JP2004121295A - ゴルフボール - Google Patents
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Abstract
【解決手段】センターと該センターに糸ゴムを巻き付けた糸ゴム層と、該糸ゴム層の周囲にカバーを被覆してなる糸巻きゴルフボールにおいて、前記糸ゴムの材料として、乾式紡糸によって得られるポリウレタン弾性繊維を用いる。ポリウレタン弾性繊維としては、ポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオールのようなポリマージオールとポリイソシアネート及び低分子鎖伸長剤、所望により末端停止剤を反応させて得られるポリウレタンエラストマーを用いることができる。
【選択図】 なし
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、糸巻きゴルフボールに関する。更に詳しくは、良好な打球感とコントロール性能とを保持し、低温環境下でも良好な反発性能を有し、高温環境下での耐久性に優れた糸巻きゴルフボールに関する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボールはその構造の点から、主として2種類のゴルフボールに分類することができる。その一つは中実のツーピースボールやスリーピースボール等のソリッドゴルフボールであり、一体成形されたゴム製部材からなるコア及び該コア上に被覆したアイオノマー樹脂等の熱可塑性樹脂カバーから構成される。他の一つは糸巻きゴルフボールであり、中心の固体または液体の芯部(以下、「センター」という)に糸ゴムを巻き付け、次いで1〜2mm厚のアイオノマー樹脂やバラタ等からなるカバーで被覆したものである。
【0003】
糸巻きゴルフボールは一般に、ツーピースゴルフボール等のソリッドゴルフボールと比較すると、打球感及びコントロール性能に優れており、ソリッドボールは飛距離及び耐久性に優れている。糸巻きゴルフボールは、上記のように打球感やコントロール性能に優れているため、プロゴルファーをはじめとする上級ゴルファーに愛用されているが、糸ゴムの性質上、冬場等の低温環境下では糸ゴムが硬化し反発力が低下するために初速が落ち、それに伴い飛距離が落ちるという問題点があった。
【0004】
そこで、糸巻きゴルフボールの反発力を高めるために、センターに糸状の熱可塑性エラストマ−組成物を巻き付けてカバーで被覆したマルチピースゴルフボールが提案されている(例えば、特許文献1参照)が、高温環境下での耐熱性に問題があるため、耐久性が劣るものであった。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−37913号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記課題を解決し、低温環境下でも良好な反発性能を有し、高温環境下での耐久性に優れた糸巻きゴルフボールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明者は、上記課題につき鋭意検討した結果、糸ゴム部に乾式紡糸によって得られるポリウレタン弾性繊維を用いることにより、得られた糸巻きゴルフボールは、良好な打球感とコントロール性能とを保持すると共に、低温環境下でも糸ゴム部が硬化することがないために反発性能を維持し飛距離に影響を与えないこと及び高温環境下での耐久性にも優れることをそれぞれ見出し、本発明を完成するに至った。
【0008】
すなわち本発明の構成は次の通りである。
センターと該センターに巻き付けた糸ゴムからなる糸ゴム層と、該糸ゴム層の周囲を被覆するカバーとからなる糸巻きゴルフボールにおいて、前記糸ゴムが乾式紡糸によって得られるポリウレタン弾性繊維からなることを特徴とする糸巻きゴルフボール。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳述する。
本発明におけるポリウレタン弾性繊維とは、ポリウレタンエラストマーからなる繊維を意味しており、ポリウレタンエラストマーとしてはポリエステルジオール、ポリエーテルジオール、ポリカーボネートジオールのようなポリマージオールとポリイソシアネート及び低分子鎖伸長剤、所望により末端停止剤を反応させて得られるポリウレタンエラストマーが例示される。
【0010】
ポリウレタンエラストマ−としては特に限定されないが、耐久性の面からポリエーテルジオールが好ましく、例えば両末端にヒドロキシル基を持つ、分子量250〜20000である実質的に線状の重合体、有機ジイソシアネート、多官能性活性水素原子を有する鎖伸長剤及び多官能性活性水素原子を有する末端停止剤を1段または多段階に反応させ、得られた分子内にウレタン基を有する弾性高分子重合体を乾式紡糸により紡糸するか、または上記の両末端にヒドロキシル基を持つ重合体と有機ジイソシアネートからなるプレポリマーに、上記の鎖伸長剤及び末端停止剤を反応させながら乾式紡糸することによって得られる。
以下、ポリウレタンエラストマ−を製造するための各反応成分について述べる。
【0011】
(両末端にヒドロキシル基を持つ重合体)
上記両末端にヒドロキシル基を有する線状の重合体としては、数平均分子量250〜20000程度のポリアルキレンエーテルジオール、例えば、ポリオキシエチレングリコール、ポリオキシプロピレングリコール、ポリオキシテトラメチレングリコール、ポリオキシペンタメチレングリコール、ポリオキシプロピレンテトラメチレングリコール等のポリエーテルジオールが挙げられる。好ましくは、ポリアルキレンエーテルジオールのアルキレン基にメチル基などのアルキル基側鎖を持つセグメントを3モル%以上85モル%以下含むことが望ましい。
【0012】
(有機ジイソシアネート)
有機ジイソシアネートとしては、例えばm−及びp−フェニレンジイソシアネート、2,4−及び2,6−トリレンジイソシアネート(TDI)、p−キシリレンジイソシアネート、4,4’−ジメチル−1,3−キシリレンジイソシアネート、1−アルキルフェニレン−2,4−及び2,6−ジイソシアネート、3−(α−イソシアネートエチル)フェニルイソシアネート、2,(α−イソシアネートエチル)フェニレン−1,4−ジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4−ジイソシアネート、ジフェニル−ジメチルメタン−4,4’−ジイソシアネート、ジフェニルエーテル−4,4’−ジイソシアネート、ナフチレン−1,5−ジイソシアネート、1,6ヘキサメチレンジイソシアネート、シクロへキシレン−4,4−ジイソシアネート、4,4−ジシクロへキシルメタンジイソシアネート等が挙げられる。好ましくはジフェニルメタン−4,4’−ジイソシアネート(MDI)である。
【0013】
(鎖伸長剤)
鎖伸長剤としてはエチレンジアミン、1,2−プロピレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン、キシリレンジアミン、4,4’−ジフェニルメタンジアミン、ヒドラジン、1,4−ジアミノピペラジン、エチレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,8−ヘキサンジオール、水等の1種またはこれらの2種以上の混合物が挙げられる。特に好ましいのはジアミン類である。
【0014】
(末端停止剤)
末端停止剤としては、例えばジアルキルアミン等が用いられる。これらは1種単独でまたは2種以上混合してもよい。
【0015】
ポリウレタン弾性繊維を紡糸する際には、重合体紡糸溶液に所望により有機又は無機の配合剤、例えばガス黄変防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、硫酸バリウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、酸化亜鉛等の無機微粒子、ステアリン酸マグネシウム、ポリテトラフルオロエチレン、オルガノポリシロキサン等の粘着防止剤を適宜配合することもできる。また紡糸溶液の配合剤としてはアミノ変性シリコンを使用することが好ましい。
【0016】
本発明におけるポリウレタン弾性繊維の繊度は7dtex〜5000dtexである。弾性繊維の繊度が7dtex未満であると、強度が低いためゴルフボール芯に巻きつける際に糸切れを起こしやすく、また一定厚みまで巻き付けるのに時間がかかり工程上好ましくない。5000dtexを超えるとフィラメント数が大きくなるため、均一にパワーをかけて巻き付けるのが困難になりボールの均一性が損なわれるため好ましくない。
【0017】
ポリウレタン弾性繊維はモノフィラメントでもマルチフィラメントでも良い。マルチフィラメントの場合、単繊維の繊度は特に限定されないが、0.6dtex〜17dtexが好ましい。単繊維の繊度が0.6dtex未満になると工程上糸切れを起こしやすく、17dtexを超えるとゴルフボールの芯材に巻きつける際、均一に巻きつけるのが困難になるため、ボールの均一性が得られない。
【0018】
本発明の糸巻きゴルフボールは、芯となるセンターと、該センターに巻き付けた糸ゴムからなる糸ゴム層と、これらを覆うカバーとの3層構造から構成され、該糸ゴム層がポリウレタン弾性繊維からなることを特徴とする。
【0019】
センターは固体のもの(以下、「ソリッドセンター」という)であっても液体のもの(以下、「リキッドセンター」という)であってもよい。ソリッドセンターは、ゴム組成物が架橋されることによって構成され、例えば天然ゴムや合成ゴム等が用いられる。ソリッドセンターの構造は特に限定されず、単層であっても多層であっても良い。リキッドセンターは、公知のゴム成分等からなる中空球状のセンターバッグの中空部に水あるいは水に硫酸バリウム、カルボキシメチルセルロース等を加えて作られるペーストを充填して得ることができる。
【0020】
ポリウレタン弾性繊維の巻回方法は、特に制限されるものではないが、例えばランダム巻き(バスケットワインディング)及びグレートサークル巻き等を採用することができる。また、巻回時のポリウレタン弾性繊維の伸長率は、適正な変形量を確保するため適宜選択できるが、巻き始めから巻き終わりまで一定張力で巻回することが好ましい。巻き始めから巻き終わりまでの張力が一定でないとボールの均一性が損なわれるため好ましくない。
【0021】
カバーとしては、バラタ樹脂、アイオノマー樹脂、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂、ポリウレタン等の公知のカバー材を用いることができる。上記カバーをセンターと糸ゴム層とからなるコアに被覆する方法としては、特に限定されず、通常の方法で行うことができ、例えばカバー用組成物を予め半球殻状のハーフカップに成形し、それを2枚用いてコアを包み加圧成形するか、または上記カバー用組成物を直接コア上に射出成形してコアを包み込む方法が用いられる。
【0022】
さらに、カバー成形時、必要に応じてディンプルと呼ばれるくぼみを多数表面上に形成してもよく、また成形した後その表面に対し、バフ研磨、塗装、スタンプ等の仕上げ作業を行ってもよい。
【0023】
【実施例】
以下、実施例及により本発明を具体的に説明するが、本発明の範囲は、これら実施例に限定されるものではない。なお、実施例及び比較例における特性の評価方法は、下記の通りである。
【0024】
(1)打球感
ゴルファー10人による実打テストを行い、以下の判定基準で評価を行い、10人の平均値を打球感のソフト感に対する点数とした。
5点・・・ソフトなフィーリングで良い
3点・・・どちらとも言えない
1点・・・打球感が硬すぎて悪い
【0025】
(2)コントロール性能
ゴルファー10人による実打テストを行い、以下の判定基準で評価を行い、10人の平均値をコントロール性能に対する点数とした。
5点・・・スピンがかかりやすく、コントロール性が良い
3点・・・どちらとも言えない
1点・・・すべる感じでスピンがかかりにくく、コントロール性が悪い
【0026】
(3)低温環境下(10℃)での飛距離性能
冬場環境温度10℃でゴルファー10人による実打テストを行い、ショットにおけるボールの飛距離を以下の判定基準で評価を行い、10人の平均値を低温環境下での飛距離性能に対する点数とした。
5点・・・非常によく飛ぶ
3点・・・どちらとも言えない
1点・・・飛びにくい
【0027】
(4)高温環境下での耐久性
温度40℃、湿度80%の環境下にゴルフボールを100日間放置し、その後ゴルファー10人による実打テストを行い、ショットにおけるボールの飛距離を以下の判定基準で評価を行い、10人の平均値を高温環境下での耐久性能に対する点数とした。
5点・・・非常によく飛ぶ
3点・・・どちらとも言えない
1点・・・飛びにくい
【0028】
(5)弾性繊維のデシテックスの測定方法
20℃、相対湿度65%の雰囲気下で弾性糸を無緊張、無荷重下で直線状に静置し24時間放置し、放縮させる。この後、試料を1000mの長さで切断したものを10本合わせて秤量し、10000mあたりの重量に換算し、その値をデシテックスとする。
【0029】
【実施例1】
ブタジエンゴム(日本合成ゴム社の商品名;BR01)100重量部、硫酸バリウム75重量部、酸化亜鉛(堺化学社の商品名;亜鉛華1号)5重量部、スルフェンアミド系加硫促進剤としてN−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾリルスルフェンアミド(大内新興化学工業社の商品名;ノクセラーCZ)0.2重量部及び硫黄9重量部をニーダーに投入し、混練してゴム組成物を得た。このゴム組成物をそれぞれ半球状のキャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、150℃で30分間架橋して直径32mmのセンターを得た。次に作製したソリッドセンターの周囲に、乾式紡糸ポリウレタン弾性繊維「ロイカSC」(旭化成(株)社製商標名)1240dtexを一定張力で巻き付けて外径39.0mmの糸巻きコアを作製した。
【0030】
アイオノマー樹脂(三井デュポンポリケミカル社の商品名;ハイミラン1652)50重量部及び酸化チタン2重量部からなる樹脂組成物を用い、射出成形法にて厚みが2mmである半球状のハーフカップを成形した。このハーフカップ2個にコアを貼り合わせ、半球状のキャビティを備えた上型及び下型からなる金型に投入し、160℃で3分間加圧・加熱しカバー層を成形した。このカバー層に既知の方法にて塗装を施し、実施例1のゴルフボールを得た。
【0031】
【実施例2】
実施例1において、乾式紡糸ポリウレタン弾性繊維「ロイカHS」(旭化成(株)社製の商標名)を用いたことを除いては、実施例1と同様にして実施例2のゴルフボールを得た。
【0032】
【比較例1】
実施例1において、乾式紡糸ポリウレタン弾性繊維の代わりに熱可塑性エラストマ−からなる糸ゴムを用いたことを除いては、実施例1と同様にして比較例1のゴルフボールを得た。熱可塑性エラストマーからなる糸は、武田バアーディッシュウレタン工業(株)社製ウレタン樹脂;商標名エラストランE.T.880を100重量部とタングステン35重量部からなる組成の配合材料を2軸混練型押出機によりミキシングした後、2軸タイプの樹脂押出し機に小さな穴を空け、厚み1mm、幅1mmの糸状の樹脂を押出し製造した。
【0033】
【比較例2】
実施例1のポリウレタン弾性繊維の代わりに天然ゴム50重量部、イソプレンゴム50重量部、硫黄2.5重量部からなる糸ゴムを用いたことを除いては、実施例1と同様にして比較例2のゴルフボールを得た。
【0034】
上記実施例1、2及び比較例1、2のゴルフボールについての評価結果を表1に示した。
表1に示されるように、実施例1及び2は、打球感及びコントロール性に優れ、しかも低温環境下での飛距離性能にも優れ、また高温環境下での耐久性にも優れることが明らかになった。これに対し、比較例1及び2は打球感及びコントロール性能は良好であるが、低温環境下での飛距離性能に劣り、また高温環境下での耐久性も劣ることが明らかになった。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、良好な打球感とコントロール性能を保持し、低温環境下でも良好な反発性能を有し、高温環境下での耐久性に優れた糸巻きゴルフボールを得ることができる。
Claims (1)
- センターと該センターに巻き付けた糸ゴムからなる糸ゴム層と、該糸ゴム層の周囲を被覆するカバーとからなる糸巻きゴルフボールにおいて、前記糸ゴムが乾式紡糸によって得られるポリウレタン弾性繊維からなることを特徴とする糸巻きゴルフボール。
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JP2002285808A Pending JP2004121295A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | ゴルフボール |
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2002
- 2002-09-30 JP JP2002285808A patent/JP2004121295A/ja active Pending
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