JP2004124828A - 帯状送風装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】送風手段を送風希望箇所に自在に適用し、かつ簡易な構造で快適に過ごすことのできる送風装置を提供すること。
【解決手段】空気の流れを強制的に生じさせるための多数の送風手段10と前記多数の送風手段10を駆動させる電源手段4とを有する帯状送風装置1であり、複数の送風手段を帯状に配列するための連結手段と隣り合う前記送風手段の隙間から空気が逆流するのを防止する遮蔽手段とを有した帯状体630に埋め込まれるとともに、任意に選択した被服73の下側に組み合わせて被着される衣服60であって、衣服60の裏面に設けられるスペーサ611により衣服60と体70又は衣服60と下着72との間に空気を流通させる流通路61と、衣服60の端部に設けられ外部と流通路に空気を流通させる空気流通部62,64との間63に帯状送風装置1が埋め込まれた帯状体630が着脱自在に取り付けられるよう構成された帯状送風装置付衣服6である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、高温の環境下でも快適に過ごすことのできる送風装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
夏などの暑い季節に、暑さを解消する手段として現在最も広く用いられているのはエアーコンディショナーである。これは、部屋の空気を直接冷やすものであるため、暑さを解消するという点においては、非常に有効である。
【0003】
しかしながら、エアーコンディショナーは、高価な装置であり、世帯普及率は高くなってきたが、一つの世帯の各部屋ごとに普及するまでには至っていない。また、エアーコンディショナーは大量の電力を消費するため、エアーコンディショナーが普及することによって社会全体の電力消費も増え、しかも、発電の大きな割合を化石燃料に頼っている現状では、エアーコンディショナーが普及することによって、地球全体の温暖化につながるという皮肉な結果を招く。また、エアーコンディショナーは、部屋の空気そのものを冷却するので、冷えすぎによって健康を損なうといった問題も考えられる。
【0004】
上記問題を解決するために、本発明者はしている発明において、暑い季節でも消費電力が少なく、かつ快適に過ごすことのできる冷却衣服を案出している(特許文献1参照)。具体的には、送風手段が衣服と一体に形成された冷却衣服を装着するだけで、暑さを回避できる。
【0005】
一方、体に接触させることで、暑い季節でも消費電力を省いた通気性敷物を公開している(例えば、特許文献2参照)。具体的には、シート状敷体の一面に両端開口の一方を敷体の周縁近くに位置させ、他方を敷体の内部に位置させるように渦巻き状の通気管が取り付けられた構成である。
【0006】
また体に直接装着させることで、暑い季節でも快適に過ごせる空調用帯を公開している(例えば、特許文献3参照)。具体的には、身体に巻いて装着する空調用帯であって、空調用帯の内にあって略全周に亘って延びる空気通路と、空気通路と交差して少なくとも空調用帯の上部に開口を露出する複数の空気吹出口と空気通路に連結され、その空気通路内に空気を送り込むための空気取入れ口とを備えた構成である。
【0007】
【特許文献1】
PCT/JP01/01360
【特許文献2】
実開平6−26606号公報
【特許文献3】
特開平6−346302号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記冷却衣服では、送風手段が予め衣服と一体に取り付けられていたため、衣服を選択できず時間や場所等によっては対応することができなかった。
【0009】
また、上記通気性敷物では、体と敷体との間の気流を促進させるために、外部から既存のエアーコンディショナーの冷気を開口に導入しなければならず、敷物単体で送風量や清涼感を増すことはできなかった。
【0010】
また上記空調用帯も、外部に設けた送風機から連結ホースを介して空気取り入れ口に空気を供給しなければならず、空気用帯を装着したまま快適な環境下で過ごせる範囲には制限があった。
【0011】
本発明はこのような事情に対応したものであり、送風希望箇所に自在に適用し、かつ簡易な構造で快適に過ごすことのできる送風装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を考慮して、本発明の帯状送風装置は次のような手段を採用する。
【0013】
すなわち、請求項1の帯状送風装置では、複数の送風手段と前記送風手段を帯状に配列するための連結手段と隣り合う前記送風手段の隙間から空気が逆流するのを防止する遮蔽手段とを有し、帯状の空気の流れを生じさせることを特徴とする。
【0014】
この手段では、帯状の方向性を有する送風量が十分に確保されると同時に送風源が提供される。
【0015】
請求項2の帯状送風装置では、請求項1記載の帯状送風装置において前記連結手段は可動性を有し、全体として可撓性を有したことを特徴とする。
【0016】
この手段では直線的な形状のみならず、曲線的な形状にも変化され、目的や用途に応じて送風装置が適用される。
【0017】
請求項3の帯状送風装置では、請求項2記載の帯状送風装置において衣服の裏面に設けられたスペーサにより衣服と体又は衣服と下着との間に空気を流通させる流通路と、衣服の端部に設けられ前記流通路に外部の空気を流通させる空気流通部とを備え、前記流通路に空気の流れを強制的に生じさせ、汗を気化させ、気化熱で体を除湿または冷却させ、空気の流れを強制的に生じさせることを特徴とする。
【0018】
この手段では、冷却服の外観を損なわずに大量の空気の流れが生じられる。
【0019】
請求項4の帯状送風装置では、請求項3記載の帯状送風装置において衣服と体又は衣服と下着との間の空間を上下二つに仕切り前記流通路内に空気の流れを強制的に生じさせるための複数の送風手段と、前記送風手段に電力を供給する電源手段と、前記衣服の上部及び下部に設けられ前記流通路内の空気を外部に取り出すため又は外部の空気を前記流通路内に取り入れるための空気流通部とを備え、前記送風手段によって前記空気流通部から又は前記衣服の端部から外部の空気を前記流通路内に取り入れ、その取り入れた空気を前記流通路内に体又は下着の表面に略平行に流通させることを特徴とする。
【0020】
この手段では、外部からの空気を体または下着に沿って流通させることで、体の表面近傍における温度を下げると共に発汗を気化させ、気化熱により、体が直接的に除湿または冷却される。
【0021】
請求項5の帯状送風装置では、請求項1または2記載の帯状送風装置において表面に設けられた透湿性シート素材と、前記透湿性シート素材を裏面から支えると共に空気が流通する空間を確保するための略扁平状のスペーサとを備えており、表面から前記透湿性シート素材を介して前記空間内に透過した空気を前記空間内に流通する空気によって運び出す除湿または冷却装置に用いられる、前記空間内に強制的に空気を流通させることを特徴とする。
【0022】
この手段では、略扁平状の流通路空間に略扁平状の送風が可能となる。
【0023】
請求項6の帯状送風装置では、請求項1から5いずれか記載の帯状送風装置において前記送風手段はプロペラ部とモーター部が別体に設けられ前記モーター部の動力を前記プロペラ部に伝達するための動力伝達手段を有することを特徴とする。
【0024】
この手段では帯状送風手段の巾を大きくすることなく、プロペラ、モーターの有効面積が大きくなる為、省電力化が計られる。
【0025】
請求項7の帯状送風装置では、請求項6記載の帯状送風装置において前記モーター部は一又は複数個からなり、前記プロペラ部の数は前記モーター部の数より多数であることを特徴とする。
【0026】
この手段では1つのモーターで多数のファンを回転させることにより、大風量化と更なる省電力化が計られる。
【0027】
請求項8の帯状送風装置では、請求項6記載の帯状送風装置において前記動力伝達手段はプーリーとファンベルトからなることを特徴とする。
【0028】
この手段ではプーリーとプーリーとの間にファンベルトが掛け渡されることでモーター部の動力が確実に伝達される。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る帯状送風装置の実施の形態(1)について、図面,図1から図8を参照して説明する。図1は実施の形態(1)の帯状送風装置付衣服の装着図,図2は実施の形態(1)の帯状送風装置を帯状体に取り付けた状態の概略斜視図,図3は実施の形態(1)のプロペラ部の拡大正面図,拡大側面図,拡大背面図,図4は図1のA−A線断面図,図5は実施の形態(1)の帯状送風装置の要部概略構成図,図6は図4をC方向から見た要部拡大図,図7は実施の形態(1)の帯状送風装置付衣服に用いられるスペーサ要部の概略拡大平面図,図8は図1のB−B線の要部拡大断面図である。
【0030】
実施の形態(1)では、本発明の帯状送風装置を衣服に着脱自在に取り付けた帯状送風装置付衣服の場合を説明する。
【0031】
帯状送風装置付衣服6は、上着73の下側に組み合わせて被着されるものであって、体70に下着72が被着されている場合を示す。また帯状送風装置付衣服6は上端部(肩部)に布部65を有したベストタイプを適用し、帯状送風装置付衣服6の前側左右はファスナー11により閉じるタイプを適用する。尚、本発明では「下着」とは帯状送風装置付衣服6の下に被着するものを意味し、「上着」とは帯状送風装置付衣服6の上に被着するものを意味する。
【0032】
帯状送風装置付衣服6は、衣服60の裏面に設けられるスペーサ611,621,641により衣服60と体70又は下着72との間に空気を流通させる流通路61と、衣服60の端部に設けられ外部と流通路に空気を流通させる空気流通部62,64とを備え、流通路61と空気流通部62,64との間63に、空気の流れを強制的に生じさせるための多数の送風手段10を長手方向に亘って多数帯状に配列して帯状体630を構成し、帯状体630で空気の流れを遮断すると同時に送風手段10が多数配列され帯状の空気の流れを生じさせ、かつ衣服60から着脱自在に取り付けられる帯状送風装置1を備える概略構成である。
【0033】
また空気流通部62,64は、外部から空気を取り入れる空気流入部62と空気を外部へ排出する空気流出部64とからなり、具体的には空気流入部62から外部の空気を流通路61内に取り入れ、その取り入れた空気を流通路61内で帯状体630を介して体70の表面に流通させ、体70からの汗を気化させて空気流出部64から外部に取り出せるように概略構成されている。
【0034】
帯状体630は、多数の送風手段を帯状に配列させるための連結手段と、隣り合う送風手段の隙間から空気が逆流するのを防止する遮蔽手段とを有するものである。また帯状体630は、衣服60の裏面に、かつ体の胴周り部分に巻回されるよう粘着テープ631で衣服60から着脱自在に設けられる。帯状体630は、図2に示すように断面略矩形状のクッション構造であって、例えばポリウレタン等からなる。この帯状体630に送風手段10が帯状すなわち曲線状R(12a,12b,12c,11・・・12n・・・)に亘って多数配列されることにより帯状送風装置1を構成している。
【0035】
帯状送風装置1は、空気の流れを強制的に生じさせるための送風手段10を多数備えている。送風手段の10はプロペラ部12とモーター部11とが別体に設けられたものから構成され、モーター部11からプロペラ部12に動力を伝達する動力伝達手段2を有し、送風手段の10は多数帯状体630に曲線状R(12a,12b,12c,11・・・12n・・・)に配列され、電源手段4が備えられる概略構成である。
【0036】
まず帯状送風装置1の説明をする。
送風手段10は、モーター部11とモーター部11より多数個のプロペラ部12とからなる。
【0037】
モーター部11は筐体13とモーター110から構成されている。またプロペラ部12は、筐体13とプロペラ120で構成されている。
【0038】
筐体13は、円筒状部材130と保持部材131からなる。保持部材131は円筒状部材130の上下の内側側面に設けられており、内側側面から中央に向かって軸受140,141を保持する部材である。このように構成された筐体13は、プラスチックを用いてインジェクション成形により一体的に製造される。
【0039】
モーター部11ではモーター110の回転軸111が軸受141を介して筐体13の下方向に突出されている。
【0040】
プロペラ部12では筐体13の内部にプロペラ120を有している。プロペラ120は、図3に示すように円筒状部材130の内部に配設され、その直径が例えば10mm〜50mmのものが用いられる。またプロペラ120の上端回転軸121が軸受140に取り付けられている。一方プロペラ120の下端回転軸121は円筒状部材130の下端に設けられた軸受141を介して筐体13の下方向に突出されている。
【0041】
すなわちモーター110の回転軸111とプロペラ120の回転軸121は、円筒状部材130の中心軸と略平行であり、円筒状部材130の表面に略垂直である。また、モーター110の下端回転軸111とプロペラ120の下端回転軸121は、動力伝達手段2へ取り付けられている。
【0042】
動力伝達手段2は、モーター部11からプロペラ部12に動力を伝達するためのものであって、プーリー20とファンベルト21とからなる。
【0043】
プーリー20は、モーター110の回転軸111とプロペラ120の回転軸121の下端に取り付けられている。図5に示すように各々プーリー20の上段と下段には、ファンベルト21が掛け渡されている。これによりモーター110の回転軸111が回転すると同時に複数のプロペラ120の回転軸121が一斉に回転する仕組みとなっている。
【0044】
電源手段4は、モーター部11を駆動させるための電源ユニット40であり、モーター部11と接続されている。電源ユニット40には電池,制御回路等が収納されている。この電池がモーター部に電力を供給する電源である。また、電源ユニット40には、モーター部11の駆動をオン/オフするスイッチ41が設けられている。
【0045】
電池としては、通常、経済性の観点から二次電池が用いられる。しかし、最も好ましいのは、電池として燃料電池を用いることである。燃料電池は、二次電池に比べて、小型であり、充電する手間もかからないからである。
【0046】
以上の構成からなる多数のプロペラ部12とモーター部11が、図2に示すように、モーター110の回転軸111とプロペラ120の回転軸121が衣服60または体70,下着72の表面と略平行になるように帯状体630の中に埋め込まれる様に取り付けられている。また電源手段4が帯状体630の一方端部に設けられている。従ってプロペラ部12同士の間隔やモーター部11とプロペラ部12との間隔は帯状体630に設けられた埋め込み用孔位置で決まる。これにより帯状体630はプロペラ部12、モーター部11の連結手段の役割を果たすとともにプロペラ部12、モーター部11の隙間を埋め、空気の逆流を防ぐ遮蔽手段の役割を果たす。更に帯状体630はある程度フレキシブルな為、着用者の胴回り形状に応じて変形が可能である。従って帯状体630に多数のプロペラ部12とモーター部11が埋め込まれることにより、帯状送風装置1が構成される。
【0047】
さらに帯状送風装置1は衣服60の裏面に着脱自在に取り付けられる。
このとき、図2、図4に示すようにファスナー11周辺は帯状体630が取り付けられていないため、空気漏れのおそれがある。このため、帯状体630の端部とファスナー11との間隙を埋めるように密着部材633も併せて衣服60の裏面に粘着テープ631を介して着脱自在に取り付けられている。これにより流通路61と空気流通部62,64との間63が形成される。したがって、密着部材633も帯状送風装置1と同様に空気が逆流するのを防止する遮蔽手段の役割を果たす。
【0048】
帯状送風装置1の上方には流通路61が設けられている。また流通路61よりさらに上方に空気流入部62が設けられ、帯状送風装置1の下方には空気流出部64が設けられており、これら61,62,64は衣服60の一部を構成するとともに、裏面には一連にスペーサ611,621,641が取り付けられている。
【0049】
流通路61は、帯状送風装置付衣服6の内部で空気を流通させるための通路であり、スペーサ611が衣服60の一部を構成するシート状素材610に縫い付けられることで形成される。シート状素材610は、帯状送風装置1と流通路61に相当する箇所に用いられる。ここではシート状素材610は、体のほぼ胴周り部分に配置され、上記空気流入部62と空気流出部64との間に形成される。図1の例では、流通路61を体の胴回りに配置されるよう、衣服60の前側下端部に二つ、後側に一つ、合計三つ設けている。
【0050】
シート状素材610は実質的に空気が漏れない素材であって、例えばダウンジャケットの表地などに使われる高密度布を用いる。高密度布は、通常の布と比べると高い密度で織られている。帯状送風装置付衣服6は体により温められて湿った空気を、スペーサ611により形成される流通路61内を流通させて、空気流出部64から排出することにより、かかる空気を外気と絶えず置き換えていくものであるため、空気が流通路61内を流通する途中で衣服60から漏れないようにする必要がある。高密度布は糸の密度が高いため、糸の間から外部へ漏れる空気の量が非常に少なく、ほとんどの空気が流通路61内を通って空気流出部64に達し、そこから外部に排出される。このため、高密度布は、シート状素材610として用いるのにとても望ましい。また、高密度布は、あくまでも布であるため、汚れた場合には家庭用の洗濯機などで容易に洗うことができるという利点もある。このような高密度布は、各種の目的で製造されており、安価で入手できる。尚、高密度布は空気流通性のよくないものであることが好ましいが、具体的には、高密度布として、5Paの圧力を加えたときに、当該高密度布を単位時間、単位面積当たりに通過する空気の体積が5cc/cm2/sec以下であるものを用いる必要がある。
【0051】
空気流通部62,64は、空気を取り入れ・排出するためのものであって、衣服60の端部に、空気流通性のよいメッシュ状素材620,640の裏面にスペーサ621,641が取り付けられることで形成されている。空気流通部62,64は、空気流入部62と空気排出部64とから構成されている。
【0052】
空気流入部62は、外部の空気を帯状送風装置付衣服6内部へ取り入れるためのものであって、スペーサ621がメッシュ状素材620の裏面に縫い付けられることで形成される。空気流入部62は、衣服60の上部に取り付けられている。スペーサ621を衣服の上部に露出するよう取り付けることもよいが、メッシュ状の素材620を取り付けることで、スペーサ621が外へ飛び出さないようにするとともに、帯状送風装置付衣服6の外観上の違和感を少なくするためのものであり、空気流入部62を衣服60の前側上部に二つ、後側に一つ(図省略)、合計三つ設けている。また、襟首や袖の部分も、広い意味では空気流入部と考えることができる。
【0053】
空気流出部64は、帯状送風装置付衣服6内の空気を外部へ排出するためのものであって、スペーサ641がメッシュ状素材640の裏面に縫い付けられることで形成される。空気排出部64は、衣服60の下端部に取り付けられている。空気流出部64も空気流入部62と同様に、スペーサ641のみを衣服の下端部に露出するよう取り付けることも可能だが、メッシュ状素材640を取り付けることで、スペーサ641が外へ飛び出さないようにするとともに、帯状送風装置付衣服6の外観上の違和感を少なくするためのものである。空気流出部64の横幅は、当該スペーサ641の横幅と略同程度である。空気流出部64から外部の空気がスペーサ641内に流入する。空気流出部64は、衣服60の下端部の前側に二つ、その後側に一つ(図省略)の合計三つ設けている。
【0054】
スペーサ611,621,641は、衣服60と体70又は衣服60と下着72との間に空気を流通させるための空気流通経路を形成するためのものである。この空間は、被着者が帯状送風装置付衣服1を被着したときに体70または下着72の表面と略平行な空気流通路を構成する。またスペーサ611,621,641は網目状シートを形成したものであって、実施の形態(1)ではメッシュスペーサを適用する。図7のメッシュスペーサ611は、流通路61を構成するシート状素材610の裏面に取り付けられるスペーサを図示しているが、空気流通部62,64を構成するメッシュ状素材620,640の裏面にも同形状のスペーサが取り付けられている。メッシュスペーサは、軟質プラスチックの網目状シートを凸、凹の金型に入れ熱成型することにより、底点6111,6112から凸状の高さを有する凸状スペーサ6110が設けられ簡単に作ることができる。これにより少なくとも衣服60と体70又は衣服60と下着72との間には一定間隔を確保することができ、空気の流通を妨げることはない。
【0055】
これらのスペーサ611,621,641はメッシュ状素材620,640,シート状素材610に縫い付けられる。具体的には、スペーサ611,621,641をメッシュ状素材620,640,シート状素材610の各々に対向させるようにして、スペーサ611,621,641をメッシュ状素材620,640,シート状素材610の所定位置に配置して、スペーサ611,621,641をメッシュ状素材620,640,シート状素材610に縫い付ける。こうして、三つのスペーサ611,621,641が得られる。なお、各スペーサ611,621,641の大きさ、サイズは、その取り付け位置等に応じて決められる。
【0056】
メッシュ状素材620に縫い付けられたスペーサ621と衣服60の上端に位置する布部65を縫い付けることで帯状送風装置付衣服6となる。
【0057】
なお動力伝達手段であるプーリーはモーターおよびプロペラの回転軸の下端に設けたが、モーターおよびプロペラの回転軸の上端に設けてもその効果は同様である。
【0058】
電源手段は必ずしも帯状送風装置の一部とせず、別途設けても良い。
【0059】
実施の形態(1)によれば、帯状に多数配列された送風手段と電源手段とを帯状体に取り付け、帯状送風装置を構成し帯状送風装置を衣服から着脱自在に取り付けたので、使用範囲が制限されずに体の胴周りに沿って常に新鮮な空気を送風することが出来る。また送風手段を帯状体の内部に設けるとともにモーター部の回転軸とプロペラ部の回転軸とを胴周りに沿って略曲線状に配列させることにより、帯状送風装置を境に空気が強制的に流れ、衣服内部には十分な空気が送風され、体からの汗を気化させることができる。また送風手段を略曲線状の配列による方向性を有した多量の空気を送風することができるとともに平面的な送風源を提供することができる。
【0060】
本発明の実施の形態(2)について図面に基づいて説明するが、実施の形態(1)と同様の説明には同一符号を付し詳細を省略する。
【0061】
実施の形態(2)は実施の形態(1)の帯状送風装置を組み込んだ帯状送風装置付敷体である。図9は実施の形態(2)の帯状送風装置付敷体の概略斜視図,図10は実施の形態(2)の帯状送風装置の要部概略斜視図,図11は図10に示すカバー部材を取り除いた場合のE方向から見た要部拡大図,図12は図9のD−D線の拡大断面図である。
【0062】
帯状送風装置付敷体5は、図9に示すように表面に設けられた透湿性シート素材510と、透湿性シート素材510を裏面から支えると共に空気が流通する空間を確保するための略扁平状のスペーサ511とを備えて空気を流通させる流通路51が設けられ、流通路51の一方端に表面に設けられたメッシュ状素材520と、略扁平状のスペーサ521とを備えることで空気を流通路51内に流通させる空気流通部52とを備え、前記流通路51の他方端に表面から透湿性シート素材510を介して空間内に透過した空気を空間内に流通する空気によって運び出す除湿または冷却装置に用いられ、空間内に強制的に空気を流通させるための帯状送風装置1を備える概略構成である。
【0063】
帯状送風装置1は空気の流れを強制的に生じさせるための多数のプロペラ部12とモーター部11を帯状に多数配列するための連結手段3と、プロペラ部12同士の隙間やプロペラ部12とモーター部11の隙間を埋めるように取り付けられ、かつ、送風手段からの送風量を全て流通路51に流通させるための遮蔽手段とを兼ね備えた空気抵抗の高いスポンジ部材530を有する。
【0064】
帯状送風装置1は、空気の流れを強制的に生じさせるための送風手段10を多数備え、多数の送風手段10はモーター部11とプロペラ部12とが別体に設けられた構成であり、モーター部11からプロペラ部12に動力を伝達する動力伝達手段2を有し、かつ前記送風手段10は連結手段3を介して帯状,すなわち略直線状S(12d,12e,11・・・12n・・・)に配列された概略構成である。
【0065】
実施の形態(2)の帯状送風装置1が実施の形態(1)の帯状送風装置と異なる構成は電源手段4が帯状送風装置1とは別に設けられていること,動力伝達手段2の配置構成と新たに連結手段3を設けたことである。送風手段10の構成は実施の形態(1)と同様なので省略する。
【0066】
動力伝達手段2は、モーター部11からプロペラ部12に動力を伝達するためのものであって、プーリー20とファンベルト21とからなる。
【0067】
プーリー20は、モーター110の回転軸111とプロペラ120の回転軸121の上端に取り付けられている。図10に示すように各々プーリー20の上段と下段には、ファンベルト21が掛け渡されている。これによりモーター110の回転軸111が回転すると同時に複数のプロペラ120の回転軸121が一斉に回転する仕組みとなっている。また、モーター110の回転軸111とプロペラの回転軸121とは敷体510,520の表面と略平行となるように取り付けられている。
【0068】
連結手段3は可動性を有し、モーター部11とプロペラ部12とを自由に組み合わせて連結させるためのものであり、スプリング30からなる。
【0069】
スプリング30は、図10及び図11に示すように各々の円筒状部材130の外側側面に取り付けられたフック部材132にスプリング30の両端を掛け渡すことでモーター部11−プロペラ部12間またはプロペラ部12−プロペラ部12間を略直線状S(12d,12e,11・・・12n・・・)に連結させている。これによりモーター部11とプロペラ部12との配列を自在に組み合わせることができ、スプリング30の弾性力によりファンベルト21が撓まない程度の曲線配置とすることもできる。この構成により帯状送風装置1は全体として可撓性を有することができる。
【0070】
電源手段4は電源ユニット40とスイッチ41とから構成されていて、帯状送風装置1とは別に設けられている。
【0071】
帯状送風装置1の表面には、流通路51で用いる透湿性シート素材510を延長させて覆うことで外観上の向上が図られている。また帯状送風装置1の送風手段10を敷体の幅に略一致するように直線状S(12d,12e,11・・・12n・・・)に配列させることで、敷体内部には十分な空気が送風され常に新鮮な空気の流れが促進される。
【0072】
流通路51は、帯状送風装置付敷体5の内部で帯状送風装置1により強制的に生じる空気を流通させるための通路である。流通路51は、スペーサ511が透湿性シート素材510の裏面に取り付けられることで形成される。
【0073】
透湿性シート素材510は、帯状送風装置付敷体5の表面カバーであり臀部71と直接接触するため、帯状送風装置付敷体5の大部分を占める位置に用いられる。透湿性シート素材510は水蒸気より大きく、水滴より小さい孔を持つ素材であり、体からの汗を発散する素材である。また高密度織物に強力な撥水処理したものや微多孔質フィルムを張り合わせた素材である。
【0074】
空気流通部52は、外部の空気を帯状送風装置付敷体5の内部へ取り入れるためのものであって、スペーサ521がメッシュ状素材520の裏面に取り付けられることで形成される。
【0075】
上記透湿性シート素材510とメッシュ状素材520とは一連に縫い付けられて敷体510,520を構成している。また透湿性シート素材に取り付けられるスペーサ511とメッシュ状素材520に取り付けられるスペーサ521とは一連に縫い付けられている。
【0076】
スペーサ511,521は、図12に示すように帯状送風装置付敷体5と臀部71との間に空気を流通させるための空気流通経路を形成するためのものである。スペーサ511,521は人が帯状送風装置付敷体5に座った場合に流通路を保持できる程度の弾力性を有している。またスペーサ511,521は実施の形態(1)のスペーサと同様の網目状シートを形成したものであって、メッシュスペーサを適用する。メッシュスペーサは、軟質プラスチックの網目状シートを凸、凹の金型に入れ熱成型することにより、凸状スペーサが設けられ簡単に作ることができる。
【0077】
このように構成される流通路51の透湿性シート素材510および空気流通部52のメッシュ状素材520とを縫い付けることにより敷体が完成する。なお、透湿性シート素材510はスポンジ部材530まで延び、外観上はスポンジ部材530が見えないようになっている。また敷体は、空気を外部へ排出するために敷体の一側端部に開口を有している。開口を有した敷体の一側端部側の内部に帯状送風装置1を取り付けられて帯状送風装置付敷体5が完成する。このように帯状送風装置1はスペーサ511およびスポンジ部材530により形状が保持されているため、確実に空気を送風することができる。
【0078】
実施の形態(2)によれば、帯状送風装置を敷体に取り付けたので送風源と十分な送風量を提供することが出来る。また使用範囲が制限されずに常に新鮮な空気を送風することができる。帯状送風装置の送風手段を敷体の幅に略一致するように直線状に配列させることにより、敷体内部には十分な空気が送風されるとともに常に新鮮な空気の流れを促進することができる。遮蔽手段を設けたので、送風手段による空気の流れを遮断すると同時に全送風量を漏れなく流すことができる。送風手段を略直線状の配列による方向性を有した多量の空気を送風することができるとともに平面的な送風源を提供することができる。またモーター部とプロペラ部とを別体に設けたことによりプロペラ部の更なる小型化が実現する一方でトータル面積を増やし多量の送風を送ることができる。さらにモーター部を大きくできるので電力消費を削減することができる。
【0079】
なお、実施の形態(1)および(2)では、モーター部は略中央配置に配置しているが、例えばモーター部を送風手段の両端部に配置する等、目的に応じてモーター部とプロペラ部とを組み合わせることができる。
【0080】
また、モーター部をプロペラ部列の下に配置しても良い。この場合は、モーター部に取り付けられたプーリーのみを外し、モーターの回転軸と一のプロペラの回転軸とを同一線上にする。プロペラ部列の回転軸は実施の形態(1)および(2)と同様に、プーリーとファンベルトとで一斉に回転するように構成することもできる。
【0081】
また実施形態(1)では帯状体自体が連結手段,遮蔽手段,また連結手段の可動機能を果たし、実施形態(2)ではフック部材,スプリングが可動な連結手段となり、プロペラ部同士の隙間を埋めるスポンジ部材が空気の逆流を防ぐ遮蔽手段となっているが,これに限らず連結手段,可動手段,遮蔽手段は種々の方法が考えられる。
【0082】
【本発明の効果】
以上のように、本発明に係る帯状送風装置は、目的や用途に応じて送風希望箇所に自在に適用し、かつ簡易な構造で快適に過ごすことができるという優れた効果を有する。
【0083】
また、送風手段を多数に亘って配列させ帯状体を形成し略直線状または略曲線状とすることができるので、略直線状または略曲線状の方向性と可撓性を有した平面的な送風源を提供することができるという優れた効果も有する。
【0084】
可動手段としてスプリングを設けたため、略直線状または略曲線状の配列を確実なものとすることができると同時に送風手段の配置を自在に組み合わせることができるという効果も有する。
【0085】
送風手段においてモーター部とプロペラ部とを別体にし、かつモーター部数よりプロペラ部数を多数設けることで、プロペラ部の更なる小型化が実現する一方でトータル面積を増やし多量の送風を送ることができるとともにモーター部は電力消費の削減が図れ、製造コストの低廉化が図れる。
【0086】
動力伝達手段を設けたことにより、送風手段の駆動が確実に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態(1)の帯状送風装置付衣服の装着図である。
【図2】実施の形態(1)の帯状送風装置を帯状体に取り付けた状態の概略斜視図である。
【図3】実施の形態(1)のプロペラ部の拡大正面図,拡大側面図,拡大背面図である。
【図4】図1のA−A線断面図である。
【図5】実施の形態(1)の帯状送風装置の要部概略構成図である。
【図6】図4をC方向から見た要部拡大図である。
【図7】実施の形態(1)の帯状送風装置付衣服に用いられるスペーサ要部の概略拡大平面図である。
【図8】図1のB−B線の要部拡大断面図である。
【図9】実施の形態(2)の帯状送風装置付敷体の概略斜視図である。
【図10】実施の形態(2)の帯状送風装置の要部概略斜視図である。
【図11】図10に示すカバー部材を取り除いた場合のE方向から見た要部拡大図である。
【図12】図9のD−D線の拡大断面図である。
【符号の説明】
1         帯状送風装置
10        送風手段
11        モーター部
110       モーター
111       モーターの回転軸
12        プロペラ部
120       プロペラ
121       プロペラの回転軸
13        筐体
130       円筒状部材
131       保持部材
132       フック部材
140,141   軸受
2         動力伝達手段
20        プーリー
21        ファンベルト
3         連結手段
30        スプリング
4         電源手段
40        電源ユニット
41        スイッチ
5         帯状送風装置付敷体
51        流通路
510       透湿性シート素材
52        空気吸入部
520       メッシュ状素材
511,521   スペーサ
530       スポンジ部材
6         帯状送風装置付衣服
60        衣服
61        流通路
610       シート状素材
611       スペーサ
6110      凸状スペーサ
6111,6112 底点
62        空気流入部(空気流通部)
64        空気流出部(空気流通部)
620,640   メッシュ状素材
621,641   スペーサ
63        流通路―空気流通部間
630       帯状体
631       粘着テープ
632       帯状体の背部
633       密着部材
65        布部
70        体
71        臀部
72        下着
73        上着
S         直線状
R         曲線状

Claims (8)

  1. 複数の送風手段と前記送風手段を帯状に配列するための連結手段と隣り合う前記送風手段の隙間から空気が逆流するのを防止する遮蔽手段とを有し、帯状の空気の流れを生じさせる帯状送風装置。
  2. 前記連結手段は可動性を有し、全体として可撓性を有した請求項1の帯状送風装置。
  3. 衣服の裏面に設けられたスペーサにより衣服と体又は衣服と下着との間に空気を流通させる流通路と、衣服の端部に設けられ前記流通路に外部の空気を流通させる空気流通部とを備え、前記流通路に空気の流れを強制的に生じさせ、汗を気化させ、気化熱で体を除湿または冷却させ、空気の流れを強制的に生じさせるための請求項2の帯状送風装置。
  4. 衣服と体又は衣服と下着との間の空間を上下二つに仕切り前記流通路内に空気の流れを強制的に生じさせるための複数の送風手段と、前記送風手段に電力を供給する電源手段と、前記衣服の上部及び下部に設けられ前記流通路内の空気を外部に取り出すため又は外部の空気を前記流通路内に取り入れるための空気流通部とを備え、前記送風手段によって前記空気流通部から又は前記衣服の端部から外部の空気を前記流通路内に取り入れ、その取り入れた空気を前記流通路内に体又は下着の表面に略平行に流通させるための請求項3の帯状送風装置。
  5. 表面に設けられた透湿性シート素材と、前記透湿性シート素材を裏面から支えると共に空気が流通する空間を確保するための略扁平状のスペーサとを備えており、表面から前記透湿性シート素材を介して前記空間内に透過した空気を前記空間内に流通する空気によって運び出す除湿または冷却装置に用いられる、前記空間内に強制的に空気を流通させるための請求項1または2の帯状送風装置。
  6. 前記送風手段はプロペラ部とモーター部が別体に設けられ前記モーター部の動力を前記プロペラ部に伝達するための動力伝達手段を有する請求項1から5いずれかの帯状送風装置。
  7. 前記モーター部は一又は複数個からなり、前記プロペラ部の数は前記モーター部の数より多数であることを特徴とする請求項6の帯状送風装置。
  8. 前記動力伝達手段はプーリーとファンベルトからなることを特徴とする請求項6の帯状送風装置。
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