JP2004121561A - 吊下陳列具 - Google Patents

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Abstract

【課題】散水パーツ等の異なるサイズの多種類の管状製品を一種類の吊下部で体裁良く安価に陳列するこを可能にした吊下陳列具を提供する。
【解決手段】吊下陳列具10は、陳列用のフック17に掛止部12が掛け止められる。掛止部12の下方には吊下部13が設けられる。吊下部13の所定の長さ位置には、少なくとも二以上の係止部14A、14B、14Cが設けられる。係止部14A、14B、14Cには、管状製品を支持する止めリング15が弾性嵌合する。係止部14A、14B、14Cの下端近傍位置には、吊下部13を分断可能な長さ調節溝M1、M2を設けるとよい。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、吊下陳列具に関するもので、詳しくは、散水パーツ等の管状製品の陳列に適した吊下陳列具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
散水ノズル、ホースリール等の散水具は、ホームセンター等の量販店で取り扱われることが多い。これに伴ってホースジョイント、パイプ等の管状製品が散水パーツとして販売されるようになっている。
従来、このような管状製品の展示形態としては、透明な剛性プラスチックフィルムで製品を覆い(ブリスターパック)、台紙の上にパック品を取り付けて陳列棚に吊り下げて展示するのが一般的である。しかしながら、このような展示方法では、フィルムや台紙の加工にコストがかかり、また、商品が嵩張るため、売り場スペースが狭くなってしまう問題があった。
【0003】
これに対し、管状製品を吊り下げて陳列するようにした吊下陳列具が知られている(特許文献1,2)。これらの吊下陳列具では、掛止部の下方に吊下部を設け、この吊下部の下端に管状製品を係止する係止部を設けている。管状製品の筒孔に吊下部を通し、管状製品を係止部で支持することにより、パック詰めや袋詰めを行うことなく、管状製品を吊り下げて展示している。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−147565号公報
【特許文献2】
特開2000−267571号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の吊下陳列具では、次のような問題がある。すなわち、散水パーツのように用途や取付位置等により多種類の異なるサイズが存在する管状製品になると、吊下部の長さが管状製品の長さに合わないことがある。特に、長尺製品の場合には、吊下部の長さが足りず、製品を展示することができないこともある。あらかじめ吊下部を長尺製品の長さに合わせて設定しておくことも可能であるが、吊下部が長すぎると、通常サイズの製品を吊り下げるときに、吊下部の余った部分が邪魔になり、外観上の体裁が悪くなる。
また、係止部のサイズが管状製品の内径に合わず、管状製品を展示することができない場合もある。
本発明は、このような現状に鑑みなされたもので、散水パーツ等の異なるサイズの多種類の管状製品を単一の構成で体裁良く安価に陳列するこを可能にした吊下陳列具を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための本発明の吊下陳列具は、
陳列用フックに掛け止められる掛止部と、
前記掛止部の下方に延び、管状製品の筒孔に挿入される吊下部と、
前記吊下部の所定長さ位置に設けられる少なくとも二以上の係止部とを備え、
前記係止部に弾性嵌合することで前記係止部に係止され、管状製品を支持する止めリングとを備えたことを特徴としている。
【0007】
本発明の吊下陳列具によれば、管状製品を吊り下げる場合、複数の係止部のうち、管状製品の長さに合った最適な位置の係止部を選定する。次いで、この係止部の下端近傍位置で吊下部を切断する。このような状態で管状製品の筒孔に吊下部を通した後、最適位置の係止部に止めリングを弾性嵌合し吊下部に通す。そして、止めリングで管状製品を支持する。
【0008】
このように本発明の吊下陳列具を用いると、管状製品のサイズに合わせて吊下部の長さを自在に調節することができる。このため、展示の際に、吊下陳列具と管状製品との長さの釣り合いがとれ、外観上の体裁を常に良好に保つことができる。
また、管状製品の内径にバラツキがあっても、止めリングによって管状製品を確実に保持することができる。すなわち、筒径が小さいものから大きなものまで幅広く止めリングで管状製品を支持することが可能になる。
さらに、本発明によれば、一種類の吊下陳列具で異なるサイズの管状製品を展示することができるため、大量生産による吊下陳列具の製造コストの削減を図ることが可能になる。
【0009】
本発明の吊下陳列具は、前記吊下部の前記係止部の下端近傍位置に、前記吊下部を分断可能な長さ調節溝を設けるとよい。
吊下部の長さを調節する場合、切断用の道具(ニッパ、カッター等)を用いて吊下部を切断すると、切断位置や切断面の形状にバラツキが生じやすい。切断後、陳列用フックに吊下陳列具を吊り下げると、このようなバラツキが目立ちやすくなる。本発明によれば、あらかじめ係止部の下端近傍位置に長さ調節溝を設けておくことで、切断用の道具(ニッパ、カッター等)を用いることなく、均一な位置で吊下部を分断可能し、作業効率を高める。
【0010】
前記長さ調節溝は、手作業で吊下部を均一に分断することができる程度の深さおよび長さであることが望ましい。例えば、前記長さ調節溝は、吊下部の外周面の周方向に連なるものであるとよい。このように長さ調節溝を形成すると、吊下部をいずれの方向に折り曲げても、長さ調節溝の位置で吊下部を容易に分断することができる。
また、前記長さ調節溝は、前記吊下部の中心軸を挟んで互いに向き合うように平行に形成してもよい。この場合、長さ調節溝が吊下部の両側に向き合って形成されるため、吊下部を折り曲げると、折曲げ部分の長さ調節溝の位置で吊下部が容易に分断される。
【0011】
また、本発明の吊下陳列具は、前記吊下部に、前記係止部および前記吊下部の長さ方向に連なる開放スリットを設けるとよい。
本発明によれば、開放スリットによって係止部に複数の分割片が形成される。これらの分割片の間には開放スリットによる隙間が形成されるため、分割片がこの隙間を縮小または拡大するように弾性変形する。これにより、係止部に止めリングを弾性嵌合する作業が簡単になる。
【0012】
さらに、本発明の吊下陳列具は、前記止めリングの内径部に弾性変形可能な張り出し板を設けるとよい。
本発明によれば、係止部に止めリングを嵌合するとき、張り出し板が係止部に押されて弾性変形し、リング孔の孔径を拡大する。止めリングが係止部を超えると、張り出し板が元の状態に戻り、止めリングが係止部に係止される。すなわち、張り出し板が弾性変形することによって、係止部に止めリングを嵌合する操作をより簡単かつ確実に行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態を示す斜視図である。図1に示すように、陳列具10は、掛止部12の下方に棒状の吊下部13が設けられる。吊下部13には係止部14A、14B、14Cが形成される。各係止部には円盤形の止めリング15が係止される。管状製品の筒孔に吊下部13を通し、止めリング15を係止部14A、14B、14Cのいずれかに係止すると、管状製品が止めリング15に支持され、吊下部13に吊り下げられる。
【0014】
掛止部12の上部には、陳列用フック17に陳列具10を引っ掛けるための掛止孔H1が形成される。掛止孔H1は、吊下部13のほぼ中心軸線上に配置される。これにより、陳列具10に管状製品を取り付けて陳列フック17に吊り下げると、吊下部13がほぼ垂直に保たれ、管状製品を安定して保持することが可能になる。
【0015】
掛止部12の板面には貫通窓Wが設けられる。図2に示すように、掛止部12の後方側には、貫通窓Wの周辺部に爪枠21A、21B、21Cが立ち上げられる。爪枠21A、21B、21Cには、管状製品の取り扱い説明等を記した冊子19が保持される。
また、図1で正面側には、製品の名称や品番を表示したラベル18が貼り付けられる。ラベル18によって掛止部12の正面側に貫通窓Wが現れないようになっている。
このように吊下陳列具10は、管状製品の吊下機能、および冊子の保持機能を備えた商品タグとして使用することが可能である。
【0016】
図3(A)および(B)に陳列具10の正面図および側面図を示す。
係止部14A、14B、14Cは、吊下部13の長さ方向に配置されている。掛止部12から係止部14A、14B、14Cまで距離は、各種管状製品の長さ合わせて設定されている。
【0017】
図4に示すように、係止部14A、14B、14Cの側面は、下方に行くに従ってしだいに外径が小さくテーパ面になっている。このテーパ面の上端には係止部14A、14B、14Cの頂面(係止面)が連なる。この頂面は、吊下部13の軸方向に対しほぼ直交する面になっている。
止めリング15には、係止部14A、14B、14Cに嵌合可能なリング孔H2が形成される。リング孔H2の内径は、係止部14A、14B、14Cの頂面の外径よりも小さく、吊下部13の外径よりもやや大きい。リング孔H2に係止部14A、14B、14Cを嵌合すると、止めリング15の内径部がテーパ面を加圧する。
【0018】
吊下部13の軸方向には、分割スリット(開放スリット)S1、S2、S3が形成されている(図3参照)。分割スリットS1、S2、S3は、吊下部13および係止部14A、14B、14Cの中心軸に沿って貫通し、互いに向き合う分割片を形成している。係止部14A、14B、14Cが止めリング15により径方向内側に加圧されると、分割片同士が内側に撓み、分割スリットS1、S2、S3を閉じて係止部14A、14B、14Cの外径を小さくする。これにより、係止部14A、14B、14Cのテーパ面を超えて吊下部13側に止めリング15を弾性嵌合することが可能になる。
【0019】
係止部14Bおよび14Cの直ぐ下方には、長さ調節溝M1、M2が形成される。長さ調節溝M1、M2は、吊下部13の外周面に周方向に連なっている。溝幅および溝深さはほぼ一定である。
この長さ調節溝M1、M2を境に吊下部13を折り曲げると、係止部14B、14Cの直ぐ下の位置で吊下部13を簡単に分断することができる。
【0020】
陳列具10の製法としては、射出成形により掛止部12、吊下部13および係止部14を一体成形することが望ましい。爪枠21A、21B、21Cおよび長さ調節溝M1、M2についても、射出成形時に吊下部13に形成することができる。また、止めリング15を同時に成形するようにしてもよい。
成形材料としては、ABS樹脂等の適度な硬さのプラスチック材料を用いるとよい。このようなプラスチック材料を用いることで、吊下部13を長さ調節溝M1、M2で折り曲げて分断しやすくなる。また、成形材料には、樹脂等のリサイクル材を使用してもよい。
【0021】
次に、陳列具10に管状製品を取り付ける方法について説明する。
図5に示すように、管状製品20は、散水ノズルとフレキシブルホースとを接続するジョイント(散水パーツ)であって、その長さ寸法は吊下部13の長さよりも短い。従って、陳列具10をこのまま使用すると、管状製品20の上側または下側に吊下部13の余分な部分が露出してしまい、外観上の体裁が悪くなる。そこで、管状製品20の長さに応じて吊下部13をあらかじめ適当な長さに調節しておく。
【0022】
吊下部13の長さを調節する場合、まず、管状製品20と吊下部13の長さを比較し、管状製品20を係止するための最適な係止部を選定する。図5の例では、下から2番目の係止部14Bに管状製品20を係止することが適切である。従って、係止部14Bの直ぐ下に位置する長さ調節溝M1で吊下部13を折り曲げて切断する。
このように吊下部13の長さを調節した後、吊下部13に管状製品20を挿入し、係止部14Bに止めリング15を係止する。すると、図6に示すように、吊下部13の露出部分を目立たせることなく、陳列具10に管状製品20が保持される。
なお、吊下部13を折り曲げて分断するタイミングについては、吊下部13に管状製品20を挿入した後であってもよい。
【0023】
このように第1実施形態によれば、管状製品20のサイズに合わせて吊下部13を適切な位置で切断し、管状製品20を違和感なく吊り下げて展示することができる。
また、一種類の陳列具10で異なるサイズの管状製品に対応するため、管状製品のサイズ毎に専用の陳列具を製造する必要がない。これにより、陳列具10を量産しやすく、製造コストを大幅に削減することができる。
さらに、陳列具10は、樹脂等の同材質で製造することができるため、廃棄時のゴミ分別の負担がなく、材料のリサイクルにも適する。
【0024】
次に、本発明の第2実施形態について説明する。
図7に示すように、第2実施形態による陳列具30は、掛止部32の下方に鋸歯状の吊下部33を設けたものである。吊下部33の図7左右の側面には鋸歯状の係止部34が形成される。図7前後の側面には、中心軸を挟んで向き合うように平行に長さ調節溝M3が形成されている(図8(B)参照)。
図8に示すように、長さ調節溝M3は、ほぼ均一な溝深さおよび溝幅で、吊下部33の前後対象にほぼ同じ長さ位置に設けられる。長さ調節溝M3の向きは、吊り下げ方向に対し水平な向きに延びる。
【0025】
各長さ調節溝M3は、吊下部33の長さ方向にほぼ等間隔に配置されている(図7参照)。これにより、各溝M3が目盛りの機能を果たす。吊下部33の長さの調節する場合、これらの目盛りを基準にすることで、管状製品の長さを簡単に図ることができる。
【0026】
図9に示すように、止めリング35の内径部には、張り出し片38、38が直径方向に向き合って延びている。張り出し片38、38は、止めリング35の上下方向に撓む。リング孔H2に吊下部33を押し込むと、係止部34が張り出し片38、38を撓ませ、止めリング35が係止部34に弾性嵌合する。
【0027】
図9に示すように、張り出し片38、38の先端部には、先端に行くに従って下方に傾斜する傾斜面が形成されている。これらの傾斜面は、図8に示すように、係止部34の傾斜面と密着して嵌合し合う。これにより、係止部34に止めリング35を係止するとき、止めリングが嵌めやすく、かつ外れにくくなる。また傾斜面の間に隙間がないため、係止部34と止めリング35との間のガタ付きが防止される。
【0028】
陳列具30に管状製品20を吊り下げる場合、管状製品20の長さに合わせて吊下部13の長さを調節する。このとき、最適な位置の長さ調節溝M3に沿って、吊下部13を折り曲げて分断する。
次いで、吊下部13に管状製品20を挿入し、止めリング35で管状製品20を支持する。すると、図10に示すように、吊下部13の露出部が目立つことなく、陳列具30に管状製品を吊り下げることが可能になる。なお、吊下部13を折り曲げて分断するタイミングについては、吊下部13に管状製品20を挿入した後であってもよい。
【0029】
このように第2実施形態によっても、一種類の陳列具によりサイズの異なった管状製品を体裁良く展示することが可能になる。また、第2実施形態によれば、吊下部33の側面に係止部34が鋸歯状に形成されるため、止めリング35の位置を自在に設定することができる。
【0030】
前記第1および第2実施形態を説明したが、本発明の実施形態はこれらに限られることなく種々の変更が可能である。例えば掛止部の形状は、矩形以外の多角形や円形であってもよい。また、掛止部には、掛止孔に代えて、鈎形のフック等を設けてもよい。また、係止部の数や位置は、管状製品の種類に応じて任意に変更することが可能である。
さらに、止めリングの形状は、円形に限られず、楕円形、多角形、菱形等の形状にしてもよい。
止めリングの張り出し板については、係止部に弾性嵌合するものであれば、形状は限定されない。図11(A)および(B)に示すように、止めリングの内周方向に所定間隔を保ってスリットを設け、これらのスリットの間に張り出し板41、42を形成してもよい。また、図11(C)に示すように、止めリングの内周部に円弧状の切り欠きを設け、これらの切り欠きの間に張り出し板43を形成してもよい。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、次のような優れた効果を奏する。
(a) 単一構成で一種類の吊下陳列具により異なるサイズの管状製品を体裁良く簡単に吊り下げることができる。
(b) 管状製品のサイズに応じて専用の吊下陳列具を製造する必要がないため、大量生産による製造コストの削減を図りやすい。
(c) パック詰めや袋詰めを行うことなく、管状製品を吊り下げて展示することができるので、直接展示品に触れてサイズ等の確認をすることができる。
(d) ブリスターパック等に比べより現品に近い状態で管状製品を陳列することができるため、売り場面積を効率よく使用することができ、コストも大幅に削減することができる。
(e) 射出成形により同材質で量産することができ、樹脂材料のリサイクルにも適する。
(f) 管状製品の包装に手間がかからず、作業時間の短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態による吊下陳列具を示す斜視図である。
【図2】図1に示す陳列具の後方部分斜視図である。
【図3】本発明の第1実施形態による吊下陳列具を示すもので、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図4】本発明の第1実施形態による吊下陳列具を示す部分拡大断面図である。
【図5】本発明の第1実施形態による吊下陳列具の使用方法を説明するための斜視図である。
【図6】本発明の第1実施形態による吊下陳列具の使用状態を示す斜視図である。
【図7】本発明の第2実施形態による吊下陳列具を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2実施形態による吊下部および止めリングを示す部分拡大図であって、(A)は正面図、(B)は側面図である。
【図9】本発明の第2実施形態による止めリングの一部切り欠き斜視図である。
【図10】本発明の第2実施形態による吊下陳列具の使用状態を示す斜視図である
【図11】本発明による止めリングの変形例を示す平面図である。
【符号の説明】
10  吊下陳列具
12  掛止部
13  吊下部
14A、14B、14C 係止部
15  止めリング
17  陳列用フック
19  冊子
21A、21B、21C 爪枠
H1   掛止孔
H2   リング孔
M1、M2 長さ調節溝
S1、S2、S3 分割スリット(開放スリット)

Claims (6)

  1. 陳列用フックに掛け止められる掛止部と、
    前記掛止部の下方に延び、管状製品の筒孔に挿入される吊下部と、
    前記吊下部の所定長さ位置に設けられる少なくとも二以上の係止部と、
    前記係止部に弾性嵌合することで前記係止部に係止され、管状製品を支持する止めリングとを備えたことを特徴とする吊下陳列具。
  2. 前記吊下部の前記係止部の下端近傍位置に、前記吊下部を分断可能な長さ調節溝が設けられる、請求項1記載の吊下陳列具。
  3. 前記長さ調節溝は、前記吊下部の外周面の周方向に連なる、請求項2記載の吊下陳列具。
  4. 前記長さ調節溝は、前記吊下部の中心軸を挟んで互いに向き合うように平行に形成される、請求項2記載の吊下陳列具。
  5. 前記吊下部には、前記係止部および前記吊下部の長さ方向に連なる開放スリットが設けられる、請求項1記載の吊下陳列具。
  6. 前記止めリングの内径部に弾性変形可能な張り出し板を設ける、請求項1記載の吊下陳列具。
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