JP2004120606A - 映像再生装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】映像記録メディアに記憶された映像コンテンツの画質に応じて画像処理条件を変えて自動的に高画質化して再生する。
【解決手段】映像再生手段10が映像コンテンツを再生して、メディア識別手段31が映像記録メディアDの種類を識別する。メディア識別手段手段31の識別結果に応じて処理条件設定手段40がメディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行う画像処理条件の設定を行い、画像処理手段20が設定された画像処理条件により映像コンテンツの画像処理を行う。
【選択図】 図1
【解決手段】映像再生手段10が映像コンテンツを再生して、メディア識別手段31が映像記録メディアDの種類を識別する。メディア識別手段手段31の識別結果に応じて処理条件設定手段40がメディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行う画像処理条件の設定を行い、画像処理手段20が設定された画像処理条件により映像コンテンツの画像処理を行う。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば光ディスク等に記録された映像コンテンツを再生する映像再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、映画やアニメーション等の映像コンテンツがDVD等の映像記録メディアに記憶されてユーザに提供されている。また、家庭用に普及されているデジタルカメラにおいても、撮影した映像を録画する情報記録媒体としてCD−RW、DVD−R等の光ディスクが用いられており、家庭用のデジタルビデオカメラで撮影した映像コンテンツについても、大容量の光ディスクに録画することが可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、映画配給会社が映画やアニメーション等の映像コンテンツを映像記録メディアに記憶する場合、映像コンテンツは画質向上処理を施して記憶している。したがって、映像記録メディアを映像再生装置により再生するときには、映像コンテンツに対して画質向上処理を施さなくても、ユーザは高品質な映像を鑑賞することができる。
【0004】
一方、家庭用デジタルビデオカメラで撮影した映像コンテンツの場合には、撮影時に画質向上処理が施された状態で光ディスクに記憶するようにしている。しかし、撮影時における画質向上処理だけでは十分ではなく、映像コンテンツは高画質ではない状態で光ディスクに記憶される。したがって、この映像記録メディアを映像再生装置により再生した場合、ユーザは高画質な映像を観賞することができないという問題がある。
【0005】
また、家庭用デジタルビデオカメラにより撮影された映像コンテンツを高画質化するためには、ユーザがたとえばパーソナルコンピュータ等を用いて映像コンテンツに対して画質向上処理を行う必要があり、手間がかかってしまうという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、適切な画質向上処理を施していない映像コンテンツを再生時に自動的に高画質化することができる映像再生装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の映像再生装置は、映像記録メディアに記憶された映像コンテンツを再生する映像再生手段と、該映像再生手段により再生される前記映像記録メディアの種類を識別するメディア識別手段と、該メディア識別手段により識別された前記映像記録メディアの種類に応じて、前記映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段により設定された前記画像処理条件を用いて前記映像コンテンツの画像処理を行う画像処理手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】
なお、「映像コンテンツ」が、複数の映像フレームからなるシーンを複数有しているとき、「処理条件設定手段」は、映像コンテンツの各シーン毎に基準映像フレームを抽出して、基準画像フレームを用いて各シーン毎に画像処理条件を設定するものであってもよい。
【0009】
また、映像コンテンツに著作権情報が含まれているか否かを判断する著作権判断手段を有し、「条件設定手段」は、著作権判断手段により判断された著作権情報の有無に応じて画像処理条件を設定する機能を有するものであってもよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明の映像再生装置によれば、映像記録メディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、業務用に用いられる映像記録メディアと一般ユーザ用に用いられる映像記録メディアとの違いにより映像コンテンツの再生時の画像処理条件を自動的に切り替えることができるため、一般ユーザにより作製された映像コンテンツに強い画質向上処理を施すことができるようになり、映像の高品質化を図ることができる。
【0011】
また、映像記録メディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、映像コンテンツの画像を解析して画質向上処理が行われているか否かを判断する場合に比べて短時間に効率よく判断することができる。
【0012】
なお、映像コンテンツが複数の映像フレームからなるシーンを複数有するときに、処理条件設定手段が映像コンテンツの各シーン毎に抽出した基準映像フレームを用いて各シーン毎に画像処理条件を設定することにより、各シーンにあった画像処理条件を設定することができるため、より高画質な映像を提供することができる。
【0013】
また、映像コンテンツに著作権情報が含まれているか否かを判断する著作権判断手段を有し、条件設定手段が著作権判断手段により判断された著作権情報の有無に応じて前記画像処理条件を設定することにより、映像コンテンツからも一般ユーザにより製作されたものであるか否かを判断することができるため、画質の向上処理を必要とする一般ユーザのコンテンツについて画質を向上する画像処理条件の設定を的確に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の映像再生装置の好ましい実施の形態を示すブロック図であり、図1を参照して映像再生装置1について説明する。映像再生装置1は、たとえばDVD、DVD−R、CD−ROM等の映像記録メディアDに記憶された映像コンテンツを再生するものであって、映像再生手段10、画像処理手段20、判断手段30、処理条件設定手段40等を有する。
【0015】
映像再生手段10は、映像記録メディアDに記憶された映像コンテンツを再生する機能を有し、再生した映像コンテンツは画像処理手段20に送られる。画像処理手段20は、映像再生手段10により再生された映像コンテンツに画質向上処理等の画像処理を施して液晶ディスプレイやCRT等の表示部に出力するものである。判断手段30は、映像再生手段10により再生された映像コンテンツがすでに最適な画質向上処理を施されているか否かを判断するものであって、判断結果を処理条件設定手段40に送るようになっている。
【0016】
処理条件設定手段40は、判断手段30における判断結果に応じてホワイトバランスや明るさ等の画質向上処理を行うための画像処理条件を設定するものである。そして、処理条件設定手段40により設定された画像処理条件を用いて画像処理手段20により画質向上処理が行われる(以下「セットアップ」という)。
【0017】
また、処理条件設定手段40は、映像コンテンツが複数のフレームからなるシーンを複数有している場合、各シーン毎に基準映像フレーム(キーフレーム)を抽出して基準映像フレームを用いて画像処理条件を設定する機能を有する。この基準映像フレームの抽出は各シーン内の映像フレームに予めフラグの付された映像フレームを抽出することにより行われる。このように、各シーン毎に基準映像フレームに基づいて画像処理条件を設定することにより、各シーンにあった画像処理条件を設定することができる。
【0018】
ここで、判断手段30は、著作権情報の有無と映像記録メディアの規格の違いにより、映像コンテンツに適切な画質向上処理が施されているか否かを判断するものであって、メディア識別手段31と著作権判断手段32とを有している。
【0019】
メディア識別手段31は、映像記録メディアDの種類を識別することにより、映画配給会社等のベンダーにより提供されたものであるか、一般ユーザにより製作されたものであるか否かを判断するものである。そして、一般ユーザが製作した映像記録メディアDであると判断した場合には、画質向上処理を行うための画像処理条件の設定を条件設定手段30に要求するようになっている。
【0020】
具体的には、映像記録メディアDがDVD−Rメディアの場合、使用分類として著作権保護を施すための業務用のオーサリング用(For Authoring)のDVD−Rメディアと、著作権保護を施さない一般用途のジェネラル用(For General)のDVD−Rメディアとがある。さらに、用途分類としてデータ用(For Data)のDVD−Rメディアとビデオ用(For Video)のDVD−Rメディアとがある。このうち、映画配給会社等が業務用に用いられるものはオーサリング用であり、一般ユーザが個人用に用いられるものはジェネラル用である。メディア識別手段31は、このような使用分類によるDVD−Rメディアの規格の違いを利用して、映像コンテンツの再生時に画質向上処理を施すか否かを判断するようになっている。
【0021】
たとえば、メディア識別手段31が映像記録メディアDがオーサリング用のDVD−Rメディアであると判断した場合には既に適切な画質向上処理が施されていると判断される。したがって、処理条件設定手段40による画像処理条件の設定が行われずに、画像処理手段20におけるセットアップが行われない。
【0022】
メディア識別手段31において映像記録メディアDがジェネラル用のうちビデオ用のDVD−Rメディアであると判断された場合、記憶された映像コンテンツには著作権保護されたデータが記録されている可能性が高いため、既に適切な画質向上処理が施されていると判断される。したがって、処理条件設定手段40による画像処理条件の設定が行われずに、画像処理手段20におけるセットアップが行われない。
【0023】
一方、メディア識別手段31においてジェネラル用のうちデータ用のDVD−Rメディアであると判断された場合、ユーザにより作製された一般データが記録されている可能性が高いため、画質向上処理が施されていないと判断される。よって、処理条件設定手段40による画像処理条件の設定が行われて、画像処理手段20におけるセットアップが行われる。
【0024】
同様に、映像記録メディアDがフジカラーCDである場合には記録された画像はセットアップが施されているため、メディア識別手段31がフジカラーCDであると判断した場合には画質向上処理が施されている画像であると判断してセットアップが行われない。
【0025】
次に、著作権判断手段32について説明する。著作権判断手段32は、たとえば電子透かし技術により映像コンテンツに挿入された著作権保護情報や、光ディスクのTOC(Table Of Contents)の領域に記憶されている著作権情報が含まれているか否かを判断する機能を有する。そして、著作権判断手段32は、この電子透かし等の著作権情報があると判断したときには既に適切な画質向上処理が施されている映像コンテンツであると判断する。一方、著作権情報がないと判断した場合には適切な画質向上処理が施されていない映像コンテンツであると判断する。
【0026】
すなわち、著作権情報が付された映像コンテンツの場合、映像配給会社等により提供された映像コンテンツである場合が多く、この映像コンテンツは光ディスクに格納する段階において既に画質向上処理が施されている。したがって、再生時に改めて画質向上処理を行う必要がなく、行ったとしてもディスプレイの種類にあわせるような軽い画質向上処理を施せばよい。
【0027】
一方、著作権情報のない映像コンテンツの場合、一般ユーザがデジタルカメラ等を用いて作製した映像コンテンツを光ディスク等に格納したものであると考えられる。すると、映像コンテンツを光ディスクに格納する際にたとえばパーソナルコンピュータ等を用いて画像処理を行った後に行うことは稀である。したがって、著作権情報のない映像コンテンツは映像配給会社等から提供される映像コンテンツに比べて画質が悪い傾向がある。そこで、著作権情報のない映像コンテンツについては、再生時に映像配給会社から提供される場合よりも強い画質向上処理を行うことにより、高画質なものをユーザに提供することができる。
【0028】
ここで、著作権判断手段32は、メディア識別手段31において映像記録メディアDの種類だけでは再生時の画質向上処理を行うか否かの判断ができないときに機能するようになっている。たとえば、映像記録メディアDがプレス加工により製作されたDVDメディアの場合にはDVDメディアの種類だけでは映画配給会社等から配布されたものであるか一般ユーザにより作製されたものであるかが判断できない。そこで、プレス加工により作製されたDVDメディアの場合、著作権判断手段32が映画等の映像コンテンツには著作権保護情報が施されているか否かを判断する。そして、著作権情報が含まれていると判断すると、映像コンテンツに既に画質向上処理が施されていると判断して、再生時の画質向上処理は不要であると判断する。一方、著作権保護情報がないと判断した場合には再生時の画質向上処理を行うと判断されてセットアップが行われる。
【0029】
同様に、映像記録メディアDがCDメディアの場合も、映像記録メディアDの種類だけでは判断できないため、著作権判断手段32において著作権情報があると判断された場合には画像処理手段20においてセットアップが行われず、著作権情報がない場合にはセットアップが行われるようになる。
【0030】
図2は本発明の映像再生装置の動作例を示すフローチャート図であり、図1と図2を参照して映像再生装置の動作例について説明する。まず、映像記録メディアに記憶された映像コンテンツが映像再生手段10により再生される(ステップST1)。すると、判断手段30において、送られた映像コンテンツに著作権情報が含まれているか否か、もしくは映像記録メディアDの規格を識別することにより、再生時に画質向上処理を施す必要があるか否かが判断される(ステップST2)。
【0031】
そして、判断手段30において、映像コンテンツの再生時に画質向上処理を施す必要がないと判断された場合、処理条件設定手段40において画像処理条件の設定は行われずに、映像記録メディアDに記憶された映像コンテンツをそのまま再生する。このように、すでに画質向上処理を施した映像コンテンツには強い画質向上処理を行わないことにより、映像コンテンツの提供者の意図した画質を忠実に再現することができる。
【0032】
一方、判断手段30において、映像コンテンツの再生時に画質向上処理を施す必要があると判断された場合、処理条件設定手段40において再生するシーンの基準映像フレームが抽出される(ステップST4)。その後、処理条件設定手段40において基準映像フレームを基準にホワイトバランスや明るさ等の画像処理条件が設定されて画像処理手段20に送られる(ステップST5)。すると、画像処理手段20において、設定された画像処理条件により映像コンテンツが画像処理される(ステップST6)。各シーンを再生する毎に画像処理条件が設定されて、映像コンテンツの再生時に画質向上処理が施されることになる(ステップST4〜ステップST7)。
【0033】
上記実施の形態によれば、映像記録メディアDの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、業務用に用いられる映像記録メディアDと一般ユーザ用に用いられる映像記録メディアDとの違いにより映像コンテンツの画像処理条件を切り替えることができるため、一般ユーザにより作製された映像コンテンツに強い画質向上処理を施すことができるようになり、映像の高品質化を図ることができる。
【0034】
また、映像記録メディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、映像コンテンツの画像を解析して画質向上処理が行われているか否かを判断する場合に比べて短時間に効率よく判断することができる。
【0035】
また、映像コンテンツが複数の映像フレームからなる複数のシーンを有するときに、処理条件設定手段40が映像コンテンツの各シーン毎に抽出した基準映像フレームを用いて各シーン毎に画像処理条件を設定することにより、各シーンに合った画像処理条件を設定することができるため、より高画質な映像を提供することができる。
【0036】
本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。たとえば図1において、映像コンテンツが光ディスクに格納された場合について例示しているが、映像コンテンツがハードディスク装置等に記憶され、もしくはネットワークを用いてストリーム配信されるものについても上述した映像再生装置1を適用することができる。
【0037】
また、上記実施の形態において、映画配給会社等により製作された映像コンテンツであると判断した場合には、画像処理条件の設定を行わずに再生した映像コンテンツをそのまま出力するようにしているが、著作権情報を含むときには第1画像処理条件を設定し、著作権情報を含まないときには第1画像処理条件による画質向上処理よりも効果の強い第2画像処理条件を設定してもよい。このように、画質向上処理が施された映像コンテンツであっても第1画像処理条件を設定することにより、液晶ディスプレイやCRT等の表示部に合った画質向上処理を行うことができるため、高画質の映像をユーザに提供することができる。
【0038】
さらに、図1の映像再生装置1において、メディア識別手段31と著作権判断手段32とを有する場合について例示しているが、メディア識別手段31と著作権判断手段32とのいずれか一方のみを有するものであってもよい。著作権判断手段32を有する映像再生装置1は、映像記録メディアに記憶された映像コンテンツを再生する映像再生手段と、映像再生手段により再生される映像記録メディアの種類を識別するメディア識別手段と、該メディア識別手段により識別された映像記録メディアの種類に応じて、映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段により設定された画像処理条件を用いて映像コンテンツの画像処理を行う画像処理手段とを有する映像再生装置により実現される。この場合、たとえば、上述したDVD−Rメディアの場合にいずれの規格であっても著作権判断手段32において著作権情報があると判断した場合には、画質向上処理が施されていると判断してセットアップを行わないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像再生装置の好ましい実施の形態を示すブロック図
【図2】本発明の映像再生装置の好ましい実施の形態を示すブロック図
【符号の説明】
1 映像再生装置
10 映像再生手段
20 画像処理手段
31 著作権判断手段
32 メディア判断手段
40 処理条件設定手段
D 映像記録メディア
【発明の属する技術分野】
本発明は、たとえば光ディスク等に記録された映像コンテンツを再生する映像再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、映画やアニメーション等の映像コンテンツがDVD等の映像記録メディアに記憶されてユーザに提供されている。また、家庭用に普及されているデジタルカメラにおいても、撮影した映像を録画する情報記録媒体としてCD−RW、DVD−R等の光ディスクが用いられており、家庭用のデジタルビデオカメラで撮影した映像コンテンツについても、大容量の光ディスクに録画することが可能になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、映画配給会社が映画やアニメーション等の映像コンテンツを映像記録メディアに記憶する場合、映像コンテンツは画質向上処理を施して記憶している。したがって、映像記録メディアを映像再生装置により再生するときには、映像コンテンツに対して画質向上処理を施さなくても、ユーザは高品質な映像を鑑賞することができる。
【0004】
一方、家庭用デジタルビデオカメラで撮影した映像コンテンツの場合には、撮影時に画質向上処理が施された状態で光ディスクに記憶するようにしている。しかし、撮影時における画質向上処理だけでは十分ではなく、映像コンテンツは高画質ではない状態で光ディスクに記憶される。したがって、この映像記録メディアを映像再生装置により再生した場合、ユーザは高画質な映像を観賞することができないという問題がある。
【0005】
また、家庭用デジタルビデオカメラにより撮影された映像コンテンツを高画質化するためには、ユーザがたとえばパーソナルコンピュータ等を用いて映像コンテンツに対して画質向上処理を行う必要があり、手間がかかってしまうという問題がある。
【0006】
そこで、本発明は、適切な画質向上処理を施していない映像コンテンツを再生時に自動的に高画質化することができる映像再生装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の映像再生装置は、映像記録メディアに記憶された映像コンテンツを再生する映像再生手段と、該映像再生手段により再生される前記映像記録メディアの種類を識別するメディア識別手段と、該メディア識別手段により識別された前記映像記録メディアの種類に応じて、前記映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段により設定された前記画像処理条件を用いて前記映像コンテンツの画像処理を行う画像処理手段とを有することを特徴とするものである。
【0008】
なお、「映像コンテンツ」が、複数の映像フレームからなるシーンを複数有しているとき、「処理条件設定手段」は、映像コンテンツの各シーン毎に基準映像フレームを抽出して、基準画像フレームを用いて各シーン毎に画像処理条件を設定するものであってもよい。
【0009】
また、映像コンテンツに著作権情報が含まれているか否かを判断する著作権判断手段を有し、「条件設定手段」は、著作権判断手段により判断された著作権情報の有無に応じて画像処理条件を設定する機能を有するものであってもよい。
【0010】
【発明の効果】
本発明の映像再生装置によれば、映像記録メディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、業務用に用いられる映像記録メディアと一般ユーザ用に用いられる映像記録メディアとの違いにより映像コンテンツの再生時の画像処理条件を自動的に切り替えることができるため、一般ユーザにより作製された映像コンテンツに強い画質向上処理を施すことができるようになり、映像の高品質化を図ることができる。
【0011】
また、映像記録メディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、映像コンテンツの画像を解析して画質向上処理が行われているか否かを判断する場合に比べて短時間に効率よく判断することができる。
【0012】
なお、映像コンテンツが複数の映像フレームからなるシーンを複数有するときに、処理条件設定手段が映像コンテンツの各シーン毎に抽出した基準映像フレームを用いて各シーン毎に画像処理条件を設定することにより、各シーンにあった画像処理条件を設定することができるため、より高画質な映像を提供することができる。
【0013】
また、映像コンテンツに著作権情報が含まれているか否かを判断する著作権判断手段を有し、条件設定手段が著作権判断手段により判断された著作権情報の有無に応じて前記画像処理条件を設定することにより、映像コンテンツからも一般ユーザにより製作されたものであるか否かを判断することができるため、画質の向上処理を必要とする一般ユーザのコンテンツについて画質を向上する画像処理条件の設定を的確に行うことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の映像再生装置の好ましい実施の形態を示すブロック図であり、図1を参照して映像再生装置1について説明する。映像再生装置1は、たとえばDVD、DVD−R、CD−ROM等の映像記録メディアDに記憶された映像コンテンツを再生するものであって、映像再生手段10、画像処理手段20、判断手段30、処理条件設定手段40等を有する。
【0015】
映像再生手段10は、映像記録メディアDに記憶された映像コンテンツを再生する機能を有し、再生した映像コンテンツは画像処理手段20に送られる。画像処理手段20は、映像再生手段10により再生された映像コンテンツに画質向上処理等の画像処理を施して液晶ディスプレイやCRT等の表示部に出力するものである。判断手段30は、映像再生手段10により再生された映像コンテンツがすでに最適な画質向上処理を施されているか否かを判断するものであって、判断結果を処理条件設定手段40に送るようになっている。
【0016】
処理条件設定手段40は、判断手段30における判断結果に応じてホワイトバランスや明るさ等の画質向上処理を行うための画像処理条件を設定するものである。そして、処理条件設定手段40により設定された画像処理条件を用いて画像処理手段20により画質向上処理が行われる(以下「セットアップ」という)。
【0017】
また、処理条件設定手段40は、映像コンテンツが複数のフレームからなるシーンを複数有している場合、各シーン毎に基準映像フレーム(キーフレーム)を抽出して基準映像フレームを用いて画像処理条件を設定する機能を有する。この基準映像フレームの抽出は各シーン内の映像フレームに予めフラグの付された映像フレームを抽出することにより行われる。このように、各シーン毎に基準映像フレームに基づいて画像処理条件を設定することにより、各シーンにあった画像処理条件を設定することができる。
【0018】
ここで、判断手段30は、著作権情報の有無と映像記録メディアの規格の違いにより、映像コンテンツに適切な画質向上処理が施されているか否かを判断するものであって、メディア識別手段31と著作権判断手段32とを有している。
【0019】
メディア識別手段31は、映像記録メディアDの種類を識別することにより、映画配給会社等のベンダーにより提供されたものであるか、一般ユーザにより製作されたものであるか否かを判断するものである。そして、一般ユーザが製作した映像記録メディアDであると判断した場合には、画質向上処理を行うための画像処理条件の設定を条件設定手段30に要求するようになっている。
【0020】
具体的には、映像記録メディアDがDVD−Rメディアの場合、使用分類として著作権保護を施すための業務用のオーサリング用(For Authoring)のDVD−Rメディアと、著作権保護を施さない一般用途のジェネラル用(For General)のDVD−Rメディアとがある。さらに、用途分類としてデータ用(For Data)のDVD−Rメディアとビデオ用(For Video)のDVD−Rメディアとがある。このうち、映画配給会社等が業務用に用いられるものはオーサリング用であり、一般ユーザが個人用に用いられるものはジェネラル用である。メディア識別手段31は、このような使用分類によるDVD−Rメディアの規格の違いを利用して、映像コンテンツの再生時に画質向上処理を施すか否かを判断するようになっている。
【0021】
たとえば、メディア識別手段31が映像記録メディアDがオーサリング用のDVD−Rメディアであると判断した場合には既に適切な画質向上処理が施されていると判断される。したがって、処理条件設定手段40による画像処理条件の設定が行われずに、画像処理手段20におけるセットアップが行われない。
【0022】
メディア識別手段31において映像記録メディアDがジェネラル用のうちビデオ用のDVD−Rメディアであると判断された場合、記憶された映像コンテンツには著作権保護されたデータが記録されている可能性が高いため、既に適切な画質向上処理が施されていると判断される。したがって、処理条件設定手段40による画像処理条件の設定が行われずに、画像処理手段20におけるセットアップが行われない。
【0023】
一方、メディア識別手段31においてジェネラル用のうちデータ用のDVD−Rメディアであると判断された場合、ユーザにより作製された一般データが記録されている可能性が高いため、画質向上処理が施されていないと判断される。よって、処理条件設定手段40による画像処理条件の設定が行われて、画像処理手段20におけるセットアップが行われる。
【0024】
同様に、映像記録メディアDがフジカラーCDである場合には記録された画像はセットアップが施されているため、メディア識別手段31がフジカラーCDであると判断した場合には画質向上処理が施されている画像であると判断してセットアップが行われない。
【0025】
次に、著作権判断手段32について説明する。著作権判断手段32は、たとえば電子透かし技術により映像コンテンツに挿入された著作権保護情報や、光ディスクのTOC(Table Of Contents)の領域に記憶されている著作権情報が含まれているか否かを判断する機能を有する。そして、著作権判断手段32は、この電子透かし等の著作権情報があると判断したときには既に適切な画質向上処理が施されている映像コンテンツであると判断する。一方、著作権情報がないと判断した場合には適切な画質向上処理が施されていない映像コンテンツであると判断する。
【0026】
すなわち、著作権情報が付された映像コンテンツの場合、映像配給会社等により提供された映像コンテンツである場合が多く、この映像コンテンツは光ディスクに格納する段階において既に画質向上処理が施されている。したがって、再生時に改めて画質向上処理を行う必要がなく、行ったとしてもディスプレイの種類にあわせるような軽い画質向上処理を施せばよい。
【0027】
一方、著作権情報のない映像コンテンツの場合、一般ユーザがデジタルカメラ等を用いて作製した映像コンテンツを光ディスク等に格納したものであると考えられる。すると、映像コンテンツを光ディスクに格納する際にたとえばパーソナルコンピュータ等を用いて画像処理を行った後に行うことは稀である。したがって、著作権情報のない映像コンテンツは映像配給会社等から提供される映像コンテンツに比べて画質が悪い傾向がある。そこで、著作権情報のない映像コンテンツについては、再生時に映像配給会社から提供される場合よりも強い画質向上処理を行うことにより、高画質なものをユーザに提供することができる。
【0028】
ここで、著作権判断手段32は、メディア識別手段31において映像記録メディアDの種類だけでは再生時の画質向上処理を行うか否かの判断ができないときに機能するようになっている。たとえば、映像記録メディアDがプレス加工により製作されたDVDメディアの場合にはDVDメディアの種類だけでは映画配給会社等から配布されたものであるか一般ユーザにより作製されたものであるかが判断できない。そこで、プレス加工により作製されたDVDメディアの場合、著作権判断手段32が映画等の映像コンテンツには著作権保護情報が施されているか否かを判断する。そして、著作権情報が含まれていると判断すると、映像コンテンツに既に画質向上処理が施されていると判断して、再生時の画質向上処理は不要であると判断する。一方、著作権保護情報がないと判断した場合には再生時の画質向上処理を行うと判断されてセットアップが行われる。
【0029】
同様に、映像記録メディアDがCDメディアの場合も、映像記録メディアDの種類だけでは判断できないため、著作権判断手段32において著作権情報があると判断された場合には画像処理手段20においてセットアップが行われず、著作権情報がない場合にはセットアップが行われるようになる。
【0030】
図2は本発明の映像再生装置の動作例を示すフローチャート図であり、図1と図2を参照して映像再生装置の動作例について説明する。まず、映像記録メディアに記憶された映像コンテンツが映像再生手段10により再生される(ステップST1)。すると、判断手段30において、送られた映像コンテンツに著作権情報が含まれているか否か、もしくは映像記録メディアDの規格を識別することにより、再生時に画質向上処理を施す必要があるか否かが判断される(ステップST2)。
【0031】
そして、判断手段30において、映像コンテンツの再生時に画質向上処理を施す必要がないと判断された場合、処理条件設定手段40において画像処理条件の設定は行われずに、映像記録メディアDに記憶された映像コンテンツをそのまま再生する。このように、すでに画質向上処理を施した映像コンテンツには強い画質向上処理を行わないことにより、映像コンテンツの提供者の意図した画質を忠実に再現することができる。
【0032】
一方、判断手段30において、映像コンテンツの再生時に画質向上処理を施す必要があると判断された場合、処理条件設定手段40において再生するシーンの基準映像フレームが抽出される(ステップST4)。その後、処理条件設定手段40において基準映像フレームを基準にホワイトバランスや明るさ等の画像処理条件が設定されて画像処理手段20に送られる(ステップST5)。すると、画像処理手段20において、設定された画像処理条件により映像コンテンツが画像処理される(ステップST6)。各シーンを再生する毎に画像処理条件が設定されて、映像コンテンツの再生時に画質向上処理が施されることになる(ステップST4〜ステップST7)。
【0033】
上記実施の形態によれば、映像記録メディアDの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、業務用に用いられる映像記録メディアDと一般ユーザ用に用いられる映像記録メディアDとの違いにより映像コンテンツの画像処理条件を切り替えることができるため、一般ユーザにより作製された映像コンテンツに強い画質向上処理を施すことができるようになり、映像の高品質化を図ることができる。
【0034】
また、映像記録メディアの種類に応じて映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定することにより、映像コンテンツの画像を解析して画質向上処理が行われているか否かを判断する場合に比べて短時間に効率よく判断することができる。
【0035】
また、映像コンテンツが複数の映像フレームからなる複数のシーンを有するときに、処理条件設定手段40が映像コンテンツの各シーン毎に抽出した基準映像フレームを用いて各シーン毎に画像処理条件を設定することにより、各シーンに合った画像処理条件を設定することができるため、より高画質な映像を提供することができる。
【0036】
本発明の実施の形態は上記実施の形態に限定されない。たとえば図1において、映像コンテンツが光ディスクに格納された場合について例示しているが、映像コンテンツがハードディスク装置等に記憶され、もしくはネットワークを用いてストリーム配信されるものについても上述した映像再生装置1を適用することができる。
【0037】
また、上記実施の形態において、映画配給会社等により製作された映像コンテンツであると判断した場合には、画像処理条件の設定を行わずに再生した映像コンテンツをそのまま出力するようにしているが、著作権情報を含むときには第1画像処理条件を設定し、著作権情報を含まないときには第1画像処理条件による画質向上処理よりも効果の強い第2画像処理条件を設定してもよい。このように、画質向上処理が施された映像コンテンツであっても第1画像処理条件を設定することにより、液晶ディスプレイやCRT等の表示部に合った画質向上処理を行うことができるため、高画質の映像をユーザに提供することができる。
【0038】
さらに、図1の映像再生装置1において、メディア識別手段31と著作権判断手段32とを有する場合について例示しているが、メディア識別手段31と著作権判断手段32とのいずれか一方のみを有するものであってもよい。著作権判断手段32を有する映像再生装置1は、映像記録メディアに記憶された映像コンテンツを再生する映像再生手段と、映像再生手段により再生される映像記録メディアの種類を識別するメディア識別手段と、該メディア識別手段により識別された映像記録メディアの種類に応じて、映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定する条件設定手段と、該条件設定手段により設定された画像処理条件を用いて映像コンテンツの画像処理を行う画像処理手段とを有する映像再生装置により実現される。この場合、たとえば、上述したDVD−Rメディアの場合にいずれの規格であっても著作権判断手段32において著作権情報があると判断した場合には、画質向上処理が施されていると判断してセットアップを行わないようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の映像再生装置の好ましい実施の形態を示すブロック図
【図2】本発明の映像再生装置の好ましい実施の形態を示すブロック図
【符号の説明】
1 映像再生装置
10 映像再生手段
20 画像処理手段
31 著作権判断手段
32 メディア判断手段
40 処理条件設定手段
D 映像記録メディア
Claims (3)
- 映像記録メディアに記憶された映像コンテンツを再生する映像再生手段と、
該映像再生手段により再生される前記映像記録メディアの種類を識別するメディア識別手段と、
該メディア識別手段により識別された前記映像記録メディアの種類に応じて、前記映像コンテンツの画質向上処理を行うための画像処理条件を設定する条件設定手段と、
該条件設定手段により設定された前記画像処理条件を用いて前記映像コンテンツの画像処理を行う画像処理手段と
を有することを特徴とする映像再生装置。 - 前記映像コンテンツが、複数の映像フレームからなるシーンを複数有しており、前記処理条件設定手段が、前記映像コンテンツの前記各シーン毎に抽出した基準映像フレームを用いて前記各シーン毎に前記画像処理条件を設定するものであることを特徴とする請求項1に記載の映像再生装置。
- 前記映像コンテンツに著作権情報が含まれているか否かを判断する著作権判断手段を有し、前記条件設定手段が、該著作権判断手段により判断された著作権情報の有無に応じて前記画像処理条件を設定する機能を有するものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の映像再生装置。
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---|---|---|---|---|
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2002
- 2002-09-27 JP JP2002283888A patent/JP2004120606A/ja active Pending
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