JP2004120859A - 電気配線ボックス用蓋の取付構造 - Google Patents

電気配線ボックス用蓋の取付構造 Download PDF

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JP2004120859A JP2002278938A JP2002278938A JP2004120859A JP 2004120859 A JP2004120859 A JP 2004120859A JP 2002278938 A JP2002278938 A JP 2002278938A JP 2002278938 A JP2002278938 A JP 2002278938A JP 2004120859 A JP2004120859 A JP 2004120859A
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Katsuya Hosaka
保坂 勝也
Tatsuto Nakayama
中山 辰人
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TOYO KAGAKU SANGYO KK
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Abstract

【課題】衝撃等を受けても破損しにくく、耐久性のみならず成形性も良好であり、しかも四角形や多角形のボックス本体および蓋体の取付構造にも難なく採用することが可能な電気配線ボックス用蓋の取付構造を提供しようとするものである。
【解決手段】四角形もしくは多角形のボックス本体を備えた電気配線ボックスと、上記ボックス本体の開口端部の外周上にはめ込む係合壁を周端から垂下させた蓋体とからなる電気配線ボックス用蓋の取付構造であって、ボックス本体の開口端部の外周側の少なくとも対向する一対の側壁上に小突起を形成し、この小突起と対応する蓋体の係合壁の適所に小突起をはめ込む係合孔を設けたことを特徴とする電気配線ボックス用蓋の取付構造。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気配線ボックスのボックス本体と蓋体との組立結合部における電気配線ボックス用蓋の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気配線ボックスは樹脂成形されたボックス本体と蓋体からなっており、組み立てるそれら両部材の結合面に沿って無端状のパッキンを必要に応じて装着することにより両部材間のシール性を確保しつつ、プラスチックの弾性を利用して両部材の一方に設けた突起に、他方に設けた上記突起に弾性的に係合するロック枠体を係合させて組み立てるようになっている。
【0003】そのような従来例としては、特開2000−4521号公報、特開2000−115955号公報、特開2001−238326号公報、特開2001−314017号公報等があり、いずれもロック枠体はボックス本体もしくは蓋体の外壁上に外設されており、詳しくは両側アーム部材の先端に突起に係合する横バーを差し渡すようにして形成されている。
【0004】他方、実公昭11−4402号公報等にはボックス本体もしくは蓋体のいずれかの部材にリング状のスライドガイドを、また他方の部材にスライドガイドに係合するフック部材を設けるとともに、上記スライドガイドの適所にフック部材をはめ込む切欠きを形成した電気配線ボックス用蓋の取付構造が示されている。そして、この切欠きからフック部材をはめ込んだ上、スライドガイドに沿って両者を相対的に回すことにより、スライドガイドにフック部材を係合させてボックス本体と蓋体の両者を固定するものである。
【0005】またこれと同列の先行例として、特開2000−324651号公報記載の電線ボックスがある。これは、ボックス本体の外面の稜角部に面取部をそれぞれ設け、蓋体の外周部分に垂下するよう設けたフック状の脚片をはめ込んでボックス本体と蓋体の両者を固定するものである。
【0006】もちろん、これらの切欠きとフック部材とからなる係合手段に代えて、ボックス本体と蓋体の両者を固定する手段として、一般的なねじ係合を採用することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者におけるロック枠体においては、ボックス本体もしくは蓋体のいずれかの部材に外設されているため、衝撃等で破損しやすく、耐久性もよくないという欠点があった。またロック枠体の形状が複雑になりやすく、成形性にも大きな問題があった。
【0008】さらに後者の取付構造においては、ボックス本体および蓋体を相対的に回して固定する必要があった。したがって円形にのみ採用することができ、四角形や多角形のボックス本体および蓋体の取付構造にはまったく採用することができなかったり、もし四角形や多角形のボックス本体および蓋体の取付構造に採用することができたとしても、蓋体の輪郭がボックス本体と一致しないものとなってしまう。
【0009】したがって、本発明の目的は、衝撃等を受けても破損しにくく、耐久性のみならず成形性も良好であり、しかも四角形や多角形のボックス本体および蓋体の取付構造にも難なく採用することが可能な電気配線ボックス用蓋の取付構造を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために、この発明に係る電気配線ボックス用蓋の取付構造は、四角形もしくは多角形のボックス本体を備えた電気配線ボックスと、上記ボックス本体の開口端部の外周上にはめ込む係合壁を周端から垂下させた蓋体とからなる電気配線ボックス用蓋の取付構造であって、ボックス本体の開口端部の外周側の少なくとも対向する一対の側壁上に小突起を形成し、この小突起と対応する蓋体の係合壁の適所に小突起をはめ込む係合孔を設けたことを特徴とするものである。
【0011】この発明に係る電気配線ボックス用蓋の取付構造は、四角形もしくは多角形のボックス本体の各係合壁にそれぞれ係合孔を形成するか、各係合壁に適宜形成した係合孔に対応して、蓋体上面位置に係合孔が当該位置にあることを示す目印を設けたことをも特徴とするものである。
【0012】この発明によれば、衝撃等を受けても破損しにくく、耐久性のみならず成形性も良好であり、しかも四角形や多角形のボックス本体および蓋体の取付構造にも難なく採用することが可能な電気配線ボックス用蓋の取付構造を提供することができるようになった。
【0013】またこの発明によれば、係合孔を採用したはめ込み式による施工性も良好であり、また上記はめ込みをしっくりさせることができるので、止水効果においても非常に良好な作用効果を発揮させることが可能な電気配線ボックス用蓋の取付構造を提供することができるようになった。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る電気配線ボックス用蓋の取付構造の実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1はこの発明の電気配線ボックス用蓋の取付構造の1実施例を示し、(a)はボックス本体の平面図、(b)は蓋体の平面図、図2(a)はボックス本体の底面図、(b)は蓋体の底面図、図3はボックス本体および蓋体の両者を組み付ける前の側面図、図4はその断面図、図5は両者を組み付けた状態の断面図である。
【0015】この発明におけるボックス本体11および蓋体12は樹脂成形品であり、図ではそれぞれ八角形の全体形状を備えていることを示している。そして上記蓋体12は、上記ボックス本体11の開口端部の外周上にはめ込む係合壁13を周端から垂下させている。
【0016】ボックス本体11の開口端部外周側の少なくとも対向する一対の側壁上には半球状の小突起14が形成されており、他方、この小突起14と対応する蓋体12の係合壁13の適所には、上記小突起14をはめ込む係合孔15が係合壁13を貫通するよう、あるいは貫通させないで設けてある。したがって、蓋体12をボックス本体11に取り付ける際に小突起14と係合孔15との位置合せを行ないやすく、しかも係合孔15に成形ミスや目詰まり等の不具合が生じにくい。
【0017】また蓋体12の上面には、上記係合壁13に形成した係合孔15に対応する位置に、係合孔15が当該位置にあることを示す目印16が設けてある。この目印16は図示したような先端を当該位置に向けた三角形であっても、矢印その他の形状であってもよい。もちろん、上記以外の記号や文字等であっても構わない。なお、ボックス本体11の各係合壁13のそれぞれに係合孔15が形成されているときには、上記目印16は不要となる。
【0018】図では、ボックス本体11および蓋体12が八角形であり、蓋体12の各辺の一つおきの辺に対応するようノックアウト孔17を蓋体12上面に設けるとともに、残りの各辺に係合孔15が当該位置にあることを示す目印16が設けてある。
【0019】このように形成した蓋体12は、ボックス本体11の開口端部に取り付けることにより、ボックス本体11を閉塞して内部に収容された雌雄の端子やコネクタ、バスバー、あるいは回路基板といった各種部品を雨水や結露水滴などの水分浸入から保護する。
【0020】次にボックス体11は、八角形の各側壁にノックアウト孔18がそれぞれ形成されている。また長さ方向の中間位置には、所定の間隔の一対の突条19がボックス本体11の外周に沿って形成されている。この突条19は、PC板用では1本であって工場でコンクリート内に埋設されてその移動を防止し、ハーフPC板用では2本であって、下側の1本目を工場でコンクリート内に埋設し、コンクリートから露出した2本目から上を現場でコンクリートを打設して埋設することにより使用される。
【0021】図において20は、蓋体12のほぼ中央に形成したノックアウト式のボルト孔、21はノロ防止用カバー(図示せず)の取付用ねじ孔、22はノロ防止用カバーの取付ガイドである。
【0022】この発明の電気配線ボックス用蓋の取付構造の利用に際しては、係合孔15が当該位置にあることを示す蓋体12上面の目印16を目当てに、ボックス本体11の側壁に設けた半球状の小突起14と位置合せしながら、蓋体12の係合壁13をボックス本体11の開口端部外周に押し込む。その際、係合壁13はプラスチックの弾性で小突起14を乗り越えながら、所定位置まで押し込まれる。押し込みが完了した位置には係合孔15が配置してあるので、上記小突起14は係合孔15にはめ込まれ、確実に抜け止めされる。
【0023】この発明においてボックス本体11および蓋体12は、肉厚にヒケもなく、また壁の倒れもなく外観に優れて機能を果たす品質で成形されているから、蓋体12の内面に沿ってパッキンを装着するだけで、確実にボックス本体11および蓋体12間の密閉を保つことができる。
【0024】その後、蓋体12のボルト孔20を開口してボルトを取り付け、このボルトで蓋体12を固定したボックス本体11をPC板やハーフPC板等の型枠に固定する。その後のコンクリート打設等の作業については、ここでは省略する。
【0025】
【発明の効果】この発明によれば、衝撃等を受けても破損しにくく、耐久性のみならず成形性も良好であり、しかも四角形や多角形のボックス本体および蓋体の取付構造にも難なく採用することが可能な電気配線ボックス用蓋の取付構造を提供することができるようになった。
【0026】またこの発明によれば、係合孔を採用したはめ込み式による施工性も良好であり、また上記はめ込みをしっくりさせることができるので、止水効果においても非常に良好な作用効果を発揮させることが可能な電気配線ボックス用蓋の取付構造を提供することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る電気配線ボックス用蓋の取付構造の1実施例を示し、(a)はボックス本体の平面図、(b)は蓋体の平面図である。
【図2】(a)はボックス本体の底面図、(b)は蓋体の底面図である。
【図3】ボックス本体および蓋体の両者を組み付ける前の側面図である。
【図4】その断面図である。
【図5】両者を組み付けた状態の断面図である。
【符号の説明】
11 ボックス本体
12 蓋体
13 係合壁
14 小突起
15 係合孔
16 目印
17 ノックアウト孔
18 ノックアウト孔
19 突条
20 ノックアウト式のボルト孔
21 取付用ねじ孔
22 取付ガイド

Claims (2)

  1. 四角形もしくは多角形のボックス本体を備えた電気配線ボックスと、上記ボックス本体の開口端部の外周上にはめ込む係合壁を周端から垂下させた蓋体とからなる電気配線ボックス用蓋の取付構造であって、ボックス本体の開口端部の外周側の少なくとも対向する一対の側壁上に小突起を形成し、この小突起と対応する蓋体の係合壁の適所に小突起をはめ込む係合孔を設けたことを特徴とする電気配線ボックス用蓋の取付構造。
  2. 四角形もしくは多角形のボックス本体の各係合壁にそれぞれ係合孔を形成するか、各係合壁に適宜形成した係合孔に対応して、蓋体上面位置に係合孔が当該位置にあることを示す目印を設けてなる請求項1に記載の電気配線ボックス用蓋の取付構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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