JP2004124331A - 機能性原紙、ペットの汚物処理用シート、トイレ廻り清掃用シート、揚げ物置き用シート、及びそれらの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】本発明の機能性原紙は、長繊維と短繊維を7〜8:3〜2に配合すると共に水溶性粘材及び水解用繊維を1〜15重量%添加し、さらに乾燥紙力増強剤を0.1〜0.2重量%添加し、ロールのエア圧を6〜8kg/m2に加圧すると共にクレープ率を2〜14%に設定して抄紙し、ドライヤーにて80〜100℃で未乾燥状態の紙を抄き、複数の原紙をフライ合わせしてスリット加工を行ってエンボス処理した。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ペットの汚物を処理する際や又はトイレ廻りの清掃をする際に、手を汚さず使用後のシートを汚物や汚れが付着したまま水洗トイレに流すことができ、トイレ便器等での多量な水量下では短時間内で水解するが、湿った汚物や指定水性処方薬品下においては清掃等に耐え得る耐水性水解シート、或いは油で揚げたテンプラ等の揚げ物の油切りを良くし尚且つ紙に吸着した油の再付着が少ない揚げ物置き用シートなどに好適に利用することができる機能性原紙、ペットの汚物処理用シート、トイレ廻り清掃用シート、揚げ物置き用シート、及びそれらの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、タオルペーパーを抄造する際には、製品の嵩を出すために、広葉樹系の原料配合を多く配合し、長繊維並びに繊維の太いものも多少入れ、DDR及びリファイナー等の設備で繊維自体を機械的に切ることで繊維同士の絡み付きを強くし、湿潤強度剤等の薬液を3%前後添加することによって水に強い原紙を作っており、樹脂コートすることにより紙が非水解性になっている。また、クレープ率も18〜20%以上の高めに設定されており、ボリューム感があり弾力性のある原紙になり、原紙そのものは保水性の良い原紙になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記タオルペーパーは、キッチンで使用される本来の用途以外には利用することができないものであった。例えばペットの汚物を処理するためのシートやトイレ廻りを清掃するためのシートは水洗トイレにそのまま流せることが必要となるが、このタオルペーパーは水解性がないため、このようなシートに利用することができなかった。
一方、トイレットペーパーは、当然のことながら水洗トイレに流せるように設計されているが、吸水性が高いため、多層に重ねて使用しないとペットの汚物中の水分や清掃時の水分を吸い込んで手に触れてしまうものであった。また、トイレットペーパーは強度が低いため、ペットの汚物を処理する際の使用感が悪く、トイレ廻りの清掃の際にも摩擦により容易に破断してしまうものであった。同様にアルカリ水や水に溶解するように作られた紙材(水溶紙)も知られているが、これらは僅かな水分でも溶けてしまうため、上述の用途には到底用いることができないものであった。
そこで本発明は、上述のようなペットの汚物を処理するためのシートやトイレ廻りを清掃するためのシートにも好適に適用でき、即ち汚物処理時や清掃時などの使用の際にはある程度の強度を有すると共に水に溶けない耐水性を有し、さらにトイレ便器等での多量な水量下では短時間に水解して流すことができる耐水性水解シートに適用できる他、エンボスの凹凸を維持して揚げ物置き用シートにも好適に利用できる機能性原紙及びその製造方法を提案することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記に鑑み鋭意研究の末得られたものであり、長繊維と短繊維を7〜8:3〜2に配合すると共に、PEO(ポリエチレンオキサイド)、CMC(カルボキシメチルセルロース)等の水溶性粘材及びPVA(ポリビニルアルコール)等の水解用繊維を1〜15重量%添加し、さらに乾燥紙力増強剤を0.1〜0.2重量%添加し、ロールのエア圧を6〜8kg/m3に加圧すると共にクレープ率を2〜14%に設定して抄紙し、ドライヤーにて80〜100℃で未乾燥状態の紙を抄き、複数の原紙をフライ合わせしてスリット加工を行ったことを特徴とする機能性原紙に関するものである。
また、本発明は、上記機能性原紙の製造方法をも提案するものであり、長繊維と短繊維を7〜8:3〜2に配合すると共にPEO、CMC等の水溶性粘材及びPVA等の水解用繊維を1〜15重量%添加し、さらに乾燥紙力増強剤を0.1〜0.2重量%添加する第1工程と、抄紙機にて使用するロールのエア圧を6〜8kg/m3に加圧すると共にクレープ率を2〜14%に設定して抄紙する第2工程と、ドライヤーにて80〜100℃で未乾燥状態の紙を抄く第3工程と、複数の原紙をプライ合わせしてスリット加工を行う第4工程と、プライ合わせされた原紙を100〜180℃で熱エンボス加工する第5工程と、からなることを特徴とする。
【0005】
さらに、本発明は、前記構成の機能性原紙を、ペットの汚物処理、揚げ物置きに用いるペットの汚物処理用シート、揚げ物置き用シートをも提案する。
【0006】
また、本発明は、前記構成の機能性原紙に、油脂系又はホウ酸を配合した薬液を塗布し、トイレ廻り清掃用に用いるトイレ廻り清掃用シートをも提案する。さらに、前記第1〜5工程と、その後、油脂系又はホウ酸を配合した薬液を塗布する第6工程と、からなるトイレ廻り清掃用シートの製造方法をも提案する。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の機能性原紙(ペットの汚物処理用シート、トイレ廻り清掃用シート、揚げ物置き用シート)の製造方法をタオル原紙の製造方法と対比させつつ説明する。
【0008】
まず、本発明における第1工程では、原料仕込み段階で、パルパーなどにて、長繊維と短繊維を7〜8:3〜2に配合すると共にPEO、CMC等の水溶性粘材及びPVA等の水解用繊維を1〜15重量%添加し、さらに乾燥紙力増強剤を0.1〜0.2重量%添加する。再生紙の場合は、長繊維と短繊維に代えてミルクカートンと紙コップ類とを同様な比率にて用いるようにしても良い。
PEOは水溶性粘材であり、PEOを溶解した水溶液は、著しいニュートン粘性を示すため、その粘度は溶解濃度及び溶解温度に大きく変動される。そして、溶解性及び原液の希釈分散性よりパルプ繊維に対する添加量は0.1重量%以下に設定することが望ましい。尚、PEOの水溶液はポンプアップなどの機械的衝撃に弱いため、溶解槽をなるべく高所に設置して自然落下方式で供給することが望ましい。また、夏季等の高温時は屋根の近くにある溶解槽の水温はかなり高温となるので、換気扇や水温が安定した地下水を使用することが望ましい。CMCについても同様である。
また、PVA等の水解用繊維は、繊維長3mm、1.0〜1.1デニールのものを添加することが望ましく、パルプ繊維に対して望ましくは3〜5重量%の添加量を丁寧に分散、混合させて初期ドライヤー温度を110℃以下に保ち、抄造することが望ましい。
さらに、乾燥紙力増強剤は、アクリル系樹脂等を清水で1%以下に希釈し、パルプ繊維に対して固形分で0.1〜0.2重量%を、パルプ繊維に十分分散できる場所へ添加することが望ましい。
尚、DDRやリファイナー等の設備で繊維を機械的に離解する必要はない。
これに対し、タオル原紙の製造方法では、単一原料(=原料繊維長が一定)を投入し、さらにDDRなどで繊維自体を機械的に離解することにより、繊維同士の絡み付きを強くする。更に湿潤強度増強剤を3%前後投入して繊維全体に樹脂コーティングを行い強度を出している。当然のことながら非水解性となる。
【0009】
次に、本発明における第2工程では、抄紙機にて使用するロールのエア圧を6〜8kg/m3に加圧すると共にクレープ率を2〜14%に設定して抄紙する。このようにロールのエア圧を高くし、抄き上げの際のクレープ率を低くしたので、抄紙機のホーマーに乱流が生じ、長繊維と短繊維の紙が不規則な方向に種付けされ、絡み付きが強くなり、原紙を締まったものにすることができる。また、クレープ率を極力低くすることにより、原紙自体の伸びを抑えることができ、製品加工時に薬液や水分を浸した際に、製品シートの伸びを抑制することができる。尚、フリーネスも370〜400cc程度に低く設定することにより、保水性が低く、硬く締まった紙を形成することができ、加工時のエンボスの入りの良いものとすることができる。
これに対し、タオル原紙の製造方法では、抄紙機のロールのエア圧は4〜6kg/m3程度と低く、クレープ率は18〜20%と高く、フリーネスは400〜450cc程度である。そして、原料繊維長が一定であるため均等な繊維の絡み付きになり、保水性が高く、強い紙になる。
【0010】
続いて、本発明における第3工程では、ドライヤーにて80〜100℃で未乾燥状態の紙を抄く。第4工程では、この複数の原紙をプライ合わせしてスリット加工を行う。このように乾燥温度を低温で行うことにより、前記水溶性粘剤が紙の表面側(ドライヤー接地面側)に集まる。そのため、後述する熱エンボス加工にてより、積層した複数のシートが一枚の紙のようになり、容易に剥がれたりしない状態のシートが形成され、その際に形成されるエンボスの凹凸(エンボスセル)も、より深く強いものとなる。そして、一定水分量まで繊維の絡み付きが強く、多量の水量によって約100秒以内に水解する特性が得られる。
第5工程の熱エンボス加工は、糊剤等を使用せずに100〜180℃にて行われる。このエンボスの温度、プレス圧通過時間により、圧着度や水解性の調整を行うことができる。
これに対し、タオル原紙の製造方法では、120〜150℃の温度で過乾燥気味に水に溶けにくい紙を形成し、その複数枚を積層してスリット加工を行う。また、複数枚のシートをリワインダーにより、エンボスロールに通して糊剤を使用せずに加工するので、エンボス自体の深さや強さが弱いものとなる。
【0011】
このような第1〜第5工程の後に得られた本発明の機能性原紙をペットの汚物処理用シートや揚げ物置き用シートとする場合には、指定サイズに裁断、梱包すれば良い。
また、本発明の機能性原紙をトイレ廻り清掃用シートとするには、その後、第6工程として油脂系又はホウ酸を配合した薬液を塗布する。
【0012】
【実施例】
〔機能性原紙の製造〕
以下の条件にて機能性原紙を製造した。
第1工程;
原料仕込み
長繊維70/短繊維30
PEO・・・・・・・・・・・・・・パルプ繊維に対し0.06重量%
PVA・・・・・・・・・・・・・・パルプ繊維に対し0.03重量%
CMC・・・・・・・・・・・・・・パルプ繊維に対し4.0重量%
乾燥紙力増強剤(アクリル系樹脂)・・パルプ繊維に対し0.1重量%
第2工程;
抄紙条件
フリーネス385cc
ロールエア圧7kg//m3
クレープ率9%
第3工程;
乾燥温度90℃で未乾燥状態の紙を抄いた。
第4工程;
3枚の原紙をプライ合わせしてスリット加工した。
第5工程;
180℃でコンマ10秒前後で熱エンボス加工した。
【0013】
〔ペットの汚物処理用シートの製造〕
前記機能性原紙を所定サイズに裁断してペットの汚物処理用シートとした。
【0014】
〔トイレ廻り清掃用シートの製造〕
前記機能性原紙に、油脂系又はホウ酸を配合した薬液を塗布してトイレ廻り清掃用シートとした。
【0015】
〔揚げ物置き用シートの製造〕
前記機能性原紙を所定サイズに裁断して揚げ物置き用シートとした。
【0016】
〔性能評価1;ペットの汚物処理〕
前記ペットの汚物処理用シートを用いて犬の汚物(糞)を処理した。汚物をつかむ際などに何等支障なく処理でき、汚物中の水分が手に付着することもなかった。使用後に便器内に投入したところ、約100秒以内に水解することが確認され、トイレに流すことができた。
比較のため、タオルペーパー(市販品)、トイレットペーパー(市販品)にて同様に犬の汚物(糞)を処理した。タオルペーパーでの処理は可能であったが、水解しなかった。トイレットペーパーでは、使用感が悪く、汚物中の水分が手に付着したり、容易に破断して清掃できなかった。
【0017】
〔性能評価2;トイレ廻り清掃〕
前記トイレ廻り清掃用シートを用いてトイレ廻りを清掃した。便器やトイレのトイレを拭く際の摩擦によっても破断等を生ずることがなかった。使用後に便器内に投入したところ、約100秒以内に水解することが確認され、トイレに流すことができた。
比較のため、タオルペーパー(市販品)、トイレットペーパー(市販品)にて同様にトイレ廻りを清掃した。タオルペーパーでの清掃は可能であったが、水解しなかったため、トイレに流せなかった。トイレットペーパーでは、薬液が手に付着したり、容易に破断して清掃できなかった。
【0018】
〔性能評価3;揚げ物置き〕
前記揚げ物置き用シートを油で揚げたテンプラ置きとして用いた。エンボスの凹凸が深く強いため、エンボスの凸部にてテンプラを支持することができ、過剰な油を十分に吸着することができた。また、シートに吸着した油は、再付着することがなかった。
比較のため、タオルペーパー(市販品)、トイレットペーパー(市販品)にて同様にテンプラ置きとして用いた。タオルペーパーでは油切れが悪く、再付着も生じてテンプラはべたべたになった。トイレットペーパーを用いた場合も同様であり、さらに容易に破断してテンプラに破断片が付着した。
【0019】
以上本発明を実施例に基づいて説明したが、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した構成を変更しない限りどのようにでも実施することができる。
【0020】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の機能性原紙は、ペットの汚物を処理する際に、手を汚さず使用後のシートを汚物と共に水洗トイレに流すことができるペットの汚物処理シートとして好適に用いることができる。また、トイレ廻りの清掃をする際に、手を汚さず使用後のシートを汚れが付着したまま水洗トイレに流すことができる。更に、油で揚げたテンプラ等の揚げ物の油切りを良くし尚且つ紙に吸着した油の再付着が少ない揚げ物置き用シートとして好適に用いることができる。特にペットの汚物処理用、トイレ廻り清掃用として用いた場合、湿った汚物の取り扱いや指定水性処方薬品下での清掃に耐え得る耐水性を有し、且つトイレ便器等での多量な水量下では短時間内で水解する耐水性水解シートとして極めて好適に用いることができる。
このように本発明の機能性原紙は、それぞれの用途に好適に利用できるものである。
Claims (8)
- 長繊維と短繊維を7〜8:3〜2に配合すると共に、水溶性粘材及び水解用繊維を1〜15重量%添加し、さらに乾燥紙力増強剤を0.1〜0.2重量%添加し、ロールのエア圧を6〜8kg/m3に加圧すると共にクレープ率を2〜14%に設定して抄紙し、ドライヤーにて80〜100℃で未乾燥状態の紙を抄き、複数の原紙をフライ合わせしてスリット加工を行ってエンボス処理したことを特徴とする機能性原紙。
- 請求項1に記載される機能性原紙を、ペットの汚物処理に用いることを特徴とするペットの汚物処理用シート。
- 請求項1に記載される機能性原紙に、油脂系又はホウ酸を配合した薬液を塗布し、トイレ廻り清掃用に用いることを特徴とするトイレ廻り清掃用シート。
- 請求項1に記載される機能性原紙を、揚げ物置きに用いることを特徴とする揚げ物置き用シート。
- 長繊維と短繊維を7〜8:3〜2に配合すると共に、水溶性粘材及び水解用繊維を1〜15重量%添加し、さらに乾燥紙力増強剤を0.1〜0.2重量%添加する第1工程と、抄紙機にて使用するロールのエア圧を6〜8kg/m3に加圧すると共にクレープ率を2〜14%に設定して抄紙する第2工程と、ドライヤーにて80〜100℃で未乾燥状態の紙を抄く第3工程と、複数の原紙をプライ合わせしてスリット加工を行う第4工程と、プライ合わせされた原紙を100〜180℃で熱エンボス加工する第5工程と、からなることを特徴とする機能性原紙の製造方法。
- 長繊維と短繊維に代えてミルクカートンと紙コップ類とを用いることを特徴とする請求項5に記載の機能性原紙の製造方法。
- 抄紙時のフリーネスは370〜400ccに設定することを特徴とする請求項5又は6に記載の機能性原紙の製造方法。
- 請求項5に記載される第1〜5工程と、その後、油脂系又はホウ酸を配合した薬液を塗布する第6工程と、からなることを特徴とするトイレ廻り清掃用シートの製造方法。
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