JP2004126043A - 計量ラベル - Google Patents

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Yoshitaka Tsuboya
坪谷 美田加
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Sato Corp
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Abstract

【課題】商品温度が把握できるとともに、ラベルの貼付作業が簡単な計量ラベルを提供する。
【解決手段】計量ラベル10が貼付された商品が、適温の範囲である摂氏10度以下まで冷却されると、保存温度表示20は青色に表示され、青色地に白色部分の文字21、すなわち「10℃以下」の記載が表示される。保存温度表示20の近傍には、「10℃以下で青色になります」の表示30が印刷されており、購買者がこの商品を見ると、この商品の温度が摂氏10度以下であり、適温状態であることを目視によって容易に把握できる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は計量ラベルに係り、特に商品などに貼付される計量ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、パックされた肉などの食料品には計量ラベルが貼付されて販売されている。この計量ラベルは、食料品名やこの食料品名に対応するバーコード、重量あたりの単価、食料品の重量、価格などが計量装置の印字部により予め印字された後、食料品などに貼付される。
【0003】
また、従来から検温インキを使用した検温ラベルを商品に貼付することで、商品の温度を把握できる技術が知られている(たとえば特許文献1参照)。検温インキは温度の昇温または降温に従ってその色や透明度が変化するもので、これを検温ラベルに用いれば、色や透明度によって商品が適温に達したか否かなどが判別できる。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−141576
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記検温ラベルは固定情報のラベルであるため、店舗などで当該商品の販売を行う際には、商品の計量表示などの可変情報が印字された計量ラベルの他に検温ラベルを貼付しなければならなかった。このため、ラベルの貼付作業が煩雑となるほか、ラベルの費用が高くなるという欠点があった。
【0006】
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、商品温度が把握できるとともに、ラベルの貼付作業が簡単な計量ラベルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の本発明は、ラベル基材の表面に可変情報が印字可能で、裏面に粘着剤層が形成されて商品に付される計量ラベルにおいて、前記計量ラベルのラベル基材の表面には、示温インキによって前記商品の保存温度を示す印刷が施されていることを特徴としている。
【0008】
本発明によれば、可変情報が印字可能な計量ラベルに商品の保存温度を示す印刷が示温インキによってなされているので、商品の保存温度が容易に把握できるとともに、ラベルの貼付作業が簡単になる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に従って本発明に係る計量ラベルの好ましい実施の形態について詳説する。図1には計量ラベル10の斜視図、図2には図1におけるA−A断面図を示す。
【0010】
図1において、計量ラベル10の表面には商品の品名印字部12、重量あたりの単価印字部14、重量印字部16、価格印字部18などが設けられており、これら印字部には可変情報(例として「牛バラ肉」,「150」,「410」,「615」など)が印字される。また、夫々の印字部の近傍には、「品名:」15や罫線17,17などの固定情報が印刷されている。なお、前記可変情報として商品情報に対応したバーコードを計量ラベル10の表面に印字してもよい。
【0011】
また、計量ラベル10の表面には保存温度表示20が印刷されている。この保存温度表示20は、計量ラベル10が貼付される商品の好ましい保存温度を示すもので、図1においては例として「10℃以下」の文字21の記載がなされている。この保存温度表示20の印刷には示温インキが用いられている。この示温インキは、各種色の顔料に温度の高低によって凝固、溶融する特殊物質を混合し、この特殊物質に粒径3〜10μのマイクロカプセルに包含したものを特殊バインダーにより結合させたものである。さらに、この示温インキは温度が上昇し指定温度に達すると溶融し、ゲル状に変化すると透明になる性質を有し、−15度〜60度の範囲が設定可能な温度範囲とされている。本実施の形態に用いる示温インキは、たとえば示温インキの温度が摂氏10度以下では青色に変色し、摂氏10度を超えると赤色に変色するように設定されている。ここで、保存温度表示20における示温インキの配置態様について説明すると、保存温度表示20の図中黒色部分が示温インキによる印刷部分であり、この印刷部分のうち文字21(図中白抜き部分)には示温インキの印刷が施されず、したがって、発色材層24の地色(白色)が表示される。
【0012】
図2において、この計量ラベル10はラベル基材22、発色材層24、粘着剤層26などで構成されている。
【0013】
ラベル基材22には、たとえば上質紙やコート紙などの紙材、PET(ペット)フィルムなどのフィルム、合成紙、サーマル紙などが使用される。このラベル基材22の表面にはダイレクトサーマル方式で可変情報の印字を可能とする発色材層24がコートされている。発色材層24における符号19は、この発色材層24に印字された可変情報である。さらに、発色材層24の表面には前記保存温度表示20が印刷されている。なお、耐久性等を向上させるべく、ニスなどのコートをその表面に施すことも可能である。
【0014】
次に、上記の如く構成された計量ラベル10の作用を説明する。
【0015】
たとえば、この計量ラベル10が貼付された商品が適温の範囲である摂氏10度以下まで冷却されると、図1に示した保存温度表示20は青色(図中では黒色)に表示され、青色地に白色部分の文字21、すなわち「10℃以下」の記載が表示される。保存温度表示20の近傍には「10℃以下で青色になります。」の表示30が印刷されており、購買者がこの商品を見ると、この商品の温度が摂氏10度以下であり、適温状態であることを目視によって容易に把握できる。
【0016】
これに対して、例えば商品の温度が摂氏10度以上となると、保存温度表示20は青色から赤色に変色する。購買者がこの商品を見ると、この商品の温度が摂氏10度以上であり、過温状態であることを目視によって容易に把握できる。なお、この商品の温度が摂氏10度以下となると、保存温度表示20は赤色から青色に戻る。
【0017】
とくに、本発明の計量ラベルが食肉など、生もののパックに貼付される場合には、その陳列場所は店舗などで温度管理機能を備えた陳列スペースに設置される。したがって、購買者によって商品が適温状態であることを確認できるユーザーサービスが可能であり、同時に店舗側では購買者による信頼が得られる。
【0018】
なお、本実施の形態では示温インキの温度が摂氏10度以下では青色に変色し、摂氏10度を超えると赤色に変色するように設定したが、これに限ることなく、所望の温度によって色の変化や色の種類を設定してよいことはいうまでもない。
【0019】
ここで、本発明の別の実施の形態として、たとえば温度変化に伴い、透明度が変化する示温インキを用いることもできる。この示温インキは、たとえば摂氏12度以上では赤色に変色し、摂氏12度以下となるにつれて徐々に赤色の透明度が変化して赤色の色が薄れ、摂氏10度以下となることで略透明となる。この状態から示温インキの温度が上昇した場合には赤色に戻る。
【0020】
このような構成の示温インキを用いる場合には、図4に示す計量ラベル36のように、保存温度表示40の文字41を「10℃以上」としておき、保存温度表示40の近傍には、「表示部は10℃以下で透明となります。」の表示44を印刷しておく。
【0021】
計量ラベル36が貼付された商品が適温の範囲である摂氏10度以下まで冷却されると、図3に示すように保存温度表示40は略透明に表示され、発色材層24の地色(白色)が表示される。保存温度表示40の近傍には、「表示部は10℃以下で透明となります。」の表示44が印刷されており、購買者がこの商品を見ると、この商品の温度が摂氏10度以下であり、適温状態であることを目視によって容易に把握できる。
【0022】
これに対して、例えば商品の温度が摂氏10度以上の過温状態となると、保存温度表示40の透明度が変化して、図4に示すように赤色(図中では黒色)が現れる。購買者がこの商品を見ると、この商品の温度が摂氏10度以上であり、過温状態であることを目視によって容易に把握できる。
【0023】
このように、本発明に係る計量ラベルによれば、計量ラベルに商品の保存温度を示す保存温度表示が印刷されているので、商品の保存温度および商品が適温状態で保存されているか否かが目視によって容易に把握できる。また、計量ラベル10によって示温効果と可変情報が印字できる可変情報ラベルが得られるので、貼付作業に手間取ることもなく、またラベルの費用も低減できる。
【0024】
ここで、上述したような実施の形態に示した計量ラベルの構成は、前記実施の形態に限定されるものではない。たとえば、本実施の形態では保存温度表示20,40における図中黒色部分を示温インキによる印刷部分としているが、これに限ることなく、保存温度表示20,40の文字21,41の部分のみを示温インキによる文字印刷部分としてもよい。
【0025】
また、本実施の形態に示した可逆性の示温インキに代えて、最も上昇した温度の色又は透明度を示したままとする不可逆性の示温インキによって保存温度表示を示す構成とすれば、商品の搬送中などにおいて、商品の温度が上昇してしまった場合にも判別できる。同様に、最も下降した温度の色又は透明度を示したままとする不可逆性の示温インキによって保存温度表示を示せば、商品の温度が下降してしまった場合も判別できる。
【0026】
また、本実施の形態においては例として食肉など、生もののパックに貼付される場合を例として説明したが、これに限ることなく、たとえば温度管理の必要な薬品などにも本発明を適用できる。
【0027】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明に係る計量ラベルは、商品の保存温度を示す印刷がなされているので、商品の保存温度および商品が適温状態で保存されているか否かが目視によって容易に把握できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる計量ラベルを示す斜視図
【図2】本発明にかかる計量ラベルの図1におけるA−A断面図
【図3】本発明にかかる計量ラベルの別の実施の形態を示す斜視図
【図4】本発明にかかる計量ラベルの別の実施の形態の作用を示す斜視図
【符号の説明】
10…計量ラベル、20…保存温度表示、22…ラベル基材、26…粘着剤層

Claims (1)

  1. ラベル基材の表面に可変情報が印字可能で、裏面に粘着剤層が形成されて商品に付される計量ラベルにおいて、
    前記計量ラベルのラベル基材の表面には、示温インキによって前記商品の保存温度を示す印刷が施されていることを特徴とする計量ラベル。
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