JP2004125324A - 積層型熱交換器 - Google Patents

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宮本 健二
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Abstract

【課題】高温部および低温部の局所的な集中を回避して熱応力の発生を防止する。
【解決手段】高温流体通路層1,低温流体通路層3,高温流体通路層5,低温流体通路層7を順次積層し、この4層1,3,5,7を最小単位として、この最小単位を複数積層して積層型熱交換器とする。各層1,3,5,7は、いずれも平面視で矩形状に形成し、これらを積層することで、全体として直方体形状となる。高温流体通路層1の高温流体入口1aを図中の下部左寄りに、同出口1bを下部右寄りに設ける。高温流体通路層5の高温流体入口5aを図中の上部右寄りに、同出口5bを上部左寄りに設ける。低温流体通路層3の低温流体入口3aを図中の右側上寄りに、同出口3bを右側下寄りに設ける。低温流体通路層7の低温流体入口7aを図中の左側下寄りに、同出口7bを左側上寄りに設ける。
【選択図】   図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、積層型熱交換器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の積層型熱交換器としては、例えば特許文献1に開示されたものがある。
【0003】
【特許文献1】
実開平5−17361号公報
【0004】
これは、高温流体が流れる高温流体通路層と、この高温流体と熱交換を行う低温流体が流れる低温流体通路層とを、交互に複数積層して構成してある。そして、上記積層した熱交換部分を積層方向に沿って2つの領域に分け、この2つに分けた領域相互を断熱材によって区画している。また、上記2つの領域における高温流体同士の流れおよび低温流体同士の流れが共に直列となるよう、それぞれ接続配管で接続している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、積層型熱交換器において、流体が通過する際に、高温流体通路は、通路入口が高温、通路出口が低温となり、また低温流体通路は、通路入口が低温、通路出口が高温となる。
【0006】
ところが、上記した従来の積層型熱交換器では、高温となる高温流体入口と低温流体出口とが局所的に集中するとともに、低温となる高温流体出口と低温流体入口とが局所的に集中しているため、温度勾配によって熱応力が生じやすいものとなっている。
【0007】
そこで、この発明は、高温部および低温部が局所的に集中しないようにして熱応力の発生を防止すること目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この発明は、高温流体が通過する高温流体通路層と、前記高温流体と熱交換を行う低温流体が通過する低温流体通路層とを、交互に積層してなる積層型熱交換器において、前記高温・低温の各流体通路層を2層ずつ全部で4層積層して最小単位とし、この最小単位における高温・低温各流体通路層の流体の流れ方向を互いに異ならせるとともに、前記最小単位における高温・低温各流体通路層の高温部同士または低温部同士が、積層方向から見て互いに重ならないようにした構成としてある。
【0009】
【発明の効果】
この発明によれば、高温・低温の各流体通路層の高温部同士または低温部同士を、積層方向から見て互いに重ならないよう分散させて、各流体通路層を配置したため、高温部や低温部が局所的に集中せず、熱応力の発生を防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0011】
図1は、この発明の第1の実施形態による積層型熱交換器の概略的な全体構成を示す斜視図である。図中で上部から、高温流体通路層1,低温流体通路層3,高温流体通路層5,低温流体通路層7を順に積層し、この4層1,3,5,7を最小単位として、この最小単位を複数積層してある。上記した各流体通路層1,3,5,7は、いずれも平面視で矩形状に形成してあり、これらを積層することで、図1に示すように全体として直方体形状となる。
【0012】
図2(a),(b)は、高温流体通路層1,5における高温流体の流れ方向を示す平面図で、図2(c),(d)は、低温流体通路層3,7における低温流体の流れ方向を示す平面図である。ここで、各流体通路層1,3,5,7は、図2で示してある向き(図中で上下方向および左右方向)を保ったまま積層するものとする。
【0013】
図2(a)に示す高温流体通路層1は、図中で下側の左寄りに高温流体入口1aを設け、同下側の右寄りに高温流体出口1bを設けている。この高温流体入口1aと高温流体出口1bとは仕切壁1cによって仕切られ、仕切壁1cの図中の上部に高温流体入口1aと高温流体出口1bとを連通する連通部1dを形成してある。
【0014】
すなわち、この高温流体通路層1は、高温流体が矩形状の図中で下部の一辺側から流入した後、連通部1dにて折返して前記流入した一辺側に戻って流出するよう構成してある。
【0015】
図2(b)に示す高温流体通路層5は、図中で上側の右寄りに高温流体入口5aを設け、同上側の左寄りに高温流体出口5bを設けている。この高温流体入口5aと高温流体出口5bとは仕切壁5cによって仕切られ、仕切壁5cの図中の下部に高温流体入口5aと高温流体出口5bとを連通する連通部5dを形成してある。
【0016】
すなわち、この高温流体通路層5は、高温流体が矩形状の図中で上部の一辺側から流入した後、連通部5dにて折返して前記流入した一辺側に戻って流出するよう構成してある。
【0017】
図2(c)に示す低温流体通路層3は、図中で右側の上寄りに低温流体入口3aを設け、同右側の下寄りに低温流体出口3bを設けている。この低温流体入口3aと低温流体出口3bとは仕切壁3cによって仕切られ、仕切壁3cの図中の左側に低温流体入口3aと低温流体出口3bとを連通する連通部3dを形成してある。
【0018】
すなわち、この低温流体通路層3は、低温流体が矩形状の図中で右側の一辺側から流入した後、連通部3dにて折返して前記流入した一辺側に戻って流出するよう構成してある。
【0019】
図2(d)に示す低温流体通路層7は、図中で左側の下寄りに低温流体入口7aを設け、同左側の上寄りに低温流体出口7bを設けている。この低温流体入口7aと低温流体出口7bとは仕切壁7cによって仕切られ、仕切壁7cの図中の右側に低温流体入口7aと低温流体出口7bとを連通する連通部7dを形成してある。
【0020】
すなわち、この低温流体通路層7は、低温流体が矩形状の図中で左側の一辺側から流入した後、連通部7dにて折返して前記流入した一辺側に戻って流出するよう構成してある。
【0021】
ここで、上記した高温流体通路層1,5は、高温流体入口1a,5aが高温部となり、高温流体出口1b,5bが、低温流体と熱交換することで温度低下することから低温部となる。一方低温流体通路層3,7は、低温流体入口3a,7aが低温部となり、低温流体出口3b,7bが、高温流体と熱交換することで温度上昇することから高温部となる。
【0022】
そして、上記図2に示したような流体流れ方向とした各流体通路層1,3,5,7を、図1で示したように、高温流体通路層1,低温流体通路層3,高温流体通路層5,低温流体通路層7の順に積層して最小単位とする。
【0023】
このようにして各層を積層することで、高温・低温の各流体通路層1,5,3,7のそれぞれの流体の流れ方向が互いに異なるものとなる。さらにこの高温・低温の各流体通路層1,5,3,7の高温部(1a,5a,3b,7b)同士が積層方向から見て互いに重ならず、低温部(1b,5b,3a,7a)同士についても、積層方向から見て互いに重ならないものとなる。
【0024】
すなわち、高温部については、高温流体通路層1は図中で左下(1a)、高温流体通路層5は同右上(5a)、低温流体通路層3は同右下(3b)、低温流体通路層7は同左上(7b)というように、矩形状の四隅にそれぞれ位置している。一方、低温部については、高温流体通路層1は図中で右下(1b)、高温流体通路層5は同左上(5b)、低温流体通路層3は同右上(3a)、低温流体通路層7は同左下(7a)というように、矩形状の四隅にそれぞれ位置している。
【0025】
このように、上記した第1の実施形態によれば、高温・低温の各流体通路層1,5,3,7のそれぞれの流体の流れ方向を互いに異ならせるとともに、高温部同士または低温部同士を、積層方向から見て互いに重ならないよう分散させて、各流体通路層を配置したため、高温部や低温部が局所的に集中せず、直方体形状とした熱交換器全体として温度分布が生じにくく、熱応力の発生を防止することができる。
【0026】
また、この第1の実施形態によれば、各流体通路層1,3,5,7の流体通路を、流体の流れが1回折り返すだけの簡素な構成とすることができる。
【0027】
図3は、この発明の第2の実施形態による積層型熱交換器の概略的な全体構成を示す斜視図である。図中で上部から、高温流体通路層11,低温流体通路層13,高温流体通路層15,低温流体通路層17を順に積層し、この4層11,13,15,17を最小単位として、この最小単位を複数積層してある。上記した各流体通路層11,13,15,17は、いずれも平面視で矩形状に形成してあり、これらを積層することで、図3に示すように全体として直方体形状となる。
【0028】
図4(a),(b)は、高温流体通路層11,15における高温流体の流れ方向を示す平面図で、図4(c),(d)は、低温流体通路層13,17における低温流体の流れ方向を示す平面図である。ここで、各流体通路層11,13,15,17は、図4で示してある向き(図中で上下方向および左右方向)を保ったまま積層するものとする。
【0029】
図4(a)に示す高温流体通路層11は、図中で上側の左寄りに高温流体入口11aを設け、同下側の右寄りに高温流体出口11bを設けている。この高温流体入口11aと高温流体出口11bとは、2枚の仕切壁11c,11dによって仕切られている。そして、高温流体入口11a側の仕切壁11cの図中で下部および、高温流体出口11b側の仕切壁11dの図中で上部に、高温流体入口11aと高温流体出口11bとを連通する連通部11eおよび11fをそれぞれ形成してある。
【0030】
すなわち、この高温流体通路層11は、高温流体が矩形状の図中で上部の一辺側から流入した後、連通部11eで折返して前記流入した一辺側に戻り、さらに連通部11fで折り返して前記一辺側に対向する下部の他辺側から流出するよう構成してある。
【0031】
図4(b)に示す高温流体通路層15は、図中で下側の右寄りに高温流体入口15aを設け、同上側の左寄りに高温流体出口15bを設けている。この高温流体入口15aと高温流体出口15bとは、2枚の仕切壁15c,15dによって仕切られている。そして、高温流体入口15a側の仕切壁15cの図中で上部および、高温流体出口15b側の仕切壁15dの図中で下部に、高温流体入口15aと高温流体出口15bとを連通する連通部15eおよび15fをそれぞれ形成してある。
【0032】
すなわち、この高温流体通路層15は、高温流体が矩形状の図中で下部の一辺側から流入した後、連通部15eで折返して前記流入した一辺側に戻り、さらに連通部15fで折り返して前記一辺側に対向する上部の他辺側から流出するよう構成してある。
【0033】
図4(c)に示す低温流体通路層13は、図中で右側の上寄りに低温流体入口13aを設け、同左側の下寄りに低温流体出口13bを設けている。この低温流体入口13aと高温流体出口13bとは、2枚の仕切壁13c,13dによって仕切られている。そして、低温流体入口13a側の仕切壁13cの図中で左側および、低温流体出口13b側の仕切壁13dの図中で右側に、低温流体入口13aと低温流体出口13bとを連通する連通部13eおよび13fをそれぞれ形成してある。
【0034】
すなわち、この低温流体通路層13は、低温流体が矩形状の図中で右側の一辺側から流入した後、連通部13eで折返して前記流入した一辺側に戻り、さらに連通部13fで折り返して前記一辺側に対向する左側の他辺側から流出するよう構成してある。
【0035】
図4(d)に示す低温流体通路層17は、図中で左側の下寄りに低温流体入口17aを設け、同右側の上寄りに低温流体出口17bを設けている。この低温流体入口17aと低温流体出口17bとは、2枚の仕切壁17c,17dによって仕切られている。そして、低温流体入口17a側の仕切壁17cの図中で右側および、低温流体出口17b側の仕切壁17dの図中で左側に、低温流体入口17aと低温流体出口17bとを連通する連通部17eおよび17fをそれぞれ形成してある。
【0036】
すなわち、この低温流体通路層17は、低温流体が矩形状の図中で左側の一辺側から流入した後、連通部17eで折返して前記流入した一辺側に戻り、さらに連通部17fで折り返して前記一辺側に対向する右側の他辺側から流出するよう構成してある。
【0037】
ここで、上記した高温流体通路層11,15は、高温流体入口11a,15aが高温部となり、高温流体出口11b,15bが、低温流体と熱交換することで温度低下することから低温部となる。一方低温流体通路層13,17は、低温流体入口13a,17aが低温部となり、低温流体出口13b,17bが、高温流体と熱交換することで温度上昇することから高温部となる。
【0038】
そして、上記図4に示したような流体流れ方向として各流体通路層11,13,15,17を、図3で示したように、高温流体通路層11,低温流体通路層13,高温流体通路層15,低温流体通路層17の順に積層して最小単位とする。
【0039】
このようにして各層を積層することで、高温・低温の各流体通路層11,15,13,17のそれぞれの流体の流れ方向が互いに異なるものとなる。さらにこの高温・低温の各流体通路層11,15,13,17の高温部(11a,15a,13b,17b)同士が積層方向から見て互いに重ならず、低温部(11b,15b,13a,17a)同士についても、積層方向から見て互いに重ならないものとなる。
【0040】
すなわち、高温部については、高温流体通路層11は図中で左上(11a)、高温流体通路層15は同右下(15a)、低温流体通路層13は同左下(13b)、低温流体通路層17は同右上(17b)というように、矩形状の四隅にそれぞれ位置している。一方、低温部については、高温流体通路層11は図中で右下(11b)、高温流体通路層15は同左上(15b)、低温流体通路層13は同右上(13a)、低温流体通路層17は同左下(17a)というように、矩形状の四隅にそれぞれ位置している。
【0041】
このように、上記した第2の実施形態によれば、高温・低温の各流体通路層11,15,13,17のそれぞれの流体の流れ方向を互いに異ならせるとともに、高温部同士または低温部同士を、積層方向から見て互いに重ならないよう分散させて、各流体通路層を配置したため、高温部や低温部が局所的に集中せず、直方体形状とした熱交換器全体として温度分布が生じにくく、熱応力の発生を防止することができる。
【0042】
また、この第2の実施形態によれば、隣接する層同士の高温部と低温部とが、積層方向から見て重ならない(例えば、第1の実施形態における図2(a)の高温流体通路層1の低温部となる高温流体出口1bと低温流体通路層3の高温部となる低温流体出口3bとは、積層方向から見て重なっているが、図4(a)における高温流体通路層11の低温部となる高温流体出口11bと低温流体通路層13の高温部となる低温流体出口13bとは、積層方向から見て重なっていない、ということ。)ので、熱交換器全体の応力低減に加えて、熱交換器の局所的な熱応力の発生も抑制できる。
【0043】
図5は、この発明の第3の実施形態による積層型熱交換器の概略的な全体構成を示す斜視図である。この実施形態は、前記図3,図4に示した第2の実施形態による積層型熱交換器、すなわち図中で上部から、高温流体通路層11,低温流体通路層13,高温流体通路層15,低温流体通路層17を順に積層し、この4層11,13,15,17を最小単位として、この最小単位を複数積層して、全体として直方体形状とした積層型熱交換器に、高温流体用マニホールド19,21および低温流体用マニホールド23,25をそれぞれ設けた例である。
【0044】
上記した高温流体用マニホールド19,21は、各流体通路層の矩形状の互いに対向する二辺にそれぞれ設け、低温流体用マニホールド23,25は、各流体通路層の矩形状の互いに対向する他の二辺にそれぞれ設けてある。
【0045】
高温流体用マニホールド19は、隔壁27によって高温流体の入口通路19aと、高温流体の出口通路19bとに区切られている。そして、この入口通路19aは前記図4(a)に示した高温流体通路層11の高温流体入口11aに連通し、出口通路19bは、前記図4(b)に示した高温流体通路層15の高温流体出口15bに連通している。
【0046】
また、高温流体用マニホールド21は、隔壁29によって高温流体の入口通路21aと、高温流体の出口通路21bとに区切られている。そして、この入口通路21aは前記図4(b)に示した高温流体通路層15の高温流体入口15aに連通し、出口通路21bは、前記図4(a)に示した高温流体通路層11の高温流体出口11bに連通している。
【0047】
そして、図示していないが、上記した高温流体の入口通路19aと同入口通路21aとを共通の配管に接続し、出口通路19bと出口通路21bとを共通の配管に接続する。
【0048】
低温流体用マニホールド23は、隔壁31によって低温流体の入口通路23aと、低温流体の出口通路23bとに区切られている。そして、この入口通路23aは前記図4(c)に示した低温流体通路層13の低温流体入口13aに連通し、出口通路23bは、前記図4(d)に示した低温流体通路層17の低温流体出口17bに連通している。
【0049】
また、低温流体用マニホールド25は、隔壁33によって低温流体の入口通路25aと、低温流体の出口通路25bとに区切られている。そして、この入口通路25aは前記図4(d)に示した低温流体通路層17の低温流体入口17aに連通し、出口通路25bは、前記図4(c)に示した低温流体通路層13の低温流体出口13bに連通している。
【0050】
そして、図示していないが、上記した低温流体の入口通路23aと同入口通路25aとを共通の配管に接続し、出口通路23bと出口通路25bとを共通の配管に接続する。
【0051】
上記した第3の実施形態によれば、高温流体用マニホールド19,21を、隔壁27,29によって、高温流体の入口通路19a,21aと出口通路21a,21bとに、それぞれ区切るとともに、低温流体用マニホールド23,25を、隔壁31,33によって、低温流体の入口通路23a,25aと出口通路23b,25bとに、それぞれ区切るようにしたので、入口通路および出口通路を個別のマニホールドとして設ける場合に比べてマニホールド構造を簡素化できるとともに、マニホールド内でも熱交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態による積層型熱交換器の概略的な全体構成を示す斜視図である。
【図2】第1の実施形態における各流体通路層の流れ方向を示す平面図で、(a),(b)は高温流体通路層でのもの、(c),(d)は低温流体通路層でのものである。
【図3】この発明の第2の実施形態による積層型熱交換器の概略的な全体構成を示す斜視図である。
【図4】第2の実施形態における各流体通路層の流れ方向を示す平面図で、(a),(b)は高温流体通路層でのもの、(c),(d)は低温流体通路層でのものである。
【図5】この発明の第3の実施形態による積層型熱交換器の概略的な全体構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1,5,11,15 高温流体通路層
1a,5a,11a,15a 高温流体入口(高温部)
1b,5b,11b,15b 高温流体出口(低温部)
3,7,13,17 低温流体通路層
3a,7a,13a,17a 低温流体入口(低温部)
3b,7b,13b,17b 低温流体出口(高温部)
19,21 高温流体用マニホールド
19a,21a 高温流体の入口通路
19b,21b 高温流体の出口通路
23,25 低温流体用マニホールド
23a,25a 低温流体の入口通路
23b,25b 低温流体の出口通路
27,29,31,33 隔壁

Claims (6)

  1. 高温流体が通過する高温流体通路層と、前記高温流体と熱交換を行う低温流体が通過する低温流体通路層とを、交互に積層してなる積層型熱交換器において、前記高温・低温の各流体通路層を2層ずつ全部で4層積層して最小単位とし、この最小単位における高温・低温各流体通路層の流体の流れ方向を互いに異ならせるとともに、前記最小単位における高温・低温各流体通路層の高温部同士または低温部同士が、積層方向から見て互いに重ならないようにしたことを特徴とする積層型熱交換器。
  2. 前記高温部は高温流体の入口部および低温流体の出口部で、前記低温部は高温流体の出口部および低温流体の出口部であることを特徴とする請求項1記載の積層型熱交換器
  3. 前記高温・低温の各流体通路層を矩形状に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の積層型熱交換器。
  4. 前記高温・低温の各流体通路層を、それぞれの流体が前記矩形状の一辺側から流入した後、折返して前記流入した一辺側に戻って流出するよう構成したことを特徴とする請求項3記載の積層型熱交換器。
  5. 前記高温・低温の各流体通路層を、それぞれの流体が前記矩形状の一辺側から流入した後、折返して前記流入した一辺側に戻り、さらに折り返して前記一辺側に対向する他辺側から流出するよう構成したことを特徴とする請求項3記載の積層型熱交換器。
  6. 高温流体の入口通路と出口通路とを隔壁により区切って構成した高温流体用マニホールドを、前記矩形状の互いに対向する二辺に設けるとともに、低温流体の入口通路と出口通路とを隔壁により区切って構成した低温流体用マニホールドを、前記矩形状の互いに対向する他の二辺に設けたことを特徴とする請求項5記載の積層型熱交換器。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009092345A (ja) * 2007-10-11 2009-04-30 Furukawa Sky Kk 熱交換機
JP2009222306A (ja) * 2008-03-17 2009-10-01 Sumitomo Precision Prod Co Ltd プレートフィン型熱交換器の単位コアとそれを用いる熱交換器の組み立て構造並びに熱交換器の製造方法
JP2010127604A (ja) * 2008-12-01 2010-06-10 Sumitomo Precision Prod Co Ltd プレートフィン型熱交換器
JP2012255646A (ja) * 2012-08-29 2012-12-27 Sumitomo Precision Prod Co Ltd プレートフィン型熱交換器の単位コアとそれを用いる熱交換器の組み立て構造並びに熱交換器の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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