JP2004124079A5 - 重量感覚調整剤及びこれを含有する化粧料 - Google Patents
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 重量感覚を重くさせる香料成分を含有することを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項2】 請求項1に記載の重量感覚調整剤において、全体の香調の印象が、
「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、
「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び
「明るい」印象が0〜6段階の評価において4.2以下であること
を全て満たすことを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項3】 請求項1に記載の重量感覚調整剤において、全体の香調の印象が、
「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、
「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び
「透明な」印象が0〜6段階の評価において2.5以下であること
を全て満たすことを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の重量感覚調整剤において、該重量感覚を重くさせる香料成分は、オークモス油、クミン油、パチュリ油、クローブ油、サンダルウッド油、ジャスミン油、イソボルニルアセテート、メチル−N−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニレート、フェニルエチルアルコール、α−ダマスコン、アネトール、バニリン、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレンからなる群より選択されることを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の重量感覚調整剤において、該重量感覚を重くさせる香料成分の2種以上を含有することを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を含有することを特徴とする化粧料。
【請求項7】 重量感覚を重くさせる香料成分を気化させ、ヒトに吸引させることを特徴とする重量感覚を重くさせる方法。
【請求項8】 請求項7に記載の重量感覚を重くさせる方法において、該重量感覚を重くさせる香料成分は、オークモス油、クミン油、パチュリ油、クローブ油、サンダルウッド油、ジャスミン油、イソボルニルアセテート、メチル−N−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニレート、フェニルエチルアルコール、α−ダマスコン、アネトール、バニリン、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレンからなる群より選択されることを特徴とする重量感覚を重くさせる方法。
【請求項9】 請求項7又は8に記載の重量感覚を重くさせる方法において、重量感覚を重くさせる香料成分の2種以上を気化させ、ヒトに吸引させることを特徴とする重量感覚を重くさせる方法。
【請求項10】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料の塗布感覚を重くさせる方法。
【請求項11】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料のこってり感を強く感じさせる方法。
【請求項12】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料における肌のふっくら感を強く感じさせる方法。
【請求項13】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料における肌のもっちり感を強く感じさせる方法。
【請求項1】 重量感覚を重くさせる香料成分を含有することを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項2】 請求項1に記載の重量感覚調整剤において、全体の香調の印象が、
「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、
「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び
「明るい」印象が0〜6段階の評価において4.2以下であること
を全て満たすことを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項3】 請求項1に記載の重量感覚調整剤において、全体の香調の印象が、
「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、
「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び
「透明な」印象が0〜6段階の評価において2.5以下であること
を全て満たすことを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項4】 請求項1から3のいずれかに記載の重量感覚調整剤において、該重量感覚を重くさせる香料成分は、オークモス油、クミン油、パチュリ油、クローブ油、サンダルウッド油、ジャスミン油、イソボルニルアセテート、メチル−N−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニレート、フェニルエチルアルコール、α−ダマスコン、アネトール、バニリン、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレンからなる群より選択されることを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項5】 請求項1から4のいずれかに記載の重量感覚調整剤において、該重量感覚を重くさせる香料成分の2種以上を含有することを特徴とする重量感覚調整剤。
【請求項6】 請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を含有することを特徴とする化粧料。
【請求項7】 重量感覚を重くさせる香料成分を気化させ、ヒトに吸引させることを特徴とする重量感覚を重くさせる方法。
【請求項8】 請求項7に記載の重量感覚を重くさせる方法において、該重量感覚を重くさせる香料成分は、オークモス油、クミン油、パチュリ油、クローブ油、サンダルウッド油、ジャスミン油、イソボルニルアセテート、メチル−N−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニレート、フェニルエチルアルコール、α−ダマスコン、アネトール、バニリン、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレンからなる群より選択されることを特徴とする重量感覚を重くさせる方法。
【請求項9】 請求項7又は8に記載の重量感覚を重くさせる方法において、重量感覚を重くさせる香料成分の2種以上を気化させ、ヒトに吸引させることを特徴とする重量感覚を重くさせる方法。
【請求項10】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料の塗布感覚を重くさせる方法。
【請求項11】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料のこってり感を強く感じさせる方法。
【請求項12】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料における肌のふっくら感を強く感じさせる方法。
【請求項13】 化粧料中に請求項1から5のいずれかに記載の重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする化粧料における肌のもっちり感を強く感じさせる方法。
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、重量感覚調整剤、更に詳しくは、香りによりヒトの重量感覚を軽くさせることのできる重量感覚調整剤に関する。
【発明の属する技術分野】
本発明は、重量感覚調整剤、更に詳しくは、香りによりヒトの重量感覚を軽くさせることのできる重量感覚調整剤に関する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、嗅覚、すなわち香りと重量感覚との関係について、科学的に検証された例は報告されておらず、香りが、前述した色の場合と同様に、ヒトの重量感覚に影響を与えるとの知見は未だ得られていない。
本発明は、前述のような課題に鑑み行われたものであり、その目的は、香りによりヒトの重量感覚を重くさせることのできる重量感覚調整剤を提供することにある。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、嗅覚、すなわち香りと重量感覚との関係について、科学的に検証された例は報告されておらず、香りが、前述した色の場合と同様に、ヒトの重量感覚に影響を与えるとの知見は未だ得られていない。
本発明は、前述のような課題に鑑み行われたものであり、その目的は、香りによりヒトの重量感覚を重くさせることのできる重量感覚調整剤を提供することにある。
すなわち、本発明にかかる重量感覚調整剤は、重量感覚を重くさせる香料成分を含有することを特徴とする。
また、本発明にかかる重量感覚調整剤は、全体の香調の印象が、「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び「明るい」印象が0〜6段階の評価において4.2以下であることを全て満たしていることが好適である。また、本発明にかかる重量感覚調整剤は、全体の香調の印象が、「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び「透明な」印象が0〜6段階の評価において2.5以下であることを全て満たしていることが好適である。
また、本発明にかかる重量感覚調整剤は、全体の香調の印象が、「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び「明るい」印象が0〜6段階の評価において4.2以下であることを全て満たしていることが好適である。また、本発明にかかる重量感覚調整剤は、全体の香調の印象が、「濃い」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、「むんむんする」印象が0〜6段階の評価において2.2以上であること、及び「透明な」印象が0〜6段階の評価において2.5以下であることを全て満たしていることが好適である。
また、前記重量感覚調整剤において、該重量感覚を重くさせる香料成分は、オークモス油、クミン油、パチュリ油、クローブ油、サンダルウッド油、ジャスミン油、イソボルニルアセテート、メチル−N−3,7−ジメチル−7−ヒドロキシオクチリデンアンスラニレート、フェニルエチルアルコール、α−ダマスコン、アネトール、バニリン、7−アセチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロ−1,1,6,7−テトラメチルナフタレンからなる群より選択されることが好適である。また、前記重量感覚調整剤において、該重量感覚を重くさせる香料成分の2種以上を含有することが好適である。
また、本発明にかかる化粧料は、前記重量感覚調整剤を含有することを特徴とする。
また、本発明にかかる化粧料は、前記重量感覚調整剤を含有することを特徴とする。
また、本発明にかかる化粧料の塗布感覚を重くさせる方法は、化粧料中に前記重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする。
また、本発明にかかる化粧料のこってり感を強く感じさせる方法は、化粧料中に前記重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする。
また、本発明にかかる化粧料のこってり感を強く感じさせる方法は、化粧料中に前記重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする。
また、本発明にかかる化粧料における肌のふっくら感を強く感じさせる方法は、化粧料中に前記重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする。
また、本発明にかかる化粧料における肌のもっちり感を強く感じさせる方法は、化粧料中に前記重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする。
また、本発明にかかる化粧料における肌のもっちり感を強く感じさせる方法は、化粧料中に前記重量感覚調整剤を配合し、ヒトが該化粧料を塗布する際に、該化粧料中の該重量感覚調整剤を気化させ、該ヒトに吸引させることを特徴とする。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる重量感覚調整剤によると、重量感覚を重くさせる香料成分を含有しているため、これを気化・吸引させることによって、ヒトの重量感覚を重くさせる効果を付与することができる。また、本発明にかかる重量感覚調整剤は、重量感覚を重くさせる香料成分の2種以上を含有することによって、相乗的に高い効果を得ることができる。
また、本発明にかかる重量感覚調整剤を化粧料に配合すると、化粧料の塗布感覚を重くすることができ、さらに化粧料のこってり感を強く感じさせること、化粧料を塗布したときの肌のふっくら感を強く感じさせること、化粧料を塗布したときの肌のもっちり感を強く感じさせることができる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明にかかる重量感覚調整剤によると、重量感覚を重くさせる香料成分を含有しているため、これを気化・吸引させることによって、ヒトの重量感覚を重くさせる効果を付与することができる。また、本発明にかかる重量感覚調整剤は、重量感覚を重くさせる香料成分の2種以上を含有することによって、相乗的に高い効果を得ることができる。
また、本発明にかかる重量感覚調整剤を化粧料に配合すると、化粧料の塗布感覚を重くすることができ、さらに化粧料のこってり感を強く感じさせること、化粧料を塗布したときの肌のふっくら感を強く感じさせること、化粧料を塗布したときの肌のもっちり感を強く感じさせることができる。
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JP2003204692A JP2004124079A (ja) | 2002-07-31 | 2003-07-31 | 重量感覚調整用香料組成物及びこれを含有する化粧料 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002223680 | 2002-07-31 | ||
JP2003204692A JP2004124079A (ja) | 2002-07-31 | 2003-07-31 | 重量感覚調整用香料組成物及びこれを含有する化粧料 |
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---|---|
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JP2004124079A5 true JP2004124079A5 (ja) | 2006-09-07 |
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ID=32300701
Family Applications (1)
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JP2003204692A Pending JP2004124079A (ja) | 2002-07-31 | 2003-07-31 | 重量感覚調整用香料組成物及びこれを含有する化粧料 |
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CN110179705A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-30 | 田丹 | 一种杀菌祛异味香水及其制备方法 |
CN110917096B (zh) * | 2019-12-25 | 2021-12-17 | 河南中医药大学 | 一种缓解运动疲劳的香水 |
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2003
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