JP2004121782A - 通気機能付エアーシート - Google Patents

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JP2004121782A
JP2004121782A JP2002324504A JP2002324504A JP2004121782A JP 2004121782 A JP2004121782 A JP 2004121782A JP 2002324504 A JP2002324504 A JP 2002324504A JP 2002324504 A JP2002324504 A JP 2002324504A JP 2004121782 A JP2004121782 A JP 2004121782A
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air
sheet
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JP2002324504A
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Yasutoshi Kawamura
河村 泰年
Yukio Takeshita
竹下 幸夫
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Abstract

【課題】安価で製作でき、通気性がよく幅広い用途に使用できるエアーシートを提供することにある。
【解決手段】弾性材料によって所定の厚さを有するとともに、長手方向と横方向にある一定の間隔で形成された突起部図1の11と、空気室を保持する図1の12で形成されており、空気圧により突起形状を保持し、この突起部で出来たすき間により、通気性が良くなる。
【選択図】  図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、空気圧を利用し、接触物の保護と通気性を確保したエアーシートに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のスノコやマットレスとして、特開平11−200611公報や、特開平11−206513公報や、特開平9−396公報や、特開平5−56828公報に記載されたものが存在する。
従来のスノコやエアーマットは、機能が充実しており接地面の密着性が良好で、断熱性にも優れていた。しかし、重い物が多く持ち運びが不便で、充分な通気性能が乏しく、また、複数購入すると高価な物である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
スノコやマットレスの下部接地面及び上部接地面において、充分な通気性能が乏しく、床など接する下部接地面では季節によって、湿気のこもった面でカビが発生するなどのことや、上部接地面で人体での使用時に、極度の沈み込み及び体温の上昇など防ぐことが出来なかった。この発明は、エアーシート上に乗る物の通気性と硬さの調整が可能で有り、低コストで生産できる軽量なエアーシートを提供することにある。
【0004】
このエアーシートにおいて、中間層のエアー圧力の調整を行うことができる他に、空気容量の拡大縮小することや、シートの枚数や構造を変えることにより、枕やスノコやマット等の代わりに応用できる構造を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明のエアーシートは、合成樹脂などのシートによって形成された複数のシートで、突起物を多数設け、空気の注入口などを設けたもので有る。
【0005】
上記のように構成されたエアーシートは、注入口から袋内に空気を注入すると、中間層のエアー口から突起物内に均等に空気が充満し、突起の周りの張りと、形状保持膜によりにより、中央部が盛り上がることがない。
【0006】
このエアーシートは、サイズ変更により、ベッドのマットや敷布団として使用することが出来て、床等に置いておくことで、スノコの代わりとしても使用できる。
【0007】
また、エアーシートを小型サイズにすることで、枕等での使用が可能で、使用目的に応じて生産者側がサイズを変更でき使用者が選択できる。
【0008】
使用するに当たり、移動する場合や長時間使用しない場合は、請求項2の構造では、空気を抜くことで、たたむことや、丸めることで、収納スペースを有効利用することが出来る。
【0009】
突起部は、外圧が加わった時図4の様に変形し、受圧面積が9から10へと変化し広くなることで,反発力が大きくなる。この機能により、表面のみ柔らかくすることが出来る。
【0010】
【発明の実施の形態】
3枚のシートを重ねて外周縁およびその中間部を熱加工により接合させるだけで、互いに連通する複数個の袋部を備えたエアーシートの形となる。エアーシートに空気が導入されると、各袋部が膨らみ、突起部分となる凹凸面に空気が流入すると、突起が形成される。この突起部と柔軟性のカバーに覆われていることにより、突起部が接触圧力を吸収するので、人体などでの凹凸感は感じさせない。
【0011】
人体での使用の場合、人体に応じた空気圧力で使用でき、自然な体型で人体が支持される。また、人体以外においても、重さにより空気圧力の調整が出来る。
【0012】
【実施例】
図1は、この発明の応用例であるエアーシートの構成を示す。11突起郡を形成するシートと12突起部に蓋をする為のシートを接合して、接合部に13通気用の穴をあけた物である。突起部には,空気が封じ込められており、これにより形状を保持する。このシートは、高い通気性と高い保温性を持ち、突起部が独立しているので、使用目的に合わせて切断できる。
【0013】
図2〜図7は、この発明の一実施例であるエアーマットの構成を示す。このエアーマットは、図6の1通気性のよいシート、2突起物郡を形成するシート、3突起物郡がエアー圧により変形することを防ぐと共に穴の大きさにより保温性を調整するためのシート、4マットの形状を平らに保つための形状保持膜で構成される。
【0014】
【発明の効果】
請求項1の発明において、床面などにエアーシートを敷き、そのシートの上に置くことにより、通気性が大幅に向上したことで、寝汗などの湿気を含んだ敷布団などの物の湿気を放出することができる。
【0015】
請求項2の発明において、季節や温度により体感温度を表裏で変えることができ、エアーの調整で、体感温度の調整もできる。5の穴は大きいので、空気の流れが良く、保温力は小さい。6の穴は小さいので、空気の流れが悪く、保温力が大きい。この保温力の違いを利用して、表を夏用、裏を冬用として使い分けることが出来る。
【0016】
請求項3の発明において、表面の突起形状を保護し、体に感じる凹み感覚や、突起部の雑音をさらに和らげることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一の実施形態であるエアーシートの一部を断面にした立体図。
【図2】この発明の第二の実施形態であるエアーマットの平面図。
【図3】この発明の第二の実施形態であるエアーマットのA−A断面図
【図4】この発明の第二の実施形態であるエアーマットに外圧が加わった時のA−A断面図
【図5】この発明の第二の実施形態であるエアーマットの立体断面図。
【図6】この発明の第二の実施形態であるエアーマットの詳細断面図1。
【図7】この発明の第二の実施形態であるエアーマットの詳細断面図2。
【符号の説明】
1  通気性のよいシート
2  突起郡を形成するシート
3  突起郡がエアー圧により変形することを防ぐと共に穴の大きさにより保温性を調整するためのシート
4  マットの形状を平らに保つための形状保持膜
5  保温性調整用の穴(大)
6  保温性調整用の穴(小)
7  外気の通る空間
8  マット内部の空気圧が高い空間
9  外圧が無い時の突部受圧面の幅
10 外圧が加わった時の突部受圧面の幅
11 突起郡を形成するシート
12 突起部の蓋
13 通気用の穴

Claims (3)

  1. 合成樹脂などの複数のシートにより成形されたエアーシートで、空気の内圧で膨張した各独立した突起が複数有り、突起を形成するシートとその突起に空気を封じるためのシートとの接合部に通気のための穴を複数設けて、この穴と突起間のすき間のより、通気性を持つシートである。
  2. 合成樹脂などの複数のシートにより成形されたエアーシートで、空気の内圧で膨張した各独立した突起から成る突起物郡があり、空気の通おり道を設けた表面層と、空気口を設けた複数の穴を有する中間層の空気室から形成しており、中間層の形状を保持するため、保持膜により複雑な形状を保持することが出来、外部からの接触圧力を各突起内のエアー圧で緩和すると共に、中間層の空気室の膨張を和らげ、全体の圧力を最適に保つ事ができ、さらに場所によっては、体温の保温性を変えることができることを特徴とするエアーシート。
  3. 突起部の形状において、突起郡の横方向への変形を防止するため、通気性のよいシートで覆い変形を緩和することを特徴とするエアーシート。
JP2002324504A 2002-10-01 2002-10-01 通気機能付エアーシート Pending JP2004121782A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018182069A3 (ko) * 2017-03-30 2018-11-15 박완호 머리 받침 기구

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