JP2004129106A - 電子メールシステム及びそのプログラム - Google Patents
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Abstract
【構成】LAN2にインターネットファクシミリサーバ4とメールサーバ6,LDAPサーバ8,DHCPサーバ10を接続する。インターネットファクシミリサーバ4はDHCPサーバ10からIPアドレスを取得すると、自己のメールアドレスとIPアドレスとをLDAPサーバ8へ送出し、LDAPサーバ8は対応表12にメールアドレスとIPアドレスを記録する。電子メールを受信したメールサーバ6は、対応表12を参照してメールアドレスからIPアドレスを求め、インターネットファクシミリサーバ4へSMTP送信する。
【効果】DNSサーバを用いずに、インターネットファクシミリサーバへの電子メールの配送ができる。
【選択図】 図1
【効果】DNSサーバを用いずに、インターネットファクシミリサーバへの電子メールの配送ができる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の利用分野】
この発明は電子メールシステムとそのプログラムに関し、特にDNS(ドメインネームシステム)サーバを使用せずに、電子メールの転送ができるようにしたシステムやプログラムに関する。
【0002】
【従来技術】
【0003】
【特許文献1】特開2002−171286号公報
【0004】
特許文献1には、SMTPプロトコルにより電子メールを送信する場合、中継のメールサーバが、DNS(ドメインネームシステム)サーバから、宛先のネットワークアドレスを求めることが記載されている。そこでDNSサーバを用いることにより、ネットワークアドレスを知らなくても、電子メールの転送ができる。
【0005】
しかしながらこのような電子メールの配送手順では、DNSサーバが必要不可欠であり、DNSサーバの設置や維持管理に費用と注意とが必要である。この一方で、クライアントを中心としたLAN等のネットワークでは、クライアントの多くはメールサーバをPOP(ポスト・オフィス・プロトコル)サーバとして利用し、メールサーバ内などに設けたメールボックスから自己宛の電子メールを取り出している。このため電子メールの受信には、LANなどの内部のネットワークアドレスを求めるためのDNSサーバを設ける必要性が乏しい。従って、LAN内のアドレス用のDNSサーバを不要にし、あるいは小規模なものにできる可能性がある。
【0006】
【発明の課題】
この発明の課題は、電子メールの転送にDNSサーバを必要としないようにすることにある(請求項1〜5)。
請求項2,4の発明での追加の課題は、DHCP(ダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコル)サーバ等を設けて、ネットワークアドレスを動的に端末に割り当てる場合にも、DNSサーバを用いずに電子メールを転送できるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、インターネットファクシミリサーバなどの通信サーバへの、電子メールのSMTP転送を容易にすることにある。
【0007】
【発明の構成】
この発明の電子メールシステムは、メールサーバを設けると共に、宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを管理するためのアドレス変換手段を、前記メールサーバまたはディレクトリサーバに設け、かつ受信した電子メール中のメールアドレスを用いて、前記アドレス変換手段によりネットワークアドレスを求め、求めたネットワークアドレスにメールサーバから電子メールを送信するようにしたものである(請求項1)。ネットワークアドレスは例えばIPアドレスであるが、これに限るものではない。メールアドレスは、例えば英数字で記述されたニモニックでの端末名などである。またアドレス変換手段中のアドレス変換データは例えばテーブル形式で記憶するが、XMLなどの構造化文書などを用いて記憶しても良い。
【0008】
好ましくは、前記宛先端末を、ネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、宛先端末からアドレス変換手段を設けたサーバへ、宛先端末名とネットワークアドレスを通知して、前記アドレス変換データ中のネットワークアドレスを更新するように構成する(請求項2)。この通知は、宛先端末からメールサーバなどを介して間接的に行っても良い。
特に好ましくは、前記端末はインターネットでの画像通信が自在な通信サーバである(請求項3)。
【0009】
この発明の電子メールシステム用のプログラムは、宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを記憶・管理するための命令と、メールサーバが管理するメールボックス以外のメールアドレスの電子メールを受信した際に、前記アドレス変換データをメールアドレスで参照してネットワークアドレスを求めるための命令を設けたものである(請求項4)。ネットワークアドレスは例えばIPアドレスであるが、これに限るものではない。メールアドレスは、例えば英数字で記述されたニモニックでの端末名などである。またアドレス変換手段中のアドレス変換データは例えばテーブル形式で記憶するが、XMLなどの構造化文書などを用いて記憶しても良い。
【0010】
好ましくは、宛先端末が、ネットワークアドレスの割り当て用のサーバからネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、前記アドレス変換データを管理するサーバに対して宛先端末名とネットワークアドレスを通知するための、宛先端末用の命令をさらに設ける(請求項5)。なおこの通知は、宛先端末からメールサーバなどを介して間接的に行っても良い。
【0011】
【発明の作用と効果】
この発明では、宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを記憶する。メールサーバは、このアドレス変換データから電子メール中のメールアドレスをネットワークアドレスに変換し、求めたネットワークアドレスに対して、受信した電子メールを例えばSMTP(シンプル・メール・トランスファー・プロトコル)で転送する。このためDNSサーバを用いずに、メールサーバは電子メールを宛先端末へ転送できる。なおメールボックスを有する宛先端末に対しては、メールサーバはメールボックスへ電子メールを配信すればよい。これらのためDNSサーバを用いずに、LAN内などの宛先端末へ電子メールの転送ができる(請求項1〜5)。
【0012】
なおメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データは、メールサーバの管理下か、LDAP(ライト・ディレクトリ・アクセス・プロトコル)サーバなどの、ディレクトリサービスを提供するサーバの管理下に記憶する。またこの明細書では、ディレクトリサービスを提供するサーバをディレクトリサーバと呼び、DNSサーバはディレクトリサーバには含めない。さらに管理下に設けるとは、メールサーバやディレクトリサーバから、アドレス変換データの記憶と書き換え及びアクセス(検索)ができることを言い、データの所在自体は文書管理サーバなどの他のサーバでも良い。
【0013】
ここで、DHCPサーバなどを用い、宛先端末に動的にネットワークアドレスを割り当てる場合、ネットワークアドレスの割り当てを受けた宛先端末から、アドレス変換データを管理するサーバに宛先端末名とネットワークアドレスを通知し、ネットワークアドレスの変更に応じて、アドレス変換データを自動的に更新することが好ましい。また新たな宛先端末がLANなどに加わった場合も、ネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、新たな宛先端末から宛先端末名とネットワークアドレスとを通知し、アドレス変換データを自動的に更新することが好ましい。これらのため、ネットワークアドレスを動的に割り当てる場合にも、対応できる(請求項2,5)。
【0014】
さらに宛先端末をインターネットファクシミリなどが自在な通信サーバとすると、メールサーバから通信サーバへの、SMTPなどによる電子メールの転送が容易にできる。このため通信サーバは、DNSサーバを用いず、かつ途中でメールサーバのメールボックスに電子メールを収容せずに、SMTPなどで電子メールを受信できる。なおこれ以外のメールクライアントは、POPなどによりメールボックスを用いてメールを受信すれば良い(請求項3)。
【0015】
【実施例】
図1〜図6に、実施例の電子メールシステムとそのプログラムを示す。これらの図において、2はLANで、4はインターネットファクシミリサーバで、電子メール形式により、インターネットを介してファクシミリデータなどの画像データの送受信ができる通信サーバである。インターネットファクシミリサーバは、電子メールの宛先としての自己の端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)とを記憶する。6はメールサーバで、インターネットファクシミリサーバはそのクライアントであり、他にパーソナルコンピュータなどのクライアントを有する。そしてパーソナルコンピュータなどのクライアントにはメールボックスを設けて、受信した電子メールをメールボックスに一時保管する。
【0016】
8はLDAPサーバで、10はDHCPサーバである。そしてLAN2はクライアント等の端末機器を中心としたローカルなネットワークとする。LAN2にはDNSサーバは不要で、DNSサーバを設ける場合でも、メールサーバ6や図示しないWEBサーバなどの主なサーバのみを対象とする、小規模なDNSサーバでよい。
【0017】
12は端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)との対応表(テーブル)で、ここではLDAPサーバ8に設けて、LDAPサーバ8が作成し記憶しかつ更新するものとする。対応表12に代えて、XML文書などで端末名からネットワークアドレスを検索できるようにしても良い。またメールサーバ6はLDAPサーバ8を介して対応表にアクセスでき、メールアドレスで対応表12を検索して、IPアドレスを知ることができる。対応表12の内容を図2に模式的に示すと、対応表12の左側の欄には端末名(メールアドレス)を記憶し、右側の欄にはIPアドレス(ネットワークアドレス)を記憶する。なおメールサーバのクライアントで、電子メールをPOP受信するクライアントは、対応表12に記述する必要はない。またLAN2の外部から見た場合に、単なるクライアントでサーバとして作用しない端末は、対応表12に記述する必要はない。インターネットファクシミリサーバ4は、メールサーバ6のクライアントで、LAN2の外部(LAN2よりも上位のドメイン)からすると、インターネットファクシミリに関するサーバなので、対応表12に記述する必要がある。14は対応表管理プログラムで、この発明のプログラムの例である。
【0018】
なおここでのIPアドレスは、インターネットプロトコルに従った厳密な意味でのIPアドレスに限らず、LAN2内でのみ通用するネットワークアドレスでも良い。また対応表12にはこれ以外に、対応表12にIPアドレスを書き込んだ(更新した)日時などを記憶し、所定の時間以上や所定の日数以上経過すると、DHCPサーバ10によりIPアドレスが変更されている可能性に備えて、対応表12を管理するLDAPサーバ8から、クライアントのインターネットファクシミリサーバなどに、端末名とIPアドレスとを再送信するように要求しても良い。
【0019】
実施例では対応表12をLDAPサーバ8に設けたが、メールサーバ6に設けても良い。また対応表12を直接サーバ6,8に記憶させるのではなく、これらのサーバ6,8の外部のサーバに記憶させても良い。ただしこの場合は、サーバ6またはサーバ8から対応表12の作成,更新,アクセスができ、対応表12をサーバ6またはサーバ8で管理できるようにしておく。そしてインターネットファクシミリサーバ4は、DHCPサーバ10に自己のIPアドレスを問い合わせ、IPアドレスの割り当てを受けると、自己の端末名(メールアドレス)とIPアドレスとをLDAPサーバ8へ通知し、LDAPサーバ8は対応表12を更新して、IPアドレスを最新の値に保つようにする。
【0020】
図3に電子メールの転送時の処理を示す。例えばインターネットファクシミリサーバ4宛の電子メールをメールサーバ6が受信すると、メールサーバ6は、受信した電子メール中の宛先端末名(メールアドレス)を用いて、LDAPサーバ8へ問い合わせをする。LDAPサーバ8は、対応表12を検索して、インターネットファクシミリサーバのメールアドレスと共に、そのIPアドレスをメールサーバ6へ送出する。そしてメールサーバ6は、受信した電子メールを、LDAPサーバ8から通知を受けたIPアドレスに対して、SMTP配信する。この結果、DNSサーバを用いずに、メールサーバ6は電子メールをインターネットファクシミリサーバ4へ転送でき、インターネットファクシミリサーバ4から見た場合、電子メールをメールボックスに蓄積せずに、直ちに受信できる。なおSMTP配信が不要なクライアントは、メールサーバ6にメールボックスを有しており、POP3などのプロトコルにより電子メールをメールボックスから取り出せばよい。
【0021】
図4に示すように、対応表管理プログラム14は、
▲1▼ 端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)との対応表を作成し更新し、かつメールサーバ6などからのアクセスに応じて検索を実行する、対応表作成プロセス20と、
▲2▼ LDAPサーバ8に対応表の検索を依頼し、端末名(メールアドレス)からIPアドレスを得るための問い合わせを行う、問い合わせプロセス22、
並びに
▲3▼ 対応表を管理するLDAPサーバ8へ、インターネットファクシミリサーバ4などから、自己の端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)とを送出する、送出プロセス24、
の3つのプロセスで構成されている。
【0022】
対応表作成プロセス20はLDAPサーバ8に実装し、問い合わせプロセス22はメールサーバ6などに実装し、送出プロセス24はインターネットファクシミリサーバ4などに実装する。ただし対応表12をメールサーバ6の管理下に記憶する場合、対応表作成プロセス20と問い合わせプロセス22を1つのまとまったプロセスとして、メールサーバ6に記憶させても良い。さらに対応表管理プログラム14は、インターネットファクシミリサーバ4などの適宜のサーバ4,6,8で、インターネットや適宜の記憶媒体などから読み込んで取得しても良い。この場合、自己以外のサーバ6,8で必要なプロセス20,22を、インターネットファクシミリサーバ4などから、他のサーバ6,8へ送出して記憶させても良い。
【0023】
図5に、インターネットファクシミリサーバがIPアドレスを取得した際のアルゴリズムを示す。ステップ1で、インターネットファクシミリサーバはDHCPサーバに自己のIPアドレスを問い合わせ、IPアドレスを取得すると(ステップ2)、自己の端末名とIPアドレスとをLDAPサーバへ送出し(ステップ3)、対応表12に端末名とIPアドレスとを記憶させる(ステップ4)。図5のアルゴリズムは、インターネットファクシミリサーバがIPアドレスを取得する毎に繰り返されるので、対応表12には常時最新のIPアドレスが記憶される。
【0024】
図6に、メールサーバ6が電子メールを受信した際の処理を示す。ステップ11で電子メールを受信すると、LDAPサーバへ電子メール中の端末名(メールアドレス)を用いて問い合わせを行い(ステップ12)、LDAPサーバは対応表12を検索してIPアドレスをメールサーバ6へ送出する(ステップ13)。そして取得したIPアドレスを用いて、電子メールをSMTP配信する(ステップ14)。なお実施例では、電子メールのSMTP配信を受けるクライアントをインターネットファクシミリサーバとしたが、LAN2上の他のサーバでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電子メールシステムの構成を示すブロック図
【図2】実施例で用いるメールアドレスとIPアドレスの対応表を模式的に示す図
【図3】実施例の電子メールシステムでの、電子メール受信時の接続関係を示す図
【図4】実施例の電子メールシステムで用いるプロセスを示す図
【図5】実施例の電子メールシステムで、インターネットファクシミリサーバがIPアドレスを取得し、LDAPサーバの対応表に登録するプロセスを示すフローチャート
【図6】実施例の電子メールシステムで、メールサーバが電子メールを受信し、LDAPサーバに問い合わせてインターネットファクシミリサーバのIPアドレスを取得し、電子メールを送信するプロセスを示すフローチャート
【符号の説明】
2 LAN
4 インターネットファクシミリサーバ
6 メールサーバ
8 LDAPサーバ
10 DHCPサーバ
12 メールアドレスとIPアドレスの対応表
14 対応表管理プログラム
20〜24 プロセス
【発明の利用分野】
この発明は電子メールシステムとそのプログラムに関し、特にDNS(ドメインネームシステム)サーバを使用せずに、電子メールの転送ができるようにしたシステムやプログラムに関する。
【0002】
【従来技術】
【0003】
【特許文献1】特開2002−171286号公報
【0004】
特許文献1には、SMTPプロトコルにより電子メールを送信する場合、中継のメールサーバが、DNS(ドメインネームシステム)サーバから、宛先のネットワークアドレスを求めることが記載されている。そこでDNSサーバを用いることにより、ネットワークアドレスを知らなくても、電子メールの転送ができる。
【0005】
しかしながらこのような電子メールの配送手順では、DNSサーバが必要不可欠であり、DNSサーバの設置や維持管理に費用と注意とが必要である。この一方で、クライアントを中心としたLAN等のネットワークでは、クライアントの多くはメールサーバをPOP(ポスト・オフィス・プロトコル)サーバとして利用し、メールサーバ内などに設けたメールボックスから自己宛の電子メールを取り出している。このため電子メールの受信には、LANなどの内部のネットワークアドレスを求めるためのDNSサーバを設ける必要性が乏しい。従って、LAN内のアドレス用のDNSサーバを不要にし、あるいは小規模なものにできる可能性がある。
【0006】
【発明の課題】
この発明の課題は、電子メールの転送にDNSサーバを必要としないようにすることにある(請求項1〜5)。
請求項2,4の発明での追加の課題は、DHCP(ダイナミック・ホスト・コンフィギュレーション・プロトコル)サーバ等を設けて、ネットワークアドレスを動的に端末に割り当てる場合にも、DNSサーバを用いずに電子メールを転送できるようにすることにある。
請求項3の発明での追加の課題は、インターネットファクシミリサーバなどの通信サーバへの、電子メールのSMTP転送を容易にすることにある。
【0007】
【発明の構成】
この発明の電子メールシステムは、メールサーバを設けると共に、宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを管理するためのアドレス変換手段を、前記メールサーバまたはディレクトリサーバに設け、かつ受信した電子メール中のメールアドレスを用いて、前記アドレス変換手段によりネットワークアドレスを求め、求めたネットワークアドレスにメールサーバから電子メールを送信するようにしたものである(請求項1)。ネットワークアドレスは例えばIPアドレスであるが、これに限るものではない。メールアドレスは、例えば英数字で記述されたニモニックでの端末名などである。またアドレス変換手段中のアドレス変換データは例えばテーブル形式で記憶するが、XMLなどの構造化文書などを用いて記憶しても良い。
【0008】
好ましくは、前記宛先端末を、ネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、宛先端末からアドレス変換手段を設けたサーバへ、宛先端末名とネットワークアドレスを通知して、前記アドレス変換データ中のネットワークアドレスを更新するように構成する(請求項2)。この通知は、宛先端末からメールサーバなどを介して間接的に行っても良い。
特に好ましくは、前記端末はインターネットでの画像通信が自在な通信サーバである(請求項3)。
【0009】
この発明の電子メールシステム用のプログラムは、宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを記憶・管理するための命令と、メールサーバが管理するメールボックス以外のメールアドレスの電子メールを受信した際に、前記アドレス変換データをメールアドレスで参照してネットワークアドレスを求めるための命令を設けたものである(請求項4)。ネットワークアドレスは例えばIPアドレスであるが、これに限るものではない。メールアドレスは、例えば英数字で記述されたニモニックでの端末名などである。またアドレス変換手段中のアドレス変換データは例えばテーブル形式で記憶するが、XMLなどの構造化文書などを用いて記憶しても良い。
【0010】
好ましくは、宛先端末が、ネットワークアドレスの割り当て用のサーバからネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、前記アドレス変換データを管理するサーバに対して宛先端末名とネットワークアドレスを通知するための、宛先端末用の命令をさらに設ける(請求項5)。なおこの通知は、宛先端末からメールサーバなどを介して間接的に行っても良い。
【0011】
【発明の作用と効果】
この発明では、宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを記憶する。メールサーバは、このアドレス変換データから電子メール中のメールアドレスをネットワークアドレスに変換し、求めたネットワークアドレスに対して、受信した電子メールを例えばSMTP(シンプル・メール・トランスファー・プロトコル)で転送する。このためDNSサーバを用いずに、メールサーバは電子メールを宛先端末へ転送できる。なおメールボックスを有する宛先端末に対しては、メールサーバはメールボックスへ電子メールを配信すればよい。これらのためDNSサーバを用いずに、LAN内などの宛先端末へ電子メールの転送ができる(請求項1〜5)。
【0012】
なおメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データは、メールサーバの管理下か、LDAP(ライト・ディレクトリ・アクセス・プロトコル)サーバなどの、ディレクトリサービスを提供するサーバの管理下に記憶する。またこの明細書では、ディレクトリサービスを提供するサーバをディレクトリサーバと呼び、DNSサーバはディレクトリサーバには含めない。さらに管理下に設けるとは、メールサーバやディレクトリサーバから、アドレス変換データの記憶と書き換え及びアクセス(検索)ができることを言い、データの所在自体は文書管理サーバなどの他のサーバでも良い。
【0013】
ここで、DHCPサーバなどを用い、宛先端末に動的にネットワークアドレスを割り当てる場合、ネットワークアドレスの割り当てを受けた宛先端末から、アドレス変換データを管理するサーバに宛先端末名とネットワークアドレスを通知し、ネットワークアドレスの変更に応じて、アドレス変換データを自動的に更新することが好ましい。また新たな宛先端末がLANなどに加わった場合も、ネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、新たな宛先端末から宛先端末名とネットワークアドレスとを通知し、アドレス変換データを自動的に更新することが好ましい。これらのため、ネットワークアドレスを動的に割り当てる場合にも、対応できる(請求項2,5)。
【0014】
さらに宛先端末をインターネットファクシミリなどが自在な通信サーバとすると、メールサーバから通信サーバへの、SMTPなどによる電子メールの転送が容易にできる。このため通信サーバは、DNSサーバを用いず、かつ途中でメールサーバのメールボックスに電子メールを収容せずに、SMTPなどで電子メールを受信できる。なおこれ以外のメールクライアントは、POPなどによりメールボックスを用いてメールを受信すれば良い(請求項3)。
【0015】
【実施例】
図1〜図6に、実施例の電子メールシステムとそのプログラムを示す。これらの図において、2はLANで、4はインターネットファクシミリサーバで、電子メール形式により、インターネットを介してファクシミリデータなどの画像データの送受信ができる通信サーバである。インターネットファクシミリサーバは、電子メールの宛先としての自己の端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)とを記憶する。6はメールサーバで、インターネットファクシミリサーバはそのクライアントであり、他にパーソナルコンピュータなどのクライアントを有する。そしてパーソナルコンピュータなどのクライアントにはメールボックスを設けて、受信した電子メールをメールボックスに一時保管する。
【0016】
8はLDAPサーバで、10はDHCPサーバである。そしてLAN2はクライアント等の端末機器を中心としたローカルなネットワークとする。LAN2にはDNSサーバは不要で、DNSサーバを設ける場合でも、メールサーバ6や図示しないWEBサーバなどの主なサーバのみを対象とする、小規模なDNSサーバでよい。
【0017】
12は端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)との対応表(テーブル)で、ここではLDAPサーバ8に設けて、LDAPサーバ8が作成し記憶しかつ更新するものとする。対応表12に代えて、XML文書などで端末名からネットワークアドレスを検索できるようにしても良い。またメールサーバ6はLDAPサーバ8を介して対応表にアクセスでき、メールアドレスで対応表12を検索して、IPアドレスを知ることができる。対応表12の内容を図2に模式的に示すと、対応表12の左側の欄には端末名(メールアドレス)を記憶し、右側の欄にはIPアドレス(ネットワークアドレス)を記憶する。なおメールサーバのクライアントで、電子メールをPOP受信するクライアントは、対応表12に記述する必要はない。またLAN2の外部から見た場合に、単なるクライアントでサーバとして作用しない端末は、対応表12に記述する必要はない。インターネットファクシミリサーバ4は、メールサーバ6のクライアントで、LAN2の外部(LAN2よりも上位のドメイン)からすると、インターネットファクシミリに関するサーバなので、対応表12に記述する必要がある。14は対応表管理プログラムで、この発明のプログラムの例である。
【0018】
なおここでのIPアドレスは、インターネットプロトコルに従った厳密な意味でのIPアドレスに限らず、LAN2内でのみ通用するネットワークアドレスでも良い。また対応表12にはこれ以外に、対応表12にIPアドレスを書き込んだ(更新した)日時などを記憶し、所定の時間以上や所定の日数以上経過すると、DHCPサーバ10によりIPアドレスが変更されている可能性に備えて、対応表12を管理するLDAPサーバ8から、クライアントのインターネットファクシミリサーバなどに、端末名とIPアドレスとを再送信するように要求しても良い。
【0019】
実施例では対応表12をLDAPサーバ8に設けたが、メールサーバ6に設けても良い。また対応表12を直接サーバ6,8に記憶させるのではなく、これらのサーバ6,8の外部のサーバに記憶させても良い。ただしこの場合は、サーバ6またはサーバ8から対応表12の作成,更新,アクセスができ、対応表12をサーバ6またはサーバ8で管理できるようにしておく。そしてインターネットファクシミリサーバ4は、DHCPサーバ10に自己のIPアドレスを問い合わせ、IPアドレスの割り当てを受けると、自己の端末名(メールアドレス)とIPアドレスとをLDAPサーバ8へ通知し、LDAPサーバ8は対応表12を更新して、IPアドレスを最新の値に保つようにする。
【0020】
図3に電子メールの転送時の処理を示す。例えばインターネットファクシミリサーバ4宛の電子メールをメールサーバ6が受信すると、メールサーバ6は、受信した電子メール中の宛先端末名(メールアドレス)を用いて、LDAPサーバ8へ問い合わせをする。LDAPサーバ8は、対応表12を検索して、インターネットファクシミリサーバのメールアドレスと共に、そのIPアドレスをメールサーバ6へ送出する。そしてメールサーバ6は、受信した電子メールを、LDAPサーバ8から通知を受けたIPアドレスに対して、SMTP配信する。この結果、DNSサーバを用いずに、メールサーバ6は電子メールをインターネットファクシミリサーバ4へ転送でき、インターネットファクシミリサーバ4から見た場合、電子メールをメールボックスに蓄積せずに、直ちに受信できる。なおSMTP配信が不要なクライアントは、メールサーバ6にメールボックスを有しており、POP3などのプロトコルにより電子メールをメールボックスから取り出せばよい。
【0021】
図4に示すように、対応表管理プログラム14は、
▲1▼ 端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)との対応表を作成し更新し、かつメールサーバ6などからのアクセスに応じて検索を実行する、対応表作成プロセス20と、
▲2▼ LDAPサーバ8に対応表の検索を依頼し、端末名(メールアドレス)からIPアドレスを得るための問い合わせを行う、問い合わせプロセス22、
並びに
▲3▼ 対応表を管理するLDAPサーバ8へ、インターネットファクシミリサーバ4などから、自己の端末名(メールアドレス)とIPアドレス(ネットワークアドレス)とを送出する、送出プロセス24、
の3つのプロセスで構成されている。
【0022】
対応表作成プロセス20はLDAPサーバ8に実装し、問い合わせプロセス22はメールサーバ6などに実装し、送出プロセス24はインターネットファクシミリサーバ4などに実装する。ただし対応表12をメールサーバ6の管理下に記憶する場合、対応表作成プロセス20と問い合わせプロセス22を1つのまとまったプロセスとして、メールサーバ6に記憶させても良い。さらに対応表管理プログラム14は、インターネットファクシミリサーバ4などの適宜のサーバ4,6,8で、インターネットや適宜の記憶媒体などから読み込んで取得しても良い。この場合、自己以外のサーバ6,8で必要なプロセス20,22を、インターネットファクシミリサーバ4などから、他のサーバ6,8へ送出して記憶させても良い。
【0023】
図5に、インターネットファクシミリサーバがIPアドレスを取得した際のアルゴリズムを示す。ステップ1で、インターネットファクシミリサーバはDHCPサーバに自己のIPアドレスを問い合わせ、IPアドレスを取得すると(ステップ2)、自己の端末名とIPアドレスとをLDAPサーバへ送出し(ステップ3)、対応表12に端末名とIPアドレスとを記憶させる(ステップ4)。図5のアルゴリズムは、インターネットファクシミリサーバがIPアドレスを取得する毎に繰り返されるので、対応表12には常時最新のIPアドレスが記憶される。
【0024】
図6に、メールサーバ6が電子メールを受信した際の処理を示す。ステップ11で電子メールを受信すると、LDAPサーバへ電子メール中の端末名(メールアドレス)を用いて問い合わせを行い(ステップ12)、LDAPサーバは対応表12を検索してIPアドレスをメールサーバ6へ送出する(ステップ13)。そして取得したIPアドレスを用いて、電子メールをSMTP配信する(ステップ14)。なお実施例では、電子メールのSMTP配信を受けるクライアントをインターネットファクシミリサーバとしたが、LAN2上の他のサーバでも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の電子メールシステムの構成を示すブロック図
【図2】実施例で用いるメールアドレスとIPアドレスの対応表を模式的に示す図
【図3】実施例の電子メールシステムでの、電子メール受信時の接続関係を示す図
【図4】実施例の電子メールシステムで用いるプロセスを示す図
【図5】実施例の電子メールシステムで、インターネットファクシミリサーバがIPアドレスを取得し、LDAPサーバの対応表に登録するプロセスを示すフローチャート
【図6】実施例の電子メールシステムで、メールサーバが電子メールを受信し、LDAPサーバに問い合わせてインターネットファクシミリサーバのIPアドレスを取得し、電子メールを送信するプロセスを示すフローチャート
【符号の説明】
2 LAN
4 インターネットファクシミリサーバ
6 メールサーバ
8 LDAPサーバ
10 DHCPサーバ
12 メールアドレスとIPアドレスの対応表
14 対応表管理プログラム
20〜24 プロセス
Claims (5)
- メールサーバを設けると共に、宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを記憶するためのアドレス変換手段を、前記メールサーバまたはディレクトリサーバに設け、かつ受信した電子メール中のメールアドレスを用いて、前記アドレス変換手段によりネットワークアドレスを求め、求めたネットワークアドレスにメールサーバから電子メールを送信するようにした電子メールシステム。
- 前記宛先端末を、ネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、宛先端末からアドレス変換手段を設けたサーバへ、宛先端末名とネットワークアドレスとを通知して、前記アドレス変換データ中のネットワークアドレスを更新するように構成したことを特徴とする、請求項1の電子メールシステム。
- 前記宛先端末はインターネットでの画像通信が自在な通信サーバであることを特徴とする、請求項1または2の電子メールシステム。
- 宛先端末のメールアドレスをネットワークアドレスに変換するためのアドレス変換データを記憶・管理するための命令と、メールサーバが管理するメールボックス以外のメールアドレスの電子メールを受信した際に、前記アドレス変換データをメールアドレスで参照してネットワークアドレスを求めるための命令とを備えた、電子メールシステム用のプログラム。
- 宛先端末がネットワークアドレスの割り当て用のサーバからネットワークアドレスの割り当てを受けた際に、前記アドレス変換データを管理するサーバに対して宛先端末名とネットワークアドレスを通知するための、宛先端末用の命令をさらに設けたことを特徴とする、請求項4の電子メールシステム用のプログラム。
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