JP2004118760A - 複数の監視装置を接続する制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通信確立および通信解除に対する所用時間が多く必要となり、さらに監視時間が多くかかるという問題を解消する。
【解決手段】制御装置内の制御部と通信部を共有メモリを介して情報を伝達するような構成をとり、通信部に一本の通信回線に接続される監視装置台数分の記憶手段を設け、通信部のマイクロプロセッサがこれら複数の記憶手段をあらかじめ決められた周期で読み書きし、共有メモリに転送することで、複数の監視装置と制御装置間で一旦確立された通信を解除することなく、複数の監視装置と制御装置間の通信電文を順次処理する。
【選択図】 図1
【解決手段】制御装置内の制御部と通信部を共有メモリを介して情報を伝達するような構成をとり、通信部に一本の通信回線に接続される監視装置台数分の記憶手段を設け、通信部のマイクロプロセッサがこれら複数の記憶手段をあらかじめ決められた周期で読み書きし、共有メモリに転送することで、複数の監視装置と制御装置間で一旦確立された通信を解除することなく、複数の監視装置と制御装置間の通信電文を順次処理する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一本の通信回線に複数の監視装置を接続して内部の設定やプログラムを行う制御装置の通信手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一本の通信回線上に複数の監視装置を接続し、内部の設定やプログラムを行う制御装置では、ある一つの監視装置が設定やプログラムを行っている時に同時に他の監視装置が設定やプログラムを行おうとすると、先に設定やプログラムを行っている監視装置が通信回線を占有しているため、他の監視装置は先に制御装置と通信を行っている監視装置が通信を停止するのを待ってから、制御装置との通信を開始する必要があった(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−314875号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
複数の監視装置のある一つの監視装置が制御装置に対する通信が停止するのを待ってから、他の監視装置と制御装置の通信を開始する方法では、複数の監視装置の設定やプログラムを行う場合に作業効率の低下になる。また、LAN(Local area network)など通信を行うために、いくつかの通信階層の通信の確立を待って、設定やプログラムなどに必要な通信電文を転送する方式にあっては、通信確立および通信解除に対する所用時間が多く必要となり、さらに監視時間が多くかかるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、制御装置内の制御部と通信部を共有メモリを介して情報を伝達するような構成をとり、通信部に一本の通信回線に接続される監視装置台数分の記憶手段を設け、通信部のマイクロプロセッサがこれら複数の記憶手段をあらかじめ決められた周期で読み書きし、共有メモリに転送することで、複数の監視装置と制御装置間で一旦確立された通信を解除することなく、複数の監視装置と制御装置間の通信電文を順次処理していくことにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例である。
図2は、本発明の制御装置内の通信部の複数の監視装置に対する記憶手段の内部構成である。
図1において、監視装置1と監視装置2と監視装置3は通信回線を介して、制御装置内の通信部の通信回路に接続されている。いま、監視装置1から制御装置に対する設定やプログラム情報を通信回線に送るために監視装置1は通信を開始する。通信の確立とともに、制御装置内の通信部のマイクロプロセッサは記憶手段4に、図2に示すように通信元アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置1の通信アドレスを書き込む。また、通信先アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置1からの通信先アドレスを書き込む。
さらに、監視装置1からの設定やプログラムに関するデータを通信データとして書き込む。これらの情報を制御装置内の通信部のマイクロプロセッサは、あらかじめ決められた周期で共有メモリに順次転送していく。共有メモリの内部は、通信部と制御装置との間の情報転送のために、監視装置の台数にかかわらず、一つの領域が確保されており、制御装置は、その領域に対して読み書きする。
ここで、監視装置1と制御装置間の通信が完了しない前に、監視装置2と制御装置間の通信が開始された場合、監視装置2からの通信電文は通信回線を介して、制御装置内の通信部の通信回路に伝送され、通信部のマイクロプロセッサは記憶手段5に、図2に示すように通信元アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置2の通信アドレスを書き込む。また、通信先アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置2からの通信先アドレスを書き込む。
さらに、監視装置2からの設定やプログラムに関するデータを通信データとして書き込む。この間、監視装置1と制御装置間の通信は完了していないので、これらの情報の記憶手段5への書き込みは、あらかじめ決められた周期で、監視装置1の情報の記憶手段4への読み書きと順次に行われる。また、これらの監視装置2からの情報を制御装置内の通信部のマイクロプロセッサは、あらかじめ決められた周期で共有メモリに順次転送していく。共有メモリの内部は、通信部と制御装置との間の情報転送のために、監視装置の台数にかかわらず、一つの領域が確保されており、制御装置は、その領域に対して読み書きする。監視装置1からの通信データであるか、監視装置2からの通信データであるかは、通信部のマイクロプロセッサが管理しており、制御部はその区別を行わない。さらに、監視装置1と制御装置間の通信と監視装置2と制御装置間の通信が完了する前に、監視装置3と制御装置間の通信が開始された場合、あらかじめ決められた周期で、監視装置3からの通信電文は制御装置の通信部の記憶手段6に一旦格納され、共有メモリに転送され、制御部へ転送される。なお、記憶手段は物理的には一つのメモリでよく、物理的に独立したメモリを持つ必要はない。
【0007】
【発明の効果】
以上、述べたように本発明によれば、制御装置の通信部と制御部を共有メモリを介して情報伝達を行い、通信部にされる監視装置の台数分の記憶手段を持ち、これらをあらかじめ決められた周期で読み書きし、制御部との情報伝達のための共有メモリに転送することで、複数の監視装置の通信を停止することなく、同時に通信を行うことができるため、効率的な作業を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例
【図2】制御装置内の通信部の記憶手段内の情報
【符号の説明】
1、2、3 監視装置
4、5、6 記憶手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、一本の通信回線に複数の監視装置を接続して内部の設定やプログラムを行う制御装置の通信手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、一本の通信回線上に複数の監視装置を接続し、内部の設定やプログラムを行う制御装置では、ある一つの監視装置が設定やプログラムを行っている時に同時に他の監視装置が設定やプログラムを行おうとすると、先に設定やプログラムを行っている監視装置が通信回線を占有しているため、他の監視装置は先に制御装置と通信を行っている監視装置が通信を停止するのを待ってから、制御装置との通信を開始する必要があった(例えば特許文献1)。
【0003】
【特許文献1】
特開平08−314875号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
複数の監視装置のある一つの監視装置が制御装置に対する通信が停止するのを待ってから、他の監視装置と制御装置の通信を開始する方法では、複数の監視装置の設定やプログラムを行う場合に作業効率の低下になる。また、LAN(Local area network)など通信を行うために、いくつかの通信階層の通信の確立を待って、設定やプログラムなどに必要な通信電文を転送する方式にあっては、通信確立および通信解除に対する所用時間が多く必要となり、さらに監視時間が多くかかるという問題がある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明では、制御装置内の制御部と通信部を共有メモリを介して情報を伝達するような構成をとり、通信部に一本の通信回線に接続される監視装置台数分の記憶手段を設け、通信部のマイクロプロセッサがこれら複数の記憶手段をあらかじめ決められた周期で読み書きし、共有メモリに転送することで、複数の監視装置と制御装置間で一旦確立された通信を解除することなく、複数の監視装置と制御装置間の通信電文を順次処理していくことにしている。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図を用いて説明する。
図1は、本発明の一実施例である。
図2は、本発明の制御装置内の通信部の複数の監視装置に対する記憶手段の内部構成である。
図1において、監視装置1と監視装置2と監視装置3は通信回線を介して、制御装置内の通信部の通信回路に接続されている。いま、監視装置1から制御装置に対する設定やプログラム情報を通信回線に送るために監視装置1は通信を開始する。通信の確立とともに、制御装置内の通信部のマイクロプロセッサは記憶手段4に、図2に示すように通信元アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置1の通信アドレスを書き込む。また、通信先アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置1からの通信先アドレスを書き込む。
さらに、監視装置1からの設定やプログラムに関するデータを通信データとして書き込む。これらの情報を制御装置内の通信部のマイクロプロセッサは、あらかじめ決められた周期で共有メモリに順次転送していく。共有メモリの内部は、通信部と制御装置との間の情報転送のために、監視装置の台数にかかわらず、一つの領域が確保されており、制御装置は、その領域に対して読み書きする。
ここで、監視装置1と制御装置間の通信が完了しない前に、監視装置2と制御装置間の通信が開始された場合、監視装置2からの通信電文は通信回線を介して、制御装置内の通信部の通信回路に伝送され、通信部のマイクロプロセッサは記憶手段5に、図2に示すように通信元アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置2の通信アドレスを書き込む。また、通信先アドレスとして、通信回線を介して受信した監視装置2からの通信先アドレスを書き込む。
さらに、監視装置2からの設定やプログラムに関するデータを通信データとして書き込む。この間、監視装置1と制御装置間の通信は完了していないので、これらの情報の記憶手段5への書き込みは、あらかじめ決められた周期で、監視装置1の情報の記憶手段4への読み書きと順次に行われる。また、これらの監視装置2からの情報を制御装置内の通信部のマイクロプロセッサは、あらかじめ決められた周期で共有メモリに順次転送していく。共有メモリの内部は、通信部と制御装置との間の情報転送のために、監視装置の台数にかかわらず、一つの領域が確保されており、制御装置は、その領域に対して読み書きする。監視装置1からの通信データであるか、監視装置2からの通信データであるかは、通信部のマイクロプロセッサが管理しており、制御部はその区別を行わない。さらに、監視装置1と制御装置間の通信と監視装置2と制御装置間の通信が完了する前に、監視装置3と制御装置間の通信が開始された場合、あらかじめ決められた周期で、監視装置3からの通信電文は制御装置の通信部の記憶手段6に一旦格納され、共有メモリに転送され、制御部へ転送される。なお、記憶手段は物理的には一つのメモリでよく、物理的に独立したメモリを持つ必要はない。
【0007】
【発明の効果】
以上、述べたように本発明によれば、制御装置の通信部と制御部を共有メモリを介して情報伝達を行い、通信部にされる監視装置の台数分の記憶手段を持ち、これらをあらかじめ決められた周期で読み書きし、制御部との情報伝達のための共有メモリに転送することで、複数の監視装置の通信を停止することなく、同時に通信を行うことができるため、効率的な作業を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例
【図2】制御装置内の通信部の記憶手段内の情報
【符号の説明】
1、2、3 監視装置
4、5、6 記憶手段
Claims (1)
- 制御部と通信部が共有メモリを介して情報を伝達する構成の制御装置であって、
一本の通信回線を通じて、前記制御装置内の通信部に監視装置を接続し、前記監視装置から前記制御装置内の制御部内部の設定やプログラムを行う構成を持ち、前記制御装置内の通信部に複数の監視装置からの通信電文を格納する複数の記憶手段を持ち、前記制御装置内の通信部のマイクロプロセッサは前記複数の記憶手段内部の通信電文をあらかじめ決められた周期で読み書きし、前記共有メモリに転送し、前記制御装置内の制御部は前記共有メモリを読み書きすることを特徴とする複数の監視装置を接続する制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002284699A JP2004118760A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 複数の監視装置を接続する制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002284699A JP2004118760A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 複数の監視装置を接続する制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004118760A true JP2004118760A (ja) | 2004-04-15 |
Family
ID=32278175
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002284699A Pending JP2004118760A (ja) | 2002-09-30 | 2002-09-30 | 複数の監視装置を接続する制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004118760A (ja) |
-
2002
- 2002-09-30 JP JP2002284699A patent/JP2004118760A/ja active Pending
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