JP2004126423A - 記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージ - Google Patents
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Abstract
【課題】例えば商品管理番号に固有情報を含めることなどを容易に行える記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージを提供する。
【解決手段】ライトワンス・メモリ11に予め記憶されている固有情報11を、外部から視覚を通じて判読可能なようにライトワンス・メモリ10に表示するので、メーカーより出荷されたライトワンス・メモリ10に表示された固有情報11を見た販売店では、例えばかかる固有情報11を含めるように商品管理番号を設定することで、盗難防止などに役立つ。
【選択図】 図1
【解決手段】ライトワンス・メモリ11に予め記憶されている固有情報11を、外部から視覚を通じて判読可能なようにライトワンス・メモリ10に表示するので、メーカーより出荷されたライトワンス・メモリ10に表示された固有情報11を見た販売店では、例えばかかる固有情報11を含めるように商品管理番号を設定することで、盗難防止などに役立つ。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子技術の向上に伴い、撮像(撮影ともいう)した画像をデジタルデータに変換して記憶する電子カメラが開発され、既に市販されている。ユーザーは、電子カメラにより撮像した画像を、たとえば自分のパソコンのディスプレイに表示でき、またプリンタを介してプリントできるため、その応用範囲は広いものとなっている。
【0003】
かかる電子カメラは、メモリカードなどの記憶媒体を装着可能となっており、装着されたメモリカードには、その記憶容量分だけ、撮影によって取得した画像情報を記憶できるようになっている。又、メモリカードの記憶残量が少なくなった場合には、不要な画像情報を消去することで、新たな画像情報を記憶できるようになっている。しかるに、メモリーカードは画像情報の記憶と消去を任意に行えるものであるから、電子カメラには非常に有効なものだが、一般的には高価であるという問題がある。
【0004】
これに対し、近年、ライトワンスと呼ばれるメモリが開発されるに至った。ライトワンス・メモリは、1度だけ画像情報を記憶でき、且つ何回でも読み出し可能であるが、上書きが不能なメモリであり、その構成上、比較的安価である。従って、ライトワンス・メモリを電子カメラの記憶手段として用いることができれば、ユーザーの負担が減少するので好ましい。ライトワンス・メモリに関しては、以下のURLのホームページに詳細に記載されている。
【非特許文献1】
URL http://www.matrixsemi.com/
【0005】
【発明が課題を解決しようとする課題】
ところで、販売店などで、ライトワンス・メモリを大量に販売する場合、従来のメモリカードと同様に、ライトワンス・メモリをパッケージなどに封入(収容)して、商品管理番号や値札などを付した状態で販売することが考えられる。
【0006】
更に、販売店などでいわゆるPOSシステムが導入されている。POSシステムは、例えば商品個々にバーコードなどを付して、商品搬入時にバーコードリーダでそのバーコードを読み取ることによってその店舗の在庫として認識し、一方、商品販売時にバーコードリーダでそのバーコードを読み取ることによって販売されたことを認識でき、それにより在庫管理などを効率的に行えるものである。しかるに、POSシステムにおいては、販売店側でその商品を特定する固有な情報(商品情報)として、例えば商品管理番号等を入力する必要がある。
【0007】
これに対し、例えばライトワンス・メモリなどの記憶媒体の場合、それに固有な情報(固有情報)が、特定の記憶領域に記憶されているのが一般的である。かかる固有情報は、例えばロット番号としてメーカーの管理のために用いられることが多い。ところが、一つの商品に対して複数の固有情報を付することは、単にメモリ領域を多く使用するなどのデメリットがあるだけで特にメリットがなく不合理である。そこで、例えば商品情報を固有情報を含むように決定することが考えられる。かかる場合、販売店側で、記憶媒体の固有の情報を読み出す作業が必要になる。
【0008】
しかしながら、ライトワンス・メモリを含む一般的な記憶媒体は、ゴミ等の付着を防止し且つ見栄えを良くするために、メーカー出荷時にパッケージに包装されるのが一般的である。従って、販売店において、わざわざパッケージを破ってライトワンス・メモリを取り出し、カードリーダに差し込んで、その固有情報を読み出すということは理論的には可能であるが、実用上不可能といえる。
【0009】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、例えば商品管理番号に固有情報を含めることなどを容易に行える記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、第1の発明の記憶媒体の固有情報の表示方法は、提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体の固有情報の表示方法であって、前記記憶媒体内に予め記憶されている固有情報を、外部から視覚を通じて判読可能なように前記記憶媒体に表示するので、メーカーより出荷された前記記憶媒体に表示された固有情報を見た販売店では、例えばかかる固有情報を含めるように商品情報を設定することで、以下のごとき利益を享受できる。
【0011】
例えばライトワンス・メモリの特定のロットに不良が発生したような場合、商品情報に固有情報を含んでいれば、商品情報から不良品と良品とを判別でき、不良品のみを回収する手間が省ける。又、その商品が盗難にあったような場合、商品情報が固有情報を含んでいれば、盗難リストに載せることができ、例えば盗難されたライトワンス・メモリをラボ等に持参して、そこに記憶された画像情報に基づいて画像プリントを依頼したようなときに、盗難リストに基づいて犯人を割り出すようなこともできる。
【0012】
更に、撮影回数を限定したレンタル専用の電子カメラにおいて、未使用のライトワンス・メモリをセット販売する場合、かかる電子カメラにその商品情報を登録すれば、電子カメラ内のソフトにより、セット販売したライトワンス・メモリ以外のメモリを使用できなくすることができ、それにより電子カメラの無制限な使用を制限し、回収を促すこともできる。尚、「提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体」とは、画像情報等の記憶に用いるライトワンス・メモリやフラッシュ・メモリの他、磁気テープ、フロッピーディスク、MO、CD−R、DVD−R等を含むが、磁気記憶部などを有するクレジットカードなどは含まないものである。
【0013】
第2の発明の記憶媒体の固有情報の表示方法は、提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体の固有情報の表示方法であって、前記記憶媒体内に予め記憶されている固有情報を、外部から視覚を通じて判読可能なように前記記憶媒体を収容するパッケージに表示するので、メーカーより出荷された前記記憶媒体のパッケージに表示された固有情報を見た販売店では、例えばかかる固有情報を含めるように商品情報を設定することで、上述した利益を享受できる。尚、パッケージとは、袋や化粧箱など全ての包装体の他、前記記憶媒体に巻き付けたテープなどであってもよい。
【0014】
更に、前記固有の情報は、印刷により表示されると好ましいが、記憶媒体の表面に刻設しても良いし、印刷したシールを貼り付けても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態にかかる記憶媒体の固有情報の表示方法を説明する。図1は、提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体であるライトワンス・メモリを含むパッケージの斜視図である。図1において、ライトワンス・メモリ10の表面には、固有情報11が印刷されている。固有情報11は、ここでは8桁の数字であり、パッケージ20の透明フィルム部21を介して、外部から視認可能となっている。又、固有情報11に対応するバイナリデータが、ライトワンス・メモリ10の特定の記憶領域に記憶されている。尚、固有情報11は、ライトワンス・メモリ11の表面に印刷される代わりに、或いはそれに加えて、パッケージ20の表面に印刷されても良い(図1の23参照)。
【0016】
図1に示すライトワンス・メモリ10がパッケージ20に封入されてメーカーより出荷された場合、販売店では、このライトワンス・メモリ10の商品管理番号(商品情報)を、例えば「12345678ABCD」というように、固有情報を含めた形で設定できる。図2は、販売店側の作業者が、POSデータを入力する際にコンピュータに表示される画面の一例を示す図である。
【0017】
例えばライトワンス・メモリ10の特定のロットに不良が発生したような場合、メーカー側より不良品の固有情報が届くため、販売店側では、図1におけるライトワンス・メモリ10に表示された固有情報11を見て、良品と不良品とを仕分けし、不良品のみをメーカー側に返送できる。
【0018】
又、登録したライトワンス・メモリ10が盗難にあったような場合でも、販売店側で在庫チェックを行うことで、いずれのライトワンス・メモリ10が盗難にあったか個々に把握できるため、その商品管理番号に含まれた固有情報をラボ等に予め連絡しておけば、例えば記憶された画像情報に基づいて画像プリントを依頼するためにライトワンス・メモリ10がラボ等に搬送されたようなとき、ラボ等の作業者が、ライトワンス・メモリ10の固有情報11を視認した段階で、そのライトワンス・メモリ10が盗難されたものであることが直ちに分かり、犯人を割り出す手がかりになる。又、ライトワンス・メモリ10の表面に印刷された固有情報11が意図的に消されたような場合でも、その特定の領域に記憶された情報はユーザーが勝手に消去できないものであるため、カードリーダなどを用いれば固有情報11を読み出すことができる。以上をPRすることだけでも、盗難の抑制効果が十分にあると考えられる。
【0019】
更に、撮影回数を限定したレンタル専用の電子カメラにおいて、未使用のライトワンス・メモリ10をセット販売する場合、かかる電子カメラにその商品管理番号を登録すれば、電子カメラ内のソフトにより、セット販売したライトワンス・メモリ10以外のメモリを使用できなくすることができ、それにより電子カメラの無制限な使用を制限し、回収を促すこともできる。
【0020】
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、記憶媒体はライトワンス・メモリに限らず、通常のフラッシュ・メモリ等であっても良い。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば商品管理番号に固有情報を含めることなどを容易に行える記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ライトワンス・メモリを含むパッケージの斜視図である。
【図2】POSデータを入力する際にコンピュータに表示される画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ライトワンス・メモリ
11 固有情報
20 パッケージ
【発明の属する技術分野】
本発明は、記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージに関する。
【0002】
【従来の技術】
電子技術の向上に伴い、撮像(撮影ともいう)した画像をデジタルデータに変換して記憶する電子カメラが開発され、既に市販されている。ユーザーは、電子カメラにより撮像した画像を、たとえば自分のパソコンのディスプレイに表示でき、またプリンタを介してプリントできるため、その応用範囲は広いものとなっている。
【0003】
かかる電子カメラは、メモリカードなどの記憶媒体を装着可能となっており、装着されたメモリカードには、その記憶容量分だけ、撮影によって取得した画像情報を記憶できるようになっている。又、メモリカードの記憶残量が少なくなった場合には、不要な画像情報を消去することで、新たな画像情報を記憶できるようになっている。しかるに、メモリーカードは画像情報の記憶と消去を任意に行えるものであるから、電子カメラには非常に有効なものだが、一般的には高価であるという問題がある。
【0004】
これに対し、近年、ライトワンスと呼ばれるメモリが開発されるに至った。ライトワンス・メモリは、1度だけ画像情報を記憶でき、且つ何回でも読み出し可能であるが、上書きが不能なメモリであり、その構成上、比較的安価である。従って、ライトワンス・メモリを電子カメラの記憶手段として用いることができれば、ユーザーの負担が減少するので好ましい。ライトワンス・メモリに関しては、以下のURLのホームページに詳細に記載されている。
【非特許文献1】
URL http://www.matrixsemi.com/
【0005】
【発明が課題を解決しようとする課題】
ところで、販売店などで、ライトワンス・メモリを大量に販売する場合、従来のメモリカードと同様に、ライトワンス・メモリをパッケージなどに封入(収容)して、商品管理番号や値札などを付した状態で販売することが考えられる。
【0006】
更に、販売店などでいわゆるPOSシステムが導入されている。POSシステムは、例えば商品個々にバーコードなどを付して、商品搬入時にバーコードリーダでそのバーコードを読み取ることによってその店舗の在庫として認識し、一方、商品販売時にバーコードリーダでそのバーコードを読み取ることによって販売されたことを認識でき、それにより在庫管理などを効率的に行えるものである。しかるに、POSシステムにおいては、販売店側でその商品を特定する固有な情報(商品情報)として、例えば商品管理番号等を入力する必要がある。
【0007】
これに対し、例えばライトワンス・メモリなどの記憶媒体の場合、それに固有な情報(固有情報)が、特定の記憶領域に記憶されているのが一般的である。かかる固有情報は、例えばロット番号としてメーカーの管理のために用いられることが多い。ところが、一つの商品に対して複数の固有情報を付することは、単にメモリ領域を多く使用するなどのデメリットがあるだけで特にメリットがなく不合理である。そこで、例えば商品情報を固有情報を含むように決定することが考えられる。かかる場合、販売店側で、記憶媒体の固有の情報を読み出す作業が必要になる。
【0008】
しかしながら、ライトワンス・メモリを含む一般的な記憶媒体は、ゴミ等の付着を防止し且つ見栄えを良くするために、メーカー出荷時にパッケージに包装されるのが一般的である。従って、販売店において、わざわざパッケージを破ってライトワンス・メモリを取り出し、カードリーダに差し込んで、その固有情報を読み出すということは理論的には可能であるが、実用上不可能といえる。
【0009】
本発明は、かかる従来技術の問題点に鑑みてなされたものであり、例えば商品管理番号に固有情報を含めることなどを容易に行える記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべく、第1の発明の記憶媒体の固有情報の表示方法は、提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体の固有情報の表示方法であって、前記記憶媒体内に予め記憶されている固有情報を、外部から視覚を通じて判読可能なように前記記憶媒体に表示するので、メーカーより出荷された前記記憶媒体に表示された固有情報を見た販売店では、例えばかかる固有情報を含めるように商品情報を設定することで、以下のごとき利益を享受できる。
【0011】
例えばライトワンス・メモリの特定のロットに不良が発生したような場合、商品情報に固有情報を含んでいれば、商品情報から不良品と良品とを判別でき、不良品のみを回収する手間が省ける。又、その商品が盗難にあったような場合、商品情報が固有情報を含んでいれば、盗難リストに載せることができ、例えば盗難されたライトワンス・メモリをラボ等に持参して、そこに記憶された画像情報に基づいて画像プリントを依頼したようなときに、盗難リストに基づいて犯人を割り出すようなこともできる。
【0012】
更に、撮影回数を限定したレンタル専用の電子カメラにおいて、未使用のライトワンス・メモリをセット販売する場合、かかる電子カメラにその商品情報を登録すれば、電子カメラ内のソフトにより、セット販売したライトワンス・メモリ以外のメモリを使用できなくすることができ、それにより電子カメラの無制限な使用を制限し、回収を促すこともできる。尚、「提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体」とは、画像情報等の記憶に用いるライトワンス・メモリやフラッシュ・メモリの他、磁気テープ、フロッピーディスク、MO、CD−R、DVD−R等を含むが、磁気記憶部などを有するクレジットカードなどは含まないものである。
【0013】
第2の発明の記憶媒体の固有情報の表示方法は、提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体の固有情報の表示方法であって、前記記憶媒体内に予め記憶されている固有情報を、外部から視覚を通じて判読可能なように前記記憶媒体を収容するパッケージに表示するので、メーカーより出荷された前記記憶媒体のパッケージに表示された固有情報を見た販売店では、例えばかかる固有情報を含めるように商品情報を設定することで、上述した利益を享受できる。尚、パッケージとは、袋や化粧箱など全ての包装体の他、前記記憶媒体に巻き付けたテープなどであってもよい。
【0014】
更に、前記固有の情報は、印刷により表示されると好ましいが、記憶媒体の表面に刻設しても良いし、印刷したシールを貼り付けても良い。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態にかかる記憶媒体の固有情報の表示方法を説明する。図1は、提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体であるライトワンス・メモリを含むパッケージの斜視図である。図1において、ライトワンス・メモリ10の表面には、固有情報11が印刷されている。固有情報11は、ここでは8桁の数字であり、パッケージ20の透明フィルム部21を介して、外部から視認可能となっている。又、固有情報11に対応するバイナリデータが、ライトワンス・メモリ10の特定の記憶領域に記憶されている。尚、固有情報11は、ライトワンス・メモリ11の表面に印刷される代わりに、或いはそれに加えて、パッケージ20の表面に印刷されても良い(図1の23参照)。
【0016】
図1に示すライトワンス・メモリ10がパッケージ20に封入されてメーカーより出荷された場合、販売店では、このライトワンス・メモリ10の商品管理番号(商品情報)を、例えば「12345678ABCD」というように、固有情報を含めた形で設定できる。図2は、販売店側の作業者が、POSデータを入力する際にコンピュータに表示される画面の一例を示す図である。
【0017】
例えばライトワンス・メモリ10の特定のロットに不良が発生したような場合、メーカー側より不良品の固有情報が届くため、販売店側では、図1におけるライトワンス・メモリ10に表示された固有情報11を見て、良品と不良品とを仕分けし、不良品のみをメーカー側に返送できる。
【0018】
又、登録したライトワンス・メモリ10が盗難にあったような場合でも、販売店側で在庫チェックを行うことで、いずれのライトワンス・メモリ10が盗難にあったか個々に把握できるため、その商品管理番号に含まれた固有情報をラボ等に予め連絡しておけば、例えば記憶された画像情報に基づいて画像プリントを依頼するためにライトワンス・メモリ10がラボ等に搬送されたようなとき、ラボ等の作業者が、ライトワンス・メモリ10の固有情報11を視認した段階で、そのライトワンス・メモリ10が盗難されたものであることが直ちに分かり、犯人を割り出す手がかりになる。又、ライトワンス・メモリ10の表面に印刷された固有情報11が意図的に消されたような場合でも、その特定の領域に記憶された情報はユーザーが勝手に消去できないものであるため、カードリーダなどを用いれば固有情報11を読み出すことができる。以上をPRすることだけでも、盗難の抑制効果が十分にあると考えられる。
【0019】
更に、撮影回数を限定したレンタル専用の電子カメラにおいて、未使用のライトワンス・メモリ10をセット販売する場合、かかる電子カメラにその商品管理番号を登録すれば、電子カメラ内のソフトにより、セット販売したライトワンス・メモリ10以外のメモリを使用できなくすることができ、それにより電子カメラの無制限な使用を制限し、回収を促すこともできる。
【0020】
以上、本発明を実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は上記実施の形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。例えば、記憶媒体はライトワンス・メモリに限らず、通常のフラッシュ・メモリ等であっても良い。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば、例えば商品管理番号に固有情報を含めることなどを容易に行える記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ライトワンス・メモリを含むパッケージの斜視図である。
【図2】POSデータを入力する際にコンピュータに表示される画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10 ライトワンス・メモリ
11 固有情報
20 パッケージ
Claims (5)
- 提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体の固有情報の表示方法であって、
前記記憶媒体内に予め記憶されている固有情報を、外部から視覚を通じて判読可能なように前記記憶媒体に表示することを特徴とする記憶媒体の固有情報の表示方法。 - 提供されたユーザーが任意の情報を書き込み可能となっている記憶媒体の固有情報の表示方法であって、
前記記憶媒体内に予め記憶されている固有情報を、外部から視覚を通じて判読可能なように前記記憶媒体を収容するパッケージに表示することを特徴とする記憶媒体の固有情報の表示方法。 - 前記固有の情報は、印刷により表示されることを特徴とする請求項1又は2に記載の記憶媒体の固有情報の表示方法。
- 請求項1又は3に記載の記憶媒体の固有情報の表示方法により、前記固有情報が表示されたことを特徴とする記憶媒体。
- 請求項2又は3に記載の記憶媒体の固有情報の表示方法により、前記固有情報が表示されたことを特徴とする記憶媒体のパッケージ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002293463A JP2004126423A (ja) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | 記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002293463A JP2004126423A (ja) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | 記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004126423A true JP2004126423A (ja) | 2004-04-22 |
Family
ID=32284358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002293463A Pending JP2004126423A (ja) | 2002-10-07 | 2002-10-07 | 記憶媒体の固有情報の表示方法、記憶媒体及び記憶媒体のパッケージ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004126423A (ja) |
-
2002
- 2002-10-07 JP JP2002293463A patent/JP2004126423A/ja active Pending
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