される。スクリーン上に強調表示されたその選択されたスポンサ付き番組と共に、ガイドがユーザに対して表示される（ステップ１８６０）。
【００８６】
ＤＶＲのリモート制御装置を使用して、ユーザが番組を選択したかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック１８６５）。ユーザが番組を選択しなかった場合（即ち、ユーザがガイド・メニューを抜け出した場合）、判断ブロック１８６５は、「ノー」ブランチ１８８５にブランチし、ユーザ選択は記録されない。一方、番組が、表示又は記録されるべく選択された場合、判断ブロック１８６５は、「イエス」ブランチ１８７０にブランチする。そこで、ユーザの選択がデータ記憶装置１８８０に記憶される（ステップ１８７５）。１つの実施例では、ユーザの選択は、その選択が、強調表示されたスポンサ付きの選択であったかどうかに関係なく、記憶される。別の実施例では、ユーザの選択は、ユーザが、強調表示されたスポンサ付きの選択を選択した場合に記憶されるだけである。
【００８７】
しかる後、ブロック１８９５において、処理が戻る（その後の処理ステップに関しては、図１６を参照）。
【００８８】
図１９は、お気に入り番組メニューにおいて使用するために、スポンサ付き番組の情報がスポンサによりＤＶＲ番組プロバイダを介してＤＶＲユーザに提供されるもの示すシステム図である。記録されている及び（又は）現在放送されている「お気に入り」番組のメニューをユーザが見ることをリクエストするとき、スポンサ１９１０は包含されるべき番組を選択する。これらの選択がメッセージとして及びそれらの番組をスポンサ付きにするためのペイメント１９１５として、ＤＶＲサービス・プロバイダ１９００に送られる。スポンサは、スポンサ付きにすべき任意の数の番組を選択することができる。ＤＶＲサービス・プロバイダ１９００は、１つ又は複数のスポンサからスポンサシップ・データを収集し、そのスポンサシップ・データ１９３０を、ネットワーク１９２５を介してクライアントのＤＶＲユニット１９５０に配布する。ネットワーク１９２５は、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、広域ネットワーク（ＷＡＮ）、インターネット、又は公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）であってもよい。
【００８９】
クライアントのＤＶＲユニットは、スポンサシップ・データを受け取り、そのデータを不揮発性記憶領域１９７５に記憶する。更に、ＤＶＲユニットは、編集スケジュール１９６５のコピー並びにユーザ・インタレスト及び番組プリファレンスに関する情報を含むユーザのプロファイル１９７０のコピーも有する。
【００９０】
お気に入りメニュー選択プロセス１９６０は、編集スケジュール１９６５、ユーザ・プロファイル１９７０、及びスポンサ付き番組データ１９７５を検索して、ユーザの「お気に入り」番組のメニューを出現すべき番組を選択する。その選択は、テレビ・モニタ１９９５においてお気に入りメニューをユーザに表示するお気に入り表示及び選択プロセス１９８０に提供される。更に、ユーザがＤＶＲのリモート制御装置のようなＤＶＲ入力装置１９４０を使用してお気に入りメニュー（入力、即ち、お気に入りリクエスト及び番組選択１９４５）から番組を選択するとき、その情報が捕捉され、選択された番組データ記憶装置１９９０に記憶される。その選択された番組データは、分析のために及びスポンサに提供されるレポートを作成するために、ＤＶＲサービス・プロバイダに定期的に送られる。
【００９１】
更に、お気に入りメニュー選択プロセス１９６０は、ＤＶＲによって記録された番組のリスト１９８５を受け取る。このリストは、スポンサ付き番組リスト１９７５と比較され、スポンサ付きになった番組のランキングを向上させる。記録された番組は、スポンサシップに基づいて調節されたそれらのランキングと共に、お気に入り表示及び選択プロセス１９８０に提供されて、テレビ・モニタ１９９５上にそのお気に入りを表示し、ユーザがどの記録された番組を見たいかに関するユーザの選択を受け取るようにする。
【００９２】
図２０は、お気に入り番組メニューにおいて使用するために、スポンサ付き番組情報がスポンサにより、ＤＶＲサービス・プロバイダを介してＤＶＲユーザに提供されるフローチャートである。ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、ブロック２０００において開始する。そこで、編集スケジュールがスポンサに送られる（ステップ２００５）。スポンサの処理は、ブロック２０１０において開始する。そこで、スポンサは、番組編集スケジュールを受け取り（ステップ２０１５）、スポンサがユーザの「お気に入り」メニュー表示において出現させたい番組を選択する（事前定義されたプロセス２０２０；なお、処理の詳細に関しては図２４を参照）。スポンサは、ステップ２０２５において、スポンサシップ選択をＤＶＲサービス・プロバイダに返送する。
【００９３】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、ステップ２０３０において再開する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、種々のスポンサからスポンサシップ選択を受け取る。それらのスポンサシップ選択は、スポンサシップ・リストの形にコンパイルされ（ステップ２０３５）、そのスポンサシップ・リストがクライアントのＤＶＲユニットに送られる（ステップ２０４０）。
【００９４】
クライアントのＤＶＲユニットの処理は、ブロック２０４５において開始する。そこで、そのＤＶＲユニットは、ＤＶＲサービス・プロバイダから編集スケジュール及びスポンサシップ・リストを受け取る（ステップ２０５０）。ＤＶＲユニットのユーザは、お気に入りポップアップ・メニューから番組を選択するために定期的に「お気に入り」機能を使用する。（事前定義されたプロセス２０５５；なお、処理の詳細に関しては図２２及び図２４を参照）。ＤＶＲ使用データ及びデモグラフィック・データがクライアントのＤＶＲユニットによって収集され、分析のために及びスポンサシップ・レポートに含ませるためにＤＶＲサービス・プロバイダに送られる（ステップ２０６０）。しかる後、ブロック２０６５において、クライアントのＤＶＲユニットの処理が終了する。
【００９５】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、ステップ２０７０において再開する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、クライアントのＤＶＲユニットから使用データ及びデモグラフィック・データを受け取る。視聴者及び使用統計に関する種々のレベルの詳細を要求するレポート・リクエストをスポンサから受け取る（ステップ２０８０）（なお、スポンサに対して作成される種々なタイプのレポートに関する説明に関しては図２を参照）。スポンサによって要求されたレポートは、そのＤＶＲユーザに対応する受け取った使用データ及びデモグラフィック・データに基づいて作成される（ステップ２０８５）。それらのレポートは、ステップ２０９０においてスポンサに返送され、ブロック２０９２において、ＤＶＲサービス・プロバイダの処理が終了する。
【００９６】
スポンサの処理が、ステップ２０７５において再開する。そこで、スポンサは、ＤＶＲサービス・プロバイダからの種々のタイプのレポートをリクエストする。しかる後、スポンサは、ＤＶＲサービス・プロバイダからそのリクエストしたレポートを受け取り（ステップ２０９５）、ブロック２０９８において、スポンサの処理が終了する。
【００９７】
図２１は、オン・スクリーンのお気に入り番組メニューを作成するために、ユーザお気に入り及びスポンサ付き番組の組み合わせを示すブロック図である。ユーザ・プロファイル２１１０は、既に記録されている又は現在選択可能な番組を含む。ユーザ・プロファイル２１１０は、好きであるとしてユーザにより識別されている番組を含む。それらの番組は、番組におけるユーザ・インタレストのレベルに基づいてランク付けされる。最高にランク付けされた番組（３ツ星）は、ユーザが最高レベルのインタレストを示した番組である。それに対応して、ユーザは、２つ星の番組に高いインタレストを示し、その他の番組を１つ星の番組として識別した。
【００９８】
スポンサ付き番組のリスト２１２０は、スポンサがユーザに見ることを考慮させたい番組、従って、ユーザの「お気に入り」ポップアップ・メニューにその番組を出現させるために代金を支払われた番組を含む。スポンサ付き番組は、ユーザのお気に入りリストにおける何処にそのスポンサ付き番組が出現するかを決定する増加量（星の数）と共にスポンサ付き番組名を含む。スポンサは、一般には、大きな増加量に対して多くの金を支払う。
【００９９】
結合ランキング・プロセス２１３０は、ユーザのお気に入りにおいて見つかったランキングと、スポンサ付き番組リストにおいて見つかった増加ランキングとを結合する。更に、結合ランキング・プロセス２１３０は、ランクを降下させることによって結果リストをソートするので、最もお気に入りの（又は、最高のスポンサ付きの）番組がその結果のリストの最も上方に現れ、一方、あまりお気に入りでない（又は、低いスポンサ付きの）番組が結果リストの下方に現れる。表示プロセス２１４０は、その結果生じたお気に入りリスト２１５０をユーザのテレビ・モニタ上に表示する。図示の例では、「ゴルフ・クラブ・インフォマーシャル」が最高のスポンサ付き番組であり、その結果、３ツ星というランクを持ったので、それは、そのリストの最も上方に出現した。テレビ番組「ＥＲ」は、ユーザによって１つ星の番組としてランク付けされたが、更に、スポンサから１ランクの増加を受けた。従って、「ＥＲ」は、２つ星にランク付けられた番組（ユーザからの１つ星及びスポンサによって与えられた１つ星のランク増加）として出現する。
【０１００】
ユーザは、ＤＶＲリモート制御装置のような入力装置を使用してその結果生じたお気に入りリスト２１５０から番組を選択する。ユーザのアクションが記録され、分析のために及びスポンサに提供されるレポートに含ませるために、ＤＶＲサービス・プロバイダに返送される。
【０１０１】
図２２は、オン・スクリーンお気に入り番組メニューを表示する場合のＤＶＲユーザの処理に関するフローチャートである。処理はブロック２２００において開始する。そこで、ＤＶＲユニットは、お気に入りポップアップ・メニューを見るようにユーザがリクエストするのを待つ（ステップ２２０５）。第１のスポンサ付き番組がスポンサ付き番組リスト２２２０から検索される（ステップ２２１５）。そのスポンサ付き番組がお気に入りのショーとしてユーザによって識別されたかどうかを決定するために、ユーザ・プロファイル２２３０がサーチされる（ステップ２２２５）。スポンサ付き番組がユーザ・プロファイルにおいて見つかったかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２２３５）。その番組がユーザ・プロファイル及びスポンサ付き番組リストの両方において見つかった場合、判断ブロック２２３５は、「イエス」ブランチ２２３８にブランチする。そこで、ユーザにより提供されたランキングがスポンサによって代金を支払われたランキング増加量に加えられ（ステップ２２４０）、その番組及びそれの増加したランクが結果のお気に入りリスト２２５５に記憶される（ステップ２２４５）。一方、スポンサ付き番組がユーザのプロファイルに現れない場合、判断ブロック２２３５は、「ノー」ブランチ２２４８にブランチする。そこで、そのスポンサ付き番組は、スポンサが代金を支払ったランキングと共に、結果のお気に入りリスト２２５５に記憶される（ステップ２２５０）。
【０１０２】
処理すべき更なるスポンサ付き番組が存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２２６０）。処理すべき更なるスポンサ付き番組が存在する場合、判断ブロック２２６０は、「イエス」ブランチ２２６２にブランチする。そこで、次のスポンサ付き番組がスポンサ付き番組リスト２２２０から選択され（ステップ２２６５）、そのスポンサ付き番組を処理するために、処理がループ・バックする。このループ動作は、更なるスポンサ付き番組が存在しなくなるまで継続する。それが存在しなくなった時、判断ブロック２２６０は、「ノー」ブランチ２２６８にブランチする。
【０１０３】
ユーザのプロファイルにあってスポンサ付きでない番組が、ユーザ・プロファイル２２３０から結果のお気に入りリスト２２５５にコピーされる（ステップ２２７０）。結果のお気に入りリストは、番組のランキングによってソートされ（ステップ２２７５）、ソート済みのお気に入りリスト２２８０を作成する（結果のお気に入りリストの例に対する図２１のお気に入りメニュー２１５０を参照）。ソートされたお気に入りリストは、ユーザのために表示及び処理される（事前定義されたプロセス２２８５；処理の詳細に関しては図２３を参照）。ユーザのＤＶＲ処理はブロック２２９５において戻る（その後の処理ステップに関しては図２０参照）。
【０１０４】
図２３は、オン・スクリーンお気に入り番組メニューを作成するために、スポンサ付きの量に基づいてユーザのＤＶＲによって記録された番組ランクの増加を示すブロック図である。ユーザ・プロファイル２３１０は、ユーザのプリファレンスランクと共に記録された番組を含む。番組は、それら番組に対するユーザ・インタレストのレベルに基づいてランク付けされる。最高にランク付けされた番組（３ツ星）は、ユーザが最高レベルのインタレストを示した番組である。それに対応して、ユーザは、２つ星の番組に対して高いインタレストを示したし、その他の番組を１つ星の番組として識別した。
【０１０５】
スポンサ付き番組リスト２３２０は、スポンサがユーザに見ることを考慮させたい番組、従って、それらの番組をユーザの「お気に入り」ポップアップ・メニューに出現させるために代金を支払われた番組を含む。そのスポンサ付き番組は、ユーザのお気に入りリストにおける何処にそのスポンサ付き番組を出現させるかを決定する増加量（星の数）と共にスポンサ付き番組名を含む。スポンサは、一般に、大きな増加量に対して大きい金を支払う。複数のスポンサが同じ番組のスポンサになることができる。１つの番組が複数のスポンサによってスポンサに付きにされるとき、その番組のランキングは、累積的になり得る（即ち、スポンサの各々に対してその増加量を加え得る）。図示の例では、番組「ＥＲ」が２回スポンサ付きにされる。２００２年６月１３日午後９時にＮＢＣにおいて放送したエピソードに対して「２つ星」の増加が得られた。更に、別の「１つ星」の増加が、ＮＢＣにおいて午後９時に現れたＥＲの「いずれの」エピソードに対しても得られた。スポンサシップ・データからの２つ星及び１つ星の増加（ブロック２３２０）がユーザにより割り当てられた１つ星のランキングと結合されるとき（ブロック２３１０）、結果のランキングがＥＲに４つ星のランキングを割り当てる（ブロック２３５０）。更に、そのスポンサが、特定の時間における特定のショーのスポンサになり得ること、又は提供されたスポンサシップ日付及び時間の範囲を持った一般的な（即ち、季節的な）スポンサになり得ることに注目してほしい。
【０１０６】
結合ランキング・プロセスは、ユーザのお気に入りにおいて見つかったランキングを、スポンサ付き番組リストにおいて見つかった増加ランキングと結合する。結合ランキング・プロセス２３３０は、最もお気に入りの（または、最高のスポンサ付きの）番組が結果リストの最も上方に現れ、一方、あまりお気に入りではない（又は、低いスポンサ付きの）番組が結果リストの下方に現れるように、下降ランクによってその結果リストをソートする。表示プロセス２３４０は、ユーザのテレビ・モニタ上に結果のお気に入りリスト２３５０を表示する。図示に例では、「Ｂｕｆｆｙ　ｔｈｅ　Ｖａｍｐｉｒｅ　Ｓｌａｙｅｒ」は、ユーザから３ツ星のランキングを受け（ブロック２３１０）、「季節」スポンサから３ツ星のランキング増加を受け（ブロック２３２０）、その結果、６つ星ランキングが結果ランキング・データ２３５０において生じた。「Ｓｅｉｎｆｅｌｄ」の記録されたエピソードは、ユーザから３つ星のランキングを受け（ブロック２３１０）、シングル・エピソード・スポンサから２ツ星のランキング増加を受け（ブロック２３２０）、その結果、五つ星のランキングが結果ランキング・データ２３５０において生じた。
【０１０７】
記録された番組「ＥＲ」は、ユーザから１つ星のランキングを受け（ブロック２３１０）、「季節」スポンサから１つ星のランキング増加を受け（ブロック２３２０）、そしてシングル・エピソード・スポンサから２つ星のランキング増加を受け（ブロック２３２０）、その結果、四つ星のランキングが結果ランキング・データ２３５０において生じた。記録された番組「Ｄｕｋｅｓ　ｏｆ　Ｈａｚｚａｒｄ」は、ユーザから３ツ星のランキングを受けたが（ブロック２３１０）、如何なるスポンサシップの増加も受けなかった（ブロック２３２０）ので、結果のランキングは、３ツ星のままである（ブロック２３５０）。「Ｈｏｍｅｔｉｍｅ」という記録されたエピソードは、ユーザから２つ星のランキングを受けたが（ブロック２３１０）、ブロック２３２０における「Ｈｏｍｅｔｉｍｅ」に対するスポンサは、異なるエピソードをスポンサ付きにした（６月１５日のエピソードがスポンサ付きにされ、６月９日おけるものが記録された）ので、結果のランキングは、２つ星のままである（ブロック２３５０）。最後に、記録された番組「Ｔｈｉｓ　Ｗｅｅｋ　ｉｎ　Ｈｉｓｔｏｒｙ」は、ユーザから１つ星のランキングを受けたが（ブロック２３１０）、ブロック２３２０ではスポンサ付きにされなかったので、ランキングは、結果ランキング・データ２３５０では同じ（一つ星）のままである。ブロック２３２０におけるスポンサ付きの番組「Ｉｃｅ　Ｓｋａｔｉｎｇ」は、ユーザのＤＶＲによって記録されなかったので、それは、結果のランキング２３５０において現れない。或る実施例では、特にユーザのＤＶＲがアイドル状態にある場合、スポンサシップ・データがスポンサ付き番組を記録するために使用されることはあり得る（更なる詳細のためには図２７乃至図２９を参照）。
【０１０８】
ユーザは、ＤＶＲリモート制御装置のような入力装置を使用して、結果のお気に入りリスト２３５０から番組を選択する。ユーザのアクションは記録され、分析のために及びスポンサに提供されるレポートに含ませるために、ＤＶＲサービス・プロバイダに返送される。
【０１０９】
図２４は、スポンサシップ・データを使用して、記録済み番組のランクを決定するときのＤＶＲユーザの処理のフローチャートである。処理は、ブロック２４００において開始する。そこで、ＤＶＲユニットは、ユーザがお気に入りポップアップ・メニューを表示するよう要求するのを待つ（ステップ２４０５）。第１の記録済み番組が、記録済み番組リストから検索される（ステップ２４１５）。スポンサ付き番組リスト２４３０がサーチされ、記録済み番組が１つ又は複数のスポンサによってスポンサ付きになったかどうかを決定する（ステップ２４２５）。記録済み番組がスポンサ付き番組リストにおいて見つかったかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２４３５）。その番組がスポンサ付き番組リストにおいて見つかった場合、判断ブロック２４３５は、「イエス」ブランチ２４３８にブランチする。そこで、ユーザにより提供されたランキングがスポンサによって代金を支払われたランキング増加量に加えられ（ステップ２４４０）、その番組の増加したランクが、記録済み番組リスト２４２０に記憶される（ステップ２４４５）。一方、記録済み番組がスポンサ付き番組リストに現れない場合、判断ブロック２４３５は、「ノー」ブランチ２４４８にブランチする。そこで、ユーザによって割り当てられたランキングが無変化のままにされる（ステップ２４５０）。
【０１１０】
処理すべき更なる記録済み番組が存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２４６０）。処理すべき更なる記録済み番組が存在する場合、判断ブロック２４６０は、「イエス」ブランチ２４６２にブランチする。そこで、次の記録済み番組が記録済み番組リスト２４２０から選択され（ステップ２４６５）、処理はその番組を処理するためにループ・バックする。このループ動作は、処理すべき更なる記録済み番組が存在しなくなるまで継続する。この時点で、判断ブロック２４６０は、「ノー」ブランチ２４６８にブランチする。
【０１１１】
ランキングがスポンサシップによって増加している番組を含む記録済み番組が番組のランキングによってソートされ（ステップ２４７５）、ソート済みお気に入りリスト２４８０を作成する（結果のお気に入りリストの１つの例に関しては、図２３のお気に入りメニュー２３５０を参照）。ソート済みお気に入りリストがユーザのために表示及び処理される（事前定義されたプロセス２４８５；処理の詳細に関しては図２５を参照）。ブロック２４９５において、ユーザのＤＶＲ処理が戻る（その後の処理ステップに関しては、図２０参照）。
【０１１２】
図２５は、スポンサ付き番組を含むお気に入り番組を処理する場合のＤＶＲユーザの処理に関するフローチャートである。処理は、ブロック２５００において開始する。そこで、お気に入りメニューがインクリメンタル態様で表示されるかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２５１０）。インクリメンタル・メニュー表示は、ランクに基づいてお気に入りの項目を表示するので、最高（３ツ星）の番組が先ず表示される。ユーザが所与の期間内に選択を行わない場合、次の最高（２つ星）の番組が３ツ星の番組に加えて表示される。再び、ユーザが所与の期間内に選択を行わない場合、次の最高（１つ星）の番組が、３ツ星及び２つ星の番組に加えて表示される。結局、ユーザが所与の期間内に選択を行わない場合、利用可能な選択の残りが（３ツ星、２つ星、及び１つ星の番組の後に）表示される。
【０１１３】
インクリメンタル・メニューが使用される場合、判断ブロック２５１０は、「イエス」ブランチ２５１２にブランチする。そこで、最高ランキングの番組（例えば、３ツ星の番組）が、ソート済みお気に入りリスト２５２０から選択される（ステップ２５１５）。その選択された番組は、既にスクリーン上に現れている任意の番組に付加される（ステップ２５２５）。ステップ２５３０において、タイマが、事前定義された期間（例えば、３秒）にセットされる。処理は、タイマが満了するか、又はユーザが選択を行うかを待つ（ステップ２５３５）。タイマが満了したかどうかの決定が行われる（判断ブロック２５４０）。タイマが満了した場合、判断ブロック２５４０は、「イエス」ブランチ２５４２にブランチする。そこで、表示すべき更なるレベルのお気に入り番組が存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２５４５）。表示すべき更なるレベルのものが存在する場合、判断ブロック２５４５は、「イエス」ブランチ２５４８にブランチする。そこで、次の最高ランキングの番組セットが、ソート済みお気に入りリスト２５２０から選択され（ステップ２５５０）、新たに選択された番組が、既にお気に入り表示に現れている番組に付加され（ステップ２５２５）、処理は、再び、ユーザが選択を行ったかどうかを決定する。ユーザが選択を行わない場合、お気に入りメニューにおいて表示すべき更なる番組が存在しなくなるまで、次に最高の番組セットを選択するために、判断ブロック２５４５は反復的にループする。表示すべき更なる番組が存在しなくなった時点で、判断ブロック２５４５は、「ノー」ブランチ２５５２にブランチする。そこで、プロセスは、ユーザが選択を行うのを待つ（ステップ２５５５）。
【０１１４】
判断ブロック２５１０に戻ると、インクリメンタル表示だ使用されない場合、判断ブロック２５１０は、「ノー」ブランチ２５５８にブランチする。そこで、すべての番組が、最高にランク付けられたものから未だランク付けされてないものまで、順次に表示され（ステップ２５６０）、処理は、ユーザの選択を待つ（ステップ２５６５）。
【０１１５】
ユーザがお気に入りメニュー表示から「抜け出す」ことを選択したかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２５７０）。ユーザの選択がお気に入りメニュー表示を抜け出すことでない場合、判断ブロック２５７０は、「ノー」ブランチ２５７２にブランチする。そこで、ユーザの選択がＤＶＲの記憶領域から検索され、ユーザのテレビ・モニタ上に表示される（ステップ２５７５）。ユーザの選択は、その選択がスポンサ付き選択であったかどうかと共に、ユーザ選択データ記憶装置２５８５に記録される（ステップ２５８０）。ユーザの選択及びそのユーザに関するデモグラフィック・データは、分析のために及びスポンサに送られるレポートの作成のために、ＤＶＲサービス・プロバイダに定期的に送られる。一方、ユーザの選択がお気に入りメニューから「抜け出す」ためであった場合、判断ブロック２５７０は、「イエス」ブランチ２５９０にブランチし、お気に入り選択処理をバイパスする。ブロック２５９５において、処理が戻る（その後の処理ステップに関しては、図２２を参照）。
【０１１６】
図２６は、選択されたスポンサ付き番組がユーザによって記録されるという可能性を高める場合に、望ましいスポンサシップのための番組を選択するスポンサ処理のフローチャートである。スポンサ処理は、ブロック２６００において開始する。そこでは、スポンサが、スポンサ付きにすべき第１の番組を編集スケジュール２６１０から選択する（ステップ２６０５）。そのスポンサ付き番組に対する第１のチャンネル、日付、及び時間が選択される（ステップ２６１５）。その番組に対応するオプションが選択される（ステップ２６２０）。オプションは、その番組が変更スタート時間又はストップ時間（即ち、スポーツ・イベントの前又は後に見られる事前又は事後のゲーム・ショーを含むように）を有するかどうか、使用されるべき記録の質（即ち、ユーザのＤＶＲ記憶スペースを節約するために低品質モードで番組を記録する、又はより良好な表示プレゼンテーションのために高品質で番組を記録する）、ユーザのＤＶＲがアイドル状態にある場合（即ち、他の何かを記録するようにスケジュールされてない場合）でも番組が記録されるべきかどうか、並びに、その番組がユーザのお気に入り番組メニューにおける何処に現れるべきかを決定する場合、及びその番組が更に大きい又は同等のランキングを持ったユーザ指定の番組を記録する代わりに記録されるべきかどうかを決定する場合に適用すべき増加ランク量を含み得る。
【０１１７】
スポンサ付き番組、チャンネル、開始日、開始時間、及び番組オプションが、スポンサ付き番組データ記憶装置２６３０に記憶される（ステップ２６２５）。スポンサが選択したい更なるチャンネル、又は日付、又は時間があるかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２６３５）。更なるチャンネル／日付／時間がある場合、判断ブロック２６３５は、「イエス」ブランチ２６４０にブランチする。そこで、次のチャンネル／日付／時間が選択され（ステップ２６４５）、処理がループ・バックしてそれら番組オプションを選択し、スポンサの選択を記憶する。このループ動作は、スポンサが選択したいチャンネル、日付、又は時間が最早なくなるまで継続する。その時点で、判断ブロック２６３５は、「ノー」ブランチ２６５０にブランチする。
【０１１８】
スポンサがスポンサ付きにしたい更なる番組が存在するかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２６６０）。更なる番組が存在する場合、判断ブロック２６６０は、「イエス」ブランチ２６６５にブランチする。そこで、次の番組が選択され（ステップ２６７０）、その選択された番組に適応するチャンネル、日付、時間、及び任意のオプションを選択するために、処理がループバックする。このループ動作は、そのスポンサがスポンサ付きにしたい番組が最早存在しなくなるまで継続する。その時点で、判断ブロック２６６０は、「ノー」ブランチ２６７５にブランチする。
【０１１９】
スポンサ付き番組２６３０（スポンサ付き番組リスト及び選択されたオプションを含む）がＤＶＲサービス・プロバイダ２６９０に送られる（ステップ２６８０）。ブロック２６９５において、処理が呼び出しプロセスに戻る。
【０１２０】
図２７は、スポンサ付き番組がユーザのＤＶＲユニットによって記録される可能性を高くするために、スポンサ付き番組情報がスポンサによってＤＶＲ番組プロバイダを介して供給されるものを示すシステム図である。ＤＶＲサービス・プロバイダ２７００がコンテンツ・プロデューサ２７２５から編集スケジュール２７０５を受け取る。そのＤＶＲサービス・プロバイダは、編集スケジュールをスポンサ２７１０及びユーザのＤＶＲユニット２７５０の両方に提供する。
【０１２１】
スポンサ２７１０は、番組がユーザのＤＶＲユニットによって記録される可能性をそのスポンサが高めたい思っているそのような番組を選択する。これらの選択は、ＤＶＲサービス・プロバイダ２７００に、メッセージ２７２０として及びそれらの番組をスポンサ付きにするためのペイメントとして送られる。スポンサは、スポ差付きにすべき任意の数の番組を選択することができる。ＤＶＲサービス・プロバイダ２７００は、１つ又は複数のスポンサからスポンサシップ・データを収集し、ネットワーク２７３０を介してクライアントのＤＶＲユニット２７５０にスポンサ付きデータ２７３５を配布する。ネットワーク２７３０は、ローカル・エリア・ネットワーク（ＬＡＮ）、広域ネットワーク（ＷＡＮ）、インターネット、又は公衆交換電話網（ＰＳＴＮ）であってもよい。
【０１２２】
クライアントのＤＶＲユニットは、そのスポンサシップ・データを受け取り、不揮発性記憶装置２７７５にそのデータを記憶する。更に、ＤＶＲユニットは、編集スケジュールのコピー２７６５、及びユーザ・インタレスト及び番組プリファレンスに関する情報を含むユーザのプロファイル２７７０も有する。
【０１２３】
レコーディング選択プロセス２７６０は、編集スケジュール２７６５、ユーザ・プロファイル２７７０、及びスポンサ付き番組２７７５からデータを検索し、記録すべき番組を選択する。その選択は、ケーブル・テレビ・サービス・プロバイダ、サテライト・サービス、又は同様なもののようなコンテンツ・プロバイダ２７４２からコンテンツ２７４５を受ける記録プロセス２７８０に提供される。記録された番組は、ＤＶＲユニットからアクセスし得る不揮発性記憶領域２７９０に記憶される。
【０１２４】
クライアントのＤＶＲユニットは、そのＤＶＲユニットが記録した番組に関するクライアント・デモグラフィック・データ及び情報をＤＶＲサービス・プロバイダ２７００に定期的に返送する。その情報は、メッセージの形にパッケージされ（ステップ２７４０）、ネットワーク２７３０を介してＤＶＲサービス・プロバイダ２７００に返送される。ＤＶＲサービス・プロバイダは、ユーザのデモグラフィックス及び記録統計に関するレポートを作成し、それらのレポートを２７１５をスポンサに送る。ＤＶＲサービス・プロバイダが提供し得るタイプのレポートの説明に関しては図２を参照してほしい。
【０１２５】
図２８は、スポンサ付き番組がユーザによって記録される可能性を高くするために、スポンサ付き番組の情報が、スポンサによりＤＶＲ番組プロバイダを介してＤＶＲユーザに提供される場合のフローチャートである。ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、ブロック２８００において開始する。そこで、番組編集スケジュールがスポンサに送られる（ステップ２８０５）。スポンサの処理は、ブロック２８１０において開始する。そこで、スポンサは、番組編集スケジュールを受け取り（ステップ２８１５）、スポンサが、ユーザのＤＶＲユニットにおいて記録される可能性を高くすることを望んでいる番組（即ち、日付、時間、チャンネル、及び開始時間）を選択する（事前定義されたプロセス２８２０；処理の詳細に関しては、図２６を参照）。スポンサは、ステップ２８２５において、スポンサシップ選択をＤＶＲサービス・プロバイダに返送する。
【０１２６】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理が、ステップ２８３０において再開する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、種々のスポンサからスポンサシップ選択を受け取る。スポンサシップ選択は、スポンサシップ・リストの形にコンパイルされ（ステップ２８３５）、そのスポンサシップ・リストがクライアントのＤＶＲユニットに送られる（ステップ２８４０）。
【０１２７】
クライアントのＤＶＲユニットの処理は、ブロック２８４５において開始する。そこで、そのＤＶＲユニットは、ＤＶＲサービス・プロバイダから編集スケジュール及びスポンサシップ・リストを受け取る（ステップ２８５０）。ＤＶＲユニットは、ユーザ・インタレスト及びスポンサシップ・リストに基づいてどの番組を記録すべきかを決定する（事前定義されたプロセス２８５５；処理の詳細に関しては、図２９を参照）。ＤＶＲ使用データ及びデモグラフィック・データがクライアントのＤＶＲユニットによって収集され、分析のために及びスポンサシップ・レポートにおける含ませるために、ＤＶＲサービス・プロバイダに送られる（ステップ２８６０）。しかる後、ブロック２８６５において、クライアントのＤＶＲユニットの処理が終了する。
【０１２８】
ＤＶＲサービス・プロバイダの処理は、ステップ２８７０において再開する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダは、クライアントのＤＶＲユニットから使用データ及びデモグラフィック・データを受け取る。視聴者及び使用統計に関する種々のレベルの詳細を要求するレポート・リクエストをスポンサから受け取る（ステップ２８８０）（スポンサに対して作成される種々なタイプのレポートに関する説明に関しては、図２を参照）。スポンサによってリクエストされたレポートは、そのＤＶＲユーザに対応する受け取った使用データ及びデモグラフィック・データに基づいて作成される（ステップ２８８５）。それらのレポートが、ステップ２８９０において、スポンサに返送され、ブロック２８９２において、ＤＶＲサービス・プロバイダの処理が終了する。
【０１２９】
スポンサの処理は、ステップ２８７５において再開する。そこで、スポンサは、ＤＶＲサービス・プロバイダからの種々なタイプのレポートをリクエストする。その後、スポンサは、リクエストしたレポートをＤＶＲサービス・プロバイダから受け取り（ステップ２８９５）、ブロック２８９８において、スポンサの処理が終了する。
【０１３０】
図２９は、記録すべき番組を選択するとき、ユーザが希望した番組に関連してＤＶＲがスポンサ付き番組を処理する場合のフローチャートである。ユーザＤＶＲの処理は、ブロック２９００において開始する。そこで、ＤＶＲサービス・プロバイダから受け取られたスポンサ付き番組のデータ２９１０が読み出される（ステップ２９０５）。現在の日付及び時間が検索される（ステップ２９１５）。
【０１３１】
記録すべき番組を選択する前に、スポンサ付き番組のランキングを向上させるべきかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２９２０）。記録の選択を行うためにスポンサ付き番組のランキングが使用される場合、判断ブロック２９２０は、「イエス」ブランチ２９２２にブランチする。そこで、スポンサ付き番組に対するランキングがスポンサ付き番組データにおいて指定された量だけ改善される（ステップ２９２５）。一方、記録の選択を行うためにスポンサ付き番組のランキングが使用されない場合、判断ブロック２９２０は、「ノー」ブランチ２９８９にブランチし、その場合、ランキングは改善されない。
【０１３２】
ユーザ・プロファイル２９４０において見つかったユーザの番組インタレストと、編集スケジュール２９３５において表されたように現在再生している番組との比較に基づいて、記録されるべき番組が選択される。記録するための何らかの番組が選択されたかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２９４５）。番組が選択されなかった場合、判断ブロック２９４５は、「ノー」ブランチ２９４８にブランチする。そこで、アイドル時間中にスポンサ付き番組を記録すべきかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２９５０）。そのユニットがアイドル時間中に番組を記録するようにセットされない場合（又は、スポンサ付き番組が現在再生中でない場合）、判断ブロック２９５０は、「ノー」ブランチ２９５１にブランチし、ブロック２９５２において、現時点に対する処理が終了する。一方、そのユニットがアイドル時間中に番組を記録するようにセットされ、スポンサ付き番組が再生するようにスケジュールされる場合、判断ブロック２９５０は、「イエス」ブランチ２９５３にブランチする。そこで、選択された番組のスタート及びストップ時間が編集スケジュールから検索される（ステップ２９５５）。判断ブロック２９４５に説明を戻すと、ユーザのプロファイルに基づいて、記録するための番組が選択された場合、判断ブロック２９４５は、「イエス」ブランチ２９５４にブランチする。そこで、その選択された番組のスタート及びストップ時間が編集スケジュールから検索される（ステップ２９５５）。
【０１３３】
事前定義された記録品質の設定が検索される（ステップ２９６０）。選択された番組は、それがスポンサ付き番組であるために記録されるべきかどうかに関して決定が行われる（判断ブロック２９６５）。その番組がスポンサ付きであるためにそれが記録されるべきでない場合、判断ブロック２９６５は、「ノー」ブランチ２９８８にブランチし、スポンサ付き番組のために必要なステップを迂回する。
【０１３４】
一方、その番組がスポンサ付き番組であるためにそれが記録される場合、判断ブロック２９６５は、「イエス」ブランチ２９６８にブランチする。そこで、その番組のスタート及び（又は）ストップ時間を変更すべきかどうかに関する決定が行われる（判断ブロック２９７０）。例えば、その番組の前又は後に現れる事前のゲーム・ショー又は事後のゲーム・ショーのような番組を含むことをスポンサが望むことがあり得る。スポンサがその番組のスタート及び（又は）ストップ時間の変更をリクエストした場合、判断ブロック２９７０は、「イエス」ブランチ２９７２にブランチする。従って、その記録のためのスタート及び（又は）ストップ時間が変更される（ステップ２９７５）。一方、番組のスタート及び（又は）ストップ時間が変更されることをスポンサがリクエストしなかった場合、判断ブロック２９７０は、「ノー」ブランチ２９７８にブランチして、ステップ２９７５を迂回する。スポンサ付き番組を記録するときに記録品質を変更すべきかどうかに関するもう１つの決定が行われる（判断ブロック２９８０）。記録品質が変更されるべき場合、判断ブロック２９８０は、「イエス」ブランチ２９８２にブランチする。そこで、その記録のための記録品質の設定が変更される（ステップ２９８５）。一方、記録品質が変更されるべきでない場合、判断ブロック２９８０は、「ノー」ブランチ２９８６にブランチし、ステップ２９８５を迂回する。
【０１３５】
ユーザによるその後の選択及び表示のための選択（スポンサ付き番組又は非スポンサ付き番組でも）が、ステップ２９９０において記録される。記録された番組のリストがデータ記憶装置２９９２において記憶される。ユーザのＤＶＲユニットは、分析のために及び番組スポンサに提供されるデモグラフィック・レポート及び使用レポートを作成するために、記録された番組情報及びユーザ・デモグラフィック・データをＤＶＲサービス・プロバイダに定期的に返送する。しかる後、ブロック２９９５において、ＤＶＲユニットの処理が終了する。
【０１３６】
図３０は、本願において開示されたオペレーションを遂行することができるコンピュータ・システムの単純化された例である情報処理システム３００１を示す。コンピュータ・システム３００１は、ホスト・バス３００５に結合されたプロセッサ３０００を含む。ホスト・バス３００５には、レベル２（Ｌ２）キャッシュ・メモリ３０１０も結合される。キャッシュ・メモリ及びメイン・メモリ制御機能を含むホスト・ツー・ＰＣＩブリッジ３０１５がメイン・メモリ３０２０に結合され、ＰＣＩバス３０２５、プロセッサ３０００、Ｌ２キャッシュ３０１０、メイン・メモリ３０２０、及びホスト・バス３００５の間の転送を処理するためのバス制御を提供する。ＰＣＩバス３０２５は、例えば、ＬＡＮカード３０３０を含む種々のデバイスに対するインターフェースを提供する。ＰＣＩバス３０２５及びＩＳＡバス３０４０、ユニバーサル・シリアル・バス（ＵＳＢ）機能３０４５、ＩＤＥデバイス機能３０５０、電源管理機能３０５５の間の転送を処理するためにＰＣＩ・ツー・ＩＳＡブリッジ３０３５がバス制御を行い、しかも、それは、リアルタイム・クロック（ＲＴＣ）、ＤＭＡ制御装置、割込支援装置、及びシステム管理バス支援装置のような図示されてない他の機能的素子を含み得る。周辺装置及び入出力（Ｉ／Ｏ）装置が、ＩＳＡバス３０４０に結合された種々のインターフェース３０６０（例えば、並列インターフェース３０６２、直列インターフェース３０６４、赤外線（ＩＲ）インターフェース３０６６、キーボード・インターフェース３０６８、マウス・インターフェース３０７０、固定ディスク（ＨＤＤ）インターフェース３０７２）に接続可能である。別の方法として、ＩＳＡバス３０４０に接続されたスーパＩ／Ｏコントローラ（図示されてない）によって、多くのＩ／Ｏ装置が適応可能である。
【０１３７】
ＢＩＯＳ３０８０がＩＳＡバス３０４０に接続され、種々の低レベルのシステム機能及びシステム・ブート機能に対する必要なプロセッサ実行可能コードを組み込む。ＢＩＯＳ３０８０は、磁気記憶媒体、光学的記憶媒体、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ、リード・オンリー・メモリ、及び命令をエンコードする信号（例えば、ネットワークからの信号）を搬送する通信媒体を含む任意のコンピュータ可読媒体に記憶可能である。ネットワークを介してファイルをコピーすべくコンピュータ・システム３００１を他のコンピュータ・システムに接続するためには、ＬＡＮカード３０３０がＰＣＩバス３０２５に及びＰＣＩ・ツー・ＩＳＡブリッジ３０３５に結合される。同様に、電話回線接続を使用してインターネットに接続すべくコンピュータ・システム３００１をＩＳＰに接続するために、モデム３０７５がシリアル・ポート３０６４及びＰＣＩ・ツー・ＩＳＡブリッジ３０３５に接続される。
【０１３８】
図３０に示されたコンピュータ・システムは、本願において開示された発明を実行することができるけれども、このコンピュータ・システムは、コンピュータ・システムの単なる一例である。多くの他のコンピュータ・システム設計が、本願において開示された発明を遂行することができるということは、当業者には明らかであろう。
【０１３９】
本発明の望ましい実施態様の１つは、アプリケーション、即ち、例えばコンピュータのランダム・アクセス・メモリに常駐し得るコード・モジュールの形の命令のセットである。コンピュータによって要求されるまで、それらの命令セットは、他のコンピュータ・メモリにおいて、例えば、ハード・ディスク・ドライブにおいて、又は光ディスク（ＣＤ−ＲＯＭにおける究極的な使用のためのもの）、又はフロッピ・ディスク（フロッピ・ディスク・ドライブにおける究極的な使用のためのもの）のような着脱可能な記憶装置において記憶可能であり、或いは、インターネット又は他のコンピュータ・ネットワークを介してダウンロード可能である。従って、本発明は、コンピュータにおいて使用するためのコンピュータ・プログラム製品として実現可能である。更に、開示された種々の方法は、ソフトウェアによって選択的に作動され又は再構成された汎用コンピュータにおいて都合よく実現されるけれども、そのような方法がハードウェアで、ファームウェアで、又は必要な方法ステップを遂行するように構成された更に特殊化された装置において実行可能である。
【０１４０】
本発明の特定の実施例が示され且つ説明されたけれども、本願において教示されたところに基づいて、本発明及びそれの広範な局面から逸脱することなく、変更及び修正を行うことが可能であり、従って、特許請求の範囲が本発明の真の精神及び技術的範囲内にあるような変更及び修正をすべて包含するものであることは、当業者には明らかであろう。更に、本発明が特許請求の範囲によってのみ定義されることも当然である。特定の数の紹介された特許請求の範囲の構成要素が意図される場合、そのような意図は、特許請求の範囲において明瞭に記載され、そのような記載が存在しない場合、そのような限定は存在しないことも、当業者には明らかであろう。
【０１４１】
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
【０１４２】
（１）番組セグメントを記録するための方法であって、
番組セグメント情報を含む詳細な編集スケジュールを受け取るステップと、
前記詳細な編集スケジュールを１つ又は複数のユーザ・プロファイル・エレメントに比較するステップと、
前記比較に基づいて１つ又は複数の番組セグメントを選択するステップと、
選択された番組セグメントを不揮発性記憶媒体に記録するステップと、
を含む、方法。
（２）前記ユーザ・プロファイル・エレメントの少なくとも１つは、１つ又は複数のユーザ・インタレスト、１つ又は複数のユーザ・プリファレンス、及び１つ又は複数の識別されたお気に入り番組を含むグループから選択される、上記（１）に記載の方法。
（３）前記番組セグメント情報は、ひとり又は複数の俳優、セグメント記述、ジャンル、及びディレクタを含むグループから選択される、上記（１）に記載の方法。
（４）前記ユーザ・プロファイル・エレメントを使用して前記番組セグメントをランク付けするステップを更に含み、
前記選択するステップは、最高にランク付けされた番組セグメントを識別することを含む、上記（１）に記載の方法。
（５）選択された番組に対応する選択された番組データを記憶するステップと、前記選択された番組データを、ネットワークを介してサービス・プロバイダに送るステップと、
を更に含む、上記（１）に記載の方法。
（６）前記ユーザ・プロファイル・エレメントによって記述された、ユーザに対応するデモグラフィック・データを検索するステップと、
前記選択された番組データ及び前記デモグラフィック・データに基づいて１つ又は複数のレポートを作成するステップと、
前記レポートを１つ又は複数の第三者パーティに送るステップと、
を更に含む、上記（５）に記載の方法。
（７）前記選択された番組の１つはコマーシャルであり、前記第三者パーティの１つは前記コマーシャルのスポンサである、上記（６）に記載の方法。
（８）情報処理システムであって、
１つ又は複数のプロセッサと、
前記プロセッサによってアクセスし得るメモリと、
前記情報処理システムをコンピュータ・ネットワークに接続するネットワーク・インターフェースと、
番組セグメントを記録するための記録ツールと、
を含み、
前記記録ツールは、
番組セグメント情報を含む詳細な編集スケジュールを受け取るための手段と、前記詳細な編集スケジュールを１つ又は複数のユーザ・プロファイル・エレメントに比較するための手段と、
前記比較に基づいて１つ又は複数の番組セグメントを選択するための手段と、
を含む、情報処理システム。
（９）前記ユーザ・プロファイル・エレメントの少なくとも１つは、１つ又は複数のユーザ・インタレスト、１つ又は複数のユーザ・プリファレンス、及び１つ又は複数の識別されたお気に入り番組を含むグループから選択される、上記（８）に記載の情報処理システム。
（１０）前記番組セグメント情報は、ひとり又は複数の俳優、セグメント記述、ジャンル、及びディレクタを含むグループから選択される、上記（８）に記載の情報処理システム。
（１１）前記ユーザ・プロファイル・エレメントを使用して前記番組セグメントをランク付けするための手段を更に含み、
前記選択するための手段は、最高にランク付けされた番組セグメントを識別するための手段を含む、上記（８）に記載の情報処理システム。
（１２）選択された番組に対応する選択された番組データを記憶するための手段と、
前記選択された番組データを、ネットワークを介してサービス・プロバイダに送るための手段と、
を更に含む、上記（８）に記載の情報処理システム。
（１３）前記ユーザ・プロファイル・エレメントによって記述された、ユーザに対応するデモグラフィック・データを検索するための手段と、
前記選択された番組データ及び前記デモグラフィック・データに基づいて１つ又は複数のレポートを作成するための手段と、
前記レポートを１つ又は複数の第三者パーティに送るための手段と、
を更に含む、上記（１２）に記載の情報処理システム。
（１４）番組セグメントを記録するためのコンピュータ操作可能な媒体に記憶されたコンピュータ・プログラムであって、
番組セグメント情報を含む詳細な編集スケジュールを受け取るための手段と、前記詳細な編集スケジュールを１つ又は複数のユーザ・プロファイル・エレメントに比較するための手段と、
前記比較に基づいて１つ又は複数の番組セグメントを選択するための手段と、
を含む、コンピュータ・プログラム。
（１５）前記ユーザ・プロファイル・エレメントの少なくとも１つは、１つ又は複数のユーザ・インタレスト、１つ又は複数のユーザ・プリファレンス、及び１つ又は複数の識別されたお気に入り番組を含むグループから選択される、上記（１４）に記載のコンピュータ・プログラム。
（１６）前記番組セグメント情報は、ひとり又は複数の俳優、セグメント記述、ジャンル、及びディレクタを含むグループから選択される、上記（１４）に記載のコンピュータ・プログラム。
（１７）前記ユーザ・プロファイル・エレメントを使用して前記番組セグメントをランク付けするための手段を更に含み、
前記選択するための手段は、最高にランク付けされた番組セグメントを識別するための手段を含む、上記（１４）に記載のコンピュータ・プログラム。
（１８）選択された番組に対応する選択された番組データを記憶するための手段と、
前記選択された番組データを、ネットワークを介してサービス・プロバイダに送るための手段と、
を更に含む、上記（１４）に記載のコンピュータ・プログラム。
（１９）前記ユーザ・プロファイル・エレメントによって記述された、ユーザに対応するデモグラフィック・データを検索するための手段と、
前記選択された番組データ及び前記デモグラフィック・データに基づいて１つ又は複数のレポートを作成するための手段と、
前記レポートを１つ又は複数の第三者パーティに送るための手段と、
を更に含む、上記（１８）に記載のコンピュータ・プログラム。
（２０）前記選択された番組の１つはコマーシャルであり、前記第三者パーティの１つは前記コマーシャルのスポンサである、上記（１９）に記載のコンピュータ・プログラム。
【図面の簡単な説明】
【図１】コンピュータ・ネットワークを使用して、スポンサ、ディジタル・ビデオ記録（ＤＶＲ）サービス、及びＤＶＲユーザがコミュニケーションを行うことを示すネットワーク図である。
【図２】ユーザによるＤＶＲシステムの利用に関する種々なレベルの詳細と共にスポンサに提供される３つのレポートを示す図である。
【図３】ユーザ・デモグラフィック・データを示すユーザ・プロファイルのサンプルを示す図である。
【図４】ユーザの番組プリファレンスを示すユーザ・プロファイルのサンプルを示す図である。
【図５】番組に関するメタデータを伴う番組編集スケジュールの一例を示す図である。
【図６】ユーザのＤＶＲに対して選択されたカスタム・コマーシャルを伴う機能強化された編集スケジュールを示すシステム図である。
【図７】アドバタイザからＤＶＲサービス・プロバイダにコマーシャルを提供し、ＤＶＲサービス・プロバイダからアドバタイザにレポート返送するためのフローチャートを示す図である。
【図８】カスタム・コマーシャルのＤＶＲ処理のためのフローチャートを示す図である。
【図９】ＤＶＲサービス・プロバイダ及びＤＶＲサービス・クライアントの間でコマーシャル及び表示データを伝達するためのフローチャートを示す図である。
【図１０】ダウンロードされたコマーシャルをＤＶＲクライアントが処理するためのフローチャートを示す図である。
【図１１】番組セグメントの自動化された記録を可能にする機能強化された編集スケジュールを示すシステム図である。
【図１２】番組セグメントに対応した詳細を示す詳細な編集スケジュールの一例を示す図である。
【図１３】ユーザ・プリファレンスに基づいて、ＤＶＲユーザが番組セグメント及びコマーシャルを記録するためのフローチャートを示す図である。
【図１４】開始ガイド位置がスポンサシップによって決定される、オン・スクリーン・テレビ・ガイドのサンプルを示す図である。
【図１５】オン・スクリーン・テレビ・ガイドにおいて使用するために、スポンサによりＤＶＲサービス・プロバイダを介してＤＶＲユーザに提供されるスポンサ付き番組情報を示すシステム図である。
【図１６】オン・スクリーン・テレビ・ガイドにおいて使用するために、スポンサによりＤＶＲ番組プロバイダを介してＤＶＲユーザにスポンサ付き番組情報が提供されるフローチャートを示す図である。
【図１７】オン・スクリーン・テレビ・ガイドにおいて望ましいスポンサシップに対する番組をスポンサ処理が選択するフローチャートを示す図である。
【図１８】スポンサ付き番組を強調表示するオン・スクリーン・テレビ・ガイドを表示する場合のＤＶＲユーザの処理のフローチャートを示す図である。
【図１９】お気に入り番組メニューにおいて使用するために、スポンサによりＤＶＲサービス・プロバイダを介してＤＶＲユーザに供給されるスポンサ付き番組情報を示すシステム図である。
【図２０】お気に入り番組メニューにおいて使用するために、スポンサによりＤＶＲサービス・プロバイダを介してＤＶＲユーザにスポンサ付き番組情報が供給されるフローチャートを示す図である。
【図２１】オン・スクリーンのお気に入り番組情報を作成するために、ユーザお気に入り番組及びスポンサ付き番組の結合を示すブロック図である。
【図２２】オン・スクリーンのお気に入り番組メニューを表示する場合のＤＶＲユーザの処理のフローチャートを示す図である。
【図２３】オン・スクリーンのお気に入り番組情報を作成するために、スポンサ付きの量に基づいてユーザのＤＶＲにより記録された番組のランクの向上を示すブロック図である。
【図２４】スポンサシップ・データを使用して記録済み番組のランクを決定する場合のＤＶＲユーザの処理のフローチャートを示す図である。
【図２５】スポンサ付き番組を含むお気に入りを処理する場合のＤＶＲユーザの処理のフローチャートを示す図である。
【図２６】選択されたスポンサ付き番組がユーザによって記録される可能性を高くする場合の望ましいスポンサシップに対する番組をスポンサ処理が選択するフローチャートを示す図である。
【図２７】スポンサ付き番組がユーザによって記録される可能性を高くするために、スポンサ付き番組情報がスポンサによりＤＶＲ番組プロバイダを介してＤＶＲユーザに提供されるシステムを示す図である。
【図２８】スポンサ付き番組がユーザによって記録される可能性を高くするために、スポンサ付き番組情報がスポンサによりＤＶＲ番組プロバイダを介してＤＶＲユーザに提供されるフローチャートを示す図である。
【図２９】記録すべき番組を選択する場合にユーザの望ましい番組と関連してＤＶＲがスポンサ付き番組を処理するフローチャートを示す図である。
【図３０】本発明を実施することができる情報処理システムのブロック図である。

Claims (20)

1. 番組セグメントを記録するための方法であって、
   番組セグメント情報を含む詳細な編集スケジュールを受け取るステップと、
   前記詳細な編集スケジュールを１つ又は複数のユーザ・プロファイル・エレメントに比較するステップと、
   前記比較に基づいて１つ又は複数の番組セグメントを選択するステップと、
   選択された番組セグメントを不揮発性記憶媒体に記録するステップと、
   を含む、方法。
2. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントの少なくとも１つは、１つ又は複数のユーザ・インタレスト、１つ又は複数のユーザ・プリファレンス、及び１つ又は複数の識別されたお気に入り番組を含むグループから選択される、請求項１に記載の方法。
3. 前記番組セグメント情報は、ひとり又は複数の俳優、セグメント記述、ジャンル、及びディレクタを含むグループから選択される、請求項１に記載の方法。
4. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントを使用して前記番組セグメントをランク付けするステップを更に含み、
   前記選択するステップは、最高にランク付けされた番組セグメントを識別することを含む、請求項１に記載の方法。
5. 選択された番組に対応する選択された番組データを記憶するステップと、
   前記選択された番組データを、ネットワークを介してサービス・プロバイダに送るステップと、
   を更に含む、請求項１に記載の方法。
6. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントによって記述された、ユーザに対応するデモグラフィック・データを検索するステップと、
   前記選択された番組データ及び前記デモグラフィック・データに基づいて１つ又は複数のレポートを作成するステップと、
   前記レポートを１つ又は複数の第三者パーティに送るステップと、
   を更に含む、請求項５に記載の方法。
7. 前記選択された番組の１つはコマーシャルであり、前記第三者パーティの１つは前記コマーシャルのスポンサである、請求項６に記載の方法。
8. 情報処理システムであって、
   １つ又は複数のプロセッサと、
   前記プロセッサによってアクセスし得るメモリと、
   前記情報処理システムをコンピュータ・ネットワークに接続するネットワーク・インターフェースと、
   番組セグメントを記録するための記録ツールと、
   を含み、
   前記記録ツールは、
   番組セグメント情報を含む詳細な編集スケジュールを受け取るための手段と、前記詳細な編集スケジュールを１つ又は複数のユーザ・プロファイル・エレメントに比較するための手段と、
   前記比較に基づいて１つ又は複数の番組セグメントを選択するための手段と、
   を含む、情報処理システム。
9. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントの少なくとも１つは、１つ又は複数のユーザ・インタレスト、１つ又は複数のユーザ・プリファレンス、及び１つ又は複数の識別されたお気に入り番組を含むグループから選択される、請求項８に記載の情報処理システム。
10. 前記番組セグメント情報は、ひとり又は複数の俳優、セグメント記述、ジャンル、及びディレクタを含むグループから選択される、請求項８に記載の情報処理システム。
11. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントを使用して前記番組セグメントをランク付けするための手段を更に含み、
    前記選択するための手段は、最高にランク付けされた番組セグメントを識別するための手段を含む、請求項８に記載の情報処理システム。
12. 選択された番組に対応する選択された番組データを記憶するための手段と、
    前記選択された番組データを、ネットワークを介してサービス・プロバイダに送るための手段と、
    を更に含む、請求項８に記載の情報処理システム。
13. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントによって記述された、ユーザに対応するデモグラフィック・データを検索するための手段と、
    前記選択された番組データ及び前記デモグラフィック・データに基づいて１つ又は複数のレポートを作成するための手段と、
    前記レポートを１つ又は複数の第三者パーティに送るための手段と、
    を更に含む、請求項１２に記載の情報処理システム。
14. 番組セグメントを記録するためのコンピュータ操作可能な媒体に記憶されたコンピュータ・プログラムであって、
    番組セグメント情報を含む詳細な編集スケジュールを受け取るための手段と、前記詳細な編集スケジュールを１つ又は複数のユーザ・プロファイル・エレメントに比較するための手段と、
    前記比較に基づいて１つ又は複数の番組セグメントを選択するための手段と、を含む、コンピュータ・プログラム。
15. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントの少なくとも１つは、１つ又は複数のユーザ・インタレスト、１つ又は複数のユーザ・プリファレンス、及び１つ又は複数の識別されたお気に入り番組を含むグループから選択される、請求項１４に記載のコンピュータ・プログラム。
16. 前記番組セグメント情報は、ひとり又は複数の俳優、セグメント記述、ジャンル、及びディレクタを含むグループから選択される、請求項１４に記載のコンピュータ・プログラム。
17. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントを使用して前記番組セグメントをランク付けするための手段を更に含み、
    前記選択するための手段は、最高にランク付けされた番組セグメントを識別するための手段を含む、請求項１４に記載のコンピュータ・プログラム。
18. 選択された番組に対応する選択された番組データを記憶するための手段と、
    前記選択された番組データを、ネットワークを介してサービス・プロバイダに送るための手段と、
    を更に含む、請求項１４に記載のコンピュータ・プログラム。
19. 前記ユーザ・プロファイル・エレメントによって記述された、ユーザに対応するデモグラフィック・データを検索するための手段と、
    前記選択された番組データ及び前記デモグラフィック・データに基づいて１つ又は複数のレポートを作成するための手段と、
    前記レポートを１つ又は複数の第三者パーティに送るための手段と、
    を更に含む、請求項１８に記載のコンピュータ・プログラム。
20. 前記選択された番組の１つはコマーシャルであり、前記第三者パーティの１つは前記コマーシャルのスポンサである、請求項１９に記載のコンピュータ・プログラム。

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