JP2004121285A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来のパチンコ機においては、遊技を演出する画像表示、効果音、及び電飾表示の整合が取れずにずれを生じる可能性があった。
【解決手段】演出制御基板30は、画像表示制御、音制御、及び電飾制御の3つの補助動作を行う。パチンコ機1の電源の電圧が低下して12[V]以下になると、信号線61を介して電源監視回路60からサブMPU31に電圧低下検知信号が出力され、パチンコ機1の遊技状態を示すバックアップデータが信号線62を介してRAM32に保持される。パチンコ機1の電源が再投入されて12[V]以上になると、信号線61を介して電源監視回路60がサブMPU31に電圧が復帰したことを検知する信号を出力し、サブMPU31が起動する。起動後、サブMPU31は保持されたバックアップデータを読込み、電源遮断前と同じ状態で画像表示、効果音の出力、及びランプ表示を開始する。
【選択図】 図2
【解決手段】演出制御基板30は、画像表示制御、音制御、及び電飾制御の3つの補助動作を行う。パチンコ機1の電源の電圧が低下して12[V]以下になると、信号線61を介して電源監視回路60からサブMPU31に電圧低下検知信号が出力され、パチンコ機1の遊技状態を示すバックアップデータが信号線62を介してRAM32に保持される。パチンコ機1の電源が再投入されて12[V]以上になると、信号線61を介して電源監視回路60がサブMPU31に電圧が復帰したことを検知する信号を出力し、サブMPU31が起動する。起動後、サブMPU31は保持されたバックアップデータを読込み、電源遮断前と同じ状態で画像表示、効果音の出力、及びランプ表示を開始する。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源遮断時における遊技状態を記憶しておく記憶手段を有する制御基板を備えて構成される遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりパチンコ機においては、停電などの電源遮断時において、中断した遊技を電源が遮断される前の状態から再開出来るようにするためのバックアップ機能を備えているものがある。このバックアップ機能は、メイン制御基板や各サブ制御基板にそれぞれ備えられたバックアップ機能付きRAM(ランダム・アクセス・メモリ)に、電源が遮断されたときの遊技状態を記憶しておくことによって実現されている。メイン制御基板はパチンコ機の遊技処理を制御しており、各サブ制御基板はこのメイン制御基板からの指示に従って遊技処理の補助動作を制御している。電源遮断後に再度電源が投入されて遊技が再開されるとき、電源遮断時に各サブ制御基板のRAMに記憶された内容に基づき、電源遮断前の状態で遊技が再開するようにバックアップ機能が作用する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ところが、このようにバックアップ機能を持つパチンコ機であっても、複数のサブ制御基板相互間でバックアップされた内容を完全に一致させることは難しく、例えば、バックアップされた内容を再生すると画像・音・電飾のそれぞれの要素の整合が取れずにずれを生じることがある。すなわち、これまでは、画像表示装置において画像表示を行う画像表示制御、遊技状態に応じて電飾装置の発光を制御する電飾制御、スピーカから出力される効果音を生成する音制御がそれぞれ別個のサブ制御基板において行われていたため、各要素毎にずれを生じる可能性が高く、演出表示として遊技者の目に耐えうるものではなかった。そこで、各サブ制御基板にはバックアップ機能自体を持たせないということもなされていたが、バックアップ機能がないものでは、例えば、画像表示制御を行う画像表示制御基板においてコマンドを受信するまで、画像表示装置には何も表示されず暗いままとなるという問題があった。
【0004】
一方、特許文献2には、電源が遮断する直前に、メイン制御基板から各サブ制御基板の内蔵タイマに対して作動停止信号を送信するパチンコ機が開示されている。各サブ制御基板は、作動停止信号を受信すると、電源が遮断する直前に実行していたコマンドに基づく一連の遊技の経過時間あるいは残り時間の計時をストップさせて記憶する。再度電源が投入されて遊技が再開されるときにメイン制御基板から各サブ制御基板の内蔵タイマに対して作動開始信号を送信し、各サブ制御基板で電源遮断時に記憶した経過時間あるいは残り時間を用いることで、各サブ制御基板で経過時間あるいは残り時間が正確に揃う。従って、各サブ制御基板において再開される画像・音・電飾による演出が同期し、複数のサブ制御基板のCPUが実行する遊技の同期進行性が保証される。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−347032号公報(段落[0045]〜[0049])
【特許文献2】
特開2002−35227号公報(段落[0015],[0057])
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献2に開示されている従来のパチンコ機においては、一連の遊技の経過時間あるいは残り時間を決定する、メイン制御基板から送出される作動停止信号、及び遊技再開を促すメイン制御基板からの作動開始信号のそれぞれが各サブ制御基板で受信されるタイミングがずれて、画像・音・電飾の整合が取れずにずれを生じる可能性があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、遊技処理を制御するメイン制御基板と、このメイン制御基板からの指示に従って遊技処理の複数の補助動作を制御するサブ制御基板と、電源が遮断されたときの遊技状態を記憶しておく記憶手段とを備えている遊技機において、サブ制御基板は、複数の補助動作が行われる1枚のサブ制御基板として構成され、記憶手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、従来それぞれ別個の制御基板で制御されていたものが、1枚のサブ制御基板にまとめられて記憶手段を備えることで、サブ制御基板相互の起動誤差がなくなり、電源遮断後に再度電源が投入されて行われる各補助動作が各サブ制御基板相互において整合がとれる。
【0009】
また、本発明は、複数の補助動作が、画像表示装置における画像表示を行う画像表示制御と、スピーカから出力される背景音(BGM)といった効果音を生成する音制御と、遊技状態に応じて電飾装置の発光を制御する電飾制御とであることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、画像表示装置における画像表示に同期して、スピーカから効果音が出力されると共に電飾の発光が行われる。
【0011】
また、本発明は、記憶手段が、電源の電圧低下を検知する電源監視回路と、電源の電圧低下時に遊技状態を記憶する不揮発性の書換可能記憶装置とから構成されていることを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、電源監視回路が電源の電圧低下を検知すると、1枚のサブ制御基板のCPUが、1つの不揮発性の書換可能記憶装置に電圧低下時の遊技機の遊技状態を記憶する。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による遊技機をパチンコ機に適用した一実施形態について説明する。
【0014】
図1は、本実施形態によるパチンコ機1の正面図である。パチンコ機1の正面には遊技盤2が設けられており、その下方には上皿3が設けられている。上皿3の下方右側には、レール4を介して遊技盤2へパチンコ球を打ち込む際に操作されるハンドル5が設けられている。また、遊技盤2の上方には電飾装置として飾りランプ6が設けられている。
【0015】
遊技盤2の盤面中央には、液晶表示装置からなる画像表示装置である特別図柄表示装置9が設けられている。この特別図柄表示装置9には、左図柄、中図柄および右図柄からなる3列の複数の特別図柄が表示され、また、これら特別図柄の背後に演出画が表示される。特別図柄表示装置9の上方には、緑色LED(発光ダイオード)および赤色LEDが左右に並設された普通図柄表示装置10が設けられており、この普通図柄表示装置10を挟んで4つのLEDからなる普通始動入賞個数表示部11が設けられている。また、特別図柄表示装置9の下側には4つのLEDからなる特別始動入賞個数表示部12が設けられており、また、特別図柄表示装置9の左右には通過孔13が設けられている。また、特別図柄表示装置9の下方には始動入賞口14が設けられており、始動入賞口14の下方には大入賞口15、その左右には一般入賞口16が設けられている。
【0016】
普通始動入賞個数表示部11には通過孔13へのパチンコ球の通過が保留玉として最大4個まで記憶され、特別始動入賞個数表示部12には始動入賞口14へのパチンコ球の入賞が保留玉として最大4個まで記憶される。
【0017】
図2は、本実施形態によるパチンコ機1の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。この電子回路は、遊技処理を制御するメイン制御基板20と、このメイン制御基板20からの指示に従って遊技処理の複数の補助動作を制御する1枚の演出制御基板30と、賞球等の払い出しを制御する払出制御基板50とから構成されている。演出制御基板30は、特別図柄表示装置9における画像表示を行う画像表示制御、スピーカ41から出力される効果音を生成する音制御、及び遊技状態に応じて飾りランプ6の発光を制御する電飾制御の3つの補助動作を行う。
【0018】
遊技処理を制御するメイン制御基板20には、メインMPU(超小型演算処理装置)21や不揮発性の書換可能記憶装置であるバックアップ機能付きメインRAM22、メインROM(読み出し専用メモリ)23といった電子部品が実装されている。メインROM23には、メインMPU21がパチンコ機1の遊技動作を処理制御するためのプログラムが記憶格納されており、その他、乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり判定テーブルや、演出を抽選する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種確率テーブルも記憶格納されている。
【0019】
メイン制御基板20に接続された中継基板24には、通過孔13の内側に設けられ、パチンコ球が通過孔13を通過するのを検知する通過球センサ13sや、始動入賞口14に入賞したパチンコ球を検知する始動入賞球センサ14sが接続されている。また、大入賞口15に入賞したパチンコ球を検知する大入賞球センサ15s、一般入賞口16へ入賞したパチンコ球を検知する一般入賞球センサ16sが接続されている。また、ハンドル5の操作によって発射装置52から発射されるパチンコ球を検知する発射球センサ52s、および発射されたものの遊技盤2の盤面まで到達せずにレール4を戻ってきたパチンコ球を検知する戻り球センサ4sが接続されている。また、中継基板24には、アクチュエータとして、緑色および赤色LEDからなる普通図柄表示装置10、球受入口が拡張する始動入賞口14、扉が開閉する大入賞口15等が接続されている。
【0020】
上記各センサ13s〜16sがパチンコ球を検知すると、その検知信号はメイン制御基板20のメインMPU21に入力され、入力される検知信号に応じて、メインMPU21は上記各アクチュエータ10,14,15をそれぞれ駆動制御する。
【0021】
パチンコ機1の演出動作を制御する演出制御基板30や払出制御基板50といったサブ制御基板に対しては、それぞれメイン制御基板20から制御指令が送信され、演出制御基板30によって特別図柄表示装置9や、飾りランプ6、スピーカ41の動作が制御され、払出制御基板50によって、賞球装置51及び発射装置52の動作が制御される。
【0022】
演出制御基板30には、サブMPU31、バックアップ機能付きRAM32、プログラムROM33が実装されている。サブMPU31は、メイン制御基板20から受信した制御指令の解釈や、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)35のパラメータ設定を行う。また、サブMPU31は、スピーカ41を駆動するスピーカ駆動回路39や、飾りランプ6を発光制御するランプ駆動回路40にそれぞれ駆動信号を送信する。プログラムROM33には、サブMPU31が特別図柄表示装置9や、飾りランプ6、スピーカ41の動作を処理制御するための制御プログラムが記憶格納されている。RAM32は、サブMPU31が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となると共に、電源が遮断されたときのパチンコ機1の遊技状態を記憶しておく不揮発性の書換可能記憶装置としても機能する。
【0023】
また、演出制御基板30には、画像ROM34、VDP35、D/A(デジタル/アナログ)変換器36、CTC(Counter Timer Circuit)37およびリセットIC(集積回路)38が実装されている。画像ROM34は、特別図柄表示装置9に表示する画像を形成するためのドットデータを記憶格納する。VDP35は、サブMPU31で設定されたパラメータに応じて画像ROM34内のドットデータを読み込み、特別図柄表示装置9に表示するための画像データを生成する。D/A変換器36は、VDP35で生成された画像データをRGB(赤緑青)信号に変換し、特別図柄表示装置9に出力する。CTC37は、上記制御プログラムによるサブMPU31の処理が異常な処理ルーチンに入ったことを検出すると、サブMPU31およびVDP35を初期状態に戻すためのリセット命令を発するウオッチドッグタイマ機能を果たす。リセットIC38は、CTC37からのリセット命令によりリセット信号を発する。
【0024】
メインMPU21は、始動入賞口14へパチンコ球が入賞して始動入賞が発生すると大当たり判定を行う。演出制御基板30は、この大当たり判定の結果に対応する態様で特別図柄を順次停止表示させ、大当たり判定が大当たり時の停止表示態様の直前の状態、つまり、左図柄と右図柄とが同一図柄で揃って停止表示されるリーチ状態になると、特別図柄表示装置9に特別図柄および演出画を用いてリーチ演出を行う。
【0025】
この演出制御基板30において、サブMPU31、RAM32、プログラムROM33、及びスピーカ駆動回路39から構成される部分は、メイン制御基板20から出力される音発生指令信号に基づいて、スピーカ41から出力される背景音(BGM)といった効果音を生成する音制御部として機能する。また、サブMPU31、RAM32、プログラムROM33、及びランプ駆動回路40から構成される部分は、パチンコ機1の遊技状態に応じて飾りランプ6の発光を制御する電飾制御部として機能する。また、サブMPU31、RAM32、プログラムROM33、画像ROM34、VDP35、D/A変換器36、CTC37、及びリセットIC38から構成される部分は、特別図柄表示装置9に特別図柄および演出画を変動表示させる画像表示制御部として機能する。
【0026】
払出制御基板50には、賞球を払い出す賞球装置51および遊技盤2にパチンコ球を発射する発射装置52が接続されている。払出制御基板50は、各種入賞に応じてメイン制御基板20から出力される払出指令信号に応じて賞球装置51を駆動制御し、賞球を払い出させる。また、払出制御基板50は、ハンドル5の操作に応じて発射装置52を駆動制御し、パチンコ球を発射させる。
【0027】
図3は、演出制御基板30に設けられた、電源遮断時の遊技状態を記憶しておく記憶手段の構成を示すブロック図である。
【0028】
記憶手段は、電源の電圧が低下したことを検知する電源監視回路60と、電源の電圧低下時にパチンコ機1の遊技状態を記憶する前述したRAM32とから構成されている。サブMPU31は、電源監視回路60から信号線61を介して電圧監視信号を入力しており、また、電源監視回路60を介して信号線62でRAM32と接続されている。また、電源監視回路60は、メイン制御基板20のメインMPU21及びメインRAM22に対してもこれと同様に接続されている。
【0029】
上記の構成において、パチンコ機1が遊技状態にあるときに電源の電圧が低下して12[V]以下になると、この電源の電圧の低下が電源監視回路60によって検知され、信号線61を介して電源監視回路60からサブMPU31に電圧低下を検知する電圧低下検知信号が出力される。電圧低下検知信号を入力したサブMPU31は、このときのパチンコ機1の遊技状態を示すバックアップデータを信号線62を介してRAM32に待避し記憶する。さらに、電源の電圧が低下して5[V]以下になると、電源監視回路60は、上記の信号線62を介してのサブMPU31からRAM32へのアクセスを遮断し、RAM32はバックアップデータを保持し、外部からのアクセスを一切受け付けない状態となる。
【0030】
メイン制御基板20でも同様に、電源監視回路60によって電圧の低下が検知されると、メインMPU21の制御によってその時の遊技状態を示すバックアップデータがメインRAM22にバックアップされる。
【0031】
こうして電源が遮断された後、再度電源が投入されると、メイン制御基板20及び演出制御基板30は、それぞれバックアップ機能によりRAM22,32に保持されたバックアップデータに基づいて、電源遮断前の遊技状態の再生を行う。
【0032】
特に演出制御基板30においては、電源が再投入されてから電源の電圧が上昇して12[V]以上になると、信号線61を介して電源監視回路60がサブMPU31に電圧が復帰したことを検知する信号を出力し、サブMPU31はこの信号を入力して起動する。起動後、RAM32に保持されたバックアップデータを読込み、特別図柄表示装置9、スピーカ41、及び飾りランプ6の各装置において、電源遮断前の遊技状態と同じ状態で画像表示、効果音の出力、及びランプ表示を開始する。
【0033】
このような本実施形態によるパチンコ機1によれば、上述したように、従来、画像表示制御基板、電飾制御基板、及び音制御基板においてそれぞれ別個に制御されていた画像表示制御、電飾制御、及び音制御が、1枚の演出制御基板30によって行われる。さらに、この1枚のサブ制御基板に備えられている1つのRAM32に各制御動作が同時にバックアップされるため、上記の各制御基板相互の起動誤差がなくなり、電源遮断後に再度電源が投入されて行われる画像,ランプ,及び音についての各補助動作の整合がとれる。このため、遊技者はバックアップされた各補助動作の再生に違和感を感じなくなり、遊技に集中することが出来る。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による遊技機によれば、従来それぞれ別個の制御基板で制御されていたものが、1枚のサブ制御基板にまとめられて記憶手段を備えることで、サブ制御基板相互の起動誤差がなくなり、電源遮断後に再度電源が投入されて行われる各補助動作が各サブ制御基板相互において整合がとれる。このため、遊技者はバックアップされた各補助動作の再生に違和感を感じなくなり、遊技に集中することが出来る。
【0035】
また、記憶手段が、電源の電圧低下を検知する電源監視回路と、電源の電圧低下時に遊技状態を記憶する不揮発性の書換可能記憶装置とから構成されている場合、電源監視回路が電源の電圧低下を検知すると、1枚のサブ制御基板のCPUが、1つの不揮発性の書換可能記憶装置に電圧低下時の遊技機の遊技状態を記憶する。このため、電圧がさらに低下して完全に電源が遮断されても、各補助動作の遊技状態は書換可能記憶装置に同時に正しく保存され、電源再投入時に、電源が遮断される前の状態で正確にバックアップされた各補助動作の再生が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるパチンコ機の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態によるパチンコ機の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態によるパチンコ機に設けられた記憶手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機
6…飾りランプ
9…特別図柄表示装置
20…メイン制御基板
21…メインMPU
22…バックアップ機能付きメインRAM
23…メインROM
30…演出制御基板
31…サブMPU
32…バックアップ機能付きRAM
33…プログラムROM
39…スピーカ駆動回路
40…ランプ駆動回路
41…スピーカ
60…電源監視回路
【発明の属する技術分野】
本発明は、電源遮断時における遊技状態を記憶しておく記憶手段を有する制御基板を備えて構成される遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来よりパチンコ機においては、停電などの電源遮断時において、中断した遊技を電源が遮断される前の状態から再開出来るようにするためのバックアップ機能を備えているものがある。このバックアップ機能は、メイン制御基板や各サブ制御基板にそれぞれ備えられたバックアップ機能付きRAM(ランダム・アクセス・メモリ)に、電源が遮断されたときの遊技状態を記憶しておくことによって実現されている。メイン制御基板はパチンコ機の遊技処理を制御しており、各サブ制御基板はこのメイン制御基板からの指示に従って遊技処理の補助動作を制御している。電源遮断後に再度電源が投入されて遊技が再開されるとき、電源遮断時に各サブ制御基板のRAMに記憶された内容に基づき、電源遮断前の状態で遊技が再開するようにバックアップ機能が作用する(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
ところが、このようにバックアップ機能を持つパチンコ機であっても、複数のサブ制御基板相互間でバックアップされた内容を完全に一致させることは難しく、例えば、バックアップされた内容を再生すると画像・音・電飾のそれぞれの要素の整合が取れずにずれを生じることがある。すなわち、これまでは、画像表示装置において画像表示を行う画像表示制御、遊技状態に応じて電飾装置の発光を制御する電飾制御、スピーカから出力される効果音を生成する音制御がそれぞれ別個のサブ制御基板において行われていたため、各要素毎にずれを生じる可能性が高く、演出表示として遊技者の目に耐えうるものではなかった。そこで、各サブ制御基板にはバックアップ機能自体を持たせないということもなされていたが、バックアップ機能がないものでは、例えば、画像表示制御を行う画像表示制御基板においてコマンドを受信するまで、画像表示装置には何も表示されず暗いままとなるという問題があった。
【0004】
一方、特許文献2には、電源が遮断する直前に、メイン制御基板から各サブ制御基板の内蔵タイマに対して作動停止信号を送信するパチンコ機が開示されている。各サブ制御基板は、作動停止信号を受信すると、電源が遮断する直前に実行していたコマンドに基づく一連の遊技の経過時間あるいは残り時間の計時をストップさせて記憶する。再度電源が投入されて遊技が再開されるときにメイン制御基板から各サブ制御基板の内蔵タイマに対して作動開始信号を送信し、各サブ制御基板で電源遮断時に記憶した経過時間あるいは残り時間を用いることで、各サブ制御基板で経過時間あるいは残り時間が正確に揃う。従って、各サブ制御基板において再開される画像・音・電飾による演出が同期し、複数のサブ制御基板のCPUが実行する遊技の同期進行性が保証される。
【0005】
【特許文献1】
特開2001−347032号公報(段落[0045]〜[0049])
【特許文献2】
特開2002−35227号公報(段落[0015],[0057])
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献2に開示されている従来のパチンコ機においては、一連の遊技の経過時間あるいは残り時間を決定する、メイン制御基板から送出される作動停止信号、及び遊技再開を促すメイン制御基板からの作動開始信号のそれぞれが各サブ制御基板で受信されるタイミングがずれて、画像・音・電飾の整合が取れずにずれを生じる可能性があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、遊技処理を制御するメイン制御基板と、このメイン制御基板からの指示に従って遊技処理の複数の補助動作を制御するサブ制御基板と、電源が遮断されたときの遊技状態を記憶しておく記憶手段とを備えている遊技機において、サブ制御基板は、複数の補助動作が行われる1枚のサブ制御基板として構成され、記憶手段を備えていることを特徴とする。
【0008】
この構成によれば、従来それぞれ別個の制御基板で制御されていたものが、1枚のサブ制御基板にまとめられて記憶手段を備えることで、サブ制御基板相互の起動誤差がなくなり、電源遮断後に再度電源が投入されて行われる各補助動作が各サブ制御基板相互において整合がとれる。
【0009】
また、本発明は、複数の補助動作が、画像表示装置における画像表示を行う画像表示制御と、スピーカから出力される背景音(BGM)といった効果音を生成する音制御と、遊技状態に応じて電飾装置の発光を制御する電飾制御とであることを特徴とする。
【0010】
この構成によれば、画像表示装置における画像表示に同期して、スピーカから効果音が出力されると共に電飾の発光が行われる。
【0011】
また、本発明は、記憶手段が、電源の電圧低下を検知する電源監視回路と、電源の電圧低下時に遊技状態を記憶する不揮発性の書換可能記憶装置とから構成されていることを特徴とする。
【0012】
この構成によれば、電源監視回路が電源の電圧低下を検知すると、1枚のサブ制御基板のCPUが、1つの不揮発性の書換可能記憶装置に電圧低下時の遊技機の遊技状態を記憶する。
【0013】
【発明の実施の形態】
次に、本発明による遊技機をパチンコ機に適用した一実施形態について説明する。
【0014】
図1は、本実施形態によるパチンコ機1の正面図である。パチンコ機1の正面には遊技盤2が設けられており、その下方には上皿3が設けられている。上皿3の下方右側には、レール4を介して遊技盤2へパチンコ球を打ち込む際に操作されるハンドル5が設けられている。また、遊技盤2の上方には電飾装置として飾りランプ6が設けられている。
【0015】
遊技盤2の盤面中央には、液晶表示装置からなる画像表示装置である特別図柄表示装置9が設けられている。この特別図柄表示装置9には、左図柄、中図柄および右図柄からなる3列の複数の特別図柄が表示され、また、これら特別図柄の背後に演出画が表示される。特別図柄表示装置9の上方には、緑色LED(発光ダイオード)および赤色LEDが左右に並設された普通図柄表示装置10が設けられており、この普通図柄表示装置10を挟んで4つのLEDからなる普通始動入賞個数表示部11が設けられている。また、特別図柄表示装置9の下側には4つのLEDからなる特別始動入賞個数表示部12が設けられており、また、特別図柄表示装置9の左右には通過孔13が設けられている。また、特別図柄表示装置9の下方には始動入賞口14が設けられており、始動入賞口14の下方には大入賞口15、その左右には一般入賞口16が設けられている。
【0016】
普通始動入賞個数表示部11には通過孔13へのパチンコ球の通過が保留玉として最大4個まで記憶され、特別始動入賞個数表示部12には始動入賞口14へのパチンコ球の入賞が保留玉として最大4個まで記憶される。
【0017】
図2は、本実施形態によるパチンコ機1の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。この電子回路は、遊技処理を制御するメイン制御基板20と、このメイン制御基板20からの指示に従って遊技処理の複数の補助動作を制御する1枚の演出制御基板30と、賞球等の払い出しを制御する払出制御基板50とから構成されている。演出制御基板30は、特別図柄表示装置9における画像表示を行う画像表示制御、スピーカ41から出力される効果音を生成する音制御、及び遊技状態に応じて飾りランプ6の発光を制御する電飾制御の3つの補助動作を行う。
【0018】
遊技処理を制御するメイン制御基板20には、メインMPU(超小型演算処理装置)21や不揮発性の書換可能記憶装置であるバックアップ機能付きメインRAM22、メインROM(読み出し専用メモリ)23といった電子部品が実装されている。メインROM23には、メインMPU21がパチンコ機1の遊技動作を処理制御するためのプログラムが記憶格納されており、その他、乱数抽選によって大当たり判定をする際に参照される大当たり判定テーブルや、演出を抽選する際に参照される演出条件選択テーブル等の各種確率テーブルも記憶格納されている。
【0019】
メイン制御基板20に接続された中継基板24には、通過孔13の内側に設けられ、パチンコ球が通過孔13を通過するのを検知する通過球センサ13sや、始動入賞口14に入賞したパチンコ球を検知する始動入賞球センサ14sが接続されている。また、大入賞口15に入賞したパチンコ球を検知する大入賞球センサ15s、一般入賞口16へ入賞したパチンコ球を検知する一般入賞球センサ16sが接続されている。また、ハンドル5の操作によって発射装置52から発射されるパチンコ球を検知する発射球センサ52s、および発射されたものの遊技盤2の盤面まで到達せずにレール4を戻ってきたパチンコ球を検知する戻り球センサ4sが接続されている。また、中継基板24には、アクチュエータとして、緑色および赤色LEDからなる普通図柄表示装置10、球受入口が拡張する始動入賞口14、扉が開閉する大入賞口15等が接続されている。
【0020】
上記各センサ13s〜16sがパチンコ球を検知すると、その検知信号はメイン制御基板20のメインMPU21に入力され、入力される検知信号に応じて、メインMPU21は上記各アクチュエータ10,14,15をそれぞれ駆動制御する。
【0021】
パチンコ機1の演出動作を制御する演出制御基板30や払出制御基板50といったサブ制御基板に対しては、それぞれメイン制御基板20から制御指令が送信され、演出制御基板30によって特別図柄表示装置9や、飾りランプ6、スピーカ41の動作が制御され、払出制御基板50によって、賞球装置51及び発射装置52の動作が制御される。
【0022】
演出制御基板30には、サブMPU31、バックアップ機能付きRAM32、プログラムROM33が実装されている。サブMPU31は、メイン制御基板20から受信した制御指令の解釈や、VDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)35のパラメータ設定を行う。また、サブMPU31は、スピーカ41を駆動するスピーカ駆動回路39や、飾りランプ6を発光制御するランプ駆動回路40にそれぞれ駆動信号を送信する。プログラムROM33には、サブMPU31が特別図柄表示装置9や、飾りランプ6、スピーカ41の動作を処理制御するための制御プログラムが記憶格納されている。RAM32は、サブMPU31が上記制御プログラムに従って処理制御を行う際の一時的な記憶手段となると共に、電源が遮断されたときのパチンコ機1の遊技状態を記憶しておく不揮発性の書換可能記憶装置としても機能する。
【0023】
また、演出制御基板30には、画像ROM34、VDP35、D/A(デジタル/アナログ)変換器36、CTC(Counter Timer Circuit)37およびリセットIC(集積回路)38が実装されている。画像ROM34は、特別図柄表示装置9に表示する画像を形成するためのドットデータを記憶格納する。VDP35は、サブMPU31で設定されたパラメータに応じて画像ROM34内のドットデータを読み込み、特別図柄表示装置9に表示するための画像データを生成する。D/A変換器36は、VDP35で生成された画像データをRGB(赤緑青)信号に変換し、特別図柄表示装置9に出力する。CTC37は、上記制御プログラムによるサブMPU31の処理が異常な処理ルーチンに入ったことを検出すると、サブMPU31およびVDP35を初期状態に戻すためのリセット命令を発するウオッチドッグタイマ機能を果たす。リセットIC38は、CTC37からのリセット命令によりリセット信号を発する。
【0024】
メインMPU21は、始動入賞口14へパチンコ球が入賞して始動入賞が発生すると大当たり判定を行う。演出制御基板30は、この大当たり判定の結果に対応する態様で特別図柄を順次停止表示させ、大当たり判定が大当たり時の停止表示態様の直前の状態、つまり、左図柄と右図柄とが同一図柄で揃って停止表示されるリーチ状態になると、特別図柄表示装置9に特別図柄および演出画を用いてリーチ演出を行う。
【0025】
この演出制御基板30において、サブMPU31、RAM32、プログラムROM33、及びスピーカ駆動回路39から構成される部分は、メイン制御基板20から出力される音発生指令信号に基づいて、スピーカ41から出力される背景音(BGM)といった効果音を生成する音制御部として機能する。また、サブMPU31、RAM32、プログラムROM33、及びランプ駆動回路40から構成される部分は、パチンコ機1の遊技状態に応じて飾りランプ6の発光を制御する電飾制御部として機能する。また、サブMPU31、RAM32、プログラムROM33、画像ROM34、VDP35、D/A変換器36、CTC37、及びリセットIC38から構成される部分は、特別図柄表示装置9に特別図柄および演出画を変動表示させる画像表示制御部として機能する。
【0026】
払出制御基板50には、賞球を払い出す賞球装置51および遊技盤2にパチンコ球を発射する発射装置52が接続されている。払出制御基板50は、各種入賞に応じてメイン制御基板20から出力される払出指令信号に応じて賞球装置51を駆動制御し、賞球を払い出させる。また、払出制御基板50は、ハンドル5の操作に応じて発射装置52を駆動制御し、パチンコ球を発射させる。
【0027】
図3は、演出制御基板30に設けられた、電源遮断時の遊技状態を記憶しておく記憶手段の構成を示すブロック図である。
【0028】
記憶手段は、電源の電圧が低下したことを検知する電源監視回路60と、電源の電圧低下時にパチンコ機1の遊技状態を記憶する前述したRAM32とから構成されている。サブMPU31は、電源監視回路60から信号線61を介して電圧監視信号を入力しており、また、電源監視回路60を介して信号線62でRAM32と接続されている。また、電源監視回路60は、メイン制御基板20のメインMPU21及びメインRAM22に対してもこれと同様に接続されている。
【0029】
上記の構成において、パチンコ機1が遊技状態にあるときに電源の電圧が低下して12[V]以下になると、この電源の電圧の低下が電源監視回路60によって検知され、信号線61を介して電源監視回路60からサブMPU31に電圧低下を検知する電圧低下検知信号が出力される。電圧低下検知信号を入力したサブMPU31は、このときのパチンコ機1の遊技状態を示すバックアップデータを信号線62を介してRAM32に待避し記憶する。さらに、電源の電圧が低下して5[V]以下になると、電源監視回路60は、上記の信号線62を介してのサブMPU31からRAM32へのアクセスを遮断し、RAM32はバックアップデータを保持し、外部からのアクセスを一切受け付けない状態となる。
【0030】
メイン制御基板20でも同様に、電源監視回路60によって電圧の低下が検知されると、メインMPU21の制御によってその時の遊技状態を示すバックアップデータがメインRAM22にバックアップされる。
【0031】
こうして電源が遮断された後、再度電源が投入されると、メイン制御基板20及び演出制御基板30は、それぞれバックアップ機能によりRAM22,32に保持されたバックアップデータに基づいて、電源遮断前の遊技状態の再生を行う。
【0032】
特に演出制御基板30においては、電源が再投入されてから電源の電圧が上昇して12[V]以上になると、信号線61を介して電源監視回路60がサブMPU31に電圧が復帰したことを検知する信号を出力し、サブMPU31はこの信号を入力して起動する。起動後、RAM32に保持されたバックアップデータを読込み、特別図柄表示装置9、スピーカ41、及び飾りランプ6の各装置において、電源遮断前の遊技状態と同じ状態で画像表示、効果音の出力、及びランプ表示を開始する。
【0033】
このような本実施形態によるパチンコ機1によれば、上述したように、従来、画像表示制御基板、電飾制御基板、及び音制御基板においてそれぞれ別個に制御されていた画像表示制御、電飾制御、及び音制御が、1枚の演出制御基板30によって行われる。さらに、この1枚のサブ制御基板に備えられている1つのRAM32に各制御動作が同時にバックアップされるため、上記の各制御基板相互の起動誤差がなくなり、電源遮断後に再度電源が投入されて行われる画像,ランプ,及び音についての各補助動作の整合がとれる。このため、遊技者はバックアップされた各補助動作の再生に違和感を感じなくなり、遊技に集中することが出来る。
【0034】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による遊技機によれば、従来それぞれ別個の制御基板で制御されていたものが、1枚のサブ制御基板にまとめられて記憶手段を備えることで、サブ制御基板相互の起動誤差がなくなり、電源遮断後に再度電源が投入されて行われる各補助動作が各サブ制御基板相互において整合がとれる。このため、遊技者はバックアップされた各補助動作の再生に違和感を感じなくなり、遊技に集中することが出来る。
【0035】
また、記憶手段が、電源の電圧低下を検知する電源監視回路と、電源の電圧低下時に遊技状態を記憶する不揮発性の書換可能記憶装置とから構成されている場合、電源監視回路が電源の電圧低下を検知すると、1枚のサブ制御基板のCPUが、1つの不揮発性の書換可能記憶装置に電圧低下時の遊技機の遊技状態を記憶する。このため、電圧がさらに低下して完全に電源が遮断されても、各補助動作の遊技状態は書換可能記憶装置に同時に正しく保存され、電源再投入時に、電源が遮断される前の状態で正確にバックアップされた各補助動作の再生が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態によるパチンコ機の正面図である。
【図2】本発明の一実施形態によるパチンコ機の遊技動作を処理制御する電子回路の主な構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態によるパチンコ機に設けられた記憶手段の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機
6…飾りランプ
9…特別図柄表示装置
20…メイン制御基板
21…メインMPU
22…バックアップ機能付きメインRAM
23…メインROM
30…演出制御基板
31…サブMPU
32…バックアップ機能付きRAM
33…プログラムROM
39…スピーカ駆動回路
40…ランプ駆動回路
41…スピーカ
60…電源監視回路
Claims (3)
- 遊技処理を制御するメイン制御基板と、このメイン制御基板からの指示に従って前記遊技処理の複数の補助動作を制御するサブ制御基板と、電源が遮断されたときの遊技状態を記憶しておく記憶手段とを備えている遊技機において、前記サブ制御基板は、複数の前記補助動作が行われる1枚のサブ制御基板として構成され、前記記憶手段を備えていることを特徴とする遊技機。
- 複数の前記補助動作は、画像表示装置における画像表示を行う画像表示制御と、スピーカから出力される効果音を生成する音制御と、遊技状態に応じて電飾装置の発光を制御する電飾制御とであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記記憶手段は、電源の電圧低下を検知する電源監視回路と、電源の電圧低下時に遊技状態を記憶する不揮発性の書換可能記憶装置とから構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002285633A JP2004121285A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 遊技機 |
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JP2002285633A JP2004121285A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 遊技機 |
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JP2004121285A true JP2004121285A (ja) | 2004-04-22 |
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JP2002285633A Pending JP2004121285A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 遊技機 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EA008263B1 (ru) * | 2004-06-04 | 2007-04-27 | Арузе Корп. | Игровой автомат |
JP2016077478A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002285633A patent/JP2004121285A/ja active Pending
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